JP2007150764A - マルチメディア視聴システム及びマルチメディア視聴方法 - Google Patents

マルチメディア視聴システム及びマルチメディア視聴方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 インターネット等の通信網を通じてのコンテンツ視聴において、ユーザーの趣味・嗜好を反映させたコンテンツを複数検索して円滑に連続再生させる。
【解決手段】
マルチメディアコンテンツのインデキシングデータを蓄積するインデキシングサーバ372と、ユーザー端末装置1aにおいてユーザー操作に基づくキーワードとの一致度に応じて、該当するマルチメディアコンテンツをインデキシングデータから検索する検索エンジンサーバ371と、検索されたマルチメディアコンテンツの再生順序を記述したプレイリストを作成し、ユーザー端末装置1aに送信するプレイリスト作成サーバ32とを備え、プレイリストは、再生されるマルチメディアコンテンツのタイトル、内容、及び再生時刻等の再生情報を、キーワード又は検索方法に応じて分類し、時系列に提示する番組表として表示可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット等の通信網を通じて配信される、ストリーミングなどのコンテンツを、パーソナルコンピュータ等のユーザー端末において視聴するマルチメディア視聴システム及びマルチメディア視聴方法に関する。
近年では、地上波や衛星放送などのテレビ放送に加え、インターネット等の通信網を通じて、ビデオストリームなどのコンテンツを配信するコンテンツ視聴システムが普及しつつある。
通信網を通じてのコンテンツ視聴システムとしては、例えばVOD(Video On Demand)やポットキャスティングがある。これらによれば、パーソナルコンピュータ等、通信機能を備えたユーザー端末により、通信網上の配信サーバに接続し、この配信サーバに対する配信要求に応じて配信される番組のビデオストリームを再生して視聴することができる。
ところで、上述したVODやポットキャスティングなどにおいては、ユーザーが一つずつ視聴を希望するコンテンツを選択しなければならず、連続再生による「ながら視聴」が困難であった。そのため、複数のコンテンツを受信して連続的に再生するために、例えば、特許文献1に開示されたように、コンテンツを表示時間順に並び替え行うスケジュールを記載した再生シナリオに基づいて、所定の順序で再生を行う技術が提案されている。
特許文献1に開示されたシステムでは、インターネットなどのネットワークを介して、再生シナリオを管理するコンテンツサーバを設け、ネットワークを通じて再生装置から再生シナリオの配信を要求すると、コンテンツサーバに格納された再生シナリオが、ネットワークを経由してダウンロードされ、再生装置では、再生シナリオに記載された再生情報(再生時間、再生順序等)に基づくスケジュールに従って、コンテンツの再生を行う。なお、この特許文献1に開示されたシステムにおいて再生シナリオは、サーバ側に予め保存しておいてもよく、また、配信要求があった際に、逐次生成してもよいとしている。
特開2004-140536号公報(第4頁〜第5頁:図1)
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムにおける前記再生シナリオも、単にサーバ側が決定した再生時間や、再生順序を表示するものであり、ユーザーの趣味・嗜好を反映するものではない。
上記テレビ放送では、予め時間軸によって決められた複数のチャンネル毎の番組が同時刻で進行しており、このテレビ放送によれば、例えば、一つのチャンネルを視聴しているときに、他のチャンネルに短時間だけ切り替えて流し見するというような、いわゆる「ザッピング視聴」ができるというメリットがある。
ところが、上述した特許文献1に開示されたシステムでは、再生シナリオが単一の再生順序を記述するものであるため、他のチャンネルに切り替えるという操作感覚が実現されない。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、インターネット等の通信網を通じてのコンテンツ配信において、キーワードによるユーザーの趣味・嗜好を反映させたコンテンツを複数検索して、シームレスに連続再生させるとともに、キーワードをチャンネルとする番組表を利用して操作性の向上を図ることができるマルチメディア視聴システム及びマルチメディア視聴方法を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上に配置されたコンテンツ配信サーバから配信されるマルチメディアコンテンツを視聴するシステム及び方法である。
具体的に本発明では、マルチメディアコンテンツそれぞれの属性を示すメタデータと、マルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけるインデキシングデータを蓄積するインデキシングサーバと、ユーザー端末においてユーザー操作に基づくキーワードを取得し、通信ネットワークに送信するキーワード取得部と、通信ネットワークを通じてキーワードを受信し、受信したキーワードと、メタデータとの一致度に応じて、該当するマルチメディアコンテンツの所在アドレスをインデキシングデータから検索する検索エンジンサーバと、検索エンジンサーバによって検索されたマルチメディアコンテンツの再生順序と、及び再生に係るマルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけて記述したプレイリストを作成し、ユーザー端末に送信するプレイリスト作成サーバと、ユーザー端末装置上で実行され、プレイリストに従ってマルチメディアコンテンツをコンテンツ配信サーバから受信し、再生するメディア視聴アプリケーションとを備える。
本発明において、上記プレイリストは、再生されるマルチメディアコンテンツのタイトル、内容、及び再生時刻等の再生情報を、キーワード又は検索方法に応じて分類し、時系列に提示する番組表として、メディア視聴アプリケーションによって表示可能となっている。
そして、本発明では、
(1)マルチメディアコンテンツそれぞれの属性を示すメタデータと、マルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけるインデキシングデータをインデキシングサーバに蓄積し、
(2)ユーザー端末においてユーザー操作に基づくキーワードを取得し、通信ネットワークに送信し、
(3)通信ネットワークを通じてキーワードを受信し、受信したキーワードと、メタデータとの一致度に応じて、検索エンジンサーバにより、該当するマルチメディアコンテンツの所在アドレスをインデキシングデータから検索し、
(4)検索エンジンサーバによって検索されたマルチメディアコンテンツの再生順序と、及び再生に係るマルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけて記述したプレイリストを、プレイリスト作成サーバにより作成し、ユーザー端末に送信し、
(5)ユーザー端末装置上で実行され、プレイリストに従ってマルチメディアコンテンツをコンテンツ配信サーバから受信し、メディア視聴アプリケーションによって再生する
というステップにより、マルチメディアコンテンツを視聴する。
このような本発明によれば、ユーザーのキーワードに基づいて作成されたプレイリストに応じてマルチメディアコンテンツを連続的に再生することができることから、ユーザーの趣味・嗜好を反映させたコンテンツ視聴を実現することができる。また、本発明に係るプレイリストは、キーワードに応じた再生情報が時系列に提示された番組表として閲覧が可能であるため、容易にコンテンツの選択・切り替えを行うことができる。
