JP2001054090A - 情報受信装置および情報受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報受信装置および情報受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001054090A
JP2001054090A JP22574299A JP22574299A JP2001054090A JP 2001054090 A JP2001054090 A JP 2001054090A JP 22574299 A JP22574299 A JP 22574299A JP 22574299 A JP22574299 A JP 22574299A JP 2001054090 A JP2001054090 A JP 2001054090A
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Hikari Osawa
光 大澤
Masanobu Ueda
昌伸 上田
Yasushi Nakayama
泰 中山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作でコンテンツ再生を行うことがで
き、コンテンツの検索性に優れ、しかもコンテンツに関
する情報の変更に柔軟に対応でき、さらにネットワーク
経由の再生以外の再生を行うこと。 【解決手段】 インターネット200を介して接続され
コンテンツに関する番組情報を管理する番組配信サーバ
400から番組情報を取得する番組表情報取得部133
と、番組情報に基づいて複数のコンテンツの中から再生
すべきコンテンツを選択するキー群130と、キー群1
30により選択されたコンテンツに対応するストリーミ
ングコンテンツ情報をストリーミング配信サーバ500
から取得するストリーミングコンテンツ情報取得部13
8と、ストリーミングコンテンツ情報取得部138によ
り取得されたストリーミングコンテンツ情報を再生する
ユーザインターフェイス制御部132とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
しての情報の受信/配信に用いられる情報受信装置およ
び情報受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関するものであり、特に、受信者側で
簡単な操作で情報の再生が可能な情報受信装置および情
報受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に関するものである。
【0002】近時、音声・動画データの圧縮技術の著し
い向上に伴い、データの配信に必要な配信サーバおよび
通信プロトコルをインターネット環境やイントラネット
環境で実現することにより、従来型のダウンロード再生
に代えてストリーミング再生が急激に普及しつつある。
この従来型のダウンロード再生では、クライアント側に
音声・画像データを完全にダウンロードしてから再生を
始める必要があり、長時間にわたる音声・動画コンテン
ツの場合には、ファイルサイズが非常に大きくなり、そ
の結果、ダウンロードに必要な待ち時間が長すぎて実用
に耐えないという問題があった。
【0003】一方、ストリーミング再生では、最初に数
秒程度のデータバッファリング処理を行うだけで再生が
始まり、以後、継続的にデータを受信しながら再生を続
けることが可能であるため、長時間にわたる音声・動画
コンテンツでも、実用に耐えうる時間内で受信/再生す
ることが可能である。ここで、以下においては、このス
トリーミング技術により、再生可能なコンテンツの情報
をストリーミングコンテンツ情報という。
【0004】しかしながら、現状のストリーミングシス
テムにおいて、クライアントが上記ストリーミグコンテ
ンツ情報を受信/再生する際には、面倒な操作手順を踏
まなければならないという問題が依然として解決されて
いない。かかる事情により、従来においては、簡単な操
作でストリーミングコンテンツ情報を受信/再生する手
段、方法が要請されている。
【0005】
【従来の技術】従来の情報配信システムは、コンテンツ
に関するストリーミングコンテンツ情報を配信するスト
リーミング配信サーバと、上記ストリーミングコンテン
ツ情報を受信するクライアントと、ストリーミング配信
サーバおよびクライアントをそれぞれ接続するネットワ
ーク(インターネット、イントラネット等)とから構成
されている。
【0006】上記構成において、受信者は、クライアン
トをダイアルアップ接続させるべく、ダイアルアップ接
続先の番号の入力、パスワードの入力を行う。そして、
クライアントがダイアルアップ接続されると、受信者
は、ブラウザを起動させた後、このブラウザを用いて、
所望のコンテンツに関する情報リソースにアクセスする
ためのURL(Uniform Resource Locator)を入力す
る。
【0007】これにより、クライアントは、HTML
(Hypertext Markup Language)文書形式で記述された
当該コンテンツの名称、配信開始時刻等に関する番組情
報を取得する。つぎに、受信者は、上記番組情報を確認
した後、ブラウザの起動とは別に、ストリーミングコン
テンツ情報を再生するためのプレーヤと呼ばれるプログ
ラムを起動させた後、このプレーヤによりストリーミン
グコンテンツ情報をネットワーク経由で再生させる。な
お、上述した例は、受信者が所望のコンテンツに関する
URLをあらかじめ知っている場合の動作例である。
【0008】一方、複数のコンテンツの中から所望のコ
ンテンツを検索し、この検索結果に基づいて、所望のコ
ンテンツに関するストリーミングコンテンツ情報を再生
する場合には、受信者は、検索エンジンと呼ばれる情報
検索システムによる検索を行う。この検索においては、
受信者により所望のコンテンツに関するキーワードが入
力されると、検索エンジンにより、上記キーワードと一
致するキーワードを含むHTML文書形式で記述された
番組情報が検索される。
【0009】そして、受信者は、上記番組情報に基づい
て、所望のコンテンツを選択した後、上述した動作と同
様にして、プレーヤを起動させることで、所望のコンテ
ンツに関するストリーミングコンテンツ情報をネットワ
ーク経由で再生させる。また、クライアントにおいて
は、次回、検索を迅速に行うために、ブラウザの機能に
より、再生されたストリーミングコンテンツ情報に対応
するURLが保存される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、従来の情報配信システムにおいては、つぎの
(1)項〜(5)項にそれぞれ挙げた問題点があった。
【0011】(1)クライアントにおいてストリーミン
グコンテンツ情報が再生されるまでに、受信者により面
倒な操作、設定が必要であるため、非常に使いにくいシ
ステムである。すなわち、従来の情報配信システムにお
いては、「ダイヤルアップ接続に関する設定」、「ブラ
ウザの起動」、「URLの入力」、「プレーヤに関する
設定(ダウンロード等の環境設定)」、「プレーヤの起
動」等という一連の操作、設定を行う必要があるため、
特に、コンピュータ関連の扱いに不慣れな初心者は、容
易にコンテンツの提供を受けることができない。
【0012】(2)コンテンツの検索性が悪い。すなわ
ち、従来の情報配信システムにおいては、検索エンジン
によりコンテンツに関する番組情報が得られるが、この
番組情報に関するHTML文書のフォーマットが統一さ
れていないため、受信者にとって検索しにくい。さら
に、従来の情報配信システムにおいては、検索エンジン
の検索結果にタイトル等の簡単な情報しか含まれておら
ず、受信者が本来必要とするコンテンツの詳細な情報
(コンテンツの具体的内容)が含まれていないため、的
確な検索を行うことができない。
【0013】(3)コンテンツに関する情報の変更に迅
速に対応できない。すなわち、従来の情報配信システム
においては、ブラウザの機能によりコンテンツに関する
URLが保存されるが、当該コンテンツが抹消されてい
たり、URLが変更されている場合、保存されているU
RLが無意味なものとなってしまう。
【0014】(4)リアルタイム再生の見逃しが頻繁に
発生する。すなわち、ライブ放送のようにあらかじめ決
められた時間帯のみストリーミングコンテンツ情報の配
信を行う場合には、現状のテレビジョン番組のような情
報が、統一的な形式や、決まったURLを使ってHTM
L文書で管理されてないため、当該コンテンツを見逃し
てしまうことが、頻繁に発生する。
【0015】(5)コンテンツの閲覧性が悪い。すなわ
ち、従来の情報配信システムにおいては、プレーヤによ
り再生が指示されてから、実際にストリーミングコンテ
ンツ情報の再生が開始されるまでに数十秒ものタイムラ
グが発生する。このタイムラグの時間は、ストリーミン
グコンテンツ情報がネットワークにバッファリングされ
るのに要する時間と、ストリーミングコンテンツ情報が
クライアントにバッファリングされるのに要する時間と
の和である。このタイムラグは、ストリーミングコンテ
ンツ情報のビットレートが高くなるにしたがって大きく
なる。このことから、従来の情報配信システムにおいて
は、たとえば、テレビジョンのチャンネルを順次変える
ようにして、受信者が複数のコンテンツを短時間で順番
に閲覧することで、所望のコンテンツを選択するという
操作を行うことが実質できない。
【0016】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
簡単な操作でコンテンツ再生を行うことができ、コンテ
ンツの検索性に優れ、しかもコンテンツに関する情報の
変更に柔軟に対応でき、さらにネットワーク経由の再生
