JP5678867B2 - ピエゾインジェクタの駆動装置 - Google Patents

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本発明は、ピエゾ素子の伸縮により開閉弁するピエゾインジェクタを駆動する駆動装置に関する。
従来、内燃機関の各気筒に燃料を噴射供給する燃料噴射弁として、ピエゾ素子の伸縮により開閉弁するピエゾインジェクタが知られている。
また、ピエゾインジェクタの駆動装置としては、図4に例示するように、バッテリ電圧Vbを昇圧してピエゾインジェクタ駆動用の駆動電圧を生成するDC/DCコンバータ10と、DC/DCコンバータ10からの駆動電圧を、充放電用コイルLを介してピエゾインジェクタINJに印加することで、ピエゾ素子を充電する充電スイッチSWcと、充電スイッチSWcからピエゾインジェクタINJに至る電源側通電経路とグランドラインとの間に設けられて、ピエゾインジェクタINJ(詳しくはピエゾインジェクタINJ内のピエゾ素子)に充電された電荷を、充放電用コイルLを介して放電させる放電スイッチSWdと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
この駆動装置において、内燃機関各気筒のピエゾインジェクタINJは、通常、第1気筒#1、第3気筒#3のピエゾインジェクタINJ1、INJ3、第2気筒#2、第4気筒#4のピエゾインジェクタINJ2、INJ4、というようにグループ分けされ、充電スイッチSWc、放電スイッチSWd、及び充放電用コイルLは、各グループのピエゾインジェクタINJに共通の電源側通電経路に設けられている。
そして、各ピエゾインジェクタINJの駆動(ピエゾ素子の充放電)は、各ピエゾインジェクタINJのグランド側通電経路に選択スイッチSWsを設け、この選択スイッチSWsを選択的にオンさせることで、一つのピエゾインジェクタINJ毎に実施できるようにされている。
なお、充電スイッチSWc及び放電スイッチSWdは、複数のピエゾインジェクタINJに対し一つだけ設けられることもある。
ここで、図4は、4気筒内燃機関において、第1気筒#1、第3気筒#3のピエゾインジェクタINJ1、INJ3をAグループ、第2気筒#2、第4気筒#4のピエゾインジェクタINJ2、INJ4をBグループとしたとき、AグループのピエゾインジェクタINJ1、INJ3に対し設けられる充電スイッチSWca、放電スイッチSWda、充放電用コイルLa、選択スイッチSWs1、SWs3等を表している。
つまり、図4は、説明を簡単にするため、BグループのピエゾインジェクタINJ2、INJ4に対し設けられる充電スイッチSWcb、放電スイッチSWdb、充放電用コイルLb、選択スイッチSWs2、SWs4、及び、後述の抵抗R1b、R4b、端子COMb,TWV2、TWV4を省略しているが、駆動装置には、これらBグループのピエゾインジェクタINJ2、INJ4に対するものも備えられている。
なお、これら各部の符号に付与された添え字a、bはグループA、Bを表し、添え字1〜4は気筒を表す。
そして、各気筒のピエゾインジェクタINJ1〜INJ4と駆動装置とは、グループA、B毎に設けられる正極側端子COMa、COMb、及び、ピエゾインジェクタINJ1〜INJ4毎に設けられる負極側端子TWV1〜TWV4、を介して接続される。
また、DC/DCコンバータ10は、一端にバッテリ電圧Vbが供給される昇圧用コイルL1と、その昇圧用コイルL1の他端とグランドライン(=基準電位:0V)との間の経路上に直列に接続されたスイッチング用のトランジスタTR1及び電流検出用の抵抗R3と、昇圧用コイルL1とトランジスタTR1との間の電流経路にアノードが接続された逆流防止用のダイオードD1と、このダイオードD1のカソードとトランジスタTR1のグランドライン側との間に設けられたコンデンサCoとから構成されている。
そして、トランジスタTR1は、ドレインが昇圧用コイルL1に接続され、ソースが抵抗R3に接続されたFETにて構成されており、昇圧制御回路(図示せず)からゲートに入力される駆動パルスによりオン・オフされて、昇圧用コイルL1への通電/遮断を切り替え、その通電遮断時に昇圧用コイルL1に発生した高電圧によりダイオードD1を介してコンデンサCoを充電する。
