JPS5847292Y2 - 開閉装置の操作シリンダ - Google Patents

開閉装置の操作シリンダ

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JPS5847292Y2
JPS5847292Y2 JP1978063441U JP6344178U JPS5847292Y2 JP S5847292 Y2 JPS5847292 Y2 JP S5847292Y2 JP 1978063441 U JP1978063441 U JP 1978063441U JP 6344178 U JP6344178 U JP 6344178U JP S5847292 Y2 JPS5847292 Y2 JP S5847292Y2
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JP
Japan
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drain valve
operating
cylinder
piston
operating cylinder
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JP1978063441U
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JPS54165686U (ja
Inventor
良一 中西
Original Assignee
株式会社明電舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は開閉装置等の機器を作動する空気圧操作装置に
おける操作シリンダに関するものである。
例えば真空しゃ断器などの開閉装置の可動電極を作動す
るために用いられる空気圧操作装置は概略第1図に示す
通りの構成である。
第1図において、1は空気圧源である圧縮空気発生装置
、2は空気圧を貯える空気タンクであり該空気タンク2
は電磁開閉弁3および4を介装した配管5により、夫々
空気圧シリンダ60f’FEtdJピストン7によって
仕切られた左右の各室8,9に連通されている。
10はピストン軸であって、このピストン軸10は図示
しないがリンク機構を介して真空しゃ断器などの開閉装
置の可動電極に連結されている。
ピストン軸10はシリンダ6内にて往復移動する作動ピ
ストン7と一体である。
13は密封用のピストンリングである。
いま、たとえば真空しゃ断器などの開閉装置を投入する
場合について簡単に説明すると、所定の電気信号(真空
しゃ断器などの開閉装置の投入信号)に基づいて電磁開
閉弁3が開となり空気タンク2の空気圧源から配管5を
通って空気が空気シリンダ6内の室8に供給され、作動
ピストン7およびピストン軸10は図示の如く右へ移動
する。
このピストン軸10の右方向への移動によりリンク機構
を介して真空しゃ断器などの開閉装置の可動電極を固定
電極に衝接し、真空しゃ断器などの開閉装置を閉路する
逆に真空しゃ断器などの開閉装置をしゃ断する場合は電
磁開閉弁4を開にして前述したと同様に空気シリンダ6
内の室9に操作空気を供給し、作動ピストン7およびピ
ストン軸10を左方向へ移動させる。
ピストン軸10の左方向への移動によりリンク機構を介
して真空しゃ断器などの開閉装置の可動電極を固定電極
から引離し、真空しゃ断器などの開閉装置を開路する。
しかしながら、上記のように構成された空気圧操作装置
においては、従来空気操作シリンダ6が水平配置されて
いるのでシリンダ6の最低の底部に操作空気中に含まれ
ている水が溜る。
このように水が溜ったままの状態で放置すると、水と接
触しているシリンダ6の内面やピストン10面が発錆し
、操作に支障を起すことになる。
そこで本考案はこのような問題点を解決するために、空
気圧によって操作される操作シリンダが操作中以外は大
気圧となるような空気圧操作装置において、該操作シリ
ンダを水平位置に対して傾斜取付とし、この傾斜による
該操作シリンダの最低の底位置となる部分に排水弁を設
けると共に作動ピストンが該排水弁側に向って操作完了
位置を越えた前記シリンダの底部に、操作完了状態にあ
る前記作動ピストンによって仕切られた排水弁側でない
反対側の室と前記排水弁とを連通ずる溝を設けたことを
特徴とする開閉装置の操作シリンダを提供しようとする
もので、以下実施例を用いて説明する。
