JP5706465B2 - 結露防止弁 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮空気により駆動される空気圧アクチュエータを有する空気圧システムにおいて、結露の発生を防止するための結露防止弁に関する。
圧縮空気を駆動媒体としてこれにより往復動部材を駆動する空気圧アクチュエータとしては、ピストンロッドを直線往復動する空気圧シリンダ、および回転部材を揺動往復動する揺動アクチュエータ等がある。揺動アクチュエータはロータリアクチュエータとも言われる。空気圧シリンダは、ピストンを直線往復動自在に収容するケーシングを有し、ピストンにはケーシングから突出するピストンロッドが設けられている。ピストンの両側に圧力室を設け、ピストンロッドをケーシング内から突出させる前進方向とケーシング内に引っ込める後退方向とのいずれも、圧縮空気によりピストンに推力を加えるようにしたタイプは複動型となる。前進方向と後退方向の一方の駆動時に圧縮空気によりピストンに推力を加え、他方の駆動時にばね部材により推力を加えるようにしたタイプは単動型となる。
空気圧シリンダ等の空気圧アクチュエータの圧力室は、アクチュエータから離れた位置に配置された圧縮機等の空気圧供給源に、チューブ等の配管により接続されている。圧力室に対して圧縮空気を供給する状態と、圧力室内の空気を外部に排出する状態とに切り換えるために、配管には流路の切り換えを行う流路切換弁が設けられている。空気圧アクチュエータに設けられたピストン等の往復動部材の断面積が小さくて往復動ストロークが短く、流路切換弁と空気圧アクチュエータとの間の配管が長い場合には、圧力室の容積に比べて配管の容積が大きくなる。この場合には圧力室から排出された低圧空気が外部に排出されずに配管内に滞留し、再び圧縮空気が供給されるときに加圧されて再度圧力室に戻されることになる。このようにして、圧力室や配管内に滞留した空気が加圧状態と減圧状態とに繰り返されると、空気が断熱膨張して空気中に含まれる水蒸気が結露水となって圧力室や配管内に滞留することがある。
圧縮空気の乾燥度を高めることなく、圧力室や配管内に結露が発生することを防止するための結露防止回路が特許文献1〜3に記載されている。特許文献1に記載された結露防止回路は、空気圧アクチュエータの給排ポートに接続される配管に設けられるチェック弁を有し、圧力室が減圧されると圧力室内の空気をチェック弁から外部に全て排出するようにしている。特許文献2および特許文献3に記載された結露防止回路は、流路切換弁の出力ポートと空気圧シリンダの給排ポートとを連通させる配管と、この配管に並列に配設されたバイパス管とを有し、出力ポートから空気圧シリンダの給排ポートに配管を介して圧縮空気を供給し、給排ポートから圧縮空気を排出するときには、バイパス管を介して排気空気を流路切換弁に向けて戻すようにしている。
実開平4−116004号公報 実開昭54−165686号公報 特開平10−9205号公報
しかしながら、圧力室内等における結露の発生を防止するために、圧力室内の圧縮空気を全て外部に排出し、往復動部材を駆動する際に圧力室には空気圧源からの圧縮空気のみを供給するようにすると、空気圧アクチュエータを駆動するために圧力室に供給される圧縮空気の量を増加させることになる。特に、電子部品等のように量産品を製造するための組立工場においては、多数の空気圧アクチュエータが使用されている。このため、圧力室内の圧縮空気を全て排出して新しい圧縮空気のみを圧力室に供給するようにすると、圧縮空気の使用量が増加するので、空気圧発生のための圧縮機の消費電力が増加することになる。
本発明の目的は、配管内の空気を有効に利用しつつ空気圧システムにおける結露発生を防止することにある。
本発明の結露防止弁は、圧縮空気が供給される圧力室を有する空気圧アクチュエータと、空気圧源から前記圧力室に圧縮空気を供給する配管とを有する空気圧システムにおける結露発生を防止する結露防止弁であって、前記圧力室に連通する空気流入口と外部に連通する空気排出口とに開口する弁体収容孔が設けられた弁ハウジングと、前進限遮断位置と後退限遮断位置との間で往復動自在に前記弁ハウジングに設けられ、前記前進限遮断位置と前記後退限遮断位置とにおいて前記空気流入口と前記空気排出口との連通を遮断する開閉弁組立体と、前記開閉弁組立体に前記前進限遮断位置に向かうばね力を付勢するばね部材と、前記弁ハウジングに設けられ、前記開閉弁組立体が前記前進限遮断位置と前記後退限遮断位置との間に位置するときに、前記空気流入口と前記空気排出口とを連通させる連通部と、を有する。