以外の再生を行うことができる情報受信装置および情報
受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、ネットワークを介して接
続されコンテンツに関する番組情報を管理する番組サー
バから前記番組情報を取得する番組情報取得手段(後述
する一実施の形態の番組表情報取得部133に相当)
と、前記番組情報に基づいて複数のコンテンツの中から
再生すべきコンテンツを選択する選択手段(後述する一
実施の形態のキー群130に相当)と、前記選択手段に
より選択されたコンテンツに対応する情報を情報配信装
置から取得する情報取得手段(後述する一実施の形態の
ストリーミングコンテンツ情報取得部138に相当)
と、前記情報取得手段により取得された情報を再生する
再生手段(後述する一実施の形態のユーザインターフェ
イス制御部132に相当)とを備えることを特徴とす
る。
【0018】この請求項1にかかる発明によれば、番組
情報取得手段により番組情報が取得されると、選択手段
により、上記番組情報に基づいて、複数のコンテンツの
中から再生すべきコンテンツが選択される。そして、情
報取得手段により、選択されたコンテンツに対応する情
報が取得された後、この情報は、再生手段により再生さ
れる。
【0019】このように、請求項1にかかる発明によれ
ば、番組情報に基づいて再生すべきコンテンツが選択さ
れた時点で自動的にコンテンツに関する情報の取得、再
生を行うようにしたので、従来のようにブラウザの起
動、プレーヤの起動等といった面倒な操作が一切不要で
あるため、簡単な操作でコンテンツ再生を行うことがで
きる。また、請求項1にかかる発明によれば、番組情報
に基づいて、再生すべきコンテンツを選択するようにし
たので、極めて簡単にしかも的確にコンテンツの検索を
行うことができる。
【0020】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の情報受信装置において、前記情報取得手段によ
り取得された情報を記憶する記憶手段(後述する一実施
の形態の記憶部140に相当)を備え、前記選択手段
は、録画再生指示があった場合、前記記憶手段に記憶さ
れた情報のメニューを示す録画再生メニューの中から録
画再生すべき情報を選択し、前記再生手段は、前記選択
手段により選択された、前記記憶手段に記憶された前記
情報を再生することを特徴とする。
【0021】この請求項2にかかる発明によれば、録画
再生指示があると、選択手段は、記憶手段にあらかじめ
記憶されている情報のメニューの中から録画再生すべき
情報を選択する。これにより、再生手段においては、上
記選択された情報が録画再生される。
【0022】このように、請求項2にかかる発明によれ
ば、たとえば、ライブ放送のようにあらかじめ決められ
た時間帯のみ配信されるコンテンツに関する情報を記憶
手段に記憶させ、この情報を後で録画再生するようにし
たので、ネットワーク経由再生にとらわれることなく、
これ以外の再生(この場合、録画再生)を容易に行うこ
とができる。
【0023】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
に記載の情報受信装置において、前記再生手段における
再生履歴情報および再生された情報の属性情報を管理す
る管理手段(後述する一実施の形態のユーザインターフ
ェイス制御部132に相当)を備え、前記選択手段は、
前記番組情報に代えて、前記再生履歴情報および前記属
性情報に基づいて、再生すべきコンテンツを選択するこ
とを特徴とする。
【0024】この請求項3にかかる発明によれば、管理
手段により、情報の再生履歴情報および再生された情報
の属性情報がそれぞれ管理される。この場合、選択手段
は、上記再生履歴情報および属性情報に基づいて、過去
に再生されたコンテンツの中から再生すべきコンテンツ
を選択する。これにより、情報取得手段により、選択さ
れたコンテンツに対応する情報が取得された後、この情
報は、再生手段により再生される。
【0025】このように、請求項3にかかる発明によれ
ば、再生履歴情報および属性情報に基づいて再生を行う
ようにしたので、受信者が過去に配信を受けたコンテン
ツを、迅速に再生することができる。
【0026】また、請求項4にかかる発明は、請求項3
に記載の情報受信装置において、前記管理手段は、前記
再生手段により再生された情報に基づいて前記属性情報
を更新することを特徴とする。
【0027】この請求項4にかかる発明によれば、再生
手段により情報が再生されると、管理手段は、再生中の
情報に基づいて、すでに存在する属性情報を更新する。
このように、請求項4にかかる発明によれば、再生中、
すなわち、最新の情報に基づいて、属性情報を更新する
ようにしたので、コンテンツに関する情報(ここでは、
属性情報)の変更に柔軟に対応することができる。
【0028】また、請求項5にかかる発明は、請求項1
〜4のいずれか一つに記載の情報受信装置において、接
続確立情報を保持する接続確立情報保持サーバ((後述
する一実施の形態のダイアルアップ接続管理サーバ30
0に相当)から取得した前記接続確立情報に基づいて、
前記ネットワークとの間の接続を確立する接続手段(後
述する一実施の形態のユーザインターフェイス制御部1
32に相当)を備えることを特徴とする。
【0029】この請求項5にかかる発明によれば、接続
手段により、接続確立情報保持サーバから接続確立情報
を取得した後、これに基づいてネットワークとの接続が
自動的に行われる。このように請求項5にかかる発明に
よれば、従来のたとえばダイアルアップ接続のように接
続確立情報を入力するための操作が不要となるため、受
信者の使い勝手が向上する。
【0030】また、請求項6にかかる発明は、請求項1
に記載の情報受信装置において、前記番組情報取得手段
は、番組サーバからコンテンツに関する画像情報を含む
番組情報を取得し、前記選択手段は、前記画像情報を含
む番組情報に基づいて複数のコンテンツの中から再生す
べきコンテンツを選択することを特徴とする。
【0031】この請求項6にかかる発明によれば、番組
情報取得手段により、画像情報を含む番組情報が取得さ
れると、選択手段により、画像情報を含む番組情報に基
づいて、再生すべきコンテンツが選択される。このよう
に、請求項6にかかる発明によれば、画像情報を番組情
報に含ませたことにより、視覚的にコンテンツ情報の選
択が可能となるため、より迅速にコンテンツ情報の選択
が可能となる。
【0032】また、請求項7にかかる発明は、請求項1
〜6のいずれか一つに記載の情報受信装置において、前
記情報取得手段は、前記情報配信装置に代えて、前記番
組サーバに保持された情報を取得することを特徴とす
る。
【0033】この請求項7にかかる発明によれば、情報
取得手段により、番組サーバに保持された情報が取得さ
れると、再生手段においては、取得された情報が録画再
生される。このように、請求項7にかかる発明によれ
ば、たとえば、ライブ放送のようにあらかじめ決められ
た時間帯のみ配信されるコンテンツに関する情報を番組
サーバに保持させ、この情報を後で録画再生することが
できる。
【0034】また、請求項8にかかる発明は、請求項1
〜7のいずれか一つに記載の情報受信装置において、前
記再生手段による再生中に、当該情報における再生位置
を指示するためのマーク情報を保持するマーク情報保持
手段(後述する一実施の形態のユーザインターフェイス
制御部132に相当)を備え、前記再生手段は、次回、
前記マーク情報に対応する同一の情報を再生する際に、
前記マーク情報に基づいて、当該情報の再生位置を変化
させることを特徴とする。
【0035】この請求項8にかかる発明によれば、マー
ク情報保持手段により、再生中の情報における再生位置
を指示するためのマーク情報が保持される。そして、再
生手段は、次回に同一の情報を再生する際に、上記マー
ク情報に基づいて、情報の再生位置を変化させる。
【0036】このように、請求項8にかかる発明によれ
ば、同一の情報を繰り返し再生する繰り返し再生や、間
欠的にストリーミングコンテンツ情報を再生するスキッ
プ再生、ランダム再生、所望の再生位置から再生を開始
するシーク再生が可能となる。
【0037】また、請求項9にかかる発明は、請求項1
〜8のいずれか一つに記載の情報受信装置において、現
時刻から所定時間前の時刻までの間に前記再生手段によ
り再生された情報を保持する情報保持手段(後述する一
実施の形態のFIFO・137に相当)と、巻き戻し再
生を指示する巻き戻し再生指示手段(後述する一実施の
形態のユーザインターフェイス制御部132に相当)と
を備え、前記再生手段は、前記巻き戻し再生指示手段に
よる前記指示があった場合、前記情報保持手段に保持さ
れている情報を再生することを特徴とする。
【0038】この請求項9にかかる発明によれば、情報
保持手段により、現時刻から所定時間前の時刻までの間
に再生された情報が保持される。そして、情報の再生中
に、巻き戻し再生指示手段により、巻き戻し再生が指示
されると、再生手段は、一時点前から再生を開始する。
このように、請求項9にかかる発明によれば、巻き戻し
再生を行うことができるため、再生された情報の見逃し
を回避することができる。
【0039】また、請求項10にかかる発明は、ネット
ワークを介して接続されコンテンツに関する番組情報を
管理する番組サーバから前記番組情報を取得する番組情
報取得手段と、前記番組情報に基づいて複数のコンテン
ツの中から再生すべきコンテンツを選択する選択手段
(後述する一実施の形態のキー群130に相当)と、前
記選択手段により選択されたコンテンツに対応する情報
に対応しかつ該情報より情報量が削減された低ビットレ