この結果、コンデンサCoのダイオードD1側電圧は、バッテリ電圧Vbよりも高い高電圧となり、その高電圧が、ピエゾインジェクタINJの駆動電圧として充電スイッチSWca、SWcbに供給される。
次に、駆動装置には、内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射量や燃料噴射時期を演算するエンジン制御用のマイクロコンピュータ(マイコン)40から、各気筒の燃料噴射タイミング毎に出力される噴射指令信号(TQ信号)を受けて、充電スイッチSWca、SWcb、放電スイッチSWda、SWdb、及び、選択スイッチSWs1〜SWs4をオン・オフさせる、インジェクタ駆動制御IC20が備えられている。
なお、図4において、充電スイッチSWca、SWcbは、ドレインがDC/DCコンバータ10に接続され、ソースが充放電用コイルLa、Lbに接続されたFETにて構成されており、放電スイッチSWda、SWdbは、ドレインが充放電用コイルLa、Lbに接続され、ソースが放電電流検出用の抵抗R4a、R4bを介してグランドラインに接地されたFETにて構成されており、選択スイッチSWs1〜SWs4は、ドレインが負極側端子TWV1〜TWV4を介してインジェクタINJ1〜INJ4に接続され、ソースが充放電電流検出用の抵抗R1a又はR1bを介してグランドラインに接地されたFETにて構成されている。
インジェクタ駆動制御IC20は、マイコン40からのTQ信号に基づき、噴射対象となる気筒のピエゾインジェクタINJを、内燃機関のコモンレール圧等で決まる所定の電荷量で充電することにより開弁させ、その後燃料噴射量に対応した開弁時間が経過すると、開弁時にピエゾインジェクタINJに充電した電荷量を放電させることで、ピエゾインジェクタINJを閉弁させる制御を行うものであり、駆動制御部24、放電制御部28、及び、気筒選択制御部26を備える。
ここで、駆動制御部24は、通常は充電スイッチSWca、SWcbをオフ状態に保持し、図5に示すように、マイコン40からTQ信号が入力されると(時点t1)、そのTQ信号に従い充電スイッチSWca又はSWcbをオン・オフさせて(時点t2〜t3:充電フェーズPH1)、駆動対象となるピエゾインジェクタINJ(詳しくはピエゾ素子)を所定の電荷量にて充電する(換言すれば、駆動対象となるピエゾインジェクタINJを開弁させる)。
また、放電制御部28は、通常は放電スイッチSWda、SWdbをオフ状態に保持し、図5に示すように、マイコン40からのTQ信号の入力が停止されると(時点t4)、放電スイッチSWda、SWdbをオン・オフさせて(時点t5〜t6:放電フェーズPH2)、充電フェーズPH1でピエゾインジェクタINJ(詳しくはピエゾ素子)に充電した電荷を放電させる(換言すれば、駆動対象となるピエゾインジェクタINJを閉弁させる)。
また、気筒選択制御部26は、マイコン40からTQ信号が入力されると(時点t1)、駆動対象となるピエゾインジェクタINJの選択スイッチSWsをオンすることで、充放電可能なピエゾインジェクタINJを選択し、放電制御部28によるピエゾインジェクタINJからの放電が完了すると(換言すれば、放電フェーズPH2が終了すると)、選択スイッチSWsをオフすることで、ピエゾインジェクタINJの通電経路を遮断する。
また、放電制御部28は、図5に示すように、放電フェーズPH2でピエゾインジェクタINJから充電時の電荷量を放電させた後、次に、同一グループのピエゾインジェクタINJに対する噴射指令(つまりTQ信号)が入力されるまでの間(時点t6〜t7:強制放電フェーズPH3)、放電に用いた放電スイッチSWda又はSWdbをオン状態に保持することで、ピエゾインジェクタINJ1〜INJ4がノイズ等で誤動作するのを防止する。
