JP5656009B2 - 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5656009B2 JP5656009B2 JP2010255785A JP2010255785A JP5656009B2 JP 5656009 B2 JP5656009 B2 JP 5656009B2 JP 2010255785 A JP2010255785 A JP 2010255785A JP 2010255785 A JP2010255785 A JP 2010255785A JP 5656009 B2 JP5656009 B2 JP 5656009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- developer
- sheet
- flange
- bearing portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
いずれの構成においても主たる現像剤のシール効果は現像剤自身が行っており、特に特許文献4及び5のように、磁力によってトラップした現像剤をシール媒体(シール現像剤と呼ぶ)として利用することは、現像剤が他部位と修道することになり、この結果、現像剤中のトナーとキャリアの分離を生じる。トナーとキャリアの分離が過度に進行すると、磁力の影響を受けないトナーのみが、シール現像剤の周囲に蓄積され続け、圧縮負荷を受け、凝集することも起き得る。
前記スクリュの軸であるスクリュ軸の両端において該スクリュ軸を支持する軸受を有する軸受部を備え、
電子写真方式の画像形成装置に用いる現像装置において、
前記スクリュの端部と前記軸受部との間において前記スクリュ軸に円盤状のフランジを備え、
該フランジの前記スクリュ軸の方向と直交する面の前記軸受部と対向する側にシート状磁石を備え、
前記シート状磁石は表が同一磁極に着磁され、裏が表とは反対の磁極に着磁され、
前記軸受部の周囲には、表が同一磁極に着磁され、裏が表とは反対の磁極に着磁されたシート状磁石が備えられ、
前記軸受部に備えられた前記シート状磁石の前記フランジと対向する側の磁極を、前記フランジ側に備えられたシート状磁石の、前記軸受部と対向する側の磁極と同磁極としてなり、
前記軸受部が備える前記軸受と前記軸受部に備えられた前記シート状磁石との間に位置する前記スクリュ軸の周囲に、前記スクリュ軸に接触シーリングされた軸封部を有することを特徴とする。
装置を備えたことを特徴とする。
本発明の実施例を説明する前に、その背景となる画像形成装置全体の構成について説明する。
図1において、50は画像形成装置としてのプリンタ、51yはイエロー色の画像を作像する作像部、51mはマゼンタ色の画像を形成する作像部、51cはシアン色の画像を形成する作像部、51kは黒色の画像を形成する作像部、52は前述の4色の画像が一時的に転写される中間転写体、各色の作像部は4色とも同様の構成となっている。代表例としてイエロー色作像部51yについて説明すると、53は画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム54上に照射する露光部、54は像担持体としての感光体ドラム、56は感光体ドラム54上に形成された静電潜像を現像する現像装置、58は感光体ドラム54上に形成されたトナー像を被転写材Pに転写する1次転写部、59は感光体ドラム54上の未転写トナーを回収するクリーニング部、61〜63は転写紙等の被転写材Pが収納された給紙部、64は被転写材(印刷用紙)P上の未定着トナーを定着させる定着部、90はクリーニング部59や2次転写部60で回収された廃トナーを収納する廃トナーボトル、1はトナーボトルである。
まず、作像部51yにて、画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部53(書込部)に送信される。そして、露光部53からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、感光体ドラム54上に向けて発せられる。
まず、プリンタ50の複数の給紙部61、62、63のうち、1つの給紙部が自動または手動で選択される。例えば、上段の給紙部61が選択されると、給紙部61に収納された被転写材Pの1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、搬送経路Kを通過した被転写材Pは、レジストローラの位置に達し、被転写材Pは、中間転写体52上のトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、2次転写部60に向けて搬送される。
次いで、図2を参照して、現像装置56における現像剤の流れを説明する。
現像装置56の内部にはトナーとキャリアからなる現像剤を搬送し撹拌する搬送部材(スクリュ)と、現像剤を画像形成領域に供給して静電潜像を現像する機能を備えた現像部を備えている。図中の矢印によって現像剤の搬送経路、すなわち流れを示している。
なお、前記撹拌スクリュ73は現像剤の循環を考えた場合、必ず一定周期毎にすべての現像剤をB端からA端にかけて通過搬送するものであり、トナー補給やトナー濃度の検知手段が備えられている。
次いで、図3を参照して、スクリュの端部における軸受周りの構造例を説明する。
本構造例はスクリュ80によって現像剤が軸受部76に向けて搬送され、軸受部76の近くの排出口から排出される(矢印D)ものであって、スクリュ80で搬送された現像剤が軸受部76に向かって押し寄せる構造になっているものに、本発明を適用した例である。
図2に示す現像装置の供給スクリュ71、回収スクリュ72、撹拌スクリュ73の各々スクリュ端部においてはスクリュ80の終端に補助スクリュ(実施例では逆搬送スクリュ)81を備え、その先にフランジ(円盤)75を備えている。フランジ75はスクリュ80の軸がフランジ75の中心を通るように配置されている。フランジ75は軸封部85へ向かう現像剤の流れに対する遮蔽板であり、その外周とハウジング82の内面の間は接触しておらず、隙間がある。
