JP4482787B2 - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、自動更新されるインターネット上のコンテンツを、時刻に制限されることなく、自由に再生することができるようにした情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットに代表されるネットワーク上のコンテンツを、一定時間毎に自動更新して提供する情報提供処理装置が存在する。
【0003】
この情報提供処理装置が提供するコンテンツを、リアルタイムではなく、時間帯をずらして閲覧するために、特許文献1に示される情報提供処理装置は、ネットワークを介して任意にアクセス可能な公開記憶領域に、コンテンツの過去に公開されたページを随時記憶し、ネットワークに接続された情報処理装置に対して、その公開記憶領域を公開することにより、コンテンツの過去に公開されたページをネットワークを介して提供していた。これに対応して、情報処理装置は、所定の日時を指定することにより、情報提供処理装置の公開記憶領域から、ネットワークを介して、指定の日時のページを取得し、閲覧することができた。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−347925号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した情報処理装置においては、情報提供処理装置が提供するコンテンツのうち、指定した日時のページしか閲覧することができなかった。すなわち、情報処理装置においては、閲覧したい日時を、それぞれ指定する必要があり、更新されたコンテンツすべてを、時間帯をずらして(すなわち、リアルタイム以外で)閲覧する場合、不便である課題があった。
【0006】
特に、例えば、情報提供処理装置が提供するコンテンツが、野球中継やライブなどの放送コンテンツに連動したコンテンツであった場合、録画した放送コンテンツに合わせて時間帯をずらして閲覧したり、早送りで閲覧したり、ユーザの好みの部分のみ閲覧することが困難である課題があった。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、自動更新されるインターネット上のコンテンツを、時刻に制限されることなく、自由に再生することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段により受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータを要求した時刻を示す前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録するデータ記録手段と、ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および前記コンテンツデータを早送りするための読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定する読み出し情報設定手段と、前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された前記コンテンツデータの表示を制御する表示制御手段とを備える。
【0011】
前記コンテンツデータは、前記コンテンツデータの内容に関するキーワードおよび重要度を有しており、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの中から、前記コンテンツデータに含まれる前記キーワードまたは重要度に基づいて、前記コンテンツデータを選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報を含む、前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータのリスト情報を、ダイジェスト情報として記録するダイジェスト情報記録手段とさらに備え、前記読み出し手段は、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータを、前記ダイジェスト情報にも基づいて読み出すことができる。
【0012】
前記ダイジェスト情報を、前記ネットワークに接続される他の情報処理装置に送信する送信手段をさらに備えることができる。
【0014】
前記コンテンツは、放送局より放送される放送コンテンツに連動して更新されるコンテンツであり、前記放送コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、前記コンテンツ受信手段により受信された前記放送コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、前記ダイジェスト情報に基づいて、前記コンテンツ記録手段により記録された前記放送コンテンツを再生する再生手段とをさらに備えることができる。
前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータの総再生時間が所定の時間内ではない場合、前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータのリスト情報から、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報の最も古いコンテンツデータを削除する削除手段をさらに備えることができる。
【0015】
本発明の情報処理方法は、情報処理装置が、所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信し、受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録し、ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定し、前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、読み出された前記コンテンツデータの表示を制御するステップを含む。
【0016】
本発明の記録媒体のプログラムは、所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信し、受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録し、ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定し、前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、読み出された前記コンテンツデータの表示を制御するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
【0017】
本発明のプログラムは、所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信し、受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録し、ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定し、前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、読み出された前記コンテンツデータの表示を制御するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
【0021】
本発明においては、所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータが、ネットワークに接続される情報提供装置から受信され、受信されたコンテンツデータが、コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および情報提供装置に対してコンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録され、ユーザの操作に対応して、コンテンツデータの読み出し開始時刻およびコンテンツデータを早送りするための読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報が設定される。そして、前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、読み出された前記コンテンツデータの表示を制御するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
【0023】
ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。ネットワークを介して通信する装置は、独立した装置どうしであってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックどうしであってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した情報処理システムの構成例を示している。図1においては、インターネットに代表されるネットワーク1に、コンテンツデータ作成端末2、コンテンツ提供サーバ3、ユーザ端末4−1,4−2が接続されている。この例においては、コンテンツデータ作成端末2、コンテンツ提供サーバ3をそれぞれ1台とし、ユーザ端末4−1,4−2を2台としたが、接続の台数は任意である。なお、以下、ユーザ端末4−1,4−2は、個々に区別する必要がない場合、単にユーザ端末4と称する。
【0025】
コンテンツデータ作成端末2は、コンテンツ提供サーバ3がネットワーク1を介して、ユーザ端末4に提供するコンテンツ(以下、ネットワークコンテンツと称する)のコンテンツデータ(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)データ)を作成する。例えば、ネットワークコンテンツが、野球中継の放送コンテンツに対応するものであった場合、野球の試合状況は、頻繁に変化していくものなので、ネットワークコンテンツのコンテンツデータは、野球の試合が行われる野球場などで、リアルタイムに作成される。そして、コンテンツデータ作成端末2は、このコンテンツデータを作成するごとに、コンテンツ提供サーバ3にネットワーク1を介して、送信する。
【0026】
これに対して、コンテンツ提供サーバ3は、コンテンツデータ作成端末2より、ネットワークコンテンツの新しいコンテンツデータが送信されると、送信されたネットワークコンテンツのコンテンツデータを所定の時間毎に更新しながら、ユーザ端末4にネットワークコンテンツを提供している。また、コンテンツ提供サーバ3は、ユーザ端末4からネットワークコンテンツのコンテンツデータを要求されると、要求されたコンテンツデータを、ネットワーク1を介して、ユーザ端末4に送信する。ネットワークコンテンツのコンテンツデータは、コンテンツデータ作成端末2により作成されたHTMLデータおよびGIF(Graphics Interchange Format)データなどにより構成される。
【0027】