結露防止弁は、空気圧アクチュエータの圧力室に連通する空気流入口と、外部に連通する空気排出口とが設けられた弁ハウジングを有し、弁ハウジング内に設けられた開閉弁組立体は、空気流入口と空気排出口との連通を遮断する前進限遮断位置と後退限遮断位置との間を移動する。その移動過程で、空気流入口と空気排出口とが連通部を介して連通状態となり、圧力室に供給される圧縮空気の一部は瞬間的に外部に排出される。また、圧力室から空気が排気されて、空気流入口が加圧状態から大気圧に戻されると、開閉弁組立体は後退限開放位置から前進限開放位置に向けて移動する。その移動過程で、空気流入口と空気排出口とが連通部を介して連通状態となり、内部の空気の一部は瞬間的に外部に排出される。したがって、圧力室から排出される低圧空気が圧力室や配管内に滞留しても、圧力室への圧縮空気の供給と排出の動作のたびに、圧力室や配管の空気の一部は外部に排出されて、排出された分に相当する新たな空気が空気圧源から供給される。このように、滞留空気の一部は換気されるので、圧力室や配管内の空気の乾燥度を維持することができる。これにより、圧力室や配管内に滞留した空気が加圧状態と減圧状態とに繰り返されても、圧力室や配管内に結露が発生することを防止できる。
しかも、圧力室に供給される高圧の圧縮空気により圧力室と配管内の滞留空気を瞬間的に外部に排出するので、空気圧アクチュエータの圧力室から低圧空気が排出される全排出ストロークに渡って、圧力室内の空気を外部に排出させる従来技術の場合と相違して、圧力室や配管内に留めておく空気量を増加させて配管内の空気を有効に利用することができる。これにより、空気圧システムにおける空気圧源からの供給空気量を抑制し、結露発生を確実に防止できる。
空気圧アクチュエータに設けられた結露防止弁の一実施の形態を示す断面図である。 (A)は開閉弁組立体が前進限遮断位置となった状態における結露防止弁を示す拡大断面図であり、(B)は開閉弁組立体が後退限遮断位置となった状態における結露防止弁を示す断面図である。 (A)は開閉弁組立体が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間の途中の状態における結露防止弁を示す拡大断面図であり、(B)は(A)における3B−3B線断面図である。 結露防止弁の作動特性を示すタイムチャートである。 空気圧アクチュエータに設けられる結露防止弁の変形例を示す断面図である。 図5に示された結露防止弁の拡大断面図である。 結露防止弁の他の変形例を示す断面図である。 結露防止弁のさらに他の変形例を示す断面図であり、(A)は開閉弁組立体が後退限遮断位置となった状態を示し、(B)は開閉弁組立体が前進限遮断位置となった状態を示し、(C)は開閉弁組立体が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間の途中の状態を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。それぞれの実施の形態においては、共通する部材には同一の符号が示されており、重複した説明は省略されている。
図1に示す空気圧システム10は、空気圧アクチュエータ11としての空気圧シリンダを有している。この空気圧アクチュエータ11は、ほぼ直方体形状のブロック材からなるケーシング12を有し、ケーシング12には、ピストン収容孔13が設けられている。ピストン収容孔13には、ピストン14が直線往復動自在に収容されており、ピストン14に取り付けられたピストンロッド15は、ピストン収容孔13の開口端からケーシング12の外部に突出している。ピストン収容孔13の開口端部にはロッドカバー16が取り付けられており、ピストンロッド15は、ロッドカバー16の貫通孔に摺動自在に支持されている。
ピストン収容孔13は、ピストン14により第1の圧力室17aと、第2の圧力室17bとに区画されている。第1の圧力室17aは、ピストン14とロッドカバー16とにより区画され、ピストンロッド15を戻す方向にピストン14に推力を加える戻し側の圧力室である。第2の圧力室17bは、ピストン14とピストン収容孔13の底面とにより区画され、ピストンロッド15を突出させる方向にピストン14に推力を加える突出側の圧力室である。空気圧アクチュエータ11は、圧力室17a,17bに供給される圧縮空気により、往復動部材としてのピストンロッド15を軸方向に直線往復動する。
ピストン14には、両方の圧力室17a,17bの間をシールするためのシール材18aが設けられている。ロッドカバー16には、ロッドカバー16とピストンロッド15との間をシールするためのシール材18bと、ロッドカバー16とピストン収容孔13との間をシールするためのシール材18cとが設けられている。
