JP5672458B2 - 灯具クリーナの取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設けられた灯具に向けて洗浄液を噴射する灯具クリーナの取り付け構造に関する。
この種の構造において、美観等の観点から、灯具クリーナのカバーがバンパーと略面一になるものが、従来広く知られている(例えば、特開2003−182534号公報、特開2004−74844号公報、特開2006−130949号公報、等参照。)。
この種の構造において、灯具クリーナのカバーとバンパーとが別々の塗装工程で塗装されると、両者の間に微妙な色ずれが生じ、車両の美観を高レベルに保持することが困難となる。本発明は、かかる課題に対処するためになされたものである。
<構成>
本発明の適用対象である灯具クリーナは、車両に設けられた灯具に向けて洗浄液を噴射するように構成されている。本発明に係る、灯具クリーナの取り付け構造は、バンパーと、クリーナ本体部と、カバー部材と、ブラケット部材と、を備えている。
前記バンパーには、開口部が形成されている。前記クリーナ本体部は、洗浄動作時には前記開口部を介して前記バンパーの外表面よりも外側に突出するとともに、非洗浄動作時には前記バンパーの前記外表面よりも内側に収容されるように設けられている。前記カバー部材は、閉塞状態にて外表面が前記バンパーの前記外表面と略面一となるように前記開口部を閉塞するとともに、前記閉塞状態から前記クリーナ本体部の突出方向に移動することで前記開口部を開放するように設けられている。
前記ブラケット部材は、前記クリーナ本体部と前記カバー部材とを結合することで前記カバー部材が前記クリーナ本体部とともに移動するように、前記カバー本体と前記クリーナ本体部との間に設けられている。すなわち、前記カバー部材は、前記ブラケット部材を介して前記クリーナ本体部に装着されるようになっている。
本発明の特徴は、前記ブラケット部材が、
・前記クリーナ本体部の突出方向に沿った軸を中心とした当該ブラケット部材の回転状態における第一の状態にて前記開口部と係合する一方で、前記第一の状態から前記軸を中心として当該ブラケット部材を回転させた第二の状態(前記第一の状態とは異なる状態)にて前記開口部との係合が解除される(すなわち前記開口部と係合しない)ように設けられた、係合部を備えていて、
・前記第一の状態及び前記第二の状態にて、前記カバー部材を前記閉塞状態に支持するように構成された
ことにある。
<作用・効果>
かかる構成においては、前記バンパーの塗装の際には、前記ブラケット部材が、前記第一の状態に設定されるように前記バンパーにおける前記開口部に装着される。このとき、前記係合部が前記開口部と係合することで、前記ブラケット部材は前記バンパーにおける前記開口部に固定される。このようにして前記バンパーにおける前記開口部に装着(固定)された、前記第一の状態の前記ブラケット部材は、前記カバー部材を前記閉塞状態にて固定的に支持することが可能となる。
このため、前記第一の状態の前記ブラケット部材を介して、塗装前の前記カバー部材を塗装前の前記バンパーに装着した状態で、前記バンパー及び前記カバー部材の塗装を同時に行うことが可能となる。すなわち、本発明によれば、塗装後に前記灯具クリーナが組み立てられた状態と略同様の装着状態で、塗装前の前記カバー部材を塗装前の前記バンパーに装着して、前記カバー部材及び前記バンパーを同時に塗装工程に付することが可能となる。したがって、本発明によれば、前記バンパーと前記カバー部材との塗装状態を良好に整合させることが可能となる。
特に、前記ブラケット部材を介して前記カバー部材を前記クリーナ本体部に装着する構造を採用することで、前記バンパーと前記カバー部材とを同材質で形成することが容易となる。よって、前記バンパーと前記カバー部材との塗装状態をよりいっそう良好に整合させることが可能となるとともに、前記バンパーと前記カバー部材とを同材質で形成した場合の当該カバー部材の前記クリーナ本体部への装着を良好に行うことが可能となる。さらに、前記係合部が前記ブラケット部材に設けられているため、塗装前の前記バンパーに対して塗装前の前記カバー部材を組み付けるための専用の冶具等の部材を用いなくても、前記バンパー及び前記カバー部材の同時塗装が良好に行われる。
