JP5653281B2 - モジュール用ソケット - Google Patents

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Description

本発明は、モジュール用ソケットに関するものである。
従来、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子とレンズ等の光学素子とを一体化したカメラモジュール等のモジュールをパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、ナビゲーション装置等の小型電子機器の基板に実装するためにモジュール用ソケットが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図16は従来のモジュール用ソケットの断面図である。
図において、911はモジュール用ソケットのソケットハウジングであり、平板状の底板部917と、該底板部917の周縁から立上がる周壁部916とを有し、上面が開口した箱状の形状を備える樹脂から成る部材である。そして、前記周壁部916には、下面が開口したコンタクト挿入溝918が複数形成され、該コンタクト挿入溝918内に端子としてのコンタクト961が収容されて保持されている。該コンタクト961は、基板991の接続パッドにはんだ付されるテール部962と、ばね性を備えるカンチレバー状の腕部968とを備える。そして、該腕部968の先端近傍の接触部964は、底板部917の上面よりも上方に突出している。
また、前記周壁部916の外側は、シールド部材971で覆われている。そして、該シールド部材971の上端には、弾性係止片977が一体的に接続されている。該弾性係止片977は、全体として周壁部916の内側に位置し、上端が略U字状に曲げられてシールド部材971の上端に接続され、下端が底板部917の方を向いている。
さらに、801はカメラモジュールであり、本体部811とレンズ筒812とを有し、前記ソケットハウジング911内に収容されて保持されている。この場合、前記本体部811の下面に形成された接続パッドが対応するコンタクト961の接触部964と接触する。また、前記本体部811の側面に形成された係止突起817の上面は、弾性係止片977の下端と係合する。この状態では、本体部811の下面がコンタクト961の腕部968のばね力によって上方に付勢されるとともに、係止突起817が弾性係止片977のばね力によって下方に付勢される。そのため、前記カメラモジュール801は、上下から弾性的に挟まれた状態となり、ソケットハウジング911内に安定的に保持される。
特開2007−26765号公報
しかしながら、前記従来のモジュール用ソケットにおいては、コンタクト961の腕部968及び弾性係止片977のばね力によってカメラモジュール801を上下から挟むようになっているので、コンタクト961の腕部968及び弾性係止片977のばね長を十分に長くする必要があり、モジュール用ソケット全体の高さ方向の寸法が大きくなってしまう。また、ソケットハウジング911及びシールド部材971がカメラモジュール801の側方を取囲むようになっているので、モジュール用ソケット全体の縦方向及び横方向の寸法が大きくなってしまう。
本発明は、前記従来のモジュール用ソケットの問題点を解決して、突出する雄端子を備える第1コネクタ、及び、板状金属から形成され、前記雄端子を弾性的に挟持する雌端子を備える第2コネクタの、一方をモジュールに取付け、他方を実装部材に取付け、互いに嵌(かん)合させるようにして、縦、横及び高さ方向の寸法を小さくすることができるとともに、雄端子と雌端子との接触を安定的に維持することができ、製造が容易で、構成が簡素でコストが低く、小型でありながら、信頼性の高いモジュール用ソケットを提供することを目的とする。
そのために、本発明のモジュール用ソケットにおいては、モジュールを実装部材に実装するためのモジュール用ソケットであって、平板状のハウジング、該ハウジングの嵌合側面に配設された第1導体パターン、及び、該第1導体パターンの表面から突出する雄端子を含む平板状の第1コネクタと、板状金属から形成され、前記雄端子を弾性的に挟持する雌端子を含む平板状の第2コネクタとを有し、前記雌端子は、板状金属から成る第2導体パターンをパターニングすることによって形成され、その内側に形成された内側開口を含むとともに、前記第2導体パターンにおける雌端子の周囲の部分に接続されている基部と、互いに対向する一対の接触部と、該接触部と前記基部とを連結する腕部とを含み、前記対向する一対の接触部同士の間隔は、前記内側開口の幅寸法及び前記雄端子の幅寸法より小さく、前記雌端子が雄端子と係合すると、前記一対の接触部が前記雄端子を両側から弾性的に挟持し、前記第1コネクタ及び第2コネクタの一方がモジュールに取付けられ、他方が実装部材に取付けられる。
本発明の他のモジュール用ソケットにおいては、さらに、前記第1コネクタ及び第2コネクタは、相互の嵌合側面同士を対向させた後、スライドさせることによって嵌合する。
本発明の更に他のモジュール用ソケットにおいては、さらに、前記第2コネクタは、周囲を囲む枠体と、該枠体によって周囲を画定された偏平な接続凹部とを含み、前記第1コネクタは、前記接続凹部に収容される。
本発明の更に他のモジュール用ソケットにおいては、さらに、前記第1コネクタは幅方向外側に延出する雄嵌合ロック部を含み、該雄嵌合ロック部が前記枠体に形成された雌嵌合ロック部と係合して、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態をロックする。
本発明の更に他のモジュール用ソケットにおいては、さらに、前記第2コネクタは周囲を囲む枠体を含んでおらず、前記第1コネクタは嵌合側面から突出する雄嵌合ロック部を含み、該雄嵌合ロック部が前記第2コネクタに形成された雌嵌合ロック部と係合して、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態をロックする。
本発明によれば、モジュール用ソケットは、突出する雄端子を備える第1コネクタ、及び、板状金属から形成され、前記雄端子を弾性的に挟持する雌端子を備える第2コネクタの、一方をモジュールに取付け、他方を実装部材に取付け、互いに嵌合させるようになっている。これにより、縦、横及び高さ方向の寸法を小さくすることができるとともに、雄端子と雌端子との接触を安定的に維持することができ、製造が容易で、構成が簡素でコストが低く、小型でありながら、信頼性を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットのモジュールを取付けた状態での斜視図であって、(a)は嵌合完了前を示す図、(b)は嵌合完了後を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタをモジュールに取付けた状態を示す図であって、(a)はモジュール側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は下面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタの層構造を示す要部分解図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタの雌端子の例を示す上面図であって、(a)〜(d)は第1〜第4の例である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタと第2コネクタとの嵌合工程を示す図であって、(a)〜(c)は各工程を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタと第2コネクタとの嵌合工程を示す図でありモジュールを省略した図であって、(a)〜(c)は各工程を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタと第2コネクタとの嵌合工程が完了した状態を示す図であって、(a)は上面図、(b)は側断面図であって(a)におけるA−A矢視断面図、(c)は要部拡大図であって(b)におけるB部拡大図である。 