JP2005245729A

JP2005245729A - ペット用衣服掛け

Info

Publication number: JP2005245729A
Application number: JP2004059995A
Authority: JP
Inventors: Fujie Hara; ふじ江原
Original assignee: RS KK
Current assignee: RS KK
Priority date: 2004-03-04
Filing date: 2004-03-04
Publication date: 2005-09-15

Abstract

【課題】ペットが着用する衣服を掛けるためのペット用衣服掛けを提供すること。
【解決手段】この発明のペット用衣服掛けは、左右方向に延びる本体１の左右各端部２，３に、前方に延びる袖保持部４，５を設けたものとしており、ペット用衣服の頭部を通す孔等から入れ、袖保持部４，５をペット用衣服の袖に入れることにより、ペット用衣服を掛けることができる。さらに、袖保持部４，５は、折り畳み可能としたり、伸縮可能としたりすることにより、不使用時に折り畳んだり縮めたりしてコンパクトにすることができる。
【選択図】図１

Description

この発明は、犬、猫等のペット用の衣服を掛けるためのペット用衣服掛けに関するものである。

従来、人が着用する衣服をかけるための衣服掛けには、各種のものがあった（例えば特許文献１参照）。しかし、ペットが着用する衣服をかけるための衣服掛けは、これまで存在せず、衣服は適当に折りたたんで保管されているにすぎなかった。
実開平５−４８７７０号公報

そこで、この発明は、ペットが着用する衣服を掛けるためのペット用衣服掛けを提供することを課題とする。

この発明のペット用衣服掛けは、左右方向に延びる本体１の左右各端部２，３に、前方に延びる袖保持部４，５を設けたものとしている。

さらに、袖保持部４，５は、折り畳み可能としたり、伸縮可能としたりすることができる。

この発明のペット用衣服掛けは、上述のような構成を有しており、ペット用衣服の頭部を通す孔等から入れ、袖保持部４，５をペット用衣服の袖に入れることにより、ペット用衣服を掛けることができる。

さらに、袖保持部４，５を折り畳み可能としたり、伸縮可能としたりすれば、不使用時に折り畳んだり縮めたりしてコンパクトにすることができる。

以下、この発明の好適な実施形態を、図面を参照して説明する。

図１は、この発明の実施形態のペット用衣服掛けの斜視図、図２は袖保持部４，５を折り畳んだ状態の斜視図、図３は本体１と袖保持部４，５との接続部分の説明図、図４はこのペット用衣服掛けの使用状態の斜視図、図５はこの発明の他の実施形態のペット用衣服掛けの斜視図、図６はこの発明のさらに他の実施形態のペット用衣服掛けの斜視図である。

本体１の略中央部には引っ掛け具６を設けている。本体１は適宜の合成樹脂製で、外壁７、上壁８及び下壁９からなり、内側が開放した縦断面略コ字状の長さ２４ｃｍ程度の棒状としている。本体１の左右各端部２，３は、前方に少し突出するように本体１の左右方向に延びる部分に対して直角になるようにしている。なお、左右各端部２，３の本体１の左右方向に延びる部分に対する角度は直角より大きい角度あるいは小さい角度としてもよい。

本体１の略中央部には、上壁８と下壁９を貫通する孔１０が設けられており、この孔１０を利用して引っ掛け具６を設けている。引っ掛け具６は、上部１１を一部切欠した円状にして壁に設けたフック等に掛けられるようにしており、また、下端部１２を先割れ形状にし、前記孔１０に挿入すると安定保持され抜けなくなるようにしている。

また、本体１の左右各端部２，３の上壁８と下壁９には円形の孔１３，１４を形成している。さらに、外壁７は、本体１の左右各端部２，３付近において、内方に突出する突部１５を有しているとともに、この突部１５から開口側の前端部が、間口が広がるようにテーパー状となっている。

袖保持部４，５は、断面略コ字状の長さ９ｃｍ程度の棒状とし、本体１の左右各端部２，３に接続されている。袖保持部４，５の一端部１６，１７は、横断面を山形に形成し、さらにその上面と下面に前記本体１の左右各端部２，３の孔１３，１４に係合する突起１８，１９を形成しており、この一端部１６，１７で本体１に接続されるようにしている（図３参照）。