上記発明において、ユーザー端末側には、プレイリストに記述された再生順序に応じ、メディア視聴アプリケーションによる再生に先行して、マルチメディアコンテンツを予めダウンロードして記憶するバッファ部を備えることが好ましい。この場合には、視聴に先んじてバッファ部に予めマルチメディアコンテンツをダウンロード行うため、速やかに次のマルチメディアの視聴に移行することができる。
上記発明において、コンテンツ配信サーバは、配信に係るマルチメディアコンテンツの再生を許可する暗号キーを発行し、マルチメディアコンテンツは、暗号キーにより復号されて視聴可能となり、メディア視聴アプリケーションは、プレイリストに従ったマルチメディアコンテンツの視聴に際し、視聴に係るマルチメディアコンテンツの一部又は全部を他のユーザー端末から取得するとともに、取得したマルチメディアコンテンツに対応する暗号キーをコンテンツ配信サーバから取得し、取得した暗号キーによって復号して、視聴に係るマルチメディアコンテンツを再生することが好ましい。この場合には、分散されたユーザー端末間でマルチメディアコンテンツの配信を行うため、コンテンツ配信サーバに対する負担を軽減することができるとともに、通信が集中するのを回避することができ、通信負荷を軽減することができる。
上記発明において、マルチメディアコンテンツには、番組本編である本編ストリームと、本編ストリーム内または該本編ストリーム間に挿入される付加情報データとが含まれ、プレイリストには、前記本編ストリーム内に挿入される付加情報データの挿入位置等の再生情報が含まれ、前記メディア視聴アプリケーションは、前記プレイリストに基づいて、前記マルチメディアコンテンツ内またはマルチメディアコンテンツ間に前記付加情報データを挿入し、再生することが好ましい。この場合には、例えば、CMなどの広告データを付加情報として本編のマルチメディアコンテンツ間に挿入することができ、付加情報による様々な宣伝効果を奏することができる。
上記発明において、通信ネットワーク上に設置された課金集計サーバによって前記本編ストリームの視聴に対する課金を行うとともに、付加情報データの再生頻度に応じて、前記本編ストリームの視聴に対する課金を低減することが好ましい。この場合には、CMなどの広告データを付加情報として本編のマルチメディアコンテンツ間に挿入するなどによって、ユーザーの趣味・嗜好に適合した宣伝・広告を行うことができ、宣伝効果をより高めることができるとともに、広告主からの広告料を本編の視聴料に宛がうことができ、これによりユーザーに対して広告に対するキャッシュバックが可能となるなど、種々の料金体系を実現することができる。
上記発明において、メディア視聴アプリケーションは、当該メディア視聴アプリケーションが実行されているユーザー端末の、マルチメディアコンテンツの再生環境を検出して、この検出結果をコンテンツ配信サーバ側に通知する機能を備え、コンテンツ配信サーバは、配信するマルチメディアコンテンツを、再生環境に応じたデータ形式に変換するデータ変換部を有していることが好ましい。この場合には、ユーザーが使用するユーザー端末の性能や環境設定に応じた最適のコンテンツの再生が可能となる。
上記発明において、マルチメディアコンテンツには、当該マルチメディアコンテンツに関連するキーワードである連想用キーワードが付与されており、検索エンジンサーバは、キーワードに応じて検索されたマルチメディアの連想用キーワードをキーワードとして、次のマルチメディアの検索を行い、これを繰り返すことにより、複数のマルチメディアコンテンツを検索する機能を備えていることが好ましい。この場合には、ユーザーが入力したキーワードを発端として、このキーワードから連想されるコンテンツが順次選択されて再生されることとなり、ユーザーの趣味・嗜好を反映させた範囲内において、ユーザーにとって意外性のあるコンテンツ選択を実現させることができる。
上記発明において、メディア視聴アプリケーションは、再生されたマルチメディアコンテンツの再生履歴及び再生中止位置を記録し、記録に応じて、次回の再生開始位置を変更する機能を備えていることが好ましい。この場合には、ユーザーが既に視聴済みのコンテンツをスキップしたり、途中で視聴を中止していた場合に、その続きから再生を続行させるなど、ユーザーのニーズに応えた多彩な再生方法を提供することができる。
上記発明において、ユーザー端末は、再生に係るマルチメディアコンテンツに対するユーザー評価を示す評価情報をプレイリスト作成サーバに対して送信する機能を有し、プレイリスト作成サーバは、受信した評価情報に応じて、再生順序を変更することが好ましい。この場合には、評価情報に基づいて、ユーザーの趣味・嗜好に関する情報を収集することができ、次回以降のプレイリストの作成において、よりユーザーの趣味・嗜好に合致したコンテンツを選択することができる。
上記発明において、プレイリスト作成サーバは、ユーザーに対して作成されたプレイリストを、当該ユーザーの操作に基づいて、他のユーザーに対して配信可能に提示する機能を備えていることが好ましい。この場合には、他のユーザーの趣味・嗜好に基づいて作成されたプレイリストを、他のユーザーが利用することが可能となり、ユーザー間でのコミュニケーションを図ることができる。
以上説明したように本発明によれば、インターネット等の通信網を通じてのコンテンツ視聴において、キーワードによるユーザーの趣味・嗜好を反映させたコンテンツを複数検索して、シームレスに連続再生させるとともに、キーワードをチャンネルとする番組表を利用して操作性の向上を図ることができる。
(マルチメディア視聴システムの構成)
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係るマルチメディア視聴システムの概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係るマルチメディア視聴システムは、サーバ群31〜36から、通信ネットワーク2を通じて配信される動画等のマルチメディアコンテンツをユーザー端末装置1(1a〜1c等)において視聴する場合を例に説明する。なお、説明中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
通信ネットワーク2は、例えば、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(電話回線やISDN回線、ADSL回線などの公衆回線、専用回線、無線通信網)を相互に接続して構築される分散型のIP網であり、このIP網には、10BASE-Tや100BASE-TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークなどのLANなども含まれる。
上記サーバ群31〜36は、具体的には、Webサーバ31と、プレイリスト作成サーバ32と、コンテンツ配信サーバ33と、DRM(Digital Rights Management)ライセンスサーバ34と、課金集計サーバ35と、広告配信サーバ36と、検索システムサーバ群37(サーバ371〜376)とから構成されている。
Webサーバ31は、ユーザーに対するサービスの窓口となるWebページを配信するサーバであり、このHTML(HyperText Markup Language)等により記述されたWebページを通じて、番組検索や、サポートサービス、種々のユーザー設定等のインターフェースを提供する。また、このWebサーバ31は、検索システムサーバ群37及びプレイリスト作成サーバ32に接続されており、これらのサーバが協働することによって、番組の検索からプレイリストの作成が実行される。
