JP2004064385A - ディジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影条件に応じた設定を行う手間を低減するディジタルカメラを提供する。
【解決手段】イメージセンサの出力に基づいて被写体Aを表す画像データを作成する撮像手段20、30及び40と、被写体Aの撮影条件を無線送信する外部装置2から撮影条件を受信する無線通信手段50と、撮影条件に基づいて撮像手段の制御情報Sを設定し、制御情報Sに基づいて撮像手段を制御する制御手段10と、を備え、被写体Aを撮影するとき、被写体Aの撮影条件に基づいて制御情報Sを設定できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にディジタルカメラは、絞り、シャッター速度、フラッシュの発光等を設定でき、ユーザは被写体の撮影条件を特定し、特定した撮影条件に応じてそれらを設定することができる。例えば、一般に美術館等では被写体となる美術品の劣化を防止するためフラッシュ撮影は禁止されている。この場合、ユーザは館内の注意書きや放送等により”フラッシュ撮影禁止”が美術品の撮影条件であることを特定し、フラッシュを発光しないよう設定することができる。
【0003】
また、被写体の明るさに応じてフラッシュを発光するか否かを判定する等、ある特定の撮影条件を判定してディジタルカメラ自身で設定するオートモードを備えるディジタルカメラも一般に知られている。
【0004】
この他、”風景モード”、”夜景モード”、”スポーツモード”、”ポートレートモード”等のように、絞り、シャッター速度、フラッシュの発光等についての制御情報の組み合わせを撮影モードとして予め記憶し、被写体に応じて撮影モードを設定することで制御情報を一括して設定できるディジタルカメラも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばオートモードは明るさや鮮鋭さといった光学情報を判定して設定するため、注意書き等で撮影条件が案内されるようなときは設定は適切に行われない。こうした場合、ユーザ自身で設定しなければならないという煩わしさがある。その上、ユーザがその注意書きを見落とすと注意書きに従った設定が行われないという問題がある。例えば美術館でユーザが不注意により注意書きを見落としてオートモードに設定したままでいると、フラッシュ撮影が禁止されている場所であるにもかかわらず従来のディジタルカメラはフラッシュを発光してしまう。逆に注意書きに気付いた場合、ユーザはフラッシュを発光しないようディジタルカメラの設定を変更しなければならないという煩わしさがある。
【0006】
また、例えば撮影モードが設定できるディジタルカメラの場合は、特定した撮影条件、すなわち特定した撮影モードに応じてディジタルカメラの撮影モードを設定する操作を行わなければならないという手間がある。
【0007】
本発明は上記問題を解決するために創作されたものであって、その目的は撮影条件に応じた設定を行う手間を低減するディジタルカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のディジタルカメラは、イメージセンサの出力に基づいて被写体を表す画像データを作成する撮像手段と、被写体に関連付けられた撮影条件を無線送信する外部装置から撮影条件を受信する無線通信手段と、撮影条件に基づいて撮像手段の制御情報を設定し、制御情報に基づいて撮像手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。このディジタルカメラによると、無線送信される撮影条件に基づいて撮像手段の制御情報を設定できる。このためユーザが撮影条件に応じて制御情報を設定する必要がない。よってこのディジタルカメラによると、撮影条件に応じた設定を行う手間を低減できる。
【0009】
請求項2に記載のディジタルカメラでは、撮像手段は被写体を照射するフラッシュを備え、撮影条件がフラッシュ撮影を禁止しているとき、制御手段はフラッシュを発光しないよう制御情報を設定することを特徴とする。フラッシュ撮影を禁止する撮影条件が無線送信されたとき、ディジタルカメラはフラッシュを発光しないよう制御情報を設定する。よってこのディジタルカメラによると、フラッシュ撮影が禁止されている場所等にフラッシュ撮影を禁止する撮影条件を無線送信する外部装置を備えれば、ユーザの不注意によりフラッシュが発光されてしまうことをより確実に防止することができる。
【0010】