本実施例において、フランジ75外周のギャップgを0.4〜2.0mmの範囲で数段階に違えて設定し、プリンタの印刷を行い確認した、その結果について、「凝集体による印刷不具合の発生があるか」と「反発磁界領域dに現像剤が流入しているか」を観察した。その結果は図7のとおりである。なお、凝集体の発生の有無は印刷中に白抜けとして不具合が生じるか否かで確認し、また、現像剤に対するシール効果は、実際に動作終了後に装置を分解して、現像剤が溜まっているかを調査した。この調査により良好と判断されるものは、多少の現像剤の飛散によるスクリュ軸端部の汚れがあるものでも、そのスクリュ軸端部の地肌部分が確認できる状態であった。
図4は、軸受部76の近傍において現像剤が投入され(矢印D’)これがスクリュ80’で軸受部76から遠ざかる方向(矢印F)に搬送されるもので、図3とはそのスクリュの搬送方向が反対方向であって現像剤の流れの経路が相違している。スクリュは剤の流れを生じさせる能力を持っていて、流れには上流と下流があり、図3は流れの下流、図4は流れの上流に相当する部分になる。そして、図4では、補助スクリュ81による搬送方向がスクリュ80’による搬送方向が一致している。
図5は従来のスクリュに特許文献1の軸受部を単純に適用した例である。
この従来例における軸受部76は、軸受78と軸封部85(第1のGシール83a、第2のGシール83bによる軸封部)を備えており、矢印D’方向からハウジング82に投入された現像剤がスクリュ80’によって矢印F方向に搬送され、軸受部76のgシール83から遠ざける方向に押しやられる。
71:供給スクリュ
72:回収スクリュ
73:撹拌スクリュ
74:現像ローラ
75:フランジ
76:軸受部
77:シート状磁石
78:軸受
79:磁性体リング
80:スクリュ
81:補助スクリュ
82:ハウジング
83:Gシール
83a:第1のGシール
83b:第2のGシール
85:軸封部
Claims (5)
- トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を撹拌しながら搬送するスクリュを備えるとともに、前記スクリュを囲むハウジングを備え、
前記スクリュの軸であるスクリュ軸の両端において該スクリュ軸を支持する軸受部を備え、
電子写真方式の画像形成装置に用いる現像装置において、
前記スクリュの端部と前記軸受部との間において前記スクリュ軸に円盤状のフランジを備え、
該フランジの前記スクリュ軸の方向と直交する面の前記軸受部と対向する側にシート状磁石を備え、
前記シート状磁石は表が同一磁極に着磁され、裏が表とは反対の磁極に着磁され、
前記軸受部の周囲には、表が同一磁極に着磁され、裏が表とは反対の磁極に着磁されたシート状磁石が備えられ、
前記軸受部に備えられた前記シート状磁石の前記フランジと対向する側の磁極を、前記フランジ側に備えられたシート状磁石の、前記軸受部と対向する側の磁極と同磁極としてなり、
前記シート状磁石は前記スクリュ軸から遠い外側から前記スクリュ軸の中心方向に向けて磁力が強くなるように磁力分布が形成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、
前記スクリュは前記軸受部へ向かう方向に搬送力を発生させ、前記スクリュと前記フランジとの間に前記スクリュと反対方向に搬送力を発生させる補助スクリュを備えていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2に記載の現像装置において、
前記スクリュは前記軸受部から遠ざかる方向に搬送力を発生させ、前記スクリュと前記フランジとの間に前記スクリュと同方向に搬送力を発生させる補助スクリュを備えていることを特徴とする現像装置。 - トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を撹拌しながら搬送するスクリュを備えるとともに、前記スクリュを囲むハウジングを備え、
前記スクリュの軸であるスクリュ軸の両端において該スクリュ軸を支持する軸受を有する軸受部を備え、
電子写真方式の画像形成装置に用いる現像装置において、
前記スクリュの端部と前記軸受部との間において前記スクリュ軸に円盤状のフランジを備え、
該フランジの前記スクリュ軸の方向と直交する面の前記軸受部と対向する側にシート状磁石を備え、
前記シート状磁石は表が同一磁極に着磁され、裏が表とは反対の磁極に着磁され、
前記軸受部の周囲には、表が同一磁極に着磁され、裏が表とは反対の磁極に着磁されたシート状磁石が備えられ、
前記軸受部に備えられた前記シート状磁石の前記フランジと対向する側の磁極を、前記フランジ側に備えられたシート状磁石の、前記軸受部と対向する側の磁極と同磁極としてなり、
前記軸受部が備える前記軸受と前記軸受部に備えられた前記シート状磁石との間に位置する前記スクリュ軸の周囲に、前記スクリュ軸に接触シーリングされた軸封部を有することを特徴とする現像装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010255785A JP5656009B2 (ja) | 2010-11-16 | 2010-11-16 | 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010255785A JP5656009B2 (ja) | 2010-11-16 | 2010-11-16 | 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012108236A JP2012108236A (ja) | 2012-06-07 |
JP5656009B2 true JP5656009B2 (ja) | 2015-01-21 |
Family
