JP5725715B2 - プローブカード用配線基板およびこれを用いたプローブカード - Google Patents

プローブカード用配線基板およびこれを用いたプローブカード Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウェハの電気特性を測定するための微細な配線を備えたプローブカード用配線基板およびこれを用いたプローブカードに関するものである。
Siウェハ等の半導体ウェハに多数個同時に形成される大規模集積回路を有する半導体素子には、異物の付着などに起因する電気不良等によって、ほぼ一定の割合で電気的接続および電気特性の不良品が含まれている。
上記半導体素子の不良品を検出するものとして、半導体ウェハの状態のまま同時に多数の半導体素子の電気特性を一括して検査することができるプローブカードが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
このプローブカードは、アルミナ質焼結体からなる絶縁基体の主面および内部に微細な配線が形成されている配線基板と、この配線基板の表面に精度よく配置された複数のプローブピンと呼ばれる測定端子とを含んでおり、このプローブピンを多数の半導体素子の端子にあてて、電圧をかけたときの出力を測定して期待値と比較することで、多数の半導体素子の良否を一括して判定するものである。
近年、半導体素子に形成された集積回路の配線微細化に伴って、プローブカードの単位面積当たりのプローブピン数を多くすることが求められ、またプローブカード用配線基板に形成される配線もより微細化することが求められている。
ところが、配線の微細化、すなわち線幅を狭くすることにより、配線抵抗が増大して電気信号の遅延が生じ、集積回路の動作状態について正しく判断できず、検査ミスにつながるという問題があった。
そこで、配線としてCu、Ag、Auなどの低抵抗金属を用いることが考えられるが、これらの低抵抗金属は融点が低いため、低抵抗金属のみではアルミナ質焼結体との同時焼成ができない。
これに対し、本出願人は、アルミナ質焼結体からなる絶縁基体の内部にCu、Ag、Auなどの低抵抗金属とMo、Wなどの高融点金属との複合金属を主成分とする配線を形成したプローブカード用配線基板を提案した(例えば、特許文献2を参照)。
このプローブカード用配線基板は、具体的には、MnおよびSiを焼結助剤として含有させることにより、従来のアルミナ質焼結体からなる絶縁基体を有する配線基板よりも200℃以上低い1500℃以下の温度で焼成できるようにしたことから、上記低抵抗金属および高融点金属の複合金属を主成分として含む配線を同時焼成により形成することを可能にしたものである。
特開平11−160356号 特開2009−180518号
しかしながら、絶縁基体を特許文献2に記載のアルミナ質焼結体で形成したプローブカード用配線基板は、絶縁基体の熱膨張係数が、アルミナ質焼結体の熱膨張係数(6〜7×10−6/℃)に近いことから、検査対象であるSiウェハの熱膨張係数(3〜4×10−6/℃)との差が大きく、そのため、半導体素子の電気特性の測定前に行う熱負荷試験(バーンイン試験)時において、プローブカード用配線基板に設けられた測定端子(プローブピン)がSiウェハの表面に形成された測定パッドの位置からずれて電気特性の検査を行えないという問題がった。
従って、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板に設けられた測定端子とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれが小さく、電気特性の検査時に、好適に使用できるプローブカード用配線基板とこれを用いたプローブカードを提供することを目的とする。
本発明のプローブカード用配線基板は、絶縁基体と、該絶縁基体の内部に設けられた銅とタングステンとの複合導体からなる内部配線層とを備えており、前記絶縁基体が、ムライトを主成分とし、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種と、Ti成分とを含み、緑色系の色彩を呈するセラミック焼結体であることを特徴とする。
また、上記プローブカード用配線基板において、前記絶縁基体は、X線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、前記絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下であることが望ましい。
さらに、上記プローブカード用配線基板において、前記絶縁基体は、X線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、60〜95質量%のムライトと、5〜40質量%のスピネル、5〜30質量%のジルコニアおよび5〜30質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、前記絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.5μm以下であるとともに、気孔率が4%以下であることが望ましい。
