JP5649737B2 - 機電一体型モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、インバータ装置が回転電機の軸方向の反負荷側に配置された機電一体型モジュールに関し、特に回転電機の回転軸を軸支する反負荷側のエンドフレーム構造に関するものである。
従来のインバータ一体型モータは、多相インバータモジュールをモータ部の軸方向の反負荷側に配置して構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−39749号公報
従来のインバータ一体型モータでは、モータ部の回転軸の反負荷側を支持するエンドフレームが、円筒状の軸受部が突設された平板により構成されているので、エンドフレームの剛性が小さい。そこで、モータ部のロータの荷重がエンドフレームにかかり、エンドフレームがゆがんで軸ずれを発生するという問題があった。
また、軸ずれの発生を抑えるために、エンドフレームの厚みを厚くして剛性を高めることが考えられるが、エンドフレームの厚みを厚くすることはモータ部の軸長を長くすることにつながる。例えば、従来のインバータ一体型モータを電気自動車などの限られたスペース内に搭載する場合には、モータ部の軸長が長くなると、その分インバータの冷却容積が少なくなり、インバータを十分に冷却できなくなるという新たな問題が生じる。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、回転電機の反負荷側エンドフレームに回転軸の反負荷側端部を軸支する反負荷側軸受部に加えて回転電機のハウジングの周壁部に接する環状の第1フランジ部を突設して、反負荷側エンドフレームを厚くすることなく、反負荷側エンドフレームの剛性を高めて、軸ずれの発生を抑えることができる機電一体型モジュールを得ることを目的とする。
この発明による機電一体型モジュールは、円筒状の周壁部および該周壁部の軸方向両端に配置される負荷側エンドフレームおよび反負荷側エンドフレームを有するハウジング、円環状のステータコアおよび該ステータコアに巻装されたステータコイルを有し、該ステータコアを上記周壁部に内嵌状態に収納されて、上記ハウジングに保持されるステータ、および上記負荷側エンドフレームと上記反負荷側エンドフレームとに軸支されて上記ステータの内周側に回転可能に配設されるロータを備えた回転電機と、インバータ冷却器を介在させて上記回転電機の反負荷側に一体に組み込まれ、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置と、を備えている。そして、上記反負荷側エンドフレームは、平板状の基部と、上記ロータに面する上記基部の表面の中央側から軸方向に突設され、該ロータの回転軸の反負荷側端部に装着される反負荷側軸受を収納、保持する筒状の反負荷側軸受部と、上記基部の表面の外周縁部から軸方向に突設され、上記周壁部の反負荷側端面に接する環状の第1フランジ部と、上記基部の表面の上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部との間に、それぞれ、所定の突出高さで径方向に延設されて、周方向に1つ以上配設された反負荷側リブと、を備え、上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部の少なくとも一方は、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、上記反負荷側リブは、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、上記ステータコイルは、上記ステータコアのティースのそれぞれに巻回された複数の集中巻コイルにより構成され、上記反負荷側リブのそれぞれは、周方向に隣り合う上記集中巻コイル間を通って径方向に延在している。
この発明によれば、筒状の反負荷側軸受部が基部の表面の中央側から軸方向に突設され、かつ環状のフランジ部が基部の表面の外周縁部から軸方向に突設されているので、基部の厚みを厚くすることなく、反負荷側エンドフレームの剛性を高めることができる。そこで、機電一体型モジュールの軸長を増大させることなく、軸ずれの発生を抑えることができる。
この発明の実施の形態1に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係る機電一体型モジュールを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態5に係る機電一体型モジュールを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態6に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。