本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットのモジュールを取付けた状態での斜視図であって、(a)は嵌合完了前を示す図、(b)は嵌合完了後を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットの嵌合完了前の状態を示す斜視図であって、(a)は第2コネクタ側から観た斜視図、(b)は要部拡大図であって(a)におけるC部拡大図である。 本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタをモジュールに取付けた状態を示す図であって、(a)はモジュール側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図、(c)は要部拡大図であって(b)におけるD部拡大図である。 本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタを示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタを示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタをモジュールに取付けた状態を示す斜視図であって、(a)はモジュール側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図である。 本発明の第4の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は側面図である。 従来のモジュール用ソケットの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットのモジュールを取付けた状態での斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタをモジュールに取付けた状態を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタを示す図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタの層構造を示す要部分解図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタの雌端子の例を示す上面図である。なお、図1において、(a)は嵌合完了前を示す図、(b)は嵌合完了後を示す図であり、図2において、(a)はモジュール側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図であり、図3において、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は下面図であり、図5において、(a)〜(d)は第1〜第4の例である。
図において、1は本実施の形態におけるモジュール用ソケットの一方である第1コネクタとしての雄コネクタであり、モジュール用ソケットの他方、すなわち、相手方コネクタである第2コネクタとしての雌コネクタ101と嵌合して、電気的に接続される。前記モジュール用ソケットは、モジュール91を図示されない基板等の実装部材に実装して、モジュール91と実装部材とを電気的に接続するためのソケットである。
なお、本実施の形態においては、雄コネクタ1がモジュール91に取付けられ、雌コネクタ101が基板等の実装部材に取付けられるものとして説明する。
また、本実施の形態において、モジュール91は、例えば、CCD、CMOSイメージセンサ等の撮像素子とレンズ等の光学素子とを一体化したカメラモジュールであるが、いかなる種類のモジュールであってもよく、赤外線センサ、指紋読取センサ等のセンサを含むセンサモジュール、マイクロホン等の音響素子モジュール、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信網において無線通信を行うための通信モジュールのようなモジュールであってもよい。なお、前記モジュール91がカメラモジュールである場合、典型的には、図1における上側の面がレンズ等の受光面となる。
さらに、本実施の形態におけるモジュール用ソケットは、モジュール91を、例えば、携帯電話機、PDA、ゲーム機、ナビゲーション装置等の小型電子機器に実装するために使用されるが、いかなる装置に実装するために使用されてもよく、テレビ、洗濯機、冷蔵庫等の家庭用電気装置、防犯用監視装置、自動車等の装置に実装するために使用されてもよい。なお、本実施の形態において雌コネクタ101が取付けられる基板等の実装部材は、例えば、プリント回路基板、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等であれば、いかなる材質、種類の部材であってもよい。
本実施の形態において、雄コネクタ1、雌コネクタ101及びその他の部材に含まれる各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、雄コネクタ1、雌コネクタ101及びその他の部材に含まれる各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、雄コネクタ1、雌コネクタ101及びその他の部材に含まれる各部の姿勢が変化した場合には、姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記雄コネクタ1は、樹脂等の絶縁性の材料から成る平板状のハウジング11と、該ハウジング11の嵌合側面(モジュール91と反対側の面)に配設された第1導体パターンとしての導体パッド51と、該導体パッド51の表面から突出する雄端子としての突出端子53とを有する。なお、前記ハウジング11は、厚さ方向の寸法が約0.3〜0.5〔mm〕程度であるが、その寸法は適宜変更することができる。
各導体パッド51は、ハウジング11の嵌合側面に露出するとともに、突出端子53を1本ずつ備える。なお、図に示される例において、導体パッド51及び突出端子53は、雄コネクタ1の幅方向に延在する列を2本形成するように配設されているが、導体パッド51及び突出端子53の配列の態様は、図に示される例に限定されるものではなく、任意に変更することができる。
前記突出端子53の各々は、導体パッド51の表面から突出する部材であり、例えば、フォトリソグラフィ技術を利用したエッチング等の方法によって、導体パッド51と一体的に形成されている。なお、前記突出端子53の高さ方向の寸法は、例えば、0.1〜0.3〔mm〕程度であるが、適宜変更することができる。
