JP5716439B2 - 情報処理システム、サーバ装置、受継クライアント装置、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、サーバ装置、受継クライアント装置、プログラム及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、サーバ装置、受継クライアント装置、プログラム及び情報処理方法に係り、特に、所定処理の実施を依頼した依頼者の利便性を向上させる情報処理システム、サーバ装置、受継クライアント装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
近年、大型施設(例えば、ショッピングモールや遊園地など)のフードコートや病院の会計受付等では、サービスの提供を依頼した顧客の利便性を考慮しつつ円滑なサービスの運用を実現するために、受け付け順に顧客に対してサービスを受ける順番を示す通し番号を付与し、サービスを提供する側(以下、「サービス提供者」という。)が顧客に対してサービスを提供できる準備が整ったら番号を通知して依頼者を呼び出す、というサービス運用方法が多く採用されている。顧客に対してサービスを受ける順番を付与する具体例としては、施設の受付窓口で受け付けを済ませた顧客に対して固有の番号が割り当てられた呼出ブザーを所持させる、という例が挙げられる。この場合、サービス提供者が顧客に対してサービスを提供できる準備が整ったらその顧客が所持している呼出ブザーを鳴動させることによって顧客を所定の位置(例えば、サービスの提供が可能な位置)まで呼び出して、顧客が望むサービスを提供する。
このようなサービス運用方法を更に発展させた技術としては、銀行や消費者金融などの金融機関の店舗において、一旦、受け付けを済ませた顧客を店舗外で待機させ、サービスを受ける順番が回ってきたらその顧客の携帯端末装置に通知する、という技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)
この他にも、金融機関の店舗に来店した顧客に対して予約情報を付与し、依頼者が所持するGPS機能付き携帯端末装置から顧客の現在位置を示す現在位置情報を取得し、顧客が店舗に戻ってくるのに要する時間を予測し、予測した時間及び顧客に事前に付与した予約情報を用いて顧客を店舗まで誘導する、という技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)
特開2003−337891 特開2003−44729
しかしながら、上記の従来技術は何れも、顧客がサービスの提供を依頼する店舗で受け付けを済ませた後、再度同じ店舗に呼び戻されるため、顧客の行動範囲が制限されてしまう、という問題点があった。なお、この問題点は、店舗に来店した顧客に限らず、何らかのサービスを提供する施設において、サービスの提供を依頼するために受け付けを済ませてから待機を余儀なくされる依頼者全般に対して当て嵌まることである。
本発明は上記問題点を解決するために成されたものであり、受け付けを済ませた依頼者の行動範囲の制限を緩和することができる情報処理システム、サーバ装置、受継クライアント装置、プログラム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の情報処理システムを、依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末と、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末と、前記要求先に相当すると共に、前記受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行し、かつ該識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するサーバ装置であって、前記窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段、転送要求元から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段、及び前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記転送要求元に転送する転送手段を備えたサーバ装置と、前記転送要求元に相当し、かつ前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置であって、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段、該識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を前記サーバ装置に送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段、及び該転送要求手段からの転送の要求に応じて前記転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段を備えた受継クライアント装置と、を含めて構成した。
上記目的を達成するために、請求項13に記載のサーバ装置を、依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行する発行手段と、前記発行手段によって発行された識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知する通知手段と、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段と、前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置であって、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段、該識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段、及び該転送要求手段からの転送の要求に応じて転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段を備えた受継クライアント装置から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段と、前記転送手段であって、前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記受継クライアント装置に転送する転送手段と、を含めて構成した。
上記目的を達成するために、請求項19に記載の受継クライアント装置を、依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末と、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末と、前記要求先に相当すると共に、前記受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行し、かつ該識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するサーバ装置であって、前記窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段、転送要求元から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段、及び前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記転送要求元に転送する転送手段を備えたサーバ装置と、を含む情報処理システムの前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、前記識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を前記サーバ装置に送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段と、前記転送要求手段からの転送の要求に応じて前記転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段と、を含めて構成した。
上記目的を達成するために、請求項20に記載のプログラムを、依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を前記受付端末に発行する発行手段、前記発行手段によって発行された識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知する通知手段、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段、前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置であって、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段、該識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段、及び該転送要求手段からの転送の要求に応じて転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段を備えた受継クライアント装置から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段、並びに、前記転送手段であって、前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記受継クライアント装置に転送する転送手段として機能させるためのものとした。
上記目的を達成するために、請求項21に記載の情報処理方法を、依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末により、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を窓口端末により送信する送信ステップと、前記要求先に相当すると共に、前記受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行し、かつ該識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するサーバ装置により、前記送信ステップによって送信された実施済み処理情報を受信する受信ステップと、前記サーバ装置により、転送要求元から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付ステップと、前記サーバ装置により、前記受信ステップによって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付ステップによって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記転送要求元に転送する転送ステップと、前記転送要求元に相当し、かつ前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置により、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付ステップと、前記受継クライアント装置により、前記識別情報受付ステップによって受け付けられた識別情報を前記サーバ装置に送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求ステップと、前記転送要求ステップからの転送の要求に応じて前記転送ステップによって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存ステップと、を含めて構成した。
請求項1、請求項13及び請求項19〜請求項21に係る発明によれば、受け付けを済ませた依頼者の行動範囲の制限を緩和することができる、という効果が得られる。
