JP5673629B2 - Lcフィルタの保護装置 - Google Patents

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    • H04B15/005Reducing noise, e.g. humm, from the supply

Description

本発明は、車載電気機器に採用されるLCフィルタの保護装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車などの車両に搭載される空調装置用の圧縮機として、冷媒を圧縮する圧縮機を電動モータにより駆動する電動圧縮機が知られている。こうした電動圧縮機は、電動モータの供給電力を制御するインバータ(以下、A/Cインバータと記載する)と、LCフィルタとを有している。コイルとコンデンサとを組み合せたLCフィルタは、バンドパスフィルタとして機能して、A/Cインバータの供給電力のノイズの除去に用いられる。
こうした電動圧縮機では、A/Cインバータのキャリア周波数がLCフィルタの共振周波数帯に入ると、A/Cインバータ、LCフィルタのコンデンサを通る閉回路において、電気共振が発生する。このような電気共振が発生すると、LCフィルタのコンデンサに流入するリップル電流が大きくなる。そのため、そうした電気共振が発生し得る状況で使用されるLCフィルタでは、そのコンデンサ等の素子に非常に高い耐電流が求められる。
そこで従来、特許文献1には、インバータと電源との間に介設されたLCフィルタにおいて、インバータのキャリア周波数に応じてLCフィルタのLC値を変更することで、インバータのキャリアの干渉による電気共振の発生を防止するLCフィルタの保護装置が提案されている。また、LC値の変更により、自己の共振周波数帯を変更可能なLCフィルタとしては、特許文献2〜4に記載のものが提案されている。
特開昭56−110438号公報 実公昭62−104578号公報 実公昭63−020213号公報 特開2001−111373号公報
ところで、こうした電動圧縮機に、車両の走行用モータと共通の電源から電力を供給する場合、走行用モータの駆動電力を制御するインバータ(以下、車両インバータと記載する)のスイッチング素子のスイッチングパターンを決定するキャリア(搬送波)が電動圧縮機の供給電力に乗ってしまうことがある。そして、そうしたキャリアの周波数のn次成分(nは1以上の整数)がLCフィルタの共振周波数帯に近づくと、LCフィルタのリップル電流が大きくなる。
そのため、電動圧縮機のLCフィルタは、電源を共有する他の車載電気機器のキャリア周波数も考慮して、その共振周波数帯を設定する必要がある。しかしながら、車載電気機器の電気仕様は車種により異なるため、搭載される車種毎に個別の対応が必要となる。
ちなみに、こうした問題は、電源からの供給電力の電圧や周波数を変換する電力変換器を有する他の車載電気機器と共通の電源から電力供給を受ける車載電気機器であれば、電動圧縮機以外の車載電気機器でも同様に生じ得るものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、車載電気機器に設けられたLCフィルタを、電源を共有する他の車載電気機器の影響で発生する電気共振から好適に保護することのできるLCフィルタの保護装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電力変換器を備える第1の車載電気機器と、同じく電力変換器を備えるとともに、前記第1の車載電気機器と電源を共有する第2の車載電気機器とを有する車両における前記第1の車載電気機器の前記電力変換器と前記電源との間に設けられるLCフィルタの保護装置において、自己の共振周波数帯を変更可能に前記LCフィルタを構成するとともに、その共振周波数帯を、同LCフィルタを流れる電流のリップル量が前記LCフィルタのコンデンサの耐電流に基づいて規定された規定値を超えた場合に切り換えることを要旨とする。
これによれば、第2の車載電気機器に設けられた電力変換器のキャリア周波数がLCフィルタの現状の共振周波数帯に近づいて、LCフィルタを流れる電流のリップル量が規定値よりも大きくなると、LCフィルタの共振周波数帯が切り換えられる。そしてこれにより、第2の車載電気機器に設けられた電力変換器のキャリア周波数からLCフィルタの共振周波数帯が離されて、リップル量の増大が抑えられる。
また、第1の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数についても、上記リップル量に基づいて切り換えるようにしても良い。こうした場合、LCフィルタの共振周波数帯の切り換えることで、その共振周波数帯が自己の電力変換器のキャリア周波数に近づいても、そのキャリア周波数が切り換えられるため、共振周波数帯の切り換えに応じた自己干渉による電気共振の発生を好適に回避することができる。