本発明のプローブカードは、上記のプローブカード用配線基板の一方の表面に表面配線層が設けられており、該表面配線層に半導体素子の電気特性を測定するための測定端子が接続されてなることを特徴とする。
本発明によれば、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板に設けられた測定端子とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれが小さく、電気特性の検査に好適に使用できるプローブカード用配線基板とこれを用いたプローブカードを得ることができる。
本発明のプローブカード用配線基板の一実施形態の概略断面図である。 本発明のプローブカードの一実施形態を用いた半導体素子の評価装置の説明図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のプローブカード用配線基板の一実施形態の概略断面図であり、図2は本発明のプローブカードの一実施形態を用いた半導体素子の評価装置の説明図である。
図1に示すプローブカード用配線基板1は、セラミック焼結体からなる絶縁基体11と、絶縁基体11の内部に形成された低抵抗金属および高融点金属を主成分として含む複合導体からなる内部配線層12と、絶縁基体11の表面に形成された表面配線層13と、絶縁基体11の内部における内部配線層12同士または内部配線層12と表面配線層13とを電気的に接続するビアホール導体14とを有している。
絶縁基体11は複数のセラミック絶縁層11a、11b、11c、11dからなるもので、それぞれのセラミック絶縁層11a、11b、11c、11dは、ムライトを主成分とし、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種とを有するセラミック焼結体により形成されている。以下、ムライトを主成分とし、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種とを有するセラミック焼結体のことをムライト質焼結体と記す。
セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dであるセラミック焼結体がムライト質焼結体であると、セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dの熱膨張係数(室温〜300℃)を2.9〜5.1×10−6/℃の範囲にできる。これにより、本実施形態のプローブカード用配線基板1は、プローブカードとしたときの熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板1に設けられた測定端子とSiウェハ(熱膨張係数:3×10−6/℃)の表面に形成された測定パッドとの位置ずれが無く、電気特性の検査に好適に使用できるものとなる。
セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dを構成するムライト質焼結体の主成分であるムライトは、粒子状または柱状の結晶として存在している。ムライト結晶の平均粒径は特に限定されるものではないが、結晶粒径が大きくなるに従い熱伝導性が向上し、結晶粒径が小さくなるに従い強度が向上することから、高熱伝導性および高強度の両立という点から、ムライト結晶の平均粒径は1.0〜5.0μm、特に1.7〜2.5μmであることが望ましい。
なお、ムライト結晶の平均粒径は配線基板から切り出したムライト質焼結体の部分を研磨し、研磨した試料について走査型電子顕微鏡を用いて内部組織の写真を撮り、その写真上に約50個入る円を描き、円内および円周にかかった結晶粒子を選択し、次いで、各結晶粒子の輪郭を画像処理して、各結晶粒子の面積を求め、同じ面積をもつ円に置き換えたときの直径を算出し、その平均値より求める。
また、本実施形態のプローブカード用配線基板1において、セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dであるセラミック焼結体が、絶縁基体11のX線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、絶縁基体11の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下であることが望ましい。絶縁基体11が上記組成を有し、絶縁基体11の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下であると、絶縁基体11の表面に粗大な気孔が無く緻密であることから、セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dの表面配線層13にピンホールなどの欠陥を形成することなく、良好な膜を形成することが可能になる。また、この絶縁基体11は、耐薬品性試験での重量変化率を小さくすることができる。ここで、セラミック焼結体がアルミナを含有していないというのは、X線回折を行ったときに、X線回折図上において、アルミナのメインピークの回折強度がX線回折パターンのノイズレベ
