JP5720489B2 - ライブラリ装置 - Google Patents
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Description
また、ライブラリ装置には、前述のようにカートリッジを格納する収納棚(ストレージユニット)がそなえられるほか、カートリッジを外部から装置内へ投入もしくは装置内から外部へ排出するための機構〔例えば、CAS(Cartridge Access Station),DEE(Direct Entry/Exit),FES(Forced Exit Station)〕や、カートリッジ内の記憶媒体(磁気テープ)に対して記録データの書込/読出等のアクセスを行なう複数の磁気テープドライブユニット(以下、MTUと略記)や、これらの収納棚やカートリッジ投入/排出機構やMTUの間でカートリッジを移送するカートリッジ移送ロボット〔自動搬送ロボット;以下、アクセッサ(ACC)という〕がそなえられている。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
図1は実施形態の一例としてのライブラリ装置1の構成を模式的に示す図、図2はその外観を示す斜視図である。又、図3はその前扉51を開いて媒体収納棚10を示す斜視図である。
六面体として形成された筐体50の一の面(図2中左側面)には、開閉可能な前扉51が形成され、又、この前扉51と対向する面には、開閉可能な後扉52が形成されている。
筐体50内の後方には電源70や制御部40,ドライブ20,搬送機構200等が配置され、後扉52を開くことにより、これらの各部に対してメンテナンス等の操作を行なうことができる。
媒体IN表示LED511は、後述する媒体収納棚10のセル11に対応するものであり、セル11と同数そなえられている。そして、媒体IN表示LED511は、セル11にテープカートリッジ100が格納されている場合に、そのセル11に対応する媒体IN表示LED511が点灯する。
装置状態表示LED512は、ドライブ20の状態を示すものであり、例えば、ドライブ20の起動処理時のイニシャライズにおいて実行されるセルフテストの結果に基づいて点灯制御される。
装置状態表示LED512は、セルフテストの結果、正常に機能していることが判断された場合には緑に点灯され、何らかのエラーが検出された場合には赤に点灯される。すなわち、例えば、ドライブ20のセルフテストの結果が制御部40等に送信され、この制御部40がその結果に基づき、装置状態表示LED512を赤もしくは緑に点灯させる制御を行なう。
媒体収納棚10は、データを保存するカートリッジ式記録装置としてのテープカートリッジ(単に、媒体とも言う)100を複数収納する。この媒体収納棚10には、テープカートリッジ100を収納する収納スペース(以下セルともいう)11が、上下方向に並んで複数(本実施形態では5つ)そなえられている。これらのセル11は、互いに同様の構成をそなえる。
各セル11において、オペレータ側開口11aには、図4に示すように、当該オペレータ側開口11aを塞ぐようにセル扉12が配置されている。このセル扉12は、その前後方向への動きは規制された状態で、上下方向にスライド可能に構成されている。そして、図5に示すように、オペレータが、このセル扉12を上方にスライドさせることによりオペレータ側開口11aが露出し、オペレータは、このオペレータ側開口11aにテープカートリッジ100を挿入する。又、オペレータ側開口11aにテープカートリッジ100を挿入した後に、オペレータがセル扉12を下方へスライドさせることにより、このセル扉12により、セル11内におけるテープカートリッジ100の前方への移動が抑止される。
セル11内におけるオペレータ側開口11aの上側には、インセンサ161(図20参照)が配置されている。インセンサ161はセル11内におけるテープカートリッジ100の存在を検知し、その結果を制御部40に送信する。このインセンサ161として、例えば近接センサが用いられる。
図6は実施形態の一例としてのライブラリ装置1における媒体ロック爪120の構成を模式的に示す透視図である。
そして、セル11内において、テープカートリッジ100が挿入されると、テープカートリッジ100を挟んで対向する位置に配置された一対の媒体ロック爪120のヘッド122が、テープカートリッジ100に形成された凹部100aに嵌合する。これにより、セル11内において、テープカートリッジ100が固定される。以下、セル11内において、テープカートリッジ100に形成された凹部100aに媒体ロック爪120が嵌合した状態をテープカートリッジ100のロック状態という。