請求項3に記載のディジタルカメラは、外部装置との無線通信が可能な領域から出たとき、制御手段は制御情報を所定の設定に変更することを特徴とする。このディジタルカメラによると、外部装置との無線通信が可能な領域から出たときは制御情報が所定の設定に変更されるため、ユーザは設定を変更する手間が低減される。例えば外部装置との無線通信が可能な領域に入る前の設定を所定の設定としておけば、ユーザは無線通信が可能な領域から出たとき設定を元に戻す手間が低減される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。
図1は、ディジタルスチルカメラ1、被写体Aの撮影条件を無線送信する外部装置2及び被写体Aの関係を表す模式図である。外部装置2は被写体Aの撮影条件を例えば無線通信規格の一つであるBluetoothに従って無線送信可能に構成されている。外部装置2は撮影条件を予め決められたルールでディジタルスチルカメラ1に無線送信し、ディジタルスチルカメラ1は受信した撮影条件に基づいて制御情報を設定する。撮影が指示されたとき、ディジタルスチルカメラ1は予め決められたルールに従って制御情報を解釈し、その解釈結果に基づいて撮影処理を行う。
【0012】
図2は、本発明の一実施例であるディジタルスチルカメラ1の構成図である。図示するようにカメラ本体には制御部10、撮像部20、駆動部30、処理部40及び無線通信部50が設けられている。
【0013】
制御部10は、CPU11、ROM12及びRAM13を備える。CPU11はROM12に記憶されているコンピュータプログラムを実行し、外部装置2と無線接続する処理、制御情報Sを設定する処理、制御情報Sに基づいて各部を制御し画像データを作成させる処理等を行う。ROM12は、CPU11が各種の処理を実行するためのコンピュータプログラム、BluetoothプロトコルにおいてBaseband層より上位に位置するプロトコルスタックを実装したコンピュータプログラム、各種のデータ等を格納したメモリである。RAM13は、制御情報S、各種のプログラム、データ等を一時的に記憶するためのメモリである。尚、ROM12には初期設定としての制御情報が記憶されており、ディジタルスチルカメラ1の電源がONにされたときRAM13に制御情報Sとしてロードされるものとする。
【0014】
撮像部20は、光学系、イメージセンサとしてのエリアイメージセンサ(以下、「イメージセンサ」という)23、及び被写体を照射するフラッシュ24を備えている。光学系は、ズームレンズ21、光学絞り22及び光学的ローパスフィルタ(LPF)等で構成され、ズームレンズ21は予め設定された倍率で被写体の光学像をイメージセンサ23の受光部に結像し、光学絞り22はイメージセンサ23への入射光量を調整する。イメージセンサ23は、各光電変換素子で受光した光を光電変換して得られる電荷を一定時間蓄積し、受光量に応じたアナログ電気信号を処理部40に出力する。イメージセンサ23としてはCCD型イメージセンサを使用してもよいし、MOS型イメージセンサを使用してもよい。
【0015】
駆動部30は、レンズ駆動部31、絞り駆動部32及びイメージセンサ駆動部33を備え、イメージセンサ23の入出力を制御する。レンズ駆動部31はズームレンズ21を駆動してズーム機能又は焦点調節機能を実現する。絞り駆動部32は光学絞り22を駆動してイメージセンサ23への入射光量を調節する。イメージセンサ駆動部33は、イメージセンサ23を駆動するために必要な駆動パルスを生成しイメージセンサ23に入力する電子回路である。またイメージセンサ23は電子シャッタ機能を有しており、イメージセンサ駆動部33はこの機能を制御することによりシャッタスピードをコントロールする。
【0016】
処理部40は、アナログフロントエンド部41、ディジタル画像処理部45及びデータ格納処理部46を備えている。
アナログフロントエンド(AFE)部41は、相関二重サンプリング(CDS)回路42、オートゲインコントロール(AGC)回路43及びA/D変換器44を有する。CDS回路42は、アナログ電気信号に含まれる雑音の低減処理を行う。AGC回路43は、ゲインの調整によりアナログ電気信号のレベルの調整を行う。A/D変換器44は、上記各処理の施されたアナログ電気信号を所定階調のディジタルの画像信号に量子化しその画像信号を出力する。出力された画像信号はディジタル画像処理部45に出力される。
【0017】
ディジタル画像処理部45は、DSP(Digital Signal Processor)を備え、AFE部41から出力された画像信号のガンマ補正、画素補間法による欠陥画素の補間、ホワイトバランスの補正、画像信号の鮮鋭化、圧縮/伸長処理、画素数変換処理等の処理を行い、被写体を表す画像データを作成する。
【0018】
尚、ディジタル画像処理部45で施す上記各種の処理は制御部10で実行するコンピュータプログラムによる処理に置き換えてもよい。
