JP5686970B2 - 可塑化系および該系を含むタイヤ用のゴム組成物 - Google Patents
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Description
諸性質における、とりわけ、転がり抵抗性および耐摩耗性の見地からのこの妥協は、近年、とりわけ乗用車用に意図するエネルギー節減性の“グリーンタイヤ”に関連して、補強用として説明されている特定の無機充填剤によって、とりわけ、補強力の点から、通常のタイヤ級カーボンブラックと対抗し得る高分散性シリカ(HDS)によって主として補強されていることを特徴とする新規な弱ヒステリシスゴム組成物の使用によって改善することができた。従って、今日、これらの補強用無機充填剤は、タイヤトレッドにおいてカーボンブラックと次第に置換わりつつあり、これらの補強用無機充填剤はもう1つの既知の特長、即ち、降雨、積雪または氷結道路上でのタイヤグリップ性を増進させるという特長を有するのでなおさらである。
しかしながら、グリップ性/耐摩耗性の妥協点の改善は、タイヤが、充填剤としてシリカまたはカーボンブラックを含むトレッドのいずれを含むにしろ、タイヤ設計者の不変の最大の関心事のままである。
上記の解決法に対する改良は、上記可塑化用炭化水素樹脂を他の特定の可塑剤と組合せることによって得られている。
とりわけ、タイヤトレッドの耐摩耗性をさらに増進させるために、MESまたはTDAEタイプの非芳香族オイルをポリリモネンのようなテルペン炭化水素樹脂またはC5留分/ビニル芳香族コポリマー炭化水素樹脂と組合せて含む可塑化系が提供されている(出願WO-A-2005/087859号およびWO-A-2006/061064号参照)。
従って、本発明の第1の主題は、少なくとも1種のジエンエラストマー、1種の補強用充填剤および1種の可塑化系を含むゴム組成物であり、上記可塑化系が、組合せて、下記を含むことを特徴とする:
‐ガラス転移温度(Tg)が0℃よりも高い可塑化用炭化水素樹脂;および、
‐下記の式(I)に相応するトリ-またはピロメリット酸エステル:
‐ジエンエラストマー中に、ミキサー内で、補強用充填剤、可塑化系を混入し、
全てを、1回以上、110℃〜190℃の最高温度に達するまで熱機械的に混練する工程;
‐混ぜ合せた混合物を100℃よりも低い温度に冷却する工程;
‐その後、架橋系を混入する工程;
‐全てを110℃よりも低い最高温度まで混練する工程;
‐そのようにして得られたゴム組成物を押出加工またはカレンダー加工する工程;
を含み、そして、上記可塑化系が、少なくとも、下記を含むことを特徴とする:
‐ガラス転移温度(Tg)が0℃よりも高い1種の可塑化用炭化水素樹脂;および、
‐上記の式(I)に相応するトリ-またはピロメリット酸エステル。
本発明の特定の主題は、本発明に従う組成物の、タイヤ類またはこれらのタイヤ用に意図するゴム製の半製品の製造における使用であり;これらの半製品は、好ましくは、トレッド、クラウン補強用プライ、側壁、カーカス補強用プライ、ビーズ、プロテクター、下地層、ゴムブロック、並びに他の内部ゴム類、とりわけタイヤの上記各領域間の結合または界面を与えることを意図するデカップリングゴムからなる群から選ばれる。
本発明のさらに特定の主題は、本発明に従う組成物の、タイヤトレッドの製造における使用である。
本発明のタイヤは、とりわけ、乗用車、SUV (スポーツ用多目的車)類、二輪車(とりわけ、オートバイ)、航空機のような;バン類、重量車両(即ち、地下鉄、バス、重量道路輸送車両(トラック、トラクター、トレーラー)、または重量農業用車両もしくは地ならし機のような道路外車両)から選ばれる産業用車両;および、他の輸送または操作用車両のような自動車に装着することを意図する。
本発明およびその利点は、以下の説明および典型的な実施態様に照らして容易に理解し得るであろう。
上記ゴム組成物は、以下で示すように、硬化の前後において特性決定する。
フランス規格NF T-43-005(1991年)に記載されているような振動(oscillating)稠度計を使用する。ムーニー可塑度測定は、次の原理に従って実施する:生状態(即ち、硬化前)の組成物を100℃に加熱した円筒状の室内で成形する。1分間の予熱後、ローターが試験片内で2回転/分で回転し、この運動を維持するための仕事トルクを4分間の回転後に測定する。ムーニー可塑度(ML 1 + 4)は、“ムーニー単位”(MU、1MU = 0.83ニュートン.メートル)で表す。