ケーシング12には、圧力室17aに連通する給排ポート21aと、圧力室17bに連通する給排ポート21bとが設けられている。それぞれの給排ポート21a,21bを介して圧力室17a,17bに連通する配管接続部22a,22bがケーシング12に設けられている。配管接続部22aにはホースやチューブからなる配管23aが図示しないねじ部材により接続され、配管接続部22bには同様に配管23bが接続される。これらの配管23a,23bは圧縮機等からなる空気圧源24に流路切換弁25を介して接続される。この流路切換弁25は、圧力室17aに圧縮空気を供給して圧力室17b内の空気を排出する第1の位置つまりA位置と、圧力室17bに圧縮空気を供給して圧力室17a内の空気を排出する第2の位置つまりB位置とに作動する。図1は、流路切換弁25がA位置となって、圧力室17aに供給された圧縮空気によりピストンロッド15が戻す方向に駆動された状態を示す。両方の圧力室17a,17bに交互に圧縮空気を供給することにより、往復動部材としてのピストンロッド15は軸方向に往復動する。
図1に示す空気圧システム10は、上述のように、圧力室17a,17bに供給される圧縮空気により推力が加えられるピストンロッド15を有する空気圧アクチュエータ11と、圧力室17a,17bに空気圧源24からの圧縮空気を供給する配管23a,23bとを有している。空気圧アクチュエータ11を図示しない支持部材に取り付けるために、ケーシング12の前面にはねじ孔26が設けられ、ケーシング12の前端部には取付孔27が設けられている。なお、ピストンロッド15の突出端部には、ピストンロッド15により駆動される部材を締結するためのナット28が取り付けられている。
2つの圧力室17a,17bに対応させて、ケーシング12には2つの結露防止弁30aが取り付けられている。それぞれの結露防止弁30aは同一構造であり、図1においては、一方の第1の結露防止弁30aに(1)が付され、他方の第2の結露防止弁30aに(2)が付されている。
図2は、図1に示された結露防止弁30aを示す拡大断面図である。結露防止弁30aは弁ハウジング31を有しており、この弁ハウジング31は、円筒部31aとその先端部に一体に設けられた雄ねじ部31bとを有し、円筒部31aの後端部には、ばね受け部材31cが取り付けられている。弁ハウジング31には弁体収容孔32が設けられており、弁体収容孔32の両端部は、圧力室に連通して雄ねじ部31bに設けられた空気流入口33と、外部に連通してばね受け部材31cに設けられた空気排出口34とに開口している。空気圧アクチュエータ11のケーシング12には、図1に示されるように、結露防止弁30aの空気流入口33を圧力室17a,17bに連通させる連通孔35a,35bが設けられている。2つの結露防止弁30aは、それぞれの雄ねじ部31bをケーシング12に設けられたねじ孔にねじ結合することによりケーシング12に装着され、空気流入口33は連通孔35a,35bを介して圧力室17a,17bに連通される。
弁ハウジング31には開閉弁組立体36が軸方向に往復動自在に設けられている。この開閉弁組立体36は、図2に示されるように、弁軸37と、弁軸37の後端部に設けられた第1の弁支持部38aと、弁軸37の先端部に設けられた第2の弁支持部38bとを有しており、2つの弁支持部38a,38bは軸方向に離れている。開閉弁組立体36は、弁軸37の先端面が弁ハウジング31に設けられた突き当て面39aに接触する前進限遮断位置と、弁軸37の後端面がばね受け部材31cの突き当て面39bに接触する後退限遮断位置との間で往復動する。突き当て面39aには空気流入口33が開口し、突き当て面39bには空気排出口34が開口している。
図2(A)は開閉弁組立体36が前進限遮断位置となった状態を示し、図2(B)は開閉弁組立体36が後退限遮断位置となった状態を示す。図3(A)は開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間の途中の状態を示し、図3(B)は図3(A)における3B−3B線断面図である。
ばね受け部材31cと開閉弁組立体36の間には、開閉弁組立体36に対して前進限遮断位置に向かう方向のばね力を付勢するために、ばね部材として圧縮コイルばね41が装着されている。空気圧アクチュエータ11の圧力室17a,17bの圧縮空気が流路切換弁25に向けて排出され、空気流入口33の圧力が低圧となると、この圧縮コイルばね41は開閉弁組立体36を前進限遮断位置に向けて移動させる。一方、圧力室17a,17bに流路切換弁25から圧縮空気が供給されて空気流入口33の圧力が高圧となると、空気圧により開閉弁組立体36は、前進限遮断位置から後退限遮断位置に移動し、圧縮コイルばね41は、図2(B)のように圧縮される。