請求項2及び請求項22に係る発明によれば、受付クライアント装置が設けられた施設で受け付けを済ませた依頼者の行動範囲の制限を緩和することができる、という効果が得られる。
請求項3及び請求項23に係る発明によれば、複数の施設の何れかで受け付けを済ませた依頼者の行動範囲の制限を緩和することができる、という効果が得られる。
請求項4、請求項14及び請求項24に係る発明によれば、依頼者の利便性を向上させることができる、という効果が得られる。
請求項5、請求項15及び請求項25に係る発明によれば、依頼者が逸早く次の行動に移る準備を整えることに寄与することができる、という効果が得られる。
請求項6、請求項16及び請求項26に係る発明によれば、依頼者を希望の最寄り施設まで容易に誘導することができる、という効果が得られる。
請求項7、請求項17及び請求項27に係る発明によれば、依頼者を希望の最寄りの店舗まで誘導する場合の依頼者の利便性を向上させることができる、という効果が得られる。
請求項8、請求項18及び請求項28に係る発明によれば、依頼者を希望の最寄りの店舗まで誘導する場合の顧客の利便性をより一層向上させることができる、という効果が得られる。
請求項9及び請求項29に係る発明によれば、他の施設で一旦受け付けを済ませた依頼者を窓口に誘導することができる、という効果が得られる。
請求項10及び請求項30に係る発明によれば、他の施設で一旦受け付けを済ませた依頼者を窓口に呼び出すことができる、という効果が得られる。
請求項11及び請求項31に係る発明によれば、所定処理の実施結果を依頼者に円滑に引き渡すことができる、という効果が得られる。
請求項12及び請求項32に係る発明によれば、金融機関の店舗において、受け付けを済ませた依頼者の行動範囲の制限を緩和することができる、という効果が得られる。
実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す構成図である。 実施形態に係るクライアント端末装置の構成の一例を示す構成図である。 実施形態に係る番号表示装置の構成の一例を示す構成図である。 実施形態に係る受付機の構成の一例を示す構成図である。 実施形態に係る管制センタの構成の一例を示す構成図である。 実施形態に係る携帯電話機の構成の一例を示す構成図である。 実施形態に係る情報処理システムを適用した銀行の店舗と顧客とのやり取りを示す模式図である。 実施形態に係る番号札発券処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係るバーコード読取処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る退店登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る退店登録画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係るバーコード表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る呼出応答処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る店舗確認画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る店舗誘導画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る番号登録・通知処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る店舗誘導情報提供処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る実施済み情報保存処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る転送処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る番号表示指示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る実施済み情報送信処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る実施済み情報入力画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る実施済み情報受取処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムを適用した銀行の店舗及び管制センタで行われる処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。なお、本実施形態では、銀行の店舗に顧客が来店してサービスの提供を依頼した場合を例に挙げて説明する。
先ず、図1〜図6を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム10の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の全体構成の一例を示す構成図である。同図に示すように、情報処理システム10は、管制センタ12、窓口端末及び受継クライアント装置として機能するクライアント端末装置14、受付端末として機能する受付機16、番号表示装置18、携帯電話機20及び通信回線22,24を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る情報処理システム10では、通信回線22として、複数の店舗(同図の例では、店舗X及び店舗Y)及び管制センタ12間で専用に敷設された専用通信回線を用い、通信回線24として公衆通信回線を用いた場合を例に挙げて説明する。
管制センタ12は、情報処理システム10の全体を通信回線22,24を介して管制すると共に、店舗X、店舗Y及び顧客からの要求に応じて各種サービスを提供する。クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18は、複数の店舗(同図の例では、店舗X及び店舗Y)の各々に設けられている。なお、同図では、クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18が店舗Xに設けられた例が示されている。
同図に示すように、店舗Xは、従業員が主に業務をする領域である業務エリアX1、来店した顧客が待機する領域である店内待合エリアX2、業務エリアX1と店内待合エリアX2とを隔てると共に顧客が従業員からサービスを受ける窓口として機能する窓口カウンタX3、及び顧客が店舗Xに出入りするための出入口X4に区分けされている。業務エリアX1には、クライアント端末装置14及び番号表示装置18が設けられている。店内待合エリアX2には受付機16が設けられている。なお、以下の説明において、店舗Yの店内待合エリア及び窓口カウンタが登場する場合があるが、その場合、説明の便宜上、店舗Yの店内待合エリアを「店内待合エリアY2」と称し、店舗Yの窓口カウンタを「窓口カウンタY3」と称する。また、窓口カウンタX3,Y3を区別して説明する必要がない場合は符号を付さずに「窓口カウンタ」と称する。
クライアント端末装置14は、店舗Xに来店した顧客に対して依頼に応じたサービスを提供するために従業員によって用いられるものである。また、受付機16は、顧客に対して来店した順に昇順に通し番号が割り振られた番号札を1人に付き1枚発券することにより来店の受け付けを行うものである。更に、番号表示装置18は、顧客を窓口カウンタX3の所定位置に呼び出すときに、受付機16によって発券された番号札に付された番号を表示するものである。
クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18は、通信回線22を介して管制センタ12に接続されている。従って、クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18の各々は、通信回線22を介して管制センタ12との間で情報の授受を行うことができる。
一方、携帯電話機20は、送話及び受話などの各種機能を備えた携帯端末装置であり、GPS(Global Positioning System)機能が搭載されている。また、携帯電話機20は、通信回線24を介して管制センタ12に接続されている。従って、携帯電話機20は、通信回線24を介して管制センタ12との間で情報の授受を行うことができる。
図2は、本実施形態に係るクライアント端末装置14の構成の一例を示す構成図である。同図に示すように、クライアント端末装置14は、クライアント端末装置14全体の動作を司るCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)14Aと、CPU14Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)14Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM(Read Only Memory)14Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)14Dと、各種情報を入力するために用いられるキーボードやマウス(ポインティングデバイス)などを含んで構成された入力部14Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部14Fと、通信回線22を介して管制センタ12に接続され、管制センタ12との間の各種情報の授受を司る外部インタフェース(I/F)14Gと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス26により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU14Aは、RAM14B、ROM14C及び二次記憶部14Dに対するアクセスと、入力部14Eを介した各種入力情報の取得と、表示部14Fに対する各種情報の表示と、外部I/F14Gを介した管制センタ12との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
図3は、本実施形態に係る番号表示装置18の構成の一例を示す構成図である。同図に示すように、番号表示装置18は、番号表示装置18全体の動作を司るCPU18Aと、CPU18Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM18Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM18Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)18Dと、各種情報を入力するために用いられるタッチパネルを有するUI(ユーザ・インタフェース)パネルなどを含んで構成された入力部18Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部18Fと、通信回線22を介して管制センタ12に接続され、管制センタ12との間の各種情報の授受を司る外部I/F18Gと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス28により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU18Aは、RAM18B、ROM18C及び二次記憶部18Dに対するアクセスと、入力部18Eを介した各種入力情報の取得と、表示部18Fに対する各種情報の表示と、及び外部I/F18Gを介した管制センタ12との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
図4は、本実施形態に係る受付機16の構成の一例を示す構成図である。同図に示すように、受付機16は、番号札を発券する発券装置30及びバーコード(ここでは、一例として2次元バーコード)を読み取るバーコード読取装置32を含んで構成されている。
