JP2003069604A - 動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム - Google Patents

動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム

Info

Publication number
JP2003069604A
JP2003069604A JP2001252914A JP2001252914A JP2003069604A JP 2003069604 A JP2003069604 A JP 2003069604A JP 2001252914 A JP2001252914 A JP 2001252914A JP 2001252914 A JP2001252914 A JP 2001252914A JP 2003069604 A JP2003069604 A JP 2003069604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
address
network
domain name
network address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001252914A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujikawa
宏之 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifty Corp
Original Assignee
Nifty Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifty Corp filed Critical Nifty Corp
Priority to JP2001252914A priority Critical patent/JP2003069604A/ja
Publication of JP2003069604A publication Critical patent/JP2003069604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】次にネットワークアドレスを利用する情報提供
者の端末に不正アクセスがなされるのを防止できる動的
アドレス割当方法を、提供する。 【解決手段】サーバ装置群100に含まれるダイヤルア
ップサーバ装置30のCPU31は、HDD34内の認
証プログラム63の実行中には、サーバ装置群100に
アクセスしてきた情報提供者用端末20の認証を管理
し、空いているIPアドレスを当該装置20にリース
し、ネームサーバ装置40にIPアドレスを通知する。
サーバ装置群100に含まれるネームサーバ装置40の
CPU41は、HDD44内のddnsプログラム66の実
行中には、IPアドレスをリースした当該端末20がロ
グアウトとなったかを判断し、ログアウトとなった場合
には、ホストテーブル55内における当該端末20のド
メイン名に対応するIPアドレスを、当該端末20の代
わりに応答する代理応答サーバのIPアドレスに書き換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
クアドレスの中から空いているネットワークアドレスを
インターネット端末に割り当てるための動的アドレス割
当方法及び動的アドレス割当装置と、コンピュータをこ
のような動的アドレス割当装置として機能させるための
動的アドレス割当プログラムとに、関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、個人がインターネット端末にお
いてウェブサイトを開設するためには、その端末のイン
ターネット上の位置を特定するためのグローバルアドレ
ス(以下、単に「IPアドレス」という)を入手せねば
ならない。
【0003】通常、IPアドレスを入手するためには、
直接若しくは代行業者に依頼してNICやJPNIC
の管理組織からのIPアドレスの取得を申請するか、或
いは、インターネット・サービス・プロバイダ(以下、
単に「プロバイダ」という)と呼ばれるインターネット
接続サービス業者が保有するIPアドレスを借りる必要
がある。また、後者のようにプロバイダからIPアドレ
スを借りる場合、利用者に固定のIPアドレスを貸し
出すサービスを行っているプロバイダと、利用者が接
続する毎に空いているIPアドレスを割り当てるサービ
スを行っているプロバイダとの、何れかを選択する必要
がある。
【0004】なお、上述した又はのように、インタ
ーネット接続を切断しても変化しないIPアドレスは、
「固定グローバルアドレス」と称され、上述したのよ
うに、インターネット接続を切断することによって自動
的にプロバイダに返却されるIPアドレスは、「変動グ
ローバルアドレス」と称されている。
【0005】上述した固定グローバルアドレスの場合、
一旦インターネット接続を切断してもIPアドレスが変
動しないため、常時接続を希望する情報提供者には重宝
する。しかし、情報提供者が利用していない間もIPア
ドレスが占有されるので、IPアドレスの枯渇問題に影
響を及ぼす可能性が高い。また、プロバイダの設定と情
報提供者のインターネット端末の設定とを一致させねば
ならず、その手続や維持が煩雑であるために、費用が嵩
む傾向がある。
【0006】一方、変動グローバルアドレスの場合、上
述したように、接続要求する端末に対して空いているI
Pアドレスが割り当てられるので、プロバイダが保有す
るIPアドレスが加入者数に比して少ない場合でも、I
Pアドレスを効率よく且つ安価に提供することができ
る。また、IPアドレスがサーバで一括管理されるの
で、IPアドレスが重複して設定されてしまうことが回
避され、更に、IPアドレスと同時に各種の設定情報を
送信するので、情報提供者の設定ミスを防ぐことができ
る。
【0007】なお、この変動グローバルアドレスの場
合、端末に割り当てられるIPアドレスは、端末がイン
ターネット接続するたびに変化する場合が多い。このた
め、ドメイン名とIPアドレスとの交換を行うDNS
(Domain Name System)サーバが有するホストファイル
の中の、この端末において利用されるドメイン名に対応
するIPアドレスを、この端末がインターネット接続す
るたびに書き換えねばならない。このようなホストファ
イルの書き換えは、DDNS(Dynamic Domain Name Sy
stem)サーバによって行われる。
【0008】従って、インターネット接続サービス提供
用としてプロバイダが有するサーバ装置においては、上
述したようなIPアドレスの動的な割り当ては、IPア
ドレスの自動的な割り当てを行うDHCP(Dynamic Ho
st Configuration Protocol)サーバと上記のDDNS
サーバとが連携することによって、行われる。これらの
サーバを含むインターネットシステム全体の具体的な動
作としては、次の通りである。
