JP5679396B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、撮像した画像を記録する撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、動画撮影において、カメラ本体に内蔵された時計機能によって逐次計時された時刻情報を、撮像されたフレーム画像上に重ね合わせて記録するという技術がある(特許文献1)。
公開特許公報 特開2005−012693
しかしながら、特許文献1の技術によれば、予め決められた情報をフレーム画像と合成して記録するというものであり、再生時に撮影時の時間しか知ることができず、再生時に個々の撮影状況に応じた情報を知ることができない。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、個々の撮影状況に応じた情報を記録する撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、被写体の種類が異なる複数の撮影シーンのうち、何れか1つの撮影シーンを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する撮影条件のデータを取得する第1の取得手段と、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されていると判定された場合に、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する画像データであって、前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して所定の情報を付加するための情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得する第2の取得手段と、前記選択手段により撮影シーンが選択された後に、この選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得手段により取得した撮影条件のデータ基づいて撮影条件を設定し、この撮影条件が設定された状態で前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して、前記選択された撮影シーンに対応して前記第2の取得手段により取得されたデータまたはプログラムに基づいて生成した画像データである情報画像データを対応付けて記録する記録制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記第1の取得手段は、前記撮影条件のデータを内蔵メモリから取得し、前記第2の取得手段は、前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記記録制御手段は、前記選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得手段により取得した撮影条件のデータに基づく撮影条件で逐次撮像して得られる各々の撮影画像データに対して、当該撮影シーンに対応して前記第2の取得手段により取得された前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムにより逐次生成される各々の情報画像データを対応付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記第2の取得手段は、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを、無線通信により取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記第2の取得手段により取得された前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムに基づいて生成された情報画像データと、前記撮像手段により撮像された撮影画像データとを合成する合成手段を備え、前記記録制御手段は、前記合成手段により合成された画像データである合成画像データを記録することで、前記撮像手段により撮像される撮影画像データと前記情報画像データとを対応付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記合成手段により合成された合成画像データを表示手段に表示させる表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記記録制御手段は、前記第2の取得手段により取得された前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムに基づいて生成された情報画像データと、前記撮像手段により撮像された撮影画像データとを合成されていない状態で関連付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記記録制御手段により合成されていない状態で記録された前記撮影画像データを再生して表示させる際に、この撮影画像データ上に前記情報画像データを合成して表示させる表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記記録制御手段は、前記第2の取得手段により取得されたプログラムの制御によりユーザによって指定された情報内容を画像化した情報画像データと、前記撮像手段により撮像された撮影画像データとを対応付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記記録制御手段は、前記第2の取得手段により取得されたプログラムの制御により無線通信により配信されている情報内容を画像化した情報画像データと、前記撮像手段により撮像された画像データとを対応付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する情報画像データは複数あり、前記取得手段は、ユーザによって指定された情報内容の情報画像データを取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記取得手段は、無線通信により配信されている情報内容の情報画像データを取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項13に記載されているように、前記撮像手段を用いて動画撮影を行う動画撮影手段を備え、前記記録制御手段は、前記動画撮影手段による動画撮影中において前記取得手段により逐次取得されるデータと、前記動画撮影手段により逐次撮