また、インジェクタ駆動制御IC20には、Aグループの選択スイッチSWs1、SWs3、及び、Bグループの選択スイッチSWs2、SWs4のグランド側通電経路に設けられた充放電電流検出用の抵抗R1a、R1bの両端電圧を積分することで、各グループA、BのピエゾインジェクタINJ1、INJ3及びINJ2、INJ4にそれぞれ充電された電荷量を検出する電荷検出部22が設けられている。
そして、駆動制御部24は、電荷検出部22にて検出される電荷量を監視し、充電フェーズPH1で、その電荷量がマイコン40から指令された目標電荷量となると、充電スイッチSWca又はSWcbの駆動を停止する(時点t3)。
また、インジェクタ駆動制御IC20には、DC/DCコンバータ10における電荷蓄積用のコンデンサCoとグランドラインとの間に設けられた抵抗R3の両端電圧から、ピエゾインジェクタINJ1〜INJ4の充電時(充電フェーズPH1)に過電流が流れたことを検出する過電流検出部30、及び、放電スイッチSWda、SWdbとグランドラインとの間に設けられた抵抗R4a、R4bの両端電圧から、ピエゾインジェクタINJ1〜INJ4の放電時(放電フェーズPH1)に流れた放電電流を検出する放電電流検出部32が設けられている。
そして、過電流検出部30及び放電電流検出部32による検出結果は、マイコン40に出力され、マイコン40は、その検出結果から、ピエゾインジェクタ駆動系の異常を検知し、所定のフェールセーフ制御を実行する。
なお、過電流検出部30及び放電電流検出部32による検出結果は、駆動制御部24及び放電制御部28でピエゾインジェクタINJへの充電制御或いは放電制御を実行する際にも用いられ、駆動制御部24及び放電制御部28は、検出結果が異常であれば充放電電流を低減する等、所定のフェールセーフ動作に移行する。
特開2002−136156号公報 特開2009−50130号公報
上述した従来の駆動装置において、正常時には、上述した充電フェーズPH1、放電フェーズPH2、強制放電フェーズPH3で、図6に示すように電流が流れる。
なお、図6は、第1気筒#1のピエゾインジェクタINJ1が駆動対象であるときの電流の流れを表している。
まず、充電フェーズPH1では、DC/DCコンバータ10のコンデンサCoの正極側から、充電スイッチSWca、充放電用コイルLa、正極側端子COMa、ピエゾインジェクタINJ1、負極側端子TWV1、選択スイッチSWs1、抵抗R1a、抵抗R3を通って、コンデンサCoの負極側に至る経路で、充電電流が流れる。
そして、充電フェーズPH1では、充電スイッチSWcaが、駆動制御部24により所定の駆動パターンでオン・オフされることから、充電電流は、図5に示すように鋸波状に変化し、ピエゾインジェクタINJ1の充電電荷量Qは、その電流波形を積分したように増加する。
また、駆動装置の正常時には、抵抗R1aにはピエゾインジェクタINJ1への充電電流が流れることから、電荷検出部22で検出される充電電荷量QR1A は、正極側端子COMaから見たピエゾインジェクタINJ1への充電電荷量QCOMAと一致する(QCOMA=QR1A )。
そして、ピエゾインジェクタINJ1は、最終的には、TQ信号に対応した目標電荷量QR1Aoまで充電され、その目標電荷量QR1Aoに対応した開度で開弁する。
次に、放電フェーズPH2では、ピエゾインジェクタINJ1の正極側から、正極側端子COMa、充放電用コイルLa、放電スイッチSWda、抵抗R4a、抵抗R1a、選択スイッチSWs1、負極側端子TWV1を通って、ピエゾインジェクタINJ1の負極側に至る経路で、放電電流が流れる。
そして、放電フェーズPH2では、放電スイッチSWdaが、放電制御部28により、所定の駆動パターンでオン・オフされることから、放電電流は、図5に示すように鋸波状に変化し、その放電は、放電電荷量が充電時の電荷量Q(=QR1Ao)が0になるまで継続される。
また、強制放電フェーズPH3では、ピエゾインジェクタINJ1の正極側から、正極側端子COMa、充放電用コイルLa、放電スイッチSWda、抵抗R4aを通って、グランドラインに至る通電経路が形成される。
このため、強制放電フェーズPH3では、ノイズ等によってピエゾインジェクタINJ1の正極側電位が変動しても、その変動に対応した電流が放電スイッチSWdaを介してグランドラインに流れ、ピエゾインジェクタINJ1の充電電荷量Qが、放電終了時の電荷量(0)から変動することはない。
