JP5662844B2 - ローラ寄せ板バネ装着装置およびローラ寄せ板バネ装着方法 - Google Patents

ローラ寄せ板バネ装着装置およびローラ寄せ板バネ装着方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワンウェイクラッチ等におけるクラッチ本体へローラ寄せ板バネを装着する装置、およびクラッチ本体へローラ寄せ板バネを装着する方法に関する。
従来、ワンウェイクラッチの構造は、例えば特許文献1および特許文献2に示されている。このワンウェイクラッチ40は、図5(A)および図5(B)に示すように、外輪47がクラッチ本体41の外周に嵌め込まれている。外輪47の内径部およびクラッチ本体41の外周は多角形状となっている。クラッチ本体41にはローラ43を収容する複数の凹部42が周方向へ所定の間隔で形成されている。各凹部42にはローラ43が周方向へわずかに移動可能に配置されている。各凹部42はローラ43の配設位置に隣接するネスト部44と称する空間部を有しており、そのネスト部44には各ローラ43を一方向へ付勢するローラ寄せ板バネ45が収容されている。
また、クラッチ本体41の内周面には所定位置に開口46が形成されている。各凹部42内に収容されたローラ43は前記開口46へ挿入される回転軸48に接触する構成である。前記各凹部42は、回転軸48の回転方向によって、各ローラ43が回転軸48に対してクラッチ本体41に「噛み込み」あるいは「開放」のいずれかの状態となるように周方向に楕円状またはくさび状の断面形状に形成されている。
ワンウェイクラッチ40の動作としては、例えば回転軸48が図5(A)において矢印A方向に回転すると、ローラ43がローラ寄せ板バネ45に付勢されてローラ寄せ板バネ45の配設位置から遠ざかる方向へ押圧されて前記「噛み込み」状態になる。その結果、回転軸48の回転がローラ43を介してクラッチ本体41に伝達される。
一方、回転軸48が図5(A)において矢印B方向に回転すると、ローラ43がローラ寄せ板バネ45の付勢力に抗してローラ寄せ板バネ45を押し縮める方向へ移動して前記「開放」の状態になる。その結果、回転軸48の回転がクラッチ本体41に伝達されなくなる。
特許文献1のローラ寄せ板バネの装着方法では、上記のようなワンウェイクラッチ40を製造する際に、図6に示すような多数のローラ寄せ板バネ45を櫛歯状に連続して並列に設けた板バネ素材50を予め製造しておく。各ローラ寄せ板バネ45は予め櫛歯状に打ち抜かれた板状体の打ち抜き側の一端を所定の形状に、具体的には図6に示すようにS字形に折り曲げられている。
一方、クラッチ本体41の各凹部42には予めローラ43を挿入し、各ローラ43を凹部42内で片側に押しつけておき、ネスト部44をできるだけ大きくあけておく。その上で、前記ネスト部44の上方に板バネ装着冶具のガイド溝を位置させるとともに、前記板バネ素材50から各ローラ寄せ板バネ45を順次切り離して取得する。そして、取得した各ローラ寄せ板バネ45を、前記板バネ装着冶具のガイド溝内を通過するようにプッシャと呼ばれる押圧治具によって下方へ押し下げ、前記ネスト部44へ押し込む。なお、前記ガイド溝は、ローラ寄せ板バネ45をクラッチ本体41のネスト部44へガイドする下方に向けて徐々に狭くなっている。
特公平2−56527号公報 特開2002−372077号公報
特許文献1および2のローラ寄せ板バネの装着方法においては、ローラ寄せ板バネ45は、板バネ装着冶具のガイド溝内を通過してクラッチ本体41のネスト部44へ押し込まれる際に、予め凹部42に装填されているローラ43に接触して不具合となる変形が発生するという問題点があった。また、ローラ寄せ板バネ45を押し込む空間部であるネスト部44をできるだけ大きく開放させておくため、凹部42内でローラ43を一方側に寄せておく作業が必要でがあるが、ローラ43を一方側に寄せて押さえつつローラ寄せ板バネ45を押し込む作業は非常に面倒である。特に、ローラの直径が1mm前後、ローラ寄せ板バネが最大幅で1〜2mm程度の小さなクラッチの場合には尚更であり、このような小さなローラ寄せ板バネは変形しやすく、バネだけを押し込むには熟練を要していた。