JP5041504B2 - 半導体基板移送装置及び半導体基板移送方法 - Google Patents

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本発明は、キャリア内に多段状に収容されたシリコンウエハ等の基板を1枚ずつ取り出して、次工程の加工ステージに移送するための基板移送装置及び基板移送方法に関するものである。
一般に、シリコンウエハ等の半導体基板から半導体チップを製造するに際しては、半導体基板の複数枚を、キャリア内に多段状に収容した状態で任意の箇所に移送したのち、このキャリア内から半導体基板を1枚ずつ取り出して、次工程の加工ステージに供給することが行われている。
この種の作業で使用される従来の基板移送装置においては、各半導体基板の略中央部の下方に、扁平状に形成された真空吸着方式の移送ハンド体を挿入したのち、半導体基板の下面略中央部を移送ハンド体で吸着してから、当該移送ハンド体をキャリア内から引き出すことにより、キャリア内から半導体基板を1枚ずつ取り出すように構成されている(例えば特許文献1等参照)。
特開2001−168170号公報(段落0002〜0004及び図7等参照)
ところで、キャリア内における各段の半導体基板の保持は、キャリアの左右両内側壁に上下多段状に形成された嵌合溝に対して1枚の半導体基板の左右外周縁を嵌め込み収容することにより、両端自由支持の状態となっているから、キャリア内の半導体基板は自重で下向きに撓み易い。半導体基板の撓みの有無及び大小は、当該半導体基板の厚みに応じて異なる(薄いほど下向きに撓む)。
しかし、前記従来の基板移送装置では、キャリア内から半導体基板を取り出す際に、撓み量の大きい下面略中央部を吸着ハンド体で吸着保持していたから、取り出そうとする半導体基板と移送ハンド体との接触を回避して移送ハンド体の挿入スペースを確保するために、半導体基板の撓み状態に合わせて移送ハンド体の挿入位置を逐一調節するか、又はキャリアにおける半導体基板間の収容ピッチ間隔(嵌合溝の上下ピッチ間隔)を広く設定しなければならなかった。前者の方策では、半導体基板の取り出し作業のたびに移送ハンド体の挿入位置の位置合せをするのが面倒であり、生産性低下の一因になるという問題があった。また、後者の方策では、キャリアにおける半導体基板間の収容ピッチ間隔が大きくなる結果、1つのキャリアに収容可能な半導体基板の枚数が少なくなるという問題があった。
そこで、本発明は、以上のような問題を解消した基板移送装置と基板移送方法とを提供することを技術的課題とするものである。
求項1の発明は、キャリア内に多段状に収容された半導体基板を1枚ずつ取り出す基板搬送装置に関する。この装置は、前記キャリアに収容された半導体基板の下方に挿入される移送ハンド体備えており、前記移送ハンド体には、前記半導体基板を載せるための一対のフォーク部が、前記キャリア内に挿入したときに両方とも前記半導体基板のうち挿入方向と交差する両外周縁に近い部位に沿って延びるように相互間の間隔を空けて設けられており、かつ、前記両フォーク部は、前記キャリア内に挿入したときに前記半導体基板の外周縁と前記両フォーク部の付け根部分の内径側との間に隙間が空く長さに設定されている。
更に請求項の発明は、前記両フォーク部の上面には、前記半導体基板を吸着保持するための上向き開口の吸引穴が、両フォーク部を前記キャリアに挿入し切った状態で両吸引穴を結ぶ直線上に半導体基板の中心が位置するようにして形成されており、かつ、前記両フォーク部の吸引穴は、フォーク部の先端側に設けた上向き凸のパッド部に形成されており、このため前記両フォーク部を前記キャリアに挿入した状態でそれらフォーク部の先端部が前記半導体基板の中心よりもキャリアの奥側に位置するようになっている。
請求項の発明は請求項1〜4のうちのいずれかに記載した半導体基板移送装置を使用した半導体基板移送方法である。この発明は、前記移送ハンド体の先端に設けた一対のフォーク部を前記キャリアの内部に挿入したのち、前記移送ハンド体を上昇させるか又は前記キャリアを下降させて前記半導体基板を支持し、前記フォーク部に半導体基板を吸着した状態で移送ハンド体を後退させるものである。
本発明によると、キャリア内の基板を1枚ずつ取り出すに際しては、移送ハンド体の両フォーク部は、両端自由支持の状態で収容された前記基板のうち挿入方向と交差する両外周縁に近い部位の下方に差し込まれる。また、前記基板の外周縁と前記両フォーク部の付け根部分の内径側との間には、隙間が空くことになる。