ユーザ端末4は、予め設定されたアクセス開始時刻、または、受信したコンテンツデータに記載されているコンテンツデータ更新情報(例えば、リフレッシュタグなど)から求められるアクセス時刻に、コンテンツ提供サーバ3に対して、コンテンツ提供サーバ3が提供しているネットワークコンテンツのコンテンツデータを要求する。これに対応して、コンテンツ提供サーバ3よりコンテンツデータが送信されてくるので、ユーザ端末4は、コンテンツデータを受信し、記録する。ユーザ端末4は、記録されたコンテンツデータを、ユーザの操作指示のもと、読み出し、再生する。したがって、ユーザ端末4は、コンテンツ提供サーバ3において所定の時間毎に時更新されるコンテンツデータを受信し、記録するので、リアルタイムではなくても、再生する時間帯をずらして、コンテンツデータを再生することができる。これにより、ユーザ端末4は、図示せぬ録画再生装置で録画した放送コンテンツ(いまの場合、野球中継)の再生に合わせて、コンテンツデータを再生することもできる。
【0028】
図2は、コンテンツ提供サーバ3の構成例を表している。図2において、CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22に記憶されているプログラム、または記憶部28からRAM(Random Access Memory)23にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM23にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0029】
CPU21、ROM22、およびRAM23は、バス24を介して相互に接続されている。このバス24にはまた、入出力インタフェース25も接続されている。
【0030】
入出力インタフェース25には、キーボード、マウスなどよりなる入力部26、CRT(Cathode Ray Tube) 、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるモニタ、並びにスピーカなどよりなる出力部27、ハードディスクなどより構成される記憶部28、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部29が接続されている。通信部29は、インターネットを含むネットワーク1を介しての通信処理を行う。
【0031】
入出力インタフェース25にはまた、必要に応じてドライブ30が接続され、磁気ディスク31、光ディスク32、光磁気ディスク33、或いは半導体メモリ34などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部28にインストールされる。
【0032】
なお、コンテンツデータ作成端末2も、コンテンツ提供サーバ3と基本的に同様に構成されている。したがって、以下の説明においては、図2のコンテンツ提供サーバ3の構成は、コンテンツデータ作成端末2の構成としても引用する。
【0033】
図3は、ユーザ端末4の構成例を示している。図3の例においては、処理部51は、クロック52の計時動作に従い、入力部53から入力されたユーザからの操作に対する信号に基づいて、ユーザ端末4の各部を制御し、各種の処理を実行させる。処理部51は、内蔵するRAM(Random Access Memory)に記憶部55からロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
【0034】
クロック52は、計時動作を行って、ユーザ端末4内の時刻を刻む。入力部53は、キーボード、マウスなどより構成される。入力部53は、ユーザにより操作され、操作に対応する信号を処理部51に出力する。
【0035】
ネットワークインタフェース(I/F)54は、ネットワーク1を介して通信処理を実行する。ネットワークインタフェース54は、処理部51の制御に基づいて、ネットワーク1を介して、コンテンツ提供サーバ3から所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを受信し、処理部51に供給する。処理部51は、コンテンツデータを構成するHTMLデータを解釈し、表示部56に表示させる。また、処理部51は、ネットワークインタフェース54から供給されるHTMLデータやGIFデータなどにより構成されるコンテンツデータを記憶部55に記録する。
【0036】
記憶部55は、ハードディスクなどにより構成される。図3の例においては、記憶部55は、動作ファイル記憶部61、コンテンツデータ記憶部62、およびデータ一覧記憶部63により構成される。
【0037】
動作ファイル記憶部61は、コンテンツ提供サーバ3からの所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを受信し、コンテンツデータ記憶部62に記録するための記録動作設定ファイル、および、コンテンツデータ記憶部62に記録されたコンテンツデータを再生する(読み出す)ための再生動作設定ファイルが記録される領域である。なお、記録動作設定ファイルは、コンテンツデータ記録処理が実行される前に、ユーザにより入力部53を介して予め入力される。同様に、再生動作設定ファイルは、コンテンツデータ再生処理が実行される前に、ユーザにより入力部53を介して予め入力される。
【0038】
記録動作設定ファイルは、コンテンツデータを要求するアクセス先(例えば、コンテンツ提供サーバ3)のURL情報、コンテンツデータ要求のアクセス開始時刻、アクセス終了時刻、アクセス時間間隔、コンテンツデータ記憶部62内のコンテンツデータの保存先ディレクトリ、および、保存ファイル名称規則などにより構成される。なお、アクセス開始時間およびアクセス終了時間を、記録開始時間および記録終了時間としてもよい。また、アクセス開始時刻、アクセス終了時刻、およびアクセス時間間隔は、必要であれば、入力すればよく、必ずしも必要ではない。
【0039】
再生動作設定ファイルは、再生するネットワークコンテンツのコンテンツデータのファイル名、コンテンツデータをコンテンツデータ記憶部62から読み出す読み出し時間間隔、読み出し開始時刻、および、読み出し終了時刻などにより構成される。なお、読み出し時間間隔、読み出し開始時刻、および、読み出し終了時刻は、必要であれば、入力すればよく、必ずしも必要ではない。
【0040】
処理部51は、これらの動作ファイル記憶部61から読み出した記録動作設定ファイルまたは再生動作設定ファイルに基づいて、コンテンツデータ記録処理、またはコンテンツデータ再生処理を実行する。
【0041】
コンテンツデータ記憶部62は、コンテンツ提供サーバ3から、所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータが受信されるごとに、そのコンテンツデータが、記録動作設定ファイルにより設定されている保存ファイル名称規則および保存先ディレクトリなどに基づいて記録される領域である。
【0042】
図4は、コンテンツデータ記憶部62の構成例を示している。図4の例の場合、「○○○1」ディレクトリには、「○○○1.html,○○○1.gif,○○○12.gif,…」により構成されるコンテンツデータが記録されていることが示されている。「○○○2」ディレクトリには、「○○○2.html,○○○2.gif,○○○22.gif,…」により構成されるコンテンツデータが記録されており、「○△△1」ディレクトリには、「○△△1.html,○△△1.gif,○△△12.gif,…」により構成されるコンテンツデータが記録されていることが示されている。
【0043】
なお、この場合、記録動作設定ファイルにより設定されている保存ファイル名称規則は、元のコンテンツデータのファイル名(例えば、「○○○」)に連番を付けるものであり、○○○2.htmlは、○○○1.htmlの次に受信され、記録された同じネットワークコンテンツのコンテンツデータであるとされる。
【0044】
以上のように、処理部51は、記録動作設定ファイルに基づいて、クロック52の計時動作による時刻がアクセス開始時刻になると、ネットワークインタフェース54を介して、コンテンツ提供サーバ3からの自動更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを受信し、受信されたコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部62に記録する。このとき、処理部51は、受信されたコンテンツデータに関する情報を、図5に示されるように、コンテンツデータ一覧表としてデータ一覧記憶部63に記録する。
【0045】
図5は、データ一覧記憶部63に記録されるコンテンツデータ一覧表の構成例を示している。コンテンツデータ一覧表は、コンテンツデータ記憶部62に記録されたコンテンツデータのファイル名、コンテンツデータをコンテンツ提供サーバ3に要求した時刻(アクセス時刻)、コンテンツデータの保存先ディレクトリにより構成される。図5の例に示されるコンテンツデータは、図4の場合と同様に、元のファイル名(例えば、「○○○」)に連番を付けて保存されている。
【0046】
図5の例においては、ファイル名が「○○○1.html」であるコンテンツデータは、「19:20:00」(19時20分00秒)にコンテンツ提供サーバ3に要求され、取得されたものであり、ディレクトリ「○○○1」に記録されていることが示されている。ファイル名が「○○○2.html」であるコンテンツデータは、「19:22:20」(19時22分20秒)にコンテンツ提供サーバ3に要求され、取得されたものであり、ディレクトリ「○○○2」に記録され、ファイル名が「○○○3.html」であるコンテンツデータは、「19:28:00」(19時28分00秒)にコンテンツ提供サーバ3に要求され、取得されたものであり、ディレクトリ「○○○3」に記録されていることが示されている。なお、図5の例の場合、アクセス時刻を記録するようにしたが、コンテンツデータ一覧表に記録する時刻は、コンテンツデータがユーザ端末4に受信された受信時刻としてもよいし、コンテンツデータがユーザ端末4に記録された記録時刻としてもよい。
【0047】
したがって、ユーザ端末4において、コンテンツデータ再生処理が実行される場合、このコンテンツデータ一覧表により、コンテンツデータ記憶部62に保存されているコンテンツデータが簡単に、迅速に読み出される。
【0048】
また、処理部51は、動作ファイル記憶部61から読み出した再生動作設定ファイルに基づいて、クロック52の計時動作による時刻が読み出し開始時刻になると、データ一覧記憶部63に記録されているコンテンツデータ一覧表から、コンテンツデータ記憶部62に記録されている、次に読み出すコンテンツデータに関する情報を取得する。処理部51は、取得されたコンテンツデータに関する情報に基づいて、コンテンツデータ記憶部62からコンテンツデータを読み出し、再生処理を実行する。このようにして、ユーザ端末4においては、コンテンツデータ再生処理が実行される。
【0049】
処理部51にはまた、必要に応じてドライブ70が接続され、磁気ディスク71、光ディスク72、光磁気ディスク73、或いは半導体メモリ74などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部55にインストールされる。
【0050】
次に、図6のフローチャートを参照して、ユーザ端末4のコンテンツデータ記録処理を説明する。
【0051】
ユーザは、入力部53を構成するマウスなどを操作することでコンテンツデータ記録処理を開始する。これに対応して、処理部51は、ステップS1において、内蔵するRAMに記憶部55からプログラムをロードする。
【0052】