ル以下であるものをいう。
また、本実施形態のプローブカード用配線基板1において、絶縁基体11のX線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、60〜95質量%のムライトと、5〜40質量%のスピネル、5〜30質量%のジルコニアおよび5〜30質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.5μm以下であるとともに、気孔率が4%以下にすると、直径が20〜55μmのサイズの小さい表面配線層に対しても熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板1に設けられた測定端子とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれが無く、電気特性の検査に好適に使用できるものとなる。
本実施形態におけるムライト質焼結体は、焼結助剤として、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種と、必要に応じてSiOおよびMnOを含んで形成されており、アルミナを含有しないことから、ムライトを主結晶相とするセラミック焼結体の粒界がスピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種の緻密な粒界を形成している。このためムライト質焼結体の耐薬品性を高めることが可能になる。
例えば、粒界にアルミナを主成分とするガラスが存在するようなムライト質焼結体を、セラミックス製品の耐薬品性試験の際に使われる、水酸化カリウムを40質量%溶解させた水溶液に5時間浸漬したときには、ガラス成分の溶出が起こるのに対して、粒界にスピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種が析出したムライト質焼結体では、水酸化カリウム水溶液に対して殆ど溶出しない。
そこで、ムライトの粒子間の粒界にアルミナを含まず、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種を有することが耐薬品性の向上のために重要となり、X線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有するものとし、かつこのムライト質焼結体により形成される絶縁基体11を、その絶縁基体11の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下であるものとすることで、プローブカード用配線基板1として十分な耐薬品性を得ることができるのである。
また、本実施形態におけるムライト質焼結体は、X線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有するものにするには、ムライトと、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種との混合物に、さらにSiOとMnOとを含ませて、後述する所定の焼成条件下で焼成することが必要となる。また、ムライト質焼結体には、後述する薄膜法により絶縁基体11の表面に形成される表面配線層の色とのコントラストを高めるためにTi成分を含有させてもよい。これによりムライト質焼結体の色彩を緑色系にできる。ムライト質焼結体の色彩が緑色系であると、測定端子となるSi製のプローブピンを形成する際の位置決めが容易にできるようになり、プローブカードの製造工程の効率を高めることができる利点がある。
本実施形態のプローブカード用配線基板1を構成する内部配線層12は、銅とタングステンとの複合導体からなるものを用いることが良く、銅(Cu)が40〜60体積%、タングステン(W)が40〜60体積%となる組成を有する複合導体で構成されていることが好ましい。
ムライト質焼結体と同時焼成可能な内部配線層12の形成材料として、高融点金属であ
るタングステン(W)が挙げられるが、タングステン(W)からなる内部配線層12は電気抵抗値が高い。一方、銅(Cu)などの低抵抗金属はムライト質焼結体の焼成温度よりもかなり融点が低いため、低抵抗金属である銅のみをムライト質焼結体と同時焼成することはできない。そこで、内部配線層12を銅とタングステンとの複合導体とすることで、銅単体に比べると電気抵抗値は多少あがってしまうものの、後述する1380℃〜1420℃の焼成温度でムライト質焼結体との同時焼成が可能となる。
