JP5682133B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、走行車体に走行速度及び前後進を変更する油圧式無段変速装置(20)と、該油圧式無段変速装置(20)を操作する走行操作レバー(43)と、走行車体に設けている苗植付装置(3)の苗載せ台(29)から苗を掻き取る苗植付爪(28a)と、苗植付爪(28a)が掻き取った苗を圃場に押し出す植込み杆(28b)を備えた苗植付具(28)と、苗植付装置(3)への動力伝達を入切する植付クラッチ(38)と、該植付クラッチ(38)を入切するクラッチピン(41)と、前記植付クラッチ(38)には前記クラッチピン(41)を受ける正回転時クラッチ切傾斜面(38a)及び該正回転クラッチ切傾斜面(38a)の正回転下手側端部にクラッチピン(41)受け止め用のクラッチ爪(38b)を備えた苗移植機において、前記正回転時クラッチ切傾斜面(38a)の正回転方向上手側には、前記油圧式無段変速装置(20)を逆回転操作したときに前記クラッチピン(41)が接触して、該植付クラッチ(38)を切状態にする逆回転時クラッチ切傾斜面(38c)を形成したことを特徴とする苗移植機とする。
請求項4の発明は、前記苗載せ台(29)を左右方向に移動させる苗載せ台移動ボタン(55)を設け、前記前受け板(29a)の左右両側に苗載せ台(29)の左右端部の到達を検出する左右の端部検出部材(55a,55a、59,59)を設け、該左右の端部検出部材(55a,55a、59,59)の左右どちらか一側が苗載せ台(29)を検出すると該苗載せ台(29)の移動を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機とする。
請求項5の発明は、前記苗載せ台(29)に載置された苗を移動させる苗送りベルト(29b)を設け、前記苗載せ台(29)が左右端部に到達すると該苗送りベルト(29b)が駆動する構成とし、前記苗載せ台(29)を左右方向に移動させる苗載せ台移動ボタン(55)を設け、前記苗送りベルト(29b)の駆動を検出する端移動検出スイッチ(58)を設け、該端移動検出スイッチ(58)が検出状態になると前記苗載せ台(29)の移動を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機とする。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の効果に加えて、逆回転時クラッチ切傾斜面(38c)よりも植付クラッチ(38)の正回転方向上手側にクラッチ切規制傾斜面(38e)を形成したことにより、植付クラッチ(38)が入状態のまま逆転することを防止できるので、植付クラッチ(38)や苗植付具(28)の破損が防止され、耐久性が向上する。
請求項4の発明によると、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、苗載せ台移動ボタン(55)を操作すると苗載せ台(29)を左右端部まで移動させることができるので、植付クラッチ(38)を細かく入切して苗載せ台(29)を左右摺動させる操作が不要となり、作業能率が向上する。
請求項5の発明によると、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、苗送りベルト(29b)の駆動を端移動検出スイッチ(58)が検出すると苗載せ台(29)の移動が停止することにより、苗載せ台移動ボタン(55)を操作すると苗載せ台(29)を左右端部まで移動させることができるので、植付クラッチ(38)を細かく入切して苗載せ台(29)を左右摺動させる操作が不要となり、作業能率が向上する。
走行車体1の後側部には昇降用リンク装置2により苗植付装置3を昇降自在に連結し、走行車体1は駆動輪である左右一対の前輪4,4及び後輪5,5を有する四輪駆動車体とし、全体を乗用苗植機に構成している。走行車体1の前側部左右両側に補助苗載せ台61,61を設けている。
前記複数の伝動ケース25,…の後側部に植付伝動軸35を設け、PTO軸から植付伝動軸35に動力が伝達される。伝動ケース25,…には植付伝動軸35回りに回転するように植付伝動ケース36を回転自在に軸支し、植付伝動ケース36の両端部に苗植付具28,…をそれぞれ取り付けている。そして、植付伝動ケース36内に複数のギヤからなる植付伝動装置37を設け、植付伝動軸35から植付伝動装置37に動力を伝達している。しかして、植付伝動ケース36が所定の回転方向に所定の速度比で回転することにより、苗植付爪28a,28aの先端が閉ループ軌跡を描くように苗植付具28,28が一定姿勢のまま移動し、閉ループ軌跡の上部で苗載せ台29の前板28aの苗取出口から苗を挟持して取り出し、閉ループ軌跡の下端部で苗押出杆28bにより苗を押し出し圃場に植え付ける。