影される各フレーム画像データとを対応付けて記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する撮影条件を決定する撮影条件決定手段を更に備え、前記撮像制御手段は、前記撮影条件決定手段により決定された撮影条件で、被写体の撮像を行い、前記記録制御手段は、前記撮影条件決定手段で決定された撮影条件により前記撮像手段で撮像して得られる撮影画像データに対して、前記情報画像データを対応付けて記録するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項15記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像手段を備えたコンピュータを、被写体の種類が異なる複数の撮影シーンのうち、何れか1つの撮影シーンを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する撮影条件のデータを取得する第1の取得手段と、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されているか否かを判定し、前記撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されていると判定された場合に、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する画像データであって、前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して所定の情報を付加するための情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得する第2の取得手段と、
前記選択手段により撮影シーンが選択された後に、この選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得手段により取得した撮影条件のデータ基づいて撮影条件を設定し、この撮影条件が設定された状態で前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して、前記選択された撮影シーンに対応して前記第2の取得手段により取得されたデータまたはプログラムに基づいて生成した画像データである情報画像データを対応付けて記録する記録制御手段として機能させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項16記載の発明による制御方法は、被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置のコンピュータに、被写体の種類が異なる複数の撮影シーンのうち、何れか1つの撮影シーンを選択する選択処理と、前記選択処理により選択された撮影シーンに対応する撮影条件のデータを取得する第1の取得処理と、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されているか否かを判定し、前記撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されていると判定された場合に、前記選択処理により選択された撮影シーンに対応する画像データであって、前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して所定の情報を付加するための情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得する第2の取得処理と、前記選択処理により撮影シーンが選択された後に、この選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得処理により取得した撮影条件のデータ基づいて撮影条件を設定し、この撮影条件が設定された状態で前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して、前記選択された撮影シーンに対応して前記第2の取得処理により取得されたデータまたはプログラムに基づいて生成した画像データである情報画像データを対応付けて記録する記録制御処理とを実行させることを特徴とする。
本願発明によれば、個々の撮影状況に応じた被写体側の情報を撮影された画像データと対応付けて記録するので、再生時に撮影状況に応じた情報を簡単に知ることができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、通信部12、内蔵メモリ13、DRAM14、フラッシュメモリ15、画像表示部16、I/F17、バス18を備えており、カードI/F17には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着された外部メモリカード19が接続されている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズ等を含む。そして、撮影レンズ2にはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に沿って駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータ、ズームモータを駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
CCD5は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5から出力された撮像信号はユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはDRAM14(バッファメモリ)に記憶される。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU10は、CCD5への撮像制御、フラッシュメモリ14への記録処理、画像データの表示処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10はクロック回路を含み、タイマーとしての機能も有する。
特に、CPU10は、後述する撮影シーンに対応するプログラムデータの実行によって、情報画像データを生成する情報画像生成手段101、該生成された情報画像データと撮像された画像データを合成する合成手段102として機能する。
キー入力部11は、シャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