具体的には、Webサーバ31は、ユーザー端末装置1から送信される検索要求に含まれるキーワードを検索クエリーD2として検索システムサーバ群37に送出し、その検索結果であるクエリー結果D3を受信する。その後、Webサーバ31は、このクエリー結果D3をプレイリスト作成要求としてプレイリスト作成サーバ32に送信する。プレイリスト作成サーバ32では、検索結果であるクエリー結果D3を含むプレイリスト作成要求に応じて、プレイリストの作成を実行し、作成したプレイリストD5を、検索要求D1を送信したユーザー端末装置1に返信する。
なお、本実施形態に係るWebサーバ31は、ユーザーのキーワードに対して作成されたプレイリストを、当該ユーザーの操作に基づいて、他のユーザーに対して配信可能に提示する機能を備えている。詳述すると、ユーザーは、Webサーバ31を通じて自分のプレイリストの公開を許可する手続き操作を行うことができ、このように公開が許可されたプレイリストは、Webサーバ31を通じて他のユーザーに対して公開され、他のユーザーによる視聴のために利用することができる。
プレイリスト作成サーバ32は、検索システムサーバ群37によって検索されたマルチメディアコンテンツのプレイリストを作成し、ユーザー端末に送信するサーバである。本実施形態において、プレイリストは、マルチメディアコンテンツ(本編ストリームD10及び広告データD11)の再生順序と、再生に係るマルチメディアコンテンツの所在アドレス(URLや、コンテンツ蓄積部33a内におけるディレクトリやファイルネーム等)とを関連づけて記述したテーブルデータであって、図7に示すように、ユーザー側のメディア視聴アプリケーション101aの動画表示ウィンドウ101b等で、マルチメディアコンテンツのタイトル、内容、及び再生時刻等の再生情報を、キーワード又は検索方法に応じて分類し、時系列に提示する番組表T1として表示可能となっている。
詳述すると、プレイリストは、ユーザーが入力したキーワード(単一キーワード、キーワード群)に対して作成され、同一のキーワードであっても、検索方式や、検索結果の順番などを種々設定可能であり、例えば、検索方式としては、単純検索や連想検索などが挙げられ、順番としては、検出順やデータサイズ順、評価の良い順などが挙げられる。なお、本実施形態では、コンテンツの配信に際して、ピア・ツー・ピア方式を利用していることから、プレイリストにおける再生順として、パートナー端末の数の多い順としてもよい。
そして、図7に示すように、番組表T1では、複数のプレイリストをそれぞれ放送局のチャンネルに見立てて表示しており、異なるキーワードや検索方式、順番に対応する複数のプレイリストがそれぞれの仮想的な放送局(チャンネル)として表示される。すなわち、本実施形態では、各プレイリスト毎のチャンネルは、それぞれ独立して放送時刻が定められており、あるチャンネルを視聴している間、他のチャンネルにおいても時間が仮想的に進行するようになっている。これにより、複数のチャンネルをザッピングしながら同時進行で視聴することができる。なお、この多チャンネル同時進行は、あくまで仮想的なものであり、コンテンツ再生部103に設けられた早送りや巻き戻し、一時停止等の操作手段を操作することにより、実際のテレビ放送局による番組放送と異なり、番組の進行を早送りしたり巻き戻したり、停止させたりすることができる。
また、本実施形態におけるプレイリストには、本編ストリームD10内に挿入される広告データD11などの付加情報データの所在アドレスや再生位置、再生時間等の再生情報が含まれ、メディア視聴アプリケーション101aは、このプレイリストに基づいて、本編ストリーミングとともに広告データ(付加情報データ)を挿入して、再生する機能を備えている。
さらに、プレイリスト作成サーバ32は、マルチメディアコンテンツを視聴したユーザーの評価である評価情報D9をユーザー端末装置1から受信し、これをユーザー毎に蓄積する評価情報蓄積部32aを備えており、プレイリスト作成サーバ32は、プレイリストの作成に際し、蓄積された評価情報を参照し、ユーザーの趣味・嗜好に合ったマルチメディアコンテンツを再生順位の上位に来るようにプレイリストを作成することができる。また、この評価情報は、ユーザーが許可している場合には、複数のユーザー間で公開することが可能となっており、他のユーザーは、公開されている評価情報を反映させたプレイリストの作成を要求することもできる。
コンテンツ配信サーバ33は、WWW(World Wide Web)等のドキュメントシステムにおいて、HTMLファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどのデータ送信を行うサーバ装置であり、動画や音楽等のマルチメディアコンテンツ(ここでは、本編ストリームD10)をコンテンツ蓄積部33aに蓄積しておく。そして、コンテンツ配信サーバ33は、ユーザー端末装置1からのプレイリストに基づく配信要求に応じて、通信ネットワーク2を通じ、マルチメディアコンテンツをストリーミングなどにより配信する。
コンテンツ蓄積部33a内に蓄積されるマルチメディアコンテンツは、本実施形態では、インターネット等の通信ネットワーク2上に分散配置されたデータをクローラーサーバにより収集し、この収集されたデータを、後述するようなデータ変換サーバ373によってデータ変換されたものである。
広告配信サーバ36は、コンテンツ配信サーバ33と同様に、ユーザー端末装置1からの広告配信要求に応じて、ユーザー端末装置1に対して広告データとしての付加情報を配信するサーバである。この広告データは、例えば、動画等のビデオクリップの他、音響データや文字データ等であり、ファイルデータとして広告データ蓄積部36aに蓄積されている。広告データ蓄積部36aには、各広告広告データに関する入稿情報(広告データの識別子、広告主の識別子、有効期間等)及び広告価格情報(広告データの識別子、時間帯に応じた価格等)も蓄積されており、これらの情報は、課金集計サーバ35に提供される。課金集計サーバ35では、本編に挿入された広告データの視聴頻度等に応じて、ユーザーに対する課金を低減するようにしてもよい。
DRMライセンスサーバ34は、マルチメディアコンテンツの視聴に際し、ユーザーの認証処理を行うとともに、当該ユーザーのアクセス情報に基づいて、復号化鍵D8の発行を行うサーバ装置である。具体的に、DRMライセンスサーバ34は、ユーザーのユーザー端末装置1から復号化鍵D8の配信要求を受付け、認証処理の後、正規のユーザーに対して復号化鍵D8の発行・配信を行う。DRMライセンスサーバ34から前記ユーザーのユーザー端末装置1に対して復号化鍵D8が配信されることにより、ユーザー端末装置1において、この復号化鍵D8に基づいてコンテンツが復号され再生処理が可能となる。
また、DRMライセンスサーバ34は、上記認証処理及び復号化鍵D8の配信履歴に基づいて、各ユーザーによる視聴状況を収集し、ユーザーデータベース34aに蓄積する。そして、DRMライセンスサーバ34は、ユーザーデータベース34aに蓄積されたデータに基づいて、いずれのユーザーが、いずれのマルチメディアコンテンツを、何時、視聴しているかを集計し、集計結果を視聴履歴データD12としてユーザーデータベース34aに蓄積する。課金集計サーバ35は、ユーザーデータベース34aから取得した視聴履歴データD12に基づいて、各ユーザーに対するの課金を算出し、課金データベース35aに蓄積する。
