JP2000100029A - 記録媒体オートローダ - Google Patents

記録媒体オートローダ

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JP2000100029A
JP2000100029A JP10266853A JP26685398A JP2000100029A JP 2000100029 A JP2000100029 A JP 2000100029A JP 10266853 A JP10266853 A JP 10266853A JP 26685398 A JP26685398 A JP 26685398A JP 2000100029 A JP2000100029 A JP 2000100029A
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JP
Japan
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magazine
stopper
recording medium
cabinet
autoloader
Prior art date
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Pending
Application number
JP10266853A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Isomura
恭一 磯村
Kiyoshi Nakagawa
浄 中川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットに挿入したマガジンがキャビネ
ットから抜け落ちないようにする。 【解決手段】 複数のテープカートリッジ2…2を装填
したマガジン3をキャビネット4のマガジン手動挿入位
置まで挿入すると、マガジン自動挿入・排出手段9に設
けた板ばね製のストッパ22が上記マガジン3の側面に
設けたストッパ係合部21に係合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】テープカートリッジやディス
クカートリッジ等の複数の記録媒体をマガジンに装填
し、該マガジンをキャビネット内に収容することによ
り、上記マガジンに装填した記録媒体を自動的にマガジ
ンから取り出して、記録再生装置等の記録媒体ドライブ
装置に送り込むとともに記録再生等を終了した記録媒体
を上記マガジンに自動的に戻すことができるようにした
コンピュータのバックアップ装置等に用いられる記録媒
体オートローダ(記録媒体オートローディング装置)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体オートローディングとして、例
えば、図14に示したテープカートリッジオートローダ
1が知られている。上記オートローダ1は、複数の記録
媒体としてのテープカートリッジ2…2を装填したマガ
ジン3と、上記マガジン3をマガジン挿入口4aからマ
ガジン収容部4b内に収容するキャビネット4と、上記
キャビネット4のマガジン手動挿入位置Pに挿入された
マガジン3の引込部材係合部5に係合して、上記マガジ
ン3を上記マガジン収容部4b内に引き込むマガジン引
込部材6および上記マガジン3の送出部材係合部7に係
合して上記マガジン収容部4b内に収容されているマガ
ジン3を上記マガジン手動挿入位置Pまで送り出すマガ
ジン送出部材8を有するマガジン自動挿入・排出手段9
と、上記キャビネット4のマガジン収容部4bに収容さ
れたマガジン3内のテープカートリッジ2…2を記録媒
体ドライブ装置10に送り込むとともに、該ドライブ装
置10からテープカートリッジ2…2を上記マガジン3
に戻す記録媒体搬送手段(以下、エレベータと称する)
11とを備えている。
【0003】上記エレベータ11は、上記キャビネット
4のマガジン挿入口4aとマガジン収容部4bの間に設
けられたエレベータ昇降空間4c内を昇降するようにな
っている。上記マガジン挿入口4aには回動扉4dが取
付けられている。