この場合、前記両フォーク部間の間隔は広く空いているから、前記基板が自重で下向きに撓んでいたとしても、前記両フォーク部は、前記基板の大きく撓んだ中央部に接触することなく、上下に並ぶ前記基板間の挿入スペースにスムーズに入り込むことができる。これにより、取り出し時の前記基板の損傷を防止することができる。
また、前記基板のうち挿入方向と交差する両外周縁に近い部位は、中央部に比べると下向きの撓み量が小さいので、前記両フォーク部の挿入位置は、取り出し対象の前記基板に対して前記基板の厚みの大小に関係なく一定に設定することができる。従って、前記基板の取り出し作業のたびに、前記両フォーク部の挿入位置の位置合せをする手間をなくすことができるだけでなく、設定ミス等による誤動作等も未然に防ぐことができるから、生産効率を格段に向上させることができるという効果を奏する。
さらに、前記両フォーク部の上面には、前記半導体基板を吸着保持するための上向き開口の吸引穴が、両フォーク部を前記キャリアに挿入し切った状態で両吸引穴を結ぶ直線上に半導体基板の中心が位置するようにして形成されており、かつ、前記両フォーク部の吸引穴は、フォーク部の先端側に設けた上向き凸のパッド部に形成されており、このため前記両フォーク部を前記キャリアに挿入した状態でそれらフォーク部の先端部が前記半導体基板の中心よりもキャリアの奥側に位置するようになっており、かつ、前記フォーク部を前記キャリアに挿入し切って半導体基板を支持した状態で、平面視で前記フォーク部の先端が前記半導体基板から露出しないように設定されている。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面(図1〜図6)に基づいて説明する。図1は半導体基板移送装置(以下「基板移送装置」)の概略正面図、図2は基板移送装置の概略平面図、図3はキャリアから半導体基板を取り出した状態を示す平面図、図4のうち(a)は移送ハンド体の拡大平面図、(b)は(a)のIVb−IVb視側断面図、図5はキャリア内に移送ハンド体を挿入した状態を示す平断面図、図6(a)(b)は移送ハンド体での取り出し態様を示す説明図である。
まず最初に、図1〜図3等を参照しながら、実施形態のキャリア及び基板移送装置の全体概要について説明する。
図1に示すように、キャリア1は、半導体基板10の出し入れ口2を横向きに開口させた略角筒状のものである。キャリア1の左右両内側面には、半導体基板10の左右外周縁が嵌る嵌合溝3(図2、図3及び図5参照)がピッチ間隔Pで上下並列状に複数本形成されている。従って、キャリア1内には、半導体基板10を水平な姿勢で1枚だけ収容する収容部がピッチ間隔Pで上下多段状に設けられている。換言すると、キャリア1内の半導体基板10,10間には収容ピッチ間隔Pのスペースが空いている。このキャリア1はキャリアステージ4の上面に載置されている。
なお、実施形態のキャリア1は、6インチサイズの半導体基板10用のものである。この場合、収容ピッチ間隔PはSEMI(Semiconductor Equipment and Material International)規格に準拠して略4.76mm程度に設定されている。また、キャリア1の左右両内側面間の開口巾寸法WM(図3及び図6参照)は略132mmほどになっている。
キャリアステージ4に相対向して配置された基板移送装置11は、キャリア1内の半導体基板10を1枚ずつ取り出して、次工程の加工ステージ5(図2参照)に移送するためのものである。基板移送装置11は、キャリア1内の各半導体基板10の下方に挿入して、当該半導体基板10をキャリア1内から1枚ずつ取り出すための扁平状の移送ハンド体14と、この移送ハンド体14を先端部に有する屈伸式のアーム体13と、当該アーム体13を支持する鋳鉄製等の機枠12とを備えている。
アーム体13は、機枠12に対して鉛直な軸線15回りに水平回動可能で且つ昇降動可能に支持されたヘッド部材16と、ヘッド部材16の先端側に鉛直な軸線17回りに水平回動可能な状態で枢着された第1スイング部材18と、第1スイング部材18の先端側に鉛直な軸線19回りに水平回動可能な状態で枢着された第2スイング部材20とにより構成されている。移送ハンド体14は、第2スイング部材20の先端側に、鉛直な軸線21回りに水平回動可能な状態で枢着されている。