さらに、LCフィルタのコンデンサ要素の等価直列抵抗についても、上記リップル量に基づいて切り換えるようにしても良い。このようにすれば、LCフィルタのコンデンサに流入するリップル電流の増大を好適に抑えることが可能となる。
また、上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明は、電力変換器を備える第1の車載電気機器と、同じく電力変換器を備えるとともに、前記第1の車載電気機器と電源を共有する第2の車載電気機器とを有する車両における前記第1の車載電気機器の前記電力変換器と前記電源との間に設けられるLCフィルタの保護装置において、前記LCフィルタを、その共振周波数帯を変更可能に構成するとともに、その共振周波数帯を、当該共振周波数帯内に前記第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数が存在する場合に切り換えるようにしている。
これによれば、第2の車載電気機器に設けられた電力変換器のキャリア周波数がLCフィルタの現状の共振周波数帯内に存在する場合に、そのキャリア周波数との干渉による電気共振を回避するように、LCフィルタの共振周波数帯を切り換えることができる。
なお、第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数は、第2の車載電気機器側からのキャリア周波数情報の通信により確認したり、LCフィルタを流れる電流のリップル量により確認したりすることが可能である。
さらに、第1の車載電気機器のキャリア周波数についても、第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数に基づき切り換えるようにしても良い。こうした場合、共振周波数帯の切り換えの結果、第1の車載電気機器内での自己干渉による電気共振が発生することを好適に回避することが可能となる。
また、LCフィルタのコンデンサ要素の等価直列抵抗についても、第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数に基づき切り換えるようにしても良い。こうした場合、LCフィルタのコンデンサ要素に流入するリップル電流の増大を好適に抑えることが可能となる。
なお、LCフィルタの共振周波数帯の切り換えは、例えばLCフィルタのコンデンサ要素のキャパシタンス、及びコイル要素のインダクタンスのいずれか一方または双方を変化させることで行うことができる。
ちなみに、こうしたLCフィルタの保護装置は、例えば第1の車載電気機器を電動圧縮機とし、第2の車載電気機器を走行用モータとする構成としてその具現が可能である。
本発明のLCフィルタの保護装置によれば、車載電気機器に設けられたLCフィルタを、電源を共有する他の車載電気機器の影響で発生する電気共振から好適に保護することができる。
第1実施形態のLCフィルタの保護装置が適用される車両の電気的構成を模式的に示した略図。 同実施形態の保護装置が適用されるLCフィルタの回路図。 同実施形態に採用される保護制御ルーチンの処理手順を示すフローチャート。 同実施形態の制御態様の一例における、(a)車両インバータのキャリア周波数、(b)LCフィルタの入力電流のリップル量、及び(c)切換スイッチの状態の推移を示すタイムチャート。 同制御態様の一例における、(a)は車両インバータのキャリア周波数の切り換え前のLCフィルタのゲイン特性を示すグラフであり、(b)は車両インバータのキャリア周波数の切り換え後のLCフィルタのゲイン特性を示すグラフである。 第2実施形態の保護装置が適用されるLCフィルタの回路図。 第3実施形態にかかるLCフィルタの保護装置が適用される車両の電気的構成を模式的に示した略図。 同実施形態に採用される保護制御ルーチンの処理手順を示すフローチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明のLCフィルタの保護装置を具体化した第1実施形態を、図1〜図5を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の保護装置は、車載用の電動圧縮機に設けられたLCフィルタに適用されるものとなっている。
