JP4812730B2 - ガラス移動間仕切のガラスパネル吊下保持構造 - Google Patents

ガラス移動間仕切のガラスパネル吊下保持構造 Download PDF

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Description

本発明はガラスパネルを主体とする移動間仕切(移動壁ともいう。以下、同じ)に関し、より具体的にはガラスパネルの吊下保持構造に関する。
従来、移動間仕切は、一例として大広間を複数の小間に形成するための壁として機能させることを第一義としていたため、遮音性,遮光性が高いスチール主体のパネルで形成されたものが大半であった。
しかし、最近では、仕切った空間が外から見透せるように、ガラスパネルを主体とする移動間仕切(以下、ガラス移動間仕切という)も実用されるようになり、ガラス移動間仕切に関する複数の提案が特許文献1〜4などによりなされている。
ガラス移動間仕切においては、その主体をなすガラスパネルを天井側い敷設したレールに沿って走行させることができるように、当該パネルの上端側にそのガラスパネルを吊下げて保持するための機械的構造を、スチール製パネルに比べると厚さが小さいガラスパネルであってしかも構成部材の取付けや結合のための切欠加工や穴あけ加工などが行いにくいガラスパネルに適用するために、スチール製パネルにおける吊下保持構造には見られない独自の工夫を不可欠とする。
因みに、ガラス移動間仕切のガラスパネルの吊り構造は、そのガラスパネルに孔又は孔状の加工をして直に吊り金具で吊下支持することが行われている。しかし、ガラスが強化ガラスであると孔加工などの加工コストが高くなり、また、強化ガラスは破損時に粉々になるため、飛散防止フィルムを貼着しているものの、そのフィルムに傷が付いたり、フィルムが剥がれてしまう難点がある。
この点に関し安全性が高く傷が付きにくい合せガラスを使用することもあるが、強化ガラスの合せガラスは、2枚のガラスの接着時にずれが発生すると見映えが良好でなくなるので、移動間仕切用のガラスパネルには後加工が可能なフロートガラスの合せガラスを用いることが望ましい。
しかし、フロートガラスの合せガラスによるガラスパネルを吊下げるため、吊下ビームを接着剤のみでそのガラスパネルに固着すると、衝撃や接着剤の凝集破損が生じるとガラスパネル全体が一気に吊りビームから落下してしまうおそれが払拭できない。
特許第3283119号公報 特許第3613832号公報 特開2006−21459号公報 実公昭45−21459号公報
そこで本発明では、上記のフロートガラスの合せガラスを始めその他のガラスによるガラスパネルを主体としたガラス移動間仕切において、ガラスパネルの吊下げ保持に関し接着剤による挟持固定と機械的押圧による挟持固定とを併用することによって、構造が簡潔でありながらも強固な吊下保持力を発揮できるガラスパネルの吊下保持構造を提供することを、課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明のガラスパネルの吊下保持構造の構成は、ガラスパネルの上端縁の表裏に配置する金属板により形成した吊下ビームに、前記パネルに対する機械的押圧領域と接着剤固着領域とを設けると共に、少なくとも前記2つの領域の境界に、当該吊下ビームの2つの領域に加えられる前記パネルを挟持するための力を隣の領域に伝えない空間部を設け、前記パネル表裏の吊下ビームをボルトなどの緊締手段により締付けてガラスパネルをその表裏の吊下ビームによって固定保持するようにしたことを特徴とするものである。
本発明において、吊下ビームに加えられるガラスパネルの挟持力を隣の領域に伝えない空間部は、吊下ビームに設けたスリット又は穴により形成した構成とする。
この場合において、機械的押圧領域には2箇所以上に力を伝えない空間部を設けるとよい。
本発明において、吊下ビームの接着剤固着領域は、ガラスパネルを吊下して移動させるトロリーが設けられる部位に設けられ、また、吊下ビームの機械的押圧領域は、当該吊下ビームに設けられる接着剤固着領域以外の部位に設けられる。
また、接着剤固着領域の吊下ビーム同士の対向面の間にはスペーサを介在させ、接着剤固着領域の吊下ビームに形成した結合部にトロリーのマウント金具を装着して保持させる。この構成によって、トロリーのマウント金具は特別な工具を用いることなく吊下ビームに取付けることができる。なお、トロリーのマウント金具にはトロリーの主杆に設けた雄ネジを螺合する雌ネジが形成されている。