また、植付クラッチ38に正回転時クラッチ切傾斜面38a、クラッチ爪38bを設け、このクラッチ爪38bの更に正回転下手側で、且つ、前記逆回転時クラッチ切傾斜面38cの逆回転方向上手側部位に、クラッチ切り状態を維持する逆回転方向下手側が上り傾斜のクラッチ切規制傾斜面38eを設けている。
機体の前側部には畦クラッチレバー51を左右方向の軸回りに回動自在に軸支し、レバーが上方へ回動すると、前記植付クラッチ38が入りとなり、前方下方へ回動すると、切りとなるように構成している。そして、この畦クラッチレバー51を長く構成している。
苗植機で苗植作業を開始する際に、苗載せ台29を左右一側のどちらかに寄せなければならない。この操作を容易にしようとするものである。
上記構成では、作業者が苗載せ台29の左右移動を見るために機体後側を向いた際に押しやすい位置に苗載せ台移動ボタン55が配置されるので、作業能率が向上する。
補助苗載せ台61を、機体前側部の左右両側に立設している左右枠体61a,61aと、左右枠体61a,61aに設けている上側補助苗載せ台61b、中間補助苗載せ台61c、下側補助苗載せ台61dとで構成している。
20 油圧式無段変速装置
28 苗植付具
29 苗載せ台
29a 前受け板
29b 苗送りベルト
38 植付クラッチ
38a 正回転時クラッチ切傾斜面
38b クラッチ爪
38c 逆回転時クラッチ切傾斜面
38e クラッチ切規制傾斜面
41 クラッチピン
43 走行操作レバー
51 畦クラッチレバー
52 ステップ
55 苗載せ台移動ボタン
55a 端部検出スイッチ(端部検出部材)
58 端移動検出スイッチ
59 苗載せ台端移動検出センサ(端部検出部材)
Claims (5)
- 走行車体に走行速度及び前後進を変更する油圧式無段変速装置(20)と、該油圧式無段変速装置(20)を操作する走行操作レバー(43)と、走行車体に設けている苗植付装置(3)の苗載せ台(29)から苗を掻き取る苗植付爪(28a)と、苗植付爪(28a)が掻き取った苗を圃場に押し出す植込み杆(28b)を備えた苗植付具(28)と、苗植付装置(3)への動力伝達を入切する植付クラッチ(38)と、該植付クラッチ(38)を入切するクラッチピン(41)と、前記植付クラッチ(38)には前記クラッチピン(41)を受ける正回転時クラッチ切傾斜面(38a)及び該正回転クラッチ切傾斜面(38a)の正回転方向下手側端部にクラッチピン(41)受け止め用のクラッチ爪(38b)を備えた苗移植機において、
前記正回転時クラッチ切傾斜面(38a)の正回転方向上手側には、前記油圧式無段変速装置(20)を逆回転操作したときに前記クラッチピン(41)が接触して、該植付クラッチ(38)を切状態にする逆回転時クラッチ切傾斜面(38c)を形成したことを特徴とする苗移植機。 - 前記逆回転時クラッチ切傾斜面(38c)よりも植付クラッチ(38)の正回転方向上手側に、植付クラッチ(38)を切状態としたときに前記クラッチピン(41)が接触して、該植付クラッチ(38)を切状態にするクラッチ切規制傾斜面(38e)を形成したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
- 前記クラッチピン(41)を操作して植付クラッチ(38)を入切する畦クラッチレバー(51)を設け、植付クラッチ(38)の伝動を切る切操作位置では、該畦クラッチレバー(51)がステップ(52)に接触して該畦クラッチレバー(51)とステップ(52)の間に間隔部が生じない構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の苗移植機。
- 前記苗載せ台(29)を左右方向に移動させる苗載せ台移動ボタン(55)を設け、前記前受け板(29a)の左右両側に苗載せ台(29)の左右端部の到達を検出する左右の端部検出部材(55a,55a、59,59)を設け、該左右の端部検出部材(55a,55a、59,59)の左右どちらか一側が苗載せ台(29)を検出すると該苗載せ台(29)の移動を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機。
- 前記苗載せ台(29)に載置された苗を移動させる苗送りベルト(29b)を設け、前記苗載せ台(29)が左右端部に到達すると該苗送りベルト(29b)が駆動する構成とし、
前記苗載せ台(29)を左右方向に移動させる苗載せ台移動ボタン(55)を設け、前記苗送りベルト(29b)の駆動を検出する端移動検出スイッチ(58)を設け、該端移動検出スイッチ(58)が検出状態になると前記苗載せ台(29)の移動を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機。
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- 2010-04-12 JP JP2010091438A patent/JP5682133B2/ja active Active
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