ート情報を前記番組サーバから取得する情報取得手段
(後述する一実施の形態のストリーミングコンテンツ情
報取得部138に相当)と、前記情報取得手段により取
得された情報を再生する再生手段(後述する一実施の形
態のユーザインターフェイス制御部132に相当)とを
備えることを特徴とする。
【0040】この請求項10にかかる発明によれば、番
組情報取得手段により番組情報が取得されると、選択手
段により、上記番組情報に基づいて、複数のコンテンツ
の中から再生すべきコンテンツが選択される。そして、
情報取得手段により、選択されたコンテンツに対応する
低ビットレート情報が取得された後、この低ビットレー
ト情報は、再生手段により再生される。
【0041】このように、請求項10にかかる発明によ
れば、高速で、低ビットレート情報が再生されるため、
再生情報を確認後、すぐに別の再生情報を見ることが可
能となる。
【0042】また、請求項11にかかる発明は、請求項
1〜10のいずれか一つに記載の情報受信装置におい
て、前記番組情報取得手段は、複数のコンテンツの中か
ら配信可能なコンテンツを検索し、この検索結果に基づ
いて、コンテンツの属性情報を含む前記番組情報を管理
する番組サーバから前記番組情報を取得することを特徴
とする。
【0043】この請求項11にかかる発明によれば、番
組サーバにおいては、複数のコンテンツの中から配信可
能なコンテンツが検索され、この検索結果に基づいて番
組情報が管理される。そして、番組情報取得手段は、上
記番組情報を取得する。このように請求項11にかかる
発明によれば、番組サーバにおいてあらかじめ管理され
ている番組情報を用いるようにしたので、極めて簡単に
しかも的確にコンテンツの検索を行うことができる。
【0044】また、請求項12にかかる発明は、ネット
ワークを介して接続されコンテンツに関する番組情報を
管理する番組サーバから前記番組情報を取得させる番組
情報取得工程と、前記番組情報に基づいて複数のコンテ
ンツの中から再生すべきコンテンツを選択させる選択工
程と、前記選択手段により選択されたコンテンツに対応
する情報を情報配信装置から取得させる情報取得工程
と、前記情報取得手段により取得された情報を再生させ
る再生工程とをコンピュータに実行させるための情報受
信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。
【0045】この請求項12にかかる発明によれば、番
組情報取得工程において番組情報が取得されると、選択
工程では、上記番組情報に基づいて、複数のコンテンツ
の中から再生すべきコンテンツが選択される。そして、
情報取得工程では、選択されたコンテンツに対応する情
報が取得された後、この情報は、再生工程により再生さ
れる。
【0046】このように、請求項12にかかる発明によ
れば、番組情報に基づいて再生すべきコンテンツが選択
された時点で自動的にコンテンツに関する情報の取得、
再生を行うようにしたので、従来のようにブラウザの起
動、プレーヤの起動等といった面倒な操作が一切不要で
あるため、簡単な操作でコンテンツ再生を行うことがで
きる。また、請求項12にかかる発明によれば、番組情
報に基づいて、再生すべきコンテンツを選択するように
したので、極めて簡単にしかも的確にコンテンツの検索
を行うことができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる情報受信装置および情報受信プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の一実施の形態に
ついて詳細に説明する。
【0048】図1は、本発明の一実施の形態の構成を示
す図である。この図に示した情報受信システムは、スト
リーミング技術を用いて生成され、再生が可能なストリ
ーミングコンテンツ情報を、専用の情報受信装置100
により受信/再生するシステムである。
【0049】図1において、インターネット200は、
ストリーミングコンテンツ情報等を伝送する。このイン
ターネット200には、受信者側に設けられ、上記スト
リーミングコンテンツ情報を受信/再生する情報受信装
置100と、情報受信装置100におけるダイアルアッ
プ接続を管理するダイアルアップ接続管理サーバ300
と、番組情報を情報受信装置100へ配信する番組配信
サーバ400と、上記番組情報に対応するストリーミン
グコンテンツ情報を情報受信装置100へ配信するスト
リーミング配信サーバ500と、上記番組情報に対応す
るHTML文書情報を情報受信装置100へ配信するW
EBサーバ600とがそれぞれ接続されている。
【0050】情報受信装置100は、ストリーミングコ
ンテンツ情報を受信/再生する専用の装置であり、受信
者による簡単なキー操作のみで受信/再生が可能とされ
ている。この情報受信装置100の詳細については、図
2および図3を参照して後述する。ダイアルアップ接続
管理サーバ300は、情報受信装置100によりインタ
ーネット200を介してアクセスされ、ダイアルアップ
の接続先、登録ID等の情報を一元管理するサーバであ
る。
【0051】番組配信サーバ400は、情報受信装置1
00へ配信可能なコンテンツに関する番組情報を生成す
る。この番組配信サーバ400の詳細については、図4
を参照して後述する。ストリーミング配信サーバ500
は、動画データ、音声データ等からなるストリーミング
コンテンツ情報を生成し、これを情報受信装置100へ
配信する。実際には、ストリーミング配信サーバ500
は、コンテンツの種類に対応して複数設けられている。
WEBサーバ600も、ストリーミング配信サーバ50
0と同様にして、HTML文書情報を情報受信装置10
0へ配信する。このWEBサーバ600も実際には、複
数設けられている。
【0052】つぎに、上述した情報受信装置100の構
成について図2(a)、(b)および図3を参照して詳
述する。図2(a)は、情報受信装置100の外観構成
を示す平面図であり、図2(b)は、情報受信装置10
0の外観構成を示す右側面図である。図2(a)におい
て、筐体101は、合成樹脂が略長方形状に形成されて
なり、内部に構成部品を収容している。この筐体101
の表面101aには、受信者による各種操作に用いられ
る複数のキーからなるキー群と、表示部102とがそれ
ぞれ配設されている。
【0053】すなわち、表面101aにおける左側領域
101bには、たとえば、液晶ディスプレイからなる表
示部102が配設されている。この表示部102には、
ストリーミングコンテンツ情報の再生にかかる各種情報
や、再生されたストリーミングコンテンツ情報が表示さ
れる。一方、表面101aにおける右側領域101cに
は、電源キー103〜ダイジェスト画面遷移キー111
からなるキー群がそれぞれ配設されている。
【0054】電源キー103は、装置の電源をオン/オ
フするためのキーである。再生開始指示キー104は、
ストリーミングコンテンツ情報の再生を指示するための
キーである。ここでいう再生とは、ストリーミングコン
テンツ情報をインターネット200経由で再生するこ
と、または後述する記憶部140(図3参照)に録画
(記憶)されたストリーミングコンテンツ情報を録画再
生することをいう。すなわち、情報受信装置100は、
ネットワーク経由の再生と録画再生という二種類の再生
機能がある。したがって、以下においては、特に断りが
ない限り、「再生」という用語は、インターネット20
0経由の再生、録画再生のうちいずれか一方を指す。
【0055】再生停止指示キー105は、ストリーミン
グコンテンツ情報の再生の停止を指示するためのキーで
ある。再生指示履歴メニュー画面遷移キー106は、表
示部102における表示画面を再生指示履歴メニュー画
面に遷移させるためのキーである。この再生指示履歴メ
ニュー画面は、過去に受信者により再生指示が出された
コンテンツに対応する項目からなる表示画面である。ト
ップメニュー画面遷移キー107は、表示部102の表
示画面をトップメニューの表示画面700(図6参照)
に遷移させるためのキーである。図6に示したトップメ
ニューの表示画面700は、再生すべき複数のコンテン
ツのそれぞれの大項目701(「New Contents」)、
702(「Recomended」)、703(「News」)、・・・
からなるトップメニュー(番組表)が表示される画面で
ある。
【0056】図2に戻り、十字キー108は、表示部1
02の表示画面における複数の項目の中から所定の項目
を選択するためのキーであり、上下左右という4方向指
示が可能なキーである。たとえば、十字キー108の操
作により、トップメニュー(図6参照)における複数の
大項目の中から所望の大項目が選択される。確定キー1
09は、十字キー108を用いて選択された内容を確定
させるためのキーである。また、確定キー109は、確
定内容に対応するストリーミングコンテンツ情報の再生
開始を指示するためのキーでもある。
【0057】前画面遷移キー110は、表示部102の
表示画面を一つ前の表示画面に遷移させるためのキーで
ある。ダイジェスト画面遷移キー111は、表示部10
2の表示画面を、複数のストリーミングコンテンツ情報
を短時間で順次再生するダイジェスト表示画面に遷移さ
せるためのキーである。再生一時停止指示キー112
は、ストリーミングコンテンツ情報の再生を一時的に停
止するためのキーである。巻き戻し再生指示キー113
は、巻き戻し再生を指示するためのキーである。無音指
示キー114は、再生音量をゼロにすることを指示する
ためのキーである。早送り再生指示キー115は、早送
り再生を指示するためのキーである。
【0058】また、筐体101の右側面101dには、
ネットワーク経由再生/録画再生切り替えキー116〜
ヘッドホン接続端子121からなるキー群がそれぞれ配