【0009】即ち、端末が、ブート時に、IPアドレス
取得要求などを含む要求メッセージをブロードキャスト
すると、インターネット上の各DHCPサーバは、夫
々、要求内容に基づいてネットワーク接続のための情報
や割り当てるIPアドレスを設定し、応答メッセージを
ブロードキャストする。要求メッセージを送った端末
は、応答メッセージを一定期間受け付けて収集し、その
中から使用するIPアドレスを選択し、1つのDHCP
サーバにリースを要求するメッセージをブロードキャス
トする。要求メッセージを受け取ったDHCPサーバの
うち、選択されたIPアドレスを通知していたDHCP
サーバは、リースするIPアドレスと、このIPアドレ
スとドメイン名との対応付けを行うDNSサーバのIP
アドレスと、TCP/IPパラメータと、サブネットマ
スク,デフォルトゲートウエイ等の各設定情報と、リー
スの開始及び終了時間とを、要求メッセージを送ってき
た端末に返送するとともに、当該DNSサーバが有する
ホストファイル内のIPアドレスの更新を、DDNSサ
ーバに要求する。DDNSサーバは、その更新要求に従
って、ホストファイル内のIPアドレスを更新する。I
Pアドレスがリースされた端末は、IPアドレスの使用
期限前に使用を中断するときは、放棄の要求メッセージ
をDHCPサーバに送る。すると、DHCPサーバは、
そのIPアドレスを回収し、他の端末の要求に備えてI
Pアドレスをストックする。一方、IPアドレスがリー
スされた端末は、IPアドレスの使用期限後もその使用
を継続するときは、使用期間内における一定時間経過後
に延長の要求のメッセージをDHCPサーバに送る。す
ると、DHCPサーバは、その要求に応えるメッセージ
を返送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うなシステムによると、次のような問題が生じる場合が
ある。例えば、DHCPサーバによってIPアドレスが
割り当てられている情報提供者用の端末に情報参照者用
の端末がインターネット接続していたときに、情報提供
者用の端末がIPアドレスの使用を中断又は終了する
と、情報提供者用の端末に割り当てられていたIPアド
レスは、回収される。すると、DNSサーバのホストフ
ァイルには、情報提供者用の端末のIPアドレスではな
くなったIPアドレスが、情報提供者用の端末のIPア
ドレスとして記憶され続けるために、情報参照者用の端
末からこの情報提供者用の端末に再度アクセスすると、
情報参照者が望まないサイトに接続する可能性がある。
然も、IPアドレスが有名なサイトに使われていたもの
であった場合には、次にこのIPアドレスが割り当てら
れた他の情報提供者用の端末には、不正アクセスによる
負荷が掛かるという問題があった。
【0011】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、その課題は、情報提供者の端末に対
して動的にネットワークアドレスを割り当てる動的アド
レス割当方法及び動的アドレス割当装置であって、次に
ネットワークアドレスを利用する情報提供者の端末に不
正アクセスがなされるのを防止できる動的アドレス割当
方法及び動的アドレス割当装置と、コンピュータをこの
ような動的アドレス割当装置として機能させるための動
的アドレス割当プログラムとを、提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに構成された本発明の動的アドレス割当方法は、ネッ
トワーク上に情報を公開するための端末から接続要求が
あった場合に、複数のネットワークアドレスの中から幾
つかのネットワークアドレスをその端末に割り当て、ネ
ットワークアドレスとドメイン名との対応付けを行うD
NSサーバがその対応付けに利用するホストテーブル
に、割り当てたネットワークアドレスと前記端末におい
て利用するドメイン名とを記録し、前記端末から切断要
求があった場合に、その端末に割り当てていたネットワ
ークアドレスに対応するドメイン名に対し、そのネット
ワークアドレスとは別のネットワークアドレスを対応付
けて、前記ホストテーブルに記録することを、特徴とす
る。
【0013】本発明はこのように構成されるので、DN
Sサーバが利用するホストテーブルには、端末が接続要
求した場合には、端末に割り当てたネットワークアドレ
スと端末において利用されるドメイン名とが対応付けら
れて記録され、端末が切断要求した場合には、その端末
のドメイン名と別のネットワークアドレスとが記録され
る。
【0014】そして、DNSサーバは、端末のドメイン
名を指定してこの端末に情報閲覧のアクセスを要求する
ネットワーク上のコンピュータから、このドメイン名に
対応するネットワークアドレスの照会を受けた際、ホス
トテーブルを参照してそのコンピュータにネットワーク
アドレスを通知する。このとき、この端末が接続状態に
あれば、コンピュータには、この端末に割り当てられた
ネットワークアドレスが通知され、この端末が切断状態
にあれば、コンピュータには、この端末に割り当てられ
ていない別のネットワークアドレスが通知される。
【0015】これにより、ネットワークアドレスが割り
当てられた端末に対してアクセスして情報を閲覧したネ
ットワーク上のコンピュータが、その端末にネットワー
クアドレスが割り当てられなくなったあとにその端末に
アクセスした場合でも、それまでその端末に割り当てら
れていたネットワークアドレスとは別のネットワークア
ドレスがそのコンピュータに通知されるので、前のネッ
トワークアドレスを次に利用している他の端末に対して
そのコンピュータがアクセスすることがない。従って、
そのコンピュータによる他の端末への不正アクセスが防
止される。
【0016】なお、本発明の動的アドレス割当方法で
は、端末が切断要求した際にドメイン名に対応付けられ
る別のネットワークアドレスを、その端末の代わりに応
答するサーバのネットワークアドレスとすることができ
る。
【0017】また、本発明の動的アドレス割当装置は、
ネットワーク上に情報を公開するための端末と、ホスト
テーブルを利用してネットワークアドレスとドメイン名
との対応付けを行うDNSサーバとに接続される動的ア
ドレス割当装置であって、前記端末から接続要求があっ
た場合に、前記ネットワークアドレスの中から幾つかの
ネットワークアドレスをその端末に割り当てるネットワ
ークアドレス割当手段と、前記ネットワークアドレス割
当手段により端末に割り当てられたネットワークアドレ
スと前記端末において利用するドメイン名とを対応付け
て前記ホストテーブルに記録するホストテーブル記録手
段と、前記端末から切断要求があった場合に、その端末
に割り当てていたネットワークアドレスに対応するドメ
イン名に対し、そのネットワークアドレスとは別のネッ
トワークアドレスを対応付けて、前記ホストテーブルに
記録するネットワークアドレス更新手段とを備えること
を、特徴とする。
【0018】従って、この動的アドレス割当装置を端末
とDNSサーバとに接続すれば、上述した本発明の動的
アドレス割当方法を適用したコンピュータネットワーク