そして、本実施形態では、いわゆるピア・ツー・ピアのネットワークシステム形態により、コンテンツ配信サーバ33や広告配信サーバ36が配信するマルチメディアコンテンツを受信し、視聴する。具体的は、図3及び図4に示すように、ユーザーAのユーザー端末装置1aは、DRMライセンスサーバ34に対してプレイリストに基づく視聴要求を送信し、視聴要求に係る本編ストリームD10を再生するための復号鍵D8を、DRMライセンスサーバ34から受信するとともに、前記要求に係る本編ストリームD10の一部又は全部を保持する他のユーザー端末の端末リストD7を、DRMライセンスサーバ34又は他のユーザー端末装置1bから取得する。
次いで、ユーザー端末装置1aは、端末リストD7の中から任意のユーザー端末をパートナー端末装置として選択して配信要求を行い、選択したパートナー端末(ここでは、ユーザー端末装置1b)、コンテンツ配信サーバ33又は広告配信サーバ36から要求に係る本編ストリームD10や広告データD11の一部又は全部を受信して、ユーザー端末装置1aにおいて当該本編ストリームD10又は広告データD11を再構成し、復号鍵D8により再生して視聴する。パートナー端末として選択されたユーザー端末装置1bは、コンテンツ配信サーバ33等から受信し、自機のバッファメモリーに保持されている本編ストリームD10又は広告データD11を、配信要求に係るクライアント端末(ユーザー端末装置1a)に対して中継配信する。
一方、上記検索システムサーバ群37は、具体的には、検索エンジンサーバ371と、インデキシングサーバ372と、クローラーサーバ374と、データ変換サーバ373とを備えており、データベースとしては、インデキシングデータベース375と、クローリングデータサーバ376とを有している。
検索エンジンサーバ371は、通信ネットワーク2を通じて、ユーザー側から検索要求(検索用のキーワードを含む)を受信し、インデキシングデータベース375を参照し、その検索要求に含まれるキーワードと、インデキシングデータ内のメタデータ(各マルチメディアコンテンツの属性情報)との一致度に応じて、該当するマルチメディアコンテンツを検索するサーバ装置である。
インデキシングデータベース375は、マルチメディアコンテンツそれぞれの属性を示すメタデータと、マルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけるインデキシングデータを蓄積するデータベースサーバである。インデキシングサーバ372は、インデキシングデータを作成するサーバ装置である。具体的には、クローラーサーバ374により収集されたクローリングデータから、クローリングデータ内に含まれるマルチメディアコンテンツ(ここでは、本編ストリームD10)の所在アドレスと、当該マルチメディアコンテンツの内容を示すテキストデータを抽出し、これらを関連づけるとともに、キーワード(メタデータ)の属性に従って分類し、インデキシングデータとして保存する。
図6に示すように、インデキシングデータは、インデックスレコードIND1…を蓄積して構成されており、各インデックスレコードIND1,IND2…には、各コンテンツの識別子(ファイル名等のコンテンツID)に関連づけて、コンテンツの内容の属性を示すメタデータK1〜K4…が付与されているとともに、当該マルチメディアコンテンツに関連するキーワードである連想用キーワードA1〜A4…が付与されており、検索エンジンサーバ371は、メタデータのキーワードK1〜に応じて検索されたマルチメディアの連想用キーワードA1〜A4を新たなキーワードとして、さらに次のマルチメディアの検索を行い、これを繰り返すことにより、複数のマルチメディアコンテンツを連続的に検索する機能を備えている。
前記クローラーサーバ374は、いわゆる巡回ロボットサーバであり、インターネット上のデータを巡回してそのテキストデータや、マルチメディアコンテンツをダウンロードしてクローリングデータサーバ376に蓄積する。このクローラーサーバ374は、既に取得したデータの更新も監視しており、既に取得済みのデータであっても、その内容が所定割合以上変更されているときには、再度ダウンロードする機能を備えている。
データ変換サーバ373は、クローラーサーバ374により収集されたマルチメディアコンテンツを、コンテンツ蓄積部33aに格納する際に、所定のデータ変換を行うサーバ装置である。具体的に、このデータ変換サーバ373は、コンテンツ配信サーバ33で配信されるマルチメディアコンテンツを、各ユーザー端末における再生環境に応じたデータ形式に変換するデータ変換部としての役割を果たすサーバ装置である。本実施形態において、各ユーザー端末における再生環境に関する情報は、配信要求D6に含まれており、この再生環境に関する情報は、一旦ユーザーデータベース34aに蓄積される。データ変換サーバ373は、マルチメディアコンテンツの変換に際し、配信に係るマルチメディアコンテンツの変換に際し、ユーザーデータベース34aの再生環境情報を読み出し、それに適合したデータ形式(データフォーマット)に変換する。従って、元のマルチメディアコンテンツが一つであっても、ユーザーデータベース34aに蓄積された再生環境情報のパターン数分の種類のデータが変換され、コンテンツ蓄積部33aに蓄積されることとなる。
(ユーザー端末の構成)
ユーザー端末装置1(1a〜1c)は、CPUを備えた通信可能な演算処理装置であり、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータや、機能を特化させた専用装置により実現することができ、モバイルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話機なども含まれる。図2に、ユーザー端末装置1の内部構成を示す。
同図に示すように、ユーザー端末装置1は、ストリーミングの受信・再生に関するモジュールとして、通信インターフェース102と、キャッシュ部106と、コンテンツ再生部103と、出力信号生成部104と、出力インターフェース105と、表示部101と、コンテンツ取得部106aと広告データ取得部106bとを備えている。
通信インターフェース102は、通信ネットワーク2を通じて、データをパケットとして送受信するモジュールであり、この通信インターフェース102を介して、本編ストリームD10や、広告データD11、プレイリストD5、端末リストD7が受信され、検索要求D1や、配信要求D6、評価情報D9等が、各サーバに対して送信される。
キャッシュ部106は、通信ネットワーク2から受信され、コンテンツ再生部103で再生されるマルチメディアコンテンツ(本編ストリームD10及び広告データD11)を一時的に記憶保持するバッファ装置である。本実施形態では、プレイリストに記述された再生順序に応じ、メディア視聴アプリケーション101aによるコンテンツ再生に先行して、マルチメディアコンテンツを予めダウンロードして記憶する。すなわち、プレイリストは、マルチメディアコンテンツの再生順序及び再生時刻が記述されていることから、これを参照することによって、次に(或いは同時刻の他チャンネルにおいて)再生されるマルチメディアコンテンツを予めダウンロードしておく。このキャッシュ部106に記憶されたデータは、上述したピア・ツー・ピアのネットワークシステムにより、他のユーザー端末と共有することができ、他のユーザー端末から配信要求があった場合には、当該他のユーザー端末に対して送信される。
コンテンツ取得部106aは、通信インターフェース102を通じて、本編ストリームD10を取得するモジュールである。広告データ取得部106bは、通信インターフェース102を通じて、広告データD11を取得するモジュールである。なお、この広告データ取得部106bでは、所定の時刻に、広告配信サーバ36に対して配信要求を送信し、この配信要求に応じて配信された広告データD11を複数受信しキャッシュ部106に蓄積するようにしてもよい。