設されている。ネットワーク経由再生/録画再生切り替
えキー116は、上述したインターネット200経由の
再生と録画再生との切り替えを指示するためのキーであ
る。録画指示キー117は、コンテンツ(ストリーミン
グコンテンツ情報)の録画(記録)の開始/終了を指示
するためのキーである。音量増加指示キー118は、再
生音量の増加を指示するためのキーである。音量減少指
示キー119は、再生音量の減少を指示するためのキー
である。
【0059】環境設定キー120は、環境設定を行うた
めの表示画面を表示部102に表示させるためのキーで
ある。ここで環境設定としては、たとえば、トップメニ
ューの表示画面700(図6参照)における大項目の数
の設定等が挙げられる。ヘッドホン接続端子121は、
図示しないヘッドホンのオス端子が接続されるメス端子
である。
【0060】つぎに、図3を参照して情報受信装置10
0の電気的構成について詳述する。この図においては、
図1の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。こ
の図において、キー群130は、図2に示した電源キー
103〜環境設定キー120である。キー情報取得部1
31は、キー群130のうち押下されたキーに対応する
キー情報を取得する。ユーザインターフェイス制御部1
32は、キー情報取得部131により取得されたキー情
報にしたがって、再生、録画等に関する制御を行う。こ
のユーザインターフェイス制御部132には、ダイアル
アップ接続時に必要な装置IDが保持されている。この
装置IDは、情報受信装置100を識別するための識別
子である。なお、ユーザインターフェイス制御部132
の動作の詳細については、後述する。
【0061】番組表情報取得部133は、番組配信サー
バ400からコンテンツの番組表、すなわち、図6に示
したトップメニューに関する情報をインターネット20
0を介して取得する。通信制御部134は、所定の通信
プロトコルにしたがって、ダイアルアップ接続管理サー
バ300、番組配信サーバ400、ストリーミング配信
サーバ500およびWEBサーバ600との間の送信/
受信の制御を行う。上記通信プロトコルとしては、TC
P/IP(Transmission Control Protocol/Internet P
rotocol)手順、UDP(User Datagram Protocol)手
順、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)手順、
TCP手順等が挙げられる。
【0062】デコード部135は、ストリーミングコン
テンツ情報、ストリーミングコンテンツ情報に対応する
コンテンツのURLの情報等をデコードする。バッファ
リング部136は、再生すべきストリーミングコンテン
ツ情報を一時的に格納するバッファリング機能を備えて
いる。FIFO(First In First Out)137は、スト
リーミングコンテンツ情報取得部138により取得され
た、数秒間の再生時間に対応するストリーミングコンテ
ンツ情報を保持する機能を備えている。ストリーミング
コンテンツ情報取得部138は、ストリーミング配信サ
ーバ500(またはWEBサーバ600)からストリー
ミングコンテンツ情報(またはHTML文書情報)をイ
ンターネット200を介して取得し、取得したストリー
ミングコンテンツ情報(またはHTML文書情報)をバ
ッファリング部136およびFIFO・137へ出力す
る。また、ストリーミングコンテンツ情報取得部138
は、番組配信サーバ400からも後述する低ビットレー
トコンテンツ情報J6 (図4参照)を取得する。
【0063】録画コンテンツ情報登録部139は、スト
リーミングコンテンツ情報の再生中に録画指示キー11
7(図2参照)が押下されたとき、ユーザインターフェ
イス制御部132により起動される。この録画コンテン
ツ情報登録部139は、起動されたときの再生時間の情
報を記憶しておき、この再生時間とFIFO・137に
格納されているストリーミングコンテンツ情報に関する
再生時間とを比較し、一致する再生時間に対応するスト
リーミングコンテンツ情報をFIFO・137から取り
出し、これを録画コンテンツ情報J5 として記憶部14
0に記憶させる。
【0064】この際、録画コンテンツ情報登録部139
は、録画コンテンツ情報J5 のファイル名を自動生成
し、このファイル名と再生中のストリーミングコンテン
ツ情報の属性情報とをリンクさせて、録画管理情報J3
として記憶部140に記憶させる。ここで、属性情報
は、コンテンツ(ストリーミングコンテンツ情報)に関
するタイトル、著作者・著作権情報、再生時間、帯域情
報等である。
【0065】記憶部140は、上述した録画コンテンツ
情報J5 および録画管理情報J3 に加えて、履歴管理情
報J1 、アクセス順位情報J2 およびマーク情報J4
それぞれ記憶する。上記履歴管理情報J1 は、過去に再
生されたコンテンツに関するアクセス履歴(再生履歴)
を管理するための情報である。アクセス順位情報J
2は、過去に再生されたコンテンツにおけるアクセス順
位に関する情報である。この場合、アクセス順位におい
ては、LRU(Least Recently Used)アルゴリズムによ
り、最も最近、再生されたコンテンツの順位が高い。
【0066】マーク情報J4 は、繰り返し再生、スキッ
プ再生を行う場合に、タイムスタンプとして用いられる
情報であり、繰り返し再生、スキップ再生の開始時点の
ポインタとして用いられる。アクセス履歴登録部141
は、履歴管理情報J1 、アクセス順位情報J2 およびマ
ーク情報J4 の新規登録、削除、更新を行う。録画コン
テンツ情報読出部142は、録画管理情報J3 、録画コ
ンテンツ情報J5 等を記憶部140から読み出す。
【0067】つぎに、図4を参照して、図1に示した番
組配信サーバ400の構成について詳述する。この図に
おいて、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付
ける。図4において、登録管理部401は、番組データ
ベースDBの作成、登録、管理を行う。上記番組データ
ベースDBは、情報受信装置100で用いられる番組情
報に関するデータベースである。この登録管理部401
の動作の詳細については、後述する。なお、登録管理部
401には、キーボード、マウス、ディスプレイ等のユ
ーザインターフェイスが含まれる。
【0068】検索エンジン部402は、ストリーミング
配信サーバ500、WEBサーバ600が配信可能な複
数のストリーミングコンテンツ情報、HTML文書情報
に関する属性情報(タイトル、著作者・著作権情報、コ
ンテンツのURL、ライブ放送に関する時間情報等)お
よびキーワードを抽出する機能を備えている。この検索
エンジン部402において、HTML文書情報取得部4
03は、WEBサーバ600からHTML文書情報をイ
ンターネット200を介して取得する。このHTML文
書情報には、コンテンツの内容、タイトル等に関する情
報が含まれている。
【0069】ストリーミングコンテンツ情報取得部40
4は、ストリーミング配信サーバ500からストリーミ
ングコンテンツ情報をインターネット200を介して取
得する。HTML文書情報解析部405は、HTML文
書情報取得部403により取得されたHTML文書情報
を解析することにより、番組データベースDBに登録す
べき属性情報の候補となる複数の属性情報を抽出する。
ストリーミングコンテンツ情報解析部406は、ストリ
ーミングコンテンツ情報取得部404により取得された
ストリーミングコンテンツ情報を解析し、ストリーミン
グコンテンツ情報に含まれる属性情報を抽出する。
【0070】キーワード抽出部407は、HTML文書
情報解析部405の解析結果、ストリーミングコンテン
ツ情報解析部406の解析結果から、コンテンツの内容
を表すキーワードを抽出し、このキーワードと属性情報
とをリンクさせた状態で登録管理部401に渡す。スト
リーミングコンテンツ情報加工部408は、ストリーミ
ングコンテンツ情報取得部404により取得されたスト
リーミングコンテンツ情報から静止画情報を取り出し、
これを属性情報として登録管理部401へ渡す。アクセ
ス部409は、記憶部410にアクセスすることで、番
組データベースDBに番組情報(属性情報、キーワード
等)を登録する。
【0071】記憶部410には、上述した番組データベ
ースDBの他に、低ビットレートコンテンツ情報J6
よびキャッシュコンテンツ情報J7 が記憶されている。
低ビットレートコンテンツ情報J6 は、番組データベー
スDBの登録時に登録管理部401の制御により、スト
リーミング配信サーバ500から取得されたストリーミ
ングコンテンツ情報が低ビットレートの情報に再エンコ
ードされたものである。この低ビットレートコンテンツ
情報J6 は、図2に示したダイジェスト画面遷移キー1
11が押下されたときに、コンテンツを短時間で再生す
る場合に用いられる情報である。ここで、低ビットレー
トコンテンツ情報J6 を生成する手法としては、動画再
生時のフレームレートを落とす手法と、音声データをモ
ノラル再生用のデータにする手法とがある。
【0072】キャッシュコンテンツ情報J7 は、ストリ
ーミング配信サーバ500から取得したストリーミング
コンテンツ情報であり、情報受信装置100へ配信可能
な情報である。このキャッシュコンテンツ情報J7 を番
組配信サーバ400から配信する場合、当該コンテンツ
に対応する番組データベースDBの属性情報(URL)
は、登録管理部401の制御により、番組配信サーバ4
00のURLに書き換えられる。
【0073】送受信管理部411は、情報受信装置10