以下、本発明による機電一体型モジュールの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る機電一体型モジュールを示す断面図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3は図1のIII−III矢視断面図である。
図1乃至図3において、機電一体型モジュール100は、外部から供給された直流電力を交流電力に変換するインバータ装置50と、インバータ装置50で変換された交流電力が供給されて回転駆動する回転電機としてのモータ1と、を有し、インバータ装置50がインバータ冷却器40を介してモータ1の反負荷側に一体に組み込まれて構成されている。
モータ1は、ハウジング2と、ハウジング2内に回転可能に配設されたロータ20と、ロータ20を囲繞するようにハウジング2に取り付けられたステータ31と、を備えている。
ハウジング2は、円盤状の底部4および底部4の外周縁部から軸方向に延設された円筒部5からなる有底円筒状のフレーム3と、円筒部5内に嵌着されて円筒部5とともにハウジング2の周壁部を構成する円筒部材9と、フレーム3の開口を塞口するようにフレーム3に締結される端板12と、を備えている。ここで、底部4が負荷側エンドフレームを構成し、端板12が反負荷側エンドフレームを構成する。フレーム3、円筒部材9および端板12は、例えば、アルミニウムを用いてダイカストにより製造されるが、材料は良熱伝導金属であればアルミニウムに限定されず、製造方法もダイカストに限定されない。
フレーム3の底部4には、軸挿通孔6が軸心位置を貫通するように形成され、負荷側軸受部7が軸挿通孔6のフレーム3の開口側の孔径を拡張して円環状に形成されている。さらに、負荷側リブ8が、底部4のフレーム3の開口側の面に、それぞれ、所定の延出高さで、径方向に延在して、周方向に所定のピッチで複数配設されている。螺旋溝10が円筒部材9の外周面に軸方向一端から他端側に螺旋状に凹設されている。
端板12は、円筒部5と同等の外径を有する平板状の基部13と、基部13の一面の中央側に同軸に円筒状に突設された反負荷側軸受部14と、基部13の一面の外周縁部に円筒状に突設された第1フランジ部15と、基部13の一面の反負荷側軸受部14と第1フランジ部15との間に、それぞれ、所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に所定のピッチで配設された複数の反負荷側リブ17と、基部13の他面の外周縁部に円筒状に突設された第2フランジ部18と、基部13の他面の中央側に同軸に円筒状に突設され、反負荷側軸受部14の外径側に位置する第3フランジ部19と、を備えている。
そして、円筒部材9がその軸方向他端を底部4に向けて円筒部5内に内嵌状態に嵌合され、端板12が円筒部5の開口を塞口するようにフレーム3にねじなどにより締結される。これにより、端板12の第1フランジ部15が円筒部5および円筒部材9からなる周壁部の反負荷側端面に接し、フレーム3の開口側から底部4側に至る螺旋状のモータ側冷媒通路11が構成される。また、連通溝16が、モータ側冷媒通路11の軸方向一端に面するように、第1フランジ部15に凹設され、後述する連通穴45とともにモータ側冷媒通路11の注入口を構成する。また、排水口(図示せず)が、モータ側冷媒通路11の軸方向他端と外部とを連通するように円筒部5に形成されている。ここで、モータ側冷媒通路11は、構成部材同士の接触により封止されているが、構成部材間にOリングなどの封止部材を介装させてもよい。なお、モータ側冷媒通路11が回転電機側冷媒通路である。
ロータ20は、電磁鋼板などの磁性薄板を積層して構成された円筒状のロータコア21と、それぞれ、ロータコア21を軸方向に貫通するように形成されて、周方向に等角ピッチで配設された20個の磁石収納穴23のそれぞれに収納、固着された20個の永久磁石22と、回転軸24と、ロータコア21を回転軸24に固定するスパイダ25およびクランパ28と、を備えている。永久磁石22は、径方向外側の極性がN極とS極とに周方向に交互になるように配設されている。スパイダ25は、非磁性材料で作製され、円筒部26と、円筒部26の軸方向一端の周方向の全周から径方向外方に延在する環状のフランジ部27と、から構成されている。クランパ28は、非磁性材料で、スパイダ25の円筒部26に外嵌状態に嵌合可能なリング状平板に作製されている。
ロータコア21は、軸方向他端側から円筒部26に外嵌状態に嵌合され、軸方向他端側から円筒部26に外嵌状態に嵌合されたクランパ28によりフランジ部27に押圧されてスパイダ25に固定状態に組み付けられる。そして、回転軸24がロータコア21を組み付けたスパイダ25の軸心位置に圧入、固着されて、ロータ20が組み立てられる。なお、フランジ部27およびクランパ28の外径は、ロータコア21の外径以下、かつロータコア21に組み込まれた永久磁石22の最内径より大きい。