本発明は吊下ビームでガラスパネルの上端縁を表裏から挟み、吊下ビームに形成した接着剤固着領域と機械的押圧領域によってそのガラスパネルを挟み込む押圧保持構造としたので、万一、接着剤の劣化などにより接着力が無くなっても機械的押圧領域のパネルの固定挟持作用により、吊下しているガラスパネルが一気に落下することはなく、また、接着剤の不具合も早期に発見できる。
また、ガラスパネル表裏の吊下ビームをボルトなどの機械的締付けにより当該パネルを押圧挟持すると、当該ビームに機械的緊締力による形状変化が生じるが、この変化は吊下ビームに設けたスリットなどの緊締力を伝えない空間部で吸収されるので、他の部位、特に接着剤固着領域へ変形が及ぶことはない。従って、吊下ビームの全長に亘り均質な押圧挟持力を実現できる。
さらに、機械的押圧領域の吊下ビームの間には、反力金具を介在させており、さらに接着剤固着領域の吊下ビームにはスペーサを配置したので、反力金具が締付け力を吊下ビームのガラスパネルに対向した面によく伝え、また、スペーサにより接着剤の所定接着量を確保できる(接着剤層が締付け力で押出されてはみ出すことがない)。
次に本発明吊下保持構造の実施の形態例について、図を参照して説明する。図1は本発明吊下保持構造の一例を適用した1枚のガラス移動間仕切の高さ方向中間を省略した正面図、図2は図1の本発明吊下保持構造について2枚の吊下ビームの間に摩擦性帯材を介在させる例の組立前の側面図、図3は図2の構造の組立状態の側面図、図4は2枚の吊下ビームの間に接着剤を介在させる例の組立前の側面図、図5は図4の構造の組立状態の側面図、図6は吊下ビームの一例の正面図、図7は図6の右側面図、図8は反力金具の一例の正面図、図9は図8の金具の右側面図、図10はスペーサーの一例の正面図、図11は図10のスペーサの右側面図、図12は組立てた2枚の吊下ビームの外側に装着される吊下ビームカバーの平面図、図13は図12のカバーの右側面図、図14は図12のカバーの正面図、図15は図1のガラス移動間仕切におけるトロリー部分を示した拡大側断面図である。
図1のガラス移動間仕切において、Aは1枚のガラスパネルGPの上端縁に沿って当該パネルを2枚の吊りビーム1,2で押圧挟持するように形成されたガラスパネルGPの吊下保持構造部、Bは該吊下保持構造部の左右側端近傍に配設されたトロリーとその取付部、CはガラスパネルGPの下端縁に沿って配設されたドロップシール機構である。
ガラスパネルGPの本発明による吊下構造部の一例は、図2〜図5に模式的に例示した構成を具備しているので、以下に説明する。
図2〜図5において、1,2は2枚の吊下ビームで、図6に示す正面形状と図7に示す側面形状を備えた金属製板材である。材質は、ステンレス,鋼,アルミ合金など、いずれでもよい。なお、前記ビーム1,2のうち、吊下ビーム1には複数のボルト穴1aが設けられ、各穴1aに皿モミ加工が施してあるが、吊下ビーム2にはボルト穴2aだけで皿モミ加工はない。また、ビス穴1a,2aの数は、一例であって図示した数に限られるものではない。
ここで、吊下ビーム1,2は個々の2枚構成としたが、例えば上部が連結された逆U字状断面の吊下ビームや、長さ方向で複数ピースに分離した複数枚構成吊下ビームであってもよい。また、吊下ビーム1(2)は、図6に例示するように、左右側近傍に設けた左右のマウント金具9の装着部1cを中心とする領域を2つの接着剤固着領域Ceとし、両領域Ce,Ceに挟まれた中間部分を機械的押圧領域Meとする。
1bは、吊下ビーム1,2の前記接着剤固着領域Ceと機械的押圧領域Meの境界、及び、機械的押圧領域Meの中に適宜ピッチで設けたスリットで、図の例では当該ビーム1,2の下端部からビス穴1aの高さ近くまで形成されている。このスリット1bは、ボルト穴1a,2aにボルトが入れられて緊締されたとき、吊下ビーム1,2に生じる変形をそのスリット1bで吸収するためのものである。スリット1bは変形吸収のための構成であるから、同様の効果が得られれば、その形成態様は上記の図示した例に限られず、また、スリットに代え丸穴や長穴、或は、穴の列などを適宜配置で形成してもよい。吊下ビーム1,2において、1cは左右外側端にあるボルト穴1aと次のボルト穴1aの間に切欠状に形成したトロリー用のマウント金具9の装着部で、該金具9は水平方向に拡張した装着部1cの段部1dに嵌まって吊下ビーム1,2の間に保持,固定される。