ただし、同時焼成可能といえども、銅の融点を超える温度での焼成となるため、銅の溶融を抑制して内部配線層12の形状を保つことが必要となる。そのため、内部配線層12の低抵抗化と保形性とを共に達成するうえで、銅が40〜60体積%、タングステンが40〜60体積%の割合にすることが好ましい。
ここで、内部配線層12の銅およびタングステンの組成は、プローブカード用配線基板1から内部配線層12が形成された部位を切り出し、これを酸に溶解させた溶液をICP(Inductively Coupled plasma)分析を用いて導体材料である銅およびタングステンの含有量を質量で求める。次に、質量として求めた銅およびタングステンの量をそれぞれの密度で除して各々の体積を求め、次いで、銅およびタングステンの合計の体積を100%としたときの銅およびタングステンの割合を求める。
なお、表面配線層13は、内部配線層12と同様の組成であっても異なっても良く、高融点金属であるタングステンのみで形成されていても良い。
また、ビアホール導体14は、表面配線層13と同様の組成からなることが焼成時にビアホール導体14からの導体成分の脱落を防止する上で望ましい。
上述した本実施形態のプローブカード用配線基板1は、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板1に設けられた測定端子(プローブピン)とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれを抑制でき、電気特性の検査に好適に使用できる。また、ムライト質焼結体を特定の組成としたときには、耐薬品性の優れたものになる。
また、図1に示す絶縁基体11の主面には、焼成直後においては、元々、表面配線層13の代わりにビアホール導体14に接続されたランドパターン(図示せず)が形成されている。このランドパターンは焼成後にこのプローブカード用配線基板1の内部配線層12およびビアホール導体14の電気的接続のショートまたはオープンの検査を行うために設けられたものである。そして、プローブカード用配線基板1の内部配線層12およびビアホール導体14の電気的接続のショートまたはオープンの検査を行った後、ランドパターンは研磨により取り除かれ、ビアホール導体14を露出させたうえで、スパッタ法または蒸着法などの薄膜法により表面配線層13が形成され、さらに、この表面配線層13の表面上に測定端子(プローブピン)21が形成され、図2に示すプローブカード2が作製される。
図2は、本発明のプローブカードの一実施形態を用いた半導体素子の評価装置の説明図である。上記したプローブカード用配線基板1は、例えば、図2に示すようなプローブカード2として用いることができる。
図2に示すプローブカード2は、プローブカード用配線基板1の一方の主面に、内部配線層12と接続される薄膜表面配線(図示せず)が形成され、この薄膜表面配線に半導体素子の電気特性を測定するための測定端子(プローブピン)21が接続されたものである。
また、プローブカード用配線基板1の他方の主面に接続端子(図示せず)が形成され、この接続端子が半田3を介して外部回路基板4に接合され、さらに、外部回路基板4は、テスタ5に接続されている。そして、ステージ6の上に載置された半導体ウェハ7の上面にプローブカード2の測定端子21を接触させて半導体素子の電気特性を測定することができる。
なお、プローブカード2および外部回路基板4は、昇降装置8によって上下に駆動させることができ、プローブカード2の測定端子21をSiウェハ7の上面に接触させたり離したりするようになっている。
このプローブカード2の配線基板として、本実施形態のプローブカード用配線基板1を適用すると、まず、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板1に設けられた測定端子21とSiウェハ7の表面に形成された測定パッドとの位置ずれが無く、電気特性の検査に好適に使用できるものとなる。
また、プローブカード用配線基板1を構成する絶縁基体11を、ムライトを主成分とし、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種とを有するセラミック焼結体により構成すると、セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dの熱膨張係数(室温〜300℃)を2.9〜5.1×10−6/℃の範囲にでき、これにより、本実施形態のプローブカード用配線基板1を備えるプローブカード2を用いると、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板1に設けられた測定端子21とSiウェハ7の表面に形成された測定パッドとの位置ずれが無く、電気特性の検査に好適に使用できるプローブカード2を得ることができる。