図1に示すように、電動圧縮機10は、プラス側の配線11及びマイナス側の配線12を介して、電源であるバッテリ13に接続されている。電動圧縮機10には、空調用の冷媒を圧縮する圧縮機14、圧縮機14を駆動する電動モータ15、その電動モータ15の駆動電力を制御するA/Cインバータ16、バッテリ13からそのA/Cインバータ16に供給される電力のノイズを除去するLCフィルタ17が設けられている。A/Cインバータ16は、スイッチング素子に供給される搬送波の周波数(キャリア周波数)をPMW(パルス幅変調)制御して、そのスイッチングパターンを変化させることで、電動モータ15の駆動電力の周波数(駆動周波数)を変更可能に構成されている。また、LCフィルタ17は、コイルとコンデンサとを組み合せて構成されており、通過帯域を制限するバンドパスフィルタとして機能する。なお、後述するように、このLCフィルタ17は、自己の共振周波数を変更可能に構成されている。
A/Cインバータ16のキャリア周波数、及びLCフィルタ17の共振周波数帯は、電動圧縮機10に設けられたCPU(中央演算処理装置)18により制御されている。CPU18には、LCフィルタ17の出力端子間から分圧された電圧がA/D変換器18aを介して取り込まれるようになっている。
一方、バッテリ13には、同じくプラス側の配線11及びマイナス側の配線12を介して、走行用モータ40も接続されている。走行用モータ40には、車両の動力を発生する電動機及び車両の減速時に回生発電を行う発電機として機能する発電電動機20と、発電電動機20の駆動電力を制御する車両インバータ19とを備えている。発電電動機20の駆動周波数は、車両インバータ19のスイッチング素子のキャリア周波数をPMW(パルス幅変調)制御して、そのスイッチングパターンを変化させることで、変更されるようになっている。
次に、上述したLCフィルタ17の詳細を説明する。
図2に示すように、LCフィルタ17のプラス側の入力端子21及び出力端子22を繋ぐプラス側の配線23には、並列接続された2つのコイル24、25が設けられている。コイル25には、切換スイッチ26が直列接続されている。そして、切換スイッチ26が閉じられると、フィルタ回路にコイル25が接続され、開かれると、フィルタ回路からコイル25が分離される。
一方、LCフィルタ17のマイナス側の入力端子27及び出力端子28は、マイナス側の配線29により接続されている。そして、このマイナス側の配線29と上記プラス側の配線23とは、並列接続された2つのコンデンサ30、31を介して接続されている。コンデンサ31には、切換スイッチ32が直列接続されている。そして、切換スイッチ32が閉じられると、フィルタ回路にコンデンサ31が接続され、開かれると、フィルタ回路からコンデンサ31が分離される。
こうしたLCフィルタ17の2つの切換スイッチ26、32は、上述のCPU18によりそれぞれ開閉されるようになっている。CPU18により、切換スイッチ26、32の開閉が切り換えられると、LCフィルタ17のコイル要素のインダクタンス、及びコンデンサ要素のキャパシタンスが変化して、LCフィルタ17のLC値が変化する。そして、その結果、LCフィルタ17の共振周波数帯が切り換えられる。
以上のように構成された本実施形態において、CPU18は、LCフィルタ17の出力端子22、28間から分圧された電圧をA/D変換器18aを介して取り込むとともに、その電圧の推移から出力端子22、28間のリップル電圧を求めている。そして、CPU18は、そうしたリップル電圧から、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量を確認している。
さらに、CPU18は、そうして確認されたリップル量に基づき、上記2つの切換スイッチ26、32を開閉して、LCフィルタ17の共振周波数帯を切り換えるようにしている。そしてこれにより、車両インバータ19のキャリア周波数の干渉によるLCフィルタ17の電気共振を回避することで、LCフィルタ17を保護している。
こうしたLCフィルタ17の保護に係る制御は、図3に示す保護制御ルーチンの処理を通じて実施されている。同ルーチンの処理は、CPU18により、一定の制御周期毎に繰り返し実行されている。
さて、本ルーチンの処理が開始されると、まずステップS100において、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量が確認される。続くステップS101では、確認されたリップル量が規定の判定値を超えているか否かが判定される。判定値には、コンデンサ30、31の耐電流よりも若干小さい値が設定されている。すなわち、ここでは、コンデンサ30、31に流入するリップル電流が耐電流に近づくまで大きくなっているか否かが判定されている。
ここで、確認されたリップル量が判定値以下であれば(S101:NO)、そのまま処理がステップS103に移行される。一方、確認されたリップル量が判定値を超えていれば(S101:YES)、ステップS102において、切換スイッチ26、32の開閉により、LCフィルタ17の共振周波数帯が切り換えられた後、ステップS103に処理が移行される。