0との間における送信/受信の履歴等を管理する。送受
信制御部412は、通信制御部413を制御する。通信
制御部413は、TCP/IP手順、UDP手順、HT
TP手順、TCP手順等の通信プロトコルにしたがっ
て、情報受信装置100、ストリーミング配信サーバ5
00およびWEBサーバ600との間の送信/受信の制
御を行う。
【0074】つぎに、図4に示した番組配信サーバ40
0の動作について説明する。この図において、登録管理
部401の制御により、WEBサーバ600からインタ
ーネット200を介して、HTML文書情報(コンテン
ツ)がHTML文書情報取得部403に取得されると、
HTML文書情報解析部405は、上記HTML文書情
報の解析を行う。すなわち、HTML文書情報解析部4
05は、HTML文書情報を解析することにより、番組
データベースDBに登録すべき属性情報の候補となる複
数の属性情報を抽出する。
【0075】同様にして、登録管理部401の制御によ
り、ストリーミング配信サーバ500からインターネッ
ト200を介してストリーミングコンテンツ情報(コン
テンツ)がストリーミングコンテンツ情報取得部404
により取得されると、ストリーミングコンテンツ情報解
析部406は、上記ストリーミングコンテンツ情報の解
析を行う。すなわち、ストリーミングコンテンツ情報解
析部406は、ストリーミングコンテンツ情報に含まれ
る属性情報を抽出する。
【0076】つぎに、キーワード抽出部407は、HT
ML文書情報解析部405の解析結果、ストリーミング
コンテンツ情報解析部406の解析結果から、コンテン
ツの内容を表すキーワードを抽出し、このキーワードと
属性情報とをリンクさせた状態で登録管理部401に渡
す。以後、上述した動作が繰り返されることにより、登
録管理部401には、複数のコンテンツに関するキーワ
ードおよび属性情報がそれぞれ渡される。また、ストリ
ーミングコンテンツ情報加工部408は、ストリーミン
グコンテンツ情報取得部404により取得されたストリ
ーミングコンテンツ情報から静止画情報を取り出し、こ
れを属性情報として登録管理部401へ渡す。
【0077】そして、登録管理部401は、複数のコン
テンツに関するキーワードおよび属性情報から、コンテ
ンツの番組情報を作成しこれをアクセス部409へ渡
す。これにより、アクセス部409は、上記番組情報を
記憶部410に記憶されている番組データベースDBに
登録する。ここで、番組データベースDBに登録される
番組情報には、トップメニュー情報(図6参照)、階層
メニュー情報(図7参照)、再生メニュー情報(図8、
図9参照)がある。トップメニュー情報は、コンテンツ
の大項目(見出し)のメニューに関する情報であり、階
層メニュー情報は、上記大項目の詳細な中項目のメニュ
ーに関する情報である。また、階層メニュー情報には、
再生メニュー情報が含まれる。この再生メニュー情報
は、上記中項目の詳細な小項目に関する情報であり、こ
の小項目は、再生可能なコンテンツに関するものであ
る。
【0078】また、登録管理部401は、番組データベ
ースDBに含まれる属性情報からライブ放送の開始時刻
を認識する。そして、ライブ放送の開始時刻になると、
登録管理部401は、ストリーミングコンテンツ情報取
得部404を制御することにより、当該ライブ放送に関
するストリーミングコンテンツ情報を取得させる。ここ
で取得されたストリーミングコンテンツ情報は、アクセ
ス部409によりキャッシュコンテンツ情報J7 として
記憶部410に記憶される。このとき、登録管理部40
1は、アクセス部409を介して、番組データベースD
Bにおける当該コンテンツ(ライブ放送)に関する属性
情報(URL)を番組配信サーバ400のURLに書き
換える。
【0079】また、登録管理部401は、ストリーミン
グコンテンツ情報取得部404を制御することにより、
所望のコンテンツに関するストリーミングコンテンツ情
報を取得させる。ここで取得されたストリーミングコン
テンツ情報は、登録管理部401により低ビットレート
の低ビットレートコンテンツ情報J6 に再エンコードさ
れる。そして、登録管理部401は、アクセス部409
を介して、上記低ビットレートコンテンツ情報J6 を記
憶部410に記憶させる。
【0080】つぎに、一実施の形態の動作について図5
に示したシーケンス図を参照しつつ説明する。まず、受
信者により電源キー103(図2参照)が押下されるこ
とにより、電源が投入されると、図5に示したステップ
S1では、図3に示した情報受信装置100のユーザイ
ンターフェイス制御部132は、キー情報取得部131
より上記電源キー103が押下されたことを示すキー情
報を取得する。つぎに、ユーザインターフェイス制御部
132は、装置IDを番組表情報取得部133、通信制
御部134およびインターネット200を介してダイア
ルアップ接続管理サーバ300へ送信することにより、
ダイアルアップ接続情報(接続先の番号、登録ID)の
取得を要求する。
【0081】そして、上記装置IDがダイアルアップ接
続管理サーバ300に受信されると、ステップS2で
は、ダイアルアップ接続管理サーバ300は、ダイアル
アップ接続情報をインターネット200を介して情報受
信装置100へ送信する。そして、上記ダイアルアップ
接続情報が通信制御部134に受信されると、ステップ
S3では、ユーザインターフェイス制御部132は、上
記ダイアルアップ接続情報を用いてインターネット20
0(この場合、インターネット)にダイアルアップ接続
した後、装置各部を起動させて、メニューの取り出し準
備を行う。
【0082】ステップS4では、ユーザインターフェイ
ス制御部132は、インターネット200を介して番組
配信サーバ400に対してトップメニュー情報の取得要
求を出す。このときユーザインターフェイス制御部13
2は、トップメニュー情報に付与されている番号sおよ
び取得すべきトップメニューの数nに関する情報を番組
配信サーバ400へ送信する。
【0083】そして、上記トップメニュー情報の取得要
求を受けると、ステップS5では、図4に示した登録管
理部401は、アクセス部409に番組データベースD
Bからトップメニュー情報を取り出させた後、これをイ
ンターネット200を介して情報受信装置100へ送信
させる。このトップメニュー情報が番組表情報取得部1
33により取得されると、図3に示したユーザインター
フェイス制御部132は、表示部102に図6に示した
表示画面700を表示させる。この表示画面700は、
トップメニューに対応する画面である。すなわち、表示
画面700には、複数のコンテンツに関する大項目70
1、702、703、・・・がそれぞれ表示されている。
【0084】また、受信者は、上記トップメニューに関
する表示画面700を確認した後、十字キー108(図
2参照)を操作することにより、複数の大項目の中から
所望の大項目を選択する。具体的には、受信者は、十字
キー108を押下することで、表示画面700上のカー
ソル(網掛け部分)を所望の大項目(この場合、大項目
702)まで移動させた後、確定キー109を押下す
る。
【0085】これにより、ユーザインターフェイス制御
部132は、キー情報取得部131から確定キー109
が押下されたことを示す情報を取得し、ステップS6の
処理を実行する。すなわち、ステップS6では、ユーザ
インターフェイス制御部132は、インターネット20
0を介して番組配信サーバ400に対して階層メニュー
情報の取得要求を出す。
【0086】そして、上記階層メニュー情報の取得要求
を受けると、ステップS7では、図4に示した登録管理
部401は、アクセス部409に番組データベースDB
から大項目702(図6参照)に対応する階層メニュー
情報、属性情報を取り出させた後、これらをインターネ
ット200を介して情報受信装置100へ送信させる。
この階層メニュー情報が番組表情報取得部133により
取得されると、図3に示したユーザインターフェイス制
御部132は、表示部102に図7に示した表示画面8
00を表示させる。この表示画面800は、図6に示し
た大項目702の中項目からなる階層メニューに対応す
る画面である。すなわち、表示画面800には、大項目
702に対応する中項目801、802、803、・・・
がそれぞれ表示されている。
【0087】また、受信者は、上記階層メニューに関す
る図7に示した表示画面800を確認した後、前述した
動作と同様にして、十字キー108(図2参照)を操作
することにより、複数の中項目の中から所望の中項目を
選択した後、確定キー109を押下する。この場合、受
信者により、中項目801(「Asahi Broadcast」)が
選択されたものとする。
【0088】これにより、ユーザインターフェイス制御
部132は、表示部102に図8に示した再生メニュー
に関する表示画面900を表示させる。この表示画面9
00には、図7に示した中項目801に対応する小項目
902、904、・・・および小項目902、904、・・・
にそれぞれ対応する識別子情報901、903、・・・が
それぞれ表示されている。小項目902、904、・・・
は、それぞれ再生可能なコンテンツのタイトルであり、
識別子情報901、903、・・・は、それぞれのコンテ
ンツの種別を表す情報である。
【0089】また、受信者は、上記再生メニューに関す
る表示画面900を確認した後、前述した動作と同様に
して、十字キー108(図2参照)を操作することによ
り、複数の小項目の中から所望の小項目(コンテンツ)
を選択した後、確定キー109を押下する。この場合、
受信者により、小項目902(「Profile of the Shoot
ing Suspects」)が選択されたものとする。つぎに、受
信者は、選択したコンテンツの再生開始を指示すべく、