図2に示されるように、前記突出端子53は、円柱状の形状を備えるが、例えば、横断面が四角形、五角形、六角形等の角柱状の形状であってもよいし、横断面が円形や楕(だ)円形の柱状の形状であってもよいし、任意に変更することができる。さらに、突出端子53は、その先端部の径が他の部分より大きくなるように形成されてもよい。
また、前記ハウジング11の実装側面(モジュール91側の面)には図示されない複数の接続パッドが配設されている。そして、各接続パッドは、ハウジング11の内部を通過するように形成された図示されない導電トレースを介して、対応する導体パッド51と電気的に接続されている。また、各接続パッドは、前記モジュール91の下面に形成された図示されない対応する接続パッドと、はんだ付、導電性接着剤等の接続手段によって、機械的かつ電気的に接続されている。これにより、図2に示されるように、雄コネクタ1はモジュール91に取付けられ、かつ、導体パッド51及び突出端子53はモジュール91の接続パッドと電気的に接続された状態となる。
なお、前記ハウジング11は、略矩(く)形の平面形状を備えるが、その四隅に嵌合凹部としての切欠部13が形成されている。図2に示されるように、雄コネクタ1がモジュール91に取付けられた状態で、モジュール91の下面から突出する嵌合凸部としての突出脚部93が切欠部13に嵌(はま)り込み、これにより、モジュール91に対する雄コネクタ1の位置決めが行われる。なお、前記突出脚部93及び切欠部13の形状、数、配置等は、必要に応じて適宜変更することができ、また、省略することもできる。
また、前記ハウジング11の左右側面には、幅方向外側に延出する雄嵌合ロック部としての耳部21が形成されている。図に示される例において、耳部21は、ハウジング11の左右両側に2つずつ形成されているが、その数、配置等は、必要に応じて適宜変更することができる。
さらに、前記ハウジング11の前端には、前方に延出する停止位置決め部材としてのストッパ凸部15が形成されている。該ストッパ凸部15の前端における当接端部15aが雌コネクタ101の周囲を囲む枠体111の前枠部115における当接端部115aと当接することによって、雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する際に、雄コネクタ1と雌コネクタ101との位置決めが行われる。なお、前記当接端部15aは、典型的には、図2に示されるように、モジュール91の突出部95の前端面と面一となるように形成される。
本実施の形態における雌コネクタ101は、モジュール用ソケットの他方としての第2コネクタであって、矩形状の平面形状を備え、その相手方コネクタである前記第1コネクタとしての雄コネクタ1と電気的に接続されるとともに、基板等の実装部材の表面に実装される。この場合、前記雌コネクタ101は、平板状であり、その裏面が実装部材の表面と対向するように実装され、実装部材の導電トレースと電気的に接続される。
また、前記雌コネクタ101は、表面形状が略ロ字状の平板状の枠体111を有する。該枠体111は、雌コネクタ101の幅方向(図3(b)及び(c)における横方向)に延在する横枠としての前枠部115及び後枠部116、並びに、雌コネクタ101の前後方向(図3(b)及び(c)における縦方向)に延在し、前枠部115及び後枠部116の両端を接続する左右一対の縦枠部112を備える。
そして、前記枠体111によって周囲を画定された矩形状の平面形状を備える扁(へん)平な凹部は、雄コネクタ1を収容する接続凹部114である。該接続凹部114の底部は、下からベースフィルム118、導体パターン151及びカバーフィルム117の順に積層された層構造を備える平板状の接続シート部150である。なお、前記枠体111は、接続シート部150と比較すれば、厚肉の平板状の部材であって、厚さ方向の寸法が約0.3〜0.5〔mm〕程度であるが、その寸法は適宜変更することができる。
前記導体パターン151は、複数本の導電線として機能する第2導体パターンとしての雌導体パターンであって、例えば、厚さが数〔μm〕〜数10〔μm〕のばね性を備える銅箔(はく)にエッチング加工等を施してパターニングすることによって形成されたものである。
図4は、雌コネクタ101の一部分のみの層構造を示しており、導体パターン151は、雌コネクタ101の前後方向に延在し、かつ、互いに平行に並んで配設され、隣接する導体パターン151同士は、パターン分離空間152によって分離されている。図に示される例では、各導体パターン151は、幅の狭い線状体のように形成され、所定のピッチ、例えば、0.1〔mm〕程度で、多数本が互いに平行に並んで配設される。
図において、158は、枠体111の前枠部115及び後枠部116より前方及び後方に向けて突出するように導体パターン151と一体的に形成されたテール部であり、図示されない実装部材の表面に形成された接続パッドにはんだ付等によって接続される。前記テール部158が接続パッドに接続されることによって、雌コネクタ101が実装部材に固定されるとともに、導体パターン151が実装部材の対応する導電トレースと導通する。なお、159は、枠体111に取付けられた固定用補助金具であり、図示されない実装部材の表面に形成された固定用パッドに、はんだ付等によって固定される。
前記導体パターン151における接続凹部114の底部に対応する部分には、複数の雌端子としての受容端子153が配設されている。該受容端子153は雄コネクタ1の突出端子53と嵌合して導通する部材であるから、その配列は前記突出端子53の配列と同様である。そして、突出端子53の配列の態様が変更された場合には、それに適合するように、受容端子153の配列の態様も変更される。さらに、導体パターン151も、雄コネクタ1の導体パッド51と導通する部材であるから、その配列は雄コネクタ1の導体パッド51の配列と同様であり、雄コネクタ1の導体パッド51の配列の態様が変更された場合には、それに適合するように、導体パターン151の配列の態様も変更される。
前記受容端子153の各々は、導体パターン151を厚さ方向に貫通する略矩形の端子収容開口154内に収容された部材であり、例えば、フォトリソグラフィ技術を利用したエッチング等の方法によって、導体パターン151をパターニングすることにより形成されている。典型的には、導体パターン151をパターニングすることによって形成されて残存したパターンが受容端子153であり、該受容端子153の周囲の材料が除去された部分が端子収容開口154である。したがって、受容端子153の厚さ寸法は、導体パターン151の厚さ寸法と同等である。
前記ベースフィルム118は、絶縁性の薄板部材である第2基板部としての雌基板部であり、例えば、ポリイミド等の樹脂から成るが、絶縁性を備えるものであれば、いかなる種類の材質であってもよい。そして、前記ベースフィルム118には、導体パターン151に形成された受容端子153に対応する部位に、ベースフィルム118を厚さ方向に貫通する端子対応開口118aが形成されている。なお、該端子対応開口118aの各々は、前記受容端子153に対応するように、前後方向に長い矩形の形状を備える。