通信部12は、無線によりデータや信号などを通信するものであり、該無線通信によりデータを取得し、該取得されたデータは内蔵メモリ13に記録される。ここでは、撮影シーンの名称及びサンプル画像と、該撮影シーンに対応するプログラムデータを取得して記録するものとする。
内蔵メモリ13には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。なお、このメモリ12は書き換え可能な不揮発性メモリである。
また、内蔵メモリ13には、撮影シーンの名称及びサンプル画像と、該撮影シーンに対応するプログラムデータも記録されているものとする。また、通信部12によりダ取得された撮影シーンの名称等や、後述する外部メモリカード19に記録されている撮影シーン名称等も内蔵メモリ13に記録される。
DRAM14は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ15は、画像データを保存する記録媒体である。
画像表示部16は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ14から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
また、外部メモリカード19は、画像データやプログラムデータを保存する記録媒体であり、カードI/F17を介して、外部メモリカード19に記録されているデータが読みだされる。なお、この外部メモリカード19をパソコン等に接続することにより、インターネットによりダウンロードしたプログラムデータ等を該外部メモリカード19に記録することもできる。ここでは、撮影シーンの名称及びサンプル画像と、該撮影シーンに対応するプログラムデータがダウンロードされ外部メモリカード19に記録されるものとする。この外部メモリカード19に記録されている撮影シーン名称等は、カードI/F17を介して内蔵メモリ13に記録される。
B.デジタルカメラ1の動作について
まず、実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を説明する前に、デジタルカメラ1の内蔵メモリ13に記録されている撮影シーンの名称及びサンプル画像、撮影シーンに対応するプログラムデータ以外の撮影シーンの名称及びサンプル画像、その撮影シーンに対応するプログラムデータの取得方法について説明する。
図2は、撮影シーンの名称及びサンプル画像、その撮影シーンに対応するプログラムデータの取得方法を図示したものである。
図2(A)は、1つ目の方法により撮影シーンの名称等を取得する方法を示しており、図2(B)は、2つ目の方法により撮影シーンの名称等を取得する方法を示している。
まず、図2(A)はデジタルカメラ1の表側(撮影レンズ2が備えられている面)の外観図及び外部メモリカード19を示している。図を見るとわかるようにデジタルカメラ1は、撮影レンズ2が備えられており、デジタルカメラ1の上面にシャッタボタン20、また、デジタルカメラ1の内部にカードスロット21を備えている。なお、画像表示部16やキー入力部11は、図示しないがデジタルカメラ1の背面に備えられている。
そして、外部メモリカード19に、パソコン等からダウンロードした撮影シーンの名称及びサンプル画像、撮影シーンに対応するプログラムデータを記録しておき、該記録された外部メモリカード19をデジタルカメラ1のカードスロット21に装着させることにより、デジタルカメラ1に撮影シーンの名称及びサンプル画像や、撮影シーンに対応するプログラムデータを提供することができ、これにより、デジタルカメラ1は撮影シーンの名称等を取得することができる。この外部メモリ19に記録されている撮影シーンの名称及びサンプル画像や、撮影シーンに対応するプログラムデータは内蔵メモリ13に記録させる。
また、図2(B)は、野球場内やサッカー場内などに予めカメラ向け情報配線装置を設けておき、カメラ向け情報配線装置から撮影シーンの名称及びサンプル画像、その撮影シーンに対応するプログラムデータを無線で配信するようにしてもよい。たとえば、野球場内に配置されているカメラ向け情報配線装置は、撮影シーンが「野球」となり、撮影シーンの名称「野球」とそのサンプル画像と、該野球の撮影シーンに対応するプログラムデータを無線で配信するようにする。このとき、試合情報(現在の得点、野球の場合は、現在何回の表とか裏であるかとか、ストライク、ボール、アウトの数等)も一緒に配信するようにしてもよい。
また、上記以外の方法として、パソコンとデジタルカメラをケーブルなどの有線、若しくは、Bluetoothなどの無線で接続し、パソコンでダウンロードされた撮影シーンの名称及びサンプル画像、撮影シーンに対応するプログラムデータをデジタルカメラ1に提供するようにしてもよいし、デジタルカメラ1の通信部12に無線LANなどを設け、インターネットによってデジタルカメラ1に撮影シーンの名称等を提供するようにしてもよい。つまり、デジタルカメラ1に撮影シーンの名称等のデータを提供することができる方法であればよい。なお、デジタルカメラ1に無線LAN等を設け、直接インターネットによりデジタルカメラ1にデータを提供する場合は、試合情報を提供するようにしてもよい。
次に、実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図3及び図4のフローチャートに従って説明する。
野球場やサッカー場などに行き、該試合状況をデジタルカメラ1で撮影したい場合に、ユーザがキー入力部11のモード切替キーの操作により、撮影シーン撮影モードに設定すると、CPU10は、新たな撮影シーンが提供されているか否かを判断する(ステップS1)。この新たな撮影シーンとは、内蔵メモリ13に記録されていない撮影シーンのことをいい、この新たな撮影シーンが提供されているとは、外部メモリカード19に内蔵メモリ13に記録されていない撮影シーンの名称が記録されている場合や、通信部12による無線通信により内蔵メモリ13に記録されていない撮影シーンの名称が提供されている場合である。
ステップS1で、新たな撮影シーンが提供されていると判断すると、CPU10は、該提供されている新たな撮影シーンを内蔵メモリ13に記録して(ステップS2)、ステップS3に進む。たとえば、外部メモリカード19に新たな撮影シーンが提供されている場合は、カードI/F17を介して外部メモリカード19から新たな撮影シーンを読み出して内蔵メモリ13に記録し、無線通信により新たな撮影シーンが提供されている場合は、通信部12による無線通信により取得された撮影シーンを内蔵メモリ13に記録させる。このとき、撮影シーンとともにサンプル画像も取得する。