ステップS103に処理が移行されると、そのステップS103において、A/Cインバータ16のキャリア周波数が、LCフィルタ17の共振周波数帯に近いか否かが判定される。ここで、A/Cインバータ16のキャリア周波数がLCフィルタ17の共振周波数帯に近くなければ(S103:NO)、そのまま今回の本ルーチンの処理が終了される。一方、近ければ(S103:YES)、ステップS104において、A/Cインバータ16のキャリア周波数が切り換えられた後、今回の本ルーチンの処理が終了される。このときのキャリア周波数は、LCフィルタ17の現状の共振周波数帯から十分に離れた値となるように切り換えられる。なお、CPU18には、LC値の変化前、変化後のLCフィルタ17の共振周波数が予め記憶されており、その記憶された値に基づいて、上記ステップS103での判定が行われる。
続いて、図4を参照して、本実施形態のLCフィルタの保護装置における車両インバータ19のキャリア周波数の切換時の制御動作を説明する。図4は、本実施形態の保護装置を採用する車両での車両インバータのキャリア周波数の切換前後における、(a)車両インバータ19のキャリア周波数、(b)LCフィルタ17の入力電流のリップル量、及び(c)各切換スイッチ26、32の状態の推移の一例を示している。
図4の時刻t1に車両インバータ19のキャリア周波数が、その時点のLCフィルタ17の共振周波数帯に近づくように切り換えられると、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量が増大するようになる。ただし、同図の時刻t2にリップル量が判定値に達すると、切換スイッチ26、32が閉じられて、車両インバータ19のキャリア周波数から離れるようにLCフィルタ17の共振周波数帯が切り換えられる。そのため、車両インバータ19のキャリア周波数の切換後に一旦は増大したリップル量は、その後、速やかに減少される。ちなみに、図5(a)は、時刻t1において車両インバータ19のキャリア周波数が切り換えられる前のLCフィルタ17のゲイン特性を、図5(b)は、時刻t2において共振周波数帯が変更された後のLCフィルタ17のゲイン特性をそれぞれ示している。
なお、LCフィルタ17の共振周波数帯が切り換えられると、共振周波数帯がA/Cインバータ16のキャリア周波数に近づいてしまい、電動圧縮機10内の自己干渉による電気共振がLCフィルタ17で発生することがある。そうした場合にも、本実施形態では、LCフィルタ17の共振周波数帯がA/Cインバータ16のキャリア周波数に近づくと、A/Cインバータ16のキャリア周波数が共振周波数帯から離れるように切り換えられる。
なお、こうした本実施形態では、電動圧縮機10が上記第1の車載電気機器に、走行用モータ40が上記第2の車載電気機器にそれぞれ相当する構成となっている。
以上説明した本実施形態のLCフィルタの保護装置によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量に基づいて、LCフィルタ17の共振周波数帯を切り換えるようにしている。より詳しくは、車両インバータ19のキャリア周波数がLCフィルタ17の共振周波数帯に近づいて電気共振が発生し、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量が大きくなったときに、LCフィルタ17の共振周波数帯を車両インバータ19のキャリア周波数から離れるように切り換えている。そのため、車両インバータ19のキャリアの干渉によるLCフィルタ17の電気共振の発生を回避し、その発生によるリップル量の増大からLCフィルタ17を好適に保護することができる。
(2)本実施形態では、LCフィルタ17の共振周波数帯がA/Cインバータ16のキャリア周波数に近づいたときに、A/Cインバータ16のキャリア周波数を切り換えるようにしている。そのため、電動圧縮機10内の自己干渉によるLCフィルタ17の電気共振の発生を好適に回避することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明のLCフィルタの保護装置を具体化した第2実施形態を、図6を併せ参照して詳細に説明する。なお本実施形態及び後述の各実施形態にあって、上述の実施形態と共通する構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1実施形態では、LCフィルタ17の共振周波数帯を切り換えることで、車両インバータ19のキャリア(搬送波)の干渉による電気共振からLCフィルタ17を保護するようにしていた。ただし、状況によっては、LCフィルタ17の共振周波数帯を切り換えても、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量を十分に抑え切れないことがある。そこで、本実施形態では、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量に基づき、LCフィルタ17のコンデンサ要素の等価直列抵抗(ESR)を切り換えることで、コンデンサ30、31に流入するリップル電流の増大を抑えるようにしている。