実施形態では、アーム体13全体が伸縮するように、移送ハンド体14、両スイング部材18,20及びヘッド部材16を駆動モータ(図示せず)で各々水平回動させることにより、移送ハンド体14が、キャリア1内に挿入された状態(図1及び図2の実線状態参照)から一旦ヘッド部材16の上方にまで、平面視でキャリア1の中心とヘッド部材16の中心とを結ぶ直線SLに沿って移動したのち(図3参照)、次工程の加工ステージ5にまで移動(図2の二点鎖線状態参照)するように構成されている。
次に、図4及び図5等を参照しながら、移送ハンド体の詳細構成について説明する。
移送ハンド体14は、キャリア1内における半導体基板10,10間の挿入スペースSPにスムーズに挿入し得るような側面視扁平状で、且つその先端側が二股状に分かれたような平面視略Y字状(フォーク型)に形成されている。なお、実施形態の移送ハンド体14の厚みは最大でも略2mm程度である。
移送ハンド体14の先端側に設けられた一対のフォーク部22,22は、キャリア1内から取り出そうとする半導体基板10が載る部分である。各フォーク部22には、その上面の先端側に、半導体基板10の下面のうち左右外周縁寄りの部位に密着する当接パッド部23が上向き凸状に一体形成されている。各当接パッド部23の上面略中央部には、半導体基板10を吸着保持するための吸引穴24が上向き開口状に形成されている。なお、半導体基板10に塵等の微粒子(パーティクル)が付着したり傷がついたりするのをできるだけ防ぐために、一対の当接パッド部23,23の平面視面積は必要最小限に設定されている。
各吸引穴24は、移送ハンド体14の内部に形成された空気流通路25を介して、移送ハンド体14の基端部に形成された流通穴26に連通している。流通穴26には、フレキシブルホース等の連通管27を介して、外気を強制吸引するポンプ等の吸引源(図示せず)が連通接続されている。実施形態では、この吸引源を駆動させて両フォーク部22,22の吸引穴24,24から外気を吸引することにより、両吸引穴24,24に半導体基板10を吸着させるように構成されている。
一方、両フォーク部22,22は、キャリア1内に挿入したときに両方とも半導体基板10の左右両外周縁(挿入方向と交差する両外周縁)に近い部位に沿って延びるように相互間の間隔Wを空けた状態で、移送ハンド体14の先端に設けられている。
実施形態では、両フォーク部22,22間の間隔W(一方のフォーク部22の内側縁から他方のフォーク部22の内側縁までの内法寸法)は略108mm程度になっている。各フォーク部22の横巾寸法WFは略10mmほどに設定されている。両フォーク部22,22間の間隔Wは、半導体基板10に対する両フォーク部22,22の支持位置を半導体基板10の中心からできるだけ離すために、半導体基板10の直径の50%以上であればよい。なお、両フォーク部22,22の並び巾寸法(一方のフォーク部22の外側縁から他方のフォーク部22の外側縁までの外法寸法)がキャリア1の開口巾寸法WMよりも小さいことはいうまでもない。
また、両フォーク部22,22は、キャリア1内に挿入したときに半導体基板10の外周縁と両フォーク部22,22の付け根部分28の内径側との間に隙間A(図2及び図5参照)が空くような長い長さLF(先端から付け根部分28の内径側までの距離)に設定されている。実施形態では、平面視で両フォーク部22,22の吸引穴24,24を結ぶ直線上に半導体基板10の重心O(中心)が位置した状態で、半導体基板10の外周縁と両フォーク部22,22の付け根部分28の内径側との間に隙間Aが空くように構成されている。
このように設定すると、平面視で重心Oを挟んで点対称な位置において半導体基板10が両フォーク部22,22の吸引穴24,24に吸着されるから、半導体基板10を両フォーク部22,22でバランスよく安定的に保持することができる。実施形態の各フォーク部22の長さLFは略115mm程度になっている。
以上の構成において、図6(a)(b)等を参照しながら、キャリア内から半導体基板を1枚ずつ取り出す態様について説明する。