この明細書においては、開閉弁組立体36の空気流入口33側を先端部として、空気排出口34を後端部としており、開閉弁組立体36の空気流入口33に向かう方向の移動を前進移動とし、空気排出口34に向かう方向の移動を後退移動としている。したがって、空気流入口33側の突き当て面39aに開閉弁組立体36が当接したときの第1の遮断位置を前進限遮断位置とし、空気排出口34側の突き当て面39bに開閉弁組立体36が当接したときの第2の遮断位置を後退限遮断位置とする。
弁ハウジング31には弁座孔42が軸方向に延びて設けられており、この弁座孔42にはスリーブ43が軸方向に移動自在に配置されている。第1の弁支持部38aの先端側と、第2の弁支持部38bの後端側には、それぞれガイド部44a,44bが設けられており、それぞれのガイド部44a,44bはスリーブ43の内側に入り込んでいる。スリーブ43には図3(B)に示されるように、スリットが軸方向に延びて設けられており、このスリットにより連通部45が形成されている。この連通部45により空気流入口33と空気排出口34とが連通される。ガイド部44a,44bの長さを図示する場合よりも長くし、スリーブ43の長さを図示する場合よりも短くすると、開閉弁組立体36の移動に伴ってスリーブ43を移動させない形態となる。
第1の弁支持部38aと第2の弁支持部38bには、それぞれ弁座孔42に接触する弁シール材46a,46bが装着されている。開閉弁組立体36が、図2(A)に示されるように、前進限遮断位置となったときには、第1の弁シール材46aが弁座孔42に接触して、スリットからなる連通部45と空気排出口34との連通が遮断される。このときには、第2の弁シール材46bは弁座孔42から離れる。一方、開閉弁組立体36が後退限遮断位置となったときには、図2(B)に示されるように、第2の弁シール材46bが弁座孔42に接触して空気流入口33と連通部45との連通が遮断される。このときには、第1の弁シール材46aは弁座孔42から離れる。
このように、開閉弁組立体36が前進限遮断位置および後退限遮断位置となると、いずれの位置においても、空気流入口33と空気排出口34との連通が遮断される。図2(A)に示されるように、開閉弁組立体36が前進限遮断位置となったときに弁シール材46aが弁座孔42に接触する位置と、図2(B)に示されるように、開閉弁組立体36が後退限遮断位置となったときに弁シール材46bが弁座孔42に接触する位置との間の間隔をL0とする。また、2つの弁シール材46a,46bの間の間隔をL1とすると、L0はL1よりも短くなっている。したがって、空気流入口33に圧縮空気が供給されて、開閉弁組立体36が圧縮コイルばね41のばね力に抗して前進限遮断位置から後退限遮断位置に向けて移動するときには、移動途中に両方の弁シール材46a,46bが弁座孔42に接触しない状態が発生する。両方の弁シール材46a,46bが弁座孔42に接触しないので、空気流入口33と空気排出口34とが連通部45により連通した状態となる。また、空気流入口33に圧縮空気が排出されて圧力低下し、開閉弁組立体36が、後退限遮断位置から前進限遮断位置に向けて移動するときには、移動途中に両方の弁シール材46a,46bが弁座孔42に接触しない状態が発生する。両方の弁シール材46a,46bが弁座孔42に接触しないので、空気流入口33と空気排出口34とが連通部45により連通した状態となる。
これにより、圧力室17bに圧縮空気を供給し、圧力室17a内の空気を外部に排出して、圧力室17bに供給される圧縮空気によりピストン14に推力を加えてピストンロッド15を突出移動させる際には、配管23bから圧力室17bに供給される圧縮空気の一部が結露防止弁30a(2)の空気排出口34から外部に排気される。このときには、圧力室17a内の空気の一部が結露防止弁30a(1)の空気排出口34から外部に排気される。
同様に、圧力室17aに圧縮空気を供給し、圧力室17b内の空気を外部に排出して、圧力室17aに供給される圧縮空気によりピストン14に推力を加えてピストンロッド15を戻し移動させる際には、配管23aから圧力室17aに供給される圧縮空気の一部が結露防止弁30a(1)の空気排出口34から外部に排気される。このときには、圧力室17b内の空気の一部が結露防止弁30a(2)の空気排出口34から外部に排気される。
外部から弁体収容孔32の内部に異物が流入することを防止するために、ばね受け部材31cに形成された空気排出口34には、フィルタ47が設けられている。