【0004】上記マガジン3の引込部材係合部5は、上
記マガジン3の一側面に第1の凹部12を設けることに
より形成されている。(上記第1の凹部12の一側面が
上記引込部材係合部5になっている)。
【0005】上記マガジン3の送出部材係合部7は、上
記第1の凹部12のマガジン挿入方向の先端側に隣接し
て第2の凹部13を設けることにより形成されている。
(上記第2の凹部13の一側面が上記送出部材係合部7
になっている)。
【0006】図14に示した上記マガジン3をキャビネ
ット4に挿入する前は、図15に示したように、上記マ
ガジン引込部材6は、上記引込部材係合部5や送出部材
係合部7と当接しない位置まで逃げ移動している。
【0007】そして、図16に示したように、上記マガ
ジン3をキャビネット4のマガジン手動挿入位置Pまで
挿入したのちに、図17に示したように、上記マガジン
引込部材6は、上記第1の凹部12内に侵入する。そし
て、上記マガジン引込部材6をマガジン引込方向に移動
させると、該マガジン引込部材6は、上記引込部材係合
部5に係合して、上記マガジン3をスライドさせて、マ
ガジン収容部4b内に送り込む。
【0008】図18に示したように、上記マガジン3が
上記マガジン収容部4b内に収容されると、上記エレベ
ータ11は、上記マガジン3のカートリッジ取出口3a
の位置まで上昇して、上記マガジン3からテープカート
リッジ2を受け取ったのちに下降して、上記テープカー
トリッジ3を上記ドライブ装置10に送り込んで、記録
・再生等を行う。
【0009】記録・再生等が終了すると、上記ドライブ
装置10からテープカートリッジ3を受け取ったエレベ
ータ11は、上記マガジン3のカートリッジ挿入口3b
の位置まで上昇して上記テープカートリッジ2を上記マ
ガジン3内に戻したのちに下降する。
【0010】また、上記マガジン3を上記キャビネット
4から取り出す際には、図19に示したように、上記マ
ガジン3に設けた送出部材係合部7に上記マガジン自動
挿入・排出手段9のマガジン送出部材8が係合して、図
20に示したように、上記マガジン3は、上記マガジン
手動挿入位置Pまで送り出されてくる。
【0011】上記マガジン3がマガジン手動挿入位置P
まで送り出されてくると、図21に示したように、上記
マガジン引込部材6は、2点鎖線で示す上記引込部材係
合部5に係合可能な位置から実線で示す上記引込部材係
合部5に係合不可能な位置に逃げ移動して、上記マガジ
ン3をキャビネット4から抜き取ることができるように
なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
記録媒体オートローダには次に述べるような問題点があ
った。
【0013】(1)マガジン3をキャビネット4のマガ
ジン手動挿入位置Pまで挿入した場合でも、上記マガジ
ン挿入口4aが下方に向けて傾斜しているような場合
に、上記挿入したマガジン3が自重で上記マガジン挿入
口4a側に移動してしまう虞がある。
【0014】(2)マガジン3が上記マガジン送出部材
8によってマガジン手動挿入移動Pに送り出されてきた
ときにその慣性力で、上記マガジン3が上記マガジン手
動挿入位置Pを通過してマガジン挿入口4a側まで押し
出されてしまう虞がある。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決し、キャ
ビネットのマガジン挿入口を下向きにして配置してもマ
ガジンが落下したりすることのない記録媒体オートロー
ダを提供することを目的としてなされたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の記録媒
体を装填するマガジンと、上記マガジンをマガジン挿入
口からマガジン収容部内に収容するキャビネットと、上
記キャビネットのマガジン手動挿入位置に挿入されたマ
ガジンの引込部材係合部に係合して、上記マガジンを上
記マガジン収容部内に引き込むマガジン引込部材および
上記マガジンの送出部材係合部に係合して上記マガジン
を上記マガジン手動挿入位置まで送り出すマガジン送出
部材を有するマガジン自動挿入・排出手段と、上記キャ
ビネットのマガジン収容部に収容されたマガジン内の記