図6に、本実施形態の保護装置が適用されるLCフィルタ170の構成を示す。このLCフィルタ170は、第1実施形態のLCフィルタ17(図2)に、ESRの調整機能を追加したものとなっている。すなわち、LCフィルタ170には、並列接続された2つのコンデンサ30、31と直列に抵抗33が挿入されるとともに、その抵抗33と並列に切換スイッチ34が設置されている。この切換スイッチ34が開かれると、抵抗33がコンデンサ30、31に直列接続されて、コンデンサ30、31のESRが大きくなる。一方、切換スイッチ34が閉じられると、抵抗33の両端が直結されて、実質的に抵抗33がフィルタ回路から切り離されるため、コンデンサ30、31のESRが小さくなる。
こうしたESR調整用の切換スイッチ34の開閉は、切換スイッチ26、32と同様に、CPU18により制御されている。CPU18は、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量が小さいときには切換スイッチ34を開いておき、リップル量が大きくなると、LC値切換用の切換スイッチ26、32と共に切換スイッチ34を閉じて、コンデンサ30、31のESRを増大させるようにしている。
こうした本実施形態のLCフィルタの保護装置によれば、LCフィルタ17の共振周波数の切り換え、及びコンデンサ30、31のESRの増大の双方により、コンデンサ30、31に流入するリップル電流の増大が抑えられる。そのため、LCフィルタ17の共振周波数の可変範囲を十分に確保できず、その切り換えだけではLCフィルタ17を流れる電流のリップル量の増大を十分に抑えられない場合にも、コンデンサ30、31を好適に保護することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明のLCフィルタの保護装置を具体化した第3実施形態を、図7及び図8を併せ参照して詳細に説明する。
上述の第1実施形態では、CPU18は、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量に基づいて、LCフィルタ17の共振周波数を切り換えるようにしていた。これに対して本実施形態の保護装置では、CPU18は、発電電動機20側から通信されたキャリア周波数情報の通信に基づいて、LCフィルタ17の共振周波数帯を切り換えるようにしている。
図7に示すように、発電電動機20の駆動電力を調整する車両インバータ19のキャリア周波数は、車両ECU(電子制御ユニット)35により制御されている。そして、この車両ECU35から電動圧縮機10のCPU18に、車両インバータ19のキャリア周波数情報が送信されるようになっている。
キャリア周波数情報としては、例えば車両インバータ19のキャリア周波数の現在の値そのものを用いることができる。また、車両インバータ19のキャリア周波数が切り換えられる都度、そのキャリア周波数の変化量をキャリア周波数情報としてCPU18に送信しても、初期の車両インバータ19のキャリア周波数さえ判っていれば、現在の車両インバータ19のキャリア周波数の確認が可能となる。また、車両インバータ19のキャリア周波数の実際の切り換えに先立って、切換後のキャリア周波数をキャリア周波数情報としてCPU18に送信するようにしても良い。いずれにせよ、CPU18が車両インバータ19のキャリア周波数を確認可能な情報であれば、キャリア周波数情報として用いることが可能である。
こうした本実施形態では、図8に示す保護制御ルーチンの処理を通じて、LCフィルタ17の保護に係る制御が実施されている。同ルーチンの処理は、CPU18により、一定の制御周期毎に繰り返し実行されている。
さて、本ルーチンの処理が開始されると、まずステップS200において、車両ECU35から受信したキャリア周波数情報に基づいて、車両インバータ19のキャリア周波数が確認される。そして、続くステップS201において、車両インバータ19のキャリア周波数が、LCフィルタ17の共振周波数帯に近いか否かが判定される。ここで、車両インバータ19のキャリア周波数が、LCフィルタ17の共振周波数帯から十分に離れていれば(S201:NO)、そのまま処理がステップS203に移行される。一方、車両インバータ19のキャリア周波数が共振周波数帯に近ければ(S201:YES)、ステップS202において、LCフィルタ17の共振周波数帯が切り換えられた後、ステップS203に処理が移行される。