これに対し、図7に例示するように、ピエゾインジェクタINJ1の負極側端子TWV1がグランドラインに接続される短絡異常(グランドショート)が発生すると、充電フェーズPH1での充電電流の経路が、負極側端子TWV1から、グランドラインを通って、抵抗R3に至る経路に変更されて、充電電流が、抵抗R1aを通る正常時よりも大きくなる。
そして、その充電電流が、過電流検出部30にて過電流を判定するのに用いられる過電流判定値よりも大きくなれば、過電流検出部30にて、過電流が流れたと判断されることから、過電流検出部30による検出結果から、負極側端子TWV1のグランドショートを検知できる。
なお、過電流検出部30が、抵抗R3を介して得られる電流を積分することにより充電フェーズPH1での電荷量を求め、その電荷量が過電流判定値を越えたときに、過電流を検出するように構成されていても、上記と同様にグランドショートを検知できる。
ところで、図7に示すように、ピエゾインジェクタINJのグランドショート部分を抵抗R2とした場合、ピエゾインジェクタINJのグランドショートには、抵抗R2の抵抗値(インピーダンス)が略0になることもあるが、抵抗R2の抵抗値(インピーダンス)が、電流検出用の抵抗R1aやR3と同程度になることもある。
なお、図7では、グランドショート部分を抵抗R2として記載しているが、この抵抗R2は、抵抗素子が存在している訳ではなく、ショート経路の抵抗値(インピーダンス)を便宜上等価回路として示しただけである。
そして、このように、グランドショート部分(抵抗R2)のインピーダンスが大きくなると、グランドショート部分(抵抗R2)で充電電流が制限されることから、過電流検出部30では過電流が検出されず、グランドショートを検知できないことが考えられる。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、上記のように構成されたピエゾインジェクタの駆動装置において、選択スイッチが設けられるピエゾインジェクタのグランド側で発生したグランドショートを、より確実に検出できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載のピエゾインジェクタの駆動装置においては、駆動電源から複数のピエゾインジェクタに至る、各ピエゾインジェクタ共通の電源側通電経路が形成されており、この電源側通電経路には、駆動電源からの駆動電圧を、充放電用コイルを介して複数のピエゾインジェクタの一端に印加する充電スイッチが設けられている。
また、複数のピエゾインジェクタの電源側通電経路とは反対側には、それぞれ、各ピエゾインジェクタの他端を、駆動電源と共通のグランドラインに接続することで、駆動対象となる一つのピエゾインジェクタを選択する選択スイッチが設けられている。
また、電源側通電経路とグランドラインとの間には、充放電用コイルを介して各ピエゾインジェクタに蓄積された電荷を放電させる放電スイッチが設けられており、電源側通電経路から各ピエゾインジェクタを通ってグランドラインに至る通電経路には、この経路を流れる電流からピエゾインジェクタに蓄積された電荷を検出する電荷検出手段が設けられている。
そして、外部から噴射指令が入力されると、駆動制御手段が、複数の選択スイッチの一つをオンさせることで、駆動対象となるピエゾインジェクタを選択し、電荷検出手段にて検出される電荷が所定量となるよう充電スイッチをオン・オフさせることで、選択したピエゾインジェクタを駆動し、開弁させる(前述の充電フェーズPH1に対応)。
また、駆動制御手段がインジェクタを開弁させた後、噴射指令に対応する開弁時間が経過すると、放電制御手段が、放電スイッチをオン・オフさせることで、駆動制御手段による駆動時にピエゾインジェクタに蓄積された所定量の電荷を放電させて、ピエゾインジェクタを閉弁する(前述の放電フェーズPH2に対応)。
また、放電制御手段は、放電完了後、次に噴射指令が入力されるまで、放電スイッチをオン状態に保持する(前述の強制放電フェーズPH3に対応)。
