JP2009072555A - 袖かけハンガー - Google Patents

Abstract

【課題】 従来から複数連結されているハンガーには長袖を横に伸ばして干せるものがなくそのためにわきの下部分の乾きがおそかった。
【解決手段】 複数連結されているハンガーの上部にフードを掛けるフードかけアームを、両端のハンガーの両サイドには長袖の袖が掛けて干せるように袖かけアームを取り付けた。
【選択図】図３

Description

本発明は連結している複数のハンガーに袖をかけるアームを取り付けたハンガーに関するものである。

従来から袖などを長く伸ばして干せるハンガーは各種多様に市販されているが、ほとんどのハンガーは単一品である。家事が忙しいと干し物の一つ一つに袖を通してしまうのは面倒で尚且つ時間がかかる。（例えば、特許文献１、特許文献２参照）またフード付の服を干す場合にもフードを掛けるところがないため、その部分の乾きが遅い。という欠点がある。そのような利便性をもっている複数のハンガーが連結されているタイプのものには見当たらない。
特開２００７−１１７５２９号 公報 特開２０００−３５４６９９号 公報

本発明は上記の欠点を除いた袖かけハンガーを実現することを目的としたものである

本発明を図３において説明すると、複数連結されているハンガーの上部に内筒（５）を有した筒状のフード掛けアームを（４）併設する。そして両端のハンガーの両サイドの支点部（６）に内筒（５）を有した筒状の袖かけアーム（２）を延長アーム（３）に架設して取り付けることを特徴とした袖かけハンガーである。

（イ）長袖等は、袖かけアーム（２）に掛けておくだけでわきの下の方も早く乾くので 手間がかからない。
（ロ）冬物は厚手物が多いので袖かけアーム（２）を利用するとかたくずれしないで乾 かすことができる。
（ハ）数個連結しているどのハンガーでも袖かけアーム（２）を利用できる。
（ニ）フード付上着でもフードをフード掛けアーム（４）に掛けることができるのでフ ード部分も早く乾くことができる。
（ホ）袖かけアーム（２）は使用しない時は、延長アーム（３）が支点部（６）にて回 転してハンガー上部に位置させておけるのでコンパクトにしておける。

複数連結されているハンガーの上部に内筒（５）を内部に挿入している筒状のフード掛けアーム（４）を併設する。

内筒（５）を内部に挿入している筒状の袖かけアーム（２）の両端に延長アーム（３）を併設する。

延長アーム（３）を両端より２番目に設置しハンガーの両サイドの支点部（６）に支点ピン（７）にて取り付ける

本発明は以上のような構造でこれを使用する時の説明をする。長袖の服を干す時は、図５に示すようにハンガーの上部より袖かけアーム（２）及び延長アーム（３）を支点部（６）を中心にしてハンガーの両サイドに下げると支点部（６）のストッパーピン（８）にて停止する。そこで袖は、袖かけアーム（２）にかける。またフード付の場合はフード掛けアーム（４）の内筒（５）を引き出してそれにフードをかける。

袖かけアーム（２）を使用しない時などは、支点部（６）を中心にしてハンガーの上部に袖かけアーム（２）及び延長アーム（３）を折りたためればよい。

本発明による正面図である。 本発明による正面図で袖かけアームを折りたたんだ状態である。 本発明による斜視図である。 本発明による斜視図で袖かけアームを折りたたんだ状態である。 本発明による使用状態の斜視図である。 本発明による支点部の詳細図である。

符号の説明

１ ハンガー本体
２ 袖かけアーム
３ 延長アーム
４ フード掛けアーム
５ 内筒
６ 支点部
７ 支点ピン
８ ストッパーピン
９ 干し物

Claims (1)

1. 複数連結されているハンガーの上部に内筒を有した筒状のフード掛けアームを併設し、両端のハンガーの両サイドの支点部に内筒を有した筒状の袖かけアームを延長アームに架設して取り付けることを特徴とした袖かけハンガーである。

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