第2図は本考案による開閉装置の操作シリンダの一実施
例を示し、特に操作シリンダの左側を水平位置に対して
θ1だげ傾斜させた場合を示している。
同図において11は傾斜配置された操作シリンダ6の最
低の底位置部分に設けられた排水弁、12は作動ピスト
ン7が排水弁11側へ向って操作完了位置B(第3図参
照)を越えたとき作動ピストン7によって仕切られた右
側の室9の水を排水弁11に流し込めるようにここでは
操作完了位置Bより排水弁11側に向ってのシリンダ6
の底部に設けられた溝である。
排水弁11および溝12の詳細について第3図、第4図
を用いて説明する。
第3図において、排水弁11は傾斜配置された操作シリ
ンダ6の最低の底位置部分(水が集り溜る箇所)に穿設
された丸い貫通孔14に螺着され、しかも底部に丸い孔
15を有し、上端部には円錐形状のテーパ面16が形成
された図示の如き円筒状のストッパ一部材17と、上部
側の外径の大きい部分18がストッパ一部材17の内壁
面19に、かつ外径縮小部分20がストッパ一部材17
の底部の孔15に夫々摺動自在に装着された弁21と、
弁21の段部22とストッパ一部材ITのリング状の底
面23間に挿着されたばね24とからなる。
ここで弁21は断面形状がT字形の丸い貫通孔25を有
し、弁21の上端部26は投入あるいはしゃ断操作時に
空気圧により押圧され弁21が押し下げられたときスト
ッパ一部材17の上端面(テーパ面)16に密封係止さ
れ、貫通孔25が貫通孔14を介して室8および溝12
により連通ずる室9が操作シリンダー6の外へ連通する
のが阻止される。
ストッパ一部材17の上端部は上部ストッパーとしての
機能を有している。
また弁21の外径縮小部分20の下端にはストッパ一部
材17の円筒状部の内径よりもやや大きな外径を有する
下部ストッパ一部分27を有しており、この下部ストッ
パ一部分27が投入あるいはしゃ断操作時以外は図示の
如くストッパ一部材17の底部28に係止されるように
なっても・る。
また溝12は第4図に示すように断面形状がU字状であ
り、この溝12は第3図に示すようにしゃ断操作完了位
置Bより排水弁110箇所に穿設された貫通孔14まで
延在し、貫通孔14に連絡している。
また作動ピストン7の左方向最終位置(第3図位置)に
対ししゃ断操作完了位置Bはわずかな寸法差δとなるよ
うな構成されている。
従ってしゃ断操作完了位置Bまでがしゃ断操作に必要な
ストロークであり、さらにδだげ作動ピストン7が移動
した後図示の如き最終位置に至る。
この操作完了後のδ範囲の動作では、溝12を通って操
作空気が逃げても何ら支障はないのである。
以上のように構成された第2図においては、操作シリン
ダ60投入、しゃ断操作中は空気圧により弁21が押し
下げられることにより排水弁11は閉となっている。
従って操作シリンダ6内の作動ピストン7の右側の室9
では、作動ピストン7の右側の下部付近に水が集まり溜
る。
また操作シリンダ6内の作動ピストン7の左側の室8で
はシリンダの最低の底位置部分(排水弁11の設けらレ
テいる箇所)に水が集まり溜る。
このように投入、しゃ断操作中は水が各室8,9内の最
低の底位置部分に集中して溜り排出されない。
次に操作シリンダ60投入、しゃ断操作時以外について
述べる。
まずしゃ断操作が完了し、操作完了位置Bを越えて作動
ピストン7が左方へ図示の如く移動したとき、しゃ断操
作完了後電磁開閉弁4が閉となり大気と連通することに
なるので、室9の空気圧は大気圧に近づいていく。
また室8も溝12を通して室9と連通されているので大
気に近づいていく。
これにより排水弁11のばね24の力が大となり弁21
を上へ押し上げ排水弁11は開となる。
排水弁11の開により室8側の溜水は排水弁の貫通孔2
5を介して外部へ排水される。
一方作動ピストン7の右側の室9の溜水も溝12を通っ
て貫通孔14に流れ落ちさらに貫通孔25を介して外部
へ排出される。
この排水は排気と合せて行なわれるので完全に排水され
る。
また操作シリンダ60投入操作が完了した場合には、作
動ピストン7は投入操作完了位置(図示せず)を越えて
右方へ移動しており、室8の空気圧は排気により低下し
前述したと同様に排水弁11は開となり室8内の溜水は
排水弁11を通して外部へ排水されるが、この場合室9
内の溜水は作動ピストン7により左側へ通過できないた
め、室9内の水が排水されるのは前述したようにしゃ断
操作完了後である。
第5図は本考案に係る開閉装置の操作シリンダの他の実