そして、このように放電制御手段が、放電スイッチをオン状態に保持しているとき(つまり、強制放電フェーズPH3では)、グランドショート判定手段が、ピエゾインジェクタ側から放電スイッチを介してグランドラインに流れる電流若しくは電荷量を検出し、その検出した電流若しくは電荷量が予め設定されたグランドショート判定値を超えると、複数のピエゾインジェクタの一つが、電源側通電経路とは反対側にて、グランドラインに短絡している(つまり、前述のグランドショートが発生している)と判定する。
つまり、複数のピエゾインジェクタの一つがグランドショートしている場合、充電対象となる他のピエゾインジェクタへの充電時(充電フェーズPH1)には、充電対象となるピエゾインジェクタに所定量の電荷が充電されるだけでなく、グランドショートしているピエゾインジェクタにも同程度の電荷が充電される。
この結果、次の放電フェーズPH2では、充電対象となるピエゾインジェクタと、グランドショートしているピエゾインジェクタとに蓄積された電荷を放電できず、グランドショートしているピエゾインジェクタに充電された量だけ、2つのピエゾインジェクタに分散して蓄積されることになる。
従って、強制放電フェーズPH3では、本来流れることのない放電電流が、放電スイッチを介して、グランドラインに流れる。
そこで、本発明では、強制放電フェーズPH3にて、放電スイッチを介してグランドラインに流れる電流若しくは電荷量を検出し、その検出した電流若しくは電荷量がグランドショート判定値を超えると、複数のピエゾインジェクタの一つがグランドショートしていると判定するようにしているのである。
従って、本発明によれば、ピエゾインジェクタのグランドショート部分(図7に示した抵抗R2)の抵抗値(インピーダンス)が大きくなって、図7に示した過電流検出部30等でグランドショートを検出することができないような場合であっても、グランドショート判定手段にて、ピエゾインジェクタがグランド側でグランドラインに短絡していること(つまりグランドショート)を判定することができるようになる。
よって、本発明によれば、ピエゾインジェクタの駆動装置の信頼性を向上することができる。
ここで、グランドショート判定手段は、内燃機関の全運転領域でグランドショートを判定するようにしてもよいが、充電フェーズPH1でピエゾインジェクタに充電する電荷量が少ない場合にでもグランドショートを判定できるようにするには、その電荷量に応じて、グランドショート判定値も小さい値にする必要がある。
しかし、グランドショート判定値を小さくすると、強制放電フェーズPH3で、ノイズ等によって放電スイッチに電流が流れたときに、グランドショートを誤判定してしまうことが考えられる。
このため、グランドショート判定手段は、請求項2に記載のように、駆動制御手段による駆動時にピエゾインジェクタに蓄積される電荷量が予め設定された閾値以上であるとき、ピエゾインジェクタのグランドショートを判定するように構成するとよい。
つまり、このようにすれば、グランドショート判定手段によるグランドショートの誤判定を防止できる。
実施形態のピエゾインジェクタの駆動装置全体の構成を表す構成図である。 グランドショートの抵抗が大きいときに駆動装置に流れる充電電流の経路を表す説明図である。 グランドショートの抵抗が大きいときに駆動装置に流れる放電電流の経路を表す説明図である。 従来のピエゾインジェクタの駆動装置全体の構成を表す構成図である。 駆動装置の正常時の動作と充放電電流及び電荷量との関係を表すタイムチャートである。 駆動装置の正常時に充電、放電、強制放電の各フェーズで流れる電流経路を表す説明図である。 グランドショートの抵抗が0であるときに駆動装置に流れる充電電流の経路を表す説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施形態のピエゾインジェクタの駆動装置全体の構成を表す構成図である。
図1に示すように、本実施形態の駆動装置の基本構成は、図4に示した従来の駆動装置と同じであり、従来の駆動装置と異なる点は、インジェクタ駆動制御IC20内に、グランドショート判定部34が設けられている点である。