測定は、規格DIN 53529:パート3 (1983年6月)従い、振動ディスクレオメーターにより150℃で実施する。時間の関数としての流動度測定トルクの変化によって、加硫反応の結果としての組成物の剛化の変化を説明する。測定値を規格DIN 53529:パート2 (1983年3月)従い処理する:tiは、誘導時間、即ち、加硫反応を開始するのに必要な時間であり;tα(例えば、t90)は、α%、即ち、最低トルクと最高トルクとの差のα%(例えば、90%)の転換を達成するのに必要な時間である。30%転換と80%転換の間で算出した最初の位数であり、加硫速度の評価を可能にするK(min-1として表す)として記録した転換速度定数も測定する。
硬化後の組成物のショアA硬度は、規格ASTM D 2240-86に従って評価する。
これらの試験は、弾性応力および破壊時諸特性の測定を可能にする。特に断らない限り、これらの試験は、1988年9月のフランス規格 NF T 46-002に従って行う。“公称”割線モジュラス(即ち、MPaでの見掛け応力)または“真”の割線モジュラス(この場合試験片の真の断面まで減じる)を、10%伸び(それぞれ“M10”および“E10”と表す)、100%伸び(それぞれ“M100”および“E100”)および300%伸び(それぞれ“M300”および“E300”)において、2回目の伸びで(即ち、順応サイクル後に)測定する。これらの引張測定は、全て、フランス規格NF T 40-101 (1979年12月)に従い、温度(23±2℃)および湿度(50±5%相対湿度)の標準条件下において実施する。破壊応力(MPaでの)および破壊時伸び(%での)も23℃の温度で測定する。
動的特性は、規格ASTM D 5992-96に従って、粘度アナライザー(Metravib VA4000)において測定する。単純な交互正弦剪断応力に、10Hzの周波数で、40℃の温度で供した加硫組成物のサンプル(厚さ4mmおよび400mm2の断面積を有する円筒状試験片)の応答を記録する。歪み振幅掃引を、0.1%から50%まで行い(外方向サイクル)、次いで50%から1%まで行う(戻りサイクル);tan(δ)maxと表す損失係数の最高値を、戻りサイクルにおいて記録する。
A) 転がり抵抗性
転がり抵抗性は、ISO 87-67 (1992年)の方法に従い、試験ドラムにおいて測定する。任意に100と設定した対照の値よりも高い値が、改良された結果、即ち、低い転がり抵抗性を示す。
B) 耐摩耗性
タイヤを、特定の自動車において、走行による磨耗がトレッド溝内に位置させた磨耗指標に達するまで、実際の道路上走行に供する。任意に100と設定した対照の値よりも高い値が、改良された結果、即ち、高い走行マイレージを示す。
C) 湿潤グリップ性
湿潤グリップ性を評価するには、多数の屈曲部を有し且つ地面湿潤を保つように噴霧しているサーキット上での制限速度条件下での特定の自動車走行に適合させたタイヤの挙動を分析する。サーキット全体を走行するのに必要な最短時間を記録する。任意に100と設定した対照の値よりも高い値が、改良された結果、即ち、短い走行時間を示す。
本発明に従うゴム組成物は、とりわけタイヤまたはタイヤトレッドの製造において使用することができ、少なくとも1種のジエンエラストマー、1種の補強用充填剤および1種の特定の可塑化系を含む。
特に明確に断らない限り、本特許出願において示すパーセントは質量%である。
用語“ジエン”エラストマーまたはゴムは、知られているとおり、ジエンモノマー類(共役型であり得るまたはあり得ない2個の炭素-炭素二重結合を担持するモノマー類)に少なくとも一部由来する1種(1種以上と理解すべきである)のエラストマー(即ち、ホモポリマーまたはコポリマー)を意味するものと理解すべきである。
これらのジエンエラストマーは、2つのカテゴリー、即ち、“本質的に不飽和”または“本質的に飽和”に分類し得る。用語“本質的に不飽和”とは、一般に、15%(モル%)よりも多いジエン起源(共役ジエン類)の単位量を有する共役ジエンモノマー類に少なくとも一部由来するジエンエラストマーを意味するものと理解されたい;従って、例えば、ブチルゴムまたはジエン類とEPDMタイプのα-オレフィン類とのコポリマーのようなジエンエラストマーは、上述の定義に属さず、“本質的に飽和”のジエンエラストマー(常に15%未満である低いまたは極めて低いジエン起原単位量)として説明し得る。“本質的に不飽和”のジエンエラストマーのカテゴリーにおいては、用語“高不飽和”ジエンエラストマーは、とりわけ、50%よりも多いジエン起源(共役ジエン類)の単位量を有するジエンエラストマーを意味するものと理解されたい。
