JP3190722U - ハンガー - Google Patents

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JP3190722U
JP3190722U JP2014001143U JP2014001143U JP3190722U JP 3190722 U JP3190722 U JP 3190722U JP 2014001143 U JP2014001143 U JP 2014001143U JP 2014001143 U JP2014001143 U JP 2014001143U JP 3190722 U JP3190722 U JP 3190722U
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JP2014001143U
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千恵子 水野
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Abstract

【課題】フード付き或いは長袖など種々形態の衣服を、最適な展開状態にそれぞれ対応して吊すハンガーを提供する。
【解決手段】ハンガー10は、リング状のフード展開部12と、両端が伸長または復帰可能なハンガー本体20と、このハンガー本体20及びフード展開体12を吊持する吊持体30と、を備える。フードW2をフード展開部12に覆い被せると共に、ハンガー本体20に対するアーム21または22の突出長さを伸ばすことが可能であるので、長袖W1の長さに対応するよう適宜に伸長し得る。即ち、長袖W1の他に、フードW2を展開モードで干せるので、衣服W全体に対する日照や通風が良くなり、且つ均一に乾燥し得る。
【選択図】図2

Description

本考案は、例えばフード付き或いは長袖などの衣服を展開して吊すハンガーに関する。
特許文献1には、フード付き衣服のフード部を拡げた状態で干すための干し具が開示されている。即ち、特許文献1の干し具は、リング状に形成されたフード掛けリングの最下部において、前面に約30度の傾斜をもたせて吊り杆を固着し、かつ該吊り杆の中央部後側にV字状にフード引っ掛け杆を取り付け、更に中央部前側のやや下方にリング状のハンガー掛けリングを突設している(要約及び図1参照)。
実開平7−3594号公報
ところで、特許文献1の干し具は、そのハンガー掛けリングに市販ハンガーを掛けた状態(図3参照)で、この市販ハンガーにフード付き衣服を掛け、且つフード掛けリングにフードが拡がった展開状態を保持する(図4参照)。即ち、特許文献1の干し具では、フードが展開状態で保持されるが、長袖を伸ばした展開状態に保持できない。また、特許文献1では、上記干し具の他に、別商品である市販ハンガーをも必要とする。
本考案の目的は、例えばフード付き或いは長袖などの種々形態の衣服であっても、これら衣服の展開状態にそれぞれ対応し得るハンガーを提供することにある。
本考案のハンガーは、衣服を展開して吊すハンガーであって、衣服のフードが展開可能なフード形状のフード展開部と、このフード展開部に連結され、衣服の袖周辺を掛ける両端が伸長または復帰可能なハンガー本体と、このハンガー本体または上記フード展開部のいずれか一方に連結され、上記ハンガー本体を吊持する吊持体と、を備える。
また、本考案は、上述したハンガーにおいて、上記吊持体および上記フード展開部は可撓可能な線状体とし、上記フード展開部をリング状に屈曲成形すると共に、上記吊持体を撚りながら重ね合わせる構造としても良い。更に、本考案は、上述した各ハンガーにおいて、上記ハンガー本体の両端に、スライド可能なアームをそれぞれ内装するようにしても良い。
本考案によれば、フード展開部を設け且つハンガー本体の両端をそれぞれ伸長または復帰可能に構成したので、ハンガー使用時では長袖の長さに対応するよう適宜に伸長でき且つフードを拡げた状態で吊せる。即ち、本考案によれば、例えばフード付き或いは長袖などの種々形態の衣服であっても、これら衣服の最適な展開状態にそれぞれ対応して吊るし得るので、衣服全体に対する日照や通風が良くなり、均一に乾燥し得る。
本実施例に係るハンガーを示す正面図である。 図1に示すハンガーの使用状態の正面図である。
以下、本考案を実施するための形態について、具体化した一実施例を説明する。