録媒体を記録媒体ドライブ装置に送り込むとともに、該
ドライブ装置から記録媒体を上記マガジンに戻す記録媒
体搬送手段とを備えた記録媒体オートローダにおいて、
上記マガジン手動挿入位置において、上記マガジンの動
きをばね力で停止させるストッパを設けることにより、
上記ストッパで上記マガジンが上記キャビネットから抜
け落ちたりするのを防止することができるようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】図1と図2は、本発明の記録媒体
オートローダ1の斜視図と側面図である。上記記録媒体
オートローダ1は、複数の記録媒体としてのテープカー
トリッジ2…2を装填したマガジン3と、上記マガジン
3をマガジン挿入口4aからマガジン収容部4b内に収
容するキャビネット4と、上記キャビネット4のマガジ
ン手動挿入位置Pに挿入されたマガジン3の引込部材係
合部5に係合して、上記マガジン3を上記マガジン収容
部4b内に引き込むマガジン引込部材6および上記マガ
ジン3の送出部材係合部7に係合して上記マガジン3を
上記マガジン手動挿入位置まで送り出すマガジン送出部
材8を有するマガジン自動挿入・排出手段9と、上記キ
ャビネット4のマガジン収容部4bに収容されたマガジ
ン3内の記録媒体としてのテープカートリッジ2…2を
記録媒体ドライブ装置10に送り込むとともに、該ドラ
イブ装置10から記録媒体としてのテープカートリッジ
2…2を上記マガジン3に戻す記録媒体搬送手段(以
下、エレベータと称する)11と、上記キャビネット4
のマガジン手動挿入位置に挿入されたマガジン3のスト
ッパ係合部21に係合して、上記キャビネット4からの
マガジン3の脱落を防止するストッパ22とを備えてい
る。
【0018】上記エレベータ11は、上記キャビネット
4のマガジン挿入口4aとマガジン収容部4bの間に配
置されたエレベータ昇降空間4c内を昇降するようにな
っている。上記マガジン挿入口4aには回動扉4dが取
付けられている。上記回動扉4dは、マガジン挿入時に
は上記マガジン3で押されて回動して開き、マガジン排
出時には上記マガジン自動挿入・排出手段9を、該マガ
ジン自動挿入・排出手段9によって連動操作される連動
アーム14(図2参照)とによって自動的に回動して開
くようになっている。
【0019】上記マガジン3の引込部材係合部5は、上
記マガジン3の一側面に第1の凹部12を設けることに
より形成されている。(上記第1の凹部12の一側部が
上記引込部材係合部5になっている)。
【0020】上記マガジン3の送出部材係合部7は、上
記第1の凹部12のマガジン挿入方向の先端側に隣接し
て第2の凹部13を設けることにより形成されている。
(上記第2の凹部13の一側部が上記送出部材係合部7
になっている)。
【0021】上記マガジン3のストッパ係合部21は、
上記引込部材係合部5の下部に、これと連続した状態で
設けられている。(上記第1の凹部12の一側部の上部
が上記引込部材係合部5になっていて、その下部が上記
ストッパ係合部21になっている)。
【0022】また、上記ストッパ22は、板ばねで構成
されていて、一端部が上記スライド部材23の下端部に
取付けられているとともに、他端の自由端側には略V字
状に折曲げた凸部22aが形成されていて、該V字状の
凸部22aが上記マガジン通路内に侵入している。
【0023】次に、マガジン3、キャビネット4、マガ
ジン自動挿入・排出手段9について更に具体的に説明す
る。
【0024】図2に示したように、上記マガジン3は、
長さ方向の一側面にカートリッジ挿入口31とカートリ
ッジ取出口32を上,下に有していて、上記カートリッ
ジ挿入口31からテープカートリッジ2…2を挿入し、
上記カートリッジ取出口32からテープカートリッジ2
…2を取り出すことができるようになっている。
【0025】上記マガジン3は、横長で扁平な直方体形
状の箱形で形成されたマガジン本体部33を合成樹脂の
仕切板34で仕切ることにより、上下2段のカートリッ
ジ収納部を有していて、各段のカートリッジ収納部に2
個づつ合計4個のテープカートリッジ2…2を収納する
ことができるようになっている。