(a) 4〜12個の炭素原子を有する共役ジエンモノマーの重合によって得られた任意のホモポリマー;
(b) 1種以上の共役ジエン類相互或いは8〜20個の炭素原子を有する1種以上のビニル芳香族化合物との共重合によって得られる任意のコポリマー;
(c) エチレンおよび3〜6個の炭素原子を有するα-オレフィンと6〜12個の炭素原子を有する非共役ジエンモノマーとの共重合によって得られる3成分コポリマー、例えば、エチレンおよびプロピレンと、とりわけ1,4-ヘキサジエン、エチリデンノルボルネンまたはジシクロペンタジエンのような上記タイプの非共役ジエンモノマーとから得られるエラストマー;
(d) イソブテンとイソプレンのコポリマー(ブチルゴム)、さらにまた、このタイプのコポリマーのハロゲン化形、とりわけ、塩素化または臭素化形。
上記用語は任意のタイプのジエンエラストマーに当てはまるけれども、タイヤ技術における熟練者であれば、本発明は、好ましくは、とりわけ上記のタイプ(a)または(b)の本質的に不飽和のジエンエラストマー類において使用するものであることを理解されたい。
本発明のもう1つの特定の実施態様によれば、本発明に従う組成物のジエンエラストマーは、90%よりも多いシス-1,4-構造量(モル%)を示すBR(低Tgエラストマーとして)とS-SBRまたはE-SBR(高Tgエラストマーとして)とのブレンドを含む。
本発明の組成物は、単独のジエンエラストマーまたは数種のジエンエラストマーのブレンドを含み得、これら単独または複数のジエンエラストマーは、ジエンエラストマー以外の任意のタイプの合成エラストマーと、実際にはエラストマー以外のポリマー、例えば、熱可塑性ポリマーとさえ組合せ使用することが可能である。
タイヤ類の製造において使用することのできるゴム組成物を補強するその能力について知られている任意のタイプの補強用充填剤、例えば、カーボンブラックのような有機充填剤、シリカのような補強用無機充填剤、またはこれら2つのタイプの充填剤のブレンド、とりわけカーボンブラックとシリカとのブレンドを使用することができる。
カーボンブラック以外の有機充填剤の例としては、出願 WO-A-2006/069792号およびWO-A-2006/069793号に記載されているような官能化ポリビニル芳香族有機充填剤を挙げることができる。
本発明の組成物を、低転がり抵抗性を有するタイヤトレッド用に意図する場合、使用する補強用無機充填剤は、とりわけシリカである場合、好ましくは45〜400m2/g、より好ましくは60〜300m2/gのBET表面積を有する。
とりわけ、例えば、出願 WO03/002648号(またはUS 2005/016651号)およびWO03/002649号(またはUS 2005/016650号)に記載されているような、その特定の構造によって“対称形”または“非対称形”と称されるシランポリスルフィドを使用する。
(III) Z-A-Sx-A-Z
(式中、xは、2〜8 (好ましくは2〜5)の整数であり;
Aは、2価の炭化水素基(好ましくはC1〜C18アルキレン基またはC6〜C12アリーレン基、とりわけC1〜C10、とりわけC1〜C4アルキレン基、特にプロピレン)であり;
シランポリスルフィドの例としては、とりわけ、例えば、ビス(3-トリメトキシシリルプロピル)またはビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ポリスルフィド類のような、ビス((C1〜C4)アルコキシル(C1〜C4)アルキルシリル(C1〜C4)アルキル)ポリスルフィド類(とりわけ、ジスルフィド類、トリスルフィド類またはテトラスルフィド類)が挙げられる。とりわけ、これらの化合物のうちでは、式[(C2H5O)3Si(CH2)3S2]2を有するTESPTと略称されるビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、または式[(C2H5O)3Si(CH2)3S]2を有するTESPDと略称されるビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドを使用する。また、好ましい例としては、特許出願WO 02/083782号(または、US 2004/132880号)に記載されているような、ビス(モノ(C1〜C4)アルコキシルジ(C1〜C4)アルキルシリルプロピル)ポリスルフィド類(とりわけ、ジスルフィド類、トリスルフィド類またはテトラスルフィド類)、とりわけ、ビス(モノエトキシジメチルシリルプロピル)テトラスルフィドも挙げられる。