ステップS203に処理が移行されると、そのステップS203において、A/Cインバータ16のキャリア周波数が、LCフィルタ17の共振周波数帯に近いか否かが判定される。ここで、A/Cインバータ16のキャリア周波数がLCフィルタ17の共振周波数帯から十分離れていれば(S203:NO)、そのまま今回の本ルーチンの処理が終了される。一方、近ければ(S203:YES)、ステップS204において、A/Cインバータ16のキャリア周波数が切り換えられた後、今回の本ルーチンの処理が終了される。このときのキャリア周波数は、LCフィルタ17の現状の共振周波数帯から十分に離れた値となるように切り換えられる。
こうした本実施形態のLCフィルタの保護装置においても、車両インバータ19のキャリア周波数がLCフィルタ17の共振周波数帯に近づいて、LCフィルタ17の入力電流のリップル量が大きくなると、車両インバータ19のキャリア周波数から離れるようにLCフィルタ17の共振周波数帯が切り換えられる。また、その切り換えにより、LCフィルタ17の共振周波数帯がA/Cインバータ16のキャリア周波数に近づくと、LCフィルタ17の共振周波数帯から離れるようにA/Cインバータ16のキャリア周波数が切り換えられる。よって、本実施形態のLCフィルタの保護装置によっても、上記(1)、(2)に記載の効果が奏せられる。
なお、第2実施形態のESR調整機能付きのLCフィルタ170を採用する場合にも、そのESRの切り換えを、車両ECU35から受信したキャリア周波数情報に基づいて行うようにすることも可能である。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
○ 第1実施形態では、LCフィルタ17の出力端子間のリップル電圧を計測することで、LCフィルタ17を流れる電流のリップル量を確認していた。こうしたリップル量の確認を他の態様で行うようにしても良い。
○ 上記実施形態では、並列接続された2つのコイル24、25のうちの一つ(コイル25)を、切換スイッチ26の開閉によってフィルタ回路に接続、分離することで、LCフィルタ17、170のコイル要素のインダクタンスを変化させていた。こうしたインダクタンスの変化を他の態様で行うようにしても良い。例えば2つのコイルを直列に接続し、そのうちの一方と並列に切換スイッチを接続する。そして、切換スイッチを閉じて、そのコイルの両端を短絡させることでも、LCフィルタ17、170のコイル要素のインダクタンスを変化させることが可能である。
○ 上記実施形態では、並列接続された2つのコンデンサ30、31のうちの一つ(コンデンサ31)を、切換スイッチ32の開閉によってフィルタ回路に接続、分離することで、LCフィルタ17、170のコンデンサ要素のキャパシタンスを変化させていた。こうしたキャパシタンスの変化を他の態様で行うようにしても良い。例えば2つのコンデンサを直列に接続し、そのうちの一方と並列に切換スイッチを接続する。そして、切換スイッチを閉じて、そのコンデンサの両端を短絡させることでも、LCフィルタ17、170のコンデンサ要素のキャパシタンスを変化させることが可能である。
○ 上記実施形態では、LCフィルタ17、170の共振周波数帯の切り換えを、LCフィルタのコンデンサ要素のキャパシタンス及びコイル要素のインダクタンスの双方を変化させることで行うようにしていた。こうしたLCフィルタ17、170の共振周波数帯を切り換えを、キャパシタンス、インダクタンスのいずれか一方のみを変化させることで行うようにしても良い。
○ 上記実施形態でのA/Cインバータ16のキャリア周波数の切り換えを、LCフィルタ17、170を流れる電流のリップル量に基づき行うようにしても良い。すなわち、LCフィルタ17、170の共振周波数を切り換えて、車両インバータ19のキャリア周波数の干渉による電気共振を回避しても、リップル量が小さくならなければ、A/Cインバータ16のキャリア周波数の干渉による電気共振が生じていることになる。よって、リップル量が一定値以上となったときにA/Cインバータ16のキャリア周波数を切り換えるようにすれば、LCフィルタ17の共振周波数帯の切り換えの結果、電動圧縮機10内の自己干渉によるLCフィルタ17の電気共振が発生することを好適に回避することができる。
○ LCフィルタ17、170の共振周波数帯を切り換えても、A/Cインバータ16のキャリア周波数がその共振周波数帯から十分に離れた状態が維持されるのであれば、A/Cインバータ16のキャリア周波数の切り換えは行わないようにしても良い。
○ LCフィルタ17、170の共振周波数帯、ESR、A/Cインバータ16のキャリア周波数の切り換えを多段階に行うようにしても良い。