【0026】上記上段のカートリッジ収納部の一端部が
カートリッジ挿入口31になっているとともに、上記下
段のカートリッジ収納部の一端部がカートリッジ取出口
32になっている。
【0027】上記上,下段のカートリッジ収納部は、上
記カートリッジ挿入口31およびカートリッジ取出口3
2と反対側の端部において連通口35で互いに連通され
ていて、図3(A)〜(E)に示したように上記カート
リッジ挿入口31から4個のテープカートリッジ2…2
を上記上下のカートリッジ収納部に所謂玉突き方式で順
次収納し、或は、図4(A),(B)に示したように、
カートリッジ挿入口31およびカートリッジ取出口32
からそれぞれ2個づつテープカートリッジ2…2を上下
段のカートリッジ収納部に収納することができるように
なっている。(上記カートリッジ挿入口31から4個の
テープカートリッジ2…2を挿入する場合には、図3
(A)に示したように、先ず第1,第2の2個のテープ
カートリッジ2,2を上段のカートリッジ収納部に挿入
すると、図3(B)に示したように、上記連通口35の
上部に設けた落下操作部材36,37によって、先端の
第1のテープカートリッジ2が連通口35を通って、下
段のカートリッジ収納部に落下する。上記下段のカート
リッジ収納部に落下した第1のテープカートリッジ2の
先端部を図3(C)に示したように、上記マガジン本体
部33の背面側から底面側にかけて設けた切欠部38を
介して指先等で押圧して上記カートリッジ取出口32側
に位置させる。次に、上記カートリッジ挿入口31から
第3のテープカートリッジ2を挿入すると、図3(D)
に示したように、上記第2のテープカートリッジ2に玉
突き式に押されて、上記連通口35から下段のカートリ
ッジ収納部に落下して、下段のカートリッジ収納部に第
1,第2の2個のテープカートリッジ2,2が収納さ
れ、上段のカートリッジ収納部に第3のテープカートリ
ッジ2が収納された状態になる。次に、上記カートリッ
ジ挿入口31から第4のテープカートリッジ2を挿入す
れば、図3(E)に示したように、上記第3のテープカ
ートリッジ2が押されて、上記第2のテープカートリッ
ジ2上に位置し、上段のカートリッジ収納部に第3,第
4の2個のテープカートリッジ2,2が収納された状態
になるのである。) 上記キャビネット4は、直方体形状の箱形に形成された
キャビネット本体部(フレーム部)41と、該キャビネ
ット本体部41の前面側に取付けられたフロントパネル
42とを備えている。
【0028】上記キャビネット4は、上記フロントパネ
ル42に設けたマガジン挿入口4aから上記キャビネッ
ト本体部41内のマガジン収容部4b内に上記マガジン
3を挿入するようになっている。上記マガジン収容部4
bの下部には、記録媒体ドライブ装置10が配置されて
いる。
【0029】上記マガジン挿入口4aを設けたフロント
パネル42の内面と上記マガジン収容部4b乃至記録媒
体ドライブ装置10の間にはエレベータ昇降空間4cが
設けられていて、該エレベータ昇降空間4c内にエレベ
ータ11が配置されている。
【0030】上記フロントパネル42の内側には、上記
マガジン挿入口4aを開閉する回動扉4dが配置されて
いるとともに、上記キャビネット本体部41の内側のフ
レーム43の開口部44から上記キャビネット4のマガ
ジン挿入通路内に突出するマガジン引込部材6とマガジ
ン送出部材8を有するマガジン自動挿入・排出手段9が
設けられている。
【0031】図5は、上記マガジン自動挿入・排出手段
9の斜視図である。上述したように、上記マガジン自動
挿入・排出手段9は、上記マガジン引込部材6と、マガ
ジン送出部材8と、これらマガジン引込部材6およびマ
ガジン送出部材8を設けたスライド部材23と、該スラ
イド部材23を上記フレーム43の外側面に沿って、マ
ガジン挿抜方向にスライド可能に支持しているガイド軸
24と、該ガイド軸24に沿って上記スライドプレート
23を移動させるラック&ピニオン25と、ギャトレイ
ン26および駆動モータ27とを備えている。
【0032】上記マガジン引込部材6は、軸51によっ
て上記スライド部材23に回動可能に取付けられている
とともに、捩りコイルばね52によって回動力を付与さ
