JP2007208340A - コンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワーク上に散在する動画コンテンツの情報を収集し動画ポータルとして提供するとともに、動画コンテンツのメタファイルを提供して、ストリーミングサーバから直接クライアントにストリーミングデータを配信するよう制御するコンテンツ管理システムを提供する。
【解決手段】 管理サーバ10は、ネットワーク60上のローカルサイトに配置されるストリーミングサーバ30を巡回し動画コンテンツのメタデータを収集する。メタデータは管理サーバ10で管理され、動画ポータルで提供されることでコンテンツ視聴者のクライアント50からアクセスされる。クライアント50から所定の動画コンテンツが指定されると、管理サーバ10は、その動画コンテンツの配信用メタファイルを生成しクライアント50に提供する。クライアント50は、そのメタファイルを用いて、ストリーミングサーバ30にアクセスし、ストリーミングデータの配信を受ける。
【選択図】 図3
【解決手段】 管理サーバ10は、ネットワーク60上のローカルサイトに配置されるストリーミングサーバ30を巡回し動画コンテンツのメタデータを収集する。メタデータは管理サーバ10で管理され、動画ポータルで提供されることでコンテンツ視聴者のクライアント50からアクセスされる。クライアント50から所定の動画コンテンツが指定されると、管理サーバ10は、その動画コンテンツの配信用メタファイルを生成しクライアント50に提供する。クライアント50は、そのメタファイルを用いて、ストリーミングサーバ30にアクセスし、ストリーミングデータの配信を受ける。
【選択図】 図3
Description
この発明は、ネットワーク上に散在するストリーミングサーバに記録されたコンテンツのメタデータを一元的に管理するとともに、視聴者へのストリーミング配信を制御するコンテンツ管理システムに関する。
ここ数年で、企業や家庭のコンピュータの多くが、大量のデータ送受信を短時間で行うことができるブロードバンド・ネットワークに接続されるようになってきている。他方、コンピュータの処理能力も年々向上してきており、標準搭載されるメモリの容量も年々増大する傾向にある。このようなネットワーク環境とハードウエアの進化に伴って、大容量の動画コンテンツを企業や家庭のパーソナルコンピュータ等に配信してストリーミング再生させるような動画配信サービスや配信ネットワークシステムが多く見られるようになってきた。
このような動画配信サービス等では、通常、1つのポータルサイト(ポータルサーバ)が窓口となってすべての動画コンテンツを管理している。そして、このポータルサーバは同時に、動画コンテンツを配信する配信サーバとしても機能する。ユーザである視聴者は、このポータルサイトにアクセスして、所望の動画コンテンツを(たとえば、一覧や検索結果等から)特定した後、その動画コンテンツに対してストリーミング再生を要求する。ポータルサーバには、多くの動画コンテンツが一元的に管理・集約されているため、コンテンツ視聴者は、同じルートでその大量の動画コンテンツにアクセスでき(すなわち、いくつもの動画コンテンツにアクセスするのに、わざわざ公開ポイントを切り換えるような手間が不要であり)、多くの動画コンテンツの情報を1カ所で把握でき、検索できるメリットがある。
しかしながら、一方で、動画コンテンツのデータが1つのサイトに集中して配置されているため、多くの視聴者から同時に再生要求があった場合に、バックボーン回線の帯域不足が生じ、サービス提供のボトルネックとなる可能性が高い。また、ポータルサーバに処理が集中することによってサーバの負荷が増大し、サーバ機能の低下やダウン、配信コンテンツの品質低下、配信可能な視聴者数の制限等を引き起こす危険性が高まる。
このような問題を解消するため、CDN(Contents Delivery Network)のようなネットワークシステムが提案され、一部で使用されている。CDNは、ネットワークに負荷をかけずに、多くの視聴者に対して、音楽データや動画データといった大きなサイズのディジタルコンテンツを配信するためのシステムである。
CDNでは通常、利用頻度の高いコンテンツを記録したキャッシュサーバが、ネットワーク上の各所に配置される。すべてのコンテンツを記録・管理するオリジンサーバは、従来のポータルサーバとしての役割を果たす。視聴者がストリーミング再生等の要求を行った場合、最適な位置にあるキャッシュサーバが選択され、そこから必要なコンテンツデータが視聴者のコンピュータに配信される。このような構成により、視聴者から同時に多くの再生要求があった場合でも、コンテンツデータの配信処理はキャッシュサーバ間で分散され、オリジンサーバのバックボーン回線で帯域不足の問題が生じる可能性が低減されうる。また、キャッシュサーバの導入により、各サーバコンピュータ(オリジンサーバやキャッシュサーバ)の負荷が小さくなると考えられる。
さらに、特許文献1では、ネットワーク上に複数のメディアステーションを配置して、メディアコンテンツの配給を分散する大規模分散型マルチメディア・ストリーミング・システムが開示されている。各メディアステーションは、所定の番組データを記録しており、一定範囲のユーザに対して当該番組データの配給を行う。メディアステーションの番組データは、データセンターや他のメディアステーションからの移動またはコピーにより追加される。
特開2005−328518号公報
しかしながら、従来のCDNでは、多数の契約企業が自社のコンテンツを、多様な視聴者向けにそれぞれパーソナライズして配信するような場合、オリジンサーバへの配信要求が多くなり、バックボーン回線の帯域不足が生じる。すなわち、このような配信形態においては、CDN本来のメリットを活かすことはできない。
この場合、企業は、各企業のコンテンツサーバから、パーソナライズされたコンテンツをそれぞれの視聴者に向けて個別に配信すれば、上述した帯域不足の問題は解消されうるが、これでは、CDNで提供されていたポータルサーバの機能が提供する利点、すなわち、一元的に管理・集約されたコンテンツにアクセスできるという利便性が失われてしまう。
さらに、上述の個別的な配信では、多数の視聴者に同時配信をする際には、CDNを利用する場合以上にコンテンツサーバとクライアント間のネットワークの帯域不足が問題となる。また、視聴者からコンテンツサーバにアクセスが集中すれば、コンテンツサーバの負荷が増大して、サーバ機能の低下やダウンの危険性が高まり、最終的には、配信コンテンツの品質の低下や配信可能視聴者数の減少・制限をもたらすことにもなる。
これらの課題は、特許文献1のシステムにおいても同様である。当該システムは、複数のメディアステーションが、ある程度重複して番組データを有し、この番組データを所定のユーザに配給する。そのため、上述のように、大量のコンテンツを多様な視聴者層にパーソナライズして配信する場合は、メディアステーション間、あるいはメディアステーションとデータセンター間のネットワークにおける帯域不足の問題は避けられない。
また、従来のCDNや特許文献1のシステムでは、動画データ等のストリーミング配信機能を有するストリーミングサーバ(CDNではキャッシュサーバ、特許文献1のシステムではメディアステーション)が、ローカルサイト側に配置されるようには構成されていない。ここでは、ISPなどの接続業者を介してインターネットのような外部ネットワークに接続されるコンピュータ(ネットワークシステムを含む)が配置されている場所を「ローカルサイト」と称する。
ストリーミングサーバがローカルサイト側に配置されていないということは、コンテンツの提供側が、コンテンツの更新、たとえば、動画データの追加や変更をしようとする場合に、少なくとも外部ネットワークに接続してそのコンテンツを外部ネットワーク上の所定のサーバに登録(アップロード)しなくてはならない。
また、上述のように、従来のCDNや特許文献1のシステムでは、ローカルサイト側に配置されたストリーミングサーバを扱うようには構成されていないので、ローカルサイトにあるストリーミングサーバに係るすべての処理について有効な対応ができない。たとえば、視聴者に、様々な場所に散在するローカルサイトにある多数のストリーミングサーバが有するコンテンツをまとめて表示し検索可能としたり、そのストリーミングサーバからのコンテンツを視聴させるように制御したりすることはできない。
またさらに、従来のCDNでは、ポータルサーバとしての機能を提供しているが、これはオリジンサーバに蓄積されたコンテンツを管理・集約しているに過ぎず、ネットワーク上に散在する多数のストリーミングサーバ(特に、ローカルサイトに配置・管理されるストリーミングサーバ)がそれぞれ別個に記録する動画コンテンツを束ねて1つのポータルサイトを形成することはできない。
また、従来のCDNでは、動画コンテンツの出所が1カ所であり、そのコンテンツを多数の視聴者に同時に配信するような場合(たとえば、ライブストリーミング配信の場合)、複数のローカルサイトにあるストリーミングサーバを用いて、当該配信を分散して行うように制御することはできない。
従来のCDNやポータルサーバでは、バックボーン回線として、たとえば1Gbpsの回線を用意する必要があり、大規模なコンテンツ(動画)ポータルの構築に多大なコストが必要となる。
したがって、本発明の目的は、多様な視聴者から多岐にわたる動画コンテンツに対するストリーミング再生要求があった場合でも、サーバの過負荷やバックボーン回線の帯域不足の問題を生ずることなくコンテンツを配信することができるコンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラムを提供することにある。
さらに、本発明の目的は、ネットワーク上に散在する多数のストリーミングサーバ(特に、ローカルサイトに配置・管理されたストリーミングサーバ)がそれぞれ別個に記録するコンテンツの情報および当該コンテンツをアクセスするための公開ポイントを一元的に管理して1つのポータルサイトを形成することができるコンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラムを提供することにある。
さらに、本発明の目的は、コンテンツの提供者が、ローカルサイトに配置されたストリーミングサーバにコンテンツを提供することによって、そのコンテンツの情報等がポータルサイトに反映され、視聴者は、ポータルサイトにアクセスすることによって、自動的に、そのコンテンツが記録されているストリーミングサーバから当該コンテンツの配信を受けることができるコンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラムを提供することにある。
またさらに、本発明の目的は、たとえば、ライブストリーミング配信が行われる場合に、ライブ動画を複数のローカルサイトに配置されたストリーミングサーバに配置し、これらのストリーミングサーバから多数の視聴者に分散して配信を行うように制御するコンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、大容量で高価なバックボーン回線を契約することなく大規模なコンテンツ(動画)ポータルを構築することができるコンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の実施態様は、管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムである。このコンテンツ管理システムでは、ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、ネットワークに接続されたローカルサイトに配置されるよう構成され、管理サーバは、ストリーミングサーバを巡回してストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段と、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御手段を有するよう構成され、クライアントは、管理サーバから特定情報を受信すると、特定情報に基づき、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御手段を有するよう構成される。
