JP5686947B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、犬猫等のペットの居場所空間を備えた建物に関するものである。
従来より、室内で飼育される犬猫等のペットが、睡眠、休憩、食事、排泄等の行為を行うための、ペットの居場所空間を建物内に設けることが行われていた。
例えば、特許文献1に記載のペットコーナーは、室内の片隅を単にフェンス等の仕切りで囲ってペットの居場所空間を構成したものである。このような構成の場合、ペット用の食器、寝具等がまる見えとなり雑然とした室内空間となってしまうという問題があった。また、上方の空間が有効利用しにくいという問題、上方や側方が開放的な為、ペットが落ち着いて休めないという問題、更には、仕切りの中にペットを閉じ込めてしまうのでペットのストレスが溜まりやすいという問題もあった。
特許文献2には、階段下の余剰空間を利用して形成したペットの居場所空間(猫間5)の記載があり、出入り口は完全にオープンとして、出入り口以外は壁で囲うように空間を構成している。このような構成であれば、室内が雑然とすることがなく、しかもペットが自分の意志で出入りが可能であり、室内という閉ざされた空間で生活するペットにストレスが溜まりにくい。
特許文献2に記載のペットの居場所空間の場合、居場所空間と他の空間との分離度を高めて、ペットと飼い主等の居住者の夫々が互いに干渉しあわずに過ごせる場所を確保する為には、出入り口の大きさをペットの体のサイズに合わせるのが好ましい。ところが、ペットの体の大きさに合わせた出入り口を設けた場合、飼い主等の居住者にとっては出入り口が狭小すぎて内部の清掃や寝具等の出し入れ作業などが行い難いという問題があった。
特開2002−194903号公報 特開2004−222603号公報
本発明は、このような従来技術の有する問題点を解決し、ペットと飼い主等の居住者の夫々のプライバシーを保ちつつも、飼い主等の居住者にとって清掃等の作業がしやすく、且つ室内空間が雑然とすることも防止できるペットの居場所空間を有する建物を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明に係る建物は、ペットの出入り口が形成された開閉可能なペット建具と、該ペット建具と連続した壁とによって、他の室内空間と区画されたペットの居場所空間を有し、ペットの居場所空間の上方には棚を備えた収納空間が形成されており、ペット建具は、上辺が山形の形状であり、収納空間を遮蔽する収納建具の開閉形式は、両開き形式であって、戸先の下端の位置と前記ペット建具の頂部の位置が一致していることを特徴としている。
た、前記建物において、前記ペット建具は、山形の屋根を有する犬小屋を模した形状であることが好ましい。また、前記建物において、前記収納建具の開閉形式は、両開き形式であって、戸先の下端の位置と前記ペット建具の頂部の位置が一致していることが好ましい。
更に、前記ペットの居場所空間を区画する壁に前記ペットの居場所空間と前記他の室内空間とを連通する開口である小窓が設けられるのが好ましい。
ペットの出入り口が形成された開閉可能なペット建具によって他の室内空間と区画されたペットの居場所空間を有するので、ペットは出入り口を利用して自由に居場所空間に出入りができる。また、出入り口の大きさはペットの体の大きさに合わせて設定ができるので、内部が視認しにくく室内空間が雑然とすることがなく、しかもペットと飼い主等の居住者の夫々のプライバシーが保つことができる。また、飼い主等の居住者は必要に応じてペット建具を開けて内部の掃除や寝具等の出し入れ作業を不自由なく行うことができる。
また、ペットの居場所空間の上方に、棚を備えると共に前記ペット建具と建具枠を共有し前記建具に連続した収納建具が設けられた収納空間を有する場合は、あまり背丈の大きくない犬猫等のペットの居場所空間の上方の空間を有効利用することができる。
また、ペットの居場所空間を区画する壁に小窓が設けられた場合は、飼い主等の居住者がペットの居場所空間に入ったペットの様子を容易に確認することができ、ペットの居場所空間の自然換気を行う為の換気口としても有効に活用することができる。
続いて、図を参照して本発明に係る建物の最も好ましい実施形態について具体的に説明する。図1は、建物内部のペットの居場所空間周辺の構成を示した図であり、建具セットを閉じた状態を示している。図2は、建物内部のペットの居場所空間周辺の構成を示した図であり、建具セットを開いた状態を示している。
ペットの居場所空間が設けられた建物は、2階建ての戸建住宅であり、各階の天井高は2400mmに設定されている。
ペットの居場所空間Aは、建物内のUターン階段1を有する階段室Bの下方の空間を利用して設けられており、建具セット2と壁3とによって他の室内空間と区画されている。ペットの居場所空間Aの幅は凡そ800mm、奥行きは凡そ850mm確保されている。
ペットの居場所空間Aの上方の空間には、引き出し4や可動式の棚板5が設置された収納空間Cが形成されている。
建具セット2は、Uターン階段1に連続する廊下Dに面して、Uターン階段1の昇り口部分と略同一ライン上に並設されている。
建具セット2は、ペット建具2aと収納建具2bを組み合わせて構成されており、床6からほぼ天井7までの高さとなっている。