一方、前記カバー部材を前記クリーナ本体部に装着する際には、前記ブラケット部材が、前記第二の状態に設定される。このとき、前記係合部は前記開口部と係合しない。よって、前記クリーナ本体部の進退動作及びこれに伴う前記カバー部材による前記開口部の開閉動作が、スムーズに行われる。
本発明の一実施形態が適用された車両の外観図(正面図)である。 本発明の一実施形態が適用された車両の外観図(側面図)である。 図2に示されている本実施形態のヘッドランプクリーナの概略構成を示す分解斜視図である。 図2に示されている本実施形態のヘッドランプクリーナの概略構成を示す分解斜視図である。 図3及び図4に示されているカバー部材(塗装前)を塗装前のバンパーに対して装着する際の様子を示す分解斜視図である。 図3及び図4に示されている本実施形態のヘッドランプクリーナの組み立て(ここでカバー部材及びバンパーはともに塗装後である)の際の様子を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、後述するように、本発明が、以下に説明する実施形態の具体的構成に何ら限定されるものではないことは、全く当然である。本実施形態に対して施され得る各種の変更(変形例:modification)は、当該実施形態の説明中に挿入されると、一貫した実施形態の説明の理解が妨げられるので、末尾にまとめて記載されている。
<全体構成>
図1及び図2は、本発明の一実施形態が適用された車両1の外観図(図1は正面図、図2は側面図)である。図1及び図2を参照すると、車両1における車体2の前側端部には、一対のヘッドランプ3が装着されている。ヘッドランプ3の前面は、アウターレンズ3aによって覆われている。
車体2の前側端部であって、ヘッドランプ3よりも下方には、車両1の外壁を構成する板状部材であるバンパー4が装着されている。バンパー4の上側表面(以下、「バンパー上面4a」と称する。)における、ヘッドランプ3と対向する位置には、平面視にて略矩形状(長方形状)の開口部4bが形成されている。
車体2の前側端部におけるバンパー4の内側であって、開口部4bに対応する位置には、ヘッドランプクリーナ5が取り付けられている。図2を参照すると、ヘッドランプクリーナ5は、洗浄動作時には開口部4bを介してバンパー上面4aよりも外側に突出してヘッドランプ3のアウターレンズ3aに向けて洗浄液WFを噴射するとともに、非洗浄動作時にはバンパー上面4aよりも内側に収容されるように構成されている。具体的には、ヘッドランプクリーナ5は、伸縮シリンダ5aと、クリーナ本体部5bと、外側カバー部材5cと、を備えている。
伸縮シリンダ5aは、洗浄動作時にはクリーナ本体部5bをバンパー上面4aよりも外側に突出させるために伸長するとともに、非洗浄動作時にはクリーナ本体部5bをバンパー上面4aよりも内側に収容するために縮退するように構成されている。クリーナ本体部5bは、伸縮シリンダ5aの先端に固定されている。このクリーナ本体部5bは、図2に示されているように、伸縮シリンダ5aの伸長によってヘッドランプ3に対向する位置まで突出したときに、洗浄液WFを噴射するように構成されている。
外側カバー部材5cは、クリーナ本体部5bに装着されている。この外側カバー部材5cは、閉塞状態(非洗浄動作時)にて外表面がバンパー上面4aと略面一となるように開口部4bを閉塞するとともに、洗浄動作時にはこの閉塞状態からクリーナ本体部5bの突出方向に移動することで開口部4bを開放するように設けられている。
<ヘッドランプクリーナの取り付け構造の要部構成>
図3及び図4は、図2に示されている本実施形態のヘッドランプクリーナ5の概略構成を示す分解斜視図である。図5は、図3及び図4に示されている外側カバー部材5c(塗装前)を塗装前のバンパー4に対して装着する際の様子を示す分解斜視図である。図6は、図3及び図4に示されている本実施形態のヘッドランプクリーナ5の組み立て(ここでバンパー4及び外側カバー部材5cはともに塗装された後の状態のものである)の際の様子を示す分解斜視図である。以下、図3〜図6を参照しつつ、本実施形態のヘッドランプクリーナ5の構成(特にバンパー4に対する取り付け構造)について説明する。
図3を参照すると、バンパー4の開口部4bに対応する位置には、略バスタブ状の凹部を構成するヘッドランプクリーナリテーナ41が設けられている。本実施形態のヘッドランプクリーナ5のケーシングを構成するクリーナ本体ケーシング51は、平面視(中心軸Cと直交する平面に投影するように当該中心軸Cに沿って見た場合)にて略矩形状に形成された箱状部材であって、外側(外側カバー部材5c側)に向かって開口するように設けられている。なお、中心軸Cは、クリーナ本体部5bの突出方向と平行であって、クリーナ本体ケーシング51の中心を通る直線である。
