JP5663260B2 - 基板の撓み補正装置および基板の取り出し方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態における基板の撓み補正装置の基本構成を示す正面図である。第1の実施の形態における基板の撓み補正装置(以下、撓み補正装置3とする)は、例えば、半導体の製造工程や検査工程等において、ウエハ(基板)をキャリア1から取り出す際に用いられるものである。ここでは、ウエハの一例として、外径Dが6インチ(150mm)、厚さが200μm以下のウエハ(薄ウエハ)について説明するが、これに限定されるものではない。
ここで、本実施の形態に対する比較例について説明する。
図8は、本実施の形態における撓み補正装置3を用いない場合のウエハの取り出し方法を示す正面図(A)および断面図(B)である。
上述したとおり、厚みが200μm以下のウエハWを用いた場合には、ウエハWがキャリア1に保持された状態で、下方に1.5mm以上の撓みが生じる。すなわち、ウエハWの中央部が周縁部に対して下方に1.5mm以上低い状態となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図9及び図10は、第2の実施の形態における撓み補正装置3(基板の撓み補正装置)の基本構成を示す正面図およびXY断面図である。第2の実施の形態における撓み補正装置3は、第1の実施の形態における支持棒5の代わりに、付勢手段(気体噴出部材)としての噴出管8を設けたものである。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11及び図12は、第3の実施の形態における撓み補正装置3(基板の撓み補正装置)の基本構成を示す正面図およびXY断面図である。第3の実施の形態における撓み補正装置3は、第2の実施の形態における噴出管8の代わりに、付勢手段(気体吸入部材)としての吸入管9を設けたものである。
なお、上述した各実施の形態は、適宜、組み合わせることができる。例えば、第1の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせる(すなわち、支持棒5と吸入管9の両方を備える)ことにより、ウエハWをキャリア1の下段から順に取り出したい場合には、支持棒5(図1)を用いた撓み補正を行い、ウエハWをキャリア1の上段から順に取り出したい場合には、吸入管9(図11)を用いた撓み補正を行う、という選択が可能になる。同様に、第2の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせてもよい。
Claims (6)
- キャリアに収納された基板の表面に略直交する方向に移動可能で、前記キャリアの上側から前記キャリア内に移動可能な気体吸入部材を備え、
前記気体吸入部材は、前記基板に対向する面に吸入口を有し、
前記気体吸入部材は、前記吸入口を前記キャリアに収納された前記基板の中央部に対向させる位置まで移動し、前記吸入口から気体を吸入して前記基板の中央部を付勢することで前記基板の撓みを補正することにより、前記基板の下側に搬送アームを挿入する空間を形成すること
を特徴とする基板の撓み補正装置。 - 前記気体吸入部材が、前記基板に当接または対向する部分の外径は、前記基板の外径の1/5以下であることを特徴とする請求項1に記載の基板の撓み補正装置。
- 前記気体吸入部材は、前記キャリアの上側に退避した退避位置から、前記キャリアに収納された基板に対向する位置まで、移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の基板の撓み補正装置。
- 前記基板は、ウエハであることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の基板の撓み補正装置。
- 請求項1から4までのいずれか1項に記載の基板の撓み補正装置を用い、
前記基板の撓み補正装置により撓みが補正された前記基板の下側に搬送アームを挿入し、前記基板を前記キャリアから取り出す工程
を含むことを特徴とする基板の取り出し方法。 - 複数の基板を複数段に収納するキャリアを用い、
前記基板を前記キャリアから取り出す工程において、
複数の前記基板を、前記キャリアの下段から順に取り出すことを特徴とする請求項5に記載の基板の取り出し方法。
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