また、プローブカード用配線基板1を構成する絶縁基体11を、絶縁基体11のX線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下であるものとすると、セラミック絶縁層11a、11b、11c、11dの表面配線層13の表面に形成する薄膜表面配線を形成した場合にピンホールなどの欠陥を形成することなく、良好な膜を形成することが可能になる。また、この絶縁基体11は、耐薬品性試験での重量変化率を小さくすることができる。
次に、上記のプローブカード用配線基板1の製造方法について説明する。
まず、絶縁基体11を形成するために、ムライト(3Al・2SiO)粉末として、純度が99%以上、平均粒径が0.5〜2.5μmのものを用いる。ムライト粉末の平均粒径を0.5μm以上とすることでシート成形性を良好なものとし、2.5μm以下とすることで1420℃以下の温度での焼成によっても緻密化を促進させることが可能となる。
スピネル、ジルコニア、フォルステライトの原料粉末についても同様の理由で、純度99%以上、平均粒径が0.5〜2.5μm、特に1.0〜2.0μmの粉末を用いる。
焼結助剤として、純度99%以上、平均粒径が0.7〜1.7μmのMnO粉末、純度99%以上、平均粒径が1〜3μmのSiO粉末を用いる。
この実施形態におけるムライト質焼結体を作製するには、スピネル粉末を2〜40質量%、ジルコニア粉末を2〜30、フォルステライト粉末を1〜30質量%に、MnOを3
〜13質量%、SiOを10〜15質量%の割合で混合し、残りをムライト粉末とし、合計が100質量%になるように配合する。MnOが3質量%より少ないと、液相量が不足し、焼結不足となる。一方、13質量%を超えるとムライトの分解により多量の液相が生じることにより、溶融する。また、SiOが10質量%より少ないと、液相からのAl析出量が増加し、気孔率の増加、粗大な気孔が発生する。一方、15質量%を超えると、焼結体に含まれるガラス量が増加し、耐薬品性が低下する。
ここで、MnおよびSiは、上記の酸化物粉末以外に焼成によって酸化物を形成しうる炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩等として添加しても良い。この場合においても、スピネル粉末、ジルコニア粉末およびフォルステライト粉末に、MnOを3〜13質量%、SiOを10〜15質量%の割合で混合し、残りをムライト粉末とし、合計が100質量%になるように混合することが、焼結性および耐薬品性を向上させる点で望ましい。
さらに、ムライト原料粉末100質量%として、これにMg、Ca、Sr、BおよびCrの群から選ばれる1種以上の酸化物粉末(MgO粉末、CaO粉末、SrO粉末、B粉末、Cr粉末)または焼成によって酸化物を形成しうる炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩からなる粉末を合計で0.1〜4質量部、好ましくは0.2〜2.5質量部の割合で添加してもよい。これにより、配線を形成する複合金属との同時焼結性を高めることができる。
そして、この混合粉末に対して有機バインダ、溶媒を添加してスラリーを調整した後、これをプレス法、ドクターブレード法、圧延法、射出法などの成形方法によってセラミックグリーンシートを作製する。あるいは、混合粉末に有機バインダを添加し、プレス成形、圧延成形等の方法により所定の厚みのセラミックグリーンシートを作製する。なお、セラミックグリーンシートの厚みはたとえば50〜300μmとすることができるが、特に限定されない。
そして、適宜、このセラミックグリーンシートに対して、マイクロドリル、レーザー等により直径50〜250μmの貫通孔を形成する。
このようにして作製されたセラミックグリーンシートに対して、Cu、AuおよびAgの群から選ばれる少なくとも1種の低抵抗金属粉末と、WおよびMoのうちの少なくとも一方の高融点金属粉末とを前述した比率(低抵抗金属が40〜60体積%、高融点金属が40〜60体積%)となるように混合して導体ペーストを調製し、この導体ペーストを各セラミックグリーンシートの貫通孔内に充填し、またスクリーン印刷、グラビア印刷などの方法により配線パターン状に印刷塗布する。
なお、この導体ペースト中には、絶縁基体11との密着性を高めるために、上記の金属粉末以外にアルミナ粉末あるいは絶縁基体11と同一組成物の混合粉末を添加してもよく、さらにはNi等の活性金属あるいはそれらの酸化物を導体ペースト全体に対して0.05〜2体積%の割合で添加してもよい。
その後、導体ペーストを印刷塗布したセラミックグリーンシートを位置合わせして積層圧着した後、この積層体を非酸化性雰囲気(窒素雰囲気あるいは窒素と水素との混合雰囲気)中で1300〜1500℃で焼成する。
なお、内部配線層中のCuの拡散を抑制する上では、水素および窒素を含み露点が+30℃以下、特に+25℃以下の非酸化性雰囲気であることが望ましい。焼成時の露点が+30℃より高いと、焼成中に酸化物セラミックスと雰囲気中の水分とが反応し酸化膜を形成し、この酸化膜と銅とが反応してしまい、導体の低抵抗化の妨げとなるのみでなく、C