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、ワンウェイクラッチなどのクラッチにおいて、ローラ寄せ板バネを、不要な変形を生じさせることなくクラッチ本体へ装着することを可能とし、さらに、装着作業の容易化を図ることができるローラ寄せ板バネ装着装置およびローラ寄せ板バネ装着方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のローラ寄せ板バネ装着装置は、クラッチ本体の凹部にローラと共に配置され、この凹部内でローラを付勢するローラ寄せ板バネを装着するクラッチにおけるローラ寄せ板バネ装着装置であって、前記クラッチ本体の凹部に隣接配置される前記ローラおよびローラ寄せ板バネが、前記凹部に装着した際の隣接配置状態でプリセットされる、厚み方向に貫通するプリセット用穴を有するプリセット用ホルダと、前記プリセット用穴を前記クラッチ本体の凹部に対面させた位置で、前記プリセット用穴にプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを、前記プリセット用穴の貫通方向に沿って一緒にクラッチ本体の凹部へ押し出して装着するプッシャと
を備えたことを特徴とする。
前記プリセット用穴が、前記プリセット用ホルダの周面に開口し、板バネ素材に櫛形状に連続して設けられた各ローラ寄せ板バネを前記周面の開口端側から挿入可能に設けられているとともに、前記各ローラ寄せ板バネを板バネ素材から順次切断して前記プリセット用穴へプリセットする固定カッタと可動カッタとを有してなるローラ寄せ板バネ取得用カッタを備えていることが好ましい。前記可動カッタが、前記プリセット用穴の外方から前記プリセット用穴に向かって移動可能に設けられ、前記ローラ寄せ板バネを前記板バネ素材から切断した後さらに前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込む構成であることが好ましい。前記可動カッタが、前記ローラ寄せ板バネを前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込んだ状態で停止し、前記プッシャによりプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを押し出す際、前記カッタの内面がローラ寄せ板バネのガイドとして機能する構成であることが好ましい。
本発明のローラ寄せ板バネ装着方法は、クラッチ本体の凹部にローラと共に配置され、この凹部内でローラを付勢するローラ寄せ板バネを装着するクラッチにおけるローラ寄せ板バネ装着方法であって、前記ローラおよびローラ寄せ板バネをプリセット用ホルダに厚み方向に貫通するように形成したプリセット用穴へプリセットする工程と、前記プリセット用穴を前記クラッチ本体の凹部に対面させた位置で、前記プリセット用穴にプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを、前記プリセット用穴の貫通方向に沿って一緒に押し出して前記クラッチ本体の凹部へ装着する工程とを備えたことを特徴とする。
前記プリセット用ホルダとして、前記プリセット用穴が、前記プリセット用ホルダの周面に開口するものを用い、前記プリセットする工程において、板バネ素材に櫛形状に連続して設けた各ローラ寄せ板バネを、固定カッタと可動カッタとを有してなるローラ寄せ板バネ取得用カッタにて板バネ素材から順次切断して前記プリセット用穴へ周面の開口端側からプリセットすることが好ましい。前記プリセットする工程において、前記可動カッタが、前記ローラ寄せ板バネを前記板バネ素材から切断した後さらに前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込んでプリセットすることが好ましい。前記クラッチ本体の凹部へ装着する工程において、前記可動カッタが、前記ローラ寄せ板バネを前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込んだ状態で停止しており、前記プッシャによりプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを押し出す際、前記カッタの内面によりローラ寄せ板バネをガイドしながら装着する構成とすることがさらに好ましい。