以下、図1及び図2に基づいて、本考案の一実施例であるハンガーについて説明する。ここで、本実施例のハンガー10は、例えばフード付き或いは長袖などの衣服を、それぞれ対応する最適な展開状態で吊すタイプである。
図1及び図2に示すように、ハンガー10は、衣服WのフードW2(図2の一点鎖線参照)が展開可能となるリング状(「フード形状」と同義)のフード展開部12と、衣服Wの袖W1周辺(図2の一点鎖線参照)を掛ける両端が伸長または復帰可能なハンガー本体20と、このハンガー本体20(フード展開体12をも含む)を吊持する吊持体30と、を備える。
吊持体30及びフード展開部12は、それぞれ可撓可能な一本の線状体たとえば軟質製の鋼鉄線またはビニールを被覆した鉄線(ビニール被覆線)などが使用される。そして、フード展開部12は、略真円(または縦長の楕円など)外周形のリング状に屈曲成形される。また、一本の線状体で屈曲成形される吊持体30は、その楕円状の基部31と、一直線状の吊部32と、略(逆)U字状のフック部33を備える。なお、本実施例では、フード展開部12または吊持体30を硬質な合成樹脂などで成形しても良い。
更に、吊部32は、図1及び図2に示すように、フード展開部12の直径より若干長くなるよう成形され、フック部33がフード展開部12直径外へ突出するように設定される。そして、ハンガー10は、吊持体30の吊部32が、ハンガー本体20の長手方向中央上に位置するように設定している。これは、ハンガー本体20両端のバランスを考慮したもので、ハンガー本体20に掛ける衣服W(図2の一点鎖線参照)の重心と略一致する。
なお、本実施例では、基部31をハンガー本体20或いはフード展開部12に連結させても良い。フード展開部12に基部31を連結する場合は、図1に示すようにハンガー本体20側とする。また、一本の線状体(例えば針金など)である吊持体30は、基部31を略楕円に屈曲成形すると共に、これらの両端を撚りながら重ね合わせ、吊部32及びフック部33を成形させても良い。この場合、フック部33(吊部32を含む)は、その両端が複数本(二本またはそれ以上)となるので、強度が増す。
(ハンガー本体20に関する構成)
図1に示すように、棒状のハンガー本体20には、その長手方向略中央外周面に一対のブラケット28が、それぞれ嵌合して固着されている。リング状のブラケット28には、図示しない孔が形成されたフック29が突設されている。そして、フック29には、その孔にフード展開部12及び吊持体30(吊部32)の一部が、それぞれ挿通(「連結」と同義)される。
ハンガー本体20には、図2に示すように、左右一対づつのアーム21及び22が、ハンガー本体20の両端に対してそれぞれ出し入れ可能(「スライド可能」と同義)に配置(内装)されている。即ち、直列状(「直管状」と同義)に配置されるハンガー本体20及びアーム21・22は、円筒状に成形されている。
なお、アーム22には、その先端に半球状のキャップ22Aが配置されている(図1及び図2参照)。また、ハンガー本体20は、その長手方向の長さが衣服W(図2の一点鎖線参照)の肩幅程度となっている。更に、アーム22はアーム21よりも若干だけ小径となっており、アーム21はハンガー本体20よりも若干だけ小径となっている。
そして、ハンガー本体20及びアーム21の両端ならびにアーム22の基端には、抜け止め用のストッパ(図示省略)が、それぞれ配置されている。そのため、アーム21及び22は、図1及び図2に示すように、ハンガー本体20の両端に対し、それぞれが伸長または復帰可能(「出し入れ可能」と同義)となる。なお、ハンガー本体20及びアーム21・22は、その長さ方向の長さを任意に変更し得る。
(本実施例の作用)
長袖でフード付き衣服Wを掛ける場合、例えば図1に示すアーム収納モードのハンガー本体20に対し、長袖W1を掛ける前後のいずれも問わず、アーム21または22を適宜の突出長さとなるように引き出す(図2の矢印参照)。フードW2を持ち上げ拡げる展開モードに保持するには、フードW2をフード展開部12に覆い被せると共に、フード先端部W3がフード展開部12及び吊部32の間に挟まるような状態にする(図2の二点鎖線参照)。
そして、本実施例では、ハンガー10のフック部33を、例えば物干し竿S(図2の破線参照)などに吊ると、衣服Wの長袖W1及びフードW2が展開状態(長袖W1を伸ばした状態およびフードW2を拡げた状態)で干せる。本実施例において、単体のハンガー10であっても、長袖でフード付き衣服WのフードW2を持ち上げ拡げる展開モードとして干せる。