一方、ステップS1で、新たな撮影シーンが提供されていないと判断するとそのままステップS3に進む。
ステップS3に進むと、CPU10は、撮影シーンのリスト表示を行う。つまり、内蔵メモリ13に記録されている撮影シーンの名称を読み出してバッファメモリ(DRAM14)に記憶し(取得し)、撮影シーンの名称を一覧表示させる。ここで、一覧表示される撮影シーンの名称としては、たとえば、「野球」、「サッカー」、「テニス」、「バレーボール」等がある。このとき、所定の撮影シーン(たとえば、一番先頭に表示されている撮影シーン)にカーソルを合わせて表示させる。
なお、撮影シーンの名称とともにサンプル画像も一覧表示させるようにしてもよいし、撮影の名称に代えて撮影シーンのサンプル画像のみを一覧表示させるようにしてもよい。
次いで、ステップS4で、CPU10は、ユーザによって撮影シーンが選択されたか否かを判断する。この判断は、SETキーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かを判断する。
ここで、ユーザは十字キーを操作することにより選択したい撮影シーンにカーソルを移動させることができ、カーソルが合わさっている撮影シーンでOKと思う場合にSETキーを操作することにより、該撮影シーンを選択することができ、該SETキーの操作に対応する操作信号が送られてくると、CPU10は、現在カーソルが合わさっている撮影シーンの選択を行なう。これにより、ユーザは、現在の撮影状況に適した撮影シーンを選択することができる。
なお、ここでは、ユーザが撮影シーンを選択しやすいように、撮影シーンを一覧表示させるようにしたが、必ずしも一覧表示でなくてもよい。要は、ユーザが撮影シーンを選択することができるように表示させる方法であればよい。
ステップS4で、撮影シーンを選択していないと判断すると、選択されるまでステップS4に留まり、撮影シーンを選択したと判断すると、CPUJ10は、該選択した撮影シーンに対応するプログラムデータが内蔵メモリ13に記録されているか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5で撮影シーンに対応するプログラムデータが内蔵メモリ13に記録されていると判断すると図4のステップS21に進み、ステップS5で撮影シーンに対応するプログラムデータが内蔵メモリ13に記録されていないと判断すると、ステップS6に進み、CPU10は、該撮影シーンに対応するプログラムデータが提供されているか否かを判断する。この撮影シーンに対応するプログラムデータが提供されている場合としては、外部メモリカード19に該撮影シーンに対応するプログラムデータが記録されている場合や、無線通信により該撮影シーンに対応するプログラムデータが配信されている場合である。
ステップS6で、該選択された撮影シーンに対応するプログラムデータが提供されていないと判断すると、CPU10は、該選択された撮影シーンに対応するプログラムデータが無い旨を画像表示部16に表示させて(ステップS7)、ステップS4に戻る。
一方、ステップS6で、該選択された撮影シーンに対応するプログラムデータが提供されていると判断すると、CPU10は、該選択された撮影シーンに対応するプログラムデータを格納するメモリ容量が内蔵メモリ13にあるか否かを判断する(ステップS8)。
ステップS8で、該プログラムデータを格納するメモリ容量があると判断するとそのままステップS10に進み、ステップS8で、該プログラムデータを格納するメモリ容量がないと判断すると、保存フラグの立っていない撮影シーンに対応するプログラムデータを内蔵メモリ13から削除して(ステップS9)、ステップS10に進む。
ステップS10に進むと、CPU10は、提供元から選択された撮影シーンに対応するプログラムデータを取得して内蔵メモリ13に記録する。たとえば、外部メモリカード19に該選択された撮影シーンに対応するプログラムデータがある場合は、該プログラムデータをカードI/F17を介して外部メモリカード19から取得して内蔵メモリ13に記録させ、無線通信により選択された撮影シーンに対応するプログラムデータが配信されている場合は、通信部12による無線通信により該プログラムデータを取得して内蔵メモリ13に記録する。
そして、CPU10は、該記録したプログラムデータを保存するか否かを判断する(ステップS11)。
このとき、CPU10は、該記録したプログラムデータを保存するか否かをユーザに判断させるための画面を表示させ、ユーザはキー入力部11を操作することにより保存するか保存しないかを選択することができ、CPU10は、該ユーザの操作に対応する操作信号に基づいて保存するか否かを判断する。
ステップS11で、該記録したプログラムデータを保存すると判断すると、該記録したプログラムデータに保存フラグを立てて、図4のステップS21に進み、ステップS11で、該記録したプログラムデータを保存しないと判断するとそのまま図4のステップS21に進む。この保存フラグが立てられたプログラムデータは、ステップS9で自動的に削除されなくなる。
図4のステップS21に進むと、CPU10は、所定のフレームレートでCCD5による撮像(動画撮像処理)を開始させ、CPU10、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM14)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部16に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS21)。
次いで、CPU10は、動画記録処理を開始するか否かを判断する(ステップS23)。この判断はシャッタボタン20の押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS23で、動画記録処理を開始しないと判断すると開始されるまでステップS23に留まり、動画記録処理を開始すると判断すると、CPU10は、ステップS4で選択された撮影シーンに対応するプログラムデータを読み出して(取得して)を実行し(ステップS24)、CPU10は、撮影シーンに対応する動画をフラッシュメモリ15に記録する動作を、ステップS26で動画記録を終了すると判断されるまで行う(ステップS25)。この撮影シーンに対応する動画記録動作は後で説明する。この動画記録を終了するか否かの判断は、ユーザのシャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS26で、動画記録を終了すると判断すると、CPU10は、該記録したフレーム画像データに基づいてフラッシュメモリ15上に動画ファイルを生成する(ステップS27)。