ロータ20は、回転軸24の軸方向他端側を負荷側軸受部7に収納された負荷側軸受29を介して底部4に支持され、回転軸24の軸方向一端を反負荷側軸受部14に収納された反負荷側軸受30を介して端板12に支持されて、ハウジング2内に回転可能に配設されている。
ステータ31は、電磁鋼板などの磁性薄板を積層して構成され、円環状のコアバック33、およびそれぞれコアバック33の内周面から径方向内方に延在して、周方向に等角ピッチで配列された24個のティース34を有するステータコア32と、絶縁被覆された導体線をティース34のそれぞれに絶縁材で作製されたインシュレータ37を介して集中巻きに巻回して作製された24個の集中巻コイル36から構成されるステータコイル35と、を備えている。ここで、例えば、それぞれ、周方向に隣り合う6個の集中巻コイル36を並列に接続して6つの相コイルが構成され、それぞれ、3つの相コイルをY結線して2つの3相交流巻線が構成される。
ステータ31は、ステータコア32を円筒部材9に内嵌状態に嵌合させて、ロータコア21の外周側に回転軸24と同軸に、ハウジング2に保持されている。このとき、負荷側および反負荷側リブ8,17のそれぞれは、図3に示されるように、周方向に隣り合う集中巻コイル36間を通って径方向に延在している。
このように構成されたモータ1は、極数20、スロット数24のインナーロータ型の3相モータとして動作する。
インバータ冷却器40は、端板12と、リング平板状に作製され、一面をインバータモジュール搭載面とする冷却フレーム42と、冷却フレーム42の他面に、それぞれ、所定の延出高さで周方向に延設されて、径方向に3層に配設された流路用リブ43と、を備えている。そして、冷却フレーム42が、冷却フレーム42の外周側と内周側を上述した端板12の第2フランジ部18と第3フランジ部19に接するように端板12にねじなどにより締結され、環状のインバータ冷却室41が構成される。そして、第2フランジ部18および第3フランジ部19が、それぞれ、インバータ冷却室41の外周壁および内周壁を構成している。最内層の流路用リブ43と最外層の流路用リブ43の端部が、図2に示されるように、折り返し用リブ47により連結されている。そこで、流路用リブ43は、端板12の他面に接し、インバータ冷却室41内に、注入口44から流入した冷媒としての冷却水が外周側を周方向に2列になって約360度流れた後折り返され、内周側を周方向に2列になって逆方向に約360度流れて、連通穴45から排出されるインバータ側冷媒通路46を構成している。また、連通穴45は、端板12の第1フランジ部15に形成された連通溝16に開口し、モータ側冷媒通路11とインバータ側冷媒通路46とを連通している。なお、連通穴45および連通溝16がモータ側冷媒通路11とインバータ側冷媒通路46とを連通する連通路を構成する。
ここで、インバータ側冷媒通路46は、構成部材同士の接触により封止されているが、構成部材間にOリングなどの封止部材を介装させてもよい。流路用リブ43が一体に成形された冷却フレーム42は、例えば、アルミニウムを用いてダイカストにより製造されるが、材料は良熱伝導金属であればアルミニウムに限定されず、製造方法もダイカストに限定されない。
インバータ装置50は、冷却フレーム42のインバータモジュール搭載面に周方向に等間隔で配設された6個のインバータモジュール51と、インバータモジュール51の駆動を制御する駆動回路基板52と、インバータモジュール51および駆動回路基板52を覆うように配置されて冷却フレーム42にねじなどにより締結され、インバータモジュール51および駆動回路基板52を保護する保護カバー53と、を備えている。なお、インバータモジュール51は、例えば2in1インバータモジュールであり、それぞれ、その交流出力端子が接続導体(図示せず)を介して集中巻コイル36に接続される。2in1インバータモジュールを構成する上アーム側スイッチング素子および下アーム側スイッチング素子には、MOSFET、IGBTなどの半導体スイッチング素子が用いられる。また、スイッチング素子に使用される半導体材料には、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ガリウムなどが用いられる。
このように構成された機電一体型モジュール100は、外部電源から供給された直流電力がインバータ装置50により交流電力に変換され、ステータコイル35に供給される。これにより、ステータ31に回転磁界が発生される。このステータ31の回転磁界と永久磁石22による磁界との相互作用により回転力が発生し、ロータ20が回転駆動され、その回転トルクが回転軸24を介して出力される。
そして、冷却水が、注入口44からインバータ側冷媒通路46に供給され、インバータ側冷媒通路46を流通する。インバータ側冷媒通路46を流通した冷却水は、連通穴45および連通溝16を通ってモータ側冷媒通路11に流入し、モータ側冷媒通路11を流通し、フレーム3の底部4側から外部に排出される。
