JP5690189B2 - 透光性遮音パネル及び押縁並びに透光性遮音壁 - Google Patents
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Description
前記のような押縁42を透光材40に平行に配置され押縁42を貫通して透光材支持枠41にねじ込むビス44により、透光材支持枠41側の枠材45に固定する技術がある(例えば、特許文献1,2,3参照)。
本発明は、押縁を固定するビスに風圧力等によりせん断力を作用させることなく押縁を介して枠材にせん断力を伝達可能な構造とした透光性遮音パネル及び押縁並びに透光性遮音壁を提供することを目的とする。
前記荷重受用面板における基端側底部寄りには係止用凸部が設けられ、
前記基端側底部における外側面板寄りには凹部が設けられ、
前記接続板と基端側底部には、間隔をおいてビス挿通孔が対向するように設けられていることを特徴とする。
押縁1は、例えば、アルミ合金又は樹脂の押出し成形により製造された型材に孔明け加工が施される。前記押縁1は、例えば、全体としてほぼ断面中空矩形状の断面形態とされる。
前記の係止用凸部6は、透光材40側に突出する凸部とされ、荷重受用面板3の外側面から直角に立ち上がる平坦な係止面8と、前記係止面8に略鋭角に接続する先端面9と、その先端面9から基端側底部2の外側面10に滑らかに接続する断面円弧状外面11とを備えている。前記の係止用凸部6は、押縁1の長手方向に連続して設けられていることから、透光材支持枠側の押縁用係止溝に係合された状態で、連続している係止用凸部6を中心軸として機能させて、押縁を必要とされる角度、回動又は回転させて、枠材側に設置することができる。このような場合に、前記断面円弧状外面11であると、滑らかに押縁1を作業員により回動させることができる。
前記の先端面9から基端側底部2の外側面10に滑らかに接続する断面円弧状外面11とされているので、押縁1を枠材側の押縁用係止溝28(図6)に係止する場合に、押縁1を回動又は透光材40側にずらしながら回動して係止する場合に、係止用凸部6をスムースに押縁用係止溝28に係止可能にされている。
前記の外側面板4には、前記の基端側外面15に接続する係合面16を有するストッパー部17が設けられている。
また、基端側底部2の部分又は基端側底部2と湾曲接続部13とにかけて、透光材支持枠22側の縦枠材23等に設けられる、アイボルト32を取り付けるためのナット33(図7参照)及びアイボルト32のボルト軸部34を挿通するための大径孔35(図7参照)が適宜設けられる。なお、前記のアイボルト32は、透光性防音パネル21の落下を防止するためにロープ36等を配置するために、縦枠材23の少なくとも1箇所に設けられる。
また、前記の荷重受用面板3に作用した曲げ荷重(図7等に矢印で示す。)は、接続板5から外側面板4を介して、透光材支持枠22側に伝達可能にされている。
押縁1を装着する透光材支持枠22側の枠材としては、縦枠材23のみ、或は横枠材24のみ、或は、縦枠材23と横枠材24の両方、方立25(図10参照)がある場合には、方立25に設ける必要がある場合には、方立25にも、押縁1を装着可能にしてもよい。
支承壁部26に接続している縦枠材本体(枠材本体)27には、前記の支承壁部26から間隔をおいて、支承壁部26と反対側の前面側に向って開口する押縁用係止溝28を有する係止溝壁29が枠内側に突出するように設けられ、また、その係止溝壁29に間隔をおいて押縁支承受部30が設けられている。
透光材支持枠22における各縦枠材23に係止溝壁29と押縁支承受部30を設けたり、各横枠材24に係止溝壁29と押縁支承受部30を設けたり、以下同様に、各縦枠材23と各横枠材24に設けたり、各縦枠材23と方立25に設けたり、各縦枠材23及び横枠材24と方立25とに設けたりする。
なお、透光性防音パネル21を上下に積み重ねできるように、上部の横枠材24の上端部には、前面側に下向きに傾斜した傾斜支承部51が設けられ、また、背面側に段部52が設けられている。また、下部の横枠材24の下端側には、前面側に下向きに傾斜した載置面53と、係止板54が設けられ、上下の透光性防音パネル21の前後方向の位置決めをして、透光性防音パネル21を同面状に配置可能にされている。
前記の係止溝壁29は、各縦枠材23のほぼ全長に渡って上下方向に連続するように設けられている。
押縁用係止溝28の溝高さは、押縁1における基端側底部2の外側面と係止面8との間の寸法よりも僅かに大きくされている。また、押縁用係止溝28を有する係止溝壁29の突出寸法は、押縁1における荷重支承用面板3から先端面9までの突出寸法よりも大きくされている。
なお、図7に示すように、押縁1には、枠材側に固定のアイボルト32のボルト軸部34とナット33とを回避するための大径孔35が、設けられているために、縦枠材23から枠内側に突出していても、容易に押縁1を設置することができる。
その状態で、図6に示すように、押縁1における接続板5と基端側底部2にビス44を挿通して、枠材側の雌ねじ孔55にねじ込んで、押縁1を枠材(縦枠材23)に固定する。