クリーナ本体ケーシング51は、一対の側板51aの端部にそれぞれ設けられた舌片状の部材である組付片51bがヘッドランプクリーナリテーナ41の底部と係合することで、バンパー4に対して着脱可能(一旦装着した後に作業者の手指による操作により特段の困難性なく再度分離可能:以下同様)に装着されている。図3に示されているように、組付片51bは、側板51aの幅方向における中央部にて、ヘッドランプクリーナリテーナ41に向けて突出するように設けられている。すなわち、一対の組付片51bは、互いに平行且つ中心軸Cについて対称に配置されている。
また、一対の側板51aのそれぞれには、略U字状の切欠部51cが形成されている。切欠部51cは、組付片51bの側方(図中右斜め上方)に設けられている。一対の切欠部51cは、互いに対向するように配置されている。すなわち、一対の切欠部51cは、中心軸Cを通り一対の側板51aのそれぞれと平行な平面である対称面について面対称(鏡像対称)となるように設けられている。
図4を参照すると、クリーナ本体部5bは、ノズル部52と、ブラケット係合部53と、を備えている。ノズル部52は、上述したように、突出時に洗浄液WF(図2参照)を噴射するように構成されている。ブラケット係合部53は、ノズル部52よりも突出方向側(図中上側)に配置されている。このブラケット係合部53は、外側カバー部材5cを構成する後述のブラケット部材55と係合することで、当該ブラケット部材55をクリーナ本体部5bに固定するように設けられている。
外側カバー部材5cは、カバー本体54を備えている。カバー本体54は、カバーパネル54aと、一対の結合舌片54bと、を備えている。
カバーパネル54aは、平面視にて開口部4bと同形状の略矩形状(長方形状)の板状部材であって、開口部4b内に収容された状態で外表面がバンパー上面4aと略面一となるように形成されている。結合舌片54bは、カバー本体54の裏面にて立設された板状部材であって、上述の中心軸C(クリーナ本体部5bの突出方向と平行であってカバーパネル54aの平面視における中心を通る軸)に沿って延出するように設けられている。
一対の結合舌片54bは、カバーパネル54aの平面視における略矩形状(長方形状)における長辺方向の両端部にて、互いに平行且つ中心軸Cについて対称に設けられている。さらに、結合舌片54bの先端部には、貫通孔である結合孔54cが形成されている。
カバー本体54は、ブラケット部材55を介してクリーナ本体部5bに装着されるようになっている。すなわち、外側カバー部材5cは、カバー本体54と、ブラケット部材55と、を備えている。
ブラケット部材55は、クリーナ本体部5bとカバー本体54とを結合することでカバー本体54がクリーナ本体部5bとともに移動するように、クリーナ本体部5bとカバー本体54との間に設けられている。なお、本実施形態においては、カバー本体54は、ブラケット部材55に対して着脱可能に構成されている。同様に、ブラケット部材55は、クリーナ本体部5bにおけるブラケット係合部53に対して着脱可能に構成されている。
ブラケット部材55の本体部分を構成するブラケット本体55aは、ブロック状の部材である。ブラケット本体55aには、カバー本体54を支持するための構成や、カバー本体54を支持した状態でバンパー4やクリーナ本体部5bに装着されるための構成が設けられている。具体的には、このブラケット本体55aには、挿通孔55bと、ノズル係合部55cと、支持舌片55dと、支持爪55eと、係合舌片55fと、係合爪55gと、が設けられている。
ブラケット本体55aの平面視における長手方向(上述の長辺方向と平行な方向)の両端部であって、カバー本体54における一対の結合舌片54bに対応する位置には、それぞれ、貫通孔である挿通孔55bが設けられている。この挿通孔55bは、結合舌片54bが外側(図3における左上側・図4〜図6における上側)から挿通されるように形成されている。
ブラケット本体55aの下部には、ノズル係合部55cが設けられている。ノズル係合部55cは、クリーナ本体部5bにおけるブラケット係合部53と係脱可能に係合することで、ブラケット部材55とクリーナ本体部5bとを着脱可能に組み付けるように構成されている。