発券装置30は、発券装置30全体の動作を司るCPU30Aと、CPU30Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM30Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM30Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)30Dと、各種情報を入力するために用いられるタッチパネルを有するUIパネルなどを含んで構成された入力部30Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部30Fと、番号札を発券する発券部30Gと、通信回線22を介して管制センタ12に接続され、管制センタ12との間の各種情報の授受を司る外部I/F30Hと、バーコード読取装置32に接続され、バーコード読取装置32との間の各種情報の授受を司る装置間I/F30iと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス34により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU30Aは、RAM30B、ROM30C及び二次記憶部30Dに対するアクセスと、入力部30Eを介した各種入力情報の取得と、表示部30Fに対する各種情報の表示と、発券部30Gの制御と、外部I/F30Hを介した管制センタ12との間の各種情報の授受と、装置間I/F30iを介したバーコード読取装置32との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
一方、バーコード読取装置32は、バーコード読取装置32全体の動作を司るCPU32Aと、CPU32Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM32Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM32Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)32Dと、各種情報を入力するために用いられるタッチパネルを有するUIパネルなどを含んで構成された入力部32Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部32Fと、バーコードを読み取る(スキャンする)読取部32Gと、通信回線22を介して管制センタ12に接続され、管制センタ12との間の各種情報の授受を司る外部I/F32Hと、発券装置30の装置間I/F30iに接続され、発券装置30との間の各種情報の授受を司る装置間I/F32iと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス36により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU32Aは、RAM32B、ROM32C及び二次記憶部32Dに対するアクセスと、入力部32Eを介した各種入力情報の取得と、表示部32Fに対する各種情報の表示と、読取部30Gの制御と、読取部30Gによって読み取られたバーコードを示すバーコード情報の取得と、外部I/F32Hを介した管制センタ12との間の各種情報の授受と、装置間I/F32iを介した発券装置30との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
図5は、本実施形態に係る管制センタ12の構成の一例を示す構成図である。同図に示すように、管制センタ12は、顧客が依頼した処理のうちの特定の処理が完了したことをその顧客に対して通知するサービスを提供する通知サーバ装置38と、番号札に付与する通し番号を管理する番号管理サーバ装置40と、店舗毎に設けられ、店舗毎のクライアント端末装置14を対象にして店舗に応じたサービスを提供する店舗別サーバ装置42と、を含んで構成されている。
通知サーバ装置38は、通知サーバ装置38全体の動作を司るCPU38Aと、CPU38Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM38Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM38Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)38Dと、各種情報を入力するために用いられるキーボードやマウス(ポインティングデバイス)などを含んで構成された入力部38Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部38Fと、通信回線22を介してクライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18に接続され、クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18との間の各種情報の授受を司る外部I/F38Gと、通信回線24を介して携帯電話機20に接続され、携帯電話機20との間の各種情報の授受を司る外部I/F38Hと、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42に接続され、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42との間の各種情報の授受を司るサーバ間I/F38iと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス44により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU38Aは、RAM38B、ROM38C及び二次記憶部38Dに対するアクセスと、入力部38Eを介した各種入力情報の取得と、表示部38Fに対する各種情報の表示と、外部I/F38Hを介した携帯電話機20との間の各種情報の授受と、外部I/F38Gを介したクライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18との間の各種情報の授受と、サーバ間I/F38iを介した番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
一方、番号管理サーバ装置40は、番号管理サーバ装置40全体の動作を司るCPU40Aと、CPU40Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM40Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM40Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)40Dと、各種情報を入力するために用いられるキーボードやマウス(ポインティングデバイス)などを含んで構成された入力部40Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部40Fと、通信回線22を介してクライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18に接続され、クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18との間の各種情報の授受を司る外部I/F40Gと、通知サーバ装置38及び店舗別サーバ装置42に接続され、通知サーバ装置38及び店舗別サーバ装置42との間の各種情報の授受を司るサーバ間I/F40Hと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス46により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU40Aは、RAM40B、ROM40C及び二次記憶部40Dに対するアクセスと、入力部40Eを介した各種入力情報の取得と、表示部40Fに対する各種情報の表示と、外部I/F40Gを介したクライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18との間の各種情報の授受と、サーバ間I/F40Hを介した通知サーバ装置38及び店舗別サーバ装置42との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
一方、店舗別サーバ装置42は、店舗別サーバ装置42全体の動作を司るCPU42Aと、CPU42Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM42Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM42Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)42Dと、各種情報を入力するために用いられるキーボードやマウス(ポインティングデバイス)などを含んで構成された入力部42Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部42Fと、通信回線22を介してクライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18に接続され、クライアント端末装置14、受付機16及び番号表示装置18との間の各種情報の授受を司る外部I/F42Gと、通知サーバ装置38及び番号管理サーバ装置40に接続され、通知サーバ装置38及び番号管理サーバ装置40との間の各種情報の授受を司るサーバ間I/F42Hと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス48により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU42Aは、RAM42B、ROM42C及び二次記憶部42Dに対するアクセスと、入力部42Eを介した各種入力情報の取得と、表示部42Fに対する各種情報の表示と、外部I/F42Gを介したクライアント端末装置14と、受付機16及び番号表示装置18との間の各種情報の授受と、サーバ間I/F42Hを介した通知サーバ装置38及び番号管理サーバ装置40との間の各種情報の授受とを各々行うことができる。
図6は、本実施形態に係る携帯電話機20の構成の一例を示す構成図である。同図に示すように、携帯電話機20は、携帯電話機20全体の動作を司るCPU20Aと、CPU20Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM20Bと、各種処理プログラムや各種パラメータなどが予め記憶されたROM20Cと、各種情報を記憶するために用いられる二次記憶部(ここでは、一例としてハードディスク装置)20Dと、各種情報を入力するために用いられる番号キーや十字キーなどを含んで構成された入力部20Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイを含んで構成された表示部20Fと、通信回線24を介して通知サーバ装置38の外部I/F38Hに接続され、通知サーバ装置38との間の各種情報の授受を司る外部I/F20Gと、通話相手からの受話する受話部20Hと、通話相手に送話する送話部20iと、GPSアンテナを用いてGPS衛星からの電波を受信するGPS受信部20jと、を含んで構成されており、これら各部はシステムバス50により電気的に相互に接続されている。
従って、CPU20Aは、RAM20B、ROM20C及び二次記憶部20Dに対するアクセスと、入力部20Eを介した各種入力情報の取得と、表示部20Fに対する各種情報の表示と、外部I/F20Gを介した通知サーバ装置38との間の各種情報の授受と、GPS受信部20jによって受信された現在の位置を示す現在位置情報の取得と、受話部20H及び送話部20iの制御とを各々行うことができる。
次に、本実施形態に係る情報処理システム10の作用を説明する。
