JP5723572B2 - ハンガー及びハンガーの使用方法 - Google Patents
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Description
ハンガーの水平な桟部(直線部)を折り畳んで収納する時、一方の桟部と他方の桟部を接続部位を介して折り、一方の桟部と他方の桟部を並設させたハンガーがある(例えば、特許文献1参照)。
図1に示すHはハンガーで、ハンガーHは、例えば、合成樹脂で形成され、下方に向かって下拡がりの首部1と、この首部1に回動部材30を介して回動自在に接続されたフック2と、この首部1の下広がりの一方の端部に回動自在に支持された一方のハンガー腕3と、首部1の下広がりの他方の端部に回動自在に支持された他方のハンガー腕4と、一方のハンガー腕3の首部1より遠い側の端部に回動自在に取り付けられた一方の桟部(一方の直線部)5と、他方のハンガー腕4の首部より遠い側の端部に回動自在に取り付けられた他方の桟部(他方の直線部)6とを備えている。
また、フック2は、物干し竿20等に引っ掛けるためのもので、フック2は、例えば、第1のフック21と第2のフック22とで構成され、第2のフック22は第1のフック21に対して図示しないバネにより、第2のフック22の先端が第1のフック21の先端に当接するように付勢されている。フック2は、首部1に回動部材30を介して接続されている。フック2は、図11に矢印で示すように、水平方向の回転と矢印X方向の回動ができるように、回動部材30に接続されている。
また、他方のハンガー腕4の内側に他方のハンガー腕4の長手方向に沿って第2の凸部4aが設けられている。
他方の桟部6は、一方の桟部5と同様に、他方のハンガー腕4の首部1(より詳しくは、首部1の下拡がりの部位13)より遠い側の端部に回動自在に、例えば、図3に示すように、他方のハンガー腕4の先端の近傍に設けられた孔(図示せず)、他方の桟部(他方の直線部)6の先端の近傍に設けられた孔(図示せず)、に挿入された軸50を介して回動自在に取り付けられている。
また、図3、図4、図9及び図10に示すように、一方の桟部5の内側に一方の桟部5の長手方向に沿って第1の凹部5aが設けられている。
また、他方の桟部6の内側に他方の桟部6の長手方向に沿って第2の凹部6aが設けられている。
そして、他方の桟部6と一方の桟部5とは、回動自在に接続され、例えば、図3及び図5に示すように、一方の桟部5の先端に設けた突部5b、5bを他方の桟部6の先端の近傍に設けた孔6b、6bに係止するようにしている。ハンガーHの使用時は図1に示すように、他方の桟部6と一方の桟部5とを離間させるように回動して直線状になし、収納時は、他方の桟部6と一方の桟部5とを互いに対向するように、図2に示す方向に回動して他方の桟部6と一方の桟部5を並設させている(図3及び図7参照)。
その際、図9及び図10に示すように、第1の凸部3aが第1の凹部5a内に、第2の凸部4aが第2の凹部6a内に、それぞれ進入することとなる。
そして、他方の桟部6と一方の桟部5とが並設した後、フック2を並設された他方の桟部6及び一方の桟部5の側に回動、図11に示すX方向(反時計回り)に回動させる(図8及び図12参照)。
即ち、水平状の一方の桟部5と他方の桟部6を折り畳んで収納する収納時、他方の桟部6と一方の桟部5とを互いに対向するように並設させ、該並設させた側に、フック2を回動させ、つまり、突出したフック2を回動させた分、他方の桟部6と一方の桟部5の並設した長手方向の寸法を小さくして、コンパクトにすることができる。
また、ハンガーHを折り畳んで収納する時、第1の凸部3aが第1の凹部5a内に、第2の凸部4aが第2の凹部6a内に、それぞれ進入させるため、第1の凸部5aが第1の凹部5a内に、第2の凸部4aが第2の凹部6aに、それぞれ近接し、並設の長手方向を横断する幅寸法を小さくして、コンパクトにすることができ、しかも、収納状態にある一方の桟部5及び/又は他方の桟部6は不安定で、例えば、収納状態にある一方の桟部5及び/又は他方の桟部6を前方側へ無理に引っ張ろうとしても、第1の凸部3aが第1の凹部5a内に、第2の凸部4aが第2の凹部6a内に、それぞれ当接して、引っ張り方向の動きを規制して、一方の桟部5及び/又は他方の桟部6等の破損を防ぐことができる。
2 フック
5 一方の桟部
6 他方の桟部
Claims (4)
- 下方に向かって下拡がりの首部と、
この首部に回動部材を介して回動自在に接続されたフックと、
この首部の下広がりの一方の端部に回動自在に支持された一方のハンガー腕と、
前記首部の下広がりの他方の端部に回動自在に支持された他方のハンガー腕と、
前記一方のハンガー腕の前記首部より遠い側の端部に回動自在に取り付けられた一方
の桟部と、
前記他方のハンガー腕の前記首部より遠い側の端部に回動自在に取り付けられた他方
の桟部と、
前記一方のハンガー腕の内側に前記一方のハンガー腕の長手方向に沿って設けられた第1の凸部と、
前記他方のハンガー腕の内側に前記他方のハンガー腕の長手方向に沿って設けられた第2の凸部と、
前記一方の桟部の内側に前記一方の桟部の長手方向に沿って設けられた第1の凹部と、