再生開始指示キー104(図2参照)を押下する。
【0090】これにより、図3に示したユーザインター
フェイス制御部132は、ステップS8の処理を実行す
る。すなわち、ステップS8では、ユーザインターフェ
イス制御部132は、上記小項目902(コンテンツ)
に対応する属性情報から、当該コンテンツに関するUR
L情報を取得する。つぎに、ユーザインターフェイス制
御部132は、上記URL情報にしたがって、ストリー
ミング配信サーバ500に対してコネクション確立要求
を出す。そして、情報受信装置100からコネクション
確立要求を受けると、ステップS9では、ストリーミン
グ配信サーバ500は、情報受信装置100に対してコ
ネクション確立の応答を行う。これにより、情報受信装
置100とストリーミング配信サーバ500との間でコ
ネクションが確立する。
【0091】そして、ステップS10では、バッファリ
ング用のクリップ要求、すなわち、上記小項目902
(コンテンツ)に対応するストリーミングコンテンツ情
報の送信の要求をストリーミング配信サーバ500に対
して出す。この要求を受けると、ステップS11では、
ストリーミング配信サーバ500は、クリップ送信応
答、すなわち、ストリーミングコンテンツ情報を情報受
信装置100へ送信する。
【0092】これにより、上記ストリーミングコンテン
ツ情報は、インターネット200、通信制御部134を
経由してストリーミングコンテンツ情報取得部138に
取得された後、FIFO・137およびバッファリング
部136にバッファリングされる。このとき、FIFO
・137には、現時刻から所定時間前の時刻までの間に
再生されたストリーミングコンテンツ情報がバッファリ
ングされる。ここで、ストリーミングコンテンツ情報取
得部138により取得されたストリーミングコンテンツ
情報には、再生時間情報が含まれている。そして、バッ
ファリング部136にバッファリングされたストリーミ
ングコンテンツ情報がデコード部135によりデコード
され、このデコード結果が表示部102へ出力される。
【0093】これにより、図8に示した小項目902に
関するストリーミングコンテンツ情報(コンテンツ)の
再生が開始される。このとき、図10に示したように、
表示部102には、上記ストリーミングコンテンツ情報
が再生された表示画面1100が表示される。この表示
画面1100には、たとえば、動画1101が表示され
る。また、アクセス履歴登録部141は、ユーザインタ
ーフェイス制御部132の制御により、再生指示を受け
たストリーミングコンテンツ情報に関する属性情報が、
履歴管理情報J1 にない場合には、当該属性情報を新た
な属性情報として履歴管理情報J1 に追加する。
【0094】さらに、アクセス履歴登録部141は、再
生指示を受けたストリーミングコンテンツ情報に関する
属性情報と、これに対応する履歴管理情報J1 における
属性情報とが異なる場合、履歴管理情報J1 における属
性情報を削除する。また、アクセス履歴登録部141
は、アクセス順位情報J2 における、再生中のコンテン
ツに関するアクセス順位を更新する。なお、再生指示を
埋めたストリーミングコンテンツ情報に関する属性情報
と、履歴管理情報J1 における属性情報とが一致する場
合、アクセス履歴登録部141は、アクセス順位情報J
2 の更新のみを行う。
【0095】以後、ストリーミングコンテンツ情報の再
生中において、ステップS12では、ユーザインターフ
ェイス制御部132は、クリップ継続要求、すなわち、
再生中のストリーミングコンテンツ情報の送信継続要求
をストリーミング配信サーバ500に対して出し、一
方、ステップS13では、ストリーミング配信サーバ5
00は、クリップ送信応答、すなわち、ストリーミング
コンテンツ情報を情報受信装置100へ送信する。
【0096】そして、ストリーミングコンテンツ情報の
再生を停止する場合、受信者は、図2に示した再生停止
指示キー105を押下する。これにより、ステップS1
4では、ユーザインターフェイス制御部132は、スト
リーミング配信サーバ500に対してコネクション切断
要求を出す。そして、情報受信装置100からコネクシ
ョン切断要求を受けると、ステップS15では、ストリ
ーミング配信サーバ500は、情報受信装置100に対
してコネクション切断の応答を行う。これにより、情報
受信装置100とストリーミング配信サーバ500との
間でコネクションが切断されることにより、ストリーミ
ングコンテンツ情報の再生が停止される。
【0097】また、ストリーミングコンテンツ情報の再
生中において、図2に示した録画指示キー117が押下
されると、図3に示したユーザインターフェイス制御部
132は、録画コンテンツ情報登録部139にに対して
録画指示を出す。これにより、録画コンテンツ情報登録
部139は、起動されたときの再生時間の情報を記憶し
ておき、この再生時間とFIFO・137に格納されて
いるストリーミングコンテンツ情報に関する再生時間と
を比較し、一致する再生時間に対応するストリーミング
コンテンツ情報をFIFO・137から取り出し、これ
を録画コンテンツ情報J5 として記憶部140に記憶さ
せる。
【0098】この際、録画コンテンツ情報登録部139
は、録画コンテンツ情報J5 のファイル名を自動生成
し、このファイル名と再生中のストリーミングコンテン
ツ情報の属性情報とリンクさせて、録画管理情報J3
して記憶部140に記憶させる。ここで、属性情報は、
コンテンツ(ストリーミングコンテンツ情報)に関する
タイトル、著作者・著作権情報、再生時間、帯域情報等
である。
【0099】そして、情報受信装置100がインターネ
ット200に未接続である状態において、図2に示した
ネットワーク経由再生/録画再生切り替えキー116が
押下されることにより、録画再生切り替えが行われる
と、ユーザインターフェイス制御部132は、録画コン
テンツ情報読出部142を制御することにより、記憶部
140から録画管理情報J3 を読み出させる。これによ
り、録画管理情報J3 は、デコード部135によりデコ
ードされた後、表示部102に表示される。この場合、
表示部102には、録画コンテンツ情報J5 を選択する
ための録画メニュー画面(図示略)が表示されている。
【0100】そして、受信者により、前述した動作と同
様にして、十字キー108を用いて、上記録画メニュー
の中から録画再生すべき録画コンテンツ情報J5 が選択
された後、確定キー109により確定されると、ユーザ
インターフェイス制御部132は、録画再生処理を行
う。すなわち、ユーザインターフェイス制御部132
は、録画コンテンツ情報読出部142に対して、上記選
択・確定された録画コンテンツ情報J5 を記憶部140
から読み出すように指示を出す。これにより、録画コン
テンツ情報J5 は、デコード部135によりデコードさ
れた後、表示部102に表示されることにより、録画再
生される。
【0101】つぎに、図3に示した履歴管理情報J1
よびアクセス順位情報J2 を用いて、ストリーミングコ
ンテンツ情報の再生を行う場合について説明する。この
場合、再生指示履歴メニュー画面遷移キー106が押下
されると、ユーザインターフェイス制御部132は、録
画コンテンツ情報読出部142に対して、履歴管理情報
1 およびアクセス順位情報J2 を記憶部140から読
み出すように指示を出す。これにより、録画コンテンツ
情報読出部142の制御により、履歴管理情報J1 およ
びアクセス順位情報J2 が記憶部140から読み出され
る。これらの履歴管理情報J1 およびアクセス順位情報
2 は、デコード部135によりデコードされた後、表
示部102に表示される。
【0102】この場合、表示部102には、過去に再生
された複数のストリーミングコンテンツ情報から再生す
べきストリーミングコンテンツ情報を選択するための履
歴メニュー画面(図示略)が表示されている。この履歴
メニュー画面においては、アクセス順位情報J2 に基づ
く順位で複数のストリーミングコンテンツ情報の項目が
表示されている。
【0103】そして、受信者により、前述した動作と同
様にして、十字キー108を用いて、上記履歴メニュー
の中から再生すべきストリーミングコンテンツ情報が選
択された後、確定キー109により確定されると、ユー
ザインターフェイス制御部132は、前述したステップ
S8〜ステップS13(図5参照)と同様にして、スト
リーミングコンテンツ情報をストリーミング配信サーバ
500より取得した後、当該ストリーミングコンテンツ
情報の再生処理を行う。この場合には、受信者が過去に
配信を受けたコンテンツを、迅速に再生することができ
る。
【0104】また、ステップS7(図5参照)で階層メ
ニュー情報(再生メニュー情報)を受信した際に、コン
テンツに関する属性情報に静止画情報が含まれている場
合、表示部102には、図8に示した再生メニューの表
示画面900に代えて、図9に示した再生メニューの表
示画面1000が表示される。図9に示した識別子情報
1001〜小項目100は、図8に示した識別子情報4
901〜小項目904にそれぞれ対応している。
【0105】ただし、図9に示した表示部102には、
上記静止画情報に対応する静止画1010が新たに表示
される。この静止画1010は、たとえば、小項目10
02に対応するコンテンツの内容を視覚的に表すサムネ
ールである。したがって、受信者は、静止画1010を
目視確認することで、小項目1002のコンテンツの内
容を迅速に把握できるとともに、コンテンツの選択を迅
速に行うことができる。なお、一実施の形態において
は、属性情報に静止画情報に代えて、動画情報を含ませ
ておき、この動画情報に対応する動画を表示部102に
表示させるようにしてもよい。
【0106】つぎに、図5に示したステップS8におい