インバータモジュール51のスイッチング素子での発熱は、冷却フレーム42に伝達され、インバータ側冷媒通路46を流通する冷却水に放熱され、インバータモジュール51の温度上昇が抑制される。ステータコイル35での発熱は、ステータコア32を介して円筒部材9に伝達され、モータ側冷媒通路11を流通する冷却水に放熱され、ステータ31の温度上昇が抑制される。モータ1内部の熱は、負荷側リブ8から底部4を通って円筒部5に伝達され、モータ側冷媒通路11を流通する冷却水に放熱されるとともに、反負荷側リブ17から基部13に伝達され、インバータ側冷媒通路46を流通する冷却水に放熱され、モータ1内部の温度上昇が抑制される。
この実施の形態1によれば、端板12が、基部13の一面中央側に円筒状に突設された反負荷側軸受部14に加えて、基部13の一面外周縁部に環状に突設された第1フランジ部15を備えているので、基部13の厚みを厚くすることなく、端板12の剛性を高められる。そこで、端板12がロータ20の荷重によりゆがみにくくなり、端板12のゆがみに起因する軸ずれの発生を抑制することができる。また、基部13の厚みを厚くする必要がないので、モータ1の軸長が長くならない。そこで、機電一体型モジュール100を電気自動車などの限られたスペース内に搭載しても、インバータ冷却室41の容積を十分に確保でき、インバータモジュール51を十分に冷却できる。
反負荷側リブ17が、それぞれ、基部13の一面に所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に複数配設されている。そして、反負荷側リブ17の延在方向は環状の第1フランジ部15の延在方向と直交しているので、端板12のねじれ方向に対する剛性が高められる。そこで、ロータ20の荷重による端板12のゆがみの発生が一層抑制される。
反負荷側リブ17が集中巻コイル36間を通って径方向に延設されているので、モータ1の軸長を長くすることなく、反負荷側リブ17の径方向の延設長さを長くでき、端板12の剛性を一層高めることができる。
第2フランジ部18および第3フランジ部19が、基部13の裏面の外周側および内周側に環状に突設されているので、端板12の剛性を一層高めることができる。また、第2フランジ部18および第3フランジ部19が、インバータ冷却室41の外周壁および内周壁を構成しているので、インバータ冷却室41の容積が少なくならず、インバータ冷却器40の冷却性能を損なうことなく、端板12の剛性を高めることができる。さらに、端板12がインバータ冷却器40の一部を構成しているので、機電一体型モジュール100の軸長がその分短くなる。
回転軸24の反負荷側端部が端板12の基部13から延出せず、かつ環状の第3フランジ部19が基部13の裏面に形成されているので、占有容積の大きなコンデンサや回転角センサなどのセンサ類を第3フランジ部19の内周側のスペースに設置でき、機電一体型モジュール100の小型化が図られる。また、第3フランジ部19の内周側のスペースに設置されたコンデンサや回転角センサなどのセンサ類は、インバータモジュール51が搭載される冷却フレーム42と離れているので、インバータモジュール51での発熱の影響を受けにくい。
流路用リブ43が、冷却フレーム42の基部13と相対する面に、それぞれ、所定の延出高さで周方向に延設されて、径方向に3層に配設され、注入口44から流入した冷却水がインバータ冷却室41の外周側を周方向に2列になって約360度流れ、折り返されてインバータ冷却室41の内周側を周方向に2列になって逆方向に約360度流れて、連通穴45から排出されるインバータ側冷媒通路46を構成している。そこで、冷却水の温度は注入口44から連通穴45に向って漸次高くなるが、冷却水は外周側の冷媒通路を周方向に約360度流れた後、折り返されてその内周側の冷媒通路を逆向きに周方向に約360度流れるので、周方向における冷却水の温度が均一化される。これにより、冷却フレーム42のインバータ搭載面に周方向に並んで搭載されている6個のインバータモジュール51の冷却ムラが抑制される。
モータ側冷媒通路11が周壁部内に反負荷側から負荷側に至るように螺旋状に形成されているので、ステータコイル35での発熱を効果的に放熱でき、ステータ31の温度上昇を抑えることができる。また、モータ側冷媒通路11とインバータ側冷媒通路46とが連通穴45および連通溝16を介して連通されているので、給水ポートおよび排水ポートが1つとなり、配管が容易となる。
ロータコア21がスパイダ25を介して回転軸24に取り付けられている。そこで、スパイダ25の円筒部26の反負荷側端部の内周側を切り欠いて、当該切欠部に反負荷側軸受部14の先端側を収納させることで、モータ1の軸長を短くすることができる。さらに、当該切欠部の内径を大きくすることで、反負荷側軸受部14の肉厚を厚くすることができ、端板12の剛性を高めることができる。
