JP5725298B2 - インサート成形方法、および射出成形機 - Google Patents
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Description
請求項2のインサート成形方法に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明において、前記金型として、複数の入子型を用意するとともに、各入子型を共通で保持する少なくとも一つの母型を用意することを特徴とする。
請求項3のインサート成形方法に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、加熱溶融された成形材料が射出充填されてからインサート成形された成形品を取り出すまでの間に、前記入子型を所定温度に冷却することを特徴とする。
請求項4のインサート成形方法に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項3に記載の発明において、前記加熱と冷却を熱交換により行うことを特徴とする。
また、請求項5の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、インサート部品がセットされる金型と、型閉じされた金型のキャビティ内に加熱溶融された成形材料を射出充填する射出装置とを備えてなる射出成形機であって、前記金型は、インサート部品がセットされ該インサート部品とともに加熱される入子型と、該入子型を保持する母型とにより構成されており、インサート部品がセットされてから加熱溶融された成形材料を射出充填するまでの間に入子型をインサート部品とともに所定温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴とする。
請求項6の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項5に記載の発明において、前記金型は、複数の前記入子型と、各入子型を共通で保持する少なくとも一つの前記母型とにより構成されていることを特徴とする。
請求項7の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項5または6のいずれかに記載の発明において、加熱溶融された成形材料が射出充填されてからインサート成形された成形品を取り出すまでの間に、入子型を所定温度に冷却する冷却手段を備えていることを特徴とする。
請求項8の射出成形機に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項7に記載の発明において、前記加熱手段と冷却手段との間で熱交換を行うヒートパイプが設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記金型として、複数の入子型を用意するとともに、各入子型を共通で保持する少なくとも一つの母型を用意することにより、入子型にインサート部品をセットする工程と、インサート部品がセットされた状態の入子型を加熱する工程と、入子型を母型により保持してキャビティ内に成形材料を射出充填する工程とを並行して行うことができる。それゆえ、射出成形機の稼働率を高くすることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、成形材料が射出充填されてからインサート成形された成形品を取り出すまでの間に、金型を所定温度に冷却することにより、金型の温度を次にセットするインサート部品の温度に近づけることができるため、金型と次にセットするインサート部品の温度差による寸法誤差が少なく、寸法精度が良好な製品を成形することが可能であり、さらには、インサート部品を高精度で金型にセットしなければならない場合であっても、作業員の手作業によってインサート部品を容易に且つ確実に金型にセットすることが可能である。
請求項4の発明によれば、請求項3に記載の発明において、前記加熱と冷却を熱交換により行うことにより、効率が良好なインサート成形方法を提供することができる。
また、請求項5の発明によれば、インサート部品がセットされ該インサート部品とともに加熱される入子型と、該入子型を保持する母型とにより金型を構成し、インサート部品がセットされてから成形材料を射出充填するまでの間に金型をインサート部品とともに所定温度に加熱する加熱手段を設けたという簡単な構成により、インサート成形前にインサート部品と金型を所定温度に加熱するために必要な熱量が低減して温度制御を効率よく行うことができ、また、インサート部品を高精度で金型にセットしなければならない場合であっても、作業員の手作業によってインサート部品を容易に且つ確実に金型にセットすることが可能であり、インサート部品と金型とを容易に且つ正確に温度制御して、寸法精度が良好な製品を成形することが可能な射出成形機を提供することができる。
請求項6発明によれば、請求項5に記載の発明において、前記金型を、複数の前記入子型と、各入子型を共通で保持する少なくとも一つの前記母型とにより構成することにより、入子型へのインサート部品のセットと、インサート部品がセットされた状態の入子型の加熱と、入子型を母型により保持してキャビティ内への成形材料の射出充填とを並行して行うことができ、したがって、成形サイクルにかかる時間を短縮して効率よくインサート成形を行うことが可能な射出成形機を提供することができる。
請求項7の発明によれば、請求項5または6のいずれかに記載の発明において、成形材料が射出充填されてからインサート成形された成形品を取り出すまでの間に、金型を所定温度に冷却する冷却手段を備えていることにより、金型の温度をインサート部品の温度に近づけることができ、したがって、金型とインサート部品の温度差による寸法誤差が少なく、寸法精度が良好な製品を成形することが可能であり、さらには、インサート部品を高精度で金型にセットしなければならない場合であっても、作業員の手作業によってインサート部品を容易に且つ確実に金型にセットすることが可能である。
請求項8の発明によれば、請求項7に記載の発明において、前記加熱手段と冷却手段との間で熱交換を行うヒートパイプが設けられていることにより、インサート成形を効率よく行うことが可能な射出成形機を提供することができる。
本発明の射出成形機は、概略、インサート部品Wがセットされる金型1と、型閉じされた金型1のキャビティ3内に成形材料を射出充填する射出装置2とを備えてなるものであって、インサート部品Wがセットされてから成形材料pを射出充填するまでの間に金型1をインサート部品Wとともに所定温度に加熱する加熱手段4が設けられている。さらに、本発明の射出成形機の金型1は、インサート部品Wがセットされこのインサート部品Wとともに加熱される入子型10と、この入子型10を保持する母型11とにより構成されている。
本発明のインサート成形方法は、概略、インサート部品Wを金型1にセットし、型閉じしてキャビティ3内に成形材料を射出充填するものであって、インサート部品Wがセットされてから成形材料pを射出充填するまでの間に金型1をインサート部品Wとともに所定温度に加熱する。さらに、本発明のインサート成形方法は、金型1を、インサート部品Wがセットされこのインサート部品Wとともに加熱される入子型10と、この入子型10を保持する母型11とにより構成しておく。
Claims (8)
- インサート部品を金型にセットし、型閉じしてキャビティ内に加熱溶融された成形材料を射出充填するインサート成形方法であって、
前記金型を、インサート部品がセットされ該インサート部品とともに加熱される入子型と、該入子型を保持する母型とにより構成し、
インサート部品がセットされてから加熱溶融された成形材料を射出充填するまでの間に前記入子型をインサート部品とともに所定温度に加熱することを特徴とするインサート成形方法。 - 前記金型として、複数の入子型を用意するとともに、各入子型を共通で保持する少なくとも一つの母型を用意することを特徴とする請求項1に記載のインサート成形方法。
- 加熱溶融された成形材料が射出充填されてからインサート成形された成形品を取り出すまでの間に、前記入子型を所定温度に冷却することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のインサート成形方法。
- 前記加熱と冷却を熱交換により行うことを特徴とする請求項3に記載のインサート成形方法。
- インサート部品がセットされる金型と、型閉じされた金型のキャビティ内に加熱溶融された成形材料を射出充填する射出装置とを備えてなる射出成形機であって、
前記金型は、インサート部品がセットされ該インサート部品とともに加熱される入子型と、該入子型を保持する母型とにより構成されており、
インサート部品がセットされてから加熱溶融された成形材料を射出充填するまでの間に入子型をインサート部品とともに所定温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴とする射出成形機。 - 前記金型は、複数の前記入子型と、各入子型を共通で保持する少なくとも一つの前記母型とにより構成されていることを特徴とする請求項5に記載の射出成形機。
- 加熱溶融された成形材料が射出充填されてからインサート成形された成形品を取り出すまでの間に、入子型を所定温度に冷却する冷却手段を備えていることを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の射出成形機。
- 前記加熱手段と冷却手段との間で熱交換を行うヒートパイプが設けられていることを特徴とする請求項7に記載の射出成形機。
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