システムとして機能させることができることになる。
【0019】さらに、本発明の動的アドレス割当プログ
ラムは、ネットワーク上に情報を公開するための端末
と、ホストテーブルを利用してネットワークアドレスと
ドメイン名との対応付けを行うDNSサーバとに接続さ
れるコンピュータに、前記端末から接続要求があった場
合には、前記ネットワークアドレスの中から幾つかのネ
ットワークアドレスをその端末に割り当てさせ、端末に
割り当てたネットワークアドレスと前記端末において利
用するドメイン名とを対応付けて前記ホストテーブルに
記録させ、前記端末から切断要求があった場合には、そ
の端末に割り当てていたネットワークアドレスに対応す
るドメイン名に対し、そのネットワークアドレスとは別
のネットワークアドレスを対応付けて、前記ホストテー
ブルに記録させることを、特徴とする。
【0020】従って、動的アドレス割当プログラムによ
れば、端末とDNSサーバとに接続されたコンピュータ
を、上述した本発明の動的アドレス割当方法を実施する
装置として機能させることができることになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】本発明の実施の形態である動的アドレス割
当装置は、インターネットを介して複数のコンピュータ
に接続されたサーバ装置群の一部を、構成している。こ
のサーバ装置群を含むコンピュータネットワークシステ
ム全体の概略構成を、図1に示す。
【0023】図1に示すように、このコンピュータネッ
トワークシステムは、インターネットN上の情報を閲覧
(参照)する者が操作する情報参照者用端末10と、ネ
ットワークN上に情報を公開(提供)する者が操作する
情報提供者用端末20と、インターネット・サービス・
プロバイダ(以下、単に「プロバイダ」という)と呼ば
れるインターネット接続サービス業者がその社屋内に設
置したサーバ装置群100とがインターネットNを介し
て相互に接続されることによって、構成されている。
【0024】情報参照者用端末10は、デスクトップ型
やノート型として一般に市販されている通信機能付きの
コンピュータや、インターネットアクセス機能を有する
携帯情報端末である。この情報参照者用端末10として
の概略構成を、図2に示す。図2に示すように、情報参
照者用端末10は、各種画面を表示するためのディスプ
レイ10aとキーボードやマウス等の入力装置10bと
これらに繋がれた本体10cとを有している。このう
ち、本体10cは、CPU11,RAM12,通信制御
回路13及びHDD14等のハードウエアを、主要な構
成として内部に有している。
【0025】CPU11は、各ハードウエア12〜14
を含むデバイス全体を統合的に制御する中央処理装置で
ある。RAM12は、CPU11が読み出した各種のプ
ログラムをキャッシュするとともに、このCPU11に
よる作業領域が展開されるランダムアクセスメモリであ
る。通信制御回路13は、電話回線やLAN等の通信回
線を介してインターネットNに接続されたネットワーク
アダプタ,モデム,DSU及びNIC等であり、インタ
ーネットNに接続されたコンピュータとの間のデータの
送受信を司る。
【0026】HDD14には、種々の機能を実現するた
めにCPU11が実行するアプリケーションプログラム
や、CPU11が実行する処理において利用されるデー
タや、アプリケーションプログラムの実行管理やネット
ワーク管理などのシステム管理をCPU11に行わせる
ためのOS(Operating System)プログラムが、格納さ
れている。
【0027】なお、このHDD14に格納されるアプリ
ケーションプログラムには、WWW(World Wide Web)
ブラウザと呼ばれる情報閲覧ソフトウエアが、含まれて
いる。このWWWブラウザは、CPU11によって実行
されている状態で入力装置10bからURL(Uniform
Resource Locator)が入力された場合には、CPU11
に対し、そのURLによって示されるWWWサーバへア
クセスしてそのURLが示すデータ格納場所内のデータ
をリクエストさせ、HTML(HyperText Mark-up Lang
uage)で記述されたハイパーテキスト形式等のファイル
を読み込ませ、そのファイル中のデータによって示され
るウェブページをディスプレイ10aに表示させる。な
お、データの読み込みには、TCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)やHTTP
(HyperText Transfer Protocol)という通信規約が用
いられる。
【0028】図1に示した情報提供者用端末20も、情
報参照者用端末10と同様に、一般に市販されている通
信機能付きのコンピュータである。この情報提供者用端
末20の概略構成を図3に示している。図3に示すよう
に、情報提供者用端末20は、その本体20cの内部
に、CPU21やRAM22や通信制御回路23やHD
D24等のハードウエアを、主要な構成として有してい
る。なお、各ハードウエア21〜24は、図2に示した
ものと同じ機能を有するので、説明を省略する。但し、
HDD24には、上述したWWWブラウザは格納されて
いないが、各種のコンテンツを有するウェブページのデ
ータを格納した複数のハイパーテキストファイルと、W
WWサーバプログラムと、接続プログラム61とが、格
納されている。
【0029】WWWサーバプログラムは、インターネッ
トN上の端末から、URLが指定された情報閲覧リクエ
ストメッセージを受信した場合に、CPU21に対し、
そのURLに対応する場所に格納されているハイパーテ
キストファイル内のデータをその端末に返送させるプロ
グラムである。従って、ハイパーテキストファイル内の
データを要求して受け取った情報参照者用端末10から
は、この情報提供者用端末10は、WWWサーバとして
機能しているように見える。
【0030】接続プログラム61は、CPU21に対
し、プロバイダのサーバ装置群100へのログイン及び
ログオフを管理させるとともに、ログイン中にサーバ装
置群100からリースされるIPアドレスの使用期間を
管理させるプログラムである。なお、IPアドレスは、
上述したIPという通信規約で使用されるネットワーク
アドレスであり、インターネットNに接続された世界中
のコンピュータを個々に識別するための32ビットの番
号である。
【0031】図1に示したサーバ装置群100は、プロ
バイダとしてのサービスを利用者に提供するためのシス
テムであり、インターネット接続,ファイルの公開,電
子メールやファイルの送受信,IPアドレスとドメイン
名の交換,等の各機能を備えている。なお、上記の各機
能は、プロバイダとしての最低限必要な機能であり、こ
の他に、ネットニュースやプロキシやデータベースとい
った機能を備えていても良いが、ここでは説明を省略す
る。
【0032】このサーバ装置群100の一例を、図4に
示す。図4に示すように、サーバ装置群100は、複数
のコンピュータがLANを介して相互に接続されること
によって、構成されており、各コンピュータは、上述し