挿通孔55bの開口端縁から中心軸Cに沿って内側(図3における右下側・図5及び図6における下側)に向かって延出するように、支持舌片55dが立設されている。支持舌片55dは、板状部材であって、カバー本体54をブラケット部材55に装着する際に、カバー本体54における結合舌片54bと略密着状態で重ねられるように形成されている。本実施形態においては、一対の支持舌片55dは、上述のカバー本体54における一対の結合舌片54bに対応するように、互いに平行且つ中心軸Cについて対称に設けられている。
支持舌片55dには、支持爪55eが、中心軸Cから離隔する方向に突出するように設けられている。この支持爪55eは、カバー本体54をブラケット部材55に装着する際に支持舌片55dがカバー本体54における結合舌片54bと重ねられたときに、この結合舌片54bに設けられた結合孔54cに嵌入することで、カバー本体54がブラケット部材55によって支持される(ブラケット部材55に対して着脱可能に装着される)ように形成されている。
ブラケット本体55aには、一対の係合舌片55fが設けられている。係合舌片55fは、板状部材であって、中心軸Cに沿って内側(図3における右下側・図5及び図6における下側)に向かって延出するように立設されている。係合舌片55fには、係合爪55gが、中心軸Cから離隔する方向に(すなわち上述の対称面から離隔する方向に)突出するように設けられている。
本実施形態においては、一対の係合舌片55fは、互いに平行且つ中心軸Cについて非対称に設けられている。具体的には、一対の係合舌片55fは、中心軸Cを通りブラケット本体55aの平面視における長手方向と直交する平面である対称面について面対称(鏡像対称)となるように設けられている。すなわち、一対の係合舌片55fは、それぞれがクリーナ本体ケーシング51における一対の切欠部51cのそれぞれに対向するような位置に設けられている。
図5及び図6を参照すると、ヘッドランプクリーナリテーナ41には、貫通孔410が設けられている。貫通孔410は、クリーナ本体部5b(図4参照)が通過可能に形成されている。貫通孔410における開口端縁は、係合爪係合部412と係合爪非係合部413とを有している。係合爪非係合部413は、係合爪係合部412よりも中心軸Cから離隔する方向に突設された凹部であって、クリーナ本体ケーシング51における切欠部51c(図3及び図4参照)に対応する位置に配置されている。
すなわち、ブラケット部材55は、図3に示されているように係合舌片55f及び係合爪55gが切欠部51cに対応する位置となるような状態(車両組付状態:本発明の「第二の状態」に対応する)とされた場合には、クリーナ本体部5bに装着された状態で伸縮シリンダ5aが伸縮しても、係合爪55gが係合爪非係合部413及び切欠部51cをスムーズに通過することで、ヘッドランプクリーナリテーナ41及びクリーナ本体ケーシング51と係合あるいは接触しないように構成されている。
一方、ブラケット部材55は、図3に示された車両組付状態から中心軸Cを中心として180度回転させた状態(同時塗装時装着状態:本発明の「第一の状態」に対応する)とされた場合には、係合爪55gが係合爪係合部412と係合することで、ヘッドランプクリーナリテーナ41に対して着脱可能に装着されるように構成されている。
このように、ブラケット部材55は、中心軸Cを中心として回転しないように姿勢が保持されたカバー本体54を、上述の車両組付状態及び同時塗装時装着状態の双方の状態にて装着可能に構成されている。また、ブラケット部材55は、同時塗装時装着状態にてヘッドランプクリーナリテーナ41に装着されることで、カバーパネル54aの外表面がバンパー上面4aと略面一となるような態様でカバー本体54を支持するように構成されている。さらに、ブラケット部材55は、上述の同時塗装時装着状態から中心軸Cを中心として180度回転された車両組付状態にて、カバー本体54を支持しつつヘッドランプクリーナリテーナ41に装着されることで、ヘッドランプクリーナ5の非洗浄動作時にて、バンパー4における開口部4bを、カバー本体54によって、カバーパネル54aの外表面がバンパー上面4aと略面一となるような態様で閉塞するように構成されている。
<作用・効果>