このグランドショート判定部34は、放電制御部28が放電スイッチSWda又はSWdbをオン状態に保持する強制放電フェーズPH3であるとき、放電電流検出部32で抵抗R4a又は抵抗R4bを介して検出される放電電流の検出電圧が、予め設定されたグランドショート判定電圧Vthを越えたか否かを判定するコンパレータ36a、36bにて構成されている。
そして、グランドショート判定部34は、コンパレータ36a、36bにて、放電スイッチSWda又はSWdbにグランドショート判定電圧Vthに対応した電流値を越える放電電流が流れたと判定されると、その判定時に駆動対象となっていないピエゾインジェクタINJの負極側にグランドショートが発生したと判断して、その旨を表す検出信号を、マイコン40や駆動制御部24に出力する。
つまり、例えば、ピエゾインジェクタINJ1への充放電が完了して、強制放電フェーズPH3にあるとき、放電スイッチSWdaからグランドラインへ、抵抗R4aを介してグランドショート判定電圧Vthに対応した電流値を越える放電電流が流れた場合、グランドショート判定部34では、ピエゾインジェクタINJ1に並列に接続されたピエゾインジェクタINJ3の負極側がグランドショートしたと判断する。
以下、この理由について説明する。
まず、充電フェーズPH1では、駆動制御部24により、抵抗R1aを介して電荷検出部22で検出される電荷量QR1A が、目標電荷量QR1Aoとなるように、充電スイッチSWcaがオン・オフされる。
このため、図2に示すように、ピエゾインジェクタINJ3に接続される負極側端子TWV3がグランドショートしている場合、充電フェーズPH1では、コンデンサCoの正極側から、充電スイッチSWca、充放電用コイルLa、正極側端子COMa、ピエゾインジェクタINJ1、負極側端子TWV1、選択スイッチSWs1、抵抗R1a、抵抗R3を通って、コンデンサCoの負極側に至る正常時の充電経路とは別に、正極側端子COMaから、ピエゾインジェクタINJ3、負極側端子TWV3、グランドショート部の抵抗R2、抵抗R3を通って、コンデンサCoの負極側に至る第2充電経路が形成される。
そして、グランドショート部の抵抗R2が小さく、第2充電経路に流れる電流が大きい場合には、過電流検出部30によりグランドショートが検出されるが、グランドショート部の抵抗R2が大きいと、第2充電経路に流れる電流が小さくなるため、過電流検出部30によりグランドショートが検出されず、ピエゾインジェクタINJ1への充電が通常通り実施される。
この結果、ピエゾインジェクタINJ1は、目標電荷量QR1Aoまで充電され、ピエゾインジェクタINJ3も、抵抗R2に流れた電流に対応した電荷量QR2まで充電され、正極側端子COMaから見た充電電荷量QCOMAは、正常時よりも電荷量QR2分だけ多い電荷量(=QR1Ao+QR2)となる。
次に、放電フェーズPH2では、ピエゾインジェクタINJ1とピエゾインジェクタINJ3との両方に電荷が蓄積されていることから、図3に示すように、ピエゾインジェクタINJ1の正極側から、正極側端子COMa、充放電用コイルLa、放電スイッチSWda、抵抗R4a、抵抗R1a、選択スイッチSWs1、負極側端子TWV1を通って、ピエゾインジェクタINJ1の負極側に至る正常時の放電経路と、ピエゾインジェクタINJ3の正極側から、正極側端子COMa、充放電用コイルLa、放電スイッチSWda、抵抗R4a、グランドショート部の抵抗R2、負極側端子TWV3を通って、ピエゾインジェクタINJ3の負極側に至る第2放電経路と、が形成される。
そして、放電フェーズPH2では、抵抗R1aを介して電荷検出部22で検出される放電電荷量が、充電時の電荷量(つまり目標電荷量QR1Ao)となるまでとなるよう、放電スイッチSWdaがオン/オフされる。
この結果、放電フェーズPH2の終了時(つまり、強制放電フェーズPH3の開始時)には、正極側端子COMaから見た充電電荷量QCOMAは、正常時のように0とならず、充電フェーズPH1でピエゾインジェクタINJ3に充電された電荷量QR2となる。