た各機能を分担する。但し、図4に示した例はあくまで
も一例であって、複数のコンピュータに各機能を分担さ
せず、1つのコンピュータ上で複数の機能を同時に実現
させることもできる。つまり、以下に説明するサーバ装
置群100においては、本発明の動的アドレス割当装置
が有する機能の部分をも、複数のコンピュータに分担さ
せているが、1つのコンピュータ上で当該各機能を同時
に実現させることもできる。
【0033】なお、図4に示したサーバ装置群100を
具体的に説明すると、サーバ装置群100は、ダイヤル
アップサーバ装置30,第1のネームサーバ装置40,
第2のネームサーバ装置,WWWサーバ装置50,FT
P(File Transfer Protocol)サーバ装置,電子メール
受信用サーバ装置および電子メール送信用サーバ装置の
各コンピュータから、構成されており、これら各サーバ
装置が接続されるLANには、インターネットN上での
データ(パケット)の行き先を管理する交換機であるル
ータや、電話回線などの一般通信回線との間の信号の交
換を司るアクセス制御装置(モデム又はTAとルータと
が一体化した装置)が、繋がれている。
【0034】上述した各サーバ装置のうち、FTPサー
バ装置は、保有する複数のファイルを端末からの要求に
応じて要求元端末に配布するFTPサーバの機能を実現
するコンピュータである。また、電子メール受信用サー
バ装置は、電子メールを受信して一時的に保持する電子
メール受信用サーバの機能を実現するコンピュータであ
る。さらに、電子メール送信用サーバ装置は、電子メー
ルの送信を司る電子メール送信用サーバの機能を実現す
るコンピュータである。但し、FTPサーバ装置,電子
メール受信用サーバ装置,電子メール送信用サーバ装置
については、本発明とは直接関係しないため、以下説明
を省略する。
【0035】また、第2のネームサーバ装置は、第1の
ネームサーバ装置40と全く同じ構成を有するコンピュ
ータであり、第1のネームサーバ装置40がダウンした
ときにその装置40から引き継いで動作する予備のネー
ムサーバ装置であるので、この第2のネームサーバ装置
についても説明を省略する。そこで、以下では、第1の
ネームサーバ装置40を、単に「ネームサーバ装置」と
言うことにする。
【0036】以下、図4に示したダイヤルアップサーバ
装置30,ネームサーバ装置40,WWWサーバ装置5
0について、順に説明する。
【0037】ダイヤルアップサーバ装置30の概略構成
を図5に示す。図5に示すように、このダイヤルアップ
サーバ装置30は、その内部に、CPU31やRAM3
2や通信制御回路33やHDD34等のハードウエア
を、主要な構成として有している。なお、各ハードウエ
ア31〜34は、図2に示したものと同じ機能を有する
ので、説明を省略する。但し、HDD34には、上述し
たWWWブラウザは格納されていないが、プロバイダが
保有する複数のIPアドレスを記述したリスト(図示せ
ず)と、認証用テーブル62と認証プログラム(ネット
ワークアドレス割当手段に相当)63が、格納されてい
る。
【0038】認証用テーブル62は、図6のデータ構造
例に示すように、ログインIDとこれに対応するパスワ
ードとを同じ行に記述して1対1に対応付けしたレコー
ドを格納するテーブルである。ログインIDは、プロバ
イダと契約した情報提供者を個々に識別するための識別
情報であり、パスワードは、各情報提供者の情報提供者
用端末20をログインさせるか否かを判定する際に利用
される暗証情報である。なお、この認証用テーブル62
に記録される各レコードは、原則として、情報提供者と
プロバイダとが契約したときに設定された内容のまま変
更されることはない。
【0039】認証プログラム63は、CPU31に対
し、情報提供者用端末20のログイン及びログオフを管
理させるとともに、情報提供者用端末20をログインさ
せる際にリースするIPアドレスを決定させ、決定した
IPアドレスをその端末20へ通知させるプログラムで
ある。なお、この認証プログラム63がCPU31によ
って実行されることにより、このダイヤルアップサーバ
装置30が、認証サーバとして機能する。
【0040】また、ネームサーバ装置40の概略構成を
図7に示す。図7に示すように、このサーバ装置40
は、その内部に、CPU41やRAM42や通信制御回
路43やHDD44等のハードウエアを、主要な構成と
して有している。なお、各ハードウエア41〜44は、
図2に示したものと同じ機能を有するので、説明を省略
する。但し、HDD44には、上述したWWWブラウザ
は格納されていないが、変換テーブル64とホストテー
ブル65とdnsプログラムとddnsプログラム(ホストテ
ーブル記録手段及びネットワークアドレス更新手段に相
当)66とが格納されている。
【0041】変換テーブル64は、図8のデータ構造例
に示すように、ログインIDとこれに対応するドメイン
名とを同じ行に記述して1対1に対応付けしたレコード
を格納するテーブルである。なお、変換テーブル66に
記録される各レコードは、情報提供者がプロバイダに申
し出てドメイン名を書き換える以外は、情報提供者とプ
ロバイダとが契約したときに設定されたままである。
【0042】ホストテーブル65は、図9のデータ構造
例に示すように、ドメイン名とこれに対応するIPアド
レスとを同じ行に記述して1対1に対応付けしたレコー
ドを格納するテーブルである。このホストテーブル65
は、後述するように、ドメイン名に対応するIPアドレ
スが書き換えられるようになっている。
【0043】dnsプログラムは、情報参照者用端末10
からの情報閲覧要求があった場合に、CPU41に対
し、当該要求と同時に受信したドメイン名に対応するI
Pアドレスをホストテーブル65から読み出させ、その
IPアドレスを情報参照者用端末10へ通知させるプロ
グラムである。なお、このdnsプログラムがCPU41
によって実行されることにより、このネームサーバ装置
40が、dnsサーバとして、即ちネームサーバとして機
能する。
【0044】ddnsプログラム66は、CPU41に対
し、ダイヤルアップサーバ装置30から通知される情報
に基づいてホストテーブル65の内容を書き換えさせる
プログラムである。なお、このddnsプログラム66がC
PU41によって実行されていることにより、ネームサ
ーバ装置40は、ddnsサーバとして機能する。
【0045】さらに、WWWサーバ装置50の概略構成
を図10に示す。図10に示すように、このサーバ装置
50は、その内部に、CPU51やRAM52や通信制
御回路53やHDD54等のハードウエアを、主要な構
成として有している。なお、各ハードウエア51〜54
は、図2に示したものと同じ機能を有するので、説明を
省略する。但し、HDD54には、上述したWWWブラ
ウザは格納されていないが、代理応答用ファイルとWW
Wサーバプログラムとが、格納されている。
【0046】代理応答用ファイルは、各種のコンテンツ
を有するウェブページのデータを格納したハイパーテキ
ストファイルであり、このウェブページには、情報提供