なお、これらのコンテンツ取得部106aや広告データ取得部106bにおいて取得され視聴されたマルチメディアコンテンツの視聴履歴は、視聴履歴データD12として再生履歴蓄積部110に蓄積される。この視聴履歴データD12は、本編ストリームD10や広告データD11を特定するデータ識別子(ファイル名等)と、視聴された回数及び時刻をレコードとするデータである。
コンテンツ再生部103は、動画データや音声データを再生し、表示部101上のメディア視聴アプリケーション101aや、スピーカー105a等から出力させるモジュールである。このコンテンツ再生部103は、配信要求に応じて取得されたマルチメディアコンテンツに対応する復号化鍵D8をDRMライセンスサーバ34から取得し、取得した復号化鍵D8によってキャッシュ部106にキャッシュされたマルチメディアコンテンツを復号し、再生する。
また、このコンテンツ再生部103は、本実施形態では、本編ストリームD10に広告データD11を挿入する広告データ挿入部103aを有している。広告データ挿入部103aは、図5に示すように、本編ストリームD10を解析し、CMクリップデータ等の広告データD11が挿入される位置を検出する挿入位置検出処理と、この検出処理で検出された位置に、広告データD11を挿入する挿入処理とを実行し、本編ストリームD10に広告データD11を挿入しつつ、マルチメディアコンテンツの再生を行う。
さらに、コンテンツ再生部103は、再生されたマルチメディアコンテンツの再生履歴及び再生中止位置を記録し、記録に応じて、次回の再生開始位置を変更する機能を備えている。具体的には、ユーザーが既に視聴されたマルチメディアコンテンツのファイル名や、再生中止位置を再生履歴として、再生履歴蓄積部110に蓄積しておき、再生に際し、この再生履歴を参照して、既に視聴済みのコンテンツであればそれをスキップしたり、途中で視聴を中止していた場合には、その続きから再生を続行させる。
出力信号生成部104は、コンテンツ再生部103で再生可能となったマルチメディアコンテンツを映像信号及び音声信号に変換するとともに、表示部101に表示されるメディア視聴アプリケーション101a等の映像信号に、マルチメディアコンテンツの映像信号を合成し、表示部101やスピーカー105aで出力可能な信号を生成するモジュールである。出力インターフェース105は、映像及び音声の出力信号を、表示部101及びスピーカー105aからそれぞれ出力させるモジュールである。表示部101は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、動画表示ウィンドウ101bやテキスト入力ウィンドウ101cなどの複数の画面を合成して表示する。
また、ユーザー端末装置1は、配信要求に関するモジュールとして、配信要求部109と、プレイリスト取得部107と、キーワード取得部114と、評価情報取得部115とを備えている。
配信要求部109は、プレイリストに記述された順番に従ってマルチメディアコンテンツ(本編ストリームD10及び広告データD11)の配信要求を送信するモジュールである。本実施形態において、配信要求は、復号化鍵D8の配信要求と、本編ストリームD10・広告データD11の配信要求とがあり、復号化鍵D8の配信要求は、DRMライセンスサーバ34に送信し、本編ストリームD10の配信要求はコンテンツ配信サーバ33又は他のユーザー端末装置1b等に送信し、広告データD11の配信要求は、広告配信サーバ36又は他のユーザー端末装置1b等に送信する。
プレイリスト取得部107は、検索要求に応じてプレイリスト作成サーバ32によって作成されたプレイリストD5をダウンロードし、プレイリスト記憶部108に蓄積するモジュールである。配信要求部109は、配信要求D6の送信に際し、プレイリスト記憶部108内のプレイリストを照合するとともに、再生履歴蓄積部110内の再生履歴を照合し、プレイリスト中において次に(直近に)再生される番組、若しくは現在再生されている番組と同時刻に再生されるべき本編ストリームD10(仮想的な多チャンネルにおいて同時刻に放送されている番組)を優先的にダウンロードしたり、既に視聴済みのものはスキップしたりなど、配信要求の対象コンテンツ及び要求先を決定する。
キーワード取得部114は、ユーザー端末装置1においてユーザー操作に基づくキーワードを取得し、通信ネットワーク2に送信するモジュールである。具体的には、操作デバイス113aを通じて入力された文字列等の操作信号をキーワードのテキストデータとして取得し、これを検索要求D1としてWebサーバ31に送信する。
評価情報取得部115は、テキスト入力ウィンドウ101cを通じて、視聴したコンテンツに対する評価を取得するモジュールであり、取得した評価情報D9は、通信インターフェース102を通じて、プレイリスト作成サーバ32に送信される。また、この評価情報について、テキスト入力ウィンドウ101cにおいて、当該ユーザーについてのみ適用するのか、或いは他のユーザーに対して公開するのかを選択することができ、その選択結果も評価情報D9に含めて評価情報蓄積部32aに蓄積される。
また、ユーザー端末装置1は、ユーザーインターフェースに関するモジュールとして、アプリケーション実行部112と、操作デバイスインターフェース113と、番組表表示部111とを備えている。
アプリケーション実行部112は、一般のOSやメディア視聴アプリケーション101aなどのアプリケーションを実行するモジュールであり、通常はCPU等により実現される。番組表表示部111は、表示部101上にプレイリストを番組表として表示するモジュールである。具体的にこの番組表表示部111は、プレイリストを、マルチメディアコンテンツのタイトル、内容、及び再生時刻等の再生情報を、キーワードや検索方法(通常検索、連想検索、検索順等)に応じて分類し、時系列に提示する番組表として、出力信号生成部104を通じてメディア視聴アプリケーション101aに合成して表示する。
操作デバイスインターフェース113は、マウスやキーボード等のキーワード取得部114が接続され、その操作信号が入出力されるモジュールである。このメディア視聴アプリケーション101aと、操作デバイス113aとによって、ユーザーは、プレイリストを作成するためのキーワードを入力したり、視聴後のマルチメディアコンテンツに対する評価である文字列を入力したりすることができる。
(マルチメディア視聴方法)
以上の構成を有するマルチメディア視聴システムを動作させることによって、本発明のマルチメディア視聴方法を実施することができる。このマルチメディア視聴方法の手順を図1を参照して説明する。
先ず、常時、クローラーサーバ374により通信ネットワーク2上のWebデータを巡回し、クローリングデータ(マルチメディアコンテンツやWebテキスト等)を収集し、クローリングデータとしてクローリングデータサーバ376に蓄積する。このクローリングデータはインデキシングサーバ372によるインデキシングデータの抽出に用いられるとともに、クローリングデータに含まれるマルチメディアコンテンツは、データ変換サーバ373を通じてデータ変換され、コンテンツ蓄積部33aに蓄積される。
そして、ユーザー(ここではユーザーAとする。)は、ユーザー端末装置1aにおいて、視聴したいマルチメディアを検索するためのキーワードをテキスト入力ウィンドウ101cに入力し、検索要求を実行する。これにより、キーワード取得部114からWebサーバ31に対して検索要求が送信される。この検索要求には、例えば、検索方法(連想検索等)や検索結果の再生順序を指定することができる。