従って、強制放電フェーズPH3では、その電荷量QR2に対応した電流が、放電スイッチSWda及び抵抗R4aを介してグランドラインに流れることになる。
そこで、本実施形態では、インジェクタ駆動制御IC20内にグランドショート判定部34を設け、このグランドショート判定部34にて、放電制御部28が放電スイッチSWda又はSWdbをオン状態に保持しているとき(強制放電フェーズPH3)、放電電流検出部32で検出される放電電流の検出電圧がグランドショート判定電圧Vthを越えたか否かを判定することで、グランドショートの発生の有無を判断するようにしているのである。
このため、本実施形態のピエゾインジェクタの駆動装置によれば、複数のピエゾインジェクタの一つが、負極側でグランドショートし、そのグランドショート部分(R2)の抵抗値(インピーダンス)が大きく、過電流検出部30でグランドショートを検出することができない場合であっても、グランドショート判定部34にて、そのグランドショートを判定することができるようになる。よって、本実施形態によれば、ピエゾインジェクタの駆動装置の信頼性を向上することができる。
なお、本実施形態においては、DC/DCコンバータ10が、本発明の駆動電源に相当し、電荷検出部22が、本発明の電荷検出手段に相当し、駆動制御部24及び気筒選択制御部26が、本発明の駆動制御手段に相当し、放電制御部28が、本発明の放電制御手段に相当し、放電電流検出部32及びグランドショート判定部34が、本発明のグランドショート判定手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施形態では、グランドショート判定部34は、強制放電フェーズPH3であるとき、放電電流検出部32にて検出された放電電流(詳しくはその検出電圧)に基づきグランドショートが発生しているか否かを判定するものとして説明したが、その判定条件として、「充電フェーズPH1でのピエゾインジェクタINJへの充電電荷量Qが所定の閾値以上であること」を追加し、充電フェーズPH1でのピエゾインジェクタINJへの充電電荷量Qが閾値未満であれば、グランドショート判定部34の判定動作を禁止するようにしてもよい。
つまり、充電フェーズPH1で駆動対象となるピエゾインジェクタINJ1に充電する電荷量Qが少ない場合、グランドショートが発生した他方のピエゾインジェクタINJ3に充電される電荷量も少なくなる。
従って、この場合、強制放電フェーズPH3で、いつでもピエゾインジェクタINJ3のグランドショートを判定できるようにするには、グランドショート判定電圧Vthを小さい値にする必要がある。
しかし、グランドショート判定電圧Vthを小さくすると、強制放電フェーズPH3で、ノイズ等によって放電スイッチSWdaに電流が流れたときに、グランドショートを誤判定してしまうことが考えられる。
そこで、上記のように、グランドショート判定部34によるグランドショートの判定条件として、「充電フェーズPH1でのピエゾインジェクタINJへの充電電荷量Qが所定の閾値以上であること」を追加し、その条件下でグランドショートしたピエゾインジェクタINJに充電される電荷量に基づき、グランドショート判定電圧Vthを設定するのである。
そして、このようにすれば、グランドショート判定部34によるグランドショートの誤判定が発生するのを低減できることになる。
一方、上記実施形態では、グランドショート判定部34は、放電電流検出部32にて検出された放電電流に基づき、グランドショートを判定するものとして説明したが、例えば、放電電流検出部32にて検出された放電電流(換言すれば、抵抗R4a、R4bの両端電圧)を積分することで、強制放電フェーズPH3で放電スイッチSWda又はSWdbからグランドラインに流れた電荷量を検出し、その電荷量がグランドショート判定値を越えたか否かによって、グランドショートを判定するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、積分回路等、電荷量を検出するための回路を追加する必要があるが、充電フェーズPH1でグランドショートが発生しているピエゾインジェクタINJに充電された電荷量を検出して、グランドショートを判定することになるので、ノイズ等により放電スイッチSWda、SWdbに一時的に流れるノイズ電流の影響を受けることなく、グランドショートを正確に判定することが可能となる。