C.撮影シーンに対応する動画記録動作について
撮影シーンに対応する動画記録動作を図5のフローチャートに従って説明する。
図4のステップS25に進むと、図5のステップS51に進み、図4のステップS24で実行された選択された撮影シーンに対応するプログラムに従って、CPU10の情報画像生成手段101は、デフォルトの情報画像を生成する。
図6は、生成されるデフォルトの情報画像の様子の一例を示す図である。
図6(A)は、撮影シーンとして「野球」が選択されたときに生成される情報画像の様子を示しており、図6(B)は、撮影シーンとして「サッカー」が選択されたときに生成される情報画像の様子を示している。
図6(A)の右上は現在の得点と、現在のゲームの進行状況(何回の表又は裏)を示している。最初は、得点が入っておらず、1回の表なので、デフォルトの情報画像は「0−(対)0」、「1回表」となっている。また、右下には、野球のベース(フィースト、セカンド、サード、ホーム)と、ストライクの最大カウント数(○が3つ)、ボールの最大カウント数(○が4つ)、アウトの最大カウント数(○が4つ)が示されている。最初は、ベースにいるランナーやストライク、ボール、アウトはいずれも0カウントなので、デフォルトの情報画像データにはいずれもカウントされていない(ベースや○が黒く塗りつぶされていない)。
また、図6(B)の左上は現在の得点と、現在のタイム状況を示しており、最初は得点が入っておらず、また、タイムも0なので、「0−(対)0」、「前半00(分):00(秒)」となっている。
そして、CPU10の合成手段102は、CCD5により新たに撮像されたフレーム画像データを取得し(ステップS52)、該取得したフレーム画像データと、直近に生成された情報画像データとを合成(対応付けて記録)する(ステップS53)。
そして、CPU10は、該合成された合成画像データをフラッシュメモリ15に記録させる(ステップS54)。このとき、合成された画像データは、CPU10によって画像表示部16に表示される。
次いで、CPU10は、動画記録を終了するか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する(ステップS55)。
ステップS55で、動画記録を終了しないと判断すると、CPU10は、生成される情報画像データの情報内容を変更するか否かを判断する(ステップS56)。
ここで、ユーザが、キー入力部11を操作することによって情報内容を変更することができる。たとえば、野球の場合でいうとストライクが入った場合は、
ユーザがキー入力部11を操作することにより、ストライクを1カウントさせることができ、該操作が行われるとCPU10は、情報内容を変更すると判断する。
また、サッカーのように試合のタイム状況「前半何分:何秒」などはCPU10が自動的にカウントできるので、動画記録動作が開始されてから時間が1秒経過する毎に、CPU10は、情報内容を変更すると判断する。
また、試合状況(現在何点入っているか?ランナーは何塁にいるか等の試合状況)が無線で配信されている場合は、通信部12による無線通信により自動的に取得された情報内容が変更された場合は、CPU10は、情報内容を変更すると判断する。
ステップS56で、生成する情報画像データの情報内容を変更しないと判断するとステップS52に戻り、ステップS56で、生成する情報画像データの情報内容を変更すると判断すると、CPU10の情報画像生成手段101は、該変更後の情報内容に基づいて情報画像データを生成して(ステップS57)、ステップS52に戻る。
図7は、あるタイミングで生成される情報画像データの様子の一例を示す図である。
図7(A)は、撮影シーンとして「野球」が選択されたときに生成される情報画像の様子を示しており、図7(B)は、撮影シーンとして「サッカー」が選択されたときに生成される情報画像の様子を示している。
図7(A)の右上を見るとわかるように、現在の得点は「7−4」となっており、現在のゲームの進行状況は「5回表」である。また、右下を見るとわかるように、現在は、ストライクが2(黒く塗りつぶされている○の数)、ボールが3(黒く塗りつぶされている○の数)、アウトが2(黒く塗りつぶされている○の数)であり、黒く塗りつぶされているベースは一塁ベースと2塁ベースなので、ランナーが一塁と二塁にいる。つまり、この画像を見ることにより、現在は、2アウト、2ストライク、3ボール、ランナーが1塁、2塁であることが一目瞭然でわかる。
また、図7(B)の左上を見るとわかるように、現在の得点は「2−1」となっており、現在のタイム状況は「前半43(分):21(秒)」である。また、現在は丁度点数が入ったときに生成された情報画像データなので、画面の中央に「GOAL」という文字とゴール後の得点が大きく表示されている。
また、サッカーの場合はタイム状況が随時変わっていくので、1秒間隔で情報画像データ生成される。
これにより、再生時に撮影時の試合状況(被写体側の状況)をより明確に簡単に知ることができる。
従来においては、パソコンとデジタルカメラと接続することにより、単にバージョンアップさせるためのプログラムや必要なファームウェアを書き換えるというものがあるが、個々の撮影状況に適した具体的なプログラムデータを利用して撮影することはできず、不利不便であった。
また、撮影シーンに応じた撮影条件(データ)を予め内蔵メモリに記録されておき、撮影シーンに応じた撮影条件で撮影をするというものもあるが、この場合も撮影シーンに応じたデータを内蔵メモリに記録しておくという前提であり、該記録されていない撮影シーンに応じたデータを利用して撮影することはできず、不利不便であるとともに、撮影状況に適した撮影を行うことはできなかった。
また、限られた容量である内蔵メモリに記録しておかなければならず、他のデータやプログラムを記録する容量が少なくなってしまう。
これに対して本実施の形態における発明では、個々の撮影状況に適したプログラムデータを利用して撮影することができ、便利性が向上することはもちろんのこと、該プログラムがデジタルカメラ1の内蔵メモリ13に記録されていなくても、該プログラムを利用することができ、かつ、限られた容量の内蔵メモリ13を有効活用することができるという効果も奏することができる。
以上のように、実施の形態においては、選択された撮影シーンに対応するプログラムデータが動的に外部から取得するので、選択された撮影シーンに対応するプログラムデータが内蔵メモリ13に記録されていない場合であっても、該選択された撮影シーンに対応するプログラムデータを利用して撮影することができる。