図4は、空気圧アクチュエータ11に設けられた結露防止弁30a(1),(2)の作動特性を示すタイムチャートである。図4を参照して空気圧アクチュエータ11を駆動させたときにおける空気圧システム10における排気作用について説明する。
図1に示す空気圧アクチュエータ11は、ピストンロッド15が図1に示されるように戻された状態のもとで、流路切換弁25をA位置からB位置に切り換えると、圧力室17bに配管23bから圧縮空気が供給され、圧力室17a内の空気は配管23aに向けて排出される。これにより、ピストンロッド15は突出限位置まで突出移動し、圧力室17aは低圧となり、圧力室17bは高圧となる。一方、ピストンロッド15が突出限位置となった状態のもとで、流路切換弁25をB位置からA位置に切り換えると、圧力室17aに配管23aから圧縮空気が供給され、圧力室17b内の空気は配管23bに向けて排出される。これにより、ピストンロッド15は戻り限位置まで戻り移動し、圧力室17bは低圧となり、圧力室17aは高圧となる。
圧力室17bが低圧となっているときには、圧力室17bに連通する結露防止弁30a(2)の開閉弁組立体36は、図2(A)に示すように、圧縮コイルばね41のばね力により前進限遮断位置となって、空気流入口33と空気排出口34との連通を遮断する。一方、圧力室17aが高圧となっている結露防止弁30a(1)の開閉弁組立体36は、圧縮空気の力により後退限遮断位置となって、空気流入口33と空気排出口34との連通を遮断する。
これに対し、図4に示されるように、流路切換弁25が図1に示すA位置からB位置に切り換えられたときには、配管23b内の圧縮空気が圧力室17bに向けて流れ、圧力室17a内の空気が配管23aに向けて流れる。圧力室17bに高圧の圧縮空気が流入すると、圧力室17bに連通する第2の結露防止弁30a(2)の開閉弁組立体36は、ばね力に抗して前進限遮断位置から後退限遮断位置に向けて移動する。一方、圧力室17aの空気が配管23aに排出されると、圧力室17aの圧力が低圧となり、圧力室17aに連通する第1の結露防止弁30a(1)の開閉弁組立体36は、ばね力により後退限遮断位置から前進限遮断位置に向けて移動する。
この移動過程において、空気流入口33と空気排出口34とが瞬間的に連通部45を介して連通状態となり、図4に示すように、第2の結露防止弁30a(2)から圧力室17bの空気および配管23bのうち圧力室17bに近い部分の空気が空気排出口34から外部に排出される。同様に、第1の結露防止弁30a(1)から圧力室17aの空気および配管23aのうち圧力室17aに近い部分の空気が空気排出口34から外部に排出される。第2の結露防止弁30a(2)の開閉弁組立体36が後退限遮断位置まで移動すると、空気流入口33と空気排出口34との連通は遮断され、第1の結露防止弁30a(1)の開閉弁組立体36が前進限遮断位置まで移動すると、空気流入口33と空気排出口34との連通は遮断され、ピストンロッド15はピストン14に加えられる推力により突出限位置まで駆動される。
ピストンロッド15が突出限位置となった状態のもとで、流路切換弁25がA位置に切り換えられると、上述とは逆に、第1の結露防止弁30a(1)の開閉弁組立体36が、前進限遮断位置から後退限遮断位置に移動する過程で空気流入口33と空気排出口34とが瞬間的に連通状態となる。さらに、第2の結露防止弁30a(2)の開閉弁組立体36が、後退限遮断位置から前進限遮断位置に移動する過程で空気流入口33と空気排出口34とが瞬間的に連通状態となる。これにより、第1の結露防止弁30a(1)から圧力室17aの空気および配管23aのうち圧力室17aに近い部分の空気が外部に排出され、第2の結露防止弁30a(2)から圧力室17bの空気および配管23bのうち圧力室17bに近い部分の空気が外部に排出される。
ピストンロッド15の往復動ストロークが短い場合やシリンダ内径が小さい場合には、圧力室17a,17bの容積よりも、流路切換弁25から給排ポート21a,21bまでの配管23a,23b内の容積の方が大きくなる。結露防止弁30aが設けられていないと、低圧となった圧力室内の圧縮空気が外部に排出されることなく、配管や圧力室に滞留して膨張と収縮を繰り返すことになる。このため、高圧から低圧に変化する際に、断熱膨張によって圧縮空気中に含まれる水蒸気が液体状になり、圧力室や配管内に結露水となって滞留することがある。