本発明に従うトレッドのゴム組成物においては、カップリング剤の含有量は、好ましくは4〜12pce、より好ましくは3〜8pceである。
本発明のゴム組成物は、下記で詳述するように、Tgが0℃よりも高い可塑化用炭化水素樹脂と式(I)に相応するトリ-またはピロメリット酸エステルとを組合せて含む可塑化系を使用するという本質的な特徴を有する。
当業者にとっては知られている通り、名称“可塑化用樹脂”は、本特許出願においては、定義によれば、一方では、周囲温度(23℃)で固体であり(オイルのような液体可塑化用化合物とは対照的に)、他方では、意図するゴム組成物と相溶性であって(即ち、典型的には5pceよりも多い使用量において混和性であって)真の希釈剤として作用する化合物について当てはまる。
炭化水素樹脂は、本明細書の序論において触れた特許および特許出願において、さらにまた、例えば、R. Mildenberg、M. ZanderおよびG. Collin (New York, VCH, 1997, ISBN 3-527-28617-9)による“Hydrocarbon Resins”と題した著作物(その第5章は、とりわけタイヤゴム分野の用途に充てられている(5.5. "Rubber Tires and Mechanical Goods"))において広範囲に説明されている。
・20℃よりの高いTg;
・400〜2000g/モルの数平均分子量(Mn);
・3よりも低い多分散性指数(PI) (注:PI = Mw/Mn;Mwは質量平均分子量)。
さらに好ましくは、この可塑化用炭化水素樹脂は、下記の特徴の少なくとも1つ、さらにより好ましくは全部を示す:
・30℃よりの高いTg;
・500〜1500g/モルのMn;
・2よりも低いPI。
上記炭化水素樹脂のマクロ構造(Mw、MnおよびPI)は、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によって測定する:溶媒 テトラヒドロフラン;温度 35℃;濃度 1g/l;流量 1ml/分;注入前に0.45μmの有孔度を有するフィルターにより濾過した溶液;ポリスチレン標準によるムーア(Moore)較正;直列の3本“Waters”カラムセット(“Styragel” HR4E、HR1およびHR0.5);示差屈折計(“Waters 2410”)およびその関連操作ソフトウェア(“Waters Empower”)による検出。
好ましくは、上記のコポリマー樹脂のうちでは、(D)CPD/ビニル芳香族コポリマー樹脂、(D)CPD/テルペンコポリマー樹脂、(D)CPD/C5留分コポリマー樹脂、テルペン/ビニル芳香族コポリマー樹脂、C5留分/ビニル芳香族コポリマー樹脂、およびこれらの樹脂のブレンドからなる群から選ばれるコポリマーを使用する。
・ポリリモネン樹脂:DRT社から品名“Dercolyte L120”(Mn=625g/モル;Mw=1010g/モル;PI=1.6;Tg=72℃)として、またはArizona Chemical Company社から品名“Sylvagum TR7125C”(Mn=630g/モル;Mw=950g/モル;PI=1.5;Tg=70℃)として;
・C5留分/ビニル芳香族、とりわけ、C5留分/スチレンまたはC5留分/C9留分コポリマー樹脂:Neville Chemical Company社から品名“Super Nevtac 78”、“Super Nevtac 85”または“Super Nevtac 99”として、Goodyear Chemicals社から品名“Wingtack Extra”として、Kolon社から品名“Hikorez T1095”および“Hikorez T1100”として、またはExxon社から品名“Escorez 2101”および“ECR 373”として;
・リモネン/スチレンコポリマー樹脂:DRT社から品名“Dercolyte TS 105”として、またはArizona Chemical Company社から品名“ZT115LT”および“ZT5100”として。
本発明の可塑化系のトリ-またはピロメリット酸エステルは、下記の式(I)に相応する:
R'基は、水素(トリメリット酸の場合)またはCOOR基(ピロメリット酸の場合)を示す)。
しかしながら、本出願法人の知る限り、上記式(I)のエステル類は、とりわけそのようなゴム組成物においては、可塑化用炭化水素樹脂と組合せては決して使用されていない。