図7は、本実施形態に係る情報処理システム10を用いた場合の店舗Xと顧客とのやり取りを示す模式図である。同図に示すように、先ず、顧客は店舗Xに来店し(ステップ1)、店舗Xの受付機16に向かい、受付機16に番号札を発券させ、その番号札を所持して店内待合エリアX2で自身の番号札の番号の呼び出しがあるまで待機する(ステップ3)。受付機16によって発券された番号札の番号は番号管理サーバ装置40によって発行され、発行された番号は店舗Xの店舗別サーバ装置42に通知され、以後、その店舗別サーバ装置42によって番号が管理される。やがて、顧客の番号の順番が到来すると、店舗別サーバ装置42は、番号表示装置18に対して顧客の番号札の番号を表示させることによって顧客の呼び出しを行わせる。この呼び出しに応じて、顧客は、窓口カウンタX3に向かい、窓口カウンタX3で従業員に業務(ここでは、一例として数千万円単位の現金の払い戻し処理)を依頼すると共に、一時退店することを従業員に伝える(ステップ4)。顧客は、退店時に携帯電話機20の呼出アプリケーション(以下、「AP」という。)を起動させ(ステップ5)、APを介して店舗Xを退店したことを通知サーバ装置38に登録する(ステップ6)。その後、顧客は、退店して店舗外の場所に移動しても良いし(ステップ7)、そのまま、店舗Xの店内待合エリアX2に居ても良い。携帯端末装置20は、APを用いることによって定期的に現在位置情報を通知サーバ装置38に送信する(ステップ8)。従って、通知サーバ装置38は、顧客の現在位置を定期的に把握することができる。そして、顧客が店舗Xに依頼した業務のうちの特定の業務処理が完了したときに、通知サーバ装置38は、携帯端末装置20にその旨を通知すると共に、顧客が店舗Xに依頼した業務処理の結果の受け取り(ここでは、現金の受け取り)が可能な最寄りの同銀行系列の店舗を示す店舗情報を提供する(ステップ9)。顧客は、通知サーバ装置38によって提供された店舗情報から自身が向かう先の店舗を選択することができる。ここで、顧客が店舗Yを選択した場合、通知サーバ装置38は、顧客によって選択された店舗Yに付随する店舗付随情報として顧客を店舗まで誘導する店舗誘導情報(例えば、所要時間、店舗までの距離、地図情報)を提供する。顧客は、通知サーバ装置38から携帯電話機20を通じて提供された店舗誘導情報を参照しながら、店舗Yに移動し(ステップ10)、店舗Yにて、店舗Xで依頼した業務処理の結果の受け取りを行う。
以下、顧客が店舗Xで依頼した業務処理の結果を店舗Yで受け取ることを情報処理システム10によって如何にして実現したかを詳細に説明する。
先ず、図8を参照して発券装置30によって実行される番号札発券処理について説明する。なお、図8は、発券装置30の電源が投入された際に発券装置30のCPU30Aによって実行される番号札発券処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、錯綜を回避するために、店舗Xにおいて、発券装置30に対して通常の発券を行わせる指示があった場合又は発券装置30に対してバーコード読取装置32にバーコードを読み取らせることによって発券を行わせる指示があった場合について説明する。
同図のステップ100では、発券装置30に対して通常の発券を行わせる指示があったか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ102に移行し、番号管理サーバ装置40に番号の発行を要求した後、ステップ104に移行する。
ステップ104では、番号管理サーバ装置40から発行される番号の受信待ちを行う。上記ステップ102の処理に応じて番号管理サーバ装置40は、店舗Xに対して発行される通し番号で現在の待ち順に対して割り当てられた番号を店舗Xの発券装置30に送信することにより発行すると共に店舗Xに対応する店舗別サーバ装置42に対してもその番号を送信する。
上記ステップ104では、番号管理サーバ装置40から発行された番号を受信すると肯定判定となってステップ106に移行し、番号管理サーバ装置40から発行された番号が付された番号札を発券した後、本番号札発券処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ100において否定判定となった場合にはバーコード読取装置32にバーコードを読み取らせることによって発券を行わせる指示があったと判定してステップ108に移行し、バーコード読取装置32に対して起動するように指示を与えた後、本番号札発券処理プログラムを終了する。上記ステップ108の処理に応じてバーコード読取装置32は起動し、バーコード読取装置32の動作状態が停止状態からバーコードの読み取りが可能な読取可能状態に移行する。
次に、図9を参照してバーコード読取装置32によって実行されるバーコード読取処理について説明する。なお、図9は、バーコード読取装置32が読取可能状態のときにCPU30Aによって実行されるバーコード読取処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、ここでは、錯綜を回避するために、携帯電話機20の表示部20Fに、店舗Xにて顧客に付与された番号札の番号及び店舗Xの店舗番号を示すバーコードが表示された状態(後述するバーコード表示処理によって表示部20Fにバーコードが表示された状態)で表示部20Fが読取部30Gによる読み取りが可能な位置に配置された場合について説明する。
同図のステップ120では、読取部32Gを用いてバーコードの読み取りを開始し、次のステップ122では、バーコードの読み取りが終了するまで待機する。バーコードの読み取りが終了すると、ステップ122が肯定判定となってステップ124に移行する。
ステップ124では、上記ステップ122の処理によって読み取られたバーコードにより示される番号(店舗番号及び番号札の番号)を抽出した後、ステップ126に移行する。ステップ126では、上記ステップ124の処理によって抽出された番号を番号管理サーバ装置40に送信した後、本バーコード読取処理プログラムを終了する。
番号管理サーバ装置40は、上記ステップ126の処理によって送信された番号を受信し、バーコードの読み取りが行われた店舗に対して現在発行されている通し番号の次の番号をその店舗の発券装置30に対して発行すると共に、受信した番号を、バーコードが読み取られた店舗に対応する店舗別サーバ装置42に送信する。発券装置30は、番号管理サーバ装置40から発行された番号が付された番号札を発券する。
次に、図10を参照して携帯電話機20によって実行される退店登録処理について説明する。なお、図10は、APを起動させたときにCPU20Aによって実行される退店登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ130では、表示部20Fに退店登録画面を表示した後、ステップ132に移行し、所定情報の入力待ちを行う。
図11には、退店登録画面50の一例が示されている。同図に示すように、退店登録画面50には、退店する店舗を識別可能な店舗番号及びその店舗で発券装置30によって付与された番号札の番号を入力してから登録ボタンを押すことを指示するメッセージが表示される。また、店舗番号が入力される入力欄及び番号札の番号が入力される入力欄が表示される。更に、入力された店舗番号及び番号札の番号を確定して登録する際に押す登録ボタンと退店登録処理を終了する際に押す終了ボタンとが表示される。なお、同図では、店舗番号の入力欄に店舗Xを示す店舗番号“01”と店舗Xで顧客に対して付与された番号札の番号“012”が表示された退店登録画面50が例示されている。
退店登録画面50において店舗番号及び番号札の番号が入力され、登録ボタンが押されると、上記ステップ132が肯定判定となってステップ134に移行する一方、登録ボタンが押されない場合は否定判定となってステップ138に移行する。
ステップ134では、上記ステップ132の処理によって入力された店舗番号及び番号札の番号を携帯電話機20の所定の記憶領域(以下、「携帯側番号記憶領域」という。)に記憶することにより登録した後、ステップ136に移行する。
ステップ136では、上記ステップ132の処理によって入力された店舗番号及び番号札の番号を通知サーバ装置38に送信した後、ステップ138に移行し、退店登録処理の終了条件(ここでは、一例として退店登録画面50の終了ボタンが押された、との条件)を満足したか否かを判定し、否定判定となった場合には上記ステップ132に戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ140に移行する。ステップ140では、退店登録画面50を非表示した後、本退店登録処理プログラムを終了する。
次に、図12を参照して携帯電話機20によって実行されるバーコード表示処理について説明する。なお、図12は、APを起動させたときにCPU20Aによって実行されるバーコード表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、ここでは、錯綜を回避するために、携帯側番号記憶領域に店舗番号及び番号札の番号が記憶されている場合について説明する。
同図のステップ150では、バーコード読取装置32に読み取らせるためのバーコードを表示する指示の入力待ちを行った後、ステップ152に移行し、携帯側番号記憶領域に記憶されている店舗番号及び番号札の番号を読み出す。
次のステップ154では、上記ステップ152の処理によって読み出された店舗番号及び番号札の番号を表すバーコードを生成した後、ステップ156に移行し、上記ステップ154の処理によって生成されたバーコードを表示部20Fに表示する。そして、ステップ158に移行し、バーコードの表示の終了条件(ここでは、一例として携帯電話機20の入力部20Eの機能解除キー(図示省略)が押された、との条件)を満足するまで待機した後、本バーコード表示処理プログラムを終了する。
次に、図13を参照して携帯電話機20によって実行される呼出応答処理について説明する。なお、図13は、APを起動させたときにCPU20Aによって実行される呼出応答処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ170では、後述する番号登録・通知処理プログラムのステップ196の処理によって送信される通知信号の受信待ちを行った後、ステップ172に移行し、携帯電話機20を鳴動させると共に顧客が依頼した業務がもうすぐ完了することを示す情報を表示部20Fに表示することにより店舗側(銀行側)からの来店の要求を通知した後、ステップ176に移行する。
次のステップ174では、顧客が依頼した業務処理の結果の受け取りが可能な最寄りの店舗を確認するための店舗確認画面を表示部20Fに表示した後、ステップ176に移行する。図14には、表示部20Fに表示される店舗確認画面52の一例が示されている。同図に示すように、店舗確認画面52には、半径1km圏内の店舗であって、顧客が依頼した業務処理の結果の受け取りが可能な店舗の名称を示す店舗情報が指定可能な状態で表示される。また、指定された店舗情報を確定する際に押される確定ボタン及び呼出応答処理を終了する際に押される終了ボタンが表示される。
ステップ176では、店舗確認画面52上で店舗情報が指定されて確定ボタンが確定されたか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ177に移行する一方、肯定判定となった場合にはステップ178に移行し、指定された店舗情報を示す店舗指定情報を通知サーバ装置38に送信した後、ステップ180に移行する。
ステップ177では、店舗誘導情報の表示の終了条件(ここでは、一例として店舗確認画面52に表示された終了ボタンを押す、との条件)を満足したか否かを判定し、否定半判定となった場合にはステップ176に戻る一方、肯定判定となった場合には本呼出応答処理プログラムを終了する。
ステップ180では、後述する店舗誘導情報提供処理プログラムのステップ204の処理によって送信される店舗誘導情報の受信待ちを行った後、ステップ182に移行し、上記ステップ180の処理によって受信された店舗誘導情報を表示部20Fに店舗誘導画面として表示した後、ステップ184に移行する。