また、選択された撮影シーンに対応する情報画像を生成するプログラムデータを実行して、該撮影シーンに対応する動画記録するようにしたので、撮像されたフレーム画像データと撮影シーンに対応する(撮影シーンに対応する被写体側の状況)を示した情報画像データと合成して(対応付けて)記録していくことができ、また、再生時に撮影時の状況をより明確に簡単に知ることができる。また、撮影後にわざわざ編集することがなく、ユーザの手間を省くことができる。
また、撮影シーンに対応するプログラムデータを内蔵メモリ13に記録しておかなくてもよいので、内蔵メモリ13を有効活用することができる。
[変形例]
D.上記実施の形態は以下のような態様でもよい。
(01)上記実施の形態において、撮影シーンに対応するプログラムデータを内蔵メモリ13から取得したり、外部から取得するようにしたが、プログラムデータではなく、単に撮影シーンに対応する情報画像を生成するためのデータ(たとえば、文字データや画像データ)であってもよい。これによっても、撮影状況に応じた被写体側の状況を記録することができる。
(02)上記実施の形態において、撮影シーンに対応する情報画像を生成するプログラムデータを内蔵メモリ13から取得したり、外部から取得するようにしたが、撮影シーンに対応するプログラムデータと撮影条件のデータとを内蔵メモリ13に記録しておき該内蔵メモリ13から取得したり、外部から取得するようにしてもよい。このときは、撮影シーンに対応する撮影条件を決定し、該決定した撮像を行い、該得られたフレーム画像と該取得したプログラムデータによって生成された情報画像データとを合成して記録するようにする。
また、撮影シーンに対応する情報画像を生成するためのプログラムデータに代えて撮影条件データのみを、内蔵メモリ13に記録しておりたり、外部から取得するようにしてもよい。この場合は、単に選択された撮影シーンに対応する撮影条件で撮影をすることになる。
これにより、現在の撮影シーンに適した撮影条件で撮影することができる。
(03)上記実施の形態においては、動画記録が開始されてから、プログラムデータを実行して情報画像データを生成し、撮像された画像データと合成するようにしたが、スルー画像表示状態のときでも、プログラムデータを実行して撮像されたフレーム画像データと情報画像データとを合成してスルー画像表示するようにしてもよい。このときも、情報内容を変更すると判断された場合は、変更後の情報画像データを生成する。
(04)上記実施の形態においては、撮影シーンに対応するプログラムデータを内蔵メモリ13、外部から取得し、該取得したプログラムデータを実行することにより情報画像データを生成するようにしたが、撮影シーンに対応する情報画像データ(複数であってもよい)を内蔵メモリ13、外部から直接取得して合成するようにしてもよい。この場合は、撮影シーンに対応するプログラムデータに代えて内蔵メモリ13や外部メモリカード19に撮影シーンに対応する情報画像データを記録したり、無線通信により撮影シーンに対応する情報画像データを配信させておく必要がある。
このとき、撮影シーンに対応する複数の情報画像データがある場合は、ユーザによって選択された情報画像データを、または、無線通信により現在配信されている情報画像データを合成するようにしてもよい。たとえば、野球の撮影シーンが選択されている場合であって、ホームランが打たれた場合は、「ホームラン」という情報画像データをユーザが指定して合成するようにしてもよいし、ホームランが打たれた場合は「ホームラン」という情報画像データを無線通信により配信させて、該配信された情報画像データを合成するようにしてもよい。
これによっても、再生時に撮影時の状況をより明確に簡単に知ることができる。また、撮影後にわざわざ編集することがなく、ユーザの手間を省くことができる。
(05)上記実施の形態においては、動画撮影されたフレーム画像データを記録する場合について説明したが、静止画撮影された静止画像データを記録する場合について適用するようにしてもよい。つまり、静止画像データと情報画像データを合成して記録するようにしてもよい。
この場合は、予めスルー画像表示中に、選択された撮影シーンのプログラムを実行させて、ユーザが予め撮影状況を予測して、或いはこれから撮影する状況となる情報内容の情報画像データを生成させておき、該撮影状況が到来したときに静止画撮影を行い、該得られた静止画像データと情報画像データを合成させる。
たとえば、野球の撮影シーンが選択された場合であって、この選手はホームランを打つだろうと予測できる場合は、「ホームラン」という内容の情報画像データをスルー画像表示中に生成させておき、ホームランを打ったときに静止画撮影を行い、該得られた静止画像データと情報画像データを生成するようにしてもよい。
このとき、情報画像データが無線通信により配信されている場合は、わざわざ情報画像データを生成させておく必要はなく、ホームランが打たれた時に静止画撮影が行われると、該撮影された静止画像データに「ホームラン」という内容の情報画像データが合成されることになる。
(06)上記実施の形態においては、撮影シーンは野球、サッカー、テニス等のスポーツの撮影シーンであったが、スポーツでなくてもよい。たとえば、「花」を撮影する花の撮影シーンであったり、著名な画家の絵を撮影する撮影シーンであったり、さらに具体的に、「ピカソ」の絵を撮影するピカソの撮影シーンであってもよい。この場合は、ピカソの撮影シーンに対応するプログラムが実行されると、被写体となるピカソの絵の説明をした情報の情報画像データ(被写体側の情報画像データ)を生成し、撮影されたピカソの絵の画像データと情報画像データとを合成する。これにより、再生時にピカソの絵を鑑賞できるとともに、該絵の説明も一緒に見ることができる。
(07)上記実施の形態においては、生成した情報画像データを撮像された画像データとを合成して(対応付けて)記録するようにしたが、生成した情報画像データと撮像されたフレーム画像データを関連付けて(対応付けて)記録するようにしてもよい。これにより再生時に撮影時の状況をより明確に簡単に知ることができる。また、撮影後にわざわざ編集することがなく、ユーザの手間を省くことができる。
そして、動画データの再生時に、フレーム画像データと関連付けられて記録されている情報画像データを合成して表示させたり(オーバーレイ表示も含む)、フレーム画像データと情報画像データを同時に表示させるようにしてもよい。これにより、撮影時の状況をより明確に簡単に知ることができる。
つまり、フレーム画像データと情報画像データを合成することによって、フレーム画像データと情報画像データとを対応付けて記録するようにしてもよいし、フレーム画像データと情報画像データを同一ファイル内に保存したり、別々なファイルに保存するとともに、この2つのファイルを関連付けることによって、フレーム画像データと情報画像データとを対応付けて記録するようにしてもよい。