より好ましくは、R基は、1〜20個、さらにより好ましくは1〜15個の炭素原子を含む線状、枝分れまたは環状アルキル基を示す。
とりわけ、共にRがC8H17基を示す式(II)のトリメリット酸トリオクチル(“TOTM”と略記する;または、トリメリット酸トリ(2-エチルヘキシル))またはトリメリット酸トリイソオクチル(“TIOTM”と略記する)、或いはこれら2つの化合物TOTMとTIOTMとの混合物を使用する。
本項において説明したトリ-またはピロメリテートは、全て周囲温度(23℃)において液体である。トリ-またはピロメリテートは、典型的には、−80℃よりも低いTgを示す。従って、本発明の特定の実施態様によれば、トリ-またはピロメリテートは、本発明のゴム組成物中に存在するジエンエラストマーの増量オイルとして全部または一部使用し得る。
また、本発明に従うゴム組成物は、例えば、他の可塑剤(本発明の可塑化系以外)、好ましくは非芳香族または極めて僅かに芳香族系の可塑剤、例えば、ナフテン系またはパラフィン系オイル、MESまたはTDAEオイル、グリセリンエステル(とりわけ、トリオレート)、とりわけナタネまたはヒマワリ植物油のような天然エステル;顔料;オゾン劣化防止ワックス、化学オゾン劣化防止剤、酸化防止剤のような保護剤;疲労防止剤;補強用樹脂;メチレン受容体(例えば、フェノールノボラック樹脂)またはメチレン供与体(例えば、HMTまたはH3M);イオウまたはイオウ供与体および/または過酸化物および/またはビスマレイミドをベースとする架橋系;加硫促進剤;加硫活性化剤または戻り防止剤のような、タイヤまたはタイヤ用の半製品の製造を意図するエラストマー組成物において一般的に使用する通常の添加剤の全部または1部を含み得る。
上記組成物は、適切なミキサー内で、当業者にとって周知の2つの連続する製造段階、即ち、110℃〜190℃、好ましくは130℃〜180℃の最高温度までの高温で熱機械的に加工または混練する第1段階(“非生産”段階)、並びに、その後の典型的には110℃よりも低い、例えば、40℃〜100℃の低めの温度で機械加工する第2段階(“生産”段階)を使用して製造し、この仕上げ段階において架橋系を混入する。
‐ジエンエラストマー中に、第1段階(“非生産”段階)において、少なくとも1種の補強用充填剤および1種の可塑化系を混入し、全てを、1回以上、110℃〜190℃の最高温度に達するまで熱機械的に混練する工程;
‐混ぜ合せた混合物を100℃よりも低い温度に冷却する工程;
‐その後、第2段階(“生産”段階)において、架橋系を混入する工程;
‐全てを110℃よりも低い最高温度まで混練する工程;
を含み、そして、上記可塑化系が、Tgが0℃よりも高い可塑化用炭化水素樹脂と上記の式(I)に相応するトリ-またはピロメリテート、好ましくは上記式(II)に相応するトリメリテート(式中、Rは、同一または異なるものであって、1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基を示す)とを組合せて含むことを特徴とする。
さらに、この加硫系には、各種既知の二次促進剤または加硫活性化剤、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸、グアニジン誘導体(とりわけ、ジフェニルグアニジン)等を、上記第1非生産段階中および/または上記生産段階中に混入する。本発明の組成物をタイヤトレッドとして使用する場合、イオウの量は、例えば、0.5〜3.0pceであり、また、一次促進剤の量は、0.5〜5.0pceである。
加硫(即ち硬化)は、公知の方法で、一般的には130℃〜200℃の温度で、とりわけ硬化温度、使用する加硫系および検討中の当該組成物の加硫速度に応じて、例えば、5〜90分で変動し得る十分な時間で実施する。
本発明は、“生”状態(即ち、硬化前)および“硬化”または加硫状態(即ち、加硫後)双方の上述のゴム組成物に関する。
III-1. ゴム組成物およびトレッドの製造
下記の試験を、以下の方法で実施する:加硫系を除いた、補強用充填剤、カップリング剤、可塑化系、ジエンエラストマーおよび各種他の成分を、70%まで満たし且つ約60℃の初期容器温度を有する密閉ミキサーに連続的に導入する。その後、熱機械加工(非生産段階)を1段階で実施し、この段階は、165℃の最高“落下”温度に達するまで合計で約3〜4分間続く。
そのようにして得られた組成物を、その後、その物理的または機械的性質の測定のためのゴムのプラーク(2〜3mm厚)または薄シートの形にカレンダー加工するか、或いは乗用車タイヤ用のトレッドの形に押出加工する。