また、前記カバーフィルム117は、絶縁性の薄板部材である第2被覆板部としての雌被覆部であり、例えば、ポリイミド等の樹脂から成るが、絶縁性を備えるものであれば、いかなる種類の材質であってもよい。そして、前記カバーフィルム117には、導体パターン151に形成された受容端子153に対応する部位に、カバーフィルム117を厚さ方向に貫通する端子対応開口117aが形成されている。なお、該端子対応開口117aの各々は、前記受容端子153に対応するように、前後方向に長い矩形の形状を備える。
そして、前記ベースフィルム118、導体パターン151及びカバーフィルム117を積層して、接続凹部114の底部である接続シート部150が形成される。該接続シート部150において、端子収容開口154は、ベースフィルム118の端子対応開口118a、及び、カバーフィルム117の端子対応開口117aに対応し、接続シート部150を厚さ方向に貫通する開口となっている。
さらに、前記カバーフィルム117の上には、枠体111が積層されている。該枠体111は、略ロ字状の表面形状を備える薄板部材であり、例えば、ステンレス鋼等の金属、ポリイミド等の樹脂から成るが、いかなる種類の材質であってもよく、導電性の材質であっても、絶縁性の材質であってもよい。また、前記枠体111は、複数の薄板部材を積層して構成された部材であってもよいし、一体的に構成された単一の部材であってもよい。なお、図4においては、枠体111の後枠部116の一部が示されている。
そして、各受容端子153の平面形状は、例えば、図5(a)〜(d)に示されるような形状に形成される。各受容端子153は、端子収容開口154の周縁に接続された基部153a、該基部153aに接続された一対の腕部153d、及び、各腕部153dの先端に接続された一対の接触部153cを備える。なお、左右の腕部153d及び接触部153cは、互いに向合った左右対称の部材である。前記腕部153dは、ばねとして機能するカンチレバー状の部材であり、前記接触部153cは、腕部153dのばね性によって、雌コネクタ101の幅方向に弾性的に変位する。
また、前記端子収容開口154は、受容端子153の内側の内側開口154a及び受容端子153の外側の外側開口154bを含んでいる。前記内側開口154aは、受容端子153が雄コネクタ1の突出端子53と嵌合する際に、該突出端子53が進入して収容される部分であり、前記外側開口154bは、前記腕部153d及び接触部153cの変位を許容する部分である。
なお、前記内側開口154aにおいて、対向する腕部153d同士の間の部分は、大きな面積を備え、典型的には、その幅寸法が突出端子53の先端部の幅寸法より大きく、また、その上下方向の寸法も突出端子53の先端部の上下方向の寸法より大きい。そのため、突出端子53は、内側開口154a内にスムーズに進入することができる。一方、対向する接触部153c同士の間の部分は、幅の狭い空間であり、典型的には、その幅寸法が突出端子53の幅寸法より小さい。そのため、内側開口154a内に収容された突出端子53が接触部153c同士の間に相対的に移動すると、接触部153c同士の間隔が突出端子53の側面部に当接して押広げられるので、腕部153dのばね性によって、接触部153cは突出端子53の側面部に押圧された状態になる。つまり、一対の接触部153cが突出端子53の側面部を両側から弾性的に挟持する。
なお、内側開口154aの形状は、接触部153c同士の間の部分に近付くと、幅寸法が漸減するような形状である。すなわち、対向する腕部153dの側端縁における接触部153cの近傍部分は、傾斜したテーパ形状を備える。そのため、突出端子53は、対向する接触部153c同士の間の部分にスムーズに進入することができる。
図5(a)に示される例において、受容端子153の平面形状は左右対称であるとともに、上下対称である。前記受容端子153は、端子収容開口154の左右両側縁の各々に一対ずつ接続された基部153aを含み、左右対称な平面形状を備える左側部分と右側部分とに分離されている。そして、左側部分及び右側部分の各々は、上下の各基部153aに接続された腕部153d、及び、上下の腕部153dの先端を接続する接触部153cを備え、上下対称の平面形状を備える。
また、端子収容開口154は、左右の腕部153dの間に位置する上下一対の内側開口154a及び接触部153cの外側に位置する左右一対の外側開口154bを含んでいる。そして、左右の対向する接触部153c同士の間隔は、腕部153d同士の間隔よりも狭くなっている。
なお、内側開口154aの形状は、接触部153c同士の間の部分に近付くと、幅寸法が漸減するような形状である。すなわち、対向する腕部153dの側端縁における接触部153cの近傍部分は、傾斜したテーパ形状を備える。そのため、突出端子53は、対向する接触部153c同士の間の部分にスムーズに進入することができる。
図5(a)に示される例では、突出端子53を上下いずれの内側開口154aにも進入させることができるので、雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合させる際に、雄コネクタ1と雌コネクタ101との相対的位置の自由度が大きく、嵌合作業を容易に行うことができる。また、接触部153cの上下両側が腕部153dによって支持された、いわゆる両持ち梁(ばり)となっているので、接触部153cを支持するばね力が大きく、一対の接触部153cが突出端子53の側面部を両側から弾性的に挟持する力が大きく、側面部と接触部153cとの接触をより確実に維持することができる。
図5(b)に示される例において、受容端子153は、端子収容開口154の左右両側縁の各々に一対ずつ接続された基部153aを含み、左右対称な平面形状を備える左側部分と右側部分とに分離されている。そして、左側部分及び右側部分の各々は、上下の各基部153aに接続された腕部153d、及び、上下の腕部153dの先端を接続する接触部153cを備えるが、平面形状は上下対称ではない。
上側基部153a1は端子収容開口154の上縁近くに位置するが、下側基部153a2は端子収容開口154の上下のほぼ中間に位置する。そして、接触部153cは、端子収容開口154の上下の中間よりも下に寄った位置に存在する。また、上側腕部153d1の平面形状は、ほぼ直線又は大きく曲がったヘの字状であるが、下側腕部153d2の平面形状は、小さく曲がったJ字状又はU字状である。また、内側開口154aは、左右の上側腕部153d1の間に位置する。
なお、内側開口154aの形状は、接触部153c同士の間の部分に近付くと、幅寸法が漸減するような形状である。すなわち、対向する腕部153dの側端縁における接触部153cの近傍部分は、傾斜したテーパ形状を備える。そのため、突出端子53は、対向する接触部153c同士の間の部分にスムーズに進入することができる。
図5(b)に示される例では、内側開口154aは上側が下側より大きいので、図5(a)に示される例と比較して、内側開口154aを大きくすることができ、雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合させる際に、雄コネクタ1と雌コネクタ101との相対的位置の自由度が大きく、嵌合作業を容易に行うことができる。また、内側開口154aの大きさを図5(a)に示される例と同等にすれば、端子収容開口154全体の大きさを小さくすることができ、端子収容開口154及び受容端子153の配置密度を高くすることができる。さらに、上下の腕部153dの長さが長く、いわゆるばね長が長いので、接触部153cが弾性的に変位可能な範囲が広くなり、突出端子53の側面部の幅寸法の広範囲の変化に対応することができ、側面部と接触部153cとの接触をより確実に維持することができる。