負荷側リブ8が、それぞれ、フレーム3の底部4の開口側の面に、所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に複数配設されているので、底部4の剛性が高められ、軸ずれの発生が抑制される。
なお、上記実施の形態1では、インバータ冷却室41の外周壁および内周壁を構成するフランジ部を端板12の基部13に形成するものとしているが、インバータ冷却室41の外周壁および内周壁を構成するフランジ部を冷却フレーム42に形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、モータ1の極数を20、スロット数を24としているが、極数およびスロット数はこれに限定されない。
また、上記実施の形態1では、インバータモジュール51の個数を6としているが、インバータモジュール51の個数はこれに限定されない。
また、上記実施の形態1では、冷却水が、インバータ冷却器40に供給され、インバータ側冷媒通路46を流れてインバータ装置50を冷却した後、モータ側冷媒通路11を流れてモータ1を冷却して排出されるようになっているが、例えば、インバータ装置50に使われる半導体を炭化ケイ素などの高耐熱素子とし、冷媒が、モータ側冷媒通路11に供給され、モータ側冷媒通路11を流れてモータ1を冷却した後、インバータ側冷媒通路46を流れてインバータ装置50を冷却して排出されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態1では、負荷側および反負荷側リブ8,17が底部4および基部13に周方向に複数配設されているものとしているが、少なくとも1つの負荷側および反負荷側リブ8,17が底部4および基部13に配設されていれば、底部4および基部13の剛性が高められる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。
図4において、負荷側リブ8Aが、底部4の開口側の面の反負荷側軸受部14とステータコイル35との間に、それぞれ、所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に所定のピッチで複数配設されている。反負荷側リブ17Aが、基部13の一面の反負荷側軸受部14とステータコイル35との間に、それぞれ、所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に所定のピッチで複数配設されている。第3フランジ部19が、基部13の他面の中央側に同軸に円筒状に突設され、反負荷側軸受部14の内径側に位置している。流路用リブ55aが、基部13の他面の第2フランジ部18と第3フランジ部19との間に、それぞれ、所定の延出高さで周方向に延設されて、径方向に5層に配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2による機電一体型モジュール101では、冷却フレーム42が、冷却フレーム42の外周側と内周側を端板12Aの第3フランジ部19と第2フランジ部18に接するように端板12Aにねじなどにより締結され、環状のインバータ冷却室41Aが構成される。なお、図示されていないが、径方向に5層に配設された流路用リブ55a端部が、折り返し用リブにより連結されている。そこで、流路用リブ55aは、冷却フレーム42の他面に接し、インバータ冷却室41A内に、注入口44から流入した冷却水が外周側を周方向に2列になって順方向に約360度流れ、折り返されて中央側を周方向に2列になって逆方向に約360度流れ、さらに折り返されて内周側を周方向に2列になって順方向に約360度流れて、連通穴45から排出されるインバータ側冷媒通路46Aを構成している。したがって、インバータ冷却器40Aにおいても、周方向における冷却水の温度が均一化され、冷却フレーム42のインバータ搭載面に周方向に並んで搭載されている6個のインバータモジュール51の冷却ムラが抑制される。
インバータ冷却室41Aの内周壁を構成する第3フランジ部19が反負荷側軸受部14の内径側に位置しているので、反負荷側軸受30での発熱は反負荷側軸受部14および基部13を介してインバータ側冷媒通路46Aを流れる冷却水に放熱される。そこで、反負荷側軸受30が効果的に冷却され、長寿命化が図られる。
インバータ側冷媒通路46Aを画成する流路用リブ55aが基部13の他面に形成されているので、端板12Aの剛性が高められる。そこで、基部13の厚みを薄くすることができ、機電一体型モジュール101の軸長を短くすることができる。