ユーザは、所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録するために、入力部53を介して、コンテンツデータを要求するアクセス先(例えば、コンテンツ提供サーバ3)のURL情報、コンテンツデータを要求するためのアクセス開始時刻、アクセス終了時刻、アクセス時間間隔、コンテンツデータ記憶部62内のコンテンツデータの保存先ディレクトリ、および、保存ファイル名称規則などを入力する。これに対応して、ステップS2において、処理部51は、入力された情報を記録動作ファイルとして定義し、動作ファイル記憶部61に記録する。
【0053】
処理部51は、ステップS3において、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス開始時刻になるまで待機しており、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス開始時刻になったと判断した場合、ステップS4に進み、ネットワークインタフェース54を制御し、ネットワーク1を介して、コンテンツ提供サーバ3に対して、コンテンツデータの要求を送信させる。
【0054】
これに対応して、コンテンツ提供サーバ3は、要求されたコンテンツデータをネットワーク1を介して、ユーザ端末4に送信してくる。そこで、ステップS5において、処理部51は、ネットワークインタフェース54を制御し、コンテンツデータを受信させ、受信したコンテンツデータを、記録動作ファイルのコンテンツデータの保存先ディレクトリおよび保存ファイル名称規則などに基づいて、コンテンツデータ記憶部62に記録する。また、同時に、処理部51は、クロック52の示したアクセス時刻、コンテンツデータの保存ファイル名などの情報を、コンテンツデータ情報として、図5を参照して上述したデータ一覧記憶部63のコンテンツデータ一覧表に記録し、ステップS6に進む。
【0055】
ステップS6において、処理部51は、前回のアクセス時刻と、ステップS5において受信したコンテンツデータ(HTMLデータ)に含まれるメタデータまたはJava(R)Scriptなどで書かれているコンテンツデータ更新情報(例えば、リフレッシュタグなど)に基づいて、次回のアクセス時刻を取得し、ステップS7に進む。
【0056】
ステップS7において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス終了時刻になったか否かを判断し、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス終了時刻になっていないと判断した場合、ステップS3に戻る。ステップS3において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、ステップS6において取得したアクセス時刻になるまで待機しており、クロック52の計時動作による時刻が、アクセス時刻になったと判断した場合、ステップS4に進み、それ以降の処理を繰り返す。
【0057】
ステップS7において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス終了時刻になったと判断した場合、コンテンツデータ記録処理を終了させる。
【0058】
なお、ステップS6においてコンテンツデータにコンテンツデータ更新情報が含まれていない場合もある。この場合、ステップS3において、クロック52の計時動作に基づいて、前回のアクセス時刻と、ステップS2において入力される記録動作ファイルのアクセス時間間隔に基づいて、次回のアクセス時刻を取得するようにしてもよい。また、上述した処理において、記録動作ファイルが既に設定されている場合、ステップS2の処理は、省略される。
【0059】
以上により、ユーザ端末4においては、コンテンツ提供サーバ3において所定の時間毎に更新されるコンテンツデータが受信され、記録される。
【0060】
次に、ユーザ端末4に記録されたコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0061】
ユーザは、入力部53を構成するマウスなどを操作することでコンテンツデータ再生処理を開始する。これに対応して、ステップS21において、処理部51は、内蔵するRAMに記憶部55からプログラムをロードする。
【0062】
ユーザは、コンテンツデータ記憶部62に記録されたコンテンツデータを再生するために、入力部53を介して、再生するネットワークコンテンツのコンテンツデータのファイル名、コンテンツデータをコンテンツデータ記憶部62から読み出す読み出し時間間隔、読み出し開始時刻、および、読み出し終了時刻などを入力する。これに対応して、ステップS22において、処理部51は、入力された情報を再生動作ファイルとして定義し、動作ファイル記憶部61に記録する。
【0063】
ステップS23において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、再生動作ファイルの読み出し開始時刻になるまで待機しており、クロック52の計時動作による時刻が、再生動作ファイルの読み出し開始時刻になったと判断した場合、ステップS24に進み、再生動作ファイルの再生するコンテンツデータのファイル名(図4の例の場合、○○○1.html)に基づいて、コンテンツデータ記憶部62から対応するコンテンツデータを読み出し、再生処理し、表示部56を構成するモニタに表示させ、ステップS25に進む。
【0064】
処理部51は、ステップS25において、データ一覧記憶部63のコンテンツデータ一覧表(図5)の時刻に基づいて、次回読み出すコンテンツデータを求め、ステップS23において読み出された時刻、およびコンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、次回読み出すコンテンツデータの読み出し時刻を取得する。なお、このとき、次回読み出すコンテンツデータの読み出し時刻を、コンテンツデータ記録処理時と同様に、(HTMLデータ)に含まれるメタデータまたはJava(R)Scriptなどで書かれているコンテンツデータ更新情報から求めるようにしてもよい。
【0065】
ステップS26において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、再生動作ファイルの読み出し終了時刻になったか否かを判断し、クロック52の計時動作による時刻が、再生動作ファイルの読み出し終了時刻になっていないと判断した場合、ステップS23に戻る。ステップS23において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、ステップS25において取得されたコンテンツデータ読み出し時刻になるまで待機しており、クロック52の計時動作による時刻が、コンテンツデータ読み出し時刻になったと判断した場合、ステップS24に進み、それ以降の処理を繰り返す。
【0066】
ステップS26において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、再生動作ファイルの読み出し終了時刻になったと判断した場合、コンテンツデータ再生処理を終了させる。
【0067】
なお、上記説明においては、ステップS25において、データ一覧記憶部63のコンテンツデータ一覧表に基づいて、次回の読み出し時刻を取得したが、ステップS22において入力される再生動作ファイルの読み出し時間間隔に対応するコンテンツデータを求め、前回のコンテンツデータ読み出し時刻および再生動作ファイルの読み出し時間間隔に基づいて、次回の読み出し時刻を取得するようにしてもよい。この場合、再生動作ファイルの読み出し間隔は、自由に設定できるため、4倍速、10倍速に設定することにより、記録されたコンテンツデータを、通常の再生よりも高速に再生するようにすることもできる。
【0068】
また、上述した処理において、再生動作ファイルが既に設定されている場合、ステップS22の処理は、省略される。
【0069】
以上のように、ユーザ端末4においては、コンテンツ提供サーバ3において所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを、受信し、記録するようにしたので、ユーザの好きな時間に、コンテンツデータを再生することができる。また、ユーザは、ユーザの好きな時間間隔(早送りなど)でコンテンツデータを再生することができる。
【0070】
図8は、コンテンツデータ記憶部62に記録されたコンテンツデータのサムネイル画像を一覧表示したサムネイルの一覧表示画面例を示している。サムネイル81乃至86は、同じネットワークコンテンツの、それぞれアクセス時刻の異なるコンテンツデータに対応するサムネイル画像を表している。
【0071】
図8の例においては、サムネイル81の上部には、サムネイル81に対応するコンテンツデータのファイル名が「○○○1.html」であることが示されており、サムネイル81の下部には、そのコンテンツデータを記録するためにコンテンツ提供サーバ3にアクセスした時刻「19:20:00」(19時20分00秒)が示されている。サムネイル82の上部には、サムネイル82に対応するコンテンツデータのファイル名が「○○○2.html」であることが示されており、サムネイル82の下部には、そのコンテンツデータを記録するためにコンテンツ提供サーバ3にアクセスした時刻「19:22:20」(19時22分20秒)が示され、サムネイル83の上部には、サムネイル83に対応するコンテンツデータのファイル名が「○○○3.html」であることが示されており、サムネイル83の下部には、そのコンテンツデータを記録するためにコンテンツ提供サーバ3にアクセスした時刻「19:28:00」(19時28分00秒)が示されている。
【0072】
同様に、サムネイル84の上部には、サムネイル84に対応するコンテンツデータのファイル名が「○○○4.html」であることが示されており、サムネイル84の下部には、そのコンテンツデータを記録するためにコンテンツ提供サーバ3にアクセスした時刻「19:35:00」(19時35分00秒)が示されている。サムネイル85の上部には、サムネイル85に対応するコンテンツデータのファイル名が「○○○5.html」であることが示されており、サムネイル85の下部には、そのコンテンツデータを記録するためにコンテンツ提供サーバ3にアクセスした時刻「19:40:20」(19時40分20秒)が示され、サムネイル86の上部には、サムネイル86に対応するコンテンツデータのファイル名が「○○○6.html」であることが示されており、サムネイル86の下部には、そのコンテンツデータを記録するためにコンテンツ提供サーバ3にアクセスした時刻「19:41:00」(19時41分00秒)が示されている。
【0073】
ユーザは、入力部53を構成するマウスなどを用いて、例えば、サムネイル83を選択する。これにより、サムネイル83が対応するファイル名のコンテンツデータから読み出し再生することができる。したがって、自動更新コンテンツデータのうち、見たい時刻のコンテンツデータの検索が容易になる。
【0074】
上記説明においては、ユーザ端末4側で、コンテンツデータを記録し、再生する場合を説明したが、ネットワークコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ3側で、ネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録し、再生する時間帯をずらして再生するようにしてもよい。
【0075】