このような構成により、動画コンテンツのストリーミング再生は、コンテンツ視聴者のサイトにあるクライアントと指定された動画コンテンツのストリーミングサーバの間で行われるので、管理サーバ周辺でのネットワーク帯域を圧迫しない。ストリーミングサーバは、インターネット等の外部ネットワークに接続されたローカルサイトに配置される。
本発明の第2の実施態様は、管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムである。このコンテンツ管理システムでは、ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、ネットワークに接続された動画コンテンツの提供者のサイトに配置されるよう構成され、管理サーバは、ストリーミングサーバを巡回してストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段と、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御手段を有するよう構成され、クライアントは、管理サーバから特定情報を受信すると、特定情報に基づき、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御手段を有するよう構成される。
このような構成により、動画コンテンツのストリーミング再生は、コンテンツ視聴者のサイトにあるクライアントと指定された動画コンテンツのストリーミングサーバの間で行われるので、管理サーバ周辺でのネットワーク帯域を圧迫しない。ストリーミングサーバは基本的に、動画コンテンツの提供者が管理・運営するサイトに配置され、当該サイトは通常、インターネット等の外部ネットワークに常時接続される。
本発明の第3の実施態様は、上述の第1または第2の実施態様のコンテンツ管理システムにおいて、管理サーバが、メタデータを用いて、複数のストリーミングサーバが記録する動画コンテンツの情報を集約し表示した動画ポータルサイトを、クライアントがアクセス可能な態様で提供する動画ポータル制御手段をさらに有するよう構成され、さらに、クライアントが、動画ポータルサイトで、クライアントのユーザが特定の動画コンテンツを指定した場合に指定情報を管理サーバに送信するよう構成される。
このような構成により、コンテンツ視聴者は、コンテンツ視聴者のサイトにあるクライアントを用いて、ネットワーク上に散在するストリーミングサーバの動画コンテンツを、動画ポータルサイトで一元化された情報としてアクセスできるようになる。この場合でも、動画ポータルサーバとなる管理サーバのバックボーン回線に輻輳が生じる危険性は極めて少ない。
本発明の第4の実施態様は、上述の第1または第2の実施態様のコンテンツ管理システムにおいて、動画配信制御手段がさらに、ストリーミングサーバおよびネットワークの少なくともいずれかのリソース状況を監視し、リソース状況に応じて、ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツを別のストリーミングサーバにコピーするか否かを決定するよう構成される。
本発明の第5の実施態様は、上述の第4の実施態様のコンテンツ管理システムにおいて、動画配信制御手段がさらに、動画コンテンツを別のストリーミングサーバにコピーするとの決定をした場合に、リソース状況に基づいて、あるいは、リソース状況とは関係のない所定のルールに基づいて、コピー先のストリーミングサーバを決定するよう構成される。
本発明の第6の実施態様は、上述の第4の実施態様のコンテンツ管理システムにおいて、動画配信制御手段がさらに、動画コンテンツが別のストリーミングサーバにコピーされ、1つの動画コンテンツが複数のストリーミングサーバによってクライアントに提供されうる状態となった場合に、リソース状況に基づいて、あるいは、リソース状況とは関係のない所定のルールに基づいて、複数のストリーミングサーバのいずれかにストリーミング再生要求がされるように特定情報を動的に求めるよう構成される。
本発明の第7の実施態様は、ネットワークを介して、クライアントおよび複数のストリーミングサーバに接続される管理サーバである。この管理サーバでは、ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、ネットワークに接続されたローカルサイトに配置されるよう構成され、管理サーバは、ストリーミングサーバを巡回してストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段と、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、その指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツのファイルを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御手段とを有するよう構成される。
本発明の第7の実施態様は、上述した第1の実施態様に係るコンテンツ管理システムの管理サーバの機能に着目したものである。したがって、第1の実施形態のコンテンツ管理システムの機能をより詳細に限定して記述した上述の第3ないし第6の実施態様は、この第7の実施態様についても当てはまる。
本発明の第8の実施態様は、管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムにより実現されるコンテンツ管理方法である。このコンテンツ管理方法では、ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、ネットワークに接続されたローカルサイトに配置されるよう構成され、管理サーバにおいて、ストリーミングサーバを巡回してストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得ステップと、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御ステップを有するように構成され、クライアントにおいて、管理サーバから特定情報を受信すると、特定情報に基づき、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御ステップを有するよう構成される。
本発明の第8の実施態様は、上述した第1の実施態様に係るコンテンツ管理システムに対応する方法について記載したものである。したがって、第1の実施形態のコンテンツ管理システムの機能をより詳細に限定して記述した上述の第3ないし第6の実施態様は、この第8の実施態様についても当てはまる。
本発明の第9の実施態様は、ネットワークを介して、クライアントおよび複数のストリーミングサーバに接続される管理サーバにより実現されるコンテンツ管理方法である。このコンテンツ管理方法では、ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、ネットワークに接続されたローカルサイトに配置されるよう構成され、管理サーバにおいて、ストリーミングサーバを巡回してストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得ステップと、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、その指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツのファイルを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御ステップとを有するよう構成される。
本発明の第9の実施態様は、上述した第1の実施態様に係るコンテンツ管理システムの管理サーバの機能に対応する方法について記載したものである。したがって、第1の実施形態のコンテンツ管理システムの機能をより詳細に限定して記述した上述の第3ないし第6の実施態様は、この第9の実施態様についても当てはまる。
本発明の第10の実施態様は、コンピュータに、管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムを実現させるためのプログラムである。このプログラムは、管理サーバを、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、かつ、ネットワークに接続されたローカルサイトに配置されるストリーミングサーバを巡回して、ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段、および、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御手段として機能させ、クライアントを、管理サーバから特定情報を受信すると、特定情報に基づき、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御手段として機能させる。
本発明の第10の実施態様は、上述した第1の実施態様に係るコンテンツ管理システムを実現させるプログラムについて記載したものである。したがって、第1の実施形態のコンテンツ管理システムの機能をより詳細に限定して記述した上述の第3ないし第6の実施態様は、この第10の実施態様についても当てはまる。
本発明の第11の実施態様は、ネットワークを介して、クライアントおよび複数のストリーミングサーバに接続される管理サーバに、動画コンテンツをストリーミング配信によりクライアントに提供するために記録し、かつ、ネットワークに接続されたローカルサイトに配置されるストリーミングサーバを巡回して、ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段、および、クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、その指定された動画コンテンツに対応するメタデータから、指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと指定された動画コンテンツのファイルを特定する特定情報を求め、クライアントに提供する動画配信制御手段として機能させるプログラムである。
本発明の第11の実施態様は、上述した第1の実施態様に係るコンテンツ管理システムの管理サーバの機能を実現させるプログラムについて記載したものである。したがって、第1の実施形態のコンテンツ管理システムの機能をより詳細に限定して記述した上述の第3ないし第6の実施態様は、この第11の実施態様についても当てはまる。
本発明に係るコンテンツ管理システム、管理サーバ、コンテンツ管理方法、およびプログラムによって、多様な視聴者から多岐にわたる動画コンテンツに対するストリーミング再生要求があった場合でも、サーバの過負荷やバックボーン回線の帯域不足の問題を生ずることなくコンテンツを配信することができる。
また、本発明に係るコンテンツ管理システムの管理サーバは、ネットワーク上に散在する多数のストリーミングサーバ(特に、ローカルサイトに配置・管理されているストリーミングサーバ)にそれぞれ別個に記録されているコンテンツの情報および当該コンテンツをアクセスするための公開ポイントを一元的に管理し、視聴者がアクセスし易い1つのポータルサイトを形成する。管理サーバは、この他にも、たとえばホームページの作成を支援したり、所定のコンテンツに関するメタデータを編集したりすることができるCMS(Contents Management System)機能を備える。