図5(c)及び(d)に示される例において、受容端子153は、端子収容開口154の左右両側縁の各々に一対ずつ接続された基部153aを含み、左右対称な平面形状を備える左側部分と右側部分とに分離されている。そして、左側部分及び右側部分の各々は、上下の各基部153aに接続された腕部153d、及び、上下の腕部153dの先端を接続する接触部153cを備えるが、平面形状は上下対称ではない。
上側基部153a1は端子収容開口154の上縁近くに位置し、下側基部153a2は端子収容開口154の下縁近くに位置する。そして、接触部153cは、端子収容開口154の上下の中間よりも下に寄った位置に存在する。また、上側腕部153d1の平面形状は、ほぼ直線又は大きく曲がったヘの字状であるが、下側腕部153d2の平面形状は、小さく曲がったS字状又はN字状である。また、内側開口154aは、左右の上側腕部153d1の間に位置する。
図5(c)及び(d)に示される例では、下側腕部153d2の長さが図5(b)に示される例よりも長いので、ばね長がより長くなり、突出端子53の側面部の幅寸法のより広範囲の変化に対応することができる。なお、その他の点については、図5(b)に示される例と同様であるので、説明を省略する。
また、図3に示されるように、前記枠体111の左右の縦枠部112における互いに対向する内側部には、雄コネクタ1のハウジング11が備える耳部21を受容して係合する受入凹部121が形成されている。雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する際には、まず、図1(a)に示されるように、枠体111の各受入凹部121にハウジング11の対応する耳部21が収容される。なお、図に示される例において、受入凹部121は、左右の縦枠部112に2つずつ形成されているが、その数、配置等は、対応する耳部21の数、配置等に合せて変更される。
そして、左右の縦枠部112における各受入凹部121の前端寄りの部分は、雌嵌合ロック部122として機能する。雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する際には、図1(a)に示されるような状態から、雄コネクタ1が雌コネクタ101に対して前進させられて、すなわち、前方にスライドさせられて、図1(b)に示されるような状態となる。この際に、ハウジング11の各耳部21が枠体111の対応する雌嵌合ロック部122の下方に進入して係合する。これにより、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合状態がロックされる。
また、前枠部115は雌コネクタ101に対する雄コネクタ1の位置決めを行う位置決め部材として機能し、前記前枠部115における後枠部116と対向する内側部、すなわち、後側部には凹入部が形成され、該凹入部の内側部が当接端部115aとして機能する。該当接端部115aが雄コネクタ1のストッパ凸部15の前端における当接端部15aと当接することによって、雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する際に、雄コネクタ1と雌コネクタ101との位置決めが行われる。
さらに、接続シート部150には、モジュール91の下面から突出する突出脚部93に対応する部位に、接続シート部150を厚さ方向に貫通する突出脚部対応開口113が形成されている。雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する際には、各突出脚部93の少なくとも先端が対応する突出脚部対応開口113内に収容される。なお、各突出脚部対応開口113の前後方向の寸法は、対応する突出脚部93の前後方向の寸法よりも大きくなるように設定されている。これにより、各突出脚部93の少なくとも先端が対応する突出脚部対応開口113内に収容された状態で、雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して前方にスライドさせることができる。
次に、前記構成の雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタと第2コネクタとの嵌合工程を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタと第2コネクタとの嵌合工程を示す図でありモジュールを省略した図、図8は本発明の第1の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタと第2コネクタとの嵌合工程が完了した状態を示す図である。なお、図6及び7において、(a)〜(c)は各工程を示す図であり、図8において、(a)は上面図、(b)は側断面図であって(a)におけるA−A矢視断面図、(c)は要部拡大図であって(b)におけるB部拡大図である。
ここで、雌コネクタ101は、テール部158が図示されない基板等の実装部材の表面に形成された接続パッドにはんだ付等によって接続されることにより、前記実装部材に表面実装されているものとする。なお、雌コネクタ101は、その裏面が前記実装部材の表面と対向するような姿勢で実装される。また、前記実装部材は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ、ゲーム機、ナビゲーション装置等の電子機器、家庭用電化製品等の電気機器等に使用されるプリント回路基板や、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等の平板状のケーブル等であるが、いかなる種類の部材であってもよい。
まず、オペレータは、図6(a)及び7(a)に示されるように、モジュール91に取付けられた雄コネクタ1の姿勢を、突出端子53が形成された面が雌コネクタ101の表面に対向し、すなわち、雄コネクタ1の表面が雌コネクタ101の表面に対向し、かつ、ハウジング11の各耳部21が枠体111の各受入凹部121と一致するような姿勢として、雄コネクタ1を雌コネクタ101の上方に位置付ける。
なお、図7(a)〜(c)は、図6(a)〜(c)に対応する工程を示す図であるが、雄コネクタ1と雌コネクタ101との関係を理解するために、モジュール91の図示が省略されている。また、雄コネクタ1のハウジング11の実装側面(図7における上側の面)には、モジュール91の下面に形成された接続パッドに機械的かつ電気的に接続される複数の接続パッドが配設されているが、該接続パッドの図示も省略されている。
続いて、オペレータは、雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して相対的に下降させ、すなわち、嵌合方向に移動させ、図6(b)及び7(b)に示されるように、雄コネクタ1が雌コネクタ101の接続凹部114内に収容されるようにして、雄コネクタ1の嵌合面である表面と雌コネクタ101の嵌合面である表面とを対向させ、当接又は近接させる。これにより、ハウジング11の各耳部21が枠体111の各受入凹部121内に進入する。また、突出端子53の各々が、対応する受容端子153の内側の内側開口154a内に進入する。