かかる構成においては、塗装工程に際し、ブラケット部材55が、図5に示されているように同時塗装時装着状態に設定されつつ、ヘッドランプクリーナリテーナ41に装着される。このとき、係合爪55gがヘッドランプクリーナリテーナ41における係合爪係合部412と係合することで、ブラケット部材55はヘッドランプクリーナリテーナ41に固定される。このようにしてヘッドランプクリーナリテーナ41に装着(固定)された、同時塗装時装着状態のブラケット部材55は、カバー本体54を、カバーパネル54aの外表面がバンパー上面4aと略面一となるようにしつつ固定的に支持することが可能である。
このため、同時塗装時装着状態のブラケット部材55を介して、塗装前のカバー本体54を塗装前のバンパー4に装着した状態で、バンパー4及びカバー本体54(カバーパネル54aの外表面)の塗装を同時に行うことが可能となる。すなわち、塗装後にヘッドランプクリーナ5が組み立てられた状態と略同様の装着状態で、塗装前のカバー本体54を塗装前のバンパー4に装着して、カバー本体54及びバンパー4を同時に塗装工程に付することが可能となる。したがって、かかる構成によれば、バンパー4及びカバー本体54との塗装状態を良好に整合させることが可能となる。
特に、本実施形態の構成のように、ブラケット部材55を介してカバー本体54をクリーナ本体部5bに装着する構造を採用することで、バンパー4とカバー本体54とを同材質で形成することが容易となる。よって、バンパー4とカバー本体54との塗装状態をよりいっそう良好に整合させることが可能になるとともに、バンパー4とカバー本体54とを同材質で形成した場合の当該カバー本体54のクリーナ本体部5bへの装着を良好に行うことが可能となる。さらに、係合爪55gがブラケット部材55に設けられているため、塗装前のバンパー4に対して塗装前のカバー本体54を組み付けるための専用の冶具等の部材を用いなくても、バンパー4及びカバー本体54の同時塗装が良好に行われる。
一方、カバー本体54をクリーナ本体部5bに装着する際には、ブラケット部材55が、車両組付状態に設定される。このとき、係合爪55gは、係合爪係合部412ではなく係合爪非係合部413と対向するため、ヘッドランプクリーナリテーナ41及びクリーナ本体ケーシング51とは係合あるいは接触しない。よって、クリーナ本体部5bの進退動作及びこれに伴うカバー本体54による開口部4bの開閉動作が、スムーズに行われる。
<変形例の例示列挙>
なお、上述の実施形態は、上述した通り、出願人が取り敢えず本願の出願時点において最良であると考えた本発明の代表的な実施形態を単に例示したものにすぎない。よって、本発明はもとより上述の実施形態に何ら限定されるものではない。したがって、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、上述の実施形態に対して種々の変形が施され得ることは、当然である。
以下、代表的な変形例について、幾つか例示する。以下の変形例の説明において、上述の実施形態における各構成要素と同様の構成・機能を有する構成要素については、本変形例においても同一の名称及び同一の符号が付されているものとする。そして、当該構成要素の説明については、上述の実施形態における説明が、矛盾しない範囲で適宜援用され得るものとする。
もっとも、言うまでもなく、変形例とて、以下に列挙されたものに限定されるものではない。また、複数の変形例が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、複合的に適用され得る。本発明(特に、本発明の課題を解決するための手段を構成する各構成要素における、作用的あるいは機能的に表現されているもの)は、上述の実施形態や、下記変形例の記載に基づいて限定解釈されてはならない。このような限定解釈は、(先願主義の下で出願を急ぐ)出願人の利益を不当に害する反面、模倣者を不当に利するものであって、許されない。
本発明は、上述の実施形態にて開示された具体的な装置構成に限定されない。例えば、「カバーパネル54aの外表面がバンパー上面4aと略面一となる」とは、両者の間に全く段差がないことを必ずしも意味するものではない。また、ブラケット部材55が同時塗装時装着状態である場合と車両組付状態である場合とで、カバーパネル54aの外表面とバンパー上面4aとの段差の生成状態が異なっていてもよいし、略同一であってもよい。