また、本実施例では、ハンガー本体20に対するアーム21または22の突出長さが調整(「伸長」と同義)可能であるので、長袖W1の長さに対応するよう適宜に伸ばし(「展開」と同義)得る。即ち、本実施例によれば、長袖W1の他に、フードW2を展開モードで干せるので、衣服W全体に対する日照や通風が良くなり、且つ均一に乾燥し得る。
一方、ハンガー10の使用後は、アーム21及び22をハンガー本体20内に収納(「復帰」と同義)するようにスライド即ち摺動(図2の矢印参照)させ、初期のアーム収納モード(図1参照)とする。即ち、ハンガー10の不使用時には、アーム21及び22をハンガー本体20内に収納しているアーム収納モードとなるので、コンパクトな状態で保持し得る。
本実施例においては、ハンガー本体20の両端をそれぞれ伸長または復帰可能に構成したので、ハンガー使用時では長袖W1の長さに対応するよう適宜に伸長し得ると共に、ハンガー不使用時ではアーム21及び22がハンガー本体内へ復帰できコンパクトとなる。
従って、本実施例によれば、フード展開部12を設け且つハンガー本体20の両端をそれぞれ伸長または復帰可能に構成したので、ハンガー使用時では長袖W1の長さに対応するよう適宜に伸長でき且つフードW2を拡げた状態で吊せる。更に、本実施例によれば、図2に示すように、フード展開部12及び吊持体30(吊部32)の組合せにより、フードW2の先端部W2付近を挟むように構成しているので、フードW2を確実に展開し得る。
また、フードが無い単なる長袖の衣服の場合は、フード展開部を使用することなく、アーム21または22を突出調整して吊るす。更に、フードが無い半袖の衣服あるいは例えば子供服などの衣服では、例えばアーム収納モードのハンガー本体20で、上記衣服を吊るしても良い。即ち、本実施例において、例えばフード付き或いは長袖などの種々形態の衣服であっても、これら衣服の最適な展開状態にそれぞれ対応して吊るし得る。
従って、本実施例によれば、例えばフード付き或いは長袖などの種々形態の衣服であっても、これら衣服の最適な展開状態にそれぞれ対応して吊るし得るので、衣服全体に対する日照や通風が良くなり、均一に乾燥し得る。
なお、本実施例ではハンガー本体20を一直線状に形成した例であるが、本発明ではハンガー本体をその長手方向中心から両端がそれぞれ下方へ向かって若干傾斜するように構成しても良い。また、本実施例ではフード展開部12及び吊持体30を別体とした例であるが、本発明では一本の線状体でフード展開部及び吊持体を屈曲成形させても良い。更に、本発明は、フード展開部または吊持体を硬質な合成樹脂などで成形しても良い。
10…ハンガー、12…フード展開部、20…ハンガー本体、21・22…アーム、28…ブラケット、30…吊持体、31…基部、32…吊部、33…フック部、W…衣服、W1…袖、W2…フード、W3…フードの先端部、S…物干し竿

Claims (3)

  1. 衣服を展開して吊すハンガーであって、
    衣服のフードが展開可能なフード形状のフード展開部と、
    このフード展開部に連結され、衣服の袖周辺を掛ける両端が伸長または復帰可能なハンガー本体と、
    このハンガー本体または上記フード展開部のいずれか一方に連結され、上記ハンガー本体を吊持する吊持体と、
    を備えるハンガー。
  2. 請求項1に記載のハンガーにおいて、上記吊持体および上記フード展開部は可撓可能な線状体とし、上記フード展開部をリング状に屈曲成形すると共に、上記吊持体を撚りながら重ね合わせる構造とするハンガー。
  3. 請求項1または請求項2に記載のハンガーにおいて、上記ハンガー本体の両端に、スライド可能なアームをそれぞれ内装するハンガー。
JP2014001143U 2014-03-05 ハンガー Expired - Lifetime JP3190722U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3190722U true JP3190722U (ja) 2014-05-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104983277A (zh) * 2015-06-19 2015-10-21 上海工程技术大学 一种自动跟随阳光智能环保衣架
JP2021122718A (ja) * 2020-02-06 2021-08-30 智枝 三枝 形状可変式物干しハンガー

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