施例を示し、特に操作シリンダ6の右側を水平位置に対
してθ2だげ傾斜させた場合を示している。
同図において第1図と同じものあるいは同じ機能を有す
るものには同符号を用いている。
1竹ま傾斜配置された操作シリンダ6の最低の底位置部
分(水が集まり溜る部分)に設けられた排水弁であり、
排水弁11′は第2図(第3図)の排水弁11に対応す
るもので、その構成については第3図に示す排水弁11
と同様に構成されている。
また12′は作動ピストンTが排水弁11′側へ向って
操作完了位置B’(図示せず)を越えたとき作動ピスト
ン7によって仕切られた左側の室8の溜水を排水弁11
′に流し込めるように、ここでは投入操作完了位置B′
より排水弁11′側に向って操作シリンダ6の底部に設
けられた溝であり、第2図(第3図)の溝12に対応す
るもので、その構成については第3図、第4図に示す溝
12と同様に構成されている。
たg1操作シリンダ6の右側を傾斜させたので、排水弁
11′、湖12′は第2図とは逆位置に配設されている
このように構成された第5図において、投入、しゃ断操
作完了後は前述したように室9内の空気圧が低下し、排
水弁11′が開となるので、室9内の溜水は排水弁11
を介して排水されるが、室8内の溜水は投入操作完了後
において作動ピストン7の左面が前記投入操作完了位置
B′を通過したとき始めて溝12′を通して排水弁11
′に流れ込み排水弁11′より排水される。
この場合、排水は排気と合せて行なわれるので完全に排
水される。
上述したように本考案による開閉装置の操作シリンダを
用いれば操作終了後操作空気を排気する際に操作シリン
ダ内の水を外部へより良く排水することが排気と合せて
可能となる。
従って操作シリンダ内に水が溜ったままの状態で放置さ
れないので操作シリンダ内面や作動ピストン面が発錆す
ることなく、シかも排水弁へ水を流し込む溝がピストン
操作力作成工程には影響のない位置に設けであるため、
操作に支障を起すことがない。
さらに本考案によれば、開閉装置の操作シリンダは可動
している場合よりも停止時間が多いことにより発錆しや
すくても、操作シリンダ内の排水効果が良好となるので
、操作シリンダ内面やピストン面が発錆せず効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の空気圧操作装置の概略図、第2図は本考
案による開閉装置の操作シリンダの一実施例を示す簡略
図、第3図は第2図のA部の詳細図、第4図は第3図の
IV−IV線断面図、第5図は本考案による開閉装置の
操作シリンダの他の実施例を示す簡略図であって、図中
2は空気タンク、3.4は電磁間閉弁、5は配管、6は
操作シリンダ、7は作動ピストン、8.9は室、10は
ピストン軸、11.11’は排水弁、12.12’は溝
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧によって操作される操作シリンダが操作中以外は
    大気圧となるような空気圧操作装置において、該操作シ
    リンダを水平位置に対して傾斜取付とし、この傾斜によ
    る該操作シリンダの最底の底位置となる部分に排水弁を
    設けると共に作動ピストンが該排水弁側に向って操作完
    了位置を越えた前記操作シリンダの底部に、操作完了状
    態にある前記作動ピストンによって仕切られた排水弁側
    でない反対側の室と前記排水弁とを連通ずる溝を設けた
    ことを特徴とする開閉装置の操作シリンダ。
JP1978063441U 1978-05-12 1978-05-12 開閉装置の操作シリンダ Expired JPS5847292Y2 (ja)

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JPS54165686U JPS54165686U (ja) 1979-11-20
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JP6092722B2 (ja) * 2013-06-24 2017-03-08 株式会社ユーテック ラムシリンダの油圧回路

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JPS5225595U (ja) * 1975-08-10 1977-02-23

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