JPWO2019180921A1 - ブラシ付き回転電機 - Google Patents

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Abstract

発熱部品冷却流路および軸受冷却流路は、流路カバーをリアブラケット兼冷却器の回転子部側に取り付けて構成され、前記軸受冷却流路は、回転軸の周方向に沿った円弧状の流路であり、前記回転軸の軸方向における前記軸受冷却流路の配置領域が、前記回転軸の軸方向におけるリア軸受の配置領域の少なくとも一部と重なるように配置され、前記発熱部品冷却流路は、前記回転軸の軸方向から見て、前記発熱部品の配置領域の少なくとも一部と重なるように配置され、固定子鉄心は、前記リアブラケット兼冷却器を介して前記発熱部品冷却流路に接続されている。

Description

この発明は、ブラシ付き回転機部と電力変換装置とを備えたブラシ付き回転電機に関し、特に、電力変換装置の発熱部品、ブラシおよびブラシを設置している側の軸受の冷却構造に関するものである。
発熱部品を備えた回転電機では、発熱部品を冷却する冷却構造を備えていた。例えば、特許文献1に記載の車両用交流発電機では、有底円筒状のハウジングと、ハウジングの開口を閉じるように設置されたフロントブラケットと、ハウジングの底部とフロントブラケットとに装着された軸受に支持された回転軸に固着されて、ハウジング内に収容された回転子と、ハウジングの円筒部に収容保持されて、回転子の外径側に設置された固定子と、回転軸のハウジングの底部からの突出部に設けられたスリップリングに摺接可能に取り付けられたブラシと、ブラシを覆うようにハウジングに固定されたリアブラケットと、を備えていた。ハウジングの円筒部と底部とに設けられた流路となる溝を、ハウジングのフロントブラケットと反対側からリアプレートで蓋をすることで、密閉流路が構成されていた。そして、発熱部品であるダイオード、ICレギュレータが、リアプレートのリアブラケット側に固定されていた。さらに、固定子巻線とハウジングとの間に良熱伝導体が充填されていた。
特許文献1に記載の車両用交流発電機では、ハウジングとリアプレートとで構成される密閉流路に冷却水を流すことで、固定子巻線、ダイオード、ICレギュレータを冷却していた。
特開2003−324873号公報
特許文献1に記載の車両用交流発電機では、固定子の外側に位置しているハウジングの円筒部に流路が設けられているので、発電機の径方向寸法が大型化する。そこで、近年の小型化の要求から、ハウジングの円筒部に設けられた流路の径方向寸法を大きくすることが困難であった。
また、ダイオード、ICレギュレータなどの発熱部品を冷却する流路が、ハウジングの底部とリアプレートとで構成されていた。そこで、ハウジングの円筒部に設けられた流路から分岐してハウジングの底部に設けられた流路に冷却水を流す場合は、両流路に流れる冷却水の流れを均一にするためには、分岐部が複雑な形状となってしまう。また、両流路を直列に繋げた場合、流路長が長くなり圧力損失が大きくなり、高効率で発熱部品を冷却できなくなる。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、小型で高効率に発熱部品を冷却できるブラシ付き回転電機を提供する。
この発明に係るブラシ付き回転電機は、回転機部と、前記回転機部のリア側に配置された電力変換装置と、前記回転機部および前記電力変換装置の間に配置された冷却部と、を備える。前記回転機部は、椀状に形成され、フロント側嵌合部が開口縁部に形成され、フロント軸受が軸心位置に装着されたフロントブラケットと、椀状に形成され、リア側嵌合部が開口縁部に形成され、リア軸受が軸心位置に装着されたリアブラケット兼冷却器と、回転子鉄心、前記回転子鉄心の軸心位置に挿入されて前記回転子鉄心と一体に構成された回転軸、および前記回転子鉄心に装着された界磁巻線を備え、前記回転軸が前記フロント軸受および前記リア軸受に支持されて、回転可能に配置された回転子部と、固定子鉄心、および前記固定子鉄心に装着された固定子巻線を備え、前記固定子鉄心の両端部の外周縁部が前記フロント側嵌合部および前記リア側嵌合部に嵌合された状態で、前記回転軸の軸方向の両側から、前記フロントブラケットおよび前記リアブラケット兼冷却器により加圧挟持されて、前記回転子部を取り囲むように前記回転子部と同軸に配置された固定子部と、を備える。