ペット建具2aは、形開き形式で、その形状は、切妻屋根の建物の妻面の形状を模したものであり、屋根面に相当する上辺の勾配は凡そ45度である。また、ペット建具2aの中央には上部がアーチ状の出入り口2a1が設けられ、全体として犬小屋をイメージするデザインとなっている。
中型犬程度の大きさのペットが不自由なく出入りできることを想定して、出入り口2a1の幅は凡そ350mm、最高の高さは凡そ600mm確保されている。
ペット建具2aを全開した状態では、幅が凡そ700mm、最高の高さが900mmの開口が確保される。
収納建具2bは、両開き形式であり、下辺はペット建具2aの形状に対応させて斜めに傾斜している。鋭角となるコーナー部分が吊元になるので開いた際の安全性を確保することができる。
建具セット2は、壁3の端縁部に固着された一対の側枠8aと天井7に固着された上枠8bとで構成された建具枠8の内部の開口に配置され、丁番を用いて廊下側に回動するように側枠8aに固定されている。
端縁部に側枠8aが固着され建具セット2に連続する壁3は、木材あるいは軽鉄からなる壁下地の両面あるいは一方の面に対し石膏ボードを固着し、更に仕上材として壁紙を貼着して構成されている。また、向かって左側の壁3には、直径凡そ250mmの小窓9が下端の高さが床6から凡そ300mmとなるように設けられている。
ペットの居場所空間A内部の床6は前面の廊下Dの床6と同一レベルであり、廊下Dの床6と同一の木質系のフローリング材で仕上げられている。
上記構成によれば、ペットの出入り口2a1が形成された開閉可能なペット建具2aによって他の室内空間と区画されたペットの居場所空間Aを有するので、ペットは出入り口2a1を利用して自由に居場所空間Aに出入りできる。また、出入り口2a1の大きさはペットの体の大きさに合わせて設定されており、内部が視認しにくく室内空間が雑然とすることがなく、しかもペットと飼い主等の居住者の夫々のプライバシーが保つことができる。また、飼い主等の居住者は必要に応じてペット建具2aを開けて内部の掃除や寝具等の出し入れ作業を不自由なく行うことができる。
また、ペットの居場所空間Aの上方に、棚を備えると共にペット建具2aと建具枠8を共有し且つペット建具2aに連続した収納建具2bが設けられた収納空間Cを有するので、あまり背丈の大きくない犬猫等のペットの居場所空間Aの上方空間を有効利用することができる。
また、ペットの居場所空間Aを区画する壁3に小窓9を設けているので、飼い主等の居住者がペットの居場所空間Aに入ったペットの様子を容易に確認することができ、ペットが外の様子を伺うこともできる。また、小窓9をペットの居場所空間Aの自然換気を行う為の換気口としても有効に活用することができる。
上記実施形態では、ペットの居場所空間Aの上方を収納空間Cとしているが、ペットの居場所空間Aを階段下等の高さが確保されない部位に設ける場合には、収納空間Cや収納建具2bを省略しても構わない。
また、上記実施形態では、ペット建具2aは犬小屋を模した形状であったが、この形状に限定されるものではなく、一般的な建具と同様矩形状であってもよく、出入り口2a1についても矩形、円形、半円形等様々な形状とすることが可能である。また、開閉形式についても、両開き形式等であってもよい。また、出入り口2a1をペット建具2aの下端まで到達させて跨ぐ動作を不要としてもよい。
また、上記実施形態では、ペット建具2aを犬小屋を模した形状とした為、収納建具2bを両開き形式としたが、ペット建具2aが単純な矩形の場合、収納建具2bは、片開き、引き違い、折りたたみ等、様々な形式を採用することができる。
また、ペットの居場所空間A内部の床6や壁3、ペット用建具2a等に防水性や耐水性を持たせ、更に排水口などの排水設備を設けるなどして水洗い可能とし、ペットの居場所空間Aの清掃性を向上させることも可能である。
本発明に係る建物は、犬猫等の一般的なペットに限らず、室内で飼育される様々なペットとの生活に適している。
建物内部のペットの居場所空間周辺の構成を示した図であり、建具セットを閉じた状態を示している。 建物内部のペットの居場所空間周辺の構成を示した図であり、建具セットを開いた状態を示している。
符号の説明
A…ペットの居場所空間
B…階段室
C…収納空間
D…廊下
1…Uターン階段
2…建具セット
2a…ペット建具
2b…収納建具
3…壁
4…引き出し
5…棚
6…床
7…天井
8…建具枠
8a…側枠
8b…上枠
9…小窓

Claims (2)

  1. ペットの出入り口が形成された開閉可能なペット建具と、該ペット建具と連続した壁とによって、他の室内空間と区画されたペットの居場所空間を有し、
    前記ペットの居場所空間の上方には棚を備えた収納空間が形成されており、
    前記ペット建具は、上辺が山形の形状であり、
    前記収納空間を遮蔽する収納建具の開閉形式は、両開き形式であって、戸先の下端の位置と前記ペット建具の頂部の位置が一致していることを特徴とする建物。
  2. 前記ペットの居場所空間を区画する壁に前記ペットの居場所空間と前記他の室内空間とを連通する開口である小窓が設けられたことを特徴とする請求項1載の建物。
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