まず、アーム体13全体が伸びるように移送ハンド体14及び両スイング部材18,20を各々水平回動させることにより、取り出し対象の半導体基板10の下方に、移送ハンド体14の両フォーク部22,22を挿入する(図6(a)(b)の実線状態参照)。このとき、両フォーク部22,22は、両端自由支持の状態で収容された半導体基板10の左右両外周縁に近い部位の下方に配置される。また、平面視で両吸引穴24,24を結ぶ直線上に半導体基板10の重心Oが位置するようにして、半導体基板10の外周縁と両フォーク部22,22の付け根部分28の内径側との間に隙間Aを空ける(図5参照)。
そうすると、両フォーク部22,22間の間隔Wは広く空いているから、半導体基板10が自重で下向きに撓んでいたとしても、両フォーク部22,22は、半導体基板10の大きく撓んだ部分(中央部)に接触することなく、半導体基板10,10間の挿入スペースSPにスムーズに入り込むことができる。これにより、取り出し時の半導体基板10の損傷を防止することができる。
また、半導体基板10の左右両外周縁に近い部位は、中央部に比べて下向きの撓み量が小さいので、取り出し対象の半導体基板10に対する両フォーク部22,22の挿入位置を、半導体基板10の厚みの大小に関係なく一定に設定することができる。従って、半導体基板10の取り出し作業のたびに、両フォーク部22,22の挿入位置の位置合せをする手間をなくすことができるだけでなく、設定ミス等による誤動作等も未然に防ぐことができるから、生産効率が格段に向上するのである。
さらに、半導体基板10の外周縁と両フォーク部22,22の付け根部分28の内径側との間には隙間Aが空いているから、半導体基板10が自重で下向きに撓んでいたとしても、取り出し時に両フォーク部22,22の付け根部分28が半導体基板10に衝突することはない。この点でも、取り出し時の半導体基板10の損傷が防止される。従って、本発明によると、取り出し時の半導体基板10の損傷を確実に回避して、半導体基板10の歩留まりを向上させることができるのである。
しかも、従来のように、両フォーク部22,22の挿入スペースSP確保のために、キャリア1における半導体基板10,10間の収容ピッチ間隔Pを大きくする必要がないから、上下に並ぶ半導体基板10,10同士が撓み等により接触しない程度にキャリア1の収容ピッチ間隔Pを狭くして、1つのキャリア1に収容可能な半導体基板10の枚数を多くすることもできる。
取り出し対象の半導体基板10の下方に両フォーク部22,22を挿入した後は、ヘッド部材16を上昇動させることにより、取り出し対象の半導体基板10を両フォーク部22,22の上面に載せるようにして持ち上げる。このとき、ポンプ等の吸引源(図示しない)を駆動させて両フォーク部22,22の吸引穴24,24から外気を吸引することにより、両吸引穴24,24に半導体基板10が吸着保持される。
次いで、アーム体13全体が縮むように移送ハンド体14及び両スイング部材18,20を各々水平回動させることにより、半導体基板10を吸着保持した移送ハンド体14をキャリア1内から引き出し、キャリア1の中心とヘッド部材16の中心とを結ぶ直線SLに沿ってヘッド部材16の上部まで、当該移送ハンド体14を直線的に移動させる(図3参照)。
その後、図2の時計回りに略90°ほどヘッド部材16を水平回動させてから、アーム体13全体が伸びるように移送ハンド体14及び両スイング部材18,20を各々水平回動させることにより、半導体基板10を吸着保持した移送ハンド体14を加工ステージ5の位置まで移動させる。そして、ヘッド部材16を下降動させるか又は加工ステージ5を上昇動させることにより、半導体基板2を加工ステージ5上に載置したのち、吸引源(図示しない)による吸引穴24,24からの外気の吸引を停止するのである(図2の二点鎖線状態参照)。
本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化することができる。例えば移送ハンド体の形状は、前述のような平面視略Y字状に限らず、平面視略U字状や平面視略コ字状等のように、先端側が二股状に分かれている形状であればよい。両フォーク部間の間隔及び長さ、フォーク部の横巾寸法等も、キャリアに収容される半導体基板のサイズに応じて自由に設定することができる。
また、キャリアステージ4に、キャリア1が載る上面板を前述の収容ピッチ間隔Pずつ昇降動させる昇降機構を内蔵することにより、キャリアステージ4上のキャリア1を、昇降機構の駆動で収容ピッチ間隔Pずつ昇降動させるように構成してもよい。この場合は、取り出し対象の半導体基板10の下方に両フォーク部22,22を挿入した後、ヘッド部材16に代えてキャリアステージ4を下降動させることにより、取り出し対象の半導体基板10を両フォーク部22,22の上面に載せるようにして持ち上げることができる。