者用端末20の代わりに情報参照者用端末10に提供す
るための各種の情報が、記述されている。なお、この代
理応答用ファイル内のデータを要求して受け取った情報
参照者用端末10からは、このWWWサーバ装置50
は、代理応答サーバ(後述する)として機能しているよ
うに見える。
【0047】なお、上述した各プログラム61,63,
66は、そのプログラムを格納したフレキシブルディス
クやCD−ROMディスクがFDDやCD−ROMドラ
イブにセットされて各ドライブから読み出されることに
より、HDD34,44,54にインストールされたも
のであっても良い。
【0048】次に、以上に示した構成を有するコンピュ
ータネットワークシステムにおいて行われる処理につい
て、説明する。
【0049】先ず、情報提供者は、情報提供者用端末2
0をウェブサイトとして起動させるために、プロバイダ
へアクセスするように情報提供者用端末20を操作す
る。情報提供者用端末20では、この操作により、接続
プログラム61がCPU21によって読み込まれ、接続
処理が開始される。この接続処理の内容を、図11に示
す。ところで、ダイヤルアップサーバ装置30及びネー
ムサーバ装置40では、事前に、認証プログラム63及
びddnsプログラム66が夫々CPU31,41によって
読み込まれており、認証処理及びddns処理の実行が開始
された状態となっている。これら認証処理及びddns処理
の内容を、夫々図12及び図13に示す。なお、以下の
説明においては、接続処理と認証処理とについて相互に
関連させながら説明し、その後、ddns処理について説明
する。
【0050】図11に示すように、接続処理開始後の最
初のS101では、CPU21は、HDD24内に格納
されているログインID及びパスワードとともに、ログ
インのリクエストメッセージを、ダイヤルアップサーバ
装置30に送信する。
【0051】そして、S201においてリクエストメッ
セージが送信されてくるのを待機していたCPU31
は、情報提供者用端末20におけるS101の処理によ
り送信されたリクエストメッセージを受信すると、処理
をS202に進める。
【0052】S202では、CPU31は、受信したロ
グインID及びパスワードが認証用テーブル62内に格
納されているか否かをチェックする。そして、当該ログ
インID及びパスワードの何れか又は両方が認証用テー
ブル63内に格納されていなかった場合には、CPU3
1は、処理をS203に進める。
【0053】S203では、CPU31は、ログイン不
可の旨を示す情報を情報提供者用端末20に返送し、認
証処理を終了する。
【0054】一方、S202において、当該ログインI
D及びパスワードがともに認証用テーブル62内に格納
されていた場合には、CPU31は、処理をS204に
進める。
【0055】S204では、CPU31は、HDD34
内に格納されている図示せぬリストを参照して、空いて
いるIPアドレスの中から幾つかを選択して認識する。
【0056】次のS205では、CPU31は、S20
1において受信したログインIDと、S204において
認識したIPアドレスと、ログイン中である旨を示す情
報とを、ネームサーバ装置40に送信する。
【0057】次のS206では、CPU31は、ログイ
ン可の旨を示す情報とともに、S204において認識し
たIPアドレスと、ネームサーバ装置40のIPアドレ
スと、サブネットマスクやデフォルトゲートウエイ等の
各設定情報と、リースの開始及び終了時間とを、情報提
供者用端末20に送信する。
【0058】そして、S102においてデータが送信さ
れてくるのを待機していたCPU21は、ダイヤルアッ
プサーバ装置30におけるS203又はS206の処理
により送信された情報を受信すると、処理をS103に
進める。
【0059】S103では、CPU21は、ログイン可
であるか否かをチェックする。そして、ログイン不可で
あった場合には、CPU21は、処理をS104に進め
る。
【0060】S104では、CPU21は、ログイン不
可である旨を示す画面をディスプレイ20aに表示し
て、接続処理を終了する。
【0061】一方、S103において、ログイン可であ
った場合には、CPU21は、処理をS105に進め
る。
【0062】S105では、CPU21は、接続監視処
理を実行する。この接続監視処理の具体的な内容は省略
するが、その概要は、S102において受信したリース
の開始及び終了時間を監視し、このリース期間内におけ
る一定期間が経過したところで、IPアドレスの使用の
延長のリクエストメッセージをダイヤルアップサーバ装
置30に送信し、延長許可する旨の応答メッセージと新
たなリースの開始及び終了時間とを受信すると、リース
期間の監視を継続するというものである。そして、操作
者が入力装置20bを操作することによってログアウト
が指示された場合、或いは、リース期間が延長されるこ
となく終了時間が経過した場合には、CPU21は、処
理をS106に進める。
【0063】S106では、CPU21は、ログアウト
のリクエストメッセージをダイヤルアップサーバ装置3
0に送信する。
【0064】一方、ダイヤルアップサーバ装置30で
は、CPU31は、S206を実行後、次のS207に
おいて、課金処理の実行を開始する。この課金処理の具
体的な内容は省略するが、その概要は、当該情報提供者
用端末20のログイン時間を計測し、ユーザの利用状況
を管理するためのデータベース(図示せず)に、ログイ
ン時間とこれに基づいて算出される利用料金とを記録す
るというものである。なお、この課金処理は、IPアド
レスをリースしている間は、認証処理と並行に実行され
る。そして、CPU31は、このような課金処理の実行
を開始した後、処理をS208に進める。
【0065】S208では、CPU31は、リクエスト
メッセージが送信されてくるのを待機する。ここで、C
PU31は、IPアドレスの使用延長のリクエストメッ
セージを受信した場合には、その要求に応答するメッセ
ージを返送する処理を実行する。一方、ログアウトのリ
クエストメッセージを受信した場合には、CPU31
は、処理をS209に進める。
【0066】S209では、CPU31は、ログアウト
の要求に応答するメッセージを情報提供者用端末20に
送信する。
【0067】そして、S107においてメッセージが送
信されてくるのを待機していたCPU21は、ダイヤル
アップサーバ装置30におけるS209の処理により送
信された応答メッセージを受信すると、接続処理を終了
する。
【0068】一方、S209においてメッセージを送信
したCPU31は、処理をS210に進める。
【0069】S210では、CPU31は、課金処理の
実行を停止させる。そして、CPU31は、処理をS1
1に進める。
【0070】S211では、CPU31は、当該ログイ
ンIDとIPアドレスとともに、ログアウト中である旨
の情報を、ネームサーバ装置40へ送信する。そして、
CPU31は、認証処理を終了する。
【0071】以上に示した接続処理及び認証処理によ
り、プロバイダが保有するIPアドレスのうちの空いて