れていて、一端の被係合部6aが上記開口部44からマ
ガジン挿入通路内に突出可能になっている。
【0033】上記マガジン送出部材8は、上記スライド
部材23の一部を切起すことによりこれと一体に形成さ
れていて、上記開口部44からマガジン挿入通路内に侵
入している。
【0034】また、上記ストッパ22は、細長い板ばね
で構成されていて、一端側が上記スライド部材23に取
付けられているとともに、他端の自由端側には、上記マ
ガジン引込部材6の凸部6aの下方に重なり合うように
折り曲げられた略V字状の凸部22aが形成されてい
て、該V字状の凸部22aも上記マガジン挿入通路内に
侵入している。
【0035】図5に示した状態から上記マガジン引込部
材6をマガジン手動挿入位置(図のガイド軸24の左
端)に向けて移動させると、上記マガジン引込部材6に
設けた傾斜面6bが上記フレーム43の開口部44の周
縁に設けたマガジン引込部材操作部45に当接して、上
記マガジン引込部材6は、上記捩りコイルばね52のば
ね力に抗して回動していって、上記マガジン引込部材6
がマガジン手動挿入位置まで来ると、図6に示したよう
に、上記マガジン引込部材6の被係合部6aは、上記マ
ガジン挿入通路内から上記フレーム43の裏面側に引き
込まれた状態になる。
【0036】なお、上記マガジン引込部材6とマガジン
送出部材8とストッパ22は、スライド部材23を介し
て一体化されているので、マガジン引込部材6を移動さ
せれば、上記マガジン送出部材8とストッパ22も一緒
に移動する。
【0037】次に、上記記録媒体オートローダ1の作用
について説明する。
【0038】図6に示したマガジン引込部材6をマガジ
ン手動挿入位置に移動させた状態で、上記マガジン3を
キャビネット4内に挿入すれば、上述したように上記マ
ガジン引込部材6の被係合部6aは、上記のマガジン挿
入通路から退出した状態になっているので、図7に示し
たように、上記マガジン3は、円滑に上記マガジン手動
挿入位置まで挿入される。
【0039】上記マガジン3をマガジン手動挿入位置ま
で挿入する過程において、上記ストッパ22のV字状の
凸部22aが上記送出部材係合部7に当接して逃げ移動
して、上記送出部材係合部7を乗り越えたのち、上記ス
トッパ22の凸部22aは、上記第1の凹部12内に勘
合し、上記ストッパ係合部21に係合して、上記マガジ
ン3をロックするようになっている。
【0040】上記マガジン3がマガジン手動挿入位置に
挿入されたことが検出されると、上記モータ27が作動
し、上記ギャトレイン26、ラック&ピニオン25を介
して、上記スライド部材23がガイド軸24に沿ってマ
ガジン引込方向に移動するとともに、上記スライド部材
23に設けられているマガジン引込部材6、マガジン送
出部材8、ストッパ22もこれと一緒に移動する。
【0041】上記ストッパ22が移動すると、上述した
ように、上記ストッパ22のV字状の凸部22aが上記
ストッパ係合部21に係合しているので、上記マガジン
3もマガジン引込方向に移動する。
【0042】上記マガジン引込部材6がマガジン引込方
向に所定量移動すると、図8に示したように、上記マガ
ジン引込部材6の被係合部6aは、上記開口部44から
マガジン挿入通路内に突出して、該通路内に位置してい
る上記マガジン3の第1の凹部12内に侵入して、上記
引込部材係合部5に係合する。
【0043】そして、上述のようにストッパ22の凸部
22aがストッパ係合部21に係合し、マガジン引込部
材6の被係合部6aが引込部材係合部5に係合した状態
で上記マガジン3は、上記マガジン収容部4b側に移動
していって、該マガジン収容部4b内に収容されるので
ある。
【0044】また、上記マガジン3を上記キャビネット
4から取り出す際には、上記モータ27が引込時とは逆
方向に回転する。従って、図9に示したように、マガジ
ン送出部材8が送出部材係合部7に係合して、上記マガ
ジン3は、排出方向に送り出されて来る。
【0045】そして、上記マガジン3がマガジン手動挿
入位置まで送り出されて来ると、図10に示したように
上記マガジン引込部材6の傾斜面6bが上記マガジン引
込部材操作部45に当接して、上記マガジン引込部材6