前記他方の桟部の内側に前記他方の桟部の長手方向に沿って設けられた第2の凹部とを備え、
前記他方の桟部と前記一方の桟部とは、回動自在に接続され、
使用時は前記他方の桟部と前記一方の桟部とを離間させるように回動して直線状にな
し、
収納時は前記他方の桟部と前記一方の桟部とを互いに対向するように回動して並設さ
せ、前記フックを並設された前記他方の桟部と前記一方の桟部の側に回動させ、
前記他方の桟部と前記一方の桟部とを互いに対向するように回動して並設させた時、
前記第1の凸部が前記第1の凹部内に、前記第2の凸部が前記第2の凹部内に、それぞれ
進入している
ことを特徴とするハンガー。 - 一方の桟部の長手方向を横断する断面形状はH形状であり、該H形状の凹部の内、第1の凹部は、一方のハンガー腕に対向する部位であり、
他方の桟部の長手方向を横断する断面形状はH形状であり、該H形状の凹部の内、第2の凹部は、他方のハンガー腕に対向する部位である
ことを特徴とする請求項1記載のハンガー。 - 下方に向かって下拡がりの首部と、
この首部に回動部材を介して回動自在に接続されたフックと、
この首部の下広がりの一方の端部に回動自在に支持された一方のハンガー腕と、
前記首部の下広がりの他方の端部に回動自在に支持された他方のハンガー腕と、
前記一方のハンガー腕の前記首部より遠い側の端部に回動自在に取り付けられた一方
の桟部と、
前記他方のハンガー腕の前記首部より遠い側の端部に回動自在に取り付けられた他方
の桟部と、
前記一方のハンガー腕の内側に前記一方のハンガー腕の長手方向に沿って設けられた第1の凸部と、
前記他方のハンガー腕の内側に前記他方のハンガー腕の長手方向に沿って設けられた第2の凸部と、
前記一方の桟部の内側に前記一方の桟部の長手方向に沿って設けられた第1の凹部と、
前記他方の桟部の内側に前記他方の桟部の長手方向に沿って設けられた第2の凹部とを備え、
前記他方の桟部と前記一方の桟部とは、回動自在に接続され、
使用時は前記他方の桟部と前記一方の桟部とを離間させるように回動して直線状にな
し、
収納時は前記他方の桟部と前記一方の桟部とを互いに対向するように回動して並設さ
せ、前記フックを並設された前記他方の桟部と前記一方の桟部の側に回動させ、
前記他方の桟部と前記一方の桟部とを互いに対向するように回動して並設させた時、
前記第1の凸部が前記第1の凹部内に、前記第2の凸部が前記第2の凹部内に、それぞれ
進入している
ことを特徴とするハンガーの使用方法。 - 一方の桟部の長手方向を横断する断面形状はH形状であり、該H形状の凹部の内、第1の凹部は、一方のハンガー腕に対向する部位であり、
他方の桟部の長手方向を横断する断面形状はH形状であり、該H形状の凹部の内、第2の凹部は、他方のハンガー腕に対向する部位である
ことを特徴とする請求項3記載のハンガーの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010242894A JP5723572B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | ハンガー及びハンガーの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010242894A JP5723572B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | ハンガー及びハンガーの使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012090912A JP2012090912A (ja) | 2012-05-17 |
JP5723572B2 true JP5723572B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=46384966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010242894A Active JP5723572B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | ハンガー及びハンガーの使用方法 |
Country Status (1)
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CN103462464A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-12-25 | 健雄职业技术学院 | 一种可调节大小开口式晾衣架 |
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-
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- 2010-10-29 JP JP2010242894A patent/JP5723572B2/ja active Active
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