て、図8に示した小項目902(コンテンツ)に対応す
る属性情報から取得された、当該コンテンツに関するU
RL情報が、番組配信サーバ400のURL情報である
場合について説明する。この場合、ユーザインターフェ
イス制御部132は、上記URL情報にしたがって、番
組配信サーバ400に対してコネクション確立要求を出
す。そして、情報受信装置100からコネクション確立
要求を受けると、ステップS9では、番組配信サーバ4
00は、情報受信装置100に対してコネクション確立
の応答を行う。これにより、情報受信装置100と番組
配信サーバ400との間でコネクションが確立する。
【0107】そして、ステップS10では、バッファリ
ング用のクリップ要求、上記小項目902(コンテン
ツ)に対応するストリーミングコンテンツ情報の送信の
要求を番組配信サーバ400に対して出す。この要求を
受けると、ステップS11では、番組配信サーバ400
は、記憶部410に記憶されているキャッシュコンテン
ツ情報J7 を情報受信装置100へ送信する。これによ
り、上記キャッシュコンテンツ情報J7 は、インターネ
ット200、通信制御部134を経由してストリーミン
グコンテンツ情報取得部138に取得される。以後、前
述した動作を経て、キャッシュコンテンツ情報J7 が再
生される。
【0108】また、前述したストリーミングコンテンツ
情報の再生中に、図2に示したダイジェスト画面遷移キ
ー111が押下されると、図3に示したユーザインター
フェイス制御部132は、インターネット200を介し
て、図4に示した番組配信サーバ400にアクセスす
る。これにより、ユーザインターフェイス制御部132
は、番組配信サーバ400から、記憶部410に記憶さ
れた低ビットレートコンテンツ情報J6 の配信を受け
る。このとき、インターネット200における低ビット
レートコンテンツ情報J6 の伝送速度は、ビットレート
が低いことから、通常のストリーミングコンテンツ情報
の伝送速度に比して、速い。
【0109】したがって、この場合、情報受信装置10
0においては、前述したストリーミングコンテンツ情報
の再生と同様の過程を経て、低ビットレートコンテンツ
情報J6 が再生される。この再生中においては、高速で
低ビットレートコンテンツ情報J6 が再生されるため、
再生画面を確認後、すぐに別の再生画面を見ることが可
能となる。
【0110】また、前述したストリーミングコンテンツ
情報の再生中に、図示しないマーク付与キーが押下され
ると、ユーザインターフェイス制御部132は、再生中
のストリーミングコンテンツ情報における再生位置に対
応するマーク情報J4 (タイムスタンプ情報)を記憶部
140に記憶させる。そして、次回、マーク情報J4
対応する同一のストリーミングコンテンツ情報を再生し
ている最中に図示しないマーク編集キーが押下される
と、ユーザインターフェイス制御部132の制御によ
り、上記マーク情報J4 に対応する再生位置から再生が
行われる。すなわち、この場合には、同一のストリーミ
ングコンテンツ情報を繰り返し再生する繰り返し再生
や、間欠的にストリーミングコンテンツ情報を再生する
スキップ再生、ランダム再生、所望の再生位置から再生
を開始するシーク再生が可能となる。
【0111】また、前述したストリーミングコンテンツ
情報の再生中に、図2に示した早送り再生指示キー11
5が押下されると、ユーザインターフェイス制御部13
2の制御により、バッファリング部136は、ストリー
ミングコンテンツ情報取得部138により取得されたス
トリーミングコンテンツ情報に代えて、FIFO・13
7に保持されたストリーミングコンテンツ情報をデコー
ド部135に渡す。ここで、FIFO・137からのス
トリーミングコンテンツ情報は、現時刻から所定時間前
の時刻までの間に再生された情報である。したがって、
この場合には、巻き戻し再生が可能であるため、再生さ
れた情報の見逃しを回避することができる。
【0112】以上説明したように、一実施の形態によれ
ば、電源キー103を押下するだけで、ダイアルアップ
接続、ストリーミングコンテンツ情報の取得、再生等と
いった一連の動作を自動的に行うようにしたので、従来
のようにブラウザの起動、プレーヤの起動等といった面
倒な操作が一切不要であるため、簡単な操作でコンテン
ツ再生を行うことができる。また、一実施の形態によれ
ば、番組配信サーバ400に保持されている番組データ
ベースDBに基づいて、再生すべきコンテンツを選択す
るようにしたので、極めて簡単にしかも的確にコンテン
ツの検索を行うことができる。
【0113】また、一実施の形態によれば、ライブ放送
のようにあらかじめ決められた時間帯のみ配信されるコ
ンテンツに関するストリーミングコンテンツ情報を録画
コンテンツ情報J5 として記憶部140に記憶させ、こ
の録画コンテンツ情報J5 を後で録画再生するようにし
たので、ネットワーク経由再生にとらわれることなく、
これ以外の再生(この場合、録画再生)を容易に行うこ
とができる。
【0114】以上本発明にかかる一実施の形態について
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの
一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。たとえば、前述した一実施の形態においては、図1
に示したようにインターネット200を伝送媒体とする
構成例について説明したが、これに限られることなく、
図11に示したようにインターネット200およびイン
トラネット1200を伝送媒体とする構成としてもよ
い。図11において、インターネット200には、番組
配信サーバ400およびストリーミング配信サーバ50
0(図1参照)がそれぞれ接続されている。
【0115】一方、イントラネット1200には、情報
受信装置100(図1参照)、番組配信サーバ1300
およびストリーミグ配信サーバ1400がそれぞれ接続
されている。これらの番組配信サーバ1300およびス
トリーミグ配信サーバ1400は、番組配信サーバ40
0およびストリーミング配信サーバ500と同様の機能
を備えている。ただし、番組配信サーバ1300は、ス
トリーミグ配信サーバ1400およびストリーミング配
信サーバ500の双方に関する番組を管理するのに対し
て、番組配信サーバ400は、ストリーミング配信サー
バ500のみに関する番組を管理する。
【0116】また、イントラネット1200とインター
ネット200との間には、ファイアウォールとしての役
目をするプロキシサーバ1500が介挿されている。こ
のように構成した場合には、伝送レートが動的に変化す
るインターネット200に比して、イントラネット12
00の伝送レートが安定、かつ高速であるため、極めて
快適な通信環境でストリーミングコンテンツ情報の受信
/再生を行うことができる。
【0117】また、前述した一実施の形態においては、
情報受信装置100の機能を実現するための情報受信プ
ログラムを図12に示したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体1700に記録して、この記録媒体1700に
記録された情報受信プログラムを同図に示したコンピュ
ータ1600に読み込ませ、実行することによりストリ
ーミングコンテンツ情報の受信/再生を行うようにして
もよい。
【0118】図12に示したコンピュータ1600は、
上記情報受信プログラムを実行するCPU1601と、
図2に示した電源キー103〜環境設定キー120に相
当する入力装置1602と、各種データを記憶するRO
M(Read Only Memory)1603と、演算パラメータ等
を記憶するRAM(Random Access Memory)1604
と、記録媒体1700から情報受信プログラムを読み取
る読取装置1605と、図2に示した表示部102に相
当する出力装置1606と、装置各部を接続するバスB
Uとから構成されている。
【0119】CPU1601は、読取装置1605を経
由して記録媒体1700に記録されている情報受信プロ
グラムを読み込んだ後、情報受信プログラムを実行する
ことにより、前述した負荷試験または障害診断を行う。
なお、記録媒体1700には、光ディスク、フロッピー
ディスク、ハードディスク等の可搬型の記録媒体が含ま
れることはもとより、ネットワークのようにデータを一
時的に記録保持するような伝送媒体も含まれる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、12に
かかる発明によれば、番組情報に基づいて再生すべきコ
ンテンツが選択された時点で自動的にコンテンツに関す
る情報の取得、再生を行うようにしたので、従来のよう
にブラウザの起動、プレーヤの起動等といった面倒な操
作が一切不要であるため、簡単な操作でコンテンツ再生
を行うことができる。また、請求項1、12にかかる発
明によれば、番組情報に基づいて、再生すべきコンテン
ツを選択するようにしたので、極めて簡単にしかも的確
にコンテンツの検索を行うことができる。
【0121】また、請求項2にかかる発明によれば、た
とえば、ライブ放送のようにあらかじめ決められた時間
帯のみ配信されるコンテンツに関する情報を記憶手段に
記憶させ、この情報を後で録画再生するようにしたの
で、ネットワーク経由再生にとらわれることなく、これ
以外の再生(この場合、録画再生)を容易に行うことが
できる。
【0122】また、請求項3にかかる発明によれば、再
生履歴情報および属性情報に基づいて再生を行うように
したので、受信者が過去に配信を受けたコンテンツを、
迅速に再生することができる。
【0123】また、請求項4にかかる発明によれば、再
生中、すなわち、最新の情報に基づいて、属性情報を更