の被係合部6aは、上記マガジン3の第1の凹部12内
から抜け出て、上記引込部材係合部5との係合が外れ
る。しかし、上記ストッパ22のV字状の凸部22a
は、上記第1の凹部12内に勘合したままの状態に維持
されている。
【0046】従って、上記マガジン3をマガジン手動挿
入位置において、確実に停止させることができる。
【0047】そして、上記マガジン手動挿入位置に送り
出されてきたマガジン3を所定の力(ストッパ22のス
トッパ力)以上の力で牽引すれば上記ストッパ22が逃
げ方向に撓んで、上記V字状の凸部22aは、上記第1
の凹部12から抜け出て上記とストッパ係合部21の係
合が外れて上記マガジン3は、キャビネット4から抜き
出されることになるのである。
【0048】なお、図11〜13は、上記ストッパ係合
部21およびストッパ22の変形例を示す。
【0049】図11に示す第1の変形例において、上記
ストッパ係合部21は、マガジン3の側面に凸部を設け
ることにより形成されている。
【0050】図12に示す第2の変形例において、上記
ストッパ係合部21は、上記フレーム43の内側面に凸
部を設けることにより形成されている。一方、上記スト
ッパ22は、マガジン3に一端部が取り付けられてい
て、自由端側の略V字状の凸部22aが上記フレーム4
3に設けたストッパ係合部21に係合するようになって
いる。
【0051】図13に示す第3の変形例において、上記
ストッパ係合部21は、上記フレーム43の内側面に凹
部を設けることにより形成されている。
【0052】なお、上記第1〜3の変形例においても上
記ストッパ係合部21とストッパ22以外の構成は、図
1〜10に示した実施の形態と略同じであるので重複す
る説明を省略する。
【0053】また、実施の形態においては、記録媒体2
として、テープカートリッジを示したが、記録媒体2
は、テープカートリッジに限定されずディスクカートリ
ッジその他のものでもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の記録媒体オートローダには次に
述べるような効果がある。
【0055】(1)請求項1の記録媒体オートローダ
は、マガジンをキャビネットに挿入したときに、ストッ
パによって所謂クリック感を出して挿入が完了したこと
を容易に確認することができるようになる。また、上記
キャビネットを傾斜状に配置したような場合でも、マガ
ジンが自重等によってキャビネットから抜け落ちてしま
うのを防止することができる。また、マガジン自動挿入
・排出手段によるマガジンの排出時における慣性力によ
るマガジンのオーバーランを阻止することができる。
【0056】(2)請求項2の記録媒体オートローダ
は、ストッパを板ばねで構成したので、ストッパの構成
が簡単で、かつ組付も容易であって、コストを安くする
ことができる。
【0057】(3)請求項3と請求項5の記録媒体オー
トローダは、ストッパに設けた凸部をマガジン自動挿入
・排出手段に設けた凹部に勘合させる構成としたので、
両者の係合により確実なものにすることができる。ま
た、上記凸部が凹部に勘合する際に、上記凸部は一旦、
逃げ移動したのちにストッパ自身の持つばね力で戻り移
動して、上記凹部に勘合するので両者の勘合時に明確な
クリック感を持たせることができる。
【0058】(4)請求項4の記録媒体オートローダ
は、マガジンにストッパを設けたので、そのぶんマガジ
ン自動挿入・排出手段の構造を簡素化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】側面図。
【図3】(A),(C),(C),(D),(E)は、
マガジンへのテープカートリッジの挿入方法を示す説明
図。
【図4】(A),(B)は、マガジンへのテープカート
リッジの挿入方法を示す説明図。
【図5】マガジン自動挿入・排出手段の斜視図。
【図6】マガジン自動挿入・排出手段の要部の平断面図
(マガジン挿入前)。
【図7】マガジン自動挿入・排出手段の要部の平断面図
(マガジン挿入後)。
【図8】マガジン自動挿入・排出手段の要部の平断面図
(マガジン引込時)。
【図9】マガジン自動挿入・排出手段の要部の平断面図