これらの試験の目的は、従来技術の2種の対照組成物との比較において、本発明に従うゴム組成物の改良された性能を実証することである。
このために、シリカおよびカーボンブラックで補強したジエンエラストマー(SSBRとBRとのブレンド)をベースとするC-1およびC-2と記す2種の組成物を製造する。2種の組成物は、トレッドの製造およびこれらのトレッドを含むタイヤでの走行試験の実施を可能にするのに十分に大きいミキサー内で製造する。
‐組成物C-1:ポリリモネン樹脂+MESオイル;
‐組成物C-2:ポリリモネン樹脂+トリメリテート。
従って、本発明に従う可塑化系を含む組成物C-2は、それ自体本発明に従う。
表2における各種結果を検証すると、測定した諸ゴム特性は、硬化前後において、組成物間で互いに実質的に同等であることが示されている。
従って、これらのゴム特性においては、下記で詳細に説明するように、本発明の組成物において観察されている改良された性能を当業者が予測するのを可能にするものは何もなかった。
各タイヤを、前出の項I-6の説明に従って試験した(グリップ試験においては“Renault Laguna”車;耐摩耗性試験においては“Mercedes C200”車)。
得られた回転結果は、下記の表3に示している。
耐磨耗試験は、本発明に従うT-2タイヤにおいては、T-3タイヤと比較して17%高い耐摩耗性を示しており、同一の可塑化用炭化水素樹脂の存在下でのエステルタイプの他の可塑剤を上回る上記トリメリテート可塑剤の優位性を完全に確証している。
結論として、本発明の新規な可塑化系は、タイヤゴム組成物に、他の特性とりわけ湿潤グリップ特性に悪影響を及ぼすことなく改良された耐摩耗性でもって諸性質のとりわけ有利な妥協点を提供している。
(1) 25%のスチレン、64%の1,2-ポリブタジエン単位および25%のトランス-1,4-ポリブタジエン単位を含むSSBR (Tg = -18℃);
(2) 4.3%の1,2-、2.7%のトランス-1,4-、93%のシス-1,4-を含むBR (Tg = -106℃);
(3) Rhodia社からのシリカ“Zeosil 1165MP”、“HDS”タイプ (BETおよびCTAB:約160 m2/g);
(4) カップリング剤 TESPT (Rhodia社からの“Si69”);
(5) カーボンブラックN234 (ASTM級);
(6) ポリリモネン樹脂(DRT社からの“Dercolyte L120”)
(7) MESオイル (Shell社からのCatenex SNR);
(8) トリメリット酸トリオクチル(Lonza社からの“Diplast TM/ST”);
(9) ジフェニルグアニジン (Flexsys社からの“Perkacit DPG”)
(10) N-(1,3-ジメチルブチル)-N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン (Flexsys社からの“Santoflex 6-PPD”);
(11) CBS (Flexsys社からの“Santocure)
Claims (7)
- 前記トリメリテートが、トリメリット酸トリオクチル(TOTM)、トリメリット酸トリイソオクチル(TIOTM)およびこれら化合物の混合物からなる群から選ばれる、請求項1記載のゴム組成物。
- 前記トリメリテートの量が、5〜60pce(エラストマー100質量部当りの質量部)である、請求項1又は2記載のゴム組成物。
- 前記可塑化用炭化水素樹脂が、シクロペンタジエンまたはジシクロペンタジエンのホモポリマーまたはコポリマー樹脂、テルペンホモポリマーまたはコポリマー樹脂、C5留分ホモポリマーまたはコポリマー樹脂、およびこれら樹脂の混合物からなる群から選ばれる、請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
- 前記可塑化用炭化水素樹脂の量が、5〜60pce(エラストマー100質量部当りの質量部)である、請求項1〜4のいずれか1項記載の組成物。
- 前記ジエンエラストマーが、ポリブタジエン、合成ポリイソプレン、天然ゴム、ブタジエンコポリマー、イソプレンコポリマーおよびこれらエラストマーのブレンドからなる群から選ばれる、請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載のゴム組成物を含むトレッドを有するタイヤ。
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