新するようにしたので、コンテンツに関する情報(ここ
では、属性情報)の変更に柔軟に対応することができ
る。
【0124】また、請求項5にかかる発明によれば、従
来のたとえばダイアルアップ接続のように接続確立情報
を入力するための操作が不要となるため、受信者の使い
勝手が向上する。
【0125】また、請求項6にかかる発明によれば、画
像情報を番組情報に含ませたことにより、視覚的にコン
テンツ情報の選択が可能となるため、より迅速にコンテ
ンツ情報の選択が可能となる。
【0126】また、請求項7にかかる発明によれば、た
とえば、ライブ放送のようにあらかじめ決められた時間
帯のみ配信されるコンテンツに関する情報を番組サーバ
に保持させ、この情報を後で録画再生することができ
る。
【0127】また、請求項8にかかる発明によれば、同
一の情報を繰り返し再生する繰り返し再生や、間欠的に
ストリーミングコンテンツ情報を再生するスキップ再
生、ランダム再生、所望の再生位置から再生を開始する
シーク再生が可能となる。
【0128】また、請求項9にかかる発明によれば、巻
き戻し再生を行うことができるため、再生された情報の
見逃しを回避することができる。
【0129】また、請求項10にかかる発明によれば、
高速で、低ビットレート情報が再生されるため、再生情
報を確認後、すぐに別の再生情報を見ることが可能とな
る。
【0130】また、請求項11にかかる発明によれば、
番組サーバにおいてあらかじめ管理されている番組情報
を用いるようにしたので、極めて簡単にしかも的確にコ
ンテンツの検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図2】図1に示した情報受信装置100の外観構成を
示す図である。
【図3】図1に示した情報受信装置100の電気的構成
を示すブロック図である。
【図4】図1に示した番組配信サーバ400の構成を示
すブロック図である。
【図5】同一実施の形態の動作を説明するシーケンス図
である。
【図6】図2に示した表示部102の表示画面700を
示す図である。
【図7】図2に示した表示部102の表示画面800を
示す図である。
【図8】図2に示した表示部102の表示画面900を
示す図である。
【図9】図2に示した表示部102の表示画面1000
を示す図である。
【図10】図2に示した表示部102の表示画面110
0を示す図である。
【図11】同一実施の形態の変形例1を示す図である。
【図12】同一実施の形態の変形例2を示す図である。
【符号の説明】
100 情報受信装置 132 ユーザインターフェイス制御部 133 番組表情報取得部 137 FIFO 138 ストリーミングコンテンツ情報取得部 139 録画コンテンツ情報登録部 140 記憶部 142 録画コンテンツ情報読出部 200 インターネット 300 ダイアルアップ接続管理サーバ 400 番組配信サーバ 500 ストリーミング配信サーバ 1600 コンピュータ 1700 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 泰 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA25 BA27 CA06 CA09 CB08 CB09 DA01 DA05 5C064 BA01 BB05 BC06 BC18 BC20 BD14 5K030 GA17 HB00 HB02 HB19 HC01 KA02 LD17 9A001 CZ03 JJ71

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続されコンテン
    ツに関する番組情報を管理する番組サーバから前記番組
    情報を取得する番組情報取得手段と、 前記番組情報に基づいて複数のコンテンツの中から再生
    すべきコンテンツを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたコンテンツに対応する情
    報を情報配信装置から取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段により取得された情報を再生する再生
    手段と、 を備えることを特徴とする情報受信装置。
  2. 【請求項2】 前記情報取得手段により取得された情報
    を記憶する記憶手段を備え、前記選択手段は、録画再生
    指示があった場合、前記記憶手段に記憶された情報のメ
    ニューを示す録画再生メニューの中から録画再生すべき
    情報を選択し、前記再生手段は、前記選択手段により選
    択された、前記記憶手段に記憶された前記情報を再生す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報受信装置。
  3. 【請求項3】 前記再生手段における再生履歴情報およ
    び再生された情報の属性情報を管理する管理手段を備
    え、前記選択手段は、前記番組情報に代えて、前記再生
    履歴情報および前記属性情報に基づいて、再生すべきコ
    ンテンツを選択することを特徴とする請求項1に記載の
    情報受信装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、前記再生手段により再
    生された情報に基づいて前記属性情報を更新することを
    特徴とする請求項3に記載の情報受信装置。
  5. 【請求項5】 接続確立情報を保持する接続確立情報保
    持サーバから取得した前記接続確立情報に基づいて、前
    記ネットワークとの間の接続を確立する接続手段を備え
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載
    の情報受信装置。
  6. 【請求項6】 前記番組情報取得手段は、番組サーバか
    らコンテンツに関する画像情報を含む番組情報を取得
    し、前記選択手段は、前記画像情報を含む番組情報に基
    づいて複数のコンテンツの中から再生すべきコンテンツ
    を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報受信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記情報取得手段は、前記情報配信装置
    に代えて、前記番組サーバに保持された情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の
    情報受信装置。
  8. 【請求項8】 前記再生手段による再生中に、当該情報
    における再生位置を指示するためのマーク情報を保持す
    るマーク情報保持手段を備え、前記再生手段は、次回、
    前記マーク情報に対応する同一の情報を再生する際に、
    前記マーク情報に基づいて、当該情報の再生位置を変化
    させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに
    記載の情報受信装置。
  9. 【請求項9】 現時刻から所定時間前の時刻までの間に
    前記再生手段により再生された情報を保持する情報保持
    手段と、 巻き戻し再生を指示する巻き戻し再生指示手段と、 を備え、 前記再生手段は、前記巻き戻し再生指示手段による前記
    指示があった場合、前記情報保持手段に保持されている
    情報を再生することを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か一つに記載の情報受信装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して接続されコンテ
    ンツに関する番組情報を管理する番組サーバから前記番
    組情報を取得する番組情報取得手段と、 前記番組情報に基づいて複数のコンテンツの中から再生
    すべきコンテンツを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたコンテンツに対応する情
    報に対応しかつ該情報より情報量が削減された低ビット
    レート情報を前記番組サーバから取得する情報取得手段
    と、 前記情報取得手段により取得された情報を再生する再生
    手段と、 を備えることを特徴とする情報受信装置。
  11. 【請求項11】 前記番組情報取得手段は、複数のコン
    テンツの中から配信可能なコンテンツを検索し、この検
    索結果に基づいて、コンテンツの属性情報を含む前記番
    組情報を管理する番組サーバから前記番組情報を取得す
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記
    載の情報受信装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して接続されコンテ
    ンツに関する番組情報を管理する番組サーバから前記番
    組情報を取得させる番組情報取得工程と、 前記番組情報に基づいて複数のコンテンツの中から再生
    すべきコンテンツを選択させる選択工程と、 前記選択手段により選択されたコンテンツに対応する情
    報を情報配信装置から取得させる情報取得工程と、 前記情報取得手段により取得された情報を再生させる再
    生工程と、 をコンピュータに実行させるための情報受信プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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