いるIPアドレスが、情報提供者用端末20がログイン
する間だけリースされる。
【0072】また、これら接続処理及び認証処理と並行
して実行されるddns処理における最初のS301では、
CPU41は、各種の情報が送信されてくるのを待機す
る。そして、CPU41は、ダイヤルアップサーバ装置
30におけるS205又はS211の処理により送信さ
れた情報を受信すると、処理をS302に進める。
【0073】S302では、CPU41は、ログインI
D及びIPアドレスとともに受信した情報がログイン中
を示す情報であるか否かをチェックする。そして、ログ
イン中を示す情報であった場合には、CPU41は、処
理をS303に進める。
【0074】S303では、CPU41は、S301に
おいて受信したログインIDに対応するドメイン名を、
変換テーブル64から読み込む。
【0075】次のS304では、CPU41は、読み込
む対象となるドメイン名を変換テーブルから読み込めた
か否かをチェックする。そして、変換テーブル64から
ドメイン名が読み込めなかった場合には、CPU41
は、ddns処理を終了する。一方、変換テーブル64から
ドメイン名が読み込めた場合には、CPU41は、処理
をS305に進める。
【0076】S305では、CPU41は、S301に
おいて受信したIPアドレスと、S303において読み
込んだドメイン名とを、ホストテーブル65に格納す
る。ここで、ホストテーブル65に同じドメイン名のレ
コードが格納されていた場合には、CPU41は、その
レコードのIPアドレスを書き換える処理を行う。そし
て、CPU41は、ddns処理を終了する。
【0077】一方、S302において、S301で受信
した情報がログアウト中を示す情報であった場合には、
CPU41は、処理をS306に進める。
【0078】S306では、CPU41は、S301に
おいて受信したログインIDに対応するドメイン名を、
変換テーブル64から読み込む。
【0079】次のS307では、CPU41は、読み込
む対象となるドメイン名を変換テーブル64から読み込
めたか否かをチェックする。そして、変換テーブル64
からドメイン名が読み込めなかった場合には、CPU4
1は、ddns処理を終了する。一方、変換テーブル64か
らドメイン名が読み込めた場合には、CPU41は、処
理をS308に進める。
【0080】S308では、CPU41は、S306に
おいて読み込んだドメイン名に対応するIPアドレス
を、ホストテーブル65から読み込んで認識する。
【0081】次のS309では、CPU41は、当該I
PアドレスがS301において受信したIPアドレスと
一致するか否かを、チェックする。そして、IPアドレ
スが一致しなかった場合には、CPU41は、ddns処理
を終了する。一方、IPアドレスが一致した場合には、
CPU41は、処理をS310に進める。
【0082】S310では、CPU41は、ホストテー
ブル65内の当該ドメイン名に対応するIPアドレス
を、WWWサーバ装置50内において実現される代理応
答サーバのIPアドレスに、書き換える。そして、CP
U41は、ddns処理を終了する。
【0083】以上に示したddns処理により、ログアウト
中の情報提供者用端末20のドメイン名に対応するIP
アドレスが、ログイン中に使用していたIPアドレスと
一致していた場合には、ホストテーブル65内の当該ド
メイン名に対応するIPアドレスが、代理応答サーバに
対して固定的に設定されているIPアドレスに書き換え
られる。
【0084】これにより、ダイヤルアップサーバ装置2
0によってIPアドレスが割り当てられている情報提供
者用端末20に情報参照者用端末10がインターネット
接続していたときに、情報提供者用端末20がサーバ装
置群100への接続を中断又は終了すると、DNSサー
バのホストテーブル65における当該情報提供者用端末
20のドメイン名に対応するIPアドレスは、代理応答
サーバのIPアドレスに書き換えられ、元々割り当てら
れていたIPアドレスは開放される。従って、情報参照
者用端末10がこの情報提供者用端末20のドメイン名
を指定して再度アクセス要求した場合には、代理応答サ
ーバに接続され、この端末20にログアウト前に割り当
てられていたIPアドレスを新たに割り当てられた他の
情報提供者用端末20に接続されてしまうことがない。
つまり、このIPアドレスが次に割り当てられた他の情
報提供者用端末20への情報参照者用端末10の不正ア
クセスが、防止される。
【0085】また、情報提供者用端末20がサーバ装置
群100からログアウトした後は、この情報提供者用端
末20の代わりに代理応答サーバが応答することとなる
ので、代理応答サーバに対し、情報参照者用端末10に
何等かの情報を通知させたり、他のウェブサーバへ誘導
するための情報を通知させたりできる。
【0086】なお、仮にプロバイダが固定グローバルア
ドレスを採用した場合、ログアウト前後においてIPア
ドレスが固定されるために、ログアウトした後の情報提
供者用端末20にアクセスした情報参照者用端末10
は、行き場を失って、何の情報も得ることはできない。
しかし、本実施形態では、ログアウトした後の情報提供
者用端末20のドメイン名に対応付けられるIPアドレ
スを任意のIPアドレスに書き換えるように設定できる
ので、そのIPアドレスを適宜選択して設定しておけ
ば、ログアウトした後の情報提供者用端末20にアクセ
スした情報参照者用端末10には、何等かの情報の通知
することができる。
【0087】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、情報提供者の端末に対して動的にネットワークアド
レスを割り当てる際に、次にネットワークアドレスを利
用する情報提供者の端末に不正アクセスがなされるのを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンピュータネットワークシステムの概略構
成図
【図2】 情報参照者用端末の内部回路の概略構成図
【図3】 情報提供者用端末の内部回路の概略構成図
【図4】 サーバ装置群の概略構成図
【図5】 ダイヤルアップサーバ装置の内部回路の概略
構成図
【図6】 ダイヤルアップサーバ装置内に格納される認
証用テーブルの一例を示す例示図
【図7】 ネームサーバ装置の内部回路の概略構成図
【図8】 ネームサーバ装置内に格納される変換テーブ
ルの一例を示す例示図
【図9】 ネームサーバ装置内に格納されるホストテー
ブルの一例を示す例示図
【図10】 WWWサーバ装置の内部回路の概略構成図
【図11】 情報提供者用端末において実行される接続
処理の内容を示すフローチャート
【図12】 ダイヤルアップサーバ装置において実行さ
れる認証処理の内容を示すフローチャート
【図13】 ネームサーバ装置において実行されるddns
処理の内容を示すフローチャート
【符号の説明】