その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
基板移送装置の概略正面図である。 基板移送装置の概略平面図である。 キャリアから半導体基板を取り出した状態を示す平面図である。 (a)は移送ハンド体の拡大平面図、(b)は(a)のIVb−IVb視側断面図である。 キャリア内に移送ハンド体を挿入した状態を示す平断面図である。 移送ハンド体での取り出し態様を示す説明図であり、(a)は上段の半導体基板を取り出す場合の図、(b)は中段の半導体基板を取り出す場合の図である。
符号の説明
LF フォーク部の長さ
P 収容ピッチ間隔
SP 挿入スペース
WF 両フォーク部間の間隔
1 キャリア
2 出し入れ口
3 嵌合溝
10 半導体基板
11 基板移送装置
12 機枠
13 アーム体
14 移送ハンド体
16 ヘッド部材
18 第1スイング部材
20 第2スイング部材
22 フォーク部
24 吸引穴
28 付け根部分

Claims (5)

  1. キャリア内に多段状に収容された半導体基板を1枚ずつ取り出す半導体基板搬送装置であって、
    前記キャリアに収容された半導体基板の下方に挿入される移送ハンド体を備えており、前記移送ハンド体には、前記半導体基板を載せるための一対のフォーク部が、前記キャリア内に挿入したときに両方とも前記半導体基板のうち挿入方向と交差する両外周縁に近い部位に沿って延びるように相互間の間隔を空けて設けられており、かつ、前記両フォーク部は、前記キャリア内に挿入したときに前記半導体基板の外周縁と前記両フォーク部の付け根部分の内径側との間に隙間が空く長さに設定されている、
    という構成において、
    前記両フォーク部の上面には、前記半導体基板を吸着保持するための上向き開口の吸引穴が、両フォーク部を前記キャリアに挿入し切った状態で両吸引穴を結ぶ直線上に半導体基板の中心が位置するようにして形成されており、かつ、前記両フォーク部の吸引穴は、フォーク部の先端側に設けた上向き凸のパッド部に形成されており、このため前記両フォーク部を前記キャリアに挿入した状態でそれらフォーク部の先端部が前記半導体基板の中心よりもキャリアの奥側に位置するようになっており、
    かつ、前記フォーク部を前記キャリアに挿入し切って半導体基板を支持した状態で、平面視で前記フォーク部の先端が前記半導体基板から露出しないように設定されている、
    半導体基板移送装置。
  2. 前記両フォーク部の間隔は前記半導体基板の直径の50%以上に設定されている、
    請求項1に記載した半導体基板移送装置。
  3. 前記両フォーク部における先端部の上面は最先端に向けて低くなるように傾斜している、
    請求項1に記した半導体基板移送装置。
  4. 更に、前記移送ハンド体が取り付くアーム体と、前記アーム体が支持された機枠とを有しており、前記アーム体は、前記機枠に昇降可能に支持されたヘッド部材と、平面視で屈伸するように前記ヘッド部材に取付けられたスイング部材とを有しており、前記移送ハンド体は前記アーム体の先端に水平回動自在に取付けられており、前記スイング部材と移送ハンド体とが水平回動することにより、前記移送ハンド体がキャリアの中心と前記ヘッド部材の中心とを結ぶ線に沿って移動するように設定されている、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した半導体基板移送装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれかに記載した半導体基板移送装置を使用した半導体基板移送方法であって、
    前記移送ハンド体の先端に設けた一対のフォーク部を前記キャリアの内部に挿入したのち、前記移送ハンド体を上昇させるか又は前記キャリアを下降させて前記半導体基板を支持し、前記フォーク部に半導体基板を吸着した状態で移送ハンド体を後退させる、
    半導体基板移送方法。
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