さらに、本発明に係るコンテンツ管理システムの管理サーバは、各ストリーミングサーバを巡回して、そこに記録されているコンテンツのメタ情報を取得し、ポータルサイトで表示・管理する。このことによって、コンテンツの提供者は、ローカルサイトに配置された自身のストリーミングサーバにコンテンツを提供するだけで、そのコンテンツの情報等がポータルサイトに反映される。一方、こうして収集されたコンテンツの公開ポイントは、コンテンツの視聴者が所望のコンテンツのストリーミング再生を要求した際にメタファイルに含まれ管理サーバから提供される。コンテンツの視聴者は、これにより、ストリーミングサーバ(コンテンツ)の位置がどこであるかを意識することなく、そのコンテンツが記録されているストリーミングサーバから当該コンテンツの配信を受けることができる。
本発明に係るコンテンツ管理システムの管理サーバは、ローカルサイトに配置された各ストリーミングサーバを巡回・管理し、ストリーミングサーバに記録されているコンテンツに関するメタデータを収集し、それらをポータルサイトでまとめて表示する。また、各ストリーミングサーバは、ローカルサイト、すなわち、コンテンツの提供者から見てより近い位置(「データ送信経路」の観点で「より近い位置」)に配置される。各ストリーミングサーバは小型のコンピュータでよく、これら多くのストリーミングサーバと管理サーバとが協働して大量コンテンツの同時配信を可能とし、結果として巨大なコンテンツ(動画)ポータルが構築される。
こうした本発明のコンテンツ管理システムの構成により、コンテンツの提供者が、たとえばベストエフォートのネットワークを経由して、自身のコンテンツを記録し配信するストリーミングサーバをインターネットに接続した場合に、管理サーバが提供するポータルサイトによって、より多くの視聴者からアクセスされる可能性が高まり、さらに、コンテンツを格納するストリーミングサーバが、それぞれ提供者のローカルサイトに分散的に配置されることで、視聴者からの配信要求が増加した場合でも、特定のネットワークが帯域不足となる事態を回避できる。本発明によるこれらの効果は、従来のCDN等のネットワークシステムでは達成できないものである。
また、本発明に係るコンテンツ管理システムのストリーミングサーバは、基本的にローカルサイトに配置されるため、コンテンツの提供者が大容量の動画コンテンツのデータを登録(コピー)し、またはキャプチャを行うのに非常に有利である。たとえば、動画コンテンツのデータは、直接USBケーブルやIEEE1394ケーブルを介して、あるいは、LANやイントラネットなどの内部ネットワークを介して、比較的大きな帯域によって短時間でストリーミングサーバにコピーすることができる。またさらに、ハードディスクといったストリーミングサーバの記録装置も、コンテンツの提供者が占有できるため、超長尺の動画に係る動画データも容易にコピーすることができる。たとえば、ハイビジョンサイズで数時間にわたる大きな動画をFTP等により、インターネットを介して従来のサーバにアップロードしようとしても、途中でFTPセッションの中断等が発生するなどして、容易にできないことが多い。
またさらに、本発明のコンテンツ管理システムの管理サーバは、たとえば、ライブ動画がストリーミングサーバに提供されている場合に、記録されている動画コンテンツと同様、ポータルサイトへのアクセスにより、視聴者による視聴を可能とする。また、管理サーバは、ライブ動画が提供されているストリーミングサーバやネットワークなどのリソース状況に応じて、ライブ動画を他のストリーミングサーバにも提供するよう制御し、より多数のストリーミングサーバを用いて視聴者にライブ動画を配信するよう制御する。また、管理サーバは、上述したリソース状況に応じて、最適のストリーミングサーバを視聴者に割り当てる。
本発明のコンテンツ管理システムでは、従来のCDNやポータルサーバのように、1Gbpsといった大容量かつ高価なバックボーン回線を用意する必要はない。コンテンツの提供者から提供されるコンテンツは、各自のローカルサイトに配置された小型のストリーミングサーバに個別に記録されるので、ストリーミングサーバとインターネットのような外部ネットワークとの間は、基本的に、100Mbpsのベストエフォート回線のようなネットワークで接続されていればよい。
最初に、本発明の第1の実施態様に係るコンテンツ管理システムの概要を、図1を参照して説明する。本発明のコンテンツ管理システム1は、主に、管理サーバ10、ストリーミングサーバ30、提供サイトクライアント40、視聴サイトクライアント50、および、管理サーバ10、ストリーミングサーバ30、視聴サイトクライアント50をルータ経由で接続するネットワーク60から構成される。また、以降で説明から明らかなように、本発明の中核をなしているのは管理サーバ10である。コンテンツは、動画コンテンツのほか、音楽データやプレゼンテーション用データ等のリッチコンテンツを含む概念であり、本発明に係るコンテンツ管理システムも、すべてのコンテンツに対応可能であるが、ここでは、主として動画コンテンツに関する処理を例にとって説明する。動画コンテンツは、どのようなエンコード形式・フォーマットのものであってもよい。
ネットワーク60は、たとえばインターネットのようなネットワークである。企業や家庭のコンピュータが、このインターネットに接続して他のサイトのコンピュータとデータ送受信を行うには、通常、インターネット接続業者(ISP:Internet Service Provider)が管理するISPサーバにルータやケーブルモデムといった中継装置を介して接続する必要がある(各ISPサーバは、IX(Internet eXchange)や他のISPサーバと接続されWEBを形成する)。
ストリーミングサーバ30は、基本的に「ローカルサイト」に設置される、企業、学校、家庭等のコンピュータである。ここでは、ネットワーク60に接続されたコンピュータ(または、内部ネットワーク、LAN)が配置されている企業(または企業内の特定の組織)、学校、家庭といった特定の範囲の場所を「ローカルサイト」と称することにする。ここでいう「場所」は、地理的な位置を意味するだけではなく、ネットワーク接続の視点から見た位置を意味するものでもある。すなわち、「ローカルサイト」は、インターネットのエンドノードに接続されているサイトであるということができ、そのサイトのいかなるコンピュータを中継しても、第三者がインターネットに接続されることはないサイトである。したがって、ISPなどの通信事業者が、ネットワーク中継等を目的として設置したサイトは、「ローカルサイト」にはあたらない。また同時に、「ローカルサイト」は、基本的に、コンテンツを提供する者(コンテンツ提供者)が管理・運営するサイトであるということができる。ストリーミングサーバ30は、基本的にネットワーク60に常時接続される。
また、「ローカルサイト」は、いわゆる、ラストワンマイルの回線により通信サービスに接続されるサイトである。現状、日本では、インターネット接続についてのラストワンマイルの回線は、加入者宅と最寄りの電話局を結ぶ電話回線であることが多いが、今後は、より高帯域の光ファイバー回線、ケーブルテレビ局の同軸ケーブル、無線LAN等が主流になることが予想される。
管理サーバ10は、ネットワーク60のISPサーバにルータ20を介して接続される。管理サーバ10は、一般的には上述のローカルサイトに配置されるが、ISPのサイトに置かれてもよい。
管理サーバ10は、ローカルサイトに配置されるストリーミングサーバ30を巡回し、ストリーミングサーバ30に記録されている動画コンテンツのメタデータを収集し、管理サーバ10の記録装置に格納する。こうして記録されたメタデータは、管理サーバ10によって一元的に管理され、さらに、これらの情報を元にHTMLページが作成され、ポータルサイトが形成される。ポータルサイトは、多くのユーザのアクセスが期待され、そこにメタデータに基づいた動画コンテンツの情報が集約されるため、コンテンツの一覧表示や検索が可能となっている。また、ここでいう「ポータルサイト」の「サイト」は、上述した「ローカルサイト」の「サイト」とは概念が異なる。「ポータルサイト」の「サイト」は、WEBサイトのことであり、WEBサイトは、一連のHTMLページ、画像ファイル、リンク等から成るWEBページ群である。
管理サーバ10はさらにCMS機能を有しており、たとえば、コンテンツ提供者がWEBブラウザ等を用いて、自身のストリーミングサーバ30に記録された動画コンテンツを用いたホームページを作成する作業を支援する。このとき、ホームページ上にコンテンツとともに用いられたテキストデータや参照ファイルも、上述したメタデータとして当該動画コンテンツに関連付けられ、管理サーバ10の記録装置に記録されうる。
また、管理サーバ10は、コンテンツ視聴者が動画コンテンツを指定(再生を要求)した際に、そのコンテンツ視聴者に対して動画コンテンツの特定情報を提供する。特定情報には、その動画コンテンツを記録するストリーミングサーバ30のネットワークアドレス(公開ポイント)とその動画コンテンツのファイル名が含まれる。これにより、コンテンツ視聴者は、ポータルサイトにアクセスするだけで、動画コンテンツの実際の記録位置を意識することなくストリーミング再生を行うことができる。
ストリーミングサーバ30は、たとえば、ルータ20を介してネットワーク60のISPサーバに接続され、コンテンツ提供者のサイト(提供サイト)に配置される。この提供サイトは動画コンテンツ等を作成し公開する企業や個人のサイトであり、上述のローカルサイトにあたる。
ストリーミングサーバ30は、ストリーミング配信機能を備えたコンピュータであり、記録装置には、コンテンツ提供者から提供されたいくつかの動画コンテンツが記録される。ストリーミングサーバ30は、コンテンツ視聴者からのストリーミング再生要求に応じて動画コンテンツのストリーミング再生を実行し、視聴サイトクライアント50に対してストリーミングデータを送信する。
また、ストリーミングサーバ30は、適宜、コンテンツ提供者の提供サイトクライアント40に接続され、そこから動画コンテンツの提供を受ける。こうして受信した動画コンテンツは、上述の記録装置に記録される。提供サイトクライアント40としては、たとえば、パーソナルコンピュータやディジタルビデオカメラなどがあり、これらとストリーミングサーバ30が、IEEE1394ケーブルやUSBケーブルなどの高帯域通信回線で接続され、大量のコンテンツが比較的短時間でコピーされる。
パーソナルコンピュータでは、たとえば、IEEE1394ケーブル等を経由してディジタルビデオカメラ等から動画をキャプチャし、それを所定の形式にエンコードすることによって動画コンテンツのデータを生成する。一方、ディジタルビデオカメラでは、通常、録画処理と並行して所定の形式へのエンコード処理・記録処理が行われ、録画処理の終了により動画コンテンツのデータが完成する。
また、提供サイトクライアント40を、ストリーミングサーバ30と直接ケーブル等によって接続せず、ルータ20等を介してネットワーク接続し、動画コンテンツの登録を行うこともできる。
図1では、1つのISPサーバに提供サイト#1と提供サイト#2が接続されており、別のISPサーバに、提供サイト#1や提供サイト#2と同様の提供サイト#3が接続されている。ここでは、例示のため、少しの提供サイトしか示していないが、実際には、1つのISPサーバに多数の提供サイトが接続され、そのようなISPサーバが、インターネット上に多数存在するような状態が想定される。また、それぞれの提供サイトは、ここでは単純なネットワーク構成のものとして表されているが、様々なトポロジにおいて適宜ストリーミングサーバを配置することができる。