これに対し、上述のように、圧力室17a,17bに連通させて結露防止弁30aを設けると、開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間を移動する際には、ピストン14に推力を加えるために圧力室17a,17b内に供給される高圧側の圧縮空気の一部が瞬間的に外部に排出され、圧力室17a,17b内の低圧側の圧縮空気の一部が瞬間的に外部に排出されるので、圧力室や配管内に滞留した空気の一部が空気圧源24から供給される空気に一部置換される。これにより、空気圧システム10における圧縮空気の乾燥度が高められて結露発生が防止される。しかも、両方の圧力室から空気が外部に排出されるのは、開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間を移動する際の僅かな時間のみであるので、従来のように圧力室と配管における低圧空気の全てが外部に排出されることはない。
開閉弁組立体36が前進限遮断位置から後退限遮断位置に移動するときは、圧力室が高圧となったときであり、後退限遮断位置から前進限遮断位置に移動するときは、圧力室が低圧となったときである。圧力室の圧力が高圧となったときの方が、低圧となったときよりも、排気量は多くなる。したがって、図4に示されるように、開閉弁組立体36が後退限遮断位置から前進限遮断位置に移動する過程における排気量は、開閉弁組立体36が前進限遮断位置から後退限遮断位置に移動する過程における排気量よりも少なくなる。
従来のように、圧力室が高圧から低圧に切り換えられる際に、低圧に切り換えられた圧力室内の空気を、低圧空気が排出される全排出ストロークに渡って、チェック弁を介して全て外部に排出すると、配管内の空気を次の加圧のために使用することができない。これに対し、瞬間的に外部に排出するようにすると、配管や圧力室に滞留する低圧側の空気を、圧力室に供給される空気としても利用することができるので、空気圧システム10において使用される圧縮空気の量を低減することができる。特に、電子部品の製造ラインにおいては、多数の空気圧アクチュエータ11が使用されており、全ての空気圧アクチュエータ11に対して空気圧源24から供給される圧縮空気の量は大量となる。しかし、上述のように、空気圧アクチュエータ11から外部に排出される空気量を低減することができると、全ての空気圧システム10に供給される圧縮空気の量を大幅に低減することができる。圧縮空気の使用量の増加をおさえられるので、空気圧発生のための圧縮機の消費電力を低減させることができ、配管内の空気を有効に利用しつつ、空気圧システムにおける結露発生を防止できる。
図1に示す空気圧アクチュエータ11は、ピストンロッド15を突出移動させるときと、戻し移動させるときのいずれも、ピストン14に圧縮空気の推力を加えるようにした複動型となっている。これに対し、ピストンロッド15の突出移動と戻し移動の一方の移動時にピストン14に圧縮空気の推力を加えるようにし、他方の移動をばね部材によりピストン14に推力を加えるようにすると、空気圧アクチュエータは単動型となる。このような単動型の場合には、空気圧アクチュエータには1つの結露防止弁30aが取り付けられることになる。
図5は、空気圧アクチュエータに設けられた結露防止弁の変形例を示す断面図であり、図6は、図5に示された結露防止弁の拡大断面図である。
図5に示される空気圧アクチュエータ11は、図1に示した場合と相違して、圧力室17a,17bに対して圧縮空気の供給および排出を行うための給排ポート21a,21bの配管接続部22a,22bに、2つの圧力室17a,17bに対応させて結露防止弁30bが接続されている。空気圧アクチュエータ11は、図1に示した空気圧アクチュエータ11と基本構造は同一であるが、図1のように圧力室17a,17bに連通させて設けられた連通孔35a,35bは、図5に示したケーシング12には設けられていない。それぞれの結露防止弁30bは同一構造であり、図5においては、一方の第1の結露防止弁30bに(1)が付され、他方の第2の結露防止弁30bに(2)が付されている。
それぞれの結露防止弁30bの弁ハウジング31は、図6に示すように、円筒部31aと、これに一体となったジョイント部31dとを有している。ジョイント部31dには、弁体収容孔32の外周面に開口して空気流入口33が設けられ、この空気流入口33に対向して弁体収容孔32の外周面に開口して連通口51が設けられており、空気流入口33と連通口51は、それぞれ弁体収容孔32の先端部に位置している。空気流入口33に連通する配管接続部52と、連通口51に連通する配管接続部53とがジョイント部31dに設けられている。空気圧アクチュエータ11の配管接続部22aは、結露防止弁30b(1)の配管接続部52に連通配管54aにより接続され、配管接続部22bは、結露防止弁30b(2)の配管接続部52に連通配管54bにより接続される。このように、結露防止弁30a,30bの弁ハウジング31は連通配管54a,54bにより空気圧アクチュエータ11のケーシング12に装着される。一方、空気圧源24に流路切換弁25を介して接続される配管23aは、結露防止弁30b(1)の配管接続部53に接続され、配管23bは結露防止弁30b(2)の配管接続部53に接続される。このように、それぞれの結露防止弁30bは、配管23a,23bをケーシング12に取り付けるための継手部材の機能をも有している。