図15には、店舗誘導情報が表示された店舗誘導画面54の一例が示されている。同図に示すように、店舗誘導画面54には、顧客が行き先の店舗として指定した店舗までの距離及び所要時間が表示される。また、店舗を中心にした周辺地域の地図及びその地図を拡大表示させる際に押される拡大表示ボタン、並びに店舗誘導画面54を非表示する終了ボタンが表示される。なお、同図には、顧客の行き先の店舗として店舗Yが指定された場合の例が図示されており、顧客の現在位置から店舗Yまでの距離が800mであり、店舗Yまでの所要時間が10分であることが表示され、かつ店舗Yを中心とした周辺地域の地図が表示された場合の例が示されている。
ステップ184では、店舗誘導情報の表示の終了条件(ここでは、一例として店舗誘導画面54に表示された終了ボタンを押す、との条件)を満足するまで待機した後、本呼出応答処理プログラムを終了する。
次に、図16を参照して通知サーバ装置38によって実行される番号登録・通知処理について説明する。なお、図16は、通知サーバ装置38の電源が投入された際にCPU38Aによって実行される番号登録・通知処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ190では、上述した退店登録処理プログラムのステップ136の処理によって携帯電話機20から送信される店舗番号及び番号札の番号の受信待ちを行った後、ステップ192に移行し、上記ステップ192の処理で受信した店舗番号及び番号札の番号を関連付けて所定の記憶領域(以下、「通知サーバ側番号記憶領域」という。)に記憶することにより登録する。
次のステップ194では、顧客を呼び出す条件(ここでは、一例として店舗Xで顧客が依頼した業務処理のうちの特定の業務処理(例えば、身元の確認及び預金残高の確認)が完了した、との条件)を満足するまで待機した後、ステップ196に移行し、携帯電話機20に通知信号を送信し、その後に本番号登録・通知処理プログラムを終了する。
ここで、上記ステップ194において、通知サーバ装置38が、顧客が依頼した業務処理のうちの特定の業務処理が完了したことを如何にして認識しているかという点について具体例を挙げると、例えば、窓口業務で1件の業務を処理するのに要する平均時間を予め算出しておき、上記ステップ190の処理を終了した時点から、その平均時間に基いて得られた時間(例えば、平均時間に所定時間加えた時間)が経過したときをもって特定の業務処理が完了したと認識するという形態例や、依頼業務毎の平均処理時間を予め算出しておき、上記ステップ190の処理を終了した時点から、その平均処理時間が経過したときをもって特定の業務処理が完了したと認識するという形態例、顧客の依頼先の店舗から通知サーバ装置38に対して実際に特定の業務処理が完了したことを示す信号が入力されたときをもって特定の業務処理が完了したと認識するという形態例などが例示できる。
次に、図17を参照して通知サーバ装置38によって実行される店舗誘導情報提供処理について説明する。なお、図17は、上述した番号登録・通知処理プログラムのステップ192の処理によって店舗番号及び番号札の番号が登録された際にCPU38Aによって実行される店舗誘導情報提供処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、錯綜を回避するために、携帯電話機20から顧客の現在位置情報が定期的に送信されており、通知サーバ装置38が携帯電話機20から定期的に送信される現在位置情報を受信し、受信して得た現在位置情報をその都度所定の記憶領域(以下、「現在位置記憶領域」)に上書き保存していることを前提にして説明する。
同図のステップ200では、上述した呼出応答処理プログラムのステップ178の処理によって送信される店舗指定情報の受信待ちを行った後、ステップ202に移行し、上記ステップ200の処理によって受信された店舗指定情報により示される店舗情報に対応する店舗誘導情報を作成した後、ステップ204に移行し、上記ステップ202の処理によって作成された店舗誘導情報を携帯電話機20に送信し、その後に本店舗誘導情報提供処理プログラムを終了する。
上記ステップ202の処理によって店舗誘導情報を作成する手法は多数考えられる。例えば、各店舗の位置を経度及び緯度で示した店舗位置情報と店舗情報とを対応付けて二次記憶部38Dに予め記憶させておき、携帯電話機20から定期的に受信する現在位置情報により示される顧客の現在の位置情報と店舗位置情報により示される店舗(顧客によって指定された店舗)の位置との距離を算出し、算出して得た距離を店舗誘導情報として採用すると共に、その距離と顧客が1分間に移動できる平均距離(例えば、不動産公取協の表示規約を参考にした距離)とから、店舗までの所要時間を算出し、算出して得た所要時間を店舗誘導情報として採用する、という形態例が挙げられる。また、店舗位置情報及び店舗情報と共に、その店舗情報により示される店舗を中心として周辺地図を示す地図情報も対応付けて二次記憶部38Dに予め記憶させておき、その地図情報も店舗誘導情報として採用する、という形態例が挙げられる。なお、地図情報に代えて、店舗の地図情報が閲覧可能なWEBサイトのURLを店舗誘導情報として採用する形態例も考えられる。
次に、図18を参照して店舗別サーバ装置42によって実行される実施済み情報保存処理について説明する。なお、図18は、店舗別サーバ装置42の電源が投入された際にCPU42Aによって実行される実施済み情報保存処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ210では、後述する実施済み情報送信処理プログラムのステップ246の処理によって送信される店舗番号、番号札の番号及び実施済み情報を含む実施済み業務ファイルの受信待ちを行った後、ステップ212に移行し、上記ステップ210の処理によって受信された実施済み業務ファイルを所定の記憶領域(以下、「ファイル記憶領域」という。)に記憶(保存)した後、本実施済み情報保存処理プログラムを終了する。
次に、図19を参照して店舗別サーバ装置42によって実行される転送処理について説明する。なお、図19は、上述した実施済み情報保存処理プログラムのステップ212の処理が終了したときにCPU42Aによって実行される転送処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ220では、後述する実施済み情報受取処理プログラムのステップ250の処理による転送の要求待ちを行った後、ステップ222に移行し、ファイル記憶領域から実施済み業務ファイルを読み出し、その後にステップ224に移行し、上記ステップ222の処理によって読み出された実施済み業務ファイルを転送要求元のクライント端末装置14に送信した後、本転送処理プログラムを終了する。
次に、図20を参照して店舗別サーバ装置42によって実行される番号表示指示処理について説明する。なお、図20は、店舗別サーバ装置42の電源が投入された際にCPU42Aによって実行される番号表示指示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ230では、番号管理サーバ装置40から送信された番号の受信待ちを行った後、ステップ232に移行し、所定の記憶領域(以下、「店舗別番号記憶領域」という。)に記憶し、その後にステップ234に移行し、上記ステップ230の処理によって受信した番号を、対応する店舗の番号表示装置18に表示させる条件(ここでは、一例として従業員から上記ステップ230の処理によって受信された番号の送信指示があった、との条件)を満足するまで待機した後、ステップ236に移行し、上記ステップ232の処理によって店舗別番号記憶領域に記憶された番号を店舗別番号記憶領域から読み出し、読み出した番号を、対応する店舗(送信要求元の店舗)の番号表示装置18に送信することにより番号表示装置18に番号の表示を指示した後、本番号表示指示処理プログラムを終了する。
次に、図21を参照してクライアント端末装置14によって実行される実施済み情報送信処理について説明する。なお、図21は、クライアント端末装置14に対して実施済み情報送信処理の実行指示が入力された際にCPU14Aによって実行される実施済み情報送信処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、ここでは、錯綜を回避するために、店舗Xの従業員に業務(数千万円単位の現金の払い戻し処理)の実施を依頼した顧客が退店する意思を従業員に告げて退店した場合について説明する。
同図のステップ240では、実施済み情報入力画面を表示部14Fに表示した後、ステップ242に移行し、所定情報の入力待ちを行った後、ステップ244に移行する。
図22には、実施済み情報入力画面56の一例が示されている。同図に示すように、実施済み情報入力画面56には、顧客が退店前に業務の実施を依頼した店舗の店舗番号が入力される店舗番号入力欄、番号札の番号が入力される顧客識別番号入力欄、添付ファイルのファイル名が表示されるファイル名表示欄、入力された情報を消去する際に押すクリアボタン、及び入力された情報を対応する店舗別サーバ装置42に送信する際に押す送信ボタンが表示される。なお、同図には、店舗Xを示す店舗番号“01”が店舗番号入力欄に入力され、番号札の番号“012”が店舗番号入力欄に入力され、添付ファイルとして店舗Xで実施された業務の内容を示した書類のイメージデータ(pdfファイル)が添付されていることがファイル名表示欄に表示された例が示されている。
ステップ244では、上記ステップ242の処理によって入力された店舗番号、番号札の番号及び添付ファイルを1つのファイルにまとめた実施済み業務ファイルを作成した後、ステップ246に移行し、上記ステップ244の処理によって作成された実施済み業務ファイルを、店舗Xに対応する店舗別サーバ装置42に送信し、その後に本実施済み情報送信処理プログラムを終了する。
次に、図23を参照してクライアント端末装置14によって実行される実施済み情報受取処理について説明する。なお、図23は、クライアント端末装置14の電源が投入された際にCPU14Aによって実行される実施済み情報受取処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、ここでは、錯綜を回避するために、店舗Xの従業員に業務(数千万円単位の現金の払い戻し処理)の実施を依頼した顧客が店舗Yで現金の受け取りを行う場合であって、店舗Yの従業員がその顧客が店舗Xで業務の実施を依頼したことを既に知っている場合について説明する。
同図のステップ250では、店舗Xに対応する店舗別サーバ装置42に対して実施済み業務ファイルの転送を要求した後、ステップ252に移行し、上述した転送処理プログラムのステップ224の処理によって送信された実施済み業務ファイルの受信待ちを行った後、上記ステップ252の処理によって受信された実施済み業務ファイルを所定の記憶領域(以下、「転送済みファイル記憶領域」という。)に記憶(保存)した後、本実施済み情報受取処理プログラムを終了する。このようにしてクライアント端末装置14の転送済みファイル記憶領域に保存された実施済み業務ファイルは、店舗Yの従業員が入力部14Eに対して所定の入力を行うことによって転送済みファイル記憶領域から読み出される。従業員は、転送済みファイル記憶領域から読み出された実施済み業務ファイルを参照しながら顧客に対して残りのサービス(例えば、数千万円単位の現金を引渡すサービス)を提供する。
図24は、店舗X,Y及び管制センタ12間で行われる処理の流れを示すシーケンス図である。なお、同図に示すS1〜S10は、図7で示したステップ番号である。
同図に示すように、顧客は、店舗に来店すると(S1)、先ず、受付機16に対して番号札の発券を指示する。受付機16は、顧客からの指示に応じて番号管理サーバ装置40に番号札の番号の発行を要求する。番号管理サーバ装置40は、受付機16からの要求に応じて、店舗Xに対して現時点で番号札の番号として発行済みの番号(例えば、“011”)の次の番号(例えば、“012”)を採番し、採番した番号を受付機16に送信する。
受付機16は、番号管理サーバ装置40から送信された番号を受信し、受信した番号を付した番号札を発券する(S2)。顧客は、受付機16から発券された番号札を持って店内待合エリアX2で待機する(S3)。