また、袖保持部４，５の一端部１６，１７の前記横断面を山形にした部分の外側（左側の袖保持部４に関しては図３（ａ）中の左側）には、前記本体１の外壁７の突部１５が入る切欠部２０が形成されている。

このような構成とすることにより、このペット用衣服掛けは、折り畳み可能であるとともに、袖保持部４，５を前方に延びた状態にした状態を保持する機構を有したものとなっている。

すなわち、袖保持部４，５と本体１の左右各端部２，３との接続部分においては、前記本体１の外壁７の突部１５と袖保持部４，５の切欠部２０とにより、袖保持部４，５が前方に延びた状態が保持されるようになっている（図３の（ａ））。また、少し力を入れて袖保持部４，５を内側に回転させると、前記突部１５が切欠部２０からはずれ、袖保持部４，５を折り畳んだ状態にすることができる（図３の（ｂ））。

このペット用衣服掛けは、ペット用衣服の頭部を通す孔２１又は胴回り下部の孔２２から入れ、引っ掛け具６の上部１１を前記孔２１から上方に出した状態にし、袖保持部４，５をペット用衣服の袖２３，２４に入れることにより、図４に示したような状態にして使用することができる。

このペット用衣服掛けの使用状態においては、図示したように、衣服を着せたペットが両前足を前にし、胴体を伸ばしたような状態に近い態様になる。したがって、ペットに衣服を着せた場合にどのように見えるかがよくわかるので、例えば、このペット用衣服掛けを複数用意し、各ペット用衣服掛けに様々なペット用衣服を掛け、これらの複数の衣服から１つのペット用衣服を選ぶことが可能で、適切なペット用衣服の選択をすることができる。

また、衣服の袖が、胴回りの部分から離れ、衣服全体が広く空気に触れるため、洗濯した衣服をこの衣服掛けに掛ければ、早く乾燥させることができる。さらに、袖保持部４，５は折り畳み可能であるので、不使用時には折り畳んでコンパクトにすることができる。

なお、このペット用衣服掛けは、家庭以外でも、ペットショップ等の店舗において、ペット用衣服を陳列するために使用することもできる。

また、この発明のペット用衣服掛けの構成は、前述のものに限定されず、例えば図５に示したような、袖保持部４，５を伸縮式ロッド状にして、伸縮可能なものとすることができる。この構成のペット用衣服掛けは、袖保持部４，５の長さを調節することが可能で、また、不使用時には袖保持部４，５を縮めてコンパクトにすることができる。

また、このペット用衣服掛けは、図６に示したような、本体１及び袖保持部４，５を比較的幅の広く緩やかに湾曲したい形状のものとすることができる。

このように、この発明のペット用衣服掛けは、ペットの種類等に応じて様々な形状、サイズとして実施することが可能で、材質も特に限定されない。また、いずれの実施形態においても、袖保持部４，５は、本体１に対し直角に設けられたものとすることができるが、直角より大きな角度、あるいは小さな角度で設けられたものとすることもできる。

犬や猫等に着せる衣服を掛けるためのペット用衣服掛けとして利用することが可能である。

この発明の実施形態のペット用衣服掛けの斜視図である。この発明の実施形態のペット用衣服掛けの袖保持部を折り畳んだ状態の斜視図である。この発明の実施形態のペット用衣服掛けの本体と袖保持部との接続部分の説明図である。この発明の実施形態のペット用衣服掛けの使用状態の斜視図である。この発明の他の実施形態のペット用衣服掛けの斜視図である。この発明のさらに他の実施形態のペット用衣服掛けの斜視図である。

符号の説明

１本体
２，３左右各端部
４，５袖保持部

Claims

左右方向に延びる本体（１）の左右各端部（２）（３）に、前方に延びる袖保持部（４）（５）を設けていることを特徴とするペット用衣服掛け。
袖保持部（４）（５）が折り畳み可能となっている請求項１記載のペット用衣服掛け。
袖保持部（４）（５）が伸縮可能となっている請求項１記載のペット用衣服掛け。