○ 上記実施形態では、車両の走行用モータ40に設けられた車両インバータ19のキャリア(搬送波)の干渉によって発生する電気共振からLCフィルタ17を保護する場合を説明した。電動圧縮機10と電源を共有し、そのキャリアの干渉でLCフィルタ17の電気共振を起し得る電力変換器を備える車載電気機器が走行用モータ40以外に存在する場合には、そうした車載電気機器の電力変換器のキャリアの干渉による電気共振からLCフィルタ17を保護するように本発明の保護装置を構成することもできる。なお、そうした車載電気機器の電力変換器は、搬送波の周波数により、出力電力の電圧や周波数を変更可能な電力変換器であれば、例えばDC−DCコンバータや昇圧回路などのインバータ以外の電力変換器であっても良い。
○ 上記実施形態では、電動圧縮機10に設けられたLCフィルタ17の保護装置として本発明を具体化した場合を説明したが、電動圧縮機10以外の車載電気機器に設けられたLCフィルタの保護装置として本発明を具体化することもできる。
10…電動圧縮機、11…配線、12…配線、13…バッテリ、14…圧縮機、15…電動モータ、16…A/Cインバータ、17…LCフィルタ、18…CPU、19…A/D変換器、19…車両インバータ、20…発電電動機、21…入力端子、22…出力端子、23…配線、24…コイル、25…コイル、26…切換スイッチ、27…入力端子、28…出力端子、29…配線、30…コンデンサ、31…コンデンサ、32…切換スイッチ、33…抵抗、34…切換スイッチ、35…車両ECU、40…走行用モータ、170…LCフィルタ。

Claims (10)

  1. 電力変換器を備える第1の車載電気機器と、同じく電力変換器を備えるとともに、前記第1の車載電気機器と電源を共有する第2の車載電気機器とを有する車両における前記第1の車載電気機器の前記電力変換器と前記電源との間に設けられるLCフィルタの保護装置において、
    自己の共振周波数帯を変更可能に前記LCフィルタを構成するとともに、そのLCフィルタの共振周波数帯を、同LCフィルタを流れる電流のリップル量が前記LCフィルタのコンデンサの耐電流に基づいて規定された規定値を超えた場合に切り換えることを特徴とするLCフィルタの保護装置。
  2. 前記第1の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数を、前記リップル量に基づき切り換える請求項1に記載のLCフィルタの保護装置。
  3. 前記LCフィルタのコンデンサ要素の等価直列抵抗を、前記リップル量に基づき切り換える請求項1又は2に記載のLCフィルタの保護装置。
  4. 電力変換器を備える第1の車載電気機器と、同じく電力変換器を備えるとともに、前記第1の車載電気機器と電源を共有する第2の車載電気機器とを有する車両における前記第1の車載電気機器の前記電力変換器と前記電源との間に設けられるLCフィルタの保護装置において、
    自己の共振周波数帯を変更可能に前記LCフィルタを構成するとともに、その共振周波数帯を、当該共振周波数帯内に前記第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数が存在する場合に切り換えることを特徴とするLCフィルタの保護装置。
  5. 前記第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数を、同第2の車載電気機器側からのキャリア周波数情報の通信により確認する請求項4に記載のLCフィルタの保護装置。
  6. 前記第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数を、同LCフィルタを流れる電流のリップル量により確認する請求項4に記載のLCフィルタの保護装置。
  7. 前記第1の車載電気機器のキャリア周波数を、前記第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数に応じて切り換える請求項4〜6のいずれか1項に記載のLCフィルタの保護装置。
  8. 前記LCフィルタのコンデンサ要素の等価直列抵抗を、前記第2の車載電気機器の電力変換器のキャリア周波数に応じて切り換える請求項4〜7のいずれか1項に記載のLCフィルタの保護装置。
  9. 前記共振周波数帯の切り換えは、前記LCフィルタのコンデンサ要素のキャパシタンス及びコイル要素のインダクタンスの少なくとも一方を変化させることで行われる請求項1〜8のいずれか1項に記載のLCフィルタの保護装置。
  10. 前記第1の車載電気機器が電動圧縮機であり、前記第2の車載電気機器が走行用モータである請求項1〜9のいずれか1項に記載のLCフィルタの保護装置。
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