図8は実施形態の一例としてのライブラリ装置1のドライブ20の斜視図である。又、図9(a),(b),(c)は実施形態の一例としてのライブラリ装置1のドライブ20の三面図であり、図9(a)はその平面図、図9(b)はその正面図、図9(c)はその側面図である。
ドライブ20において、媒体挿抜口23から挿入されたテープカートリッジ100は、ドライブ内搬送機構によりドライブ筐体24内の所定位置(ロード位置)まで搬送(位置決め搬送)される。ドライブ内搬送機構は、例えば、駆動モータやゴムローラ等をそなえて構成される。
なお、ドライブ20における、上述したドライブ内搬送機構やテープローディング機構、磁気ヘッド等の各構成や機能、又、これらによるテープカートリッジ100に対するデータアクセス処理は、既知のテープドライブ装置の機能により実現され、その詳細な説明は省略する。
押付け板(押圧部)21は、図8及び図9(a)〜(c)に示すように、媒体挿抜口23の内部のテープ載置面23aと面一となるように、ドライブ20の媒体挿抜口23の下側の縁から前方に突出する板状部材であり、媒体挿抜口23の下側の縁に沿って延在している。又、押付け板21のドライブ20に固定された側とは反対側の端部は、鉛直下方に折り曲げられ当接面21aを形成する。
ロック解除爪(ロック解除機構)22,22は、図8及び図9(a)〜(c)に示すように、媒体挿抜口23の両側縁における対向する位置からそれぞれ前方に突出する棒状部材である。これらの一対のロック解除爪22の間隔は、テープカートリッジ100の幅方向寸法よりもやや広くなるように構成され、テープカートリッジ100と干渉することがない。また、各ロック解除爪22におけるドライブ20とは反対側の端部(先端部)においては、その他方のロック解除爪22と対向する側(以下、内側という場合がある)の先端部から、その反対側(以下、外側という場合がある)にかけて傾斜する斜面22aが形成されている。すなわち、ロック解除爪22における先端部は、斜面22aによりくさび状に形成されている。
後述する搬送機構200の前後駆動機構部60が、ドライブ20を前方に移動させると、この図10に示すように、ロック解除爪22が、媒体ロック爪120とテープカートリッジ100との間に挿入され、テープカートリッジ100のロック状態を解除する。
搬送機構200は、ドライブ20を移送するものであり、本実施形態においては、上下駆動機構部30及び前後駆動機構部60をそなえる。又、これらの上下駆動機構部30及び前後駆動機構部60は制御部40により制御される。
ボールねじ36は、ねじ軸32とナット部33とをそなえる。ねじ軸32は、筐体50内部においてその床面から上方に向かって立設し、その周囲にねじ溝が形成されている。なお、便宜上、図1や図11中において、ねじ軸32のねじ溝の図示は省略している。ナット部33は、ねじ軸32との間に図示しないボール(鋼球)を介して外嵌され、ねじ軸32の回転に応じて、上下方向に移動する。なお、このボールねじ36は既知の手法により実現され、その詳細な説明は省略する。又、このナット部33には、ドライブ20が載置されたベッド部37が固定されている。
なお、ベッド部37におけるナット部33に固定される位置と対角線上の位置には、ねじ軸32と平行にシャフト34が設けられている(図12参照)。このシャフト34にはホルダ35がリニアベアリング等を介して摺動自在に遊嵌され、又、ホルダ35はドライブ20が載置されたベッド部37に固定されている。そして、ホルダ35は、上下駆動機構30によるドライブ20の上下移動に伴って、シャフト34に沿って上下移動する。すなわち、シャフト34及びホルダ35は、上下駆動機構30と協働して、ドライブ20が平行且つ安定した姿勢で上下移動できるよう補助する。
前後駆動機構部60は、筐体50内において、ドライブ20を前後方向に移動させる。この前後駆動機構部60も、上下駆動機構部30と同様に、例えば、電動式のスクリューシリンダ機構により構成され、ボールねじ66と前後駆動モータ61とをそなえる。
また、ねじ軸62と平行に、このねじ軸62を挟んだ両側位置に搬送レール64,64が配設されており、又、これらの搬送レール64,64には、ガイド部材65が、搬送レール64の長手方向に沿って摺動可能にそれぞれ取り付けられている。なお、これらのガイド部材65,65もナット部63と同様に、ドライブ20の底部に固定されている。又、搬送レール64,64の下面はベッド部37に固定されている。
また、前後駆動モータ61は、後述する制御部40により、その回転動作を制御される。