負荷側リブ8Aおよび反負荷側リブ17Aがステータコイル35の内周側に位置している。そこで、負荷側リブ8Aおよび反負荷側リブ17Aをステータコイル35に影響されずに配置できるので、モータ1の軸長を増大することなく、負荷側リブ8Aおよび反負荷側リブ17Aの本数を増やすことができ、底部4および端板12Aの剛性が高められる。この構成は、ステータコイルを径方向に横切って負荷側リブ8Aおよび反負荷側リブ17Aを配設できない場合、つまりステータコイルが分布巻き巻線で構成されるような場合や多数の渡り線がステータコイルにある場合に、特に有効である。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。
図5において、4つの流路用リブ55aと1つの流路用リブ55bとが、基部13の他面の第2フランジ部18と第3フランジ部19との間に、それぞれ、所定の延出高さで周方向に延設されて、径方向に5層に配設されている。流路用リブ55bの厚みは流路用リブ55aより厚い。そして、接続導体56が、電気的絶縁を確保されて流路用リブ55bを貫通し、インバータモジュール51の交流出力端子と集中巻コイル36とを接続している。
なお、他の構成は上記実施の形態2と同様に構成されている。
この実施の形態3による機電一体型モジュール102では、冷却フレーム42をねじなどにより厚肉の流路用リブ55bに締結できるので、冷却フレーム42の取り付けが容易となるとともに、インバータ冷却器40Aの強度が高められる。
接続導体56が、流路用リブ55bを貫通して、インバータモジュール51の交流出力端子と集中巻コイル36とを接続しているので、インバータモジュール51の交流出力端子と集中巻コイル36との接続が容易となる。さらに、集中巻コイル36およびインバータモジュール51での発熱が接続導体56を介してインバータ側冷媒通路46Aを流通する冷却水に放熱され、集中巻コイル36およびインバータモジュール51が効果的に冷却される。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る機電一体型モジュールを示す要部断面図である。
図6において、1つの流路用リブ43と2つの流路用リブ43aが、冷却フレーム42の他面に、それぞれ、所定の延出高さで周方向に延設されて、径方向に3層に配設されている。流路用リブ43は基部13の他面に接する延出高さである。流路用リブ43aは流路用リブ43の径方向両側に配設され、その延出高さは流路用リブ43より短い。2つの補強用リブ57が、基部13の他面に、それぞれ、流路用リブ43aと相対するように周方向に延在して形成されている。補強用リブ57は、相対する流路用リブ43aに接する延出高さであり、その厚みは流路用リブ43aより厚い。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態4による機電一体型モジュール103では、冷却フレーム42が、冷却フレーム42の外周側と内周側を端板12Bの第2フランジ部18と第3フランジ部19に接するように端板12Bにねじなどにより締結され、環状のインバータ冷却室41が構成される。そして、流路用リブ43が基部13の他面に接し、流路用リブ43aが補強用リブ57の延出端面に接し、インバータ冷却室41内にインバータ側冷媒通路46を構成している。
そこで、補強用リブ57が基部13の他面に、それぞれ、流路用リブ43aと相対するように周方向に延在して形成されているので、インバータ冷却室41の容積を少なくすることなく、端板12Bの剛性が高められる。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5に係る機電一体型モジュールを示す要部断面図である。
図7において、2つの補強用リブ57aが、基部13の他面に、それぞれ、流路用リブ43aと相対するように周方向に延在して形成されている。補強用リブ57aは、相対する流路用リブ43aに接する延出高さである。また、補強用リブ57aは、根元側から延出端部に向って漸次細くなる先細り状に形成され、その延出端部の厚みが流路用リブ43aの厚みに等しい。
なお、他の構成は上記実施の形態4と同様に構成されている。
この実施の形態5による機電一体型モジュール104においても、補強用リブ57aが基部13の他面に、それぞれ、流路用リブ43aと相対するように周方向に延在して形成されているので、インバータ冷却室41の容積を少なくすることなく、端板12Cの剛性が高められる。
また、補強用リブ57aが根元側から延出端部に向って漸次細くなる先細り形状に形成され、その延出端部の厚みが流路用リブ43aの厚みに等しいので、冷却水の流れ方向と直交する冷媒通路断面において、流路用リブ43aが補強用リブ57aに滑らかに接続する。そこで、流路用リブ43aと補強用リブ57aとの接続部での冷却水の乱れの発生が抑制され、補強用リブ57aを形成することに起因する冷却能力の低下を抑えることができる。補強用リブ57aが延出方向に先細り形状に形成されているので、ダイカストによる端板12Cの作製が容易となる。
実施の形態6.
