JP2010017501A - ハンガー - Google Patents

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【課題】 本発明は、セーター、トレーナーなど、首周りを伸ばすことなく衣類を物干し竿に掛けることが出来るハンガーである。
また、数個を連結することで、セーターなどの型崩れを防止し、さらに脇の下部分も乾きやすく干すことのできるハンガーを提供する。
【解決手段】 棒状の本体に、取り外し及び本体との接合位置を自在に取り付けることが出来るようにクリップを設け、クリップにフックを設け、棒状の本体の両端に、他の本体同士と連結出来るように連結具を設けたことを特徴とする、ハンガー。
【選択図】図5

Description

本発明は、セーター、トレーナーなど、首周りを伸ばすことなく衣類を物干し竿に掛けることが出来るハンガーである。
また、数個を連結することで、セーターなどの型崩れを防止し、さらに脇の下部分も乾きやすく干すことのできるハンガーに関するものである。
従来、セーター、トレーナーなど、伸縮性があり、厚みのある衣類を洗い、物干し竿に掛けて干すときに、一般的なハンガーに掛けて干すと、袖部分の重みにより肩の部分が型崩れしてしまう。
さらに、袖部分も胴体部分に接しているので、脇の下などは乾きにくかった。
物干し竿に両袖を広げるように通して干す方法もあるが、長袖の場合、袖から袖までの長さは身長ほどになり、長い物干し竿が必要であるし、またそれを細い袖口から通し、さらに狭いベランダで洗濯物を汚さないように物干し竿を所定の位置にかけるというのも大変な作業である。また、物干し竿に直接通して干すのは、取り込む時にも大変である。
型崩れしないようにするためには、平面なネットの上などに広げて干すというのも一般的な方法であるが、それにはセーターを広げられる広さの平面な場所が必要であり、昨今の住宅事情を考えると難しい。
また、首周りの狭い衣類をかける際は、ハンガーを変形させて首周りから入れるタイプのものが主流であった。
特開平6−23192 号公報 特開2006−158928 号公報
そのために、以下のような場合には不便であった。
(イ)セーター、トレーナーなどの伸縮性のある、特に長袖などの衣類は、一般的な形の ハンガーにかけると、とくに肩部分が飛び出すように型崩れしてしまう。
袖部分は、胴体部分に接してしまい、脇の下部分が乾きにくかった。
(ロ)物干し竿に袖口を通して干す場合にも、狭いベランダなどでは干すスペースとその ための動作に限りがある。また、取り込みも迅速にできない。
(ハ)セーターなどをネットの上に広げて干すこともあるが、その場合、広くて平面なス ペースが必要であった。
(ニ)ハンガー自体が変形して細くなり首周り部分から挿入しやすい構造のハンガーでも 、ハイネックなど、首周りが細く、立ち上がっている場合は、ハンガーを入れにくか った。
本発明は、これらの題点を解決するためになされたものである。
棒状の本体に、取り外し及び本体との接合位置を自在に取り付けることが出来るようにクリップを設ける。
クリップにフックを設ける。
棒状の本体の両端に、他の本体同士と連結出来るように連結具を設ける。
以上のように構成されたハンガー。
本発明品を3つ連結して使用することによって、セーター、トレーナーなども、肩、袖の型崩れなく、脇の下も風通しよく干すことができる。
また、干すためのスペースも少なくてすむ。
本発明を単一で使用することもでき、ハイネックなどの首周りが細い衣類でも、簡単にハンガーにかけることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
棒状の本体(1)に、取り外し及び本体との接合位置を自在に取り付けることが出来るようにクリップ(3)を設ける。
本体(1)に、位置が自在に固定できるクリップ(3)と、クリップ(3)に回転可能に設けられたフック(2)からなる、フック付クリップ部を構成する。
棒状の本体(1)の両端に、他の本体同士と連結出来るように連結具(4)を設ける。
以上のように構成されたハンガーである。
次に使い方を説明する。
図4に示すように、棒状な本体(1)の真ん中にフック付クリップを装着することによって、一般的なハンガーとして使用することができる。
図5に示すように、長袖のセーター、トレーナーを干す場合には、本発明品を連結具(4)によって3つを連結させて使用する。
真ん中の本体には中心部分にフック付クリップを装着し、衣類(5)を掛ける。
左右にそれぞれ袖部分を通し、本体同士を連結させる。
左右それぞれの袖口から出た部分にフック付クリップを装着し、3ヵ所のフック(2)を物干し竿(6)に掛ける。
このとき、クリップ(3)に対してフック(2)は回転可能に取り付けているので、物干し竿(6)に掛けたときに、各ハンガーのフック付クリップ部に負荷がかかることがない。
図6に示すよう、本発明品を3つ連結して物干し竿(6)に掛けた場合、連結具(4)も角度が固定されない。
また、3ヵ所のフックで吊るすことによって、風などで衣類が揺れたときにも、物干し竿から落ちにくく、省スペースで干すことができる。
図7に示すように、ハイネックなど首周りからハンガーを入れにくい場合は、フック付クリップ部を外すと、本体(1)は袖口または首周りからでも衣類内に挿入しやすく、本体(1)を挿入してからクリップ(3)を首周りの穴から固定することができる。
フックを本体(1)に固定する方法は、たとえば、面ファスナーなどで固定するなど、クリップに限定しなくても使用できる。
連結具(4)も、連結するための方式を限定しなくても使用できる。
本発明の斜視図である。 本発明の本体とフック付クリップ部を外した状態を示した斜視図である。 本発明の側面図である。 本発明の使用状態を示した斜視図である。 本発明の使用状態を示した斜視図である。 本発明の使用方法を示した上面図である。 本発明の使用方法を示した斜視図である。
符号の説明
1 本体
2 フック
3 クリップ
4 連結具
5 衣類
6 物干し竿

Claims (1)

  1. 棒状の本体に、取り外し及び本体との接合位置を自在に取り付けることが出来るようにクリップを設け、クリップにフックを設け、棒状の本体の両端に、他の本体同士と連結出来るように連結具を設けたことを特徴とする、ハンガー。
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