JP5714359B2 - 半固体状洗浄剤 - Google Patents
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Description
(1) (A)N−アシルグリシン塩、(B)20℃で液体の高級アルコール、(C)グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンアルキルエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種の非イオン界面活性剤ならびに(D)(アルキル変性)カルボキシビニルポリマーを含有してなる半固体状洗浄剤、
(2) (B)高級アルコールが、分岐鎖を有する炭素数12〜40の1価の脂肪族アルコールである前記(1)に記載の半固体状洗浄剤、
(3) (C)非イオン界面活性剤が、モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ソルビタンおよびポリオキシエチレンステアリルエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種である前記(1)または(2)に記載の半固体状洗浄剤、ならびに
(4) (A)N−アシルグリシン塩が、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウムおよび/またはN−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウムである前記(1)〜(3)のいずれかに記載の半固体状洗浄剤
に関する。
表1および表2に示される組成となるように各成分を室温下で配合し、混合することにより、洗浄剤を得た。なお、表1および表2において、カッコ内の「E.O.」はオキシエチレン基を示す。また、「E.O.」の前に記載されている数字はオキシエチレン基の付加モル数を示す。
N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム〔味の素(株)製、商品名:アミライト GCS−11〕
N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム〔味の素(株)製、商品名:アミライト GCK−11〕
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アラニンナトリウム〔味の素(株)製、商品名:アミライト ACS−12〕
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム〔味の素(株)製、商品名:アミソフト CK−22〕
ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.)〔日本サーファクタント工業(株)製、商品名:NIKKOL BS−2〕
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)〔日本サーファクタント工業(株)製、商品名:NIKKOL MYS−40V〕
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)〔日本サーファクタント工業(株)製、商品名:NIKKOL HCO−60〕
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)〔花王(株)製、商品名:レオドール TW−S120V〕
カルボキシビニルポリマー〔日本ルーブリゾール(株)製、商品名:カーボポール 980〕
アルキル変性カルボキシビニルポリマー〔日本ルーブリゾール(株)製、商品名:PEMULEN TR−1〕
ヒドロキシエチルセルロース〔住友精化(株)製、商品名:HEC CF−W〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔信越化学工業(株)製、商品名:メトローズ 60SH−10000〕
ジステアリン酸ポリエチレングリコール(150E.O.)〔日本サーファクタント工業(株)製、商品名:NIKKOL CDS−6000P〕
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド〔川研ファインケミカル(株)製、商品名:アミゾール CDE〕
各実施例および各比較例で得られた洗浄剤50gを、ポリプロピレン製のチューブ容器(100mL容、吐出口の内径5mm)の内部に注入し、吐出口まで充填した。その後、このチューブ容器の吐出口を下に向けて、20℃の雰囲気中で10秒間保持し、チューブ容器の吐出口からの洗浄剤の垂れ落ちの有無を目視で観察した。
各実施例および各比較例で得られた洗浄剤の温度安定性、使用時の泡立ち感および洗浄後の肌状態を以下の評価方法に基づいて評価した。これらの結果を表1および表2に併記する。
各実施例または各比較例で得られた洗浄剤50gを、ポリプロピレン製のチューブ容器(100mL容、吐出口の内径5mm)の内部に注入し、吐出口まで充填し、5℃の恒温槽、40℃の恒温槽または温度サイクル試験用恒温槽に、4週間保存した。なお、温度サイクル試験用恒温槽は、1日あたり5℃から45℃への昇温(昇温時間:12時間)および45℃から5℃への降温(降温時間:12時間)のサイクルを、それぞれ1回ずつ行なうように設定した。その後、チューブ容器の吐出口を10秒間下に向けて20℃の雰囲気中でチューブ容器の吐出口からの各洗浄剤の垂れ落ちの有無を目視で観察した。また、20℃の雰囲気中で透明ガラス板上に各洗浄剤を吐出し、吐出された各洗浄剤の状態を目視で観察した。
○:チューブ容器の吐出口から洗浄剤の垂れ落ちがなく、半固体状の性状を保持している。
△:チューブ容器の吐出口から洗浄剤の僅かな垂れ落ちが認められ、洗浄剤の表面に明らかな流動化が認められる。
×:チューブ容器の吐出口から洗浄剤の垂れ落ちが認められ、液体状である。
官能評価パネル20名に、各実施例および各比較例で得られた洗浄剤を洗顔剤として使用してもらい、起泡時の泡立ち感および洗浄後の肌状態を評価させた。そして、各実施例および各比較例で得られた洗浄剤について、「泡立ち感に優れる」と回答した官能評価パネルの人数および「肌のつっぱり感はなく、しっとりしている」と回答した官能評価パネルの人数を集計した。
◎ 官能評価パネル20名中、16名以上が「泡立ち感に優れる」と回答。
○ 官能評価パネル20名中、11〜15名が「泡立ち感に優れる」と回答。
△ 官能評価パネル20名中、6〜10名が「泡立ち感に優れる」と回答。
× 官能評価パネル20名中、5名以下が「泡立ち感に優れる」と回答。
◎ 官能評価パネル20名中、16名以上が「肌のつっぱり感はなく、しっとりしている」と回答。
○ 官能評価パネル20名中、11〜15名が「肌のつっぱり感はなく、しっとりしている」と回答。
△ 官能評価パネル20名中、6〜10名が「肌のつっぱり感はなく、しっとりしている」と回答。
× 官能評価パネル20名中、5名以下が「肌のつっぱり感はなく、しっとりしている」と回答。
Claims (4)
- (A)N−アシルグリシン塩、(B)20℃で液体の高級アルコール、(C)グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンアルキルエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種の非イオン界面活性剤ならびに(D)(アルキル変性)カルボキシビニルポリマーを含有してなる半固体状洗浄剤。
- (B)高級アルコールが、分岐鎖を有する炭素数12〜40の1価の脂肪族アルコールである請求項1に記載の半固体状洗浄剤。
- (C)非イオン界面活性剤が、モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ソルビタンおよびポリオキシエチレンステアリルエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1または2に記載の半固体状洗浄剤。
- (A)N−アシルグリシン塩が、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウムおよび/またはN−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウムである請求項1〜3のいずれかに記載の半固体状洗浄剤。
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