10 情報参照者用端末 20 情報提供者用端末 30 ダイヤルアップサーバ装置 40 ネームサーバ装置 50 WWWサーバ装置 61 接続プログラム 62 認証用テーブル 63 認証プログラム 64 変換テーブル 65 ホストテーブル 66 ddnsプログラム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上に情報を公開するための端
    末から接続要求があった場合に、複数のネットワークア
    ドレスの中から幾つかのネットワークアドレスをその端
    末に割り当て、 ネットワークアドレスとドメイン名との対応付けを行う
    DNSサーバがその対応付けに利用するホストテーブル
    に、割り当てたネットワークアドレスと前記端末におい
    て利用するドメイン名とを記録し、 前記端末から切断要求があった場合に、その端末に割り
    当てていたネットワークアドレスに対応するドメイン名
    に対し、そのネットワークアドレスとは別のネットワー
    クアドレスを対応付けて、前記ホストテーブルに記録す
    ることを特徴とする動的アドレス割当方法。
  2. 【請求項2】前記端末から切断要求があった場合に前記
    ドメイン名に対応付ける別のネットワークアドレスは、
    前記端末が切断している間だけその端末の代わりに応答
    させるためのサーバのネットワークアドレスであること
    を特徴とする請求項1記載の動的アドレス割当方法。
  3. 【請求項3】前記端末の利用者を個々に識別するための
    利用者識別情報が前記端末から接続要求と同時に通知さ
    れた場合には、利用者識別情報とドメイン名とを対応付
    けて記憶する変換テーブルを参照して、通知された利用
    者識別情報から対応するドメイン名を読み出すことを特
    徴とする請求項1又は2記載の動的アドレス割当方法。
  4. 【請求項4】前記利用者識別情報は、前記端末を認証す
    る際の認証情報であることを特徴とする請求項3記載の
    動的アドレス割当方法。
  5. 【請求項5】ネットワーク上に情報を公開するための端
    末と、ホストテーブルを利用してネットワークアドレス
    とドメイン名との対応付けを行うDNSサーバとに接続
    される動的アドレス割当装置であって、 前記端末から接続要求があった場合に、前記ネットワー
    クアドレスの中から幾つかのネットワークアドレスをそ
    の端末に割り当てるネットワークアドレス割当手段と、 前記ネットワークアドレス割当手段により端末に割り当
    てられたネットワークアドレスと前記端末において利用
    するドメイン名とを対応付けて前記ホストテーブルに記
    録するホストテーブル記録手段と、 前記端末から切断要求があった場合に、その端末に割り
    当てていたネットワークアドレスに対応するドメイン名
    に対し、そのネットワークアドレスとは別のネットワー
    クアドレスを対応付けて、前記ホストテーブルに記録す
    るネットワークアドレス更新手段とを備えることを特徴
    とする動的アドレス割当装置。
  6. 【請求項6】前記端末が切断している間だけその端末の
    代わりに応答させるためのサーバ装置に、更に接続さ
    れ、 前記ネットワークアドレス更新手段は、前記ドメイン名
    に対し、前記サーバ装置のネットワークアドレスを対応
    付けることを特徴とする請求項5記載の動的アドレス割
    当装置。
  7. 【請求項7】前記端末の利用者を個々に識別するための
    利用者識別情報と前記ドメイン名とを対応付けて記憶す
    るための変換テーブルを、更に備え、 前記端末は、接続要求をする際に、同時に、利用者識別
    情報を通知するとともに、 前記ネットワークアドレス更新手段は、前記端末から通
    知された利用者識別情報に対応するドメイン名を、前記
    変換テーブルから読み出して、前記ネットワークアドレ
    スに対応させることを特徴とする請求項5又は6記載の
    動的アドレス割当装置。
  8. 【請求項8】前記利用者識別情報は、前記端末を認証す
    る際の認証情報であることを特徴とする請求項7記載の
    動的アドレス割当装置。
  9. 【請求項9】ネットワーク上に情報を公開するための端
    末と、ホストテーブルを利用してネットワークアドレス
    とドメイン名との対応付けを行うDNSサーバとに接続
    されるコンピュータに、 前記端末から接続要求があった場合には、前記ネットワ
    ークアドレスの中から幾つかのネットワークアドレスを
    その端末に割り当てさせ、 端末に割り当てたネットワークアドレスと前記端末にお
    いて利用するドメイン名とを対応付けて前記ホストテー
    ブルに記録させ、 前記端末から切断要求があった場合には、その端末に割
    り当てていたネットワークアドレスに対応するドメイン
    名に対し、そのネットワークアドレスとは別のネットワ
    ークアドレスを対応付けて、前記ホストテーブルに記録
    させることを特徴とする動的アドレス割当プログラム。
JP2001252914A 2001-08-23 2001-08-23 動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム Pending JP2003069604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252914A JP2003069604A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252914A JP2003069604A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003069604A true JP2003069604A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19081314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001252914A Pending JP2003069604A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003069604A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500786A (ja) * 2006-06-01 2010-01-07 マイクロソフト コーポレーション 名前チャレンジ可能ゾーン
KR100944724B1 (ko) 2007-08-21 2010-03-03 엔에이치엔비즈니스플랫폼 주식회사 Ip 주소를 이용한 사용자 인증 시스템 및 그 방법
US7860029B2 (en) 2004-02-26 2010-12-28 Nec Corporation Subscriber line accommodation device and packet filtering method