結露防止弁30bは、継手部材としての機能を有しているので、図1に示すように、空気圧アクチュエータ11のケーシング12のように、結露防止弁30aの雄ねじ部31bを取り付けるためのねじ孔や連通孔35a,35bを加工することが不要となり、既存の空気圧アクチュエータに結露防止弁30bを後付することができる。
図5に示した空気圧システム10においても、開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間を移動する際には、ピストン14に推力を加えるために圧力室17a,17b内に供給される高圧側の圧縮空気の一部が瞬間的に外部に排出され、低圧側の圧縮空気の一部が瞬間的に外部に排出されるので、圧力室内の空気は連通配管54a,54bを介して空気排出口34に向かい、配管23a,23b内に滞留した空気の一部も空気排出口34に向かい、高圧側の圧縮空気により圧力室と配管内が空気圧源24から供給される空気に一部置換される。これにより、空気圧システム10における圧縮空気の乾燥度が高められて結露発生が防止される。しかも、両方の圧力室から空気が外部に排出されるのは、開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間を移動する際の僅かな時間のみであるので、従来のように圧力室と配管における低圧空気の全てが外部に排出されることはない。
図5に示す空気圧アクチュエータ11は複動型であり、ピストン14の両側に圧力室17a,17bが設けられている。それに対して、単動型の空気圧アクチュエータには、ピストン14の一方側に圧力室が形成されるので、ケーシング12には、1つの結露防止弁30bが取り付けられることになる。なお、図5に示す空気圧システム10においては、配管接続部22a,22bと配管接続部52の一方を雄ねじ部として、弁ハウジング31をケーシング12に直接ねじ止めする形態とすると、連通配管54a,54bを用いることは不要となる。
図7は結露防止弁の他の変形例を示す断面図である。図6に示す結露防止弁30cの弁ハウジング31は、図5および図6に示した結露防止弁30bと同様に、円筒部31aと、これに一体となったジョイント部31dとを有している。ジョイント部31dには弁体収容孔32の突き当て面39aに開口して空気流入口33が設けられており、配管接続部52,53は空気流入口33の外方端に連通している。図7に示す結露防止弁30cが空気圧アクチュエータ11に2つ取り付けられるときには、図5に示す場合と同様に、1つの結露防止弁30cの配管接続部52が配管接続部22aに連通配管54aにより接続され、他の1つの結露防止弁30cの配管接続部52が配管接続部22bに連通配管54bにより接続される。
図8は結露防止弁のさらに他の変形例を示す断面図であり、図8(A)は開閉弁組立体36が後退限遮断位置となった状態を示し、図8(B)は開閉弁組立体36が前進限遮断位置となった状態を示す。さらに、図8(C)は開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間の途中の状態を示す。
この結露防止弁30dの弁ハウジング31は、図1に示した結露防止弁30aと同様に、円筒部31aと雄ねじ部31bとを有しており、弁体収容孔32に移動自在に装着された弁軸37には、1つの弁支持部38が設けられており、この弁支持部38には弁シール材46が設けられている。弁ハウジング31には、第1の弁座面42aと第2の弁座面42bとが軸方向に離れて設けられており、両方の弁座面42a,42bの間には、それぞれの弁座面よりも大径孔からなる連通部45aが設けられている。
図8に示す結露防止弁30dにおいては、開閉弁組立体36が、図8(A)に示すように、後退限遮断位置となったときには、連通部45aと空気排出口34との間の第1の弁座面42aに弁支持部38の弁シール材46が接触し、空気流入口33と空気排出口34との連通を遮断する。一方、開閉弁組立体36が、図8(B)に示すように、前進限遮断位置となったときには、連通部45aと空気流入口33との間の第2の弁座面42bに弁シール材46が接触し、同様に、空気流入口33と空気排出口34との連通を遮断する。これに対し、開閉弁組立体36が前進限遮断位置と後退限遮断位置との間を移動して、弁支持部38が連通部45aを通過するときには、図8(C)に示すように、弁シール材46が弁座面42a,42bには接触せず、連通部45aを介して空気流入口33と空気排出口34とが連通する状態となる。これにより、圧力室に圧縮空気を供給してこの圧縮空気によりピストン14に推力を加えてピストンロッド15を移動させる際には、一方の圧力室に供給される高圧側の圧縮空気の一部と、他方の圧力室から排出される低圧側の圧縮空気の一部とが結露防止弁30dの空気排出口34から外部に瞬間的に排気される。