続いて、オペレータは、雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して相対的にロック方向にスライドさせる。すなわち、雄コネクタ1の表面と雌コネクタ101の表面とを当接させた状態で雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して前方(図6(b)及び7(b)における左下方)に相対的に前進させる。この場合、各突出端子53が対応する受容端子153の内側の内側開口154a内に進入しているとともに、左右の耳部21が左右の受入凹部121内に進入した状態でスライドしてガイドするので、雌コネクタ101に対する雄コネクタ1の姿勢が乱れることがない。
そして、図6(c)及び7(c)に示されるように、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合が完了すると、雄コネクタ1における左右の耳部21が雌コネクタ101における左右の縦枠部112の雌嵌合ロック部122と係合する。具体的には、耳部21の少なくとも一部が枠体111の対応する雌嵌合ロック部122の下方に進入して係合する。これにより、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合状態がロックされる。
なお、雄コネクタ1のハウジング11におけるストッパ凸部15の当接端部15aがあることにより、雄コネクタ1をロック方向へスライドさせすぎても、当接端部15aが雌コネクタ101の枠体111における当接端部115aと当接することによって、雄コネクタ1の雌コネクタ101に対する過度の前進が停止する。また、雄コネクタ1と雌コネクタ101との位置決めが行われる。
さらに、雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して相対的にロック方向、すなわち、前方にスライドさせると、受容端子153の内側の内側開口154a内に進入している突出端子53が、内側開口154a内を相対的に移動し、図8に示されるように、対向する接触部153c同士の間に進入する。これにより、接触部153c同士の間隔が突出端子53の側面部に当接して押広げられるので、腕部153dのばね性によって、接触部153cは突出端子53の側面部に押圧された状態になる。つまり、一対の接触部153cが突出端子53の側面部を両側から弾性的に挟持する。このように、接触部153cが突出端子53の側面部を挟持することも、嵌合状態を維持するために寄与する。
また、受容端子153が薄肉の部材であり、図8(c)に示されるように、受容端子153の厚さ寸法が突出端子53の高さ寸法よりも小さいので、各部の寸法誤差(公差)、形状の歪(ゆが)み等に起因して、突出端子53と受容端子153との間に雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合方向に関する位置ずれが生じても、すべての突出端子53が対応する受容端子153の内側の内側開口154a内に確実に進入し、突出端子53の側面部と接触部153cとが確実に接触する。
そして、内側開口154aの形状は、接触部153c同士の間の部分に近付くと、幅寸法が漸減するような形状である。そのため、突出端子53が受容端子153に対して移動して対向する接触部153c同士の間に進入する際に、スムーズに進入して接触部153c同士の間隔を押広げることができる。
なお、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合を解除する動作については、雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合させるための動作と逆の動作にすぎないので、説明を省略する。
このように、本実施の形態において、モジュール用ソケットは、平板状のハウジング11、ハウジング11の嵌合側面に配設された導体パッド51、及び、導体パッド51の表面から突出する突出端子53を含む平板状の雄コネクタ1と、板状金属から形成され、突出端子53を弾性的に挟持する受容端子153を含む平板状の雌コネクタ101とを有し、雄コネクタ1及び雌コネクタ101の一方がモジュール91に取付けられ、他方が実装部材に取付けられる。
これにより、モジュール用ソケットの縦、横及び高さ方向の寸法を小さくすることができる。また、突出端子53と受容端子153との接触を安定的に維持することができる。さらに、製造が容易で、構成が簡素なので、コストを低減することができるとともに、小型でありながら、信頼性を向上させることができる。
そして、雄コネクタ1及び雌コネクタ101は、相互の嵌合側面同士を対向させた後、スライドさせることによって嵌合する。これにより、モジュール91を容易に、かつ、確実に実装部材に実装することができる。
また、受容端子153は、板状金属から成る導体パターン151をパターニングすることによって形成され、その内側に形成された内側開口154aを含むとともに、導体パターン151における受容端子153の周囲の部分に接続されている基部153aと、互いに対向する一対の接触部153cと、接触部153cと基部153aとを連結する腕部153dとを含み、対向する一対の接触部153c同士の間隔は、内側開口154aの幅寸法及び突出端子53の幅寸法より小さく、受容端子153が突出端子53と係合すると、一対の接触部153cが突出端子53を両側から弾性的に挟持する。これにより、瞬断の発生を確実に防止することができるとともに、内側開口154aの幅が接触部153c同士の間隔より大きいので、突出端子53が内側開口154a内に容易に進入することができ、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合作業を容易に行うことができる。
さらに、雌コネクタ101は、周囲を囲む枠体111と、枠体111によって周囲を画定された偏平な接続凹部114とを含み、雄コネクタ1は、接続凹部114に収容される。これにより、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合作業を容易に、かつ、確実に行うことができる。
さらに、雄コネクタ1は幅方向外側に延出する耳部21を含み、耳部21が枠体111に形成された雌嵌合ロック部122と係合して、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合状態をロックする。これにより、雄コネクタ1と雌コネクタ101とが確実にロックされる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットのモジュールを取付けた状態での斜視図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットの嵌合完了前の状態を示す斜視図、図11は本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタをモジュールに取付けた状態を示す図、図12は本発明の第2の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタを示す斜視図である。なお、図9において、(a)は嵌合完了前を示す図、(b)は嵌合完了後を示す図であり、図10において、(a)は第2コネクタ側から観た斜視図、(b)は要部拡大図であって(a)におけるC部拡大図であり、図11において、(a)はモジュール側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図、(c)は要部拡大図であって(b)におけるD部拡大図である。