WO2020233020A1 (zh) * 2019-05-17 2020-11-26 平安科技(深圳)有限公司 预分配容器ip的方法、装置、计算机设备及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10200579A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Toshiba Corp トラフィック管理装置及びトラフィック管理方法
JP2000332823A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Nec Corp サーバ装置
JP2001054090A (ja) * 1999-08-09 2001-02-23 Fujitsu Ltd 情報受信装置および情報受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002261794A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Zion Ltd ホスト接続装置及び方法、並びにそのプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10200579A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Toshiba Corp トラフィック管理装置及びトラフィック管理方法
JP2000332823A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Nec Corp サーバ装置
JP2001054090A (ja) * 1999-08-09 2001-02-23 Fujitsu Ltd 情報受信装置および情報受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002261794A (ja) * 2001-03-01 2002-09-13 Zion Ltd ホスト接続装置及び方法、並びにそのプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7860029B2 (en) 2004-02-26 2010-12-28 Nec Corporation Subscriber line accommodation device and packet filtering method
JP2010500786A (ja) * 2006-06-01 2010-01-07 マイクロソフト コーポレーション 名前チャレンジ可能ゾーン
JP4876168B2 (ja) * 2006-06-01 2012-02-15 マイクロソフト コーポレーション 名前チャレンジ可能ゾーン
KR100944724B1 (ko) 2007-08-21 2010-03-03 엔에이치엔비즈니스플랫폼 주식회사 Ip 주소를 이용한 사용자 인증 시스템 및 그 방법
WO2020233020A1 (zh) * 2019-05-17 2020-11-26 平安科技(深圳)有限公司 预分配容器ip的方法、装置、计算机设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6735619B1 (en) Home network gateway apparatus and home network device
JP4197315B2 (ja) コラボレーションサーバ、コラボレーションシステム、そのセッション管理方法及びプログラム
JPH1065737A (ja) 代理サーバ装置およびサーバ装置
US8370470B2 (en) System and method for managing server configurations
US20020083146A1 (en) Data model for automated server configuration
US20070204051A1 (en) Proxy Dns For Web Browser Request Redirection In Public Hotspot Accesses
US20060190603A1 (en) Congestion controller and method for controlling congestion of network
US20100281146A1 (en) Dynamic domain name service system and automatic registration method
WO2004100429A2 (en) Network download system
WO2008119214A1 (fr) Procédé pour accéder au service web de réseau interne d'internet
US20050160183A1 (en) Tunnel broker management
KR20100134036A (ko) 파일을 공유하기 위한 디바이스 및 방법
JP2002540677A (ja) データネットワークの負荷管理
EP1343296B1 (en) System, method and computer program product for selectively caching domain name system information on a network gateway
US20040073604A1 (en) Cache control method of proxy server with white list
JP3876737B2 (ja) Ddnsサーバとddnsクライアント端末、及びddnsシステム
JP2005332163A (ja) 情報更新検知システム
JP2003069604A (ja) 動的アドレス割当方法,動的アドレス割当装置及び動的アドレス割当プログラム
JP2002305531A (ja) 情報処理装置、dnsサーバシステム、情報処理システム及び方法並びに情報処理用プログラム
KR20010036517A (ko) 동적 인터넷 주소 할당 환경에서 일관된 접속 허용 방법
JPH10294759A (ja) アドレス割り当てシステム及び装置
JP2002261794A (ja) ホスト接続装置及び方法、並びにそのプログラム
JP2001282725A (ja) 個人コンピュータでウェブサーバーを運用する方法及びそのシステム
JP3979055B2 (ja) 固定アドレス設定装置、固定アドレス設定方法および固定アドレス設定プログラム
JP2004023238A (ja) 通信設定管理方法、通信設定管理装置、プログラム、記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080814

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101104

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101104