3は側断面が大略7字状をなす反力金具で、図8に示す正面形状と図9に示す側面形状を具備している。この金具3のボルト穴3aは、吊りビーム1,2のボルト穴1a,2aと同じピッチで設けられている。4は前記反力金具3が倒立したような側断面形状を有するスペーサである。なお、4aはスペーサ4に設けたボルト穴で、反力金具3のボルト穴3aと同旨のボルト穴、4bは後述するトロリー11の装着用スペースとしての切欠である。
5は2枚の吊下ビーム1,2とガラスパネルGPの対向面の間における機械的押圧領域Meに配設される、例えば帯状のウレタンシートなどによる摩擦性帯体で、ボルト6により2枚の吊下ビーム1,2が締付られたとき(図3参照)、吊下ビーム1,2の下半側とガラスパネルGPの上端縁の間に押圧挟持され、吊下ビーム1,2の面とガラスパネルGPの面との滑りを、圧潰された当該帯体5,5の摩擦力によって防ぎ、ガラスパネルGPを機械的押圧領域Meにおける吊下ビーム1,2の間に押圧挟持状態で保持する。
上記のボルト6の締付けにより、吊下ビーム1,2の中間部分(機械的押圧領域Me)に締付力が作用すると当該ビーム1,2に変形が生じるが、この変形は吊下ビーム1,2に等ピッチで設けられた各スリット1bに吸収されるので、ボルト6の締付けによる吊下ビーム1,2の変形が締付け部位から他の部位、特に、接着剤固着領域Ceに及ぶことはない。
一方、図4において、7は吊下ビーム1,2の左右外端近傍の内面下平側(接着剤固着領域Ce)に塗布した接着剤である。吊下ビーム1,2における左右側端近傍の接着剤固着領域Ceは、2本のボルト8によって締付けられるが、2枚の吊下ビーム1,2の間にはスペーサ4を配置しているので、接着剤7がボルト8の締付力によって吊下ビーム1,2とパネルGPの対向面の間から押出されない。即ち、スペーサ4は、吊下ビーム1,2とガラスパネルGPの対向面の間に接着剤スペースを形成し、接着剤を所定量に確保する作用をする(図5参照)。
図4,図5において、ブロック状をなすトロリーのマウント金具は、中心部に垂直な雌ネジ9aが形成されており、両翼部9b,9cが吊下ビーム1,2に形成した装着部1c(2c)の段部1d(2d)に嵌まることにより、吊下ビーム1,2に固定保持される。本発明の実施形態では、図3,図5のように締付けられたガラスパネルの吊下保持構造部には、図12〜図14に例示した形状の吊下ビームのカバー10が吊下ビーム1,2の外側に装着される。図12〜図14のカバー10において、10a,10bはカバー10の側断面における左右側壁、10cは天壁で、この天壁10cの左右外端近くには、後述するトロリー11の主杆11aを通すトロリー用の穴10dが形成されている。10e,10fの下端を内側に曲げた抱え壁である。
本発明吊下保持構造は、2枚の吊下ビーム1,2が、図3,図5のボルト6,8による締付けられた断面状態でカバー10を装着し、ガラスパネルGPの上端縁を押圧挟持した状態において、トロリー11のマウント金具9の雌ネジ9aに、当該トロリー11の主杆11aの下部に形成した雄ネジ11bをネジ込むだけで、トロリー11の装着をすることができる。
図1と図15において、11c,11dは主杆11aの上部に回転自在に架装した2段式の水平走行輪、12は該走行輪11c,11dを支持して転動させるレール12a,12bを有するボックス断面状のトラックで、建物の天井側に敷設される。なお、13は主杆11aの角柱部に、凹状の切欠部を嵌合させて装着した回り止め金具で、この金具13の本体両側部が前記カバー10の溝10aに支持されている。
上記のようにトラック12のレール12a,12bに支持される走行輪11c,11cを備えたトロリー11によって、吊下ビーム1,2に押圧挟持されたガラスパネルGPが吊下されるとき、その吊下状態を保持するための吊下ビーム1,2に形成する機械的押圧領域Meと接着剤固着領域Ceが、反力金物3、スペーサ4、摩擦性帯体5、接着剤7、ボルト6,8などにより形成されているので、本発明吊下保持構造は、図3,図5に示すように、左右のトロリー11の近傍(接着剤固着領域Ce)はボルト8の締付けがあってもスペースが確保された接着剤7により、吊下ビーム1,2にパネルGPを挟持固定し、中間部の機械的押圧領域Meは摩擦性帯体5を介したボルト6の締付けで吊下ビーム1,2にパネルGPを押圧挟持するから、ガラスパネルGPに何らの加工も要しない至って簡潔な構造で、ガラスパネルを強固かつ安定に吊下支持することができる。