図8はこの発明の実施の形態6に係る機電一体型モジュールを示す断面図である。
図8において、負荷側リブ8Bが、底部4のフレーム3の開口側の面に、それぞれ、所定の延出高さで、集中巻コイル36間を通って径方向に延在して、周方向に所定のピッチで配設されている。さらに、負荷側リブ8Bは、円筒部5の内周面に接している。なお、図示されていないが、円筒部材9の軸方向の他端には、負荷側リブ8Bを挿通させる切り欠きが形成されている。
内周側リブとしての反負荷側主リブ58Aが、基部13の一面の反負荷側軸受部14とステータコイル35との間に、それぞれ、所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に所定のピッチで配設されている。そして、反負荷側主リブ58Aは、反負荷側軸受部14の外周面に接している。外周側リブとしての反負荷側副リブ58Bが、基部13の一面のステータコイル35と第1フランジ部15との間に、それぞれ、所定の延出高さで径方向に延設されて、周方向に所定のピッチで配設されている。反負荷側副リブ58Bは、それぞれ、反負荷側主リブ58Aの径方向外側に位置し、第1フランジ部15の内周面に接している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態6による機電一体型モジュール105では、底部4の開口側の面に形成された負荷側リブ8Bが円筒部5の内周面に接しているので、底部4の剛性を高めることができる。
基部13のロータ20側の面に形成された反負荷側主リブ58Aが反負荷側軸受部14の外周面に接しているので、端板12Dの剛性を高めることができる。さらに、反負荷側副リブ58Bが第1フランジ部15の内周面に接しているので、端板12Dの剛性を一層高めることができる。そこで、基部13の厚みを薄くすることができ、機電一体型モジュール105の軸長を短くすることができる。
反負荷側軸受30での発熱が反負荷側軸受部14を介して反負荷側主リブ58Aに伝達され、反負荷側主リブ58Aから放熱されるので、反負荷側軸受30が効果的に冷却され、反負荷側軸受30の長寿命化が図られる。
反負荷側主リブ58Aと反負荷側副リブ58Bとがステータコイル35の内径側と外径側とに分かれて配設されているので、反負荷側の集中巻コイル36間のスペースを利用して、ステータコイル35の渡り線および結線部を反負荷側に取り出すことができる。
なお、上記実施の形態6では、負荷側リブ8Bが、集中巻コイル36間を通って径方向に延在するように底部4のフレーム3の開口側の面に形成されているものとしているが、負荷側リブは、反負荷側のリブと同様に、ステータコイルの内径側と外径側とに分離して底部の開口側の面に形成してもよい。
また、上記各実施の形態では、回転電機としてモータを用いる場合について説明しているが、回転電機は、交流発電機や交流発電電動機を用いてもよい。

Claims (11)

  1. 円筒状の周壁部および該周壁部の軸方向両端に配置される負荷側エンドフレームおよび反負荷側エンドフレームを有するハウジング、円環状のステータコアおよび該ステータコアに巻装されたステータコイルを有し、該ステータコアを上記周壁部に内嵌状態に収納されて、上記ハウジングに保持されるステータ、および上記負荷側エンドフレームと上記反負荷側エンドフレームとに軸支されて上記ステータの内周側に回転可能に配設されるロータを備えた回転電機と、
    インバータ冷却器を介在させて上記回転電機の反負荷側に一体に組み込まれ、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置と、を備え、
    上記反負荷側エンドフレームは、平板状の基部と、上記ロータに面する上記基部の表面の中央側から軸方向に突設され、該ロータの回転軸の反負荷側端部に装着される反負荷側軸受を収納、保持する筒状の反負荷側軸受部と、上記基部の表面の外周縁部から軸方向に突設され、上記周壁部の反負荷側端面に接する環状の第1フランジ部と、上記基部の表面の上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部との間に、それぞれ、所定の突出高さで径方向に延設されて、周方向に1つ以上配設された反負荷側リブと、を備え、
    上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部の少なくとも一方は、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、
    上記反負荷側リブは、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、
    上記ステータコイルは、上記ステータコアのティースのそれぞれに巻回された複数の集中巻コイルにより構成され、
    上記反負荷側リブのそれぞれは、周方向に隣り合う上記集中巻コイル間を通って径方向に延在していることを特徴とする機電一体型モジュール。
  2. 円筒状の周壁部および該周壁部の軸方向両端に配置される負荷側エンドフレームおよび反負荷側エンドフレームを有するハウジング、円環状のステータコアおよび該ステータコアに巻装されたステータコイルを有し、該ステータコアを上記周壁部に内嵌状態に収納されて、上記ハウジングに保持されるステータ、および上記負荷側エンドフレームと上記反負荷側エンドフレームとに軸支されて上記ステータの内周側に回転可能に配設されるロータを備えた回転電機と、
    インバータ冷却器を介在させて上記回転電機の反負荷側に一体に組み込まれ、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置と、を備え、