また、各フレーム画像データと生成した情報画像データを関連付けて記録するのではなく、同じ情報内容の情報画像データを1つ記録し、情報内容が替わる度に該変わった情報内容の画像データを1つ記録するようにしてもよい。この場合は、記録した情報画像データに対応する全てのフレーム画像データ、つまり、記録されている情報画像データの情報内容に対応する全てのフレーム画像データと関連付けて記録しておく。例えば、1つ目の情報画像データは1枚から100枚目までのフレーム画像データに対応する場合は1つ目の情報画像データと1枚目から100枚目までのフレーム画像データと関連付けて記録し、2枚目の情報画像データは101枚目から153枚目までに対応する場合は、2枚目の情報画像データと101枚目から153枚目までの全てのフレーム画像データと関連付けて記録する。なお、情報画像データに対応する全てのフレーム画像データと関連付けて記録するのではなく、情報画像データに対応するフレーム画像データの範囲を関連付けて記録するようにしてもよい。これにより、記録するデータ量を減らすことができる。
また、ユーザの切替キーの操作により、フレーム画像データと情報画像データとを合成して表示させたり、合成しないで単にフレーム画像データのみを表示させなかったりさせるようにしてもよい。これにより、常に情報画像が表示されるという煩わしさを回避させることができる。
(08)上記変形例(01)乃至(07)を矛盾しない範囲内で任意に組み合わせた態様であってもよい。
(09)また、本発明の上記実施形態は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
要は、撮影シーンに対応する情報を示す情報画像と撮像された画像データを記録するものであればよい。
最後に、上記実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、画像を撮像することができる機器であれば適用可能である。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 撮影シーンの名称及びサンプル画像、その撮影シーンに対応するプログラムデータの取得方法を図示したものである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 撮影シーンに対応する動画記録動作を示すフローチャートである。 区別表示、差別表示される顔の様子を示すものである。 あるタイミングで生成される情報画像データの様子の一例を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス

Claims (16)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    被写体の種類が異なる複数の撮影シーンのうち、何れか1つの撮影シーンを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する撮影条件のデータを取得する第1の取得手段と、
    前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されていると判定された場合に、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する画像データであって、前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して所定の情報を付加するための情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得する第2の取得手段と、
    前記選択手段により撮影シーンが選択された後に、この選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得手段により取得した撮影条件のデータ基づいて撮影条件を設定し、この撮影条件が設定された状態で前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して、前記選択された撮影シーンに対応して前記第2の取得手段により取得されたデータまたはプログラムに基づいて生成した画像データである情報画像データを対応付けて記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の取得手段は、前記撮影条件のデータを内蔵メモリから取得し、
    前記第2の取得手段は、前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記記録制御手段は、
    前記選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得手段により取得した撮影条件のデータに基づく撮影条件で逐次撮像して得られる各々の撮影画像データに対して、当該撮影シーンに対応して前記第2の取得手段により取得された前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムにより逐次生成される各々の情報画像データを対応付けて記録することを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記第2の取得手段は、
    前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを、無線通信により取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第2の取得手段により取得された前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムに基づいて生成された情報画像データと、前記撮像手段により撮像された撮影画像データとを合成する合成手段を備え、
    前記記録制御手段は、
    前記合成手段により合成された画像データである合成画像データを記録することで、前記撮像手段により撮像される撮影画像データと前記情報画像データとを対応付けて記録することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 前記合成手段により合成された合成画像データを表示手段に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記記録制御手段は、