前記電力変換装置は、前記リアブラケット兼冷却器の前記回転子部と反対側の面に取り付けられる1つ以上の発熱部品、前記回転軸の前記リア軸受からの突出部に装着されたスリップリング、前記スリップリングの外周側に設置されたブラシホルダ、前記スリップリングに接するように前記ブラシホルダに保持されたブラシ、および前記リアブラケット兼冷却器に取り付けられて、前記発熱部品、前記ブラシおよび前記ブラシホルダを覆う電力変換装置カバーを備える。前記冷却部は、流路カバーを前記リアブラケット兼冷却器の前記回転子部側に取り付けて構成される発熱部品冷却流路および軸受冷却流路を備える。前記流路カバーは、前記リア側嵌合部の内径以下、かつ前記回転軸の外径より大きい寸法を有し、前記軸受冷却流路は、前記回転軸の周方向に沿った円弧状の流路であり、前記回転軸の軸方向における前記軸受冷却流路の配置領域が、前記回転軸の軸方向における前記リア軸受の配置領域の少なくとも一部と重なるように配置され、前記発熱部品冷却流路は、前記回転軸の軸方向から見て、前記発熱部品の配置領域の少なくとも一部と重なるように配置されている。
この発明によれば、固定子部の外径側に冷却流路を構成する必要がなくなり、径方向寸法の小型化が図られる。また、冷却流路の流路構造を簡単な構造で構成でき、圧力損失を抑制できるので、高効率で発熱部品を冷却できる。
この発明の実施の形態1に係るブラシ付き回転電機を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシ付き回転電機を示す分解斜視図である。 図1のA−A矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシ付き回転電機を示す断面図である。 図4のB部における拡大断面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシ付き回転電機を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシ付き回転電機を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係るブラシ付き回転電機を示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第1の実施態様を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第2の実施態様を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第3の実施態様を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第4の実施態様を示す断面図である。 この発明の実施の形態6に係るブラシ付き回転電機を示す断面図である。 この発明の実施の形態7に係るブラシ付き回転電機の要部を示す拡大断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明によってこの発明の形態が限定されるものではない。また、明細書に記されている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載によって形態が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るブラシ付き回転電機を示す斜視図、図2は、この発明の実施の形態1に係るブラシ付き回転電機を示す分解斜視図、図3は、図1のA−A矢視断面図である。
図1において、ブラシ付き回転電機1は、回転機部2と、電力変換装置3と、冷却部4と、を備えている。図示していないが、回転機部2は、プーリ26に接続されたギア装置又は内燃機関を駆動する、あるいは駆動を補助するモータ、又はギア装置又は内燃機関によって駆動される発電機として動作する。電力変換装置3は、回転機部2を制御するためのインバータ、又は回転機部2により発電された電力を変換するコンバータとして動作する。
回転機部2は、図2および図3に示されるように、回転子部6と、回転子部6を取り囲む固定子部9と、回転子部6および固定子部9を保持するフロントブラケット13およびリアブラケット兼冷却器14と、を有する。
フロントブラケット13は、アルミニウムなどの金属材料を鋳造、ダイカストなどにより椀状に作製されている。フロント軸受11が、フロントブラケット13の軸心位置に装着されている。さらに、フロント側嵌合部31が、フロントブラケット13の開口縁部に形成されている。フロント側嵌合部31は、回転軸5の軸方向と直交する平坦面からなる円環状の軸方向嵌合面31aと、回転軸5の軸心を中心とする円筒面からなる円筒状の径方向嵌合面31bと、を備える。