    上記反負荷側エンドフレームは、平板状の基部と、上記ロータに面する上記基部の表面の中央側から軸方向に突設され、該ロータの回転軸の反負荷側端部に装着される反負荷側軸受を収納、保持する筒状の反負荷側軸受部と、上記基部の表面の外周縁部から軸方向に突設され、上記周壁部の反負荷側端面に接する環状の第1フランジ部と、上記基部の表面の上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部との間に、それぞれ、所定の突出高さで径方向に延設されて、周方向に1つ以上配設された反負荷側リブと、を備え、
    上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部の少なくとも一方は、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、
    上記反負荷側リブは、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、
    上記ステータコイルは、上記ステータコアのティースのそれぞれに巻回された複数の集中巻コイルにより構成され、
    上記反負荷側リブは、上記反負荷側軸受部と上記ステータコイルとの間に位置する内周側リブと、上記ステータコイルと上記第1フランジ部との間に位置する外周側リブと、から構成されていることを特徴とする機電一体型モジュール。
  3. 円筒状の周壁部および該周壁部の軸方向両端に配置される負荷側エンドフレームおよび反負荷側エンドフレームを有するハウジング、円環状のステータコアおよび該ステータコアに巻装されたステータコイルを有し、該ステータコアを上記周壁部に内嵌状態に収納されて、上記ハウジングに保持されるステータ、および上記負荷側エンドフレームと上記反負荷側エンドフレームとに軸支されて上記ステータの内周側に回転可能に配設されるロータを備えた回転電機と、
    インバータ冷却器を介在させて上記回転電機の反負荷側に一体に組み込まれ、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置と、を備え、
    上記反負荷側エンドフレームは、平板状の基部と、上記ロータに面する上記基部の表面の中央側から軸方向に突設され、該ロータの回転軸の反負荷側端部に装着される反負荷側軸受を収納、保持する筒状の反負荷側軸受部と、上記基部の表面の外周縁部から軸方向に突設され、上記周壁部の反負荷側端面に接する環状の第1フランジ部と、を備え、
    上記反負荷側軸受部と上記第1フランジ部の少なくとも一方は、上記ステータコイルと軸方向位置が重なり、かつ上記ステータコイルと非接触状態に配置され、
    上記インバータ冷却器は、インバータ搭載面を軸方向外方に向けて上記反負荷側エンドフレームに取り付けられ、該反負荷側エンドフレームと協働してインバータ冷却室を形成する冷却フレームと、それぞれ、上記インバータ冷却室内を径方向に分離するように周方向に延設されて、径方向に複数配設され、上記インバータ冷却室内にインバータ側冷媒通路を形成する複数の流路用リブと、を備えていることを特徴とする機電一体型モジュール。
  4. 上記反負荷側エンドフレームは、上記基部の裏面の外周縁部から軸方向に突設され、上記インバータ冷却室の外周壁を構成する環状の第2フランジ部を有することを特徴とする請求項3記載の機電一体型モジュール。
  5. 上記反負荷側エンドフレームは、上記基部の裏面の内周部から軸方向に突設され、上記インバータ冷却室の内周壁を構成する環状の第3フランジ部を有することを特徴とする請求項4記載の機電一体型モジュール。
  6. 上記複数の流路用リブは、それぞれ、上記冷却フレームの上記基部の裏面と相対する面に形成されており、
    上記複数の流路用リブの少なくとも1つの流路用リブが、上記基部の裏面と上記冷却フレームの該基部と相対する面との間の距離より低い延出高さに形成され、残る流路用リブが、上記基部の裏面に接する延出高さに形成され
    補強用リブが、上記基部の裏面に、上記延出高さの低い流路用リブと相対するように周方向に延設され、該基部の裏面と該延出高さの低い流路用リブとの間の隙間を閉塞していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の機電一体型モジュール。
  7. 上記補強用リブは、相対する上記延出高さの低い流路用リブより厚く形成されていることを特徴とする請求項6記載の機電一体型モジュール。
  8. 上記補強用リブは、厚みが相対する上記延出高さの低い流路用リブに向って漸次薄くなり、延出端部の厚みが相対する上記延出高さの低い流路用リブの厚みとなる先細り形状に形成されていることを特徴とする請求項6記載の機電一体型モジュール。
  9. 上記複数の流路用リブは、それぞれ、上記基部の裏面に形成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の機電一体型モジュール。
  10. 上記複数の流路用リブのなかの一つの流路用リブが他の上記流路用リブより厚く形成され、
    上記インバータ装置の出力端子と上記ステータコイルとが、上記一つの流路用リブを貫通する接続導体により接続されていることを特徴とする請求項9記載の機電一体型モジュール。
  11. 上記周壁部の内部に形成された回転電機側冷媒通路をさらに有し、
    連通路が上記インバータ側冷媒通路と上記回転電機側冷媒通路とを連通するように上記基部および第1フランジ部に形成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項10のいずれか1項に記載の機電一体型モジュール。
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