一方、番号管理サーバ装置40は、受付機16に送信した番号と同じ番号を店舗Xに対して予め割り当てられた店舗別サーバ装置42にも送信する。店舗Xの店舗別サーバ装置42は、番号管理サーバ装置40から送信された番号を店舗別番号記憶領域に記憶する。店舗Xの窓口カウンタX3の従業員は、番号札の順に顧客を呼び出すためにその都度店舗Xの店舗別サーバ装置42に対して番号を番号表示装置18に表示するように指示を与える。店舗Xの店舗別サーバ装置42は、窓口カウンタX3の従業員から与えられた指示に応じて、番号管理サーバ装置40から受け取った順に番号を店舗Xの番号表示装置18に送信する。店舗Xの番号表示装置18は、店舗別サーバ装置42から送信された番号を受信し、受信した番号を表示することにより顧客を窓口カウンタX3に呼び出す。
顧客は、自身が呼び出されたことに気が付くと、窓口カウンタX3に移動し、従業員に対して業務の実施を依頼すると共に、店舗Xから退店する意思があることを従業員に伝える(S4)。次に、顧客は、携帯電話機12のAPに対して起動指示を与え(S5)、APを起動させてから退店登録画面50を表示部20Fに表示させ、店舗Xの店舗番号及び番号札の番号を登録する。また、通知サーバ装置38にも登録する(S6)。そして、顧客は、店舗Xから退店し、自身が依頼した業務の完了通知が届くまで待機する(S7)。顧客が退店して待機している間、窓口カウンタX3の従業員は、顧客に依頼された業務の実施を行う。
一方、顧客が所持している携帯電話機20は、現在位置情報を定期的に通知サーバ装置38に送信する(S8)。従って、通知サーバ装置38は、携帯電話機20から送信される現在位置情報を受信する毎に顧客の現在位置を把握することができる。
やがて、顧客が店舗Xに依頼した業務のうちの特定の業務(例えば、顧客の身元の確認及び預金残高の確認)が完了したとの条件を満足した場合、通知サーバ装置38は顧客の携帯電話機20に対して特定の業務が完了したことを通知する(S9)。携帯電話機20は、通知サーバ装置38からの通知を受けて鳴動すると共に表示部20Fに店舗確認画面52を表示する。顧客は、残りのサービスを受けることが可能な店舗として店舗確認画面52に表示された最寄りの店舗から、自身がサービスを受けたい店舗として店舗Yを指定し、店舗指定情報を通知サーバ装置38に送信する。通知サーバ装置38は、携帯電話機20から送信された店舗指定情報に応じて店舗Yの店舗誘導情報として、顧客の現在位置から店舗Yまでの所要時間、距離、及び店舗Yを中心として周辺地域の地図を示す地図情報を携帯電話機20に送信する。携帯電話機20は、通知サーバ装置38から送信された店舗誘導情報を受信し、受信した店舗誘導情報を表示部20Fに表示する。顧客は、携帯電話機20の表示部20Fに表示された店舗誘導情報を参照しながら店舗Yに移動する(S10)。
一方、店舗Xでは、従業員は顧客から依頼された業務のうち、実施済みの業務内容(例えば、イメージデータ)、顧客に付与された番号札の番号及び店舗Xの店舗番号をまとめた実施済み業務ファイルを作成して店舗Xの店舗別サーバ装置42に送信する。店舗Xの店舗別サーバ装置42は、店舗Xのクライアント端末装置14から送信された実施済み業務ファイルを受信し、受信した実施済み業務ファイルを保存する。
顧客は、店舗Yに到着すると、登録済みの店舗Xの店舗番号及び店舗Xで付与された番号札の番号を示すバーコードを携帯電話機20の表示部20Fに表示させ、受付機16の所定位置にバーコードをかざす。受付機16は、バーコードを読み取ってそのバーコードにより示される店舗番号及び番号札の番号を抽出し、それらの番号を番号管理サーバ装置40に送信することにより店舗Yでの番号札の発券を要求する。番号管理サーバ装置40は、受付機16からの要求に応じて、店舗Yに対して現時点で番号札の番号として発行済みの番号(例えば、“008”)の次の番号(例えば、“009”)を採番し、採番した番号を店舗Yの受付機16に送信する。
店舗Yの受付機16は、番号管理サーバ装置40から送信された番号を受信し、受信した番号を付した番号札を発券する。顧客は、受付機16から発券された番号札を持って店内待合エリアY2で待機する。
一方、番号管理サーバ装置40は、店舗Yの受付機16に送信した番号と同じ番号(店舗Yでの番号札の番号)並びにバーコードから抽出された店舗番号及び番号札の番号を店舗Yに対して予め割り当てられた店舗別サーバ装置42に送信する。店舗Yの店舗別サーバ装置38は、番号管理サーバ装置40から送信された店舗Yでの番号札の番号、バーコードから抽出された店舗番号及び番号札の番号を関連付けて店舗別番号記憶領域に記憶する。
店舗Yの窓口カウンタY3の従業員は、番号札の順に顧客を呼び出すためにその都度店舗Yの店舗別サーバ装置42に対して番号を番号表示装置18に表示するように指示を与える。店舗Yの店舗別サーバ装置42は、窓口カウンタY3の従業員から与えられた指示に応じて、番号管理サーバ装置40から受け取った順に番号を店舗Yの番号表示装置18に送信する。しかし、送信対象の番号にバーコードから抽出された店舗番号及び番号札の番号が関連付けられている場合には、番号管理サーバ装置40から受け取った番号を送信する前に、店舗Yのクライアント端末装置14に対してその旨を通知する。これに応じて店舗Yのクライアント端末装置14は、店舗Xの店舗別サーバ装置42に対してバーコードから抽出された番号札の番号に対応する実施済み業務ファイルの転送を要求する。店舗Xの店舗別サーバ装置42は、店舗Yのクライアント端末装置14からの転送要求に応じて該当の実施済み業務ファイルをクライアント端末装置14に転送する。クライアント端末装置14は、店舗Xの店舗別サーバ装置42から送信された実施済み業務ファイルを受信し、受信した実施済み業務ファイルを転送済みファイル記憶領域に保存する。店舗Yの窓口カウンタY3の従業員は、転送済みファイル記憶領域から実施済み業務ファイルを取り出し、取り出した実施済み業務ファイルの内容に従って残りのサービスである現金の引き渡し準備を行う。
一方、店舗Xの店舗別サーバ装置42は、実施済み業務ファイルの転送後、転送が完了したことを店舗Yの店舗別サーバ装置42に通知する。店舗Yの店舗別サーバ装置42は、店舗Xの店舗別サーバ装置42の通知に応答して、番号管理サーバ装置40から受け取った番号を店舗Yの番号表示装置18に送信することにより番号表示を指示する。店舗Yの番号表示装置18は、店舗別サーバ装置42から送信された番号を受信し、受信した番号を表示することにより顧客を窓口カウンタY3に呼び出す。
顧客は、自身が呼び出されたことに気が付くと、窓口カウンタY3に移動し、従業員に対して現金の引き渡しを要求する。窓口カウンタY3の従業員は現金の引き渡しを要求してきた顧客の身元を実施済み業務ファイルに内容を参照しながら確認して、本人であることが判明した場合に現金を顧客に引き渡す。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る情報処理システム10では、店舗Xのクライアント端末装置14において、管制センタ12から発行された番号札の番号により識別される顧客によって依頼された業務のうちの実施済みのものを表す実施済み業務ファイルを送信し、管制センタ12において、店舗Yのクライアント端末装置14から送信された番号札の番号を受信した場合、その番号に対応する実施済み業務ファイルを店舗Yのクライアント端末装置14に実施済み業務ファイルを転送し、店舗Yのクライアント端末装置14において、管制センタ12から送信された実施済み業務ファイルを受信し、受信した実施済み業務ファイルを保存しているので、店舗Xで受け付けを済ませた顧客の行動範囲の制限を緩和することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム10では、管制センタ12において、顧客の現在位置を示す現在位置情報を取得し、取得した現在位置情報により示される現在位置から予め定められた距離内で、顧客が依頼した業務の実施結果を受け取り可能な店舗を示す店舗情報を顧客の携帯電話機20に提供し、顧客の携帯電話機20において、管制センタ12から提供された店舗情報を表示しているので、顧客の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム10では、管制センタ12が、店舗情報を顧客の携帯電話機20に提供するのに先立って、特定業務の実施が完了したことを通知しているので、顧客が逸早く次の行動に移る準備を整えることに寄与することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム10では、携帯電話機20が管制センタ12に対して店舗誘導情報の提供を要求し、管制センタ12が、その要求に応じて携帯電話機20に店舗誘導情報を提供しているので、顧客を希望の店舗まで容易に誘導することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム10では、携帯電話機20において、顧客が依頼した業務の残りの業務を受継可能な店舗が複数存在する場合に何れかの店舗を指定可能とし、かつ指定された店舗に関する店舗誘導情報の提供を要求し、管制センタがその要求に応じて携帯電話機20に店舗誘導情報を提供しているので、顧客を希望の店舗まで誘導する場合の顧客の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム10では、店舗誘導情報に顧客が希望する店舗までの所要時間を示す情報が含まれているので、顧客を希望の店舗まで誘導する場合の顧客の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム10では、携帯電話機20の表示部20Fに表示されたバーコードを受付機16で受け付けた場合、そのバーコードにより示される他店舗の番号札の番号が付与された顧客を窓口カウンタに誘導する番号表示装置18を設けたので、他店舗で一旦受け付けを済ませた顧客を窓口カウンタに呼び出すことができる。
更に、本実施形態に係る情報処理システム10では、顧客に依頼された業務のうち、店舗Xで行うべき業務が完了したとの条件を満足したときにその旨が顧客に通知されるので、顧客が業務の実施結果を受け取り可能な店舗に到着する頃には実施結果の受け取りを円滑に行うことができる。
なお、上記実施形態では、番号表示装置18の表示部18Fに番号を可視表示することによって顧客を窓口カウンタに誘導する場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、音声再生装置を用いて番号を可聴表示することによって顧客を窓口カウンタに誘導する形態例や可視表示及び可聴表示を組み合わせた呼び出し方法によって顧客を窓口カウンタに誘導する形態例が例示できる。また、プリンタを用いて番号を記録用紙に記録して排出し、排出された記録用紙に記録された番号を従業員が読み上げる形態例も考えられる。
また、上記実施形態では、店舗Xで受け付けを済ませた顧客が店舗Yで最終的なサービスを受けるために店舗Yの受付機16で受け付けを行った際に発券された番号札に店舗Yでの現在の待ち順を示す通し番号が付された場合の形態例を挙げて説明したが、店舗Yで発券された番号札に、店舗Yでの現在の待ち順を示す通し番号に加えて、業務の依頼を行った店舗Xで発券された番号札に付された番号も記録されていても良い。この場合、顧客は、店舗Yでは自身が店舗Xで受け付けを済ませてきたことを認識してくれているという安心感を持って待つことができる。
また、上記実施形態では、店舗Xで受け付けを済ませた顧客が店舗Yで最終的なサービスを受けるために店舗Yに訪れて受け付けを行って発券された番号札に店舗Yでの現在の待ち順を示す通し番号が付されている場合の形態例を挙げて説明したが、通し番号ではなく、他店舗で既に受け付けを済ませてきた顧客であることを表す特別な番号であっても良い。また、他店舗で既に受け付けを済ませてきた顧客を割り込みで優先的に呼び出しても良い。
また、上記実施形態では、携帯電話機20でバーコードを生成して表示する場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、QRコードや数字を羅列した情報、文字、記号及び図柄などを組み合わせた情報などのバーコード以外の暗号化された情報であっても良い。但し、この場合、バーコード読取装置32に代えて、その暗号化された情報を解読可能なデコード装置を用いる必要がある。