uの拡散を助長してしまうためである。なお、この雰囲気には所望によりアルゴンガス等の不活性ガスが混入されてもよい。
以上述べた方法により作製されたプローブカード用配線基板1は、低抵抗金属および高融点金属を主成分として含む内部配線層12を有するため、低抵抗であるとともに、薄膜表面配線層の形成が良好なプローブカード用配線基板1となる。
純度が99%で平均粒子径が1.8μmのムライト粉末、純度が99%で1.8μmのスピネル粉末、純度が99%で1.8μmのジルコニア粉末、純度が99%で1.8μmのフォルステライト粉末、純度が99%で平均粒子径が1.5μmのMnO粉末、純度が99%で平均粒子径が1.5μmのSiO粉末を表1に示すような割合で混合するとともに、成形用有機樹脂(有機バインダ)としてアクリル系バインダと、有機溶媒としてトルエンを混合してスラリーを調製した後、ドクターブレード法にて厚さ200μmのシート状に成形し、セラミックグリーンシートを得た。
得られたセラミックグリーンシートを30層積層し、600℃で露点+25℃の窒素水素混合雰囲気にて脱脂を行なった後、引き続き、露点+25℃の窒素水素混合雰囲気で1400℃にて1時間保持し、ムライト質焼結体を得た。
また、ムライト質焼結体に存在する結晶相比率は、当該ムライト質焼結体を粉砕し、X線回折により得られる回折パターンをリートベルト解析することにより求めた。
また、耐薬品性については100℃の水酸化カリウム40質量%水溶液に2時間浸漬させた場合の質量減少によって評価した。指標として、ムライト質焼結体の初期の質量及び100℃の水酸化カリウム40質量%水溶液に2時間浸漬させた後のムライト質焼結体の質量を測定し、質量減少率(「焼結体の浸漬前質量」−「焼結体の浸漬後質量」)/「焼結体の浸漬前量」×100)を算出した。
熱膨張係数については、該ムライト焼結体を平面研磨機により、幅3mm、厚み3mm、長さ20mmの加工にした後、熱機械分析により測定した。
強度については、該ムライト焼結体を平面研磨機により、幅4mm、厚み3mm、長さ50mmに加工した後、C面研磨を行い、3点曲げ試験により測定した。
最大気孔径については、ムライト焼結体を樹脂に埋め込んでその表面を研磨した後、SEMにより研磨面の写真を500倍で10枚取得し、写真に映し出されている直径が0.1μm以上の気孔を抽出し、各気孔の輪郭から気孔の面積を求め、それらの最大値を示す値から円に換算したときの直径の最大値を求めた。気孔率についてもムライト焼結体を樹脂に埋め込んでその表面を研磨した後、SEMにより研磨面の写真を500倍で10枚取得し、写真に映し出されている直径が0.1μm以上の気孔を抽出し、各気孔の輪郭から気孔の面積を求めた値から各気孔の面積を求めた。そして、評価した試料の研磨面の面積に対する気孔の面積の割合から求めた。なお、比較例として、アルミナを主成分とするセラミック焼結体も同様の方法で作製し、評価した。
また、作製されたグリーンシートに対して、Cu粉末とW粉末とをCuが45体積%、Wが55体積%となるように調製した導体ペーストを各グリーンシートの表面に印刷するとともに貫通孔内に充填して導体ペーストを印刷塗布したグリーンシートを作製した。表面配線層として、焼成後に直径100μmと55μmとなるパッドを形成した。
次に、この導体ペーストを印刷塗布したグリーンシートを30層位置合わせして積層圧着した後、この積層体を上記と同様の脱脂および焼成の条件にて焼成してプローブカード用セラミック配線基板を作製した。基板サイズは340mm×340mm、厚みが6mmであった。
次に、作製したプローブカード用セラミック配線基板の表面を研磨し、ランドパターンを取り除いた後、スパッタ法を用いて、プローブカード用セラミック配線基板の表面の全面に厚みが約2μmのチタンおよび銅の導電性薄膜を順に形成した。
次に、フォトリソグラフィーによりチタンおよび銅の導電性薄膜をパターン加工して、この銅の表面にニッケルおよび金の電解めっき膜を順に形成して、プローブカード用セラミック配線基板の表面のビアホール導体上に表面配線層を形成した。
次に、このプローブカード用セラミック配線基板の表面に形成した表面配線層の表面にSi製の測定端子(プローブピン)を接合してプローブカードを作製した。
次に、ステージ上に載置したSiウェハの上面にプローブカードの測定端子であるプローブピンを接触させて90℃の温度に加熱した状態に保持し、プローブカードの側面から実体顕微鏡を用いて、プローブピンとSiウエハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれを観察した。この場合、プローブカードおよびSiウエハの最外周に形成した測定端子(プローブピン)と測定パッドを観察したときに、測定端子(プローブピン)の先端が測定パッド上から横に位置ずれしている状態を位置ずれ有りとした。
Figure 0005725715