ID=46493940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010255785A Expired - Fee Related JP5656009B2 (ja) | 2010-11-16 | 2010-11-16 | 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5656009B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6414738B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2018-10-31 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置。 |
JP6447532B2 (ja) * | 2016-02-01 | 2019-01-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0264961U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-16 | ||
JP2899079B2 (ja) * | 1990-07-10 | 1999-06-02 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP2003091157A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成現像装置 |
JP2005084344A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Kyocera Mita Corp | 現像装置 |
JP2010164799A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 現像装置及び画像形成装置 |
-
2010
- 2010-11-16 JP JP2010255785A patent/JP5656009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012108236A (ja) | 2012-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5277566B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2018081196A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2009058944A (ja) | 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2017142341A (ja) | 攪拌搬送部材及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2016109950A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2008216565A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6320169B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5656009B2 (ja) | 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5440940B2 (ja) | 画像形成装置の現像装置 | |
JP5435358B2 (ja) | 電子写真方式の画像形成装置における現像装置 | |
JP2007178991A (ja) | 現像ローラ・現像装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 | |
JP6003542B2 (ja) | 現像剤収容容器、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2016206431A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5212634B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2013037196A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2012022174A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2011186126A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009151103A (ja) | 現像装置 | |
JP4820581B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置およびプロセカートリッジ | |
JP2013037245A (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP5618182B2 (ja) | 画像形成装置用現像装置の軸受シール構造、現像装置及び画像形成装置 | |
JP5064163B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置 | |
JP4608349B2 (ja) | 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP3600452B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007139990A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141111 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5656009 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |