JP5706841B2 - 合金片の製造方法および合金片の選別装置 - Google Patents

合金片の製造方法および合金片の選別装置 Download PDF

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Description

本発明は、ストリップキャスト法によって鋳造された合金片を篩によって選別する合金片の製造方法に関する。さらに詳しくは、櫛によって形成されたスリットを備える篩を用いて、合金片を薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別する合金片の製造方法に関する。また、合金片を薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別することが可能な合金片の選別装置に関する。
ストリップキャスト法は、溶融金属を急冷することが可能な合金の鋳造方法である。この急冷効果により、鋳造される合金の結晶粒の微細化を図ることができるとともに、磁石特性に優れた希土類磁石の原料として用いられるR−T−B合金を鋳造する際には、希土類磁石の磁気特性に悪影響を及ぼすα−Feの生成を抑制することができる。そのため、ストリップキャスト法は、希土類磁石の原料に用いられる合金の鋳造に多く採用されている。ここで、「R−T−B系合金」における「R」は希土類元素、「T」はFeを必須とする遷移元素、「B」はホウ素を意味する。
図1は、ストリップキャスト法でインゴットの鋳造に用いられる鋳造装置を示す模式図である。同図に示す鋳造装置は、チャンバー5、坩堝1、タンディッシュ2および冷却ロール3を備える。チャンバー5は、内部を減圧状態または不活性ガス雰囲気に維持することにより、合金溶湯および鋳造されたインゴットが酸化されるのを防止する。
このような鋳造装置を用いてストリップキャスト法によりインゴットを鋳造する場合、例えば以下の手順により行うことができる。
(A)坩堝1内に原料を装入し、その原料を図示しない誘導加熱装置を用いて加熱することにより融解して合金溶湯を形成する。
(B)その合金溶湯をタンディッシュ2を介して冷却ロール3の外周面に供給すると、冷却ロール3が内部に冷媒が流通する構造を有することから、合金溶湯が冷却ロール3の外周面で急冷されて凝固する。冷却ロール3の外周面に供給された合金溶湯が急冷されて凝固することを、以下「メルトドラッグ」ともいう。
(C)このようにして厚さ0.1〜1.0mmである薄帯状のインゴット4が鋳造され、冷却ロール3は同図のハッチングを施した矢印に示す方向に回転していることから、それに伴ってインゴット4が冷却ロール3から離脱する(リリースされる)。
このようにストリップキャスト法により鋳造された薄帯状のインゴットは、破砕により薄片状の合金片(以下「薄片状合金」ともいう。)とされた後で所定の条件に従って冷却される。インゴットの破砕および合金片の冷却は、合金片の酸化を防止するため、通常、減圧下または不活性ガス雰囲気下で行われる。
ストリップキャスト法で製造された薄片状合金については、従来から種々の提案がなされている。例えば特許文献1に記載の方法は、原料合金粗粉(薄片状合金)を水素吸蔵処理した後に、微粉砕する希土類合金粉末の製造方法であって、前記原料合金粗粉は、最大寸法が2mm以上の粗大粉を50質量%以上含むものとする。これにより、特許文献1では、酸素含有量の増加による磁気特性の劣化や水素吸蔵の際の急激な発熱を抑制することができ、特性に優れた希土類合金粉末を安定に生産することが可能であるとしている。また、特許文献1には、このような薄片状合金から、最大寸法が250μm以下の微細粉を取り除くことが記載されている。
特開2006−283095号公報
しかし、ストリップキャスト法によると、坩堝からタンディッシュへの注湯時、またはタンディッシュから冷却ロールへのメルトドラッグ時に、小径塊状合金や薄片溶着合金等(以下「異形合金片」ともいう。)が不可避的に発生し、製品である薄片状合金に混入することがある。小径塊状合金は、合金溶湯のスプラッシュにより発生し、薄片溶着合金は、薄片状合金同士が溶着して生成する。
これらの異形合金片は、鋳造時の冷却速度が薄片状合金と異なるため、薄片状合金と比べて結晶配向性が乱れていることがあり、特に、R−T−B系合金の場合にはα−Feの含有率が高いことがある。
そのため、異形合金片が、R−T−B系合金からなる希土類磁石用の原料に混入した場合、希土類磁石の磁気特性に好ましくない影響を与えることが判っている。すなわち、磁気特性の良好な希土類磁石を得るには、異形合金片が混入していない薄片状合金を原料として使用することが必要である。特許文献1では、異形合金片が希土類磁石の磁気特性に及ぼす影響については検討されていない。また、特許文献1では、微細粉を取り除く方法として、所定の目開きを有する篩を用いて篩分けする方法があげられているが、篩の形状や目開きの大きさについては全く触れられていない。
さらに、篩分けで用いられる篩としては、金属製網ふるい(JIS Z 8801−1:2006)が一般的であるが、この篩は、ふるい目の形状が目開きを一辺とする正方形であり、ふるい目の大きさにかかわらず、ストリップキャスト法により鋳造された合金片のような薄片状合金と異形合金片の混合物から異形合金片を篩分けするのには適していない。
これは、異形合金片を篩上に残存させるために、ふるい目を小さくすると、薄片状合金も篩上に残存するようになり篩分けの効率が低下し、逆に、ふるい目を大きくすると、薄片状合金の篩上残存量は減少するものの、異形合金片の篩上残存量も同様に減少し、結果として篩分けの効率は向上しないためである。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ストリップキャスト法で製造された合金片を、薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別し、異形合金片が混入していない合金片を製造することを可能とする方法を提供することを目的とする。また、合金片を薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別することが可能な合金片の選別装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記問題を解決するため、ストリップキャスト法で製造された合金片の選別方法について検討した。その結果、薄片状合金と異形合金片との形状の違いに着目し、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩を用い、この篩を振動させることによって、立位になった薄片状合金のみがスリット状の間隙を通過し、異形合金片は篩内に残存するため、薄片状合金と異形合金片とを効率よく選別できることを知見した。
本発明は、上記の知見に基づいて完成したものであり、下記(1)および(2)の合金片の製造方法、ならびに(3)の合金片の選別装置を要旨としている。
(1)ストリップキャスト法により鋳造された合金片を、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩に供給し、前記篩を振動させて、前記スリット状の間隙を通過した合金片と前記篩上に残存した異形合金片とに選別することを特徴とする合金片の製造方法。
(2)前記櫛状の篩に供給される合金片の平均厚さがTである場合に、前記櫛状の篩の歯の間隔が10T以下であることを特徴とする上記(1)に記載の合金片の製造方法。
(3)上記(1)または(2)に記載の合金片の製造方法に用いる合金片の選別装置であって、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩を備えることを特徴とする合金片の選別装置。
本発明の合金片の製造方法によれば、ストリップキャスト法で製造された合金片を、薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別し、異形合金片が混入していない合金片を製造することができる。
また、本発明の合金片の選別装置によれば、合金片を、薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別することができる。
本発明の合金片の製造方法で製造された合金片、または本発明の合金片の選別装置を用いて選別された合金片を使用することにより、磁気特性の良好な希土類磁石を製造することができる。
ストリップキャスト法でインゴットの鋳造に用いられる鋳造装置を示す模式図である。 本発明の合金片の選別装置を示す模式図である。 篩の部分拡大図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は正面断面図である。
本発明の合金片の製造方法は、前述の通り、ストリップキャスト法により鋳造された合金片を、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩に供給し、前記篩を振動させて、前記スリット状の間隙を通過した合金片と前記篩上に残存した合金片とに選別することを特徴とする。また、本発明の合金片の選別装置は、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩を備えることを特徴とする。以下に、本発明の合金片の製造方法および本発明の合金片の選別装置を上記のように規定した理由および好ましい態様について説明する。
図2は、本発明の合金片の選別装置を示す模式図である。同図に示す選別装置は、投入ホッパー11、供給フィーダー12、篩13、製品容器17および異形合金片容器18を備える。篩13は、選別容器14および選別容器14の内部に配置された複数の歯15を備える櫛状の篩であり、図示しない振動装置を備える。歯15は、所定の間隔Wで配置されており、スリット状の間隙16を形成する。
図3は、篩の部分拡大図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は正面断面図である。歯15の形状は、同図に示すように、横断面が、上側が平らで下方ほど幅が狭くなる形状を有する。
投入ホッパー11には、合金片が投入される。この合金片は、前述のストリップキャスト法で鋳造された薄帯状のインゴットを破砕して得られたものであり、薄片状の合金片(薄片状合金)に小径塊状合金や薄片溶着合金等の異形合金片が混入している可能性がある。
投入ホッパー11に投入された合金片は、供給フィーダー12に所定の量ずつ切り出され、供給フィーダー12内を搬送され、篩13に供給される。篩13には、図示しない振動装置により振動が付与され、それに伴って、篩13に供給された合金片が振動する。
合金片のうち薄片状合金は、振動により立位となったとき、すなわち厚さ方向が水平となったときにスリット状の間隙16を重力により通過し、選別容器14の底面に落下する。一方、異形合金片は、振動によって間隙16を通過することは困難である。これは、小径塊状合金は、多くの場合、径が最も小さい部分でも、薄片状合金の厚さの2倍の径を有し、薄片溶着合金は、複数の薄片状合金が重なっており、少なくとも薄片状合金の2倍以上の厚さの部分を有するためである。そのため、間隙16を通過した薄片状合金には異形合金片が混入することはほとんどなく、薄片状合金を効率よく選別することができる。
選別容器14の底面に落下した薄片状合金は、製品容器17に搬送、収容され、篩13上に残存した合金片は、異形合金片として異形合金片容器18に搬送、収容される。
本発明の合金片の製造方法または本発明の合金片の選別装置を、希土類磁石用の原料の製造に適用した場合、得られた薄片状合金を原料として用いた希土類磁石は、原料に異形合金片が混入していないため、磁気特性が良好である。希土類磁石用の原料に異形合金片、すなわち小径塊状合金や薄片溶着合金等が混入した場合に悪影響を及ぼす理由は以下の通りである。
小径塊状合金は、ストリップキャスト法による製造過程において、坩堝からタンディッシュへ注湯する際に合金溶湯のスプラッシュにより発生する。また、薄片溶着合金は、合金溶湯がタンディッシュから冷却ロールへメルトドラッグされる際に、薄片状合金同士が溶着して生成する。
これらの異形合金片は、冷却ロールによって急冷される薄片状合金と比較して凝固速度が遅いため、合金組織が不均一である。具体的には、凝固速度が遅いため合金組織が粗大化していることや、合金の組成、成分系によってはR−Fe−B擬二元系合金の包晶領域の通過によって晶出する軟磁性のα−Fe等が含まれていることがある。ここで、「R−Fe−B擬二元系合金」は、上述のR−T−B系合金に含まれる。
そのため、このような合金組織が不均一な異形合金片が、製品である薄片状合金に混入すると、希土類磁石の製造工程における合金の粉砕粉末の粉体特性や成形特性、さらには焼結性、磁気特性にまで悪影響を及ぼす。
したがって、本発明の合金片の製造方法または本発明の合金片の選別装置を、希土類磁石用の原料の製造に適用した場合、得られた薄片状合金を粉砕した粉末の粉体特性、成形特性および焼結性は良好となる。これにより、得られた薄片状合金を原料として用いた希土類磁石は、磁気特性が向上できる。
歯の間隔Wが1mm未満の篩は、Wが1mm以上の篩と比べて製造コストが高くなる。また、上述のように、ストリップキャスト法で鋳造された薄帯状のインゴットは厚さが0.1〜1.0mmである。そのため、本発明の合金片の製造方法または本発明の合金片の選別装置において、篩に供給される合金片の平均厚さをTとした場合、篩の歯の間隔Wは10T以下が好ましい。
また、篩の歯の間隔Wは、4T以下がより好ましい。これは、本発明者らが良品として選別する薄片状合金の厚さや、希土類磁石の磁気特性に影響を与える異形合金片について詳細に検討した結果、知見した値であり、篩の歯の間隔Wを4T以下とし、篩に付与する振動を適宜調整することで効率よく選別することが可能である。
また、合金片の製造時や搬送中には、振動の影響でわずかに微粉が発生することがある。この微粉は酸化されやすいため、特に合金片を希土類焼結磁石の原料として用いた際に、焼結工程で不良要因となり得る。そのため、本発明の合金片の製造方法において、選別した薄片状合金について、例えば1mm以下の目開きの円形篩を用いて、合金の微粉を除去することが好ましい。
本発明の合金片の製造方法および本発明の合金片の選別装置の効果を検証するため、下記の試験を行った。
[試験方法]
本試験では、R−T−B系合金(Nd:30質量%およびB:1質量%を含有し残部がFeからなる合金)の溶湯600kgを用いて、ストリップキャスト法によって薄帯状のインゴットを得た。製造時のインゴットは目標厚さTを0.5mmとした。このインゴットを30〜50kg/minでフィーダーから切り出し、不活性ガスを充填した破砕器に投入して破砕処理を実施した。破砕によって得られた合金片は、無作為に抽出した100個について測定した長径、短径および厚さの平均はそれぞれ6.3mm、4.5mmおよび0.52mmであった。
破砕によって得られた合金片は、篩によって薄片状合金と異形合金片とに選別した。篩による選別は、表1に示す条件で行った。選別された薄片状合金は、後述の方法で焼結して磁石とした。