視聴サイトクライアント50は、ルータ20等を経由してネットワーク60に接続された、コンテンツ視聴者のサイト(視聴サイト)にあるコンピュータであり、コンテンツ視聴者は、視聴サイトクライアント50のユーザとなる。視聴サイトクライアント50は、WEBブラウザ等を利用して、管理サーバ10が提供するポータルサイトにアクセスし、動画コンテンツの一覧を表示させたり、動画コンテンツを検索したりすることができる。特定の動画コンテンツを再生するよう指定すると、管理サーバ10からメタファイルが送信され、その動画コンテンツをネットワーク60上で特定する特定情報が提供される。視聴サイトクライアント50は、これを受け取ると、その特定情報で特定される公開ポイント(ストリーミングサーバ30)にネットワーク60を介してアクセスし、さらに、そこから特定情報で特定されるストリーミングファイルのデータを受信し、最終的に視聴サイトクライアント50で動画コンテンツのストリーミング再生が行われる。
なお、ここで、管理サーバ10、ストリーミングサーバ30、および視聴サイトクライアント50は、それぞれの役割を明確にするために、最も単純な構成で配置されているが、機能の分担やサーバの配置方法には様々なバリエーションがあり、例示した構成に限られるものではない。たとえば、管理サーバ10は、機能分散された複数のコンピュータで構成されてもよいし、管理サーバ10の記録装置を別のサーバコンピュータに移して管理するようにしてもよい。
ネットワーク60は、基本的にインターネットに対応するが、これに限定されるわけではない。たとえば、本発明のコンテンツ管理システムを大規模なコミュニティや広範囲に分布する企業内で実施しようとする場合は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を用いたエクストラネットを利用することも考えられる。
次に、図2を参照して、管理サーバ10が収集・生成して一元管理するメタデータ100の各項目について説明する。特定情報は、動画コンテンツの位置を特定する情報であり、ここでは動画コンテンツのURL(Uniform Resource Locator)が用いられる。動画コンテンツのURLには、たとえば、動画コンテンツの配信(または送信)プロトコルを特定する文字列、ストリーミングサーバ30のネットワーク60上での識別子、および動画コンテンツのファイルを識別するための識別子(たとえば、ファイル名)が含まれる。システム内で、配信プロトコル等の前提が設けられれば、動画コンテンツの配信プロトコルに関する情報を、特定情報に含める必要はない。基本情報は、ストリーミングサーバ30を巡回して動画コンテンツを見つけ出すことにより、その動画コンテンツのプロパティ等から自動的に取得される情報である。基本情報には、たとえば、画面サイズ、全体再生時間、タイトル、要約、製作者、著作権情報、更新日時等が含まれる。
サムネイル情報には、サムネイル画像ファイルのURLが含まれる。このURLは後述するサムネイル画像格納領域11B内のいずれかの位置を指すことになる。サムネイル画像は、コンテンツが動画データである場合、いずれかのシーンを所定のサイズに縮小した画像である。サムネイル画像は、ストリーミングサーバ30の記録装置に記録されている場合は、これをコピーして、管理サーバ10のサムネイル画像格納領域11Bに格納する。サムネイル画像ファイルは、管理サーバ10が、ストリーミングサーバ30を巡回して新たな動画コンテンツを発見したときに作成するようにしてもよい。
HP関連情報には、コンテンツ提供者が動画コンテンツを利用したホームページを作成した場合等に、その動画コンテンツに対応付けて、ホームページで使用したテキストや、画像その他の参照ファイルのURLなどが含まれる。これらの情報は、管理サーバ10が提供するCMS機能でコンテンツ提供者がホームページを作成した際に、メタデータ100に取り込まれる。
メタデータ100は、たとえばXML(eXtensible Markup Language)スクリプトで記述され、動画コンテンツごとに生成される。この例では、特定情報、基本情報、サムネイル情報、およびHP関連情報がメタデータ100に含まれるように構成されるが、他の項目を含むようにすることもでき、また、他の表現方法や他のデータ構成をとることもできる。
また、この実施形態では、メタデータ100はXMLで記述されたフラットファイルとして記録されているが、RDBRMS(Relational DataBase Management System)やNXDB(Native XML DataBase)といったデータベース管理システムで管理することもできる。その場合には、管理サーバ10が当該データベース管理システムにアクセスできるように、それぞれがデータベース・インタフェース機能を備える必要がある。
次に、図3のコンテンツ管理システム1の機能ブロック図を参照して、本発明の構成要素の各機能について説明する。
管理サーバ10は、メタデータ取得部10A、動画ポータル制御部10B、CMS機能制御部10C、動画配信制御部10D、およびネットワークインタフェース(I/F)部10Eを含むよう構成される。また、管理サーバ10の記録装置11には、メタデータ格納領域11A、サムネイル画像格納領域11B、およびメタファイル格納領域11Cがあり、メタデータ格納領域11Aには、動画コンテンツごとに図2に示したようなメタデータ100が格納され、サムネイル画像格納領域11Bには、各動画コンテンツのサムネイル画像が格納され、メタファイル格納領域11Cには、コンテンツ視聴者の要求に応じて生成されたメタファイルが記録される。
メタデータ100とメタファイルは、同じ書式の場合もあるが、用途としては異なる。メタデータ100は動画コンテンツに関するすべての情報を管理可能なものであるが、メタファイルは動画再生時に動画プレイヤーが必要とする情報だけに要素を絞ったものであり、また、処理の迅速化をはかるために、メタファイルのなかには、大量のデータを含まないように設計されることが多い。
メタデータ取得部10Aは、ローカルサイトに散在するストリーミングサーバ30を巡回して、新規登録された動画コンテンツを見つけたら、その動画コンテンツに関する特定情報や基本情報等(図2参照)をメタデータ100として、メタデータ格納領域11Aに格納する。コンテンツ管理システム1を構成するストリーミングサーバ30は、通常、事前に管理サーバ10に登録されており、メタデータ取得部10Aによる巡回は、あらかじめ決められたネットワーク位置にあるストリーミングサーバ30について行われることになる。巡回の順序はどのようなパターンであってもよい。たとえば、コンテンツの更新が頻繁なストリーミングサーバ30について巡回の順序を優先させたり、頻度を高めたりすることもできる。
また、登録されていないストリーミングサーバ30やその他のサーバ(たとえば、WEBサーバ等)にある動画コンテンツのメタデータをメタデータ格納領域11Aに格納するように制御することもできる。たとえば、所定のツールで、上述のストリーミングサーバやWEBサーバにFTP(File Transfer Protocol)等で動画コンテンツを公開(アップロード)する際に、その公開先のURLの情報等をメタデータ格納領域11Aに登録する。ツールは、たとえば、動画データを取り込むキャプチャソフトのようなものであってもよい。このキャプチャソフトは、動画のキャプチャ機能の他に、動画データの圧縮やサムネイル画像の生成といった機能をも備えるように構成可能である。また、こうしたキャプチャソフトは、たとえば、ストリーミングサーバ30やコンテンツ提供者のPC(提供サイトクライアント40)にインストールされて、そこで実行される。サムネイル画像の生成は、このようにキャプチャソフト側(ストリーミングサーバ30や提供サイトクライアント40側)で行われるが、管理サーバ10側で行うこともでき、どちらで行うかは運用形態や設計思想に基づいて任意に決定できる。
あるキャプチャソフトでは、動画をキャプチャすると、自動的にその動画データの圧縮とサムネイル画像の作成を行い、ローカルサイトでの公開をしない場合は、あらかじめ指定されたサーバに対し、自動的にこれらの圧縮された動画コンテンツとサムネイル画像とをアップロードする。その際、自動的に、FTP先のサーバでメタデータを生成して管理サーバ10に送信することもできる。この機能により、後述するようなPHP(Hypertext Preprocessor)の実行環境がない(または動かない)WEBサーバ(HTTPサーバ)や、自動巡回が困難な環境にあるサーバに動画コンテンツを公開する場合でも、管理サーバ10に必要なデータを提供することが可能となる。
また、このときに、生成するメタデータの替わりにQRコードのような、図形により特定のコードを表すようなコードを生成することもできる。これは管理サーバ10に送信されるか、プリントアウトされることにより、PDAや携帯電話から動画コンテンツにアクセスに用いられる。
また、WEBサーバにPHP(Hypertext Preprocessor)の実行環境がある場合、公開ディレクトリにアップロードされた新規ファイルにリンクするHTMLファイルを自動生成するプログラムを作っておき、それを定期的に管理サーバ10から起動させてやることで、新着の動画コンテンツおよびサムネイル画像へのパスを自動取得できる。
メタデータ取得部10Aは、さらに、ストリーミングサーバ30の記録装置31内に、動画コンテンツに対応するサムネイル画像が存在する場合には、そのデータをサムネイル画像格納領域11Bにコピーする。上述の特定情報や基本情報等、およびサムネイル画像は、動画コンテンツのデータ本体に比べると、極めて容量の小さなものであり、コピーする際のコンピュータやネットワークに対する負荷はほとんどない。
また、メタデータ取得部10Aは、ユーザが動画プレイヤーで動画コンテンツを再生する際に、メタデータ100の作成を行うようにすることもできる。この場合、動画コンテンツを視聴する場合、あるいはそのときに所定の指示があった場合に、その動画コンテンツのメタファイルおよびプロパティのデータをメタデータ取得部10Aに送信するよう動画プレイヤーを構成しておく。メタデータ取得部10Aは、そのデータをもとに視聴中の動画コンテンツに対応するメタデータ100を作成する。
動画ポータル制御部10Bは、メタデータ取得部10Aによって多数のストリーミングサーバ30から得られたメタデータ100を元に、一元化され、集約された動画ポータルサイトを形成すべく、ポータルサイトのHTMLページを自動的に作成し、ユーザの要求に応じて視聴サイトクライアント50にそのポータルサイトを表示させる。たとえば、図4に示すようなポータルサイト表示画面200がユーザ(視聴サイトクライアント50)に提供される。また、動画ポータル制御部10Bは、視聴サイトクライアント50とHTTPでHTMLデータのやり取りを制御し、ユーザが視聴サイトクライアント50で動画コンテンツの検索を行うようにすることもできる。
ここで、図4のポータルサイト表示画面200、および図5の検索結果表示画面250について説明する。図4に示すポータルサイト表示画面200の上部は検索指示部210になっており、タイトル211の下に、検索を指示するための入力部が設けられている。入力部は、検索キーワード入力部212、検索指示ボタン213、ファイル形式や再生時間を絞り込むための検索オプション入力部214で構成される。
ポータルサイト表示画面200の下部は新着動画表示部220になっており、タイトル221の下に、新着の(すなわち、ストリーミングサーバ30を巡回して新たに見つかった)動画コンテンツが一覧表示される。それぞれの動画コンテンツについて、サムネイル222と、特定情報および基本情報の一部を表示する概要223が表されている。新着動画の一覧が複数ページにわたる場合は、ページ選択部224が表示され、これをユーザが指示することにより、所望のページを表示させることができる。ここでユーザは、サムネイル222をマウスでクリックするなどして、その動画コンテンツの再生を指示する。