図9のフローチャートを参照して、コンテンツ提供サーバ3のコンテンツデータ記録処理を説明する。なお、この場合、コンテンツ提供サーバ3の記録部28は、図10に示されるように、コンテンツ記録ディレクトリ91、保存用ディレクトリ92、更新データディレクトリ93、および更新データ一覧ディレクトリ94により構成される。
【0076】
図10は、コンテンツ提供サーバ3の記録部28の構成例を示している。図10の例において、コンテンツ記録ディレクトリ91は、各ネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録するための領域を有する。保存用ディレクトリ92は、各ネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録するディレクトリの初期状態を記録するための領域である。更新データディレクトリ93は、コンテンツデータ作成端末2から送信された新しい(更新)コンテンツデータを保存する領域である。更新データ一覧ディレクトリ94は、コンテンツデータの保存ファイル名、保存ディレクトリ、コンテンツデータの更新時刻などの情報により構成される更新データ一覧表が記録される領域である。
【0077】
コンテンツ提供サーバ3の管理者が、入力部26を介して、コンテンツ記録ディレクトリ91における、ネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録するための記録対象ディレクトリと、そのネットワークコンテンツのコンテンツデータの記録開始を指示する。これに対応して、コンテンツ提供サーバ3のCPU21は、ステップS51において、コンテンツ記録ディレクトリ91の記録対象ディレクトリを設定し、ステップS52に進み、記録対象ディレクトリの初期状態を、保存用ディレクトリ91に保存する。
【0078】
ステップS53において、CPU21は、ステップS51において設定した記録対象ディレクトリを監視し、ネットワーク1および通信部29を介して、記録対象ディレクトリに、コンテンツデータ作成端末2からの新しいコンテンツデータが送信されたか否かを判断し、記録対象ディレクトリに、コンテンツデータ作成端末2からの新しいコンテンツデータが送信されてきたと判断した場合、ステップS54に進み、CPU21は、送信された新しいコンテンツデータを、記憶部28の更新データディレクトリ93に、元のファイル名に連番を付けて保存する。このとき、同時に、CPU21は、新しいコンテンツデータの更新時刻および保存されたディレクトリ名の情報を付加して、その連番ファイル名を、更新データ一覧ディレクトリ94の更新データ一覧表に記録する。
【0079】
ステップS53において、記録対象ディレクトリに、コンテンツデータ作成端末2からの新しいコンテンツデータが送信されていないと判断された場合、ステップS54の処理は、スキップされる。
【0080】
ステップS55において、CPU21は、内蔵するクロックで計時動作を行って、コンテンツ提供サーバ3において予め設定されたコンテンツデータ記録終了時刻になったか否かを判断し、コンテンツ提供サーバ3において予め設定されたコンテンツデータ記録終了時刻になっていないと判断した場合、ステップS53に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0081】
ステップS55において、CPU21は、内蔵するクロックで計時動作を行って、コンテンツ提供サーバ3において、予め設定されたコンテンツデータ記録終了時刻になったと判断した場合、コンテンツデータ記録処理を終了する。
【0082】
以上のようにして、コンテンツ提供サーバ3において記録されたコンテンツデータを再生する処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0083】
ステップS71において、CPU21は、コンテンツ提供サーバ3の管理者により予め設定された所定の時刻になるまで待機しており、内蔵するクロックで計時動作を行って、所定の時刻になったと判断した場合、ステップS72に進み、図9のステップS52において保存された記録対象ディレクトリの初期状態を、保存用ディレクトリ92から読み出し、コンテンツ記録ディレクトリ91に初期状態のディレクトリを作成する。
【0084】
ステップS73において、CPU21は、予め設定された再生開始時刻になるまで待機しており、内蔵するクロックで計時動作を行って、予め設定された再生開始時刻になったと判断した場合、ステップS74に進み、CPU21は、最も早い時刻のコンテンツデータの情報(連番ファイル名)を、更新データ一覧ディレクトリ94の更新データ一覧表の中から取得する。そして、CPU21は、取得された連番ファイル名に基づいて、更新データディレクトリ93から、更新するコンテンツデータを取得し、取得されたコンテンツデータの連番ファイル名を、元のファイル名に戻して、作成された初期状態のディレクトリに記録する。
【0085】
ステップS75において、CPU21は、更新データ一覧ディレクトリ94の更新データ一覧表のコンテンツデータの更新時刻に基づいて、次のコンテンツデータ情報を取得し、ステップS73におけるコンテンツデータの再生時刻および更新データ一覧表のコンテンツデータの更新時刻に基づいて、次のコンテンツデータの再生時刻を取得する。
【0086】
ステップS76において、CPU21は、内蔵するクロックで計時動作を行って、コンテンツ提供サーバ3において、予め設定された再生終了時刻になったか否かを判断し、コンテンツ提供サーバ3において、予め設定された再生終了時刻になっていないと判断した場合、ステップS73に戻る。ステップS73において、CPU21は、内蔵するクロックで計時動作を行って、ステップS75において取得された次のコンテンツデータの再生時刻であるか否かを判断し、次のコンテンツデータの再生時刻であると判断された場合、ステップS74に進み、それ以降の処理を繰り返す。
【0087】
ステップS76において、CPU21は、内蔵するクロックで計時動作を行って、コンテンツ提供サーバ3において、予め設定されたコンテンツデータ再生終了時刻になったと判断した場合、コンテンツデータ再生処理を終了する。
【0088】
なお、上述した処理は、コンテンツ提供サーバ3で実行したが、コンテンツデータを作成するコンテンツデータ作成端末2でも同様に実行することができる。
【0089】
以上のように、ネットワークコンテンツを提供する側においても、所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録し、再生することができるので、特に、スポーツなどのコンテンツのライブ放送に合わせてリアルタイムに生成されたネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録し、スポーツなどのネットワークコンテンツの再放送時に、再度コンテンツデータを生成する手間を省くことができるなどの効果が奏される。
【0090】
図12は、本発明を適用した情報提供システムの他の構成例を示している。なお、図12において、図1における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
【0091】
図12の例の場合、ネットワーク1には、コンテンツデータ作成端末2、コンテンツ提供サーバ3、ユーザ端末101−1,101−2のほかに、ダイジェスト情報共有サーバ102が接続されている。
【0092】
コンテンツ提供サーバ3は、放送局103で放送される放送コンテンツに対応するネットワークコンテンツをネットワーク1を介して、ユーザ端末101−1,101−2に提供する。
【0093】
コンテンツデータ作成端末2は、コンテンツ提供サーバ3の提供するネットワークコンテンツのコンテンツデータ(例えば、HTMLデータ)を作成する。
【0094】
コンテンツ情報作成端末2は、例えば、放送コンテンツが野球中継であった場合、野球の試合状況は、頻繁に変化していくものなので、野球の試合が行われる野球場などで、ネットワークコンテンツのコンテンツデータを、試合状況の変化に応じて、リアルタイムに作成する。そして、コンテンツ情報作成端末2は、コンテンツデータを作成するごとに、コンテンツ情報提供サーバ3にネットワーク1を介して、送信する。なお、このとき、コンテンツ情報作成端末2は、コンテンツデータに、そのコンテンツデータの内容に関する重要度またはキーワード(図15を参照して後述する)を付加する。
【0095】
ユーザ端末101−1は、予め設定されたアクセス開始時刻、または、受信したコンテンツデータに記載されているコンテンツデータ更新情報(例えば、リフレッシュタグなど)から求められるアクセス時刻に、コンテンツ提供サーバ3に対して、コンテンツ提供サーバ3が提供しているネットワークコンテンツのコンテンツデータを要求し、コンテンツ提供サーバ3より送信されたコンテンツデータを記録する。したがって、ユーザ端末101−1は、リアルタイムではなくても、再生する時間帯をずらして、コンテンツデータを再生することができる。また、ユーザ端末101−1は、放送局103より放送される放送コンテンツを受信し、それを記録する。
【0096】
ユーザ端末101−1は、記録されているコンテンツデータに付加されている重要度およびキーワードに基づいて、ネットワークコンテンツのダイジェスト(重要な部分またはユーザの好みの部分のみ)を再生するためのダイジェスト情報を作成し、それを記録する。ユーザ端末101−1は、作成されたダイジェスト情報に基づいて、記録されているコンテンツデータを読み出し再生する。これにより、ネットワークコンテンツのダイジェスト(ネットワークコンテンツの重要な部分またはユーザの好みの部分のみ)が再生される。
【0097】
また、ユーザ端末101−1は、ネットワークコンテンツに対応する放送コンテンツが記録されている場合、そのネットワークコンテンツのコンテンツデータにより作成されたダイジェスト情報に基づいて、記録されている放送コンテンツのダイジェストを再生する。さらに、ユーザ端末101−1は、作成されたダイジェスト情報を、ネットワーク1を介して、ユーザ端末101−2またはダイジェスト情報共有サーバ102に送信する。
【0098】
ダイジェスト情報共有サーバ102は、ユーザ端末101−1よりネットワーク1を介して送信されたダイジェスト情報、または、ダイジェスト情報共有サーバ102で作成されたダイジェスト情報などを、ユーザ端末101−2に、ネットワーク1を介して提供する。
【0099】
ユーザ端末101−2は、ダイジェスト情報共有サーバ102から、ダイジェスト情報共有サーバ102またはユーザ端末101−1により作成したダイジェスト情報を、ネットワーク1を介して取得する。または、ユーザ端末101−2は、ユーザ端末101−1から、ユーザ端末101−1により作成されたダイジェスト情報を、ネットワーク1を介して直接取得する。そして、ユーザ端末101−2は、取得されたダイジェスト情報に基づいて、記録されているコンテンツデータを読み出し、再生する。また、ユーザ端末101−2は、ネットワークコンテンツに対応する放送コンテンツが記録されている場合、そのネットワークコンテンツのコンテンツデータにより作成されたダイジェスト情報に基づいて、記録されている放送コンテンツのダイジェストを再生する。
【0100】
以上により、ユーザ端末101−2においては、他のユーザ端末101−1で生成されたダイジェスト情報に基づいて、ネットワークコンテンツのダイジェストが再生される。以上のように、ユーザ端末においては、他のユーザ端末などにより作成されたダイジェスト情報を利用して、コンテンツデータまたは放送コンテンツのダイジェストを再生することができる。
【0101】