また、例えば、上記実施形態及び従来例では、内燃機関の各気筒に設けられたピエゾインジェクタINJをグループ分けし、グループ毎に一つのピエゾインジェクタINJへの充放電を行うものとして説明したが、ピエゾインジェクタINJをグループ分けせずに、全てのピエゾインジェクタINJに共通の充放電用の回路(充電スイッチSWc、放電スイッチSWd等)を設け、内燃機関の回転に同期して各ピエゾインジェクタINJへの充放電を順次行うようにしてもよい。
10…DC/DCコンバータ、Co…コンデンサ、20…インジェクタ駆動制御IC、22…電荷検出部、24…駆動制御部、26…気筒選択制御部、28…放電制御部、30…過電流検出部、32…放電電流検出部、34…グランドショート判定部、36a(36b)…コンパレータ、40…マイコン、INJ1,INJ3(INJ2,INJ4)…ピエゾインジェクタ、COMa(COMb)…正極側端子、TWV1,TWV3(TWV2,TWV4)…負極側端子、La(Lb)…充放電用コイル、R1a(R1b),R2,R3,R4a(R4b)…抵抗、SWca(SWcb)…充電スイッチ、SWda(SWdb)…放電スイッチ、SWs1,SWs3(SWs2,SWs4)…選択スイッチ。

Claims (2)

  1. ピエゾインジェクタ駆動用の駆動電圧を発生する駆動電源と、
    複数のピエゾインジェクタに共通の電源側通電経路に設けられ、前記駆動電源からの駆動電圧を、充放電用コイルを介して前記複数のピエゾインジェクタに印加する充電スイッチと、
    前記複数のピエゾインジェクタの前記電源側通電経路とは反対側を、それぞれ、前記駆動電源と共通のグランドラインに接続することで、駆動対象となる一つのピエゾインジェクタを選択する複数の選択スイッチと、
    前記電源側通電経路と前記グランドラインとの間に設けられ、前記充放電用コイルを介して前記各ピエゾインジェクタに蓄積された電荷を放電させる放電スイッチと、
    前記電源側通電経路から前記各ピエゾインジェクタを通って前記グランドラインに至る通電経路に設けられ、該通電経路を流れる電流から前記ピエゾインジェクタに蓄積された電荷を検出する電荷検出手段と、
    外部からの噴射指令に従い、前記複数の選択スイッチの一つをオンさせることで、駆動対象となるピエゾインジェクタを選択すると共に、前記電荷検出手段にて検出される電荷が所定量となるよう前記充電スイッチをオン・オフさせることで、選択したピエゾインジェクタを駆動し開弁させる駆動制御手段と、
    前記駆動制御手段によるピエゾインジェクタの開弁後、前記噴射指令に対応する開弁時間が経過すると、前記放電スイッチをオン・オフさせることで、前記駆動制御手段による駆動時に前記ピエゾインジェクタに蓄積された所定量の電荷を放電させて、前記ピエゾインジェクタを閉弁し、該放電完了後は、前記噴射指令が入力されるまで、前記放電スイッチをオン状態に保持する放電制御手段と、
    を備えたピエゾインジェクタの駆動装置において、
    前記放電制御手段が、前記放電スイッチをオン状態に保持しているとき、前記ピエゾインジェクタ側から前記放電スイッチを介して前記グランドラインに流れる電流若しくは電荷量を検出し、該電流若しくは電荷量が予め設定されたグランドショート判定値を超えると、前記複数のピエゾインジェクタの一つが、前記電源側通電経路とは反対側にて前記グランドラインに短絡していると判定するグランドショート判定手段、
    を設けたことを特徴とするピエゾインジェクタの駆動装置。
  2. 前記グランドショート判定手段は、前記駆動制御手段による駆動時に前記ピエゾインジェクタに蓄積される電荷量が予め設定された閾値以上であるとき、前記ピエゾインジェクタのグランドショートを判定することを特徴とする請求項1に記載のピエゾインジェクタの駆動装置。
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