図7および図8に示した結露防止弁30c,30dも、複動型と単動型のいずれの空気圧アクチュエータに装着することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図1および図5は、往復動部材としてのピストンロッド15を駆動するようにした空気圧アクチュエータ11を示すが、揺動往復動する回転部材を往復動部材として圧縮空気により駆動するようにした揺動アクチュエータに、結露防止弁を装着すると、揺動アクチュエータつまりロータリアクチュエータを有する空気圧システムの結露発生を防止できる。
10 空気圧システム
11 空気圧アクチュエータ
12 ケーシング
14 ピストン
15 ピストンロッド
17a,17b 圧力室
21a,21b 給排ポート
23a,23b 配管
25 流路切換弁
30a〜30d 結露防止弁
31 弁ハウジング
33 空気流入口
34 空気排出口
36 開閉弁組立体
37 弁軸
38,38a,38b 弁支持部
41 圧縮コイルばね
42 弁座孔
42a,42b 弁座面
43 スリーブ、
45,45a 連通部
46,46a,46b 弁シール材

Claims (6)

  1. 圧縮空気が供給される圧力室を有する空気圧アクチュエータと、空気圧源から前記圧力室に圧縮空気を供給する配管とを有する空気圧システムにおける結露発生を防止する結露防止弁であって、
    前記圧力室に連通する空気流入口と外部に連通する空気排出口とに開口する弁体収容孔が設けられた弁ハウジングと、
    前進限遮断位置と後退限遮断位置との間で往復動自在に前記弁ハウジングに設けられ、前記前進限遮断位置と前記後退限遮断位置とにおいて前記空気流入口と前記空気排出口との連通を遮断する開閉弁組立体と、
    前記開閉弁組立体に前記前進限遮断位置に向かうばね力を付勢するばね部材と、
    前記弁ハウジングに設けられ、前記開閉弁組立体が前記前進限遮断位置と前記後退限遮断位置との間に位置するときに、前記空気流入口と前記空気排出口とを連通させる連通部と、
    を有する結露防止弁。
  2. 請求項1記載の結露防止弁において、前記開閉弁組立体は、当該開閉弁組立体が前記前進限遮断位置となったときに前記連通部と前記空気排出口との連通を遮断する第1の弁シール材と、前記開閉弁組立体が前記後退限遮断位置となったときに前記空気流入口と前記連通部との連通を遮断する第2の弁シール材とを有する、結露防止弁。
  3. 請求項1記載の結露防止弁において、前記開閉弁組立体は、当該開閉弁組立体が前記後退限遮断位置となったときに前記連通部と前記空気排出口との間の第1の弁座面に接触し、前記開閉弁組立体が前記前進限遮断位置となったときに前記空気流入口と前記連通部との間の第2の弁座面に接触する、結露防止弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の結露防止弁において、前記弁ハウジングは前記空気流入口が設けられた雄ねじ部を有し、前記弁ハウジングを前記空気圧アクチュエータに前記雄ねじ部により装着するようにした、結露防止弁。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の結露防止弁において、前記弁ハウジングは前記空気流入口が設けられたジョイント部を有し、前記圧力室に対する圧縮空気の供給および排出を行う給排ポートと前記ジョイント部とを接続する連通配管により前記弁ハウジングを前記空気圧アクチュエータに接続するようにした、結露防止弁。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の結露防止弁において、前記空気圧アクチュエータは、直線往復動するピストンロッドが設けられたピストンを収容するケーシングを有し、前記ピストンロッドを戻す方向に前記ピストンに推力を加える戻し側の圧力室と、前記ピストンロッドを突出させる方向に前記ピストンに推力を加える突出側の圧力室とにそれぞれ連通させて設けるようにした、結露防止弁。
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