データ格納処理部46は、不揮発性メモリを備えている。不揮発性メモリには作成した画像データが記憶される。不揮発性メモリとしては、例えばフラッシュメモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体を使用できる。なお、この不揮発性メモリはディジタルスチルカメラ1本体に着脱自在に接続してもよいし、着脱不能に接続してもよい。
【0019】
特許請求の範囲に記載の「撮像手段」の機能は、撮像部20、駆動部30及び処理部40の機能に対応する。
特許請求の範囲に記載の「制御手段」の機能は、制御部10が撮影条件に基づいて「撮像手段」の制御情報Sを設定し、制御情報Sに基づいて「撮像手段」を制御する機能に対応する。
【0020】
無線通信手段としての無線通信部50は、Bluetoothプロトコルに従って構成され、ベースバンド部51、RF(Radio Specification)部62を備えている。ベースバンド部51はDSP(Digital Signal Processor)、マイクロコンピュータ等を備え、BluetoothプロトコルのBaseband層で規定された機能を実装しており、装置間の物理的な通信リンクを張る処理を行う。RF部52はD/A変換器、変調器、復調器等を備え、BluetoothプロトコルのRF層で規定された機能を実装しており、データの変復調処理を行う。
【0021】
以上、ディジタルスチルカメラ1の構成について説明した。次に、撮影条件表U、制御情報S及び制御コード表Tについて説明する。
図3は、撮影条件と撮影条件コードとの対応関係を表す撮影条件表Uを示す図である。図示するように撮影条件表Uは”風景モード”、”夜景モード”、”スポーツモード”、”ポートレートモード”等の撮影モードを表す撮影条件を格納する「撮影条件」欄、撮影条件に割り当てられた撮影条件コードを格納する「撮影条件コード」欄、及び撮影条件コードに対応する複数の制御コードを格納する「制御コード」欄から構成される。本実施例では一つの撮影条件コードに対して3つの制御コードが対応し、それらの制御コードは順に「フラッシュ」、「絞り」、「シャッター速度」という制御項目に対応している。外部装置2は撮影条件を撮影条件表Uで示される撮影条件コードでディジタルスチルカメラ1に無線送信する。例えば”ポートレートモード”という撮影条件を無線送信する場合、外部装置2はその撮影条件に割り当てられた撮影条件コード”04”を無線送信する。ディジタルスチルカメラ1は撮影条件コード”04”を受信すると、撮影条件表Uにおいて撮影条件コード”04”に対応する制御コード”A0”、”B1”及び”C6”を後述する制御情報Sの対応する制御項目に設定する。
【0022】
図4は、制御情報Sの一例を示す図である。制御情報Sは制御部10が撮像部20及び駆動部30を制御するための情報であり、「フラッシュ」、「絞り」、「シャッター速度」という3つの制御項目がある。図示する例は撮影条件コードとして”04”を受信したときの制御情報Sを表しており、それぞれ”A0”、”B1”、”C6”という制御コードが設定されている。
【0023】
図5は、制御コードと制御内容との対応関係を表す制御コード表Tを示す図である。図示するように制御コード表Tは、制御項目を表す「制御項目」欄、制御項目についての種々の制御コードを格納する「制御コード」欄、及び、制御コードに対応する制御内容を示す「制御内容」欄とから構成される。被写体を撮影するとき、制御部10は制御情報Sから各制御コードを取得し、制御コード表Tにおいてそれらの制御コードに対応する制御内容に従って制御を行うよう構成されている。例えば上記の例であれば、被写体を撮影するとき、制御部10は画像データをイメージセンサ23に結像させると同時にフラッシュ24を制御してフラッシュ24を発光させる。このとき絞りを”F2.0”にするよう絞り駆動部32を制御すると共に、シャッター速度をその条件における最適露出となるように設定してイメージセンサ駆動部33を制御する。また、フラッシュ撮影禁止のみ指示する場合は、撮影条件コード”05”を無線送信する。すると”A1”、”B0”、”C0”という制御コードが設定されるので、フラッシュ撮影のみ禁止され、絞りとシャッター速度はディジタルスチルカメラ1が自動的に判断して最適露出となるように制御される。
【0024】
本実施例における予め決められたルールとは、外部装置2は撮影条件を撮影条件表Uで示される撮影条件コードで送信し、ディジタルスチルカメラ1は撮影条件コードを受信したとき撮影条件表Uを用いて制御コードを特定し、制御コード表Tの制御内容に従って制御を行うというルールのことである。
【0025】
尚、本実施例のディジタルスチルカメラ1は撮影条件として撮影条件コードを受信しているが、”風景モード”等のように撮影条件を表す文字列を受信するようにしてもよい。
【0026】