Webサーバ31では、検索要求に含まれているキーワードを抽出し、クエリーD2として検索エンジンサーバ371に送信する。検索エンジンサーバ371は、受信したキーワードと、インデキシングデータのレコードを照合し、各メタデータとの一致度に応じて、該当するマルチメディアコンテンツの所在アドレスを検索し、検索結果をクエリー結果D3としてWebサーバ31に返答する。Webサーバ31では、このクエリー結果D3を、検索要求を行ったユーザーAを特定する識別子(ユーザーID、IPアドレス等)とともに、プレイリスト作成要求D4に書き込み、プレイリスト作成サーバ32に送信する。
プレイリスト作成サーバ32では、受信したプレイリスト作成要求D4に応じて、プレイリストを作成し、ユーザー端末装置1aに送信する。このプレイリストには、検索エンジンサーバ371によって検索されたマルチメディアコンテンツの再生順序と、及び再生に係るマルチメディアコンテンツの所在アドレス(ここではコンテンツ蓄積部33a内のディレクトリ)とが関連づけられてレコードとして記述され、そのレコードが再生順序に従って列記されている。
このプレイリストは、ユーザー端末装置1a側においてプレイリスト取得部107によって受信され、プレイリスト記憶部108に記憶される。ユーザーは、キーワードや検索方法を変えて再度、検索要求を行うことができ、その結果であるプレイリストは逐次プレイリスト記憶部108に蓄積されていく。
次いで、ユーザーがマルチメディアコンテンツの視聴を要求した場合、先ず、表示部101にプレイリストが番組表として表示される。具体的には、図7に示すように、プレイリスト記憶部108に蓄積されている複数のプレイリストが全て同時間軸となるように、時間帯毎に再生時刻が表示される。
このとき、配信要求部109では、マルチメディアコンテンツの再生に先行して、プレイリストの上位に表示されたマルチメディアコンテンツのダウンロード及びバッファリングを開始する。図7に示した例では、番組1、5、9及び13がダウンロードされ、キャッシュ部106に蓄積される。
このマルチメディアコンテンツのダウンロードに際し、本実施形態では、上述したピア・ツー・ピアのネットワークシステムにより、コンテンツ配信サーバ33が配信するマルチメディアコンテンツを受信し、視聴する。ここでは、ユーザー端末装置1aは、DRMライセンスサーバ34に対してプレイリストに基づく視聴要求を送信し、視聴要求に係る本編ストリームD10を再生するための復号鍵D8を、DRMライセンスサーバ34から受信するとともに、前記要求に係る本編ストリームD10の一部又は全部を保持する他のユーザー端末の端末リストD7を、DRMライセンスサーバ34又は他のユーザー端末装置1bから取得する。
そして、ユーザー端末装置1aは、端末リストD7の中から任意のユーザー端末をパートナー端末装置として選択して配信要求を行い、選択したパートナー端末(ここでは、ユーザー端末装置1b)又はコンテンツ配信サーバ33から要求に係る本編ストリームD10の一部又は全部を受信して、ユーザー端末装置1aにおいて当該本編ストリームD10を再構成し、復号鍵D8により再生して視聴する。パートナー端末として選択されたユーザー端末装置1bは、コンテンツ配信サーバ33等から受信し、自機のキャッシュ部106に保持されている本編ストリームD10を、配信要求に係るクライアント端末(ユーザー端末装置1a)に対して中継配信する。
その後、ユーザー操作により、番組表上のマルチメディアコンテンツ(チャンネル)が選択されると、その選択されたマルチメディアコンテンツがキャッシュ部106から読み出され、コンテンツ再生部103において再生が開始される。この再生開始に応じて、配信要求部109では、次の時間帯の番組2,6,10及び14のダウンロードを開始する。
また、配信要求部109は、この本編ストリームD10の再生と並行して、番組内(或いは番組間)に挿入される広告データの配信要求を行い、広告配信サーバ36から広告データD11を取得し、キャッシュ部106にキャッシュする。そして、広告データ挿入部103aにより本編ストリームD10中に広告データD11を挿入し、再生する。
そして、視聴された本編ストリームD10及び広告データD11の再生履歴は再生履歴蓄積部110に蓄積されるとともに、ユーザーデータベース34aや広告データ蓄積部36aに蓄積される。課金集計サーバ35は、これらのデータベースの情報に基づいて、視聴されたコンテンツに関する課金を行う。このとき、広告データを視聴したことによる宣伝広告料をコンテンツ視聴料から引いてもよい。
(本実施形態による作用・効果)
以上説明した本実施形態に係るマルチメディア視聴システム及び方法によれば、以下のような作用・効果を期待することができる。
先ず、本実施形態によれば、ユーザーのキーワードに基づいて作成されたプレイリストに応じてマルチメディアコンテンツを連続的に再生することができることから、ユーザーの趣味・嗜好を反映させたコンテンツ視聴を実現することができる。また、プレイリストは、キーワードに応じた再生情報が時系列に提示された番組表として閲覧が可能であるため、容易にコンテンツの選択・切り替えを行うことができる。
また、本実施形態では、メディア視聴アプリケーションによる再生に先行して、キャッシュ部106にマルチメディアコンテンツを予めダウンロードして記憶するため、シームレスに次のマルチメディアの視聴に移行することができる。
本実施形態では、マルチメディアコンテンツの配信をいわゆるピア・ツー・ピア方式により、視聴に係るマルチメディアコンテンツの一部又は全部を他のユーザー端末から取得するとともに、暗号キーによって復号して、視聴に係るマルチメディアコンテンツを再生するため、コンテンツ配信サーバに対する負担を軽減することができるとともに、通信が集中するのを回避することができ、通信負荷を軽減することができる。
さらに、プレイリストには、マルチメディアコンテンツ内に挿入される広告データ(付加情報データ)の再生情報が含まれ、メディア視聴アプリケーションは、プレイリストに基づいて、本編ストリームD10内に広告データD11を挿入して再生するため、様々な宣伝効果を奏することができる。この広告データは、上記キーワード検索により適宜選択されて配信されるため、ユーザーの趣味・嗜好に適合した宣伝・広告を行うことができ、宣伝効果をより高めることができる。
さらに、本実施形態では、ユーザー端末の、マルチメディアコンテンツの再生環境を検出して、データ変換サーバ373において再生環境に応じたデータ形式に変換したマルチメディアコンテンツを配信するため、ユーザーが使用するユーザー端末の性能や環境設定に応じた最適のコンテンツの再生が可能となる。
また、本実施形態では、検索エンジンサーバ371におけるマルチメディアコンテンツの検索方法の一つとして、連想用キーワードによる連想検索が行えるため、ユーザーが入力したキーワードを発端として、このキーワードから連想されるコンテンツが順次選択されて再生されることとなり、ユーザーの趣味・嗜好を反映させた範囲内において、ユーザーにとって意外性のあるコンテンツ選択を実現させることができる。
本実施形態においては、再生されたマルチメディアコンテンツの再生履歴及び再生中止位置を記録し、記録に応じて、次回の再生開始位置を変更するため、ユーザーが既に視聴済みのコンテンツをスキップしたり、途中で視聴を中止していた場合に、その続きから再生を続行させるなど、ユーザーのニーズに応えた多彩な再生方法が可能となる。