すなわち、「カバーパネル54aの外表面がバンパー上面4aと略面一となる」は、カバーパネル54aの外表面とバンパー上面4aとの、中心軸Cに沿った方向の位置関係が、塗装工程において、バンパー4及びカバー本体54(カバーパネル54aの外表面)との塗装状態を良好に整合させることが可能な程度に揃っている(段差がほとんどない:換言すれば段差がないか許容範囲の微小値である)とともに、車両1にヘッドランプクリーナ5が組み付けられた後の非洗浄動作時において、良好な美観が形成される程度に揃っていることを意味するものである。
また、カバー本体54もまた、ブラケット部材55とともに、同時塗装時装着状態から車両組付状態に向かって180度回転するようになっていてもよい。かかる構成によれば、バンパー4とカバー本体54との同時塗装のために一旦カバー本体54をブラケット部材55に装着した後は、車両組付のためにカバー本体54をブラケット部材55から取り外してブラケット部材55のみを回転させた後に再度カバー本体54をブラケット部材55に装着するという手間を省くことができる。なお、この場合、カバーパネル54aの外表面及びバンパー上面4aの形状が、中心軸Cを中心として対称であることが好適である。
車両組付状態と同時塗装時装着状態とは、中心軸Cを中心として180度回転した関係に限定されない。具体的には、例えば、カバー本体54の平面視における外形形状が円形である場合、両者の間のなす角度は任意に設定され得る。あるいは、カバー本体54の平面視における外形形状が略正方形である場合、両者の間のなす角度は90度に設定され得る。
その他、特段に言及されていない変形例についても、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、本発明の範囲内に含まれることは当然である。
また、本発明の課題を解決するための手段を構成する各要素における、作用的あるいは機能的に表現されている要素は、上述の実施形態や変形例にて開示されている具体的構造の他、当該作用あるいは機能を実現可能ないかなる構造をも含む。さらに、本明細書にて引用した各公報の内容(明細書及び図面を含む)は、技術的に矛盾しない範囲において、本明細書の一部を構成するものとして適宜援用され得る。
1…車両 2…車体
3…ヘッドランプ 3a…アウターレンズ
4…バンパー
4a…バンパー上面 4b…開口部
41…ヘッドランプクリーナリテーナ 410…貫通孔
412…係合爪係合部 413…係合爪非係合部
5…ヘッドランプクリーナ 5a…伸縮シリンダ
5b…クリーナ本体部 5c…外側カバー部材
51…クリーナ本体ケーシング 51a…側板
51b…組付片 51c…切欠部
52…ノズル部 53…ブラケット係合部
54…カバー本体 54a…カバーパネル
54b…結合舌片 54c…結合孔
55…ブラケット部材 55a…ブラケット本体
55b…挿通孔 55c…ノズル係合部
55d…支持舌片 55e…支持爪
55f…係合舌片 55g…係合爪
C…中心軸 WF…洗浄液
特開2003−182534号公報 特開2004−74844号公報 特開2006−130949号公報

Claims (1)

  1. 車両に設けられた灯具に向けて洗浄液を噴射する灯具クリーナの取り付け構造であって、
    開口部が形成された、バンパーと、
    洗浄動作時には前記開口部を介して前記バンパーの外表面よりも外側に突出するとともに、非洗浄動作時には前記バンパーの前記外表面よりも内側に収容されるように設けられた、クリーナ本体部と、
    閉塞状態にて外表面が前記バンパーの前記外表面と略面一となるように前記開口部を閉塞するとともに、前記閉塞状態から前記クリーナ本体部の突出方向に移動することで前記開口部を開放するように設けられた、カバー部材と、
    前記クリーナ本体部と前記カバー部材とを結合することで前記カバー部材が前記クリーナ本体部とともに移動するように、前記カバー本体と前記クリーナ本体部との間に設けられた、ブラケット部材と、
    を備え、
    前記ブラケット部材は、
    前記クリーナ本体部の突出方向に沿った軸を中心とした回転状態における第一の状態にて前記開口部と係合する一方で、前記第一の状態から前記軸を中心として回転させた第二の状態にて前記開口部との係合が解除されるように設けられた、係合部を備え、
    前記第一の状態及び前記第二の状態にて、前記カバー部材を前記閉塞状態に支持するように構成された
    ことを特徴とする、灯具クリーナの取り付け構造。
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