セル11内において、テープカートリッジ100は載置プレート110上に載置される。
図13は実施形態の一例としてのライブラリ装置1における載置プレート110の構成を示す斜視図である。又、図14(a),(b),(c)は実施形態の一例としてのライブラリ装置1における載置プレート110の三面図であり、図14(a)はその平面図、図14(b)はその正面図、図14(c)はその側面図である。
載置部110aにはテープカートリッジ100が載置され、又、このテープカートリッジ100はこの載置部110a上において、前後方向(図14(a)の紙面上下方向)に摺動する。
牽引部110b,110cは、載置部110aの幅方向の各端辺にそれぞれ固定され、それぞれコイルばね141(図10,図15等参照)の一端が取り付けられるばね取付部111をそなえる。このばね取付部111は、牽引部110b,110cの表面から上方へ突出する円筒形状をそなえ、その頂部付近にコイルばね141の一端部が取り付けられる。又、各牽引部110b,110cは、ばね取付部111の突出量とほぼ同じ寸法だけ低くなるように、載置部110aのガイド部112の延在方向(前後方向)に沿って段差が形成されている。
載置プレート110は、上述した載置部110a及び牽引部110b,110cを溶接やねじ止め等の手法により固定することにより形成される。
図15〜図18はそれぞれ実施形態の一例としてのライブラリ装置1におけるドライブ20と媒体収納棚10の各部との位置関係を例示する図である。図15及び図16はそれぞれ異なる角度から示す斜視図であり、図17はその側面図、図18はその上面図である。
また、これらの図15〜図18に示す例においては、便宜上、筐体50や媒体収納棚10等を構成する部品の一部の図示を省略している。又、図15においてはテープカートリッジ100の図示も省略している。
また、載置プレート110のばね取付部111に一端が取り付けられたコイルばね141の他端は、媒体収納棚10の図示しないフレームに固定される。これにより、載置プレート110は、コイルばね141により、ホームポジションに安定するように付勢された状態でセル11内を摺動する。具体的には、載置プレート110は、図15〜図18に示すホームポジションから、セル11内の前方に対して、コイルばね141に引っ張られる状態で移動する。そして、載置プレート110を前方に対して移動させる外力を取り除くと、載置プレート110はコイルばね141により牽引されホームポジションに位置する。
この図19に示すように、セル11内にドライブ20が搬送されると、ドライブ20の前方に突出する押付け板21が、載置プレート110の牽引部110bに形成された段差部分を構成する鉛直面の後方の辺114に当接する(矢印A参照)。
図19に示した状態から、更に前後駆動機構部60がドライブ20をセル11内に搬送すると、ドライブ20の押付け板21が載置プレート110を前方に押しながら(押しのけながら)前方に移動する。
この状態で、更に、前後駆動機構部60がドライブ20を前方に移動させると、載置プレート110の上面とテープカートリッジ100との間に滑りが生じ、載置プレート110だけがドライブ20の移動とともに前方に押される。その結果、図20に示すように、ドライブ20の押付け板21が載置プレート110がセル11の前方において、セル扉12の下方に形成された開口111aから外部に押し出される。
テープカートリッジ100が、ドライブ20の媒体挿抜口23における所定位置まで挿入されると、テープカートリッジ100は、ドライブ20の有するドライブ内搬送機構により、ドライブ20内のロード位置まで搬送される。
すなわち、この媒体ロードポイントにおいては、ドライブ20の媒体挿抜口23に挿入されたテープカートリッジ100が、ドライブ20内に配置されたセンサにより検知され、ドライブ20内において位置決め搬送やテープローディングが開始される。
すなわち、載置プレート110は、セル11からドライブ20へテープカートリッジ100を受け渡すと言え、又、ドライブ20が媒体ロードポイントに到達するまで、このテープカートリッジ100の姿勢を水平に保持することにより、このテープカートリッジ100が安定してドライブ20に挿入されるように補助するとも言える。
前後駆動機構部60は、このドライブ20から排出されたテープカートリッジ100をセル11内へ収納する。この収納先のセル11は、そのテープカートリッジ100が格納されていたセル11であってもよく、又、テープカートリッジ100が格納されていない他のセル11であってもよい。