また、発券された番号を一旦暗号化せずに、発券装置30で発券された番号札そのものであっても良い。但し、この場合は、その店舗での待ち順を示す固有の番号の他に発券店舗を示す店舗番号も番号札に付され、バーコード読取装置32に代えて、番号札の番号を読み取って認識する文字認識装置を用いる必要がある。
また、上記実施形態では、店舗誘導情報として所要時間、店舗までの距離及び地図情報を顧客に提供する場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、携帯電話機20にナビゲーション機能が搭載されている場合にはナビゲーション機能を働かせて顧客を店舗まで誘導しても良い。また、顧客が行き先の店舗として指定した店舗に関連するその他の情報(例えば、トイレが設置されているか否か、近隣に飲食店が存在するか否か等の情報)も店舗誘導情報に含めて提供しても良い。また、店舗に関連するその他の情報、所要時間、店舗までの距離及び地図情報などの複数の情報の何れかの情報を顧客に選択させて携帯電話機20の表示部20Fに表示させても良い。
また、上記実施形態では、銀行の店舗を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、所定の地域に複数の店舗をチェーン展開するファストフード提供会社においても情報処理システム10を適用することが可能である。この場合、例えば顧客はファストフード店Aで注文だけを受け付けて退店し、携帯電話機20及び通知サーバ装置38に店舗番号及び番号札の番号を登録する。サービス提供者側は、そろそろ注文の商品の準備が整う時間になったら携帯電話機20を鳴動させると共に現在位置から最も近い同系列のファストフード店に関する店舗誘導情報を携帯電話機20の表示部20Fに表示させる。顧客は、店舗誘導情報を参照しながら、商品の受け取りが可能な店舗Bに到着した場合、携帯電話機20にバーコードを表示させて店舗Bの受付機16にかざす。店舗Bには、店舗Aで顧客が注文した商品に関する情報が実施済み業務ファイルとして管制センタ12から届けられるため、店舗Bの従業員はその実施済み業務ファイルを参照しながら顧客が依頼した商品を用意する。やがて、準備が整った頃を見計らって番号表示装置18によって番号が表示されるので、それに気が付いた顧客は窓口カウンタに行って商品を引き渡してもらう。
このように、本実施形態に係る情報処理システム10は、銀行に店舗に限らず、同系列若しくは業務提携関係にある企業同士で共通の顧客に対してサービスを提供する場合に適用することができる。また、複数のフロアに跨って複数の窓口カウンタを有する病院や医療関係施設などの1つの施設内における会計サービスや商品(例えば、医薬品)の受け渡しサービスを運用する場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、顧客が携帯電話機20を所持している場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やカーナビゲーション装置、携帯型パーソナル・コンピュータなどの管制センタ12との間で通信可能であり、かつ現在位置情報を管制センタ12に送信可能な携帯型情報端末装置であれば如何なるものであっても良い。
また、上記実施形態では、管制センタ12において、通知サーバ装置38、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42を各々独立して設け、機能別に分散処理させる場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、通知サーバ装置38、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42を1つにまとめたサーバ装置を用いても良いことは言うまでもない。また、通知サーバ装置38、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42のうち、特定のサーバ装置同士を組み合わせても良い。
また、上記実施形態では、クライアント端末装置14及び受付機16を店舗X及び店舗Yの各施設内に設置した場合の形態例を挙げて説明したが、これに限らず、クライアント端末装置14及び受付機16が店舗X及び店舗Yの対応する各施設に対応付けられていればクライアント端末装置14及び受付機16を店舗X及び店舗Yの外に設置しても良い。また、上記実施形態では、通知サーバ装置38、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42を管制センタ12の施設内に設置した場合の形態例を挙げて説明したが、これに限らず、通知サーバ装置38、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42が管制センタ12に対応付けられていれば通知サーバ装置38、番号管理サーバ装置40及び店舗別サーバ装置42を管制センタ12の外に設置しても良い。
また、上記実施形態では、管制センタ12から携帯電話機20に通知する場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、店舗Xで受け付けを済ませて最終的なサービスを受ける場所が店舗Yであることが当初から定められている場合には顧客は携帯電話機20を持たなくても所定の時刻(最終的なサービスを受けることができる時刻)になったら店舗Yに移動して店舗Yの従業員に店舗Xで受け付けを済ませた者であることを告げて店舗Yで最終的なサービスを受けることができるようにしても良い。
また、上記実施形態では、顧客が携帯電話機20を用いて指定した店舗に関する店舗誘導情報を顧客に提供する場合の形態例を挙げて説明したが、店舗を指定せずに携帯電話機20の表示部20Fに表示された店舗情報の各々に関する店舗誘導情報を顧客に提供しても良い。
また、上記実施形態では、顧客が店舗Xで受け付けを済ませて店舗Yで最終的なサービスを受ける場合について説明したが、店舗Yで受け付けを済ませて店舗Xで最終的なサービスを受ける場合についても本発明が成立することは言うまでもない。なお、一方の店舗で受け付けを行うことができるが最終的なサービスまでを受けることができず、最終的なサービスを受けるには他方の店舗に行かなければならない場合にも本発明が適用できることは言うまでもない。
10 情報処理システム
12 管制センタ
14 クライアント端末装置
16 受付機
18 番号表示装置
20 携帯電話機
20F 表示部
14A,18A,20A,30A,32A,38A,40A,42A CPU
14D 二次記憶部14D
32 バーコード読取装置
38 通知サーバ装置
40 番号管理サーバ装置
42 店舗別サーバ装置

Claims (32)

  1. 依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末と、
    前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末と、
    前記要求先に相当すると共に、前記受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行し、かつ該識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するサーバ装置であって、前記窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段、転送要求元から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段、及び前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記転送要求元に転送する転送手段を備えたサーバ装置と、
    前記転送要求元に相当し、かつ前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置であって、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段、該識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を前記サーバ装置に送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段、及び該転送要求手段からの転送の要求に応じて前記転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段を備えた受継クライアント装置と、
    を含む情報処理システム。
  2. 前記受付端末及び前記窓口端末と前記受継クライアント装置との各々を異なる施設に対応付けた請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記受付端末、前記窓口端末及び前記受継クライアント装置を複数の施設の各々に対応付けた請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    前記依頼者の現在位置を示す位置情報を取得する取得手段と、
    前記施設のうち、前記受継クライアント装置が対応付けられた施設であって、前記取得手段によって取得された現在位置情報により示される現在位置から予め定められた距離内で前記所定処理の実施結果を受け取り可能な施設である受継施設を示す受継施設情報を所定の端末装置に提供する提供手段と、を更に備え、
    前記端末装置は、前記依頼者によって所持され、前記提供手段によって提供された受継施設情報に基づく情報を表示する表示手段を有する請求項2または請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記提供手段は、更に、前記端末装置に前記受継施設情報を提供する場合、前記受継施設情報の提供に先立って、前記特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知する請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記端末装置は、前記サーバ装置に対して前記受継施設情報に付随する施設付随情報の提供を要求する提供要求手段を更に有し、
    前記提供手段は、更に、前記提供要求手段から前記施設付随情報の提供を要求された場合に前記端末装置に前記施設付随情報を提供する請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記端末装置は、前記受継施設が複数存在する場合に何れかの受継施設を指定可能な指定手段を更に有し、
    前記提供要求手段は、前記指定手段によって指定された受継施設に関する前記施設付随情報の提供を前記サーバ装置に対して要求し、
    前記提供手段は、前記提供要求手段によって要求された前記施設付随情報を前記端末装置に提供する請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記施設付随情報は、前記取得手段によって取得された前記現在位置情報により示される現在位置から前記受継施設に前記依頼者が辿り着くまでの所要時間を示す情報を有する請求項6又は請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記受継施設に前記実施結果を前記依頼者に引き渡す窓口が設けられており、前記識別情報受付手段によって前記識別情報が受け付けられた場合、該識別情報が付与された依頼者を該窓口に誘導する誘導装置を更に含む請求項〜請求項8の何れか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記誘導装置を、前記依頼者を前記窓口に呼び出す呼出装置とした請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記特定処理を、前記受付端末が対応付けられた施設で実施される処理とした請求項2〜請求項10の何れか1項に記載の情報処理システム。
  12. 前記施設を金融機関の店舗とし、