図13は、ユーザ端末101(以下、ユーザ端末101−1,101−2は、個々に区別する必要がない場合、単にユーザ端末101と称する)の構成例を示している。なお、図13において、図3のユーザ端末4と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので、適宜省略する。
【0102】
チューナ部121は、放送局102が放送した放送コンテンツを含む放送波(電波)を受信し、処理部51に出力する。処理部51は、チューナ部121より出力された信号を、記録部122を構成する放送コンテンツ記憶部131に記録する。処理部51は、チューナ部121より出力された信号、または、放送コンテンツ記憶部131から読み出した信号を再生し、表示部56に出力する。
【0103】
図13の例においては、記憶部122は、動作ファイル記憶部61、コンテンツデータ記憶部62、データ一覧記憶部131、放送コンテンツ記憶部132、およびダイジェスト情報記憶部132により構成される。
【0104】
データ一覧記憶部131には、図3のデータ一覧記憶部63と同様に、コンテンツ提供サーバ3よりネットワーク1を介して受信されたコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部62に記録する際に、記録されたコンテンツデータに関する情報が、コンテンツデータ一覧表(図21を参照して後述する)として記録されている。
【0105】
放送コンテンツ記憶部132には、チューナ部121により受信された放送コンテンツが記録される。ダイジェスト情報記憶部133には、記録されているコンテンツデータに付加されている重要度およびキーワードに基づいて、作成されたコンテンツデータのダイジェスト情報(図23を参照して後述する)が記録されている。
【0106】
なお、図示は省略するがダイジェスト情報共有サーバ102も、図2に示したコンテンツ提供サーバ3と基本的に同様の構成とされる。従って、以下の説明においては、図2のコンテンツ提供サーバ3の構成は、必要に応じて、ダイジェスト情報共有サーバ102の構成としても引用される。
【0107】
次に、図14を参照して、図12のコンテンツデータ作成端末2のコンテンツデータ作成処理について説明する。
【0108】
コンテンツ情報作成端末2は、例えば、放送コンテンツが野球中継であった場合、野球の試合状況は、頻繁に変化していくものなので、放送コンテンツに対応するネットワークコンテンツのコンテンツデータを、試合状況の変化に応じて、リアルタイムに作成するために、野球の試合が行われる野球場などに設置されている。
【0109】
コンテンツデータ作成端末2のデータ製作者は、例えば、コンテンツデータ作成端末2において、コンテンツ提供サーバ3を立ち上げ、CGI(Common Gateway Interface)などを使用し、コンテンツ提供サーバ3に送信するコンテンツデータを作成する。
【0110】
コンテンツデータ作成端末2は、例えば、コンテンツデータに付加されるキーワード、または重要度を入力するために、図15に示されるようなキーワード入力ウインドウ141を出力部27を構成するLCDに表示させる。例えば、放送コンテンツが野球中継の場合、コンテンツデータに付加されるキーワードは、選手名、打撃結果(ホームラン、ヒット)、得点、および、現在の試合状況がこの試合全般においてどのくらい重要であるかを示す重要度などにより構成される。
【0111】
図15は、コンテンツデータ作成端末2のLCDに表示されるキーワード入力ウインドウ141の構成例を示している。図15の例の場合、キーワード入力ウインドウ141の上部のタイトルバー151には、この入力ウインドウ141のタイトルが試合情報であることが示されている。タイトルバー151の右側には、左から順に、このキーワード入力ウインドウ141の表示を最小化する最小化ボタン152、キーワード入力ウインドウ141の表示を最大化する最大化ボタン153、および、キーワード入力ウインドウ141を閉じる閉ボタン154が示されている。
【0112】
タイトルバー151の下には、順に、試合の経過が、何回目(イニング)の表または裏であるかを入力するための試合経過入力部161と試合経過入力ボタン162、現在、出走ランナーがいるか否か情報を入力するためのランナー情報入力ボタン163、現在の回のカウント情報(ストライク、ボールまたはアウトの情報)を入力するためのカウント情報入力ボタン164、現在の投手名、打者名および、その打撃結果などの現在の試合状況を入力するための試合状況入力部165、並びに、コンテンツデータの内容が、ネットワークコンテンツ全体において(例えば、現在の試合状況が、この試合全般において)どのくらい重要であるかを示す重要度を入力する重要度入力部166が示されている。例えば、現在の打撃結果がホームランであるというような、この試合の試合結果に影響を及ぼす状況の重要度は、大きい値(例えば、4や5など)が入力され、現在の打撃結果が三振であるというような、この試合の試合結果に影響を及ぼさない状況の重要度は、小さい値(例えば、0、1)が入力されたり、または、その値が入力されない。
【0113】
図16は、図15のキーワード入力ウインドウ141のソースコードを示している。図16の第3行目の「<title>試合情報</title>」は、図15のタイトルバー151に示されるこのキーワード入力ウインドウ141のタイトルが試合情報であることを示している。第6行目の「<input type="text" name="inning" size=2 >回」は、試合経過入力部161に入力されるデータのタイプが「text(文字)」であり、試合経過入力部161に入力される最大入力サイズが、「2」であり、その入力されるデータの名前が、「inning」であることを示している。第7行目および第8行目の「表<input name="top" type="radio"> 裏<input name="bottom" type="radio">」は、試合経過入力ボタン162に入力されるデータのタイプが「radio(ラジオボタン)」であり、その入力されるデータの名前が、表は、「top」であり、裏は、「bottom」であることを示している。
【0114】
第11行目および第12行目の「1塁<input name="first" type="radio"> 2塁<input name="second" type="radio"> 3塁<input name="third" type="radio">」は、ランナー情報入力ボタン163に入力されるデータのタイプが「radio(ラジオボタン)」であり、その入力されるデータの名前が、1塁は、「first」であり、2塁は、「second」であり、3塁は、「third」であることを示している。第15行目、第17行目、第18行目、および第20行目の「S<input name="S1" type="radio"> <input name="S2" type="radio">」、「B<input name="B1" type="radio"> <input name="B2" type="radio"> <input name="B3" type="radio">」、および「O<input name="O1" type="radio"> <input name="O2" type="radio">」は、カウント情報入力ボタン164に入力されるデータのタイプが「radio(ラジオボタン)」であり、その入力されるデータの名前が、S(ストライク)に対しては、「S1」および「S2」であり、B(ボール)に対しては、「B1」、「B2」および「B3」であり、O(アウト)に対しては、「O1」および「O2」であることを示している。
【0115】
第22行目乃至第24行目の「投手名:<input type="text" name="pitcher" size=10> 」、「打者名:<input type="text" name="hitter" size=10> 」、および「打撃結果:<input type="text" name="result" size=10> 」は、試合状況入力部165に入力されるデータのタイプが「text(文字)」であり、試合状況入力部165に入力される最大入力サイズが、「10」であり、その入力されるデータの名前が、投手名に対しては、「pitcher」であり、打者名に対しては、「hitter」であり、打撃結果に対しては、「result」であることを示している。第26行目の「重要度:<input type="text" name="importance" size=2> 」は、重要度入力部166に入力されるデータのタイプが「text(文字)」であり、重要度入力部166に入力される最大入力サイズが、「2」であり、その入力されるデータの名前が、「importance」であることを示している。
【0116】
以上のように、キーワード入力ウインドウ141は、現在の野球中継の試合状況(現在のコンテンツデータの内容)のキーワードが、早く簡単に入力できるようなラジオボタン(試合経過入力ボタン162、ランナー情報入力ボタン163、およびカウント情報入力ボタン164)、またはテキスト入力部(試合経過入力部161、試合状況入力部165、および重要度入力部166)により構成されている。したがって、このような入力ウインドウ141を見ながら、コンテンツデータ作成端末2を操作するデータ製作者は、入力部26を構成するマウスなどを操作することにより、現在の試合状況(コンテンツデータの内容)のキーワードをすばやく入力することができる。これに対応して、図14のステップS101において、CPU21は、入力部26を介して、コンテンツデータの内容に対応するキーワードおよび重要度を受け付ける。
【0117】
また、コンテンツデータ作成端末2は、コンテンツ提供サーバ3に送信するコンテンツデータ(HTMLデータ)」の作成を行うためのウインドウを出力部27を構成するLCDに表示させる。データ製作者は、そのウインドウを見ながら、入力部26を操作することによりコンテンツデータの作成を指示する。これに対応して、CPU21は、ステップS102において、図17に示されるように、HTMLデータ内のコメントアウトした部分に、ステップS101において受け付けたキーワードおよび重要度を付加する。また、このとき、CPU21は、キーワードと共に、コンテンツデータ作成日時も付加する。
【0118】
図17は、キーワードおよび重要度が付加されたコンテンツデータの構成例を示しており、図18は、図17のコンテンツデータをブラウザ表示した画面例を示している。なお、図18において、図15と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので省略する。
【0119】
図17の例の場合、第3行目乃至第9行目の「<!-- Keyword importance="4" hitter="△井" result="homerun" score="2" date="200210101935" -->は、表示画面に出力されないように、コメントアウトした部分に、重要度が「4」で、打者が「△井」で、打撃結果が「ホームラン」で、現在の得点が「2」で、このコンテンツデータの作成日時が「2002年10月10日19時35分」であるというキーワードが付加されている。これらのキーワードは、コメントアウトした部分に付加されているため、図18に示されるブラウザ表示の画面には、表示されない。
【0120】
