JP3107636U - 物干し竿

Info

【課題】
物干し竿にハンガーを掛けるとき、風によってハンガーの片寄りを防止する物干し竿を提供する。
【解決手段】
物干し竿の一側に１０〜１５ｃｍ間隔でハンガー掛け用のフックを装着することによって、ハンガーの風による片寄りを防げる。
【選択図】図１

本考案は、風によってハンガーの位置がずれることのないハンガー掛け用のフックを設けた物干し竿に関する。

洗濯物を物干し竿にかける場合、シーツなどは広げて竿にかける。また、形のある衣服、例えばＹシャツ等はハンガーに掛けて物干し竿にかけるが、風のあるときは、ハンガーが片寄り取りこみにくく、また乾きが遅くなり、シワができる等の問題が生じている。
特開２００２−８５８９５号公報

前記公知例は、竿にハンガー掛け用の穴を明けた物干し竿であるが、穴にハンガーを差し込むことが面倒で、また不安定である。その他いくつかの考案が開発されているが、簡単にハンガーを掛けられる物干し竿は見当らない。

考案者はこの点に鑑み鋭意研究を重ねた結果本考案に到達したものであって、本考案は、物干し竿の一側にハンガー掛け用のフックを一定の間隔を置いて列設するもので、これによってハンガーの取り付け、取り外しが容易となるばかりか、風によるハンガーの片寄りもない。

上述のように本考案の物干し竿は、ハンガー掛け用のフックを列設してあるため、掛けたハンガーが風によって片寄ることなく、しかもハンガーの取り付け、取り外しが容易であるため洗濯物の処理が楽となって家事がスムーズに運べる作用効果を奏する。

図示されるように、本考案の物干し竿は、竿（１）の一側にハンガー掛け用のフック（２）を列設した物干し竿を提供する。

添付図面により本考案の物干し竿を説明すると、図１は全体を示す正面図であり、竿（１）に対して一側の長手方向にフック（２）を列設するものである。このフック（２）は図２の詳細図に示すようにボルト止めでも接着剤で固定するものでよい。またフック（２）の間隔は１０〜１５ｃｍ位が適当である。

本考案のフック（２）は竿（１）の一側に列設してあるもので、ハンガー（図示していない）を掛けない場合には、フック（２）側を下に向けて使用すれば通常通り上に干すことができる。

上述のように本考案の物干し竿は、竿自体にフック金具を列設するものであるため、ハンガーの取付け、取外しが容易であり、洗濯物の処理が簡単であるため利用価値は十分ある。

竿全体を表わす正面図要部の説明図

符号の説明

１竿
２フック金具