本発明は以上の通りであって、ガラスパネルの上端縁の表裏に配置する金属板により形成した吊下ビームに、前記パネルに対する機械的押圧領域と接着剤固着領域とを設けると共に、少なくとも前記2つの領域の境界に、当該吊下ビームの2つの領域に加えられる前記パネルを挟持するための力を隣の領域に伝えない空間部を設け、前記パネル表裏の吊下ビームをボルトなどの緊締手段により締付けてガラスパネルをその表裏の吊下ビームによって固定保持するようにしてガラス移動間仕切のガラスパネル吊下保持構造としたので、万一、接着剤が劣化などにより接着力が無くなっても、摩擦性帯体を具備した機械的押圧領域の挟持作用により、吊下しているガラスパネルが一気に落下することはなく、また、接着剤の不具合も早期に発見できる。
また、吊下ビームのボルトなどの機械的押圧領域での反力金具を介したボルト締付けによる押圧挟持では、当該ビームにボルトの緊締力による形状変化が生じるが、この変化は吊下ビームに設けたスリット部分などの空間部で吸収されるので、他の部位、特に接着剤を介在させた接着剤固着領域へ変形が及ぶことはなく、従って、ガラスパネルの強固で安定な保持力を発揮する。
さらには、パネル表裏の吊下ビームの機械的押圧領域には、反力金具を介在させており、さらに接着剤が介在している接着剤固着領域にはスペーサを配置したので、反力金具が締付け力をガラスパネルに対向した吊下ビームの面によく伝え、また、スペーサにより接着剤の所定接着量を確保でき、従って、接着剤に十分な接着力を発揮させることができる。
本発明吊下保持構造の一例を適用した1枚のガラス移動間仕切の高さ方向中間を省略した正面図。 図1の本発明吊下保持構造について2枚の吊下ビームの間に摩擦性帯材を介在させる例の組立前の側面図。 図2の構造の組立状態の側面図。 2枚の吊下ビームの間に接着剤を介在させる例の組立前の側面図。 図4の構造の組立状態の側面図。 吊下ビームの一例の正面図。 図6の右側面図。 反力金具の一例の正面図。 図8の金具の右側面図。 スペーサの一例の正面図。 図10のスペーサの右側面図。 組立てた2枚の吊下ビームの外側に装着される吊下ビームカバーの平面図。 図12のカバーの右側面図。 図12のカバーの正面図。 図1のガラス移動間仕切におけるトロリー部分を示した拡大側断面図。
符号の説明
GP ガラスパネル
Me 機械的押圧領域
Ce 接着剤固着領域
1,2 吊下ビーム
1b スリット
3 反力金具
4 スペーサ
5 摩擦性帯体
6 ボルト
7 接着剤
8 ボルト

Claims (8)

  1. ガラスパネルの上端縁の表裏に配置する金属板により形成した吊下ビームに、前記パネルに対する機械的押圧領域と接着剤固着領域とを設けると共に、少なくとも前記2つの領域の境界に、当該吊下ビームの2つの領域に加えられる前記パネルを挟持するための力を隣の領域に伝えない空間部を設け、前記パネル表裏の吊下ビームをボルトなどの緊締手段により締付けてガラスパネルをその表裏の吊下ビームによって固定保持するようにしたことを特徴とするガラスパネル吊下保持構造。
  2. 吊下ビームに加えられるガラスパネルの挟持力を隣の領域に伝えない空間部は、吊下ビームに設けたスリット又は穴により形成した請求項1の吊下保持構造。
  3. 機械的押圧領域には力を伝えない空間部を2箇所以上に設けた請求項2の吊下保持構造。
  4. 吊下ビームの接着剤固着領域は、ガラスパネルを吊下して移動させるトロリーが設けられる部位を含んで設けた請求項1〜3のいずれかの吊下保持構造。
  5. 吊下ビームの機械的押圧領域は、当該吊下ビームに設けられる接着剤固着領域以外の部位に設けた請求項1〜4のいずれかの吊下保持構造。
  6. 吊下ビームは、ガラスパネルの正面幅にほぼ見合う長さを有する横長の金属板で形成され、前記パネルの表裏にその下半部側が当てがわれると共に、該吊下ビームの機械的押圧領域には、当該吊下ビームとガラスパネルの対向面間にウレタン等の摩擦性帯体を介在させ、接着剤固着領域には、吊下ビームとガラスパネルの対向面に接着剤を介在させ、かつ、前記機械的押圧領域の吊下ビーム同士の対向面間に反力金具を介在させた請求項1〜5のいずれかの吊下保持構造。
  7. 接着剤固着領域の吊下ビーム同士の対向面の間にはスペーサを介在させた請求項6の吊下保持構造。
  8. 接着剤固着領域の吊下ビームに形成した装着部にトロリーのマウント金具を装着させて保持した請求項6又は7の吊下保持構造。
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