こうした新着の動画コンテンツは、動画ポータル制御部10Bが、メタデータ格納領域11Aのメタデータ100をサーチし、たとえば、更新日時が所定の日時以降のものを抽出してHTMLページに反映する。サムネイル222は、こうして抽出された動画コンテンツに対応するサムネイル画像を、サムネイル画像格納領域11Bのなかから取得し、HTMLページに設定する。
図4のポータルサイト表示画面200の検索指示部210で検索が指示されると、管理サーバ10で検索処理が行われ、図5に示すような検索結果表示画面250がユーザの視聴サイトクライアント50に表示される。検索結果表示画面250は、タイトル251の下に、検索結果の動画コンテンツを一覧表示する。それぞれの動画コンテンツについて、サムネイル252と、特定情報および基本情報の一部を表示する概要253が表されている。検索結果の一覧が複数ページにわたる場合は、ページ選択部254が表示され、これをユーザが指示することにより、所望のページを表示させることができる。ユーザは、たとえば、サムネイル252やテキストなどで構成されるリンク情報をマウスでクリックするなどして、その動画コンテンツを指定し、その動画コンテンツの再生を指示する。
このような動画コンテンツの検索は、動画ポータル制御部10Bが、メタデータ格納領域11Aのメタデータ100のなかに、指定された検索キーワードがあるかどうかをサーチし、一致、または類似する部分が見つかった場合に、そのメタデータ100の一部を検索結果として検索結果表示画面250に表示するようHTMLページを編集する。XMLで記述されたメタデータ100を検索する場合、たとえば、インタフェースにはDOM(Document Object Model)が使用され、検索においてはXPathと呼ばれる言語が用いられる。また、RDB(Relational Database)でSQL(Structured Query Language)等を用いて検索することも、それ以外のデータベースを使用して検索を行うこともできる。
メタデータ100は、コンテンツ提供者が動画コンテンツを利用したホームページを作成したときに入力等したHP関連情報(図2参照)も含まれており、したがって、これらの情報についても検索の対象となりうる。サムネイル252は、こうして抽出された動画コンテンツに対応するものを、サムネイル画像格納領域11Bのなかから取得し、HTMLページにそのURLを記述する。
このように、視聴サイトクライアント50のユーザは、ポータルサイトで動画コンテンツを指定し、そのことが最終的にその動画コンテンツのストリーミング再生につながる。しかしながら、ユーザ、すなわちコンテンツ視聴者は、こうしたポータルサイトを経由せずに、再生する動画コンテンツを指定することもできる。たとえば、管理サーバ10が、個々のユーザに対して送信するメールに含まれるリンク情報や、個別に作成されるHTMLページのリンク情報をクリックすることで指定が可能である。
また、この例では、管理サーバ10がWEBサーバの機能をも含んで、ポータルサイトへのアクセス制御、管理・生成を実施するように構成されているが、この機能を他のWEBサーバ等が行うように設計することも可能である。
CMS機能制御部10Cは、コンテンツ提供者が動画コンテンツを使ったホームページの作成を容易に行えるよう支援する。より具体的には、CMS機能制御部10Cは、コンテンツ提供者の提供サイトクライアント40に対して所定のGUI(Graphical User Interface)画面を表示させて、コンテンツ提供者からホームページを作成するために必要な情報を受信する。CMS機能制御部10Cは、こうして受信した各種情報から自動的にHTMLページを作成する。
図6には、コンテンツ提供者がCMS機能制御部10Cを用いて作成したホームページ作成例300が示されている。ホームページ作成例300は、タイトル部310、動画プレイヤー表示部320、画像表示部330、テキスト表示部340、および検索条件入力部350からなる。
動画プレイヤー表示部320には、既存の動画プレイヤーが組み込まれ、コンテンツ提供者は、ここで再生する動画コンテンツを指定できる。動画プレイヤー表示部320には、動画表示ウインドウ321、シークバー322、再生コントロールボタン323、および音声制御バー324が配置される。なお、ここで示す動画プレイヤーの構成要素とレイアウトは、単なる例示にすぎず、こうした構成に限られるわけではない。コンテンツ提供者は、これらの構成要素とレイアウトをある程度自由にカスタマイズすることができる。
動画表示ウインドウ321には、再生される動画コンテンツの映像が表示される。この他、動画プレイヤーは、動画コンテンツの再生に際して、視聴サイトクライアント50の音声出力装置52も制御し、映像に関連付けられた音声も出力する。
シークバー322は、スライダの相対位置によって、動画コンテンツの再生位置を表示する。ユーザは、このスライダをマウス等の入力装置で移動させることにより、自由に再生位置を変えることができる。再生コントロールボタン323は、動画の再生、一時停止、早送り等を指示するためのボタンを含んでおり、各ボタンは、一般的に使用される記号で表される。
音声制御バー324は、スライダの移動によって音声のボリュームをコントロールする。また、この例では示されていないが、動画コンテンツの基本情報を表示するようにもできる。基本情報は、管理サーバ10により、その動画コンテンツに対応するメタデータ100の基本情報から取得されるものである。
画像表示部330には、複数のイメージ(静止画像)が表示される。テキスト表示部340には、動画コンテンツ表示部320再生される動画コンテンツに対する説明文(テキスト)やイメージなどが提供され、検索条件入力部350には、複数の検索キーワード入力域を含む検索フォームが提供される。コンテンツ提供者は、このようなホームページを、管理サーバ10のCMS機能制御部10Cに対する簡単な指示や操作により構築することができる。なお、ここに示したホームページ作成例300は一例に過ぎず、コンテンツ提供者は、自身の動画コンテンツを利用して、さまざまなレイアウトでホームページを構築できる。
動画配信制御部10Dは、ポータルサイト表示画面200や検索結果表示画面250において、ユーザが、リンク情報をクリックすることなどにより動画コンテンツの指定(再生要求)をした場合に、その指定情報を受信し、対応する動画コンテンツの特定情報をメタデータ100からサーチして、それをメタファイルに含めてユーザ(視聴サイトクライアント50)に提供する。指定情報とは、たとえば、そのリンク情報がクリックされたという情報自体であり、場合によっては、対象である動画コンテンツを識別する情報を含むこともある。いずれにせよ、受信側である動画配信制御部10Dは、ユーザがどの動画コンテンツについて再生を要求しているのかを把握できる。この場合、メタファイルは、ユーザによる動画コンテンツの指示に応答して動的に作成されるが、事前に動画コンテンツごとにメタファイルを作成しておき(あるいは、初回の指定の際に作成し)、指定のあった場合に、対応するメタファイルを選択するようにも設計できる。特定情報は、たとえば、動画コンテンツのURLである。このURLには、動画コンテンツの配信プロトコルを特定する文字列、その動画コンテンツの記録されているストリーミングサーバ30のネットワークアドレス、および動画コンテンツのファイル名が含まれる。視聴サイトクライアント50は、管理サーバ10の動画配信制御部10Dからメタファイルを受け取ると、特定情報で特定されたストリーミングサーバ30に対してストリーミング配信要求を行い、その後、ストリーミングサーバ30から視聴サイトクライアント50に対して、特定情報で特定された動画コンテンツのファイルについてストリーミング配信が行われる。
こうした本発明の仕組みにより、動画コンテンツに関する情報は管理サーバ10によって一元管理され、そこでポータルサイトが作成される一方で、実際の動画コンテンツのストリーミング配信については、ストリーミングサーバ30と視聴サイトクライアント50との間で直接行われる。このストリーミング配信では、管理サーバ10が関わらないため、管理サーバ10のバックボーン回線が帯域不足となる問題は発生しない。また、コンテンツ提供者は、自身のローカルサイトにあるストリーミングサーバ30に対して動画コンテンツを登録するだけで、ポータルサイトを経由した効果的なアクセス増が期待できる。
ネットワークI/F部10Eは、ネットワーク60に接続された他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う際に、データのエラーチェックや送受信のタイミング等をコントロールする。たとえば、管理サーバ10と視聴サイトクライアント50の間で行われるHTMLデータの送受信も、この、ネットワークI/F部10Eを介して行われる。こうした機能は、ネットワーク60に接続してデータの送受信を行うコンピュータに基本的に設定されており、管理サーバ10以外では、ストリーミングサーバ30のネットワークI/F部30B、視聴サイトクライアント50のネットワークI/F部50Cがこれに相当する。これらは同様の機能であるため、以下では、それぞれの説明を省略する。
ストリーミングサーバ30は、ストリーミング制御部30AとネットワークI/F部30Bを有し、さらに、記録装置31には、動画コンテンツを記録するコンテンツ格納領域31Aがある。
ストリーミング制御部30Aは、視聴サイトクライアント50からストリーミング再生要求があった場合に、視聴サイトクライアント50の動画再生制御部50Bと協働して所定のプロトコルで動画コンテンツのストリーミング再生を行う。こうしたストリーミング制御部30Aの機能は、従来から提供されているものである。また、ストリーミングサーバ30は、動画コンテンツのキャプチャ機能を備えることもでき、この機能は、たとえばIEEE1394ケーブル等を経由して受信した動画データをキャプチャし、所定の動画フォーマットにエンコードしたうえで、そのデータをコンテンツ格納領域31Aに格納する。
視聴サイトクライアント50は、WEBブラウザ部50A、動画再生制御部50B、およびネットワークI/F部50Cを含み、さらに、表示装置51、音声出力装置52、および入力装置53を備える。
この例では、WEBブラウザ部50Aの機能は、実質的には、既存のWEBブラウザによって実現され、その動作・表示内容は、管理サーバ10から提供される(ポータルサイトの)HTMLページによってコントロールされる。また、動画再生制御部50Bの機能は、実質的には、既存のWEBブラウザと動画プレイヤーによって行われ、その動作は、管理サーバ10から提供されるHTMLページとメタファイルとによってコントロールされる。また、動画プレイヤーは、ストリーミング再生だけでなく、一旦、動画コンテンツをダウンロードしてから再生したり、疑似ストリーミングによる再生をすることも可能である。
WEBブラウザ部50Aは、管理サーバ10から(HTTPで)HTMLページを受信し、動画コンテンツの検索条件を指定するための画面(たとえば、図4に示すポータルサイト表示画面の検索指示部210)を視聴サイトクライアント50の表示装置51上に表示する。視聴サイトクライアント50は、ユーザが、検索指示部210で検索キーワードを入力した場合、この検索条件を管理サーバ10にHTTPで送信する。
また、WEBブラウザ部50Aは、管理サーバ10から(HTTPで)HTMLページを受信し、上述の検索条件による検索結果を表示する画面(たとえば、図5に示す検索結果表示画面)を視聴サイトクライアント50の表示装置51上に表示する。ここで、ユーザが所定の動画コンテンツを再生するように指示すると、その指示は管理サーバ10に伝えられ、そこで、その動画コンテンツをストリーミング再生するために使用されるメタファイルが生成される。