本発明によれば、プリセット用ホルダへプリセットしたローラおよびローラ寄せ板バネを一緒に押し出してクラッチ本体の凹部へ装着する構成である。すなわち、ローラ寄せ板バネは単独で凹部へ装着されるのではなく、ローラとセットで装着されるため、従来のローラ寄せ板バネを単独で装着する場合のように、押し込み時にローラに接触して変形が生じるということがなくなる。しかも、クラッチ本体の凹部内で予めローラを片側に寄せておく工程が不要となるため、プッシャによる押し込み作業が容易化される。また、ローラとローラ寄せ板バネをセットで押し込むため、ローラ寄せ板バネのみを押し込む場合よりも、両者を合わせた押し込み面積が大きくなり、小さなクラッチにおいても組み立て作業の容易化を図ることができる。
また、前記プリセット用穴をプリセット用ホルダの周面に開口した構成とすることにより、ローラ寄せ板バネをこの周面の開口端側からプリセット用穴へ挿入できる。すなわち、ローラ寄せ板バネは、プリセット用穴に予めセットしたローラに対し、該ローラの軸方向側から挿入するのではなく、直径方向の外方から該ローラに近接させて隣接配置状態にすることができるため、プリセット作業が容易であるとともに、プリセット作業工程においてローラ寄せ板バネがローラに引っかかるなどして変形するようなこともない。
また、前記可動カッタが前記プリセット用穴の開口端へ向けて移動して固定カッタと協働して、板バネ素材に櫛形状に連続して設けた各ローラ寄せ板バネを切断して取得する構成の場合、可動カッタの動きを利用して、ローラ寄せ板バネを、プリセット用ホルダの周面の開口端からプリセット用穴へ効率良くプリセットでき、ローラ寄せ板バネの変形を防止しつつ、生産性の向上を図るのに非常に高い効果がある。
図1は、本発明の実施形態のクラッチにおけるローラ寄せ板バネ装着装置を示す部分的な縦断面図であり、図2の矢視I−I線の断面図である。 図2は、本発明の実施形態のローラ寄せ板バネ装着装置を示す部分的な平面図である。 図3(A)および図3(B)は、図1および図2のローラ寄せ板バネ装着装置における動作を説明するための縦断面図である。 図4(A)および図4(B)は、本発明の他の実施形態のローラ寄せ板バネ装着装置における動作を説明するための縦断面図である。 図5(A)は、ワンウェイクラッチの一例を示す平面図であり、図5(B)は、図5(A)の矢視VI−VI線の部分的な断面図を含むワンウェイクラッチの側面図である。 図6は、多数のローラ寄せ板バネを櫛歯状に連続して設けた板バネ素材の一例を部分的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るローラ寄せ板バネ装着装置10は、図1および図2に示すように、クラッチ本体41の上方に配置したプリセット用ホルダ11と、前記プリセット用ホルダ11にプリセットされるローラ43およびローラ寄せ板バネ45を一緒にクラッチ本体41の凹部42へ押し出すプッシャ30と、を備えている。
前記プリセット用ホルダ11は、一例として図2に示すように水平方向に回転する回転盤状をなしている。さらに、ローラ43およびローラ寄せ板バネ45をプリセットするためのプリセット用穴12が、プリセット用ホルダ11の外周に沿って所定の間隔毎に複数個配置されている。
各プリセット用穴12は、プリセット用ホルダ11の厚み方向上下面に貫通するとともに、プリセット用ホルダ11の周面にも開口している。この周面に開口している開口端13を介して、板バネ素材50に櫛形状に連続して並列に設けられた各ローラ寄せ板バネ45が挿入される。なお、板バネ素材50は、「背景技術」の項で説明したように、多数のローラ寄せ板バネ45を櫛歯状に連続して並列に設けたものであり、図6では、S字形のものを例示しているが、U字形あるいはZ字形等、クラッチの構造に合わせて種々の形状のものが用いられる。