    前記依頼者を前記店舗に来店した顧客とした請求項2〜請求項11の何れか1項に記載の情報処理システム。
  13. 依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行する発行手段と、
    前記発行手段によって発行された識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知する通知手段と、
    前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段と、
    前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置であって、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段、該識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段、及び該転送要求手段からの転送の要求に応じて転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段を備えた受継クライアント装置から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段と、
    前記転送手段であって、前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記受継クライアント装置に転送する転送手段と、
    を含むサーバ装置。
  14. 前記依頼者の現在位置を示す位置情報を取得する取得手段と、
    設のうち、前記受継クライアント装置が対応付けられた施設であって、前記取得手段によって取得された現在位置情報により示される現在位置から予め定められた距離内で前記所定処理の実施結果を受け取り可能な施設である受継施設を示す受継施設情報に基づく情報を、前記依頼者によって所持された端末装置であって表示手段を有する端末装置に提供する提供手段と、を更に含む請求項13に記載のサーバ装置。
  15. 前記提供手段は、更に、前記端末装置に前記受継施設情報を提供する場合、前記受継施設情報の提供に先立って、前記特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知する請求項14に記載のサーバ装置。
  16. 前記提供手段は、前記端末装置に前記サーバ装置に対して前記受継施設情報に付随する施設付随情報の提供を要求する提供要求手段が設けられている場合であって、該提供要求手段から前記施設付随情報の提供を要求された場合に該端末装置に前記施設付随情報を提供する請求項15に記載のサーバ装置。
  17. 前記受継施設が複数存在する場合に何れかの受継施設を指定可能な指定手段が前記端末装置に更に設けられており、前記提供要求手段が前記指定手段によって指定された受継施設に関する前記施設付随情報の提供を前記サーバ装置に対して要求する場合、前記提供手段は、前記提供要求手段によって要求された前記施設付随情報を前記端末装置に提供する請求項16に記載のサーバ装置。
  18. 前記施設付随情報は、前記取得手段によって取得された前記現在位置情報により示される現在位置から前記受継施設に前記依頼者が辿り着くまでの所要時間を示す情報を有する請求項17に記載のサーバ装置。
  19. 依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末と、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末と、前記要求先に相当すると共に、前記受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行し、かつ該識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するサーバ装置であって、前記窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段、転送要求元から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段、及び前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記転送要求元に転送する転送手段を備えたサーバ装置と、を含む情報処理システムの前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
    前記識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を前記サーバ装置に送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段と、
    前記転送要求手段からの転送の要求に応じて前記転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段と、
    を含む受継クライアント装置。
  20. コンピュータを、
    依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を前記受付端末に発行する発行手段、
    前記発行手段によって発行された識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知する通知手段、
    前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を送信する機能を有する窓口端末によって送信された実施済み処理情報を受信する受信手段、
    前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置であって、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付手段、該識別情報受付手段によって受け付けられた識別情報を送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求手段、及び該転送要求手段からの転送の要求に応じて転送手段によって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存手段を備えた受継クライアント装置から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付手段、並びに、
    前記転送手段であって、前記受信手段によって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付手段によって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記受継クライアント装置に転送する転送手段として機能させるためのプログラム。
  21. 依頼者から所定処理の実施を依頼された場合、該依頼者を識別可能な識別情報の発行を所定の要求先に要求し、該要求先から発行された該識別情報を該依頼者に付与することにより該依頼者からの依頼を受け付ける受付端末により、前記要求先から発行された前記識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理のうちの実施済み処理を示す実施済み処理情報を窓口端末により送信する送信ステップと、
    前記要求先に相当すると共に、前記受付端末からの前記発行の要求に応じて前記識別情報を該受付端末に発行し、かつ該識別情報により識別される依頼者によって依頼された前記所定処理に含まれる特定処理の実施が完了したとの条件を満足した場合に該特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するサーバ装置により、前記送信ステップによって送信された実施済み処理情報を受信する受信ステップと、
    前記サーバ装置により、転送要求元から送信された前記識別情報を受信することによって該識別情報に対応する前記実施済み処理情報の転送の要求を受け付ける転送要求受付ステップと、
    前記サーバ装置により、前記受信ステップによって受信された対応する実施済み処理情報を前記転送要求受付ステップによって前記転送の要求が受け付けられた場合に前記転送要求元に転送する転送ステップと、
    前記転送要求元に相当し、かつ前記受付端末によって受け付けられた依頼を受継する受継クライアント装置により、前記受付端末によって前記依頼者に付与された前記識別情報を受け付ける識別情報受付ステップと、
    前記受継クライアント装置により、前記識別情報受付ステップによって受け付けられた識別情報を前記サーバ装置に送信することにより前記実施済み処理情報の転送を要求する転送要求ステップと、
    前記転送要求ステップからの転送の要求に応じて前記転送ステップによって転送された前記実施済み処理情報を受信し、受信した実施済み処理情報を保存する保存ステップと、
    を含む情報処理方法。
  22. 前記受付端末及び前記窓口端末と前記受継クライアント装置との各々を異なる施設に対応付けた請求項21に記載の情報処理方法。
  23. 前記受付端末、前記窓口端末及び前記受継クライアント装置を複数の施設の各々に対応付けた請求項21に記載の情報処理方法。
  24. 前記サーバ装置は、
    前記依頼者の現在位置を示す位置情報を取得する取得ステップと、
    前記施設のうち、前記受継クライアント装置が対応付けられた施設であって、前記取得ステップによって取得された現在位置情報により示される現在位置から予め定められた距離内で前記所定処理の実施結果を受け取り可能な施設である受継施設を示す受継施設情報を所定の端末装置に提供する提供ステップと、を更に備え、
    前記端末装置は、前記依頼者によって所持され、前記提供ステップによって提供された受継施設情報に基づく情報を表示する表示ステップを有する
    請求項22又は請求項23に記載の情報処理方法。
  25. 前記提供ステップは、更に、前記端末装置に前記受継施設情報を提供する場合、前記受継施設情報の提供に先立って、前記特定処理の実施が完了したことを該依頼者に通知するステップを有する請求項24に記載の情報処理方法。
  26. 前記端末装置は、前記サーバ装置に対して前記受継施設情報に付随する施設付随情報の提供を要求する提供要求ステップを更に有し、
    前記提供ステップは、更に、前記提供要求ステップから前記施設付随情報の提供を要求された場合に前記端末装置に前記施設付随情報を提供するステップを有する請求項25に記載の情報処理方法。
  27. 前記端末装置は、前記受継施設が複数存在する場合に何れかの受継施設を指定可能な指定ステップを更に有し、
    前記提供要求ステップは、前記指定ステップによって指定された受継施設に関する前記施設付随情報の提供を前記サーバ装置に対して要求し、
    前記提供ステップは、前記提供要求ステップによって要求された前記施設付随情報を前記端末装置に提供する請求項26に記載の情報処理方法。
  28. 前記施設付随情報は、前記取得ステップによって取得された前記現在位置情報により示される現在位置から前記受継施設に前記依頼者が辿り着くまでの所要時間を示す情報を有する請求項26又は請求項27に記載の情報処理方法。
  29. 前記受継施設に前記実施結果を前記依頼者に引き渡す窓口が設けられており、前記識別情報受付ステップによって前記識別情報が受け付けられた場合、該識別情報が付与された依頼者を該窓口に誘導する誘導ステップを更に含む請求項24〜請求項28の何れか1項に記載の情報処理方法。
  30. 前記誘導ステップを、前記依頼者を前記窓口に呼び出す呼出ステップとした請求項29に記載の情報処理方法。
  31. 前記特定処理を、前記受付端末が対応付けられた施設で実施される処理とした請求項22〜請求項30の何れか1項に記載の情報処理方法。
  32. 前記施設を金融機関の店舗とし、
    前記依頼者を前記店舗に来店した顧客とした請求項22〜請求項31の何れか1項に記載の情報処理方法。
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