第10行目の「<title>試合情報</title>」は、図18のタイトルバー151に示されるタイトルが「試合情報」であることを示している。第12行目の<body>乃至第26行目の</body>は、図18のブラウザ表示の画面に表示される、試合経過が、「4回 裏」であり、ランナー情報が、「ランナー:1塁」であり、現在のカウント情報(ストライク、ボールまたはアウトの情報)が、「カウントS●○ B●●○ O○○」(1ストライク、2ボール、ノーアウト)であり、現在の試合状況として、現在の投手が「投手:○原」であり、現在の打者が「打者:△井」であり、打撃結果が「打撃結果:ホームラン」であることを表している。なお、図17においては、コメントアウトした部分に、コンテンツデータのキーワードを付加するようにしたが、ブラウザの画面に出力させないような特別なタグを用いることで、コンテンツデータにキーワードを付加するようにしてもよい。
【0121】
ステップS103において、CPU21は、通信部29を制御し、上述したキーワードが付加された、新しいコンテンツデータを、ネットワーク1を介して、コンテンツ提供サーバ3に送信させる。
【0122】
以上のようにして、キーワードが付加された、新しいコンテンツデータが、コンテンツ提供サーバ3に送信される。これに対応して、コンテンツ提供サーバ3が実行するコンテンツデータ更新処理を、図19を参照して説明する。
【0123】
コンテンツ提供サーバ3のCPU21は、内蔵するクロックの計時動作に基づいて、ステップS121において、コンテンツデータを更新する所定の時間が経過したか否かを判断し、所定の時間が経過したと判断した場合、ステップS122に進む。
【0124】
CPU21は、ステップS122において、コンテンツデータ作成端末2から新しい(更新)コンテンツデータをネットワーク1を介して受信したか否かを判断する。コンテンツデータ作成端末2は、図18のステップS104において、キーワードが付加された、新しいコンテンツデータをネットワーク1を介してコンテンツ提供サーバ3に送信してくる。これに対応して、コンテンツ提供サーバ3のCPU21は、ステップS122において、コンテンツデータ作成端末2から新しいコンテンツデータをネットワーク1を介して受信したと判断し、ステップS123に進み、現在のコンテンツデータを、新しいコンテンツデータに上書き(更新)する。
【0125】
ステップS121において、所定の時間が経過していないと判断された場合、または、ステップS122において、コンテンツデータ作成端末2から新しいコンテンツデータをネットワーク1を介して受信していないと判断された場合、ステップS123の処理はスキップされ、処理は、ステップS124に進む。ステップS124において、コンテンツ提供サーバ3のCPU21は、ユーザ端末101からコンテンツデータの要求を受信したか否かを判断する。ユーザ端末101は、後述する図20のステップS144において、コンテンツ提供サーバ3に、コンテンツデータの要求をネットワーク1を介して送信してくる。
【0126】
これに対応して、CPU21は、ステップS124において、ユーザ端末101からコンテンツデータの要求を受信したと判断し、ステップS125に進み、ユーザ端末101に要求されたコンテンツデータをネットワーク1を介して送信し、ステップS121に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0127】
一方、ステップS124において、ユーザ端末101からコンテンツデータの要求を受信していないと判断された場合、ステップS125の処理はスキップされ、処理は、ステップS121に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0128】
以上のようにして、コンテンツ提供サーバ3においてネットワークコンテンツのコンテンツデータが、所定の時間毎に更新される。この更新されたコンテンツデータを受信し、記録するユーザ端末101の処理を、図20のフローチャートを参照して説明する。なお、図20は、基本的に、図6の処理と同じ処理を行うため、繰り返しになるので、その詳細な説明は省略する。
【0129】
ユーザは、入力部53を構成するマウスなどを操作することでコンテンツデータ記録処理を開始する。これに対応して、ステップS141において、処理部51は、内蔵するRAMに記憶部55からプログラムをロードする。
【0130】
ユーザは、所定の時間毎に更新されるネットワークコンテンツのコンテンツデータを記録するために、入力部53を介して、コンテンツデータを要求するアクセス先のURL情報、コンテンツデータ要求のアクセス開始時刻、アクセス終了時刻、アクセス間隔、コンテンツデータ記憶部62内のコンテンツデータの保存先ディレクトリ、および、保存ファイル名称規則を入力する。これに対応して、ステップS142において、処理部51は、入力された情報を記録動作ファイルとして定義し、動作ファイル記憶部61に記録する。
【0131】
処理部51は、ステップS143において、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス開始時刻になるまで待機しており、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス開始時刻になったと判断した場合、ステップS144に進み、ネットワークインタフェース54を制御し、ネットワーク1を介して、コンテンツ提供サーバ3に対して、コンテンツデータの要求を送信させる。
【0132】
これに対応して、コンテンツ提供サーバ3は、図19のステップS124において、要求されたコンテンツデータをネットワーク1を介して、ユーザ端末101に送信してくる。そこで、ステップS145において、処理部51は、ネットワークインタフェース54を制御し、コンテンツデータを受信させ、受信したコンテンツデータを、記録動作ファイルのコンテンツデータの保存先ディレクトリおよび保存ファイル名称規則などに基づいて、コンテンツデータ記憶部62に記録する。また、同時に、処理部51は、クロック52の示したアクセス時刻、コンテンツデータの保存ファイル名などの情報に加えて、コンテンツデータに付加されたキーワードおよび重要度を、コンテンツデータ情報として、データ一覧記憶部133のコンテンツデータ一覧表に記録し、ステップS146に進む。
【0133】
図21は、データ一覧記憶部133に記録されるコンテンツデータ一覧表の構成例を示している。なお、図21においては、図5のコンテンツデータ一覧表と対応する部分には、対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
【0134】
図21のコンテンツデータ一覧表は、コンテンツデータ記憶部62に記録されたコンテンツデータのファイル名、コンテンツデータをコンテンツ提供サーバ3に要求した時刻(アクセス時刻)、コンテンツデータの保存先ディレクトリ、そのコンテンツデータに付加された重要度およびキーワードにより構成される。
【0135】
図21の例においては、ファイル名が「○○○1.html」であるコンテンツデータは、「19:20:00」(19時20分00秒)にコンテンツ提供サーバ3に要求され、取得されたものであり、ディレクトリ「○○○1」に記録されており、重要度が「4」で、キーワードが、「hitter="△井" result="homerun" score="2"」であることが示されている。ファイル名が「○○○2.html」であるコンテンツデータは、「19:22:20」(19時20分20秒)にコンテンツ提供サーバ3に要求され、取得されたものであり、ディレクトリ「○○○2」に記録されており、重要度が「1」で、キーワードが、「hitter="○原" result="hit" score="2"」であることが示されている。ファイル名が「○○○3.html」であるコンテンツデータは、「19:28:00」(19時28分00秒)にコンテンツ提供サーバ3に要求され、取得されたものであり、ディレクトリ「○○○3」に記録されており、重要度が「なし(入力されていない)」で、キーワードが、「hitter="□部" result="strikeout" score="2"」であることが示されている。
【0136】
図20のステップS146において、処理部51は、ステップS5において受信したコンテンツデータ(HTMLデータ)に含まれるメタデータまたはJava(R)Scriptなどで書かれているコンテンツデータ更新情報に基づいて、次回のアクセス時刻を取得し、ステップS147に進む。
【0137】
ステップS147において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス終了時刻になったか否かを判断し、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス終了時刻になっていないと判断した場合、ステップS143に戻る。ステップS143において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、ステップS146において取得したアクセス時刻になるまで待機しており、クロック52の計時動作による時刻が、アクセス時刻になったと判断した場合、ステップS144に進み、それ以降の処理を繰り返す。
【0138】
ステップS147において、処理部51は、クロック52の計時動作による時刻が、記録動作ファイルのアクセス終了時刻になったと判断した場合、コンテンツデータ記録処理を終了させる。
【0139】
以上のようにして、コンテンツ提供サーバ3において、所定の時間毎に自動更新されるコンテンツデータが、ユーザ端末101に受信され、記録される。次に、ユーザ端末101に記録されたコンテンツデータを用いて、コンテンツデータの内容が、ネットワークコンテンツ全体(試合全体)においてどのくらい重要であるかを示す重要度に基づいて、ネットワークコンテンツのダイジェストを再生するための、ダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報作成処理を、図22のフローチャートを参照して説明する。
【0140】
ユーザは、入力部53を操作し、ダイジェスト作成時間を入力する。これに対応して、ステップS161において、処理部51は、指定されたコンテンツデータのダイジェスト作成時間を設定する。ステップS162において、処理部51は、指定されたコンテンツデータのうち、重要度を有するコンテンツデータの情報(保存ファイル名など)をデータ一覧記憶部131のコンテンツデータ一覧表から取得する。また、処理部51は、コンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、重要度を有するコンテンツデータの再生時間を計算し、ステップS163に進む。なお、コンテンツデータ一覧表の時刻は、コンテンツ提供サーバ3へのアクセス時刻であるため、コンテンツデータのアクセス時刻から、その直後のコンテンツデータのアクセス時刻までが、そのコンテンツデータの再生時間として求められる。
【0141】
ステップS163において、処理部51は、ステップS162において計算された重要度を有するコンテンツデータの再生時間が、ステップS161において設定されたダイジェスト作成時間内であるか否かを判断し、重要度を有するコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内であると判断された場合、ステップS167に進む。
【0142】