また、各縦枠材23及び横枠材24における背面側支承壁37及び押縁1との間にバックアップ材(図示を省略)と弾性シール材31を充填して、透光性遮音パネル21を構成する。なお、ビス44を取り外して、弾性シール材31等を撤去し、押縁1を前記と逆に動作させて取り外すことで、透光材40の交換もできる。
この形態では、方立本体61の背面側の左右両側に背面側支承壁37が設けられ、各支承壁の前面側に間隔をおいて、押縁用係止溝28を有する係止溝壁29が設けられていると共に、さらに前面側には、左右両側に突出するようにフランジからなる押縁支承受部30が設けられている形態の方立25とされている。
また、前記実施形態においては、ビスにより押縁を透光材支持枠側に固定するようにしている形態を示したが、本発明を実施する場合に、ビスに代えて、ボルトやリベットなどの接合手段(締結部材)であってもよい。
2 基端側底部
3 荷重受用面板
4 外側面板
5 接続板
6 係止用凸部
7 シール材支承部
8 係止面(係止用凸部の係止面)
9 先端面(係止用凸部の先端面)
10 外側面(基端側底部の外側面)
11 断面円弧状外面
13 湾曲接続部
14 凹部
15 基端側外面
16 係合面
17 ストッパー部
18 ビス挿通孔(基端側底部2側)
19 ビス挿通孔(接続板5側)
21 透光性遮音パネル
22 透光材支持枠
23 縦枠材
24 横枠材
25 方立
26 支承壁部
27 縦枠材本体(枠材本体)
28 押縁用係止溝
29 係止溝壁
30 押縁支承受部
31 弾性シール材
32 アイボルト
33 ナット
34 ボルト軸部
35 大径孔
36 ロープ
37 背面側支承壁
38 前面側支承壁
39 透光材嵌合溝
40 透光材
41 透光材支持枠
42 押縁
43 弾性シール材
44 ビス
45 枠材
46 押縁
47 弧状支持溝
48 弧状脚部
49 透光材押え側端部
50 平坦面
51 傾斜支承部
52 段部
53 載置面
54 係止板
55 雌ねじ孔
56 支柱
57 溝
58 固定部材(固定金具)
59 枠内側面
60 背面
61 方立本体
62 透光性遮音壁
Claims (6)
- 透光材支持枠の枠内側に設けられた背面側支承壁と押縁の間の溝に透光材が配置され、前記溝に弾性シール材を充填して透光材を透光材支持枠に取り付けるようにした透光性遮音パネルにおいて、
前記透光材支持枠の枠内側面には、背面側支承壁と、その背面側支承壁に間隔をおいた位置に設けられた押縁用係止溝と、前記背面側支承壁から離れる方向で前記押縁用係止溝に間隔をおいて対向する位置に押縁からの風圧力の荷重を受ける押縁支承受部とが設けられ、
前記押縁は、透光材支持枠の押縁用係止溝と係合される係止用凸部と、透光材支持枠の押縁支承受部と係合される基端側外面と、基端側外面に隣接する凹部とを備え、
前記押縁と前記透光材支持枠には、透光材支持枠の押縁用係止溝に係合された係止用凸部を中心軸として、前記押縁が回転されて透光材支持枠の枠内側面に固定された上で、透光材が取り付けられており、
押縁における前記凹部は、押縁が回転する際に、押縁支承受部と干渉しないように凹んでいることを特徴とする透光性遮音パネル。 - 前記透光材支持枠は、上下に間隔をおいた横枠材と左右に間隔をおいた縦枠材とを備え、前記各横枠材又は各縦枠材のいずれか一方又は両方の枠内側に、押縁用係止溝を備えて枠内側に突出する係止溝壁と、その押縁用係止溝に間隔をおいて対向するように押縁からの風圧力の荷重を受ける押縁支承受部が突出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の透光性遮音パネル。
- 透光材支持枠は、対向する横枠材を備えていると共に、各横枠材の中間部に立設された方立を備えており、前記方立の左右両側に、押縁用係止溝を備え枠内側に突出する係止溝壁と、前記押縁用係止溝に間隔をおいて対向するように押縁からの風圧力の荷重を受ける押縁支承受部が突出するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の透光性遮音パネル。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の透光性遮音パネルに設置される押縁であって、前記押縁は、透光材支持枠の内側面に配置される基端側底部と、その基端側底部における透光材側の一端部から立ち上がる荷重受用面板と、前記基端側底部の他端側から立ち上がる外側面板と、前記荷重受用面板と外側面板とを接続する接続板を備え、
前記荷重受用面板における基端側底部寄りには係止用凸部が設けられ、
前記基端側底部における外側面板寄りには凹部が設けられ、
前記接続板と基端側底部には、間隔をおいてビス挿通孔が対向するように設けられていることを特徴とする押縁。 - 前記基端側底部又はその基端側底部と外側面板とに渡って、ナット挿通用の孔が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の押縁。
- 請求項1又は2に記載の透光性遮音パネルが、道路又は鉄道軌道に沿って間隔をおいて設置された隣り合う支柱の溝に渡って嵌合配置されて設置されていることを特徴とする透光性遮音壁。
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