(マガジン送出時)。
【図10】マガジン自動挿入・排出手段の要部の平断面
図(マガジンが手動挿入位置まで送り出されてきた状
態)。
【図11】ストッパの第1の変形例の平断面図。
【図12】ストッパの第2の変形例の平断面図。
【図13】ストッパの第3の変形例の平断面図。
【図14】従来例の略示的側面図。
【図15】要部の平面図。
【図16】マガジンをマガジン手動挿入位置まで挿入し
た状態を示す略示的側面図。
【図17】要部の平面図。
【図18】マガジンがマガジン収容部内に収容された状
態を示す略示的側面図。
【図19】要部の平面図。
【図20】マガジンがマガジン手動挿入位置まで排出さ
れてきた状態を示す略示的側面図。
【図21】要部の平面図。
【符号の説明】
1…記録媒体オートローダ、2…テープカートリッジ
(記録媒体)、3…マガジン、4…キャビネット、4a
…マガジン挿入口、4b…マガジン収容部、5…引込部
材係合部、6…マガジン引込部材、7…送出部材係合
部、8…マガジン送出部材、9…マガジン自動挿入・排
出手段、10…記録媒体ドライブ装置、11…エレベー
タ(記録媒体搬送手段)、21…ストッパ係合部(凹
部)、22…ストッパ、22a…V字状の凸部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5D057 AA22 BA02 BA04 BB26 BF06 BF07 EB05 5D072 AB22 BA02 BA04 BH04 BH15 EB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を装填するマガジンと、 上記マガジンをマガジン挿入口からマガジン収容部内に
    収容するキャビネットと、 上記キャビネットのマガジン手動挿入位置に挿入された
    マガジンの引込部材係合部に係合して、上記マガジンを
    上記マガジン収容部内に引き込むマガジン引込部材およ
    び上記マガジンの送出部材係合部に係合して上記マガジ
    ンを上記マガジン手動挿入位置まで送り出すマガジン送
    出部材を有するマガジン自動挿入・排出手段と、 上記キャビネットのマガジン収容部に収容されたマガジ
    ン内の記録媒体を記録媒体ドライブ装置に送り込むとと
    もに、該ドライブ装置から記録媒体を上記マガジンに戻
    す記録媒体搬送手段と、 上記マガジン手動挿入位置において、上記マガジンの動
    きをばね力で停止させるストッパと、 を備えてなることを特徴とする記録媒体オートローダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ストッパは、上記マガジン自動挿入・排出手段のス
    ライド部材に一端側が取付けられた板ばねで構成されて
    いて、他端の自由端側が所定の圧力で上記マガジンのス
    トッパ係合部に係合されていることを特徴とする記録媒
    体オートローダ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記ストッパは、自由端側に凸部を有しているととも
    に、 上記マガジンは、上記ストッパの凸部が勘合する凹部を
    有し、該凹部の一側部が上記ストッパ係合部になってい
    ることを特徴とする記録媒体オートローダ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記ストッパは、上記マガジンに一端側が取付けられた
    板ばねで構成されていて、他端の自由端側が所定の圧力
    で上記マガジン自動挿入・排出手段のストッパ係合部に
    係合されていることを特徴とする記録媒体オートロー
    ダ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記ストッパは、自由端側に凸部を有しているととも
    に、 上記マガジン自動挿入・排出手段は、上記ストッパの凸
    部が勘合する凹部を有していることを特徴とする記録媒
    体オートローダ。
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