ステップS163において、重要度を有するコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内ではないと判断された場合、ステップS164において、処理部51は、重要度を有するコンテンツデータの中から、重要度が大きい値である(例えば、重要度が4以上である)コンテンツデータを選択する。また、処理部51は、コンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間を計算し、ステップS165に進む。
【0143】
ステップS165において、処理部51は、ステップS164において計算された重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間が、ダイジェスト作成時間内であるか否かを判断し、重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内であると判断された場合、ステップS167に進む。ステップS165において、重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内ではないと判断された場合、ステップS166において、処理部51は、重要度が大きい値であるコンテンツデータの中から、時刻の最も古いコンテンツデータを削除する。コンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、時刻の最も古いコンテンツデータが削除された後の重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間を計算し、ステップS165に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0144】
ステップS167において、処理部51は、再生時間が、ダイジェスト作成時間であると判断されたコンテンツデータのリスト情報を、ダイジェスト情報として生成し、ダイジェスト情報記憶部133に記録する。
【0145】
図23は、ダイジェスト情報記憶部133のダイジェスト情報の構成例を示している。図23のダイジェスト情報は、ユーザ端末101に設定されている地域コード、このコンテンツデータのネットワークコンテンツに対応する放送コンテンツが放送される放送局103のチャンネル情報(局Ch)、ネットワークコンテンツに対応する放送コンテンツの番組名、ダイジェスト情報として取得されたコンテンツデータの時刻(コンテンツ提供サーバ3へのアクセス時刻)、および、そのコンテンツデータのファイル名が「19:20:00」(19時20分00秒)および「○○○1.html」、「19:30:00」(19時30分00秒)および「○○○3.html」と続いて示される。
【0146】
ステップS168において、処理部51は、作成されたダイジェスト情報に基づいて、コンテンツデータをコンテンツデータ記憶部62から読み出し、ネットワークコンテンツのダイジェストを再生し、表示部56に表示させ、処理を終了する。
【0147】
以上のようにして、コンテンツデータの重要度を有する部分だけをネットワークコンテンツのダイジェストとして再生することができる。次に、コンテンツデータの内容がネットワークコンテンツ全体(試合全般)においてどのくらい重要であるかを示す重要度だけでなく、コンテンツデータの内容に関するキーワードにも基づいて、ダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報作成処理を、図24のフローチャートを参照して説明する。なお、図24のステップS181、S182、S185乃至S189は、図22のステップS161、S162、S164乃至S168の処理と基本的に同じであるため、その詳細な説明は省略する。
【0148】
ユーザは、入力部53を操作し、ダイジェスト作成時間を入力する。これに対応して、処理部51は、ステップS181において、指定されたコンテンツデータのダイジェスト作成時間を設定し、ステップS182に進み、指定されたコンテンツデータのうち、重要度を有するコンテンツデータの情報をデータ一覧記憶部131のコンテンツデータ一覧表から取得する。ユーザは、入力部53を操作し、例えば、放送コンテンツが野球中継の場合、選手名、打撃結果(ホームラン、ヒット)、得点などのキーワードを入力する。これに対応して、ステップS183において、処理部51は、重要度を有するコンテンツデータの中から、さらに、キーワードを含むコンテンツデータの情報をコンテンツデータ一覧表から取得する。また、処理部51は、コンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、キーワードを含むコンテンツデータの再生時間を計算し、ステップS184に進む。
【0149】
ステップS184において、処理部51は、ステップS183において計算されたキーワードを含むコンテンツデータの再生時間が、ステップS181において設定されたダイジェスト作成時間内であるか否かを判断し、キーワードを含むコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内であると判断された場合、ステップS188に進む。
【0150】
ステップS184において、キーワードを含むコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内ではないと判断された場合、ステップS185において、処理部51は、キーワードを含むコンテンツデータの中から、重要度が大きい値である(例えば、重要度が4以上である)コンテンツデータを選択する。また、処理部51は、コンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間を計算し、ステップS186に進む。
【0151】
ステップS186において、処理部51は、ステップS185において計算された重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間が、ダイジェスト作成時間内であるか否かを判断し、重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内であると判断された場合、ステップS188に進む。ステップS186において、重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間がダイジェスト作成時間内ではないと判断された場合、ステップS187において、処理部51は、重要度が大きい値であるコンテンツデータの中から、時刻の最も古いコンテンツデータを削除する。コンテンツデータ一覧表の時刻に基づいて、時刻の最も古いコンテンツデータが削除された後の重要度が大きい値であるコンテンツデータの再生時間を計算し、ステップS186に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0152】
ステップS188において、処理部51は、再生時間が、ダイジェスト作成時間であると判断されたコンテンツデータのリスト情報を、ダイジェスト情報として作成し、ダイジェスト情報記憶部133に記録する。
【0153】
ステップS189において、処理部51は、作成されたダイジェスト情報に基づいて、コンテンツデータをコンテンツデータ記憶部62から読み出し、再生し、表示部56に表示させ、処理を終了する。
【0154】
以上のようにして、ユーザにより選択されたキーワードに基づいて、コンテンツデータのダイジェスト情報が作成され、ダイジェスト情報に基づいて、ネットワークコンテンツのダイジェストを再生することができる。
【0155】
また、ダイジェスト情報を作成したネットワークコンテンツに対応する放送コンテンツが、放送コンテンツ記憶部132に記録(録画)されている場合、作成されたダイジェスト情報に基づいて、放送コンテンツを再生するようにしてもよい。この場合、ダイジェスト情報に含まれるコンテンツデータの時刻に基づいて、その時刻の周辺の時刻(例えば、前後1分)の放送コンテンツを読み出し、再生するようにすることにより実現される。これにより、ユーザ端末101においては、放送コンテンツまたはそれに対応するコンテンツデータのどちらか一方のダイジェストを見ることもできるし、それら両方のダイジェストを同期させて見ることもできる。
【0156】
さらに、ユーザ端末101−1は、作成したダイジェスト情報を、ネットワーク1を介して、ユーザ端末101−2に、電子メールなどに添付して送ることにより、ユーザ端末101−2とのダイジェスト情報の交換が可能になる。
【0157】
ユーザ端末101−1のダイジェスト情報送信処理と、それに対応するユーザ端末102−2のダイジェスト情報受信処理を、図25のフローチャートを参照して説明する。この場合、ユーザ端末101−1およびユーザ端末101−2には、ユーザ端末101−1より受信したダイジェスト情報が対応するコンテンツデータおよび放送コンテンツが記録されているものとする。
【0158】
ステップS201において、ユーザ端末101−1の処理部51は、上述した図22または図24に示されるようにして作成されたダイジェスト情報をダイジェスト情報記憶部133から読み出し、ステップS202に進む。ステップS202において、処理部51は、ネットワークインタフェース54を制御し、読み出したダイジェスト情報を、ユーザ端末101−2にネットワーク1を介して送信する。
【0159】
これに対応して、ユーザ端末101−2の処理部51は、ステップS201において、ネットワークインタフェース54を介して、ユーザ端末101−1からのダイジェスト情報を受信し、ステップS212に進む。ステップS212において、処理部51は、ユーザ端末101−1からのダイジェスト情報に基づいて、コンテンツデータ記憶部62に記録されているコンテンツデータを読み出し、表示部56に表示させる。
【0160】
以上のようにして、ユーザ端末101−2においては、他のユーザ端末101−1により作成されたダイジェスト情報に基づいて、コンテンツデータが読み出される。なお、ステップS212において、コンテンツデータ記憶部62に記録されているコンテンツデータの代わりに、放送コンテンツ記憶部132に記憶されている放送コンテンツを再生するようにしてもよいし、ダイジェスト情報に基づいて、コンテンツデータおよび放送コンテンツの両方を合わせて再生するようにしてもよい。
【0161】
なお、以上においては、ユーザ端末101−1からネットワーク1を介して、ユーザ端末102−2に、ダイジェスト情報を送信するようにしたが、ユーザ端末101−1は、作成したダイジェスト情報を、ネットワーク1を介して、ダイジェスト情報共有サーバ102に送信することにより、他のユーザ端末101とダイジェスト情報を共有するようにしてもよい。
【0162】
この場合、ダイジェスト情報共有サーバ102は、各ユーザ端末101から送信されたダイジェスト情報をネットワーク1上で提供(公開)する。これにより、ユーザ端末101は、他のユーザ端末101で作成されたダイジェスト情報に基づいて、ネットワークコンテンツまたは放送コンテンツのダイジェストを再生することができる。なお、この場合、ダイジェスト情報共有サーバ102は、各ユーザ端末101から送信されたダイジェスト情報に基づいてランキングを行い、その結果からさらにダイジェスト情報を作成し、各ユーザ端末101に提供するようにしてもよい。
【0163】