前後駆動機構部60は、媒体挿抜口23に処理後のテープカートリッジ100を配置した状態のドライブ20を、そのテープカートリッジ100の収納先のセル11に搬送する。
また、この際、ロック解除爪22が媒体ロック爪120とテープカートリッジ10の凹部100aとの間に介在してテープカートリッジ100のロックを邪魔することがないように、上下駆動機構部30がドライブ20全体を所定高さ(例えば5mm程度)持ち上げた状態で、前後駆動機構部60がドライブ20を前方に移動させる。
図21は実施形態の一例としてのライブラリ装置1におけるセル11へテープカートリッジ100の格納時の状態を例示する斜視図である。この図21に示す例においても、便宜上、筐体50や媒体収納棚10等を構成する部品の一部の図示を省略している。
制御部40は、搬送機構200の上下駆動機構部30及び前後駆動機構部60を制御してドライブ20の搬送を制御する。制御部40は、制御・通信ケーブル41aを介して上下駆動モータ31及び前後駆動モータ61と通信可能に接続されている。
上述の如く構成された実施形態の一例としてのライブラリ装置1における全体的な処理を図22に示すフローチャート(ステップA10〜A110)に従って説明する。
本ライブラリ装置1の電源が投入されると、先ず、ドライブ20のイニシャライズが行なわれる(ステップA10)。制御部40は、ドライブ20のイニシャライズ時におけるセルフテストの結果、ドライブ20に異常が検知されなかった場合には、前扉51の装置状態表示LED512を緑に点灯させる。又、セルフテストの結果、ドライブ20に何らかの異常が検知された場合には、装置状態表示LED512を例えば赤に点灯させる。
ここで、オペレータは、装置状態表示LED512が緑であるか否か、すなわち、ステップA10のイニシャライズの結果、ドライブ20に異常が検出されたか否かを確認する(ステップA30)。この確認の結果、装置状態表示LED512が緑ではない場合には(ステップA30のNOルート参照)、ドライブ20に何らかの故障等が生じていると判断することができる(ステップA100)。ここで、装置状態表示LED512が緑ではない場合に、制御部40は、図示しない上位装置に対して、ドライブ20に何らかの異常が生じている旨の通知を行なってもよい。
装置状態表示LED512が緑色に点灯している状態において(ステップA30のYESルート参照)、オペレータは、媒体IN表示LED511の点灯状態を確認し(ステップA40)、全ての媒体IN表示LED511が点灯している場合には(ステップA40の“全点灯YES”ルート参照)、ライブラリ装置1の準備が完了し、上位装置からのテープカートリッジ100に対するデータの記録指示や再生指示の受信を待つ。
搬送機構200は、上位装置からのアクセスコマンドに対応するテープカートリッジ100が格納されたセル11にドライブ20を搬送する。
すなわち、上下駆動機構部30が処理対象のテープカートリッジ100が格納されたセル11の位置に合わせてドライブ20を筐体50内を上下方向に移動させる(ステップA70)。次に、前後駆動機構部60が対象のセル11内にドライブ20を前進させてて、このドライブ20内にテープカートリッジ100を挿入させて、このテープカートリッジ100に対して、データアクセス処理を行なう(ステップA80)。
先ず、オペレータが、筐体50の前扉51を開き、更に、図24に示すように、セル11のセル扉12を開いて、そのセル11内にオペレータ側開口11aからテープカートリッジ100を挿入することにより、処理が開始される。
そして、前後駆動機構部60がドライブ20の前方への駆動を更に行なうことにより、ドライブ20の媒体挿抜口23にテープカートリッジ100が進入する。又、このドライブ20の前方への移動により、ドライブ20の押付け板21が載置プレート110を前方に押し出す。これにより、図28(a)に示すように、載置プレート110がセル扉12の下方の開口111aから媒体収納棚10の格納スペースから突出する。又、この際、コイルばね141が、載置プレート110の前方への移動に従って引き伸ばされる。
そして、前後駆動機構部60は、ドライブ20を媒体ロードポイントまで前進させる(ステップB50)。
ステップB80において、ドライブ20においてデータの読み取りもしくは書き込みが終了すると、ドライブ20からテープカートリッジ100がアンロードされ、ドライブ20の媒体挿抜口23からこのテープカートリッジ100が排出され、突出した状態となる。そして、図30に示すように、上下駆動機構部30がドライブ20を所定高さA(例えばA=5mm程度)持ち上げた状態で、前後駆動機構部60がドライブ20を前方に移動させる。このドライブ20を持ち上げる所定高さAは、媒体ロック爪120の筒状体121の直径よりも大きい寸法であることが望ましい。