本実施の形態において、雌コネクタ101は、枠体111を有していない。そして、接続シート部150は、略矩形の平面形状を備え、左右両側部に受入凹部121が形成され、かつ、該受入凹部121内にその側面から幅方向外側に延出する雌嵌合ロック部122が形成されている。なお、該雌嵌合ロック部122は、カバーフィルム117、ベースフィルム118等の接続シート部150の構成部材と一体的に形成されていてもよいが、別個に形成されて接続シート部150に固着されてもよい。また、前記雌嵌合ロック部122は、接続シート部150の嵌合側面にほぼ直交するとともに、雌コネクタ101の幅方向に平行な方向に延在する端部端面122aを含んでいる。
なお、前記雌コネクタ101のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
また、雄コネクタ1は、ストッパ凸部15及び耳部21を有していない。そして、ハウジング11の嵌合側面における左右両側部に雄嵌合ロック部22が配設されている。該雄嵌合ロック部22は、ハウジング11の嵌合側面から突出し、その裏面(ハウジング11の嵌合側面と対向する面)に形成された嵌合段部としての雄側段部23を備える。該雄側段部23は、雄嵌合ロック部22の前側の側面の一部から凹入するように形成された段部であり、ハウジング11の嵌合側面にほぼ直交するとともに、雄コネクタ1の幅方向に平行な方向に延在する段部端面23aを含んでいる。
なお、前記雄コネクタ1のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
そして、本実施の形態において、雄コネクタ1と雌コネクタ101とを嵌合する際、オペレータは、雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して相対的に下降させ、すなわち、嵌合方向に移動させ、雄嵌合ロック部22の各々を対応する受入凹部121内に進入させるようにして、雄コネクタ1の嵌合面である表面と雌コネクタ101の嵌合面である表面とを当接させる。すると、突出端子53の各々が、対応する受容端子153の内側の内側開口154a内に進入する。これにより、雄コネクタ1と雌コネクタ101とは、図9(a)及び10に示されるような状態になる。
続いて、オペレータは、雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して相対的にロック方向にスライドさせる。すなわち、雄コネクタ1の表面と雌コネクタ101の表面とを当接させた状態で雄コネクタ1を雌コネクタ101に対して前方(図9(a)における左下方)に相対的に前進させる。この場合、各突出端子53が対応する受容端子153の内側の内側開口154a内に進入しているとともに、左右の雄嵌合ロック部22が左右の受入凹部121内に進入した状態でスライドしてガイドするので、雌コネクタ101に対する雄コネクタ1の姿勢が乱れることがない。
そして、図9(b)に示されるように、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合が完了すると、雄コネクタ1における左右の雄嵌合ロック部22が雌コネクタ101における左右の縦枠部112の雌嵌合ロック部122と係合する。具体的には、雄側段部23に枠体111の対応する雌嵌合ロック部122の一部が進入して係合する。これにより、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合状態がロックされる。
また、段部端面23aに雌嵌合ロック部122の端部端面122aが当接することによって、雄コネクタ1の雌コネクタ101に対する前進が停止し、雄コネクタ1と雌コネクタ101との位置決めが行われる。
なお、本実施の形態におけるモジュール用ソケットのその他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態において、雌コネクタ101は周囲を囲む枠体111を含んでおらず、雄コネクタ1は嵌合側面から突出する雄嵌合ロック部22を含み、雄嵌合ロック部22が雌コネクタ101に形成された雌嵌合ロック部122と係合して、雄コネクタ1と雌コネクタ101との嵌合状態をロックする。そのため、雌コネクタ101の構造を簡素化することができ、コストを低減することができる。また、雌コネクタ101が枠体111を含んでいないので、モジュール用ソケット全体の縦及び横方向の寸法を小さくすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図13は本発明の第3の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタを示す斜視図である。
本実施の形態において、受容端子153は、雌コネクタ101の前端(図における右上端)寄りの部分、及び、後端(図における左下端)寄りの部分において、雌コネクタ101の幅方向に延在する列を複数本ずつ形成するように配設されている。また、雌コネクタ101の幅方向に関する受容端子153の位置は、隣接する列同士の間で半ピッチずつずれている。すなわち、受容端子153は千鳥状に配列されている。なお、図に示される例においては、列が2本ずつ形成されているが、必要に応じて3本以上ずつの列を形成することもできる。
図に示される例において、後端寄りの部分に配列された受容端子153、該受容端子153を備える導体パターン151及び該導体パターン151のテール部158には、右から左方向にかけて1〜9の符号が順番に付与されている。奇数の符号が付与された導体パターン151、すなわち、右から奇数番目の導体パターン151の受容端子153は、最も後端寄りの第1の列を形成し、偶数の符号が付与された導体パターン151、すなわち、右から偶数番目の導体パターン151の受容端子153は、第2の列を形成していることが分かる。
この場合、偶数番目の導体パターン151における受容端子153とテール部158とを結ぶ部分は、隣接する奇数番目の導体パターン151の受容端子153同士の間を通過するために、幅狭に形成されている。また、奇数番目の導体パターン151の前後方向の寸法は、偶数番目の導体パターン151の前後方向の寸法よりも短く設定されている。
なお、前端寄りの部分に配列された受容端子153、該受容端子153を備える導体パターン151及び該導体パターン151のテール部158についても、同様である。
さらに、受容端子153の配列の態様、導体パターン151の本数等は、必要に応じて適宜変更することができる。
また、本実施の形態においては、雄コネクタ1の説明を省略したが、雄コネクタ1の突出端子53の数及び配列も、受容端子153の数及び配列に合せて変更される。
なお、本実施の形態におけるモジュール用ソケットのその他の点の構成及び動作については、前記第1及び第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、より多くの受容端子153及び突出端子53が配設される。そのため、モジュール91の極数が多い場合にも適用することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図14は本発明の第4の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第2コネクタをモジュールに取付けた状態を示す斜視図、図15は本発明の第4の実施の形態におけるモジュール用ソケットの第1コネクタを示す図である。なお、図14において、(a)はモジュール側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図であり、図15において、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は側面図である。