また、前記各プリセット用穴12は、開口端13側に位置する、ローラ寄せ板バネ45をプリセットするための板バネ用穴部12aと、その板バネ用穴部12aに連通して前記開口端13に対して奥側に位置するローラ用穴部12bとからなる。この結果、ローラ用穴部12bにローラ43を装填し、板バネ用穴部12aにローラ寄せ板バネ45を装填すれば、両者は、クラッチ本体の凹部42に装填した際と同じ隣接配置状態となる。
なお、プリセット用ホルダ11は上記のように回転する形態に限定されない。例えば水平方向に移動する形態であっても、あるいは固定された形態であっても適用範囲である。また、プリセット用ホルダ11に設けられるプリセット用穴12の形成数も限定されるものではない。いずれも、装着するクラッチの種類、形状等により適宜に選択される。
プリセット用ホルダ11は、図1に示すようにローラ43およびローラ寄せ板バネ45がプリセット用穴12へプリセットされた状態で、クラッチ本体41の凹部42の上方にて一時的に停止可能に設けられるが、この停止位置にはローラ寄せ板バネ取得用カッタ20が配置されている。
ローラ寄せ板バネ取得用カッタ20は、プリセット用ホルダ11の上方へ配置した固定カッタ21と、プリセット用ホルダ11の周面より、平面視で外方から前記プリセット用穴12の開口端13へ向けて往復移動自在に配置した可動カッタ22とを有して構成されている。板バネ素材50は、プリセット用ホルダ11の周面に対面するように送られてくるが、この際、可動カッタ22と固定カッタ21との間を通過するように設けられており(図2参照)、プリセット用ホルダ11のいずれかのプリセット用穴11の開口端13にいずれかのローラ寄せ板バネ45が対向した時点で、プリセット用ホルダ11および板バネ素材50は一時停止する。したがって、この停止位置で可動カッタ22が前進移動すると(開口端13に接近する方向に移動すると)、固定カッタ21との間に挟まれる所定のローラ寄せ板バネ45が板バネ素材50から切断される。
プリセット用穴11の開口端13は、上記のようにプリセット用ホルダ11の周面に開口しているため、可動カッタ22がさらに前進移動すると、切断したローラ寄せ板バネ45を前記プリセット用穴12の板バネ用穴部12b方向に押し込んでいく(図3(A)参照)。ローラ用穴部12bには予めローラ43が装填されているが、ローラ寄せ板バネ45は、該ローラ43の軸方向ではなく外周方向から近接して装填されるため、プリセット時においてローラ43に接触してバネが広がる方向に変形したりするようなことがない。
プッシャ30は、図1および図2に示したように、上記した停止位置において、プリセット用穴12の上方に位置できるように設けられている。例えば、ローラ寄せ板バネ取得用カッタ20と円周方向に同じ角度となるように固定配置してもよいし、あるいは、プリセット用ホルダ11が停止したならば、所定の待機位置からプリセット用穴12の上方位置まで移動してくる構成であってもよい。
プッシャ30は、プリセット用穴12を構成する板バネ用穴部12aより小さい板バネ用プッシャ部31と、プリセット用穴12を構成するローラ用穴部12bより小さいローラ用プッシャ部32とが連続して一体的に形成された形状であるが、プリセット用穴12の全体の平面積よりも小さな平面積で形成されている。これにより、プリセット用穴12内に容易に侵入でき、ローラ43およびローラ寄せ板バネ45を一緒に、プリセット用ホルダ11の下方に配置されるクラッチ本体41の凹部42へ押し込むことができる。なお、プッシャ30は、ローラ43およびローラ寄せ板バネ45を一緒に押し込むことができればよく、その形状は図示した形状に限定されるものではない。
次に、上述したローラ寄せ板バネ装着装置10を用いたローラ寄せ板バネ装着方法を説明する。
本実施形態に係るワンウェイクラッチなどにおけるローラ寄せ板バネ装着方法は、基本的には(1)ローラ43およびローラ寄せ板バネ45をプリセット用ホルダ11に設けられたプリセット用穴12へプリセットする工程と、(2)前記プリセット用穴12にプリセットされた前記ローラ43およびローラ寄せ板バネ45をプリセット用穴12の貫通方向に一緒に押し出してクラッチ本体41の凹部42へ装着する工程とを備えてなる。
以下、各工程について詳しく説明する。
(1)のプリセット工程
プリセット用ホルダ11は図2において矢印方向へ回転する。例えばその回転が一時的に停止する時に合わせて前記ローラ43を、その長手方向を上下に向けて前記プリセット用ホルダ11に備えた各プリセット用穴12のローラ用穴部12bへ挿入する。ローラ43は、上下に貫通するローラ用穴部12bの上側開口または下側開口のいずれかから挿入してもよいし、周面に開口する開口端13から挿入してもよい。
一方、板バネ素材50はプリセット用ホルダ11の回転方向に合わせて、ローラ寄せ板バネ取得用カッタ20の可動カッタ22と固定カッタ21との間に挿入されるように送り込まれ、プリセット用ホルダ11および板バネ素材50は所定の位置で移動を一時的に停止する。
次いで、図3(A)に示すように、前記ローラ寄せ板バネ取得用カッタ20の可動カッタ22がプリセット用ホルダ11の周面より外方、つまり板バネ素材50の外側から前記プリセット用穴12の開口端13へ向けて前進移動し、板バネ素材50より内側にある固定カッタ21と協働してローラ寄せ板バネ45を板バネ素材50から切断する。これにより、ローラ寄せ板バネ45が取得される。
前記可動カッタ22はさらに前進移動し、前記板バネ素材50から切断されて取得したローラ寄せ板バネ45を前記プリセット用穴12のローラ用穴部12b内にあるローラ43へ押し当てるように押し込む。このとき、ローラ寄せ板バネ45は、図3(A)に示したように、平面から見て、下方に位置する凹部42の内周の範囲に収まるまで、可動カッタ22により押圧され、プリセットが完了する。
(2)の装着工程
前工程(1)にてローラ43およびローラ寄せ板バネ45が前記プリセット用ホルダ11のプリセット用穴12へプリセットを完了した後に、プッシャ30が図3(B)の矢印で示すように下降して前記ローラ43およびローラ寄せ板バネ45を同時に押し下げ、プリセット用穴12の下側開口から下方に押し出し、プリセット用ホルダ11の下方にセットされ、プリセット用穴12と対面しているクラッチ本体41の凹部42へ押し込める。その時、ローラ寄せ板バネ45がローラ43と一緒にクラッチ本体41の凹部42へ装着されるので、ローラ寄せ板バネ45を単独で押圧した際のような変形が生じ難い。また、プリセット完了時において可動カッタ22は、上記のように、ローラ寄せ板バネ45を、平面から見て、下方に位置する凹部42の内周の範囲に収まるまで押圧して止まっている。従って、可動カッタ22の内面は、平面から見て、凹部42の内周面とほぼ同じ位置かそれよりも若干内側に寄っており、プッシャ30によりローラ43及びローラ寄せ板バネ45を下方に押し出した際、該可動カッタ22の内面はローラ寄せ板バネ45が凹部42内へと移動するにあたってガイドの役割を果たす。つまり、本実施形態の可動カッタ22は、板バネ素材50からローラ寄せ板バネ45を切断する機能だけではなく、ローラ寄せ板バネ45を押し縮める機能、ローラ寄せ板バネ45の移動の際にガイドする機能を併有するものである。可動カッタ22を単に切断機能を果たすだけとして、切断後、可動カッタ22を移動し、他の押圧部材(図示せず)を用いて、ローラ寄せ板バネ45を押し縮める機能、ローラ寄せ板バネ45の移動の際にガイドする機能を持たせた構成とすることも可能であるが、本実施形態の可動カッタ22によれば、上記3つの機能を併有できるため装置の簡素化を図ることができるという利点がある。
なお、ローラ43およびローラ寄せ板バネ45をクラッチ本体41の複数の各凹部42へ効率良く装着するには、例えば図示省略の回転治具によってクラッチ本体41を回転させ、そのクラッチ本体41の各凹部42を所定位置へ順次位置決めする。その上で、上述した工程を繰り返すことによって、ローラ43およびローラ寄せ板バネ45がクラッチ本体41の各凹部42へ確実に効率良く装着される。
以上のことから、本実施形態によれば、ローラ寄せ板バネ45を単独で押し込む構成ではないため、ローラ寄せ板バネ45をクラッチ本体41の凹部42に装着する際の変形を防止することができる。また、従来のように小さなローラ寄せ板バネ45を小さなクラッチ本体41の凹部42へ直接装着する場合は、細かい作業になるので生産性の点で課題があるが、本発明では前記ローラ43とローラ寄せ板バネ45とをプリセット用ホルダ11のプリセット用穴12に予めプリセットして一緒に押し出す構成であるため生産効率の点で優れている。
また、前記プリセット用穴12をプリセット用ホルダ11の周面に開口し、ローラ寄せ板バネ45をこの開口端13を介してプリセット用穴12へ挿入する構成であり、ローラ43の軸方向に沿って挿入する構成ではないため、プリセット時においてローラ寄せ板バネ45に変形が生じることもない。
なお、上記実施形態では、プリセット用穴12として、周面に開口する開口端13を有するプリセット用ホルダ11を用いるとともに、ローラ寄せ板バネ45として、板バネ素材50に複数個隣接して連続形成されたものを用いている。この構造は、上記したように、ローラ寄せ板バネ45を連続的にプリセットできるとともに、プリセット用穴12の周面に開口する開口端13を通じてプリセット用穴12に装着できるため、ローラ寄せ板バネ45に不要な変形が生じないことから好ましい。しかしながら、ローラ寄せ板バネ45とローラ43を隣接配置状態でプリセットした上で、両者を一緒にクラッチ本体41の凹部42にプッシャ30により装填できればよく、生産効率の点では上記実施形態よりも劣るが、例えば、連続形成されていない(予め切断された状態に成形された)個別のローラ寄せ板バネ45とローラ43の組を適宜の治具を用いるなどしてプリセット用穴12にプリセットする構成も本発明に含まれる態様である(図4(A)参照)。この場合も、プリセット用穴12が周面に開口する開口端13を有すれば(図2,図3参照)、その開口端13から個別のローラ寄せ板バネ45を容易に挿入できるため好ましい。但し、周面に開口する開口端を有しないプリセット用穴12が形成されたプリセット用ホルダ11を用いることも可能である(図4(A)参照)。
図4(A)に示したように、周面に開口する開口端を有しないプリセット用穴12の場合、ローラ43及びローラ寄せ板バネ45のプリセット作業を行いやすくするため、該プリセット用穴12が上端ほど径が大きくなるように形成されていることが好ましい。上端ほど径が広がっていれば、ローラ43及びローラ寄せ板バネ45をプリセット穴12内へ装填する作業も容易に行うことができる。なお、プリセット用穴12の下端におけるローラ寄せ板バネ45が配置される側の内面は、クラッチ本体41の凹部42の内面よりも平面から見て若干内側に位置するように設ける。これにより、プッシャ30により、ローラ43及びローラ寄せ板バネ45を一緒に押し下げた際に、凹部42内にスムーズに挿入されることになる(図4(B)参照)。
また、上記実施形態では、ワンウェイクラッチを例に挙げ説明しているが、クラッチ40としてはこれに限定されるものではなく、ローラと付勢用のローラ寄せ板バネ(S字形、Z字形、U字形、V字形など)を隣接配置状態でクラッチ本体41に配置するものであれば、本発明を適用可能である。また、クラッチ本体41と外輪47とは、図5に示したように、2つの構成部材に分かれているものではなく、両者が同じ素材(金属又は合成樹脂)により一体に形成されて1つのクラッチ本体を構成しているものも本発明に含まれる態様である。
10 ローラ寄せ板バネ装着装置 11 プリセット用ホルダ
12 プリセット用穴 12a 板バネ用穴部
12b ローラ用穴部 13 開口
14 プリセット用穴 14a 板バネ用穴部
14b ローラ用穴部
20 ローラ寄せ板バネ取得用カッタ
21 固定カッタ 22 可動カッタ
30 プッシャ 31 板バネ用プッシャ部
32 ローラ用プッシャ部
40 クラッチ 41 クラッチ本体
42 凹部 43 ローラ
44 ネスト部 45 ローラ寄せ板バネ
46 開口 47 外輪
48 回転軸
50 板バネ素材

Claims (8)

  1. クラッチ本体の凹部にローラと共に配置され、この凹部内でローラを付勢するローラ寄せ板バネを装着するクラッチにおけるローラ寄せ板バネ装着装置であって、
    前記クラッチ本体の凹部に隣接配置される前記ローラおよびローラ寄せ板バネが、前記凹部に装着した際の隣接配置状態でプリセットされる、厚み方向に貫通するプリセット用穴を有するプリセット用ホルダと、
    前記プリセット用穴を前記クラッチ本体の凹部に対面させた位置で、前記プリセット用穴にプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを、前記プリセット用穴の貫通方向に沿って一緒にクラッチ本体の凹部へ押し出して装着するプッシャと
    を備えたことを特徴とするローラ寄せ板バネ装着装置。
  2. 前記プリセット用穴が、前記プリセット用ホルダの周面に開口し、板バネ素材に櫛形状に連続して設けられた各ローラ寄せ板バネを前記周面の開口端側から挿入可能に設けられているとともに、
    前記各ローラ寄せ板バネを板バネ素材から順次切断して前記プリセット用穴へプリセットする固定カッタと可動カッタとを有してなるローラ寄せ板バネ取得用カッタを備えている請求項1記載のローラ寄せ板バネ装着装置。
  3. 前記可動カッタが、前記プリセット用穴の外方から前記プリセット用穴に向かって移動可能に設けられ、前記ローラ寄せ板バネを前記板バネ素材から切断した後さらに前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込む構成である請求項2記載のローラ寄せ板バネ装着装置。
  4. 前記可動カッタが、前記ローラ寄せ板バネを前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込んだ状態で停止し、前記プッシャによりプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを押し出す際、前記カッタの内面がローラ寄せ板バネのガイドとして機能する構成である請求項3記載のローラ寄せ板バネ装着装置。
  5. クラッチ本体の凹部にローラと共に配置され、この凹部内でローラを付勢するローラ寄せ板バネを装着するクラッチにおけるローラ寄せ板バネ装着方法であって、
    前記ローラおよびローラ寄せ板バネをプリセット用ホルダに厚み方向に貫通するように形成したプリセット用穴へプリセットする工程と、
    前記プリセット用穴を前記クラッチ本体の凹部に対面させた位置で、前記プリセット用穴にプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを、前記プリセット用穴の貫通方向に沿って一緒に押し出して前記クラッチ本体の凹部へ装着する工程と
    を備えたことを特徴とするローラ寄せ板バネ装着方法。
  6. 前記プリセット用ホルダとして、前記プリセット用穴が、前記プリセット用ホルダの周面に開口するものを用い、
    前記プリセットする工程において、板バネ素材に櫛形状に連続して設けた各ローラ寄せ板バネを、固定カッタと可動カッタとを有してなるローラ寄せ板バネ取得用カッタにて板バネ素材から順次切断して前記プリセット用穴へ周面の開口端側からプリセットする請求項5記載のローラ寄せ板バネ装着方法。
  7. 前記プリセットする工程において、前記可動カッタが、前記ローラ寄せ板バネを前記板バネ素材から切断した後さらに前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込んでプリセットする請求項6記載のローラ寄せ板バネ装着方法。
  8. 前記クラッチ本体の凹部へ装着する工程において、前記可動カッタが、前記ローラ寄せ板バネを前記プリセット用穴内に予め配置されたローラに押し当てるように押し込んだ状態で停止しており、前記プッシャによりプリセットされた前記ローラおよびローラ寄せ板バネを押し出す際、前記カッタの内面によりローラ寄せ板バネをガイドしながら装着する請求項7記載のローラ寄せ板バネ装着方法。
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