ステップB90において、ドライブ20の前進によりテープカートリッジ100が、その凹部100に媒体ロック爪120が係合する位置まで到達する。この際、上下駆動機構部30がドライブ20を所定高さ上げた状態で、前後駆動機構部60がドライブ20を前進させているので、ドライブ20のロック解除爪22が媒体ロック爪120に干渉することがなく、テープカートリッジ100を確実にロック状態にすることができる。
このように、実施形態の一例としてのライブラリ装置1によれば、テープカートリッジ100を把持して搬送する機構をそなえることなく、ドライブ20によって複数のテープカートリッジ100のデータの読み書きを行なうことができる。これにより、装置構成を簡素化して、装置を小型化できるとともに、製造コストを低減することができる。
そして、開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、載置プレート110をホームポジションに戻すための機構としてコイルばね141をそなえた例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えばコイルばね以外のばねを用いてもよく、又、ゴム等のばね以外の弾性部材を用いてもよい。
また、上述した開示により本実施形態を当業者によって実施・製造することが可能である。
10 媒体収納棚
11 セル
11a オペレータ側開口
11b ドライブ側開口
12 セル扉
20 ドライブ(記録再生装置)
21 押付け板(押圧部)
21a 当接面21a
22 ロック解除爪(ロック解除機構)
22a 斜面
23 媒体挿抜口
23a テープ載置面
30 上下駆動機構部
31 上下駆動モータ
32 ねじ軸
33 ナット部
34 シャフト
35 ホルダ
36 ボールねじ
37 ベッド部
40 制御プリント板
41a 制御通信ケーブル
50 筐体
51 前扉
52 後扉
60 前後駆動機構
61 前後駆動モータ
62 ねじ軸
63 ナット部
64 搬送レール
65 ガイド部材
66 ボールねじ
70 電源
100 テープカートリッジ(記録媒体)
100a 凹部
110 載置プレート
110a 載置プレート(載置部)
110b,110b 牽引部
111 ばね取付部
111a 開口
112 ガイド部
114 辺
120 媒体ロック爪
121 筒状体
122 ヘッド
122a,122b 面
123 圧縮ばね
141 コイルばね
161 インセンサ
200 搬送機構
511 媒体IN表示LED
512 装置状態表示LED
Claims (3)
- 記録媒体を格納可能なセルを複数そなえる媒体収納棚と、
前記記録媒体に対してデータの書き込み及び読み出しを行なう記録再生装置と、
前記記録再生装置をデータアクセス対象の前記記録媒体が格納されている前記セルに搬送し、前記記録媒体を前記記録再生装置の媒体挿抜口内に挿入するように、前記記録再生装置における前記記録媒体に対するアクセス処理が開始される媒体ロードポイントまで前記記録再生装置を搬送する搬送機構とを備え、
前記記録再生装置が、前記セルに対向して突出する押圧部を備えるとともに、
前記セル内において、前記記録媒体が載置され、前記押圧部による押圧により、当該押圧部が突出する方向に沿って移動可能な載置部を備え、
前記搬送機構が、前記セル内の前記記録媒体に向けて前記記録再生装置を搬送すると、前記記録再生装置が、前記押圧部により前記載置部を押しながら前記セル内に進入することを特徴とする、ライブラリ装置。 - 前記セルは、当該セルの内部において、前記記録媒体に形成された凹部に嵌合する媒体ロック爪を有し前記記録媒体を固定する媒体固定機構を備えるとともに、
前記記録再生装置は、前記記録再生装置の前記セル内への進入に伴って、前記凹部と前記媒体ロック爪との間に挿入され、前記媒体ロック爪と前記凹部との嵌合を解除することで前記媒体固定機構による前記セルへの前記記録媒体の固定を解除するロック解除機構を備えることを特徴とする、請求項1に記載のライブラリ装置。 - 前記搬送機構が、前記記録再生装置による前記記録媒体に対するデータアクセス終了後に、前記記録再生装置を前記記録媒体の格納先としてのセルに搬送し、前記記録媒体を当該セル内に格納することを特徴とする、請求項1又は2に記載のライブラリ装置。
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