なお、上記説明においては、ダイジェスト情報を作成するためのキーワードおよび重要度をコンテンツデータに付加してユーザ端末101にネットワーク1を介して送信する場合について説明したが、放送コンテンツの終了直後に、キーワード情報および重要度のみをコンテンツ提供サーバ3またはコンテンツデータ作成端末2などから提供するようにすることもできる。この場合、コンテンツデータ製作者は、重要度の設定を1乃至Nまで重ならない値を設定することができるため、キーワードおよび重要度の情報の確実性が向上する。また、このキーワード情報のみを放送波を利用して、放送局103により、ユーザ端末101に送信するようにしてもよい。この場合、ネットワーク1に接続されていなくても、放送波が受信できれば、ダイジェスト情報の作成が可能になる。
【0164】
さらに、上記説明においては、ネットワークコンテンツをリアルタイムに配信する場合について説明したが、例えば、ネットワークコンテンツの対応する放送コンテンツが生放送ではない場合、ネットワークコンテンツを予め作成し、送信しておくことにより、放送コンテンツの放送時に集中するネットワークの付加を軽減することもできる。
【0165】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
【0166】
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図2、図3、図13に示されるように、磁気ディスク31,71(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク32,72(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク33,73(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ34,74などよりなるパッケージメディア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される記憶部28,55,122などにより構成される。
【0167】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0168】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0169】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、所定の時間毎に更新されるインターネット上のコンテンツを、好みの時刻に再生することができる。また、本発明によれば、自動更新されるインターネット上のコンテンツを、好みの部分だけ再生することができる。
【0170】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報提供システムの構成を示す図である。
【図2】図1のコンテンツデータ提供サーバの構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のユーザ端末の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1のコンテンツデータ記憶部の構成例を示す図である。
【図5】図1のデータ一覧記憶部の構成例を示す図である。
【図6】図1のユーザ端末のコンテンツデータ記録処理を説明するフローチャートである。
【図7】図1のユーザ端末のコンテンツデータ再生処理を説明するフローチャートである。
【図8】図1のユーザ端末の表示画面の構成例を説明する図である。
【図9】図1のコンテンツデータ提供サーバのコンテンツデータ記録処理を説明するフローチャートである。
【図10】図2の記憶部の構成例を示す図である。
【図11】図1のコンテンツデータ提供サーバのコンテンツデータ再生処理を説明するフローチャートである。
【図12】本発明を適用した情報提供システムの他の構成例を示す図である。
【図13】図12のユーザ端末の構成例を示すブロック図である。
【図14】図12のコンテンツデータ作成端末のコンテンツデータ作成処理を説明するフローチャートである。
【図15】キーワード入力ウインドウの例を示す図である。
【図16】図15のキーワード入力ウインドウのソースコードを示す図である。
【図17】キーワードが付加されたコンテンツデータの例を示す図である。
【図18】図17のコンテンツデータをブラウザ表示画面を示す図である。
【図19】図12のコンテンツデータ提供サーバのコンテンツデータ更新処理を説明するフローチャートである。
【図20】図12のユーザ端末のコンテンツデータ記録処理を説明するフローチャートである。
【図21】図13のデータ一覧記憶部の構成例を示す図である。
【図22】図12のコンテンツデータ提供サーバのダイジェスト情報作成処理を説明するフローチャートである。
【図23】図13のダイジェスト情報記録部の構成例を示す図である。
【図24】図12のコンテンツデータ提供サーバのダイジェスト情報作成処理の他の例を説明するフローチャートである。
【図25】図12のユーザ端末のダイジェスト情報送受信処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク,2 コンテンツ作成端末,3 コンテンツ提供サーバ,4−1,4−2 ユーザ端末,51 処理部,52 クロック,53 入力部,54ネットワークインタフェース,55 記憶部,56 表示部,61 動作ファイル記憶部,62 コンテンツデータ記憶部,63 データ一覧記憶部,101−1,101−2 ユーザ端末,102 ダイジェスト情報共有サーバ,103放送局,121 チューナ部,122 記憶部,131 データ一覧記憶部,132 放送コンテンツ記憶部,133 ダイジェスト情報記憶部
Claims (8)
- 所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段により受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータを要求した時刻を示す前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録するデータ記録手段と、
ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および前記コンテンツデータを早送りするための読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定する読み出し情報設定手段と、
前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記コンテンツデータの表示を制御する表示制御手段と
を備える情報処理装置。 - 前記コンテンツデータは、前記コンテンツデータの内容に関するキーワードおよび重要度を有しており、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの中から、前記コンテンツデータに含まれる前記キーワードまたは重要度に基づいて、前記コンテンツデータを選択するデータ選択手段と、
前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報を含む、前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータのリスト情報を、ダイジェスト情報として記録するダイジェスト情報記録手段とさらに備え、
前記読み出し手段は、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータを、前記ダイジェスト情報にも基づいて読み出す
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ダイジェスト情報を、前記ネットワークに接続される他の情報処理装置に送信する送信手段をさらに備える
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記コンテンツは、放送局より放送される放送コンテンツに連動して更新されるコンテンツであり、
前記放送コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段により受信された前記放送コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、
前記ダイジェスト情報に基づいて、前記コンテンツ記録手段により記録された前記放送コンテンツを再生する再生手段と
をさらに備える請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータの総再生時間が所定の時間内ではない場合、前記データ選択手段により選択された前記コンテンツデータのリスト情報から、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報の最も古いコンテンツデータを削除する削除手段
をさらに備える請求項2に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が、
所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信し、
受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録し、
ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定し、
前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、
読み出された前記コンテンツデータの表示を制御する
ステップを含む情報処理方法。 - 所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信し、
受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録し、
ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定し、
前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、
読み出された前記コンテンツデータの表示を制御する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されている記録媒体。 - 所定の時間毎に更新されるコンテンツのコンテンツデータを、ネットワークに接続される情報提供装置から受信し、
受信された前記コンテンツデータを、前記コンテンツのファイル名に連番が付された連番ファイル名、前記コンテンツデータの保存先ディレクトリ、および前記情報提供装置に対して前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報からなるコンテンツデータ一覧表とともに記録し、
ユーザの操作に対応して、前記コンテンツデータの読み出し開始時刻および読み出し時間間隔を含むデータ読み出し情報を設定し、
前記読み出し開始時刻になったとき、最小の番号が付された前記連番ファイル名のコンテンツデータから、前記データ記録手段により記録された前記コンテンツデータの読み出しを開始し、その後、前記コンテンツデータを読み出す順番を、前記コンテンツデータへのアクセス時刻情報に基づいて求め、前記読み出し時間間隔に基づいて、次々に読み出し、
読み出された前記コンテンツデータの表示を制御する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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