    前記第2の取得手段により取得された前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムに基づいて生成された情報画像データと、前記撮像手段により撮像された撮影画像データとを合成されていない状態で関連付けて記録することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記記録制御手段により合成されていない状態で記録された前記撮影画像データを再生して表示させる際に、この撮影画像データ上に前記情報画像データを合成して表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記記録制御手段は、
    前記第2の取得手段により取得されたプログラムの制御によりユーザによって指定された情報内容を画像化した情報画像データと、前記撮像手段により撮像された撮影画像データとを対応付けて記録することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。
  10. 前記記録制御手段は、
    前記第2の取得手段により取得されたプログラムの制御により無線通信により配信されている情報内容を画像化した情報画像データと、前記撮像手段により撮像された画像データとを対応付けて記録することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。
  11. 前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する情報画像データは複数あり、
    前記取得手段は、
    ユーザによって指定された情報内容の情報画像データを取得することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 前記取得手段は、
    無線通信により配信されている情報内容の情報画像データを取得することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の撮像装置。
  13. 前記撮像手段を用いて動画撮影を行う動画撮影手段を備え、
    前記記録制御手段は、
    前記動画撮影手段による動画撮影中において前記取得手段により逐次取得されるデータと、前記動画撮影手段により逐次撮影される各フレーム画像データとを対応付けて記録することを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の撮像装置。
  14. 前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する撮影条件を決定する撮影条件決定手段を更に備え、
    前記撮像制御手段は、
    前記撮影条件決定手段により決定された撮影条件で、被写体の撮像を行い、
    前記記録制御手段は、
    前記撮影条件決定手段で決定された撮影条件により前記撮像手段で撮像して得られる撮影画像データに対して、前記情報画像データを対応付けて記録することを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の撮像装置。
  15. 被写体を撮像する撮像手段を備えたコンピュータを、
    被写体の種類が異なる複数の撮影シーンのうち、何れか1つの撮影シーンを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する撮影条件のデータを取得する第1の取得手段と、
    前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されているか否かを判定し、前記撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されていると判定された場合に、前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する画像データであって、前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して所定の情報を付加するための情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得する第2の取得手段と、
    前記選択手段により撮影シーンが選択された後に、この選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得手段により取得した撮影条件のデータ基づいて撮影条件を設定し、この撮影条件が設定された状態で前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して、前記選択された撮影シーンに対応して前記第2の取得手段により取得されたデータまたはプログラムに基づいて生成した画像データである情報画像データを対応付けて記録する記録制御手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置のコンピュータに、
    被写体の種類が異なる複数の撮影シーンのうち、何れか1つの撮影シーンを選択する選択処理と、
    前記選択処理により選択された撮影シーンに対応する撮影条件のデータを取得する第1の取得処理と、
    前記選択手段により選択された撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されているか否かを判定し、前記撮影シーンに対応する前記情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムが外部より提供されていると判定された場合に、前記選択処理により選択された撮影シーンに対応する画像データであって、前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して所定の情報を付加するための情報画像データを生成するためのデータまたはプログラムを外部から取得する第2の取得処理と、
    前記選択処理により撮影シーンが選択された後に、この選択された撮影シーンに対応して前記第1の取得処理により取得した撮影条件のデータ基づいて撮影条件を設定し、この撮影条件が設定された状態で前記撮像手段により撮像して得られる画像データである撮影画像データに対して、前記選択された撮影シーンに対応して前記第2の取得処理により取得されたデータまたはプログラムに基づいて生成した画像データである情報画像データを対応付けて記録する記録制御処理と
    を実行させることを特徴とする制御方法。
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