さらに、ユーザーは、再生に係るマルチメディアコンテンツに対する評価を示す評価情報に基づいて、プレイリスト作成サーバ32は、プレイリストの再生順序を変更することができるため、ユーザーの趣味・嗜好に関する情報を収集することができ、次回以降のプレイリストの作成において、よりユーザーの趣味・嗜好に合致したコンテンツを選択することができる。また、プレイリストを、ユーザーの操作に基づいて、他のユーザーに対して公開することができるため、他のユーザーの趣味・嗜好に基づいて作成されたプレイリストを、他のユーザーが利用することが可能となり、ユーザー間でのコミュニケーションを図ることができる。
本実施形態に係るマルチメディア視聴システムの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るユーザー端末装置1(1a〜1c)の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るピア・ツー・ピアのネットワークシステムの概要を示す説明図である。 本実施形態に係るピア・ツー・ピアのネットワークシステムの概要を示すブロック図である。 本実施形態に係るコンテンツ再生部103及び広告データ挿入部103aの動作を示す説明図である。 本実施形態におけるインデキシングデータのデータ構造を示す説明図である。 本実施形態における番組表のデータ構造を示す説明図である。
符号の説明
A1〜A4…連想用キーワード
A〜C…ユーザー
D1…検索要求
D2…検索クエリー
D3…クエリー結果
D4…プレイリスト作成要求
D5…プレイリスト
D6…配信要求
D7…端末リスト
D8…復号化鍵
D9…評価情報
D10…本編ストリーム
D11…広告データ
D12…視聴履歴データ
K1〜K4…メタデータ(キーワード)
T1…番組表
1(1a〜1c)…ユーザー端末装置
2…通信ネットワーク
31…Webサーバ
32…プレイリスト作成サーバ
32a…評価情報蓄積部
33…コンテンツ配信サーバ
33a…コンテンツ蓄積部
34…DRMライセンスサーバ
34a…ユーザーデータベース
35…課金集計サーバ
35a…課金データベース
36…広告配信サーバ
36a…広告データ蓄積部
37…検索システムサーバ群
101…表示部
101a…メディア視聴アプリケーション
101b…動画表示ウィンドウ
101c…テキスト入力ウィンドウ
102…通信インターフェース
103…コンテンツ再生部
103a…広告データ挿入部
104…出力信号生成部
105…出力インターフェース
105a…スピーカー
106…キャッシュ部
106a…コンテンツ取得部
106b…広告データ取得部
107…プレイリスト取得部
108…プレイリスト記憶部
109…配信要求部
110…再生履歴蓄積部
111…番組表表示部
112…アプリケーション実行部
113…操作デバイスインターフェース
113a…操作デバイス
114…キーワード取得部
115…評価情報取得部
371…検索エンジンサーバ
372…インデキシングサーバ
373…データ変換サーバ
374…クローラーサーバ
375…インデキシングデータベース
376…クローリングデータサーバ

Claims (20)

  1. ユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上に配置されたコンテンツ配信サーバから配信されるマルチメディアコンテンツを視聴するシステムであって、
    前記マルチメディアコンテンツそれぞれの属性を示すメタデータと、該マルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけるインデキシングデータを蓄積するインデキシングサーバと、
    ユーザー端末においてユーザー操作に基づくキーワードを取得し、前記通信ネットワークに送信するキーワード取得部と、
    前記通信ネットワークを通じて前記キーワードを受信し、受信したキーワードと、前記メタデータとの一致度に応じて、該当するマルチメディアコンテンツの所在アドレスを前記インデキシングデータから検索する検索エンジンサーバと、
    前記検索エンジンサーバによって検索されたマルチメディアコンテンツの再生順序と、及び再生に係るマルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけて記述したプレイリストを作成し、前記ユーザー端末に送信するプレイリスト作成サーバと、
    前記ユーザー端末装置上で実行され、前記プレイリストに従ってマルチメディアコンテンツを前記コンテンツ配信サーバから受信し、再生するメディア視聴アプリケーションと
    を備え、
    前記プレイリストは、再生されるマルチメディアコンテンツのタイトル、内容、及び再生時刻等の再生情報を、前記キーワード又は検索方法に応じて分類し、時系列に提示する番組表として、前記メディア視聴アプリケーションによって表示可能である
    ことを特徴とするマルチメディア視聴システム。
  2. 前記ユーザー端末側には、前記プレイリストに記述された再生順序に応じ、前記メディア視聴アプリケーションによる再生に先行して、マルチメディアコンテンツを予めダウンロードして記憶するバッファ部を備えることを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  3. 前記コンテンツ配信サーバは、配信に係るマルチメディアコンテンツの再生を許可する暗号キーを発行し、
    前記マルチメディアコンテンツは、前記暗号キーにより復号されて視聴可能となり、
    前記メディア視聴アプリケーションは、
    前記プレイリストに従ったマルチメディアコンテンツの視聴に際し、該視聴に係るマルチメディアコンテンツの一部又は全部を他のユーザー端末から取得するとともに、取得したマルチメディアコンテンツに対応する暗号キーを前記コンテンツ配信サーバから取得し、
    取得した暗号キーによって復号して、前記視聴に係るマルチメディアコンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  4. 前記マルチメディアコンテンツには、番組本編である本編ストリームと、該本編ストリーム内または該本編ストリーム間に挿入される付加情報データとが含まれ、
    前記プレイリストには、前記本編ストリーム内に挿入される付加情報データの挿入位置等の再生情報が含まれ、
    前記メディア視聴アプリケーションは、前記プレイリストに基づいて、前記マルチメディアコンテンツ内またはマルチメディアコンテンツ間に前記付加情報データを挿入し、再生する機能を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  5. 前記付加情報データの再生頻度に応じて、前記本編ストリームの視聴に対する課金を低減する課金集計サーバを備えることを特徴とする請求項4に記載のマルチメディア視聴システム。
  6. 前記メディア視聴アプリケーションは、当該メディア視聴アプリケーションが実行されているユーザー端末の、マルチメディアコンテンツの再生環境を検出して、この検出結果を前記コンテンツ配信サーバ側に通知する機能を備え、
    前記コンテンツ配信サーバは、配信するマルチメディアコンテンツを、前記再生環境に応じたデータ形式に変換するデータ変換部を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  7. 前記マルチメディアコンテンツには、当該マルチメディアコンテンツに関連するキーワードである連想用キーワードが付与されており、