次に、被写体Aの撮影条件に基づいて制御情報Sを設定し、被写体Aを撮影する処理の流れについて説明する。尚、以下の例では被写体の撮影条件を無線送信する外部装置2はディジタルスチルカメラ1が無線接続できる範囲に同時に複数台存在しない場合を例に説明する。
【0027】
図6は、被写体Aの撮影条件に基づいて制御情報Sを設定し、被写体Aを撮影する処理の流れを表すフローチャートである。この処理は外部装置2との無線通信が可能な領域にディジタルスチルカメラ1を移動することで開始される。ここで無線通信が可能な領域とはBluetoothで規定された領域のことであり、Bluetoothでは無線通信が可能な距離を約10mと規定している。従って、外部装置2から10m以内が外部装置2との無線通信が可能な領域である。無線通信可能な領域に移動すると、制御部10は無線通信部50を制御して外部装置2との無線接続を確立する(S105)。無線接続が確立されると、ディジタルスチルカメラ1はBluetoothの所定のプロトコルにより外部装置2が被写体の撮影条件を無線送信する外部装置であるかどうかを確認し、外部装置2が被写体の撮影条件を無線送信する外部装置であることを確認すると、外部装置2に撮影条件の送信を要求する(S110)。外部装置2は撮影条件に割り当てられた撮影条件コードをBluetoothプロトコルに従ってディジタルスチルカメラ1に無線送信し、制御部10は無線通信部50を通じて撮影条件コードを受信する(S115)。撮影条件コードを受信すると、制御部10はまず現在の制御情報SをRAM13に別の制御情報としてバックアップする(S120)。次に、受信した撮影条件コードに基づいて制御情報Sを設定する(S125)。制御情報Sを設定後、ユーザにより被写体Aを被写体として撮影を指示する操作がなされると、制御部10は制御情報Sに基づいて撮像部20及び駆動部32を制御してイメージセンサ23に電荷を蓄積させ、光学像の濃淡に相関するアナログ電気信号を処理部40に出力させる(S130)。処理部40はイメージセンサ23から出力されたアナログ電気信号にAFE部41及びディジタル画像処理部45で所定の処理を施こして被写体Aを表す画像データを作成し、作成した画像データをデータ格納処理部46に格納する(S135)。ディジタルスチルカメラ1が外部装置2との無線通信が可能な領域から出る、すなわちディジタルスチルカメラ1が外部装置2から10m以上離れると、無線通信部50は無線データが届かなくなるため外部装置2との無線リンクを切断する。これにより無線接続が切断される(S140)。無線接続が切断されると、制御部10はRAM13にバックアップした別の制御情報でRAM13の制御情報Sを上書きする。これにより制御部10は制御情報Sを元の設定に戻す(S145)。
【0028】
尚、本実施例では被写体の撮影条件を無線送信する外部装置2はディジタルスチルカメラ1が無線接続できる範囲に同時に複数台存在しない場合を説明したが、外部装置2が複数台存在する場合は、それぞれがどの被写体についての撮影条件を送信する外部装置2であるかを表す情報を無線送信し、ディジタルスチルカメラ1はその情報を例えばLCD等の表示装置に表示してユーザにどの外部装置2の撮影条件に基づいて制御情報を設定するかを選択させるようにしてもよい。
【0029】
また、本実施例の撮影条件は撮影モードを表しているが、撮影条件は制御内容を個別に表すものであってもよい。例えば撮影条件は”フラッシュ撮影する”、”絞りF2.8”、”シャッター速度1/10”等を個別に表し、ディジタルスチルカメラ1はそれらに対応する制御コード”A1”、”B3”、”C4”を受信して制御情報を設定するようにしてもよい。
【0030】
以下、本実施例の効果について説明する。
本実施例のディジタルスチルカメラ1は、外部装置2から撮影条件として無線送信される撮影条件コードに基づいて撮像部20及び駆動部30の制御情報Sを設定する。このためディジタルスチルカメラ1のユーザは、特定した撮影条件に応じて、すなわち特定した撮影モードに応じてディジタルスチルカメラ1の撮影モードを設定したり、フラッシュを発光する/しない等のように撮影条件に応じて制御情報を個別に設定したりする必要がない。よってこのディジタルスチルカメラ1によると、撮影条件に応じた設定を行う手間を低減できる。また、外部装置2から撮影条件コードが送信されるため、ユーザはディジタルスチルカメラ1に多くの撮影モードがあっても撮影モードの選択に迷うことがない。
【0031】
更に、本実施例のディジタルスチルカメラ1によると、図5のS115で元の制御情報Sを別の制御情報としてRAM13にバックアップしており、ディジタルスチルカメラ1が外部装置2との無線通信が可能な領域から出たとき、バックアップした別の制御情報で上書きして制御情報Sを元の設定に戻すことができる。これによりユーザは設定を元に戻す手間が低減される。