Figure 0005706841
表1に示すように、本発明例1〜3では、篩として、前記図2および図3に示す所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩を用い、篩は振動装置によって振動させた。振動条件は、振幅を4.9mm〜6.1mmとし、周波数を906cpmとした。歯の間隔Wは、本発明例1では1.0mm、本発明例2では2.0mmとし、本発明例3では2.5mmとした。これらの歯の間隔Wは、合金片の平均厚さTとの関係が、それぞれW=2T、4Tおよび5Tに相当する。
比較例は、従来の方法であり、篩として目開き5.6mmのテーラー金網篩を用い、篩は手動で振動させた。
[焼結磁石]
篩によって選別された選別された薄片状合金は、水素圧2kg/cm2で水素化粉砕し、続いて真空中で500℃、1時間の脱水素処理することにより水素解砕(粗粉砕)した。この粗粉末を高純度N2を用いて6kg/cm2のガス圧力でジェットミル粉砕して微粉末を得て、この微粉末は、空気透過法による粒径測定で平均粒径3.1μmであった。
得られた微粉末を2500kAm-1の垂直磁場中で圧力150MPaとしてプレス成形することにより圧粉体とした。この圧粉体を1050℃で3時間焼結し、この焼結体に600℃で1時間の熱処理を施して永久磁石とした。
熱処理を施した焼結体を10mm角に切り出した後、その端面をサーフェスグラインダーで研削して焼結磁石とした。得られた焼結磁石の保磁力(iHc)および残留磁束密度(Br)についてB−Hトレーサーで測定した。
[試験結果]
表1に、篩の条件と併せて、異形合金片として回収された合金片の重量および回収率、ならびに焼結磁石の磁気特性としてiHcおよびBrの値を示す。異形合金片として回収された合金片の回収率とは、鋳造に用いた合金の溶湯600kgに対する、異形合金片として回収された合金片の重量の比の値である。
スリット状の間隙を有する櫛状の篩を用いた場合(本発明例1〜3)は、歯の間隔が小さいほど、異形合金片として回収された合金片の重量が多く、回収率が良好であった。また、テーラー金網篩を用いた比較例では、本発明例1〜3のいずれの条件よりも、異形合金片とした回収された合金片の重量は少なく、回収率は劣っていた。
焼結磁石の磁気特性は、本発明例1〜3ではiHcは9.8kOe以上、Brは13.5kG以上と優れた値であった。特に、櫛状の篩の歯の間隔Wを4T以下とした本発明例1および2では、より優れた値であった。ただし、本発明例1および2では磁気特性に大きな差はなかった。比較例ではiHc=9.5kOeおよびBr=13.0kGと本発明例1〜3と比べて劣る値であった。
これらから、スリット状の間隙を有する櫛状の篩を用いることにより、ストリップキャスト法により鋳造された合金片を薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別することができることが明らかとなった。また、異形合金片が混入していない合金片を用いることにより、優れた磁気特性を有する磁石を得ることができることも明らかとなった。
本発明の合金片の製造方法によれば、ストリップキャスト法で製造された合金片を、薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別し、異形合金片が混入していない合金片を製造することができる。
また、本発明の合金片の選別装置によれば、合金片を、薄片状合金と異形合金片とに効率よく選別することができる。
本発明の合金片の製造方法で製造された合金片、または本発明の合金片の選別装置を用いて選別された合金片を使用することにより、磁気特性の良好な希土類磁石を製造することができる。
1:坩堝、 2:タンディッシュ、 3:冷却ロール、 4:インゴット、
5:チャンバー、 6:溶湯、 11:投入ホッパー、 12:供給フィーダー、
13:篩、 14:選別容器、 15:歯、 16:間隙、 17:製品容器、
18:異形合金片容器

Claims (3)

  1. ストリップキャスト法により鋳造された合金片を、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩に供給し、前記篩を振動させて、前記スリット状の間隙を通過した合金片と前記篩上に残存した異形合金片とに選別することを特徴とする合金片の製造方法。
  2. 前記櫛状の篩に供給される合金片の平均厚さがTである場合に、前記櫛状の篩の歯の間隔が10T以下であることを特徴とする請求項1に記載の合金片の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の合金片の製造方法に用いる合金片の選別装置であって、所定の間隔で配置された複数の歯により形成されたスリット状の間隙を有する櫛状の篩を備えることを特徴とする合金片の選別装置。
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