動画再生制御部50Bは、上述のように、既存のWEBブラウザと動画プレイヤーによって実現される。視聴サイトクライアント50の動画プレイヤーは、管理サーバ10からメタファイルを受信すると、そのメタファイルの拡張子を見て、再生できるものである場合起動する。WEBブラウザに表示されるページの中に動画プレイヤーが組み込まれる場合もある。
ここで、視聴サイトクライアント50の動画プレイヤーは、メタファイル内の特定情報を使用して、ストリーミングサーバ30に、コンテンツ格納領域31Aに格納されている動画コンテンツのストリーミング再生を要求し、その後、前述のように、ストリーミングサーバ30のストリーミング制御部30Aと協働制御して、動画コンテンツをストリーミング再生する。
視聴サイトクライアント50は、再生する動画コンテンツに関する情報や動画コンテンツの再生手順に関する情報等をメタファイルから取得する。ここでいうメタファイルとは、再生する動画コンテンツのファイルまたは再生シーンを特定するための最低限の情報を持つファイルである。たとえば、Windows(登録商標)メタファイル、SMILなどの標準的なストリーミングサーバに対応したメタファイル、或いは携帯電話やブロードバンド向けのVOD配信用または放送用ビデオサーバが標準装備するメタファイルなどがある。
ここで指定されるメタファイルは、管理サーバ10で動的に生成される。このメタファイルは、管理サーバ10の記録装置11に記録されたメタデータ100から生成され、少なくとも、指定された動画コンテンツにアクセスするための特定情報が含まれる。メタファイルは、このように、XMLで記述されたメタデータ100から生成されるが、このような処理には、たとえば、DOM、XSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformations)が使用されうる。XSLTは、XML文書をHTML文書、XML文書、プレーン・テキストなどに変換するルールを記述するために使用できる一種のスクリプト言語である。
特定情報は、対応する動画コンテンツの位置を特定するための情報で、たとえば、動画コンテンツのURLである。URLは、動画コンテンツの配信(または送信)プロトコルを特定する文字列、ストリーミングサーバ30といった、動画コンテンツを配信するサーバをネットワーク60上で識別するための識別子、および動画コンテンツのファイルを識別するための識別子(たとえば、ファイル名)を含む。通常、ストリーミングサーバ30は、ネットワーク60に接続されており、そのため、ネットワーク60上でユニークな識別子(ネットワークアドレス)が付与される。ネットワーク60がインターネットであれば、このネットワークアドレスはIPアドレスとなる。
視聴サイトクライアント50の表示装置51は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)といった表示手段であり、音声出力装置52は、スピーカのような、音声を出力するための手段であり、入力装置53は、キーボードやマウスといった入力手段である。ユーザ(コンテンツ視聴者)は、表示装置51に表示される動画と音声出力装置52から出力される音声等により動画コンテンツを視聴する。
ここで、図7のフローチャートを参照して、本発明のコンテンツ管理システム1における処理の基本的な流れを説明する。図7の左側のカラムは管理サーバ10における処理であり、中央のカラムは視聴サイトクライアント50における処理、右側のカラムはストリーミングサーバ30における処理である。管理サーバ10と視聴サイトクライアント50の間の矢印、および視聴サイトクライアント50とストリーミングサーバ30の間の矢印は、これらの間でデータが(ネットワーク60を介して)送信されたことを表す。
ステップS10で、視聴サイトクライアント50は、ユーザであるコンテンツ視聴者の指示に基づいて、ポータルサイトにアクセスする。これはHTTPによるページ要求である。次に、ステップS12で、この要求を受け取った管理サーバ10は、ポータルサイトのHTMLページを視聴サイトクライアント50に送信する。視聴サイトクライアント50は、ステップS14でこのHTMLページのデータを受信すると、WEBブラウザでそれを解釈し、図4に示すような、ポータルサイト表示画面を表示装置51に表示する。
ここでユーザが、ポータルサイト表示画面から検索指示を行ったとすると、視聴サイトクライアント50はステップS16で、検索指示や検索キーワード等を管理サーバ10に送信する。検索指示を受け取った管理サーバ10は、ステップS18で、メタデータ100に指定された検索キーワードがあるかどうかサーチし、その検索結果を表示するためのHTMLページを生成して、これを視聴サイトクライアント50に送信する。
ステップS20で、視聴サイトクライアント50は受信したHTMLページをWEBブラウザで解釈し、検索結果を表示する。ステップS22でユーザが、検索結果の1つである動画コンテンツの再生を指示すると、その指示は管理サーバ10に送信される。管理サーバ10は、この指示に応答して、ステップS24で指示された動画コンテンツに対応するメタファイルを、視聴サイトクライアント50に送信する。管理サーバ10は、動画コンテンツの再生指示があったときに、メタデータ100を参照して動的にメタファイルを生成し、送信してもよいし、事前に、各動画コンテンツに対応するメタファイルを(メタデータ100を参照して)生成しておいて、動画コンテンツの再生指示があったときに、対応するメタファイルを選択し、送信するようにしてもよい。
メタファイルは、たとえば、図8Aに示すようなXML形式のファイルであり、動画コンテンツのURL("mms://servername/path/file1.asf")が含まれている。ここで、最初の文字列には、この場合、ストリーミング用プロトコルが指定されるが、ここでは「mms」が指定されている。「servername」は、ネットワーク60でストリーミングサーバ30を特定する識別子となる。「path」は、そのサーバの記憶装置のディレクトリ、「file1.asf」は、動画コンテンツのファイル名である。
ステップS26で、メタファイルを受信した視聴サイトクライアント50は、メタファイルの拡張子に関連付けられている動画プレイヤーを起動し、動画プレイヤーは、メタファイルに記述されている動画コンテンツ(図8Aの例では、「file1.asf」)のストリーミング再生を、ストリーミングサーバ(図8Aの例では、「servername」)に要求します。ストリーミング再生要求を受信したストリーミングサーバ30は、ステップS28で、要求してきた視聴サイトクライアント50の動画プレイヤーに、ストリーミングデータを配信する。視聴サイトクライアント50の動画プレイヤーは、ステップS30で、ストリーミングサーバ30から受信したストリーミングデータを再生する。
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム400の処理について説明する。コンテンツ管理システム400は、各コンピュータの配置・構成、およびネットワーク構成については、図1で説明した第1の実施形態に係るコンテンツ管理システム1と変わらない。第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム400は、1つの出所の動画コンテンツに極めて多くの視聴が集中する状況で有効にストリーミング配信が行われるように、主として(図3に関連して上述した)動画配信制御部10Dの機能を改良したものである。この改良は、特にライブストリーミング配信のときに有効である。
ライブストリーミング配信の場合、ポータルサーバである管理サーバ10は、ライブストリーミングを行なうPC(たとえば、提供サイトクライアント40)から事前に、開始時間とタイトルを受信し、それらを管理サーバ10が記録する番組表に登録する。たとえば、提供サイトクライアント40またはストリーミングサーバ30にインストールされるキャプチャソフトで所定のボタンを押下すると、そのポータルサーバが提供するポータルサイトの番組表登録画面にアクセスできる仕組みになっている。コンテンツ視聴者は、ポータルサイトで、その番組表にアクセスし、目的のライブコンテンツをクリックすることで、ライブ動画を見ることができる。その際、必ずしも提供サイトクライアント40から直接ライブ映像が送られるストリーミングサーバ30が公開ポイントになるとは限らず、管理サーバ10は、上位回線が空いている公開ポイントを自動選択し、そこを経由するメタファイルを動的に生成し、コンテンツ視聴者に提供する。
ライブストリーミングは、提供サイトクライアント40から提供されるが、この場合、提供サイトクライアント40は、ディジタルビデオカメラや、ライブカメラといった、ライブ映像を逐次、ストリーミングサーバ30に提供することができる機器である。提供サイトクライアント40からのライブ映像は、最初に、直接接続されているストリーミングサーバ30−1に提供される(図9のA)。コンテンツ視聴者が少ない場合は、このように1台のストリーミングサーバ30−1から、それぞれの視聴サイトクライアント50にストリーミングデータが配信されるが、多くの視聴からストリーミング要求を受けるようになった場合には、ストリーミングサーバ30−1の負荷が増大し、ネットワークの帯域が不足する。
そこで、管理サーバ10の動画配信制御部10Dは、ストリーミングサーバ30の状況やネットワークの状況等を含むリソースの状況から、ライブストリームを他のストリーミングサーバ30からも提供するかどうかを判断する(図9のB)。たとえば、ストリーミングサーバ30のCPU使用率が一定のレベルを超えた場合とか、ストリーミングサーバ30の所定の上流ネットワークやストリーミングサーバ30が接続されているセグメントのトラフィックが一定のレベルを超えた場合に、他のストリーミングサーバ30からの提供を決定する。
ストリーミング配信処理が複数台のストリーミングサーバ30に分散されれば、ストリーミングサーバ1台当たりの負荷は低減され、関連するネットワークの輻輳も回避可能である。ストリーミングサーバ30の稼働状況やネットワークの状況がどのような場合に、ライブストリームをどのストリーミングサーバ30に分散させるかについては、たとえば、管理サーバ10に、リソース状況に関連しない所定のルールを登録しておくこともできるし、リソース状況に基づく所定のルールにしたがって決定することもできる。分散の方法については、様々なバリエーションが考えられる。たとえば、リソース状況に関連しない所定のルールとしては、順に所定のストリーミングサーバ30に動画コンテンツをコピーしていくといったものであり、リソース状況に基づく所定のルールとしては、その時点でCPU稼働率の最も低いストリーミングサーバ30に動画コンテンツをコピーするといったものがある。
ここで、ストリーミングサーバ30の状況(稼働状況)を監視するには、たとえば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いる方法がある。ネットワークのトラフィック等を把握して状況を監視する場合も、従来の様々な方法を用いることができる。
図9の例では、ライブストリームが、ストリーミングサーバ30−1からさらに、次レベル(第2レベル)のストリーミングサーバ(30−2Aないし30−2C)に、リアルタイムに近いタイミングでコピーされる。これにより、ライブストリームの配信は、第2レベルのストリーミングサーバ(30−2Aないし30−2C)と、第1レベルのストリーミングサーバ30−1の計4台で分散して行うことができる。