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表1〜3の結果から明らかなように、プローブカード用配線基板を構成する絶縁基体をムライト質焼結体で形成した試料(試料No.2〜25)は、熱膨張係数(室温〜300℃)が2.9〜5.1×10−6/℃であり、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板に設けられた測定端子とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれが無く、電気特性の検査に好適に使用できるものであった。
また、プローブカード用配線基板を構成する絶縁基体を、絶縁基体のX線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下である試料(試料No.2〜8,10,12〜25)では、熱膨張係数が2.9〜5.1×10−6/℃、水酸化カリウム40質量%水溶液に2時間浸漬させた際の質量減少率が0.1%以下、3点曲げ強度170MPa以上、最大気孔径が7.9μm以下で、薄膜表面配線の形成が良好な低熱膨張のプロー
ブカード用配線基板が得られた。
特に、絶縁基体のX線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを
含まず、60〜95質量%のムライトと、5〜40質量%のスピネル、5〜30質量%のジルコニアおよび5〜30質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、前記絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.5μm以下であるとともに、気孔率が4%以下である試料(試料No.3〜7,10,13〜24)では、熱膨張係数が3〜4.9×10−6/℃、水酸化カリウム40質量%水溶液に2時間浸漬させた際の質量減少率が0.1%以下、3点曲げ強度170MPa以上、最大気孔径が7.6μm以下、気孔率が4
%以下で、直径55μmの円形の接続パッドを有する表面配線層に対しても熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板に設けられた測定端子とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれが無く、電気特性の検査に好適に使用できる低熱膨張プローブカード用配線基板が得られた。
これに対し、試料No.1については、熱膨張係数が7×10−6/℃となり、熱負荷試験時において、プローブカード用配線基板に設けられた測定端子とSiウェハの表面に形成された測定パッドとの位置ずれが生じていた。
1:プローブカード用配線基板
11:絶縁基体
12:内部配線層
13:表面配線層
14:貫通導体
2:プローブカード
21:測定端子

Claims (4)

  1. 絶縁基体と、該絶縁基体の内部に設けられた銅とタングステンとの複合導体からなる内部配線層とを備えており、前記絶縁基体が、ムライトを主成分とし、スピネル、ジルコニアおよびフォルステライトから選ばれる1種と、Ti成分とを含み、緑色系の色彩を呈するセラミック焼結体であることを特徴とするプローブカード用配線基板。
  2. 前記絶縁基体は、X線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、58〜97質量%のムライトと、3〜42質量%のスピネル、3〜33質量%のジルコニアおよび3〜33質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、前記絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.7μm以下であるとともに、気孔率が5%以下であることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード用配線基板。
  3. 前記絶縁基体は、X線回折によるリートベルト解析から求められる組成で、アルミナを含まず、60〜95質量%のムライトと、5〜40質量%のスピネル、5〜30質量%のジルコニアおよび5〜30質量%のフォルステライトから選ばれる1種とを有し、前記絶縁基体の表面に存在する気孔の最大径が7.5μm以下であるとともに、気孔率が4%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のプローブカード用配線基板。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれかに記載のプローブカード用配線基板の一方の表面に表面配線層が設けられており、該表面配線層に半導体素子の電気特性を測定するための測定端子が接続されてなることを特徴とするプローブカード。
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