本実施の形態においては、第1コネクタとしての雄コネクタ1が基板等の実装部材に取付けられ、第2コネクタとしての雌コネクタ101がモジュール91に取付けられる場合について説明する。
図14に示されるように、雌コネクタ101は、枠体111を有していない。そして、接続シート部150は、略矩形の平面形状を備え、モジュール91の下面に取付けられる。なお、前記接続シート部150の実装側面(モジュール91側の面)には、各導体パターン151の一部が露出し、接続パッドとして機能する。そして、各導体パターン151の接続パッドとして機能する部分が、前記モジュール91の下面に形成された図示されない対応する接続パッドと、はんだ付、導電性接着剤等の接続手段によって、機械的かつ電気的に接続されている。これにより、雌コネクタ101はモジュール91に取付けられ、かつ、受容端子153は、モジュール91の接続パッドと電気的に接続された状態となる。なお、本実施の形態における導体パターン151は、テール部158を備えていない。
また、図15に示されるように、雄コネクタ1は、樹脂等の絶縁性の材料から成り、略矩形の平面形状を備える平板状のハウジング11と、該ハウジング11の嵌合側面(図15(c)における上側の面)に配設された第1導体パターンとしての導体パッド51と、該導体パッド51の表面から突出する雄端子としての突出端子53と、雄嵌合ロック部22とを有する。
そして、前記ハウジング11の実装側面(実装部材側の面)には複数の接続パッド58が配設されている。そして、各接続パッド58は、ハウジング11の内部を通過するように形成された図示されない導電トレースを介して、対応する導体パッド51と電気的に接続されている。また、各接続パッド58は、図示されない実装部材の表面に形成された接続パッドにはんだ付等によって接続される。前記接続パッド58が実装部材の接続パッドに接続されることによって、雄コネクタ1が実装部材に固定されるとともに、導体パッド51及び突出端子53が実装部材の対応する導電トレースと導通する。
なお、前記突出端子53及び受容端子153の数、配列の態様等は、必要に応じて適宜変更することができる。
また、本実施の形態におけるモジュール用ソケットのその他の点の構成及び動作については、前記第1〜第3の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、雄コネクタ1が実装部材に取付けられ、雌コネクタ101がモジュール91に取付けられる。したがって、モジュール用ソケットをより多くの種類のモジュール91の実装に使用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、モジュール用ソケットに適用することができる。
1 雄コネクタ
11 ハウジング
13 切欠部
15 ストッパ凸部
15a、115a 当接端部
21 耳部
22 雄嵌合ロック部
23 雄側段部
23a 段部端面
51 導体パッド
53 突出端子
58 接続パッド
91 モジュール
93 突出脚部
95 突出部
101 雌コネクタ
111 枠体
112 縦枠部
113 突出脚部対応開口
114 接続凹部
115 前枠部
116 後枠部
117 カバーフィルム
117a、118a 端子対応開口
118 ベースフィルム
121 受入凹部
122 雌嵌合ロック部
122a 端部端面
150 接続シート部
151、151−1、151−2、151−3、151−4、151−5、151−6、151−7、151−8、151−9 導体パターン
152 パターン分離空間
153、153−1、153−2、153−3、153−4、153−5、153−6、153−7、153−8、153−9 受容端子
153a 基部
153a1 上側基部
153a2 下側基部
153c、964 接触部
153d、968 腕部
153d1 上側腕部
153d2 下側腕部
154 端子収容開口
154a 内側開口
154b 外側開口
158、158−1、158−2、158−3、158−4、158−5、158−6、158−7、158−8、158−9、962 テール部
159 固定用補助金具
801 カメラモジュール
811 本体部
812 レンズ筒
817 係止突起
911 ソケットハウジング
916 周壁部
917 底板部
918 コンタクト挿入溝
961 コンタクト
971 シールド部材
977 弾性係止片
991 基板

Claims (5)

  1. (a)モジュールを実装部材に実装するためのモジュール用ソケットであって、
    (b)平板状のハウジング、該ハウジングの嵌合側面に配設された第1導体パターン、及び、該第1導体パターンの表面から突出する雄端子を含む平板状の第1コネクタと、
    (c)板状金属から形成され、前記雄端子を弾性的に挟持する雌端子を含む平板状の第2コネクタとを有し、
    (d)前記雌端子は、板状金属から成る第2導体パターンをパターニングすることによって形成され、その内側に形成された内側開口を含むとともに、前記第2導体パターンにおける雌端子の周囲の部分に接続されている基部と、互いに対向する一対の接触部と、該接触部と前記基部とを連結する腕部とを含み、
    (e)前記対向する一対の接触部同士の間隔は、前記内側開口の幅寸法及び前記雄端子の幅寸法より小さく、前記雌端子が雄端子と係合すると、前記一対の接触部が前記雄端子を両側から弾性的に挟持し、
    )前記第1コネクタ及び第2コネクタの一方がモジュールに取付けられ、他方が実装部材に取付けられることを特徴とするモジュール用ソケット。
  2. 前記第1コネクタ及び第2コネクタは、相互の嵌合側面同士を対向させた後、スライドさせることによって嵌合する請求項1に記載のモジュール用ソケット。
  3. 前記第2コネクタは、周囲を囲む枠体と、該枠体によって周囲を画定された偏平な接続凹部とを含み、
    前記第1コネクタは、前記接続凹部に収容される請求項1又は2に記載のモジュール用ソケット。
  4. 前記第1コネクタは幅方向外側に延出する雄嵌合ロック部を含み、
    該雄嵌合ロック部が前記枠体に形成された雌嵌合ロック部と係合して、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態をロックする請求項に記載のモジュール用ソケット。
  5. 前記第2コネクタは周囲を囲む枠体を含んでおらず、
    前記第1コネクタは嵌合側面から突出する雄嵌合ロック部を含み、
    該雄嵌合ロック部が前記第2コネクタに形成された雌嵌合ロック部と係合して、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態をロックする請求項1又は2に記載のモジュール用ソケット。
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