さらにコンテンツ視聴者が増加して既存のストリーミングサーバやネットワークの負荷が増大する場合、動画配信制御部10Dは、ライブストリーム配信が、第2レベルのストリーミングサーバ(30−2Aないし30−2C)からさらに、次レベル(第3レベル)のストリーミングサーバ(ストリーミングサーバ30−2Aに関して3台(不図示)、ストリーミングサーバ30−2Bに関して3台(30−3Aないし30−3C)、およびストリーミングサーバ30−2Cに関して3台(不図示))に、リアルタイムに近いタイミングでコピーされるよう制御する(図9のC)。これにより、ライブストリームの配信は、第1から第3レベルのストリーミングサーバ13台で分散して行うことになる。
ここで、ライブストリームのコピー先となるストリーミングサーバ30は、通常、コピー元のストリーミングサーバ30とは異なるローカルサイトに配置されることが好ましいが、同じローカルサイトに配置することも可能である。ただし、その場合は、上流回線の帯域や配信要求の頻度等に注意する必要がある。
このように、ストリーミングサーバ30の台数、分散の態様を動画配信制御部10Dで自動的に判断し、ストリーミングサーバ30を複数のローカルサイトで増設することにより、多数のコンテンツ視聴者からのストリーミング再生要求に対応することができるようになる。しかしながら、いくらストリーミングサーバ30の処理を分散しても、視聴サイトクライアント50がストリーミング再生要求を行うストリーミングサーバ30を効果的に分散指定できなければ意味がない。そこで、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム400では、管理サーバ10の動画配信制御部10Dが、分散配置されたストリーミングサーバ30の状況やネットワークの状況等を含むリソースの状況を、上述したのと同様の方法で監視し、視聴サイトクライアント50が常に最適のストリーミングサーバ30に対してストリーミング再生要求を行えるように制御する。
視聴サイトクライアント50は、図7のステップS22のタイミングで、ライブ動画の視聴を指示すると、そのライブ動画に対応するメタファイルの要求が管理サーバ10に送信される(図9のD)。管理サーバ10は、図7のステップS24に対応するタイミングで、そのライブ動画に対応するメタファイルを送信するが(図9のE)、このメタファイルは、このタイミングでライブ動画をストリーミング再生するのに適したストリーミングサーバ30が公開ポイントに指定されるよう動的に生成される(図9のG)。
次に、視聴サイトクライアント50は、図7のステップS26のタイミングで、受信したメタファイルの特定情報を元に、指定された公開ポイントのストリーミングサーバ30にアクセスし、そのストリーミングサーバ30に対してストリーミング再生要求を行う(図9のF)。
管理サーバ10は、ストリーミングサーバ30やネットワークの状況を含むリソース状況を、たとえばSNMP等によって常時監視し、上述のメタファイルの動的な生成は、これらの結果を元にして行われる。たとえば、視聴サイトクライアント50からの最初のメタファイル要求に対しては、「F01」というメタファイルを生成して、ストリーミング再生要求をストリーミングサーバ30−3Bに対して行わせるようにし、異なる視聴サイトクライアント50からの次のメタファイル要求に対しては、「F02」というメタファイルを生成して、ストリーミング再生要求をストリーミングサーバ30−3Cに対して行わせるように制御することができる。このような配信制御の結果、ストリーミングサーバ30やネットワークの状況が変化すれば、さらにその変化がSNMP等によって取得され、効果的なフィードバック制御が行われる。
リソース状況がどのような場合に、どのストリーミングサーバ30が最適であるかといった判断については、既知の手法を利用することができる。また、この例では、視聴サイトクライアント50から新たなメタファイルの要求があった場合に、指定された動画コンテンツを提供するストリーミングサーバ30のうち、CPU使用率が最も低いストリーミングサーバ30を選択するなど、リソース状況に基づいて、常に最適なストリーミングサーバ30に対してストリーミング再生要求がされるようにメタファイルが動的に生成されるが、コンテンツ視聴者との契約や、システム全体のバランスから、(たとえば、リソース状況とは関係のない所定のルールにより)それ以外のストリーミングサーバ30を指定するように制御することも可能である。
また、図8Bに示すようなメタファイルの例のように、異なる公開ポイントを順に指定することにより、最初のストリーミングサーバ30でライブストリームのアクセスができなかったり、何らかの理由でストリーミング再生ができなかった場合に、その次に記載された公開ポイントを代替のストリーミングサーバとして利用することができる。これは、「ロールオーバー」という、従来からある機能のひとつである。管理サーバ10は、上述のように最適なストリーミングサーバ30を選択する際に、このロールオーバーによる代替のストリーミングサーバ30(次に適したストリーミングサーバ)を選択して指定することができる。
図9の例では、ライブストリーミング配信を前提に説明をしてきたが、このような本発明の第2の実施形態は、ストリーミングサーバ30の記録装置31に記録されたオンデマンドの動画コンテンツをストリーミング配信するケースにおいても同様に適用することが可能である。
以上、第1の実施形態、第2の実施形態では、視聴サイトクライアント50の各機能が、既存のWEBブラウザと動画プレイヤーによって実現されるとして説明してきたが、独自のアプリケーションを作成して視聴サイトクライアント50上で稼働させてもよい。その場合、管理サーバ10との間では、上述した様に、HTTPベースのデータ送受信を行うことができるが、これとは異なるプロトコルで異なる構造のデータ送受信を行い、同様の処理を実現することもできる。
次に、図10を参照して、本発明のコンテンツ管理システムで用いられるコンピュータのハードウエア構成の例について説明する。ここで、管理サーバ10、ストリーミングサーバ30、および視聴サイトクライアント50は、要求される処理性能の違いはあっても、基本的には同様の構成のコンピュータである。ただし、図10のコンピュータ500は、一般的な構成のコンピュータを例示したにすぎない。
コンピュータ500は、CPU501、メモリ502、音声出力装置503、ネットワークインタフェース504、ディスプレイコントローラ505、ディスプレイ506、入力機器インタフェース507、キーボード508、マウス509、外部記憶装置510、外部記録媒体駆動装置511、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス512を含んでいる。
CPU501は、コンピュータ500の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で本発明に係るコンテンツ管理システムを実行し、また、WEBサーバ、WEBブラウザ、動画プレイヤー等のアプリケーションの実行も制御する。
メモリ502は通常、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、および揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMには、コンピュータ500の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU501で実行されるコンテンツ管理システムのプログラムや、それらのプログラムが実行中に使用するデータ(たとえば、メタデータ、メタファイルやHTMLページのデータ)が一時的に格納される。
音声出力装置503は、たとえば、スピーカ等の機器であり、動画プレイヤーで動画コンテンツを再生する際に、動画プレイヤーから音声データを受け取り、音声を出力する。なお、この音声出力装置503は、図3に示す音声出力装置52に相当する。
ネットワークインタフェース504は、ネットワーク520に接続するためのインタフェースである。ネットワーク520は、図1、図3に示したネットワーク60に対応し、たとえば、インターネットのようなネットワークである。
ディスプレイコントローラ505は、CPU501が発行する描画命令を実際に処理するための専用コントローラである。ディスプレイコントローラ505で処理された描画データは、一旦グラフィックメモリに書き込まれ、その後、ディスプレイ506に出力される。ディスプレイ506は、たとえば、LCDやCRTで構成される表示装置である。動画プレイヤーで動画コンテンツを再生する際には、動画プレイヤーからの動画データが処理され、ディスプレイ506に動画が表示される。なお、このディスプレイ506は、図3に示す表示装置51に対応する。
入力機器インタフェース507は、キーボード508やマウス509から入力された信号を受信して、その信号パターンに応じて所定の指令をCPU501に送信する。キーボード508やマウス509は、図3に示す入力装置53に対応する。
外部記憶装置510は、たとえば、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置であり、この装置内には上述したプログラムやデータが記録され、実行時に、必要に応じてそこからメモリ502のRAMにロードされる。管理サーバ10の記録装置11やストリーミングサーバ30の記録装置31がこれに対応する。
外部記録媒体駆動装置511は、CD(Compact Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型の外部記録媒体530の記録面にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。外部記録媒体530には、本発明に係るコンテンツ管理システムを実現するためのプログラムも記録することが可能である。外部記録媒体530に記録されているデータは、外部記録媒体駆動装置511を介して外部記憶装置510に格納され、プログラムであれば、実行時にメモリ502のRAMにロードされる。
また、本発明に係るコンテンツ管理システムを実現するためのプログラムの他の流通形態としては、ネットワーク上の所定のサーバから、ネットワーク520およびネットワークインタフェース504を介して外部記憶装置510に格納されるというルートが考えられる。こうして格納されたプログラムは、上記と同様に、実行時にメモリ502のRAMにロードされ、実行される。
本発明のコンテンツ管理システムの管理サーバ10、およびストリーミングサーバ30に関しては、基本的に、上述の音声出力装置503は不要であり、場合によっては、ディスプレイコントローラ505、ディスプレイ506、入力機器インタフェース507、キーボード508、およびマウス509も不要である。
1,400・・・コンテンツ管理システム、10・・・管理サーバ、11・・・記録装置、20・・・ルータ、30・・・ストリーミングサーバ、31・・・記録装置、40・・・提供サイトクライアント、50・・・視聴サイトクライアント、51・・・表示装置、52・・・音声出力装置、53・・・入力装置、60・・・ネットワーク、500・・・コンピュータ、501・・・CPU、502・・・メモリ、503・・・音声出力装置、504・・・ネットワークインタフェース、505・・・ディスプレイコントローラ、506・・・ディスプレイ、507・・・入力機器インタフェース、508・・・キーボード、509・・・マウス、510・・・外部記憶装置、511・・・外部記録媒体駆動装置、512・・・バス、520・・・ネットワーク、530・・・外部記録媒体
Claims (15)
- 管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して前記管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムにおいて、