【0032】
尚、本実施例のディジタルスチルカメラ1は、撮影条件を無線送信する外部装置であることを確認すると常に撮影条件の送信を要求するが、ディジタルスチルカメラ1のユーザが撮影条件を要求する指示を入力できるようにし、ユーザが要求する操作を行ったとき送信を要求するようにしてもよい。これにより、ユーザは外部装置2から撮影条件を受信したいときのみ外部装置2に撮影条件を送信させるようにでき、ユーザの意志に反して制御情報が設定されてしまうことを避けることができる。
【0033】
また、ディジタルスチルカメラ1に”受信モード”と”非受信モード”とを設け、”受信モード”が選択されているときのみ常に送信を要求し、”非受信モード”が選択されているときは要求しないようにしてもよい。これにより、”非受信モード”を選択しておけばユーザの意志に反して制御情報が設定されてしまうことを避けることができる上、”受信モード”を選択しておけば撮影条件を要求する操作を被写体毎に行う手間が低減される。
【0034】
また、本実施例のディジタルスチルカメラ1は、外部装置2から撮影条件を受信したとき常にその撮影条件に基づいて制御情報を設定しているが、受信した撮影条件を表示装置に表示してユーザにその撮影条件で撮影するかどうかを確認させるようにしてもよい。この場合、受信した撮影条件で撮影するとユーザが判断したときのみその撮影条件に基づいて制御情報を設定するようにする。これにより、ユーザは受信した撮影条件が気に入らなければ制御情報を設定しないようにすることができ、ユーザの意志に反して制御情報が設定されてしまうことを避けることができる。
【0035】
また、本実施例の制御情報Sには処理部40についての制御情報は設定されないが、処理部40についての制御情報を設定するようにしてもよい。例えば画像のホワイトバランスの補正処理は被写体を照射する光源が太陽光であるか蛍光灯であるか等によって処理内容が異なる。この場合、外部装置2はホワイトバランスの補正処理に必要な情報を撮影条件として無線送信し、制御部10はその撮影条件に基づいて処理部40の制御情報を設定するようにしてもよい。
【0036】
また、本実施例ではディジタルスチルカメラを例に説明したが、ディジタルビデオカメラに本発明を適用してもよい。
また、本実施例では無線通信規格としてBluetoothを例に説明したが、その他の無線通信規格であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディジタルカメラ、被写体及び被写体の撮影条件を無線送信する外部装置の関係を模式的に表す図である。
【図2】本発明の一実施例であるディジタルカメラを示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例であるディジタルカメラにおける撮影条件と撮影条件コードとの対応関係を表す図である。
【図4】本発明の一実施例であるディジタルカメラの制御情報を表す図である。
【図5】本発明の一実施例であるディジタルカメラにおける制御コードと制御内容との対応関係を表す図である。
【図6】本発明の一実施例であるディジタルカメラが制御情報を設定する処理の流れを表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディジタルスチルカメラ(ディジタルカメラ)
2 外部装置
10 制御部(制御手段)
20 撮像部(撮像手段)
21 ズームレンズ
22 光学絞り
23 イメージセンサ
24 フラッシュ
30 駆動部(撮像手段)
31 レンズ駆動部
32 絞り駆動部
33 イメージセンサ駆動部
40 処理部(撮像手段)
50 無線通信部(無線通信手段)
S 制御情報

Claims (3)

  1. イメージセンサの出力に基づいて被写体を表す画像データを作成する撮像手段と、
    被写体の撮影条件を無線送信する外部装置から前記撮影条件を受信する無線通信手段と、
    前記撮影条件に基づいて前記撮像手段の制御情報を設定し、前記制御情報に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするディジタルカメラ。
  2. 前記撮像手段は被写体を照射するフラッシュを備え、前記撮影条件がフラッシュ撮影を禁止しているとき、前記制御手段は前記フラッシュを発光しないよう前記制御情報を設定することを特徴とする請求項1に記載のディジタルカメラ。
  3. 前記外部装置との無線通信が可能な領域から出たとき、前記制御手段は前記制御情報を所定の設定に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のディジタルカメラ。
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