    前記検索エンジンサーバは、前記キーワードに応じて検索されたマルチメディアの連想用キーワードをキーワードとして、次のマルチメディアの検索を行い、これを繰り返すことにより、複数のマルチメディアコンテンツを検索する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  8. 前記メディア視聴アプリケーションによって再生されたマルチメディアコンテンツの再生履歴及び再生中止位置を記録し、該記録に応じて、次回の再生開始位置を変更する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  9. 前記ユーザー端末は、再生に係るマルチメディアコンテンツに対するユーザー評価を示す評価情報を前記プレイリスト作成サーバに対して送信する機能を有し、
    前記プレイリスト作成サーバは、受信した評価情報に応じて、前記再生順序を変更することを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  10. 前記プレイリスト作成サーバは、ユーザーに対して作成されたプレイリストを、当該ユーザーの操作に基づいて、他のユーザーに対して配信可能に提示する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア視聴システム。
  11. ユーザー端末からの配信要求に応じて、通信ネットワーク上に配置されたコンテンツ配信サーバから配信されるマルチメディアコンテンツを視聴するシステムであって、
    前記マルチメディアコンテンツそれぞれの属性を示すメタデータと、該マルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけるインデキシングデータをインデキシングサーバに蓄積するステップ(1)と、
    ユーザー端末においてユーザー操作に基づくキーワードを取得し、前記通信ネットワークに送信するステップ(2)と、
    前記通信ネットワークを通じて前記キーワードを受信し、受信したキーワードと、前記メタデータとの一致度に応じて、検索エンジンサーバにより、該当するマルチメディアコンテンツの所在アドレスを前記インデキシングデータから検索するステップ(3)と、
    前記検索エンジンサーバによって検索されたマルチメディアコンテンツの再生順序と、及び再生に係るマルチメディアコンテンツの所在アドレスとを関連づけて記述したプレイリストを、プレイリスト作成サーバにより作成し、前記ユーザー端末に送信するステップ(4)と、
    前記ユーザー端末装置上で実行され、前記プレイリストに従ってマルチメディアコンテンツを前記コンテンツ配信サーバから受信し、メディア視聴アプリケーションによって再生するステップ(5)と
    を備え、
    前記ステップ(5)において、前記プレイリストは、再生されるマルチメディアコンテンツのタイトル、内容、及び再生時刻等の再生情報を、前記キーワード又は検索方法に応じて分類し、時系列に提示する番組表として、前記メディア視聴アプリケーションによって表示可能である
    ことを特徴とするマルチメディア視聴方法。
  12. 前記ユーザー端末側にはバッファ部が備えられ、前記ステップ(5)では、前記プレイリストに記述された再生順序に応じ、前記メディア視聴アプリケーションによる再生に先行して、マルチメディアコンテンツを予めダウンロードして前記バッファ部に記憶することを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  13. 前記ステップ(5)において、前記コンテンツ配信サーバは、配信に係るマルチメディアコンテンツの再生を許可する暗号キーを発行し、
    前記マルチメディアコンテンツは、前記暗号キーにより復号されて視聴可能となり、
    前記ステップ(5)において、前記メディア視聴アプリケーションは、
    前記プレイリストに従ったマルチメディアコンテンツの視聴に際し、該視聴に係るマルチメディアコンテンツの一部又は全部を他のユーザー端末から取得するとともに、取得したマルチメディアコンテンツに対応する暗号キーを前記コンテンツ配信サーバから取得し、
    取得した暗号キーによって復号して、前記視聴に係るマルチメディアコンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  14. 前記マルチメディアコンテンツには、番組本編である本編ストリームと、該本編ストリーム内または該本編ストリーム間に挿入される付加情報データとが含まれ、
    前記プレイリストには、前記本編ストリーム内に挿入される付加情報データの挿入位置等の再生情報が含まれ、
    前記ステップ(5)において、前記メディア視聴アプリケーションは、前記プレイリストに基づいて、前記マルチメディアコンテンツ内またはマルチメディアコンテンツ間に前記付加情報データを挿入し、再生する
    ことを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  15. 前記通信ネットワーク上に設置された課金集計サーバによって前記本編ストリームの視聴に対する課金を行うとともに、前記付加情報データの再生頻度に応じて、前記本編ストリームの視聴に対する課金を低減するステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項14に記載のマルチメディア視聴方法。
  16. 前記メディア視聴アプリケーションは、前記ステップ(5)に先行して、当該メディア視聴アプリケーションが実行されているユーザー端末の、マルチメディアコンテンツの再生環境を検出して、この検出結果を前記コンテンツ配信サーバ側に通知するステップをさらに備え、
    前記コンテンツ配信サーバは、前記ステップ(5)において、配信するマルチメディアコンテンツを、前記再生環境に応じたデータ形式に変換する
    ことを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  17. 前記マルチメディアコンテンツには、当該マルチメディアコンテンツに関連するキーワードである連想用キーワードが付与されており、
    前記検索エンジンサーバは、前記ステップ(4)において、前記キーワードに応じて検索されたマルチメディアの連想用キーワードをキーワードとして、次のマルチメディアの検索を行い、これを繰り返すことにより、複数のマルチメディアコンテンツを検索する
    ことを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  18. 前記メディア視聴アプリケーションは、再生されたマルチメディアコンテンツの再生履歴及び再生中止位置を記録し、該記録に応じて、次回の再生開始位置を変更するステップをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  19. 前記ユーザー端末において、再生に係るマルチメディアコンテンツに対するユーザー評価を示す評価情報を前記プレイリスト作成サーバに対して送信するステップをさらに有し、
    前記ステップ(4)において、プレイリスト作成サーバは、既に受信し保持されている前記評価情報に応じて、前記再生順序を変更する
    ことを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
  20. 前記プレイリスト作成サーバにより、ユーザーに対して作成されたプレイリストを、当該ユーザーの操作に基づいて、他のユーザーに対して配信可能に提示するステップをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア視聴方法。
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