前記ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、前記ネットワークに接続されたローカルサイトに配置され、
前記管理サーバは、
前記ストリーミングサーバを巡回して前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段と、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御手段とを有し、
前記クライアントは、
前記管理サーバから前記特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して前記指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御手段を有することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して前記管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムにおいて、
前記ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、前記ネットワークに接続された前記動画コンテンツの提供者のサイトに配置され、
前記管理サーバは、
前記ストリーミングサーバを巡回して前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段と、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御手段とを有し、
前記クライアントは、
前記管理サーバから前記特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して前記指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御手段を有することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 請求項1または請求項2のいずれかに記載のコンテンツ管理システムにおいて、
前記管理サーバは、
前記メタデータを用いて、複数の前記ストリーミングサーバが記録する前記動画コンテンツの情報を集約し表示した動画ポータルサイトを、前記クライアントがアクセス可能な態様で提供する動画ポータル制御手段をさらに有し、
前記クライアントは、
前記動画ポータルサイトで、前記クライアントのユーザが特定の動画コンテンツを指定した場合に前記指定情報を前記管理サーバに送信することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 請求項1または請求項2のいずれかに記載のコンテンツ管理システムにおいて、
前記動画配信制御手段はさらに、
前記ストリーミングサーバおよび前記ネットワークの少なくともいずれかのリソース状況を監視し、前記リソース状況に応じて、前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツを別のストリーミングサーバにコピーするか否かを決定することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 請求項4に記載のコンテンツ管理システムにおいて、
前記動画配信制御手段はさらに、
前記動画コンテンツを別のストリーミングサーバにコピーするとの決定をした場合に、前記リソース状況に基づいて、あるいは、前記リソース状況とは関係のない所定のルールに基づいて、コピー先のストリーミングサーバを決定することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 請求項4に記載のコンテンツ管理システムにおいて、
前記動画配信制御手段はさらに、
前記動画コンテンツが別のストリーミングサーバにコピーされ、1つの前記動画コンテンツが複数のストリーミングサーバによって前記クライアントに提供されうる状態となった場合に、前記リソース状況に基づいて、あるいは、前記リソース状況とは関係のない所定のルールに基づいて、前記複数のストリーミングサーバのいずれかに前記ストリーミング再生要求がされるように前記特定情報を動的に求めることを特徴とするコンテンツ管理システム。 - ネットワークを介して、クライアントおよび複数のストリーミングサーバに接続される管理サーバであって、
前記ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、前記ネットワークに接続されたローカルサイトに配置され、
前記管理サーバは、
前記ストリーミングサーバを巡回して前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段と、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、その指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツのファイルを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御手段とを有することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項7に記載の管理サーバにおいて、
前記メタデータを用いて、複数の前記ストリーミングサーバが記録する前記動画コンテンツの情報を集約し表示した動画ポータルサイトを、前記クライアントがアクセス可能な態様で提供する動画ポータル制御手段をさらに有し、
前記動画配信制御手段は、
前記クライアントのユーザが、前記動画ポータルサイトで特定の動画コンテンツを指定したことに応答して、前記指定情報を受信することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項7に記載の管理サーバにおいて、
前記動画配信制御手段はさらに、
前記ストリーミングサーバおよび前記ネットワークの少なくともいずれかのリソース状況を監視し、前記リソース状況に応じて、前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツを別のストリーミングサーバにコピーするか否かを決定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項9に記載の管理サーバにおいて、
前記動画配信制御手段はさらに、
前記動画コンテンツを別のストリーミングサーバにコピーするとの決定をした場合に、前記リソース状況に基づいて、あるいは、前記リソース状況とは関係のない所定のルールに基づいて、コピー先のストリーミングサーバを決定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項9に記載の管理サーバにおいて、
前記動画配信制御手段はさらに、
前記動画コンテンツが別のストリーミングサーバにコピーされ、1つの前記動画コンテンツが複数のストリーミングサーバによって前記クライアントに提供されうる状態となった場合に、前記リソース状況に基づいて、あるいは、前記リソース状況とは関係のない所定のルールに基づいて、前記複数のストリーミングサーバのいずれかに前記ストリーミング再生要求がされるように前記特定情報を動的に求めることを特徴とする管理サーバ。 - 管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して前記管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムにより実現されるコンテンツ管理方法において、
前記ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、前記ネットワークに接続されたローカルサイトに配置され、
前記管理サーバにおいて、
前記ストリーミングサーバを巡回して前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得ステップと、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御ステップとを有し、
前記クライアントにおいて、前記管理サーバから前記特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して前記指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御ステップを有することを特徴とするコンテンツ管理方法。 - ネットワークを介して、クライアントおよび複数のストリーミングサーバに接続される管理サーバにより実現されるコンテンツ管理方法であって、
前記ストリーミングサーバはそれぞれ、動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、前記ネットワークに接続されたローカルサイトに配置され、
前記管理サーバにおいて、
前記ストリーミングサーバを巡回して前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得ステップと、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、その指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツのファイルを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御ステップとを有することを特徴とするコンテンツ管理方法。 - コンピュータに、管理サーバ、複数のストリーミングサーバ、およびネットワークを介して前記管理サーバに接続されたクライアントを含むコンテンツ管理システムを実現させるためのプログラムであって、
前記管理サーバを、
動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、かつ、前記ネットワークに接続されたローカルサイトに配置される前記ストリーミングサーバを巡回して、前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段、および、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御手段として機能させ、
前記クライアントを、
前記管理サーバから前記特定情報を受信すると、前記特定情報に基づき、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバに対して前記指定された動画コンテンツのストリーミング再生要求を送信する動画再生制御手段として機能させるプログラム。 - ネットワークを介して、クライアントおよび複数のストリーミングサーバに接続される管理サーバに、
動画コンテンツをストリーミング配信により前記クライアントに提供するために記録し、かつ、前記ネットワークに接続されたローカルサイトに配置される前記ストリーミングサーバを巡回して、前記ストリーミングサーバが記録する動画コンテンツに関するメタデータを収集するメタデータ取得手段、および、
前記クライアントから特定の動画コンテンツの指定情報を受信した場合に、その指定された動画コンテンツに対応する前記メタデータから、前記指定された動画コンテンツを記録するストリーミングサーバと前記指定された動画コンテンツのファイルを特定する特定情報を求め、前記クライアントに提供する動画配信制御手段として機能させるプログラム。
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