リアブラケット兼冷却器14は、アルミニウムなどの金属材料を鋳造、ダイカストなどにより椀状に作製されている。リア軸受12が、リアブラケット兼冷却器14の軸心位置に装着されている。さらに、リア側嵌合部32が、リアブラケット兼冷却器14の開口縁部に形成されている。リア側嵌合部32は、回転軸5の軸方向と直交する平坦面からなる円環状の軸方向嵌合面32aと、回転軸5の軸心を中心とする円筒面からなる円筒状の径方向嵌合面32bと、を備える。
固定子部9は、円環状の固定子鉄心9aと、固定子鉄心9aに装着された固定子巻線10と、を有する。固定子巻線10の巻線露出部10aが、固定子鉄心9aの両端部から露出している。固定子部9は、固定子鉄心9aの軸方向の両端部の外周縁部がフロント側嵌合部31とリア側嵌合部32とに嵌合された状態で、軸方向の両側から、フロントブラケット13とリアブラケット兼冷却器14とにより加圧挟持されて、保持されている。このとき、固定子鉄心9aの両端面の外周縁部は、軸方向の両側から、軸方向嵌合面31a,32aにより加圧挟持される。また、固定子鉄心9aの外周面の両端縁部は、径方向嵌合面31b,32bに嵌合し、径方向の位置決めがなされている。
回転子部6は、回転子鉄心6aと、回転子鉄心6aに巻かれた界磁巻線7と、回転子部6の軸心位置に挿入されて、回転子鉄心6aに共周り可能に固着された回転軸5と、を有する。回転軸5の両端は、それぞれ、フロントブラケット13に装着されたフロント軸受11と、リアブラケット兼冷却器14に装着されたリア軸受12と、に回転可能に支持されている。これにより、回転子部6は、固定子部9の内径側に、固定子部9に対して空隙部を介して同軸に配置されている。また、回転軸5のフロント側端部には、プーリ26が取り付けられている。さらに、回転子鉄心6aのフロント側の軸方向端面には、回転軸5によって駆動されて冷却風を発生させるフロントファン8が取り付けられている。フロントファン8の回転を動力として空気を吸気する吸気孔13aが、フロントブラケット13のフロントファン8に対向する面に形成されている。また、空気を排気するための排気孔13bが、フロントブラケット13のフロントファン8の径方向外側の部位に形成されている。
回転軸5は、リアブラケット兼冷却器14から回転子鉄心6aとは反対側に突出している。この回転軸5の突出部には、スリップリング29が装着されている。このスリップリング29は、界磁巻線7に電流を供給するためのものである。ブラシ17は、ブラシホルダ18に保持されて、スリップリング29に摺接可能な状態で接触している。
電力変換装置3は、基板16と、発熱部品15と、を備えている。発熱部品15は、回転機部2のリアブラケット兼冷却器14の回転子鉄心6aと反対側の面に取り付けられており、バスバなどを介して基板16に電気的に接続されている。また、基板16は、ブラシ17にも電気的に接続されている。これにより、外部の電源から供給された交流が、発熱部品15により直流に変換されて、ブラシ17に供給される。さらに、基板16、発熱部品15、ブラシ17、およびブラシホルダ18を覆うように、電力変換装置カバー19がリアブラケット兼冷却器14に取り付けられる。
ここで、発熱部品15は、MOS−FETなどのスイッチング素子、平滑コンデンサ、ノイズ除去用コイル、電源リレーなどであり、基板16に電気的に接続されて、インバータ回路、コンバータ回路などの所望の回路が構成される。
冷却部4は、リアブラケット兼冷却器14と、流路カバー20と、流路入口27aと、流路出口27bと、を備えている。流路カバー20は、リアブラケット兼冷却器14と同様に、良熱伝導材であるアルミニウムなどの金属で作製される。流路カバー20は、リアブラケット兼冷却器14のリア側嵌合部32の内径D1以下、回転軸5の外径D2より大きい寸法を有している。流路を形成する溝が、リアブラケット兼冷却器14の回転子部6側の面に形成されている。流路を形成する溝は、流路カバー20をリアブラケット兼冷却器14に取り付けることにより閉じられ、冷却流路が構成される。冷却流路は、回転軸5の軸方向から見て、発熱部品15の一部あるいは全部と対向する位置に設けられた発熱部品冷却流路21と、径方向から見て、リア軸受12の一部あるいは全部が対向する位置に設けられた軸受冷却流路22と、を備えている。軸受冷却流路22は、回転軸5の円周方向に沿った円弧状の流路であり、発熱部品冷却流路21の内径側に、発熱部品冷却流路21に連なって設けられている。すなわち、発熱部品冷却流路21と軸受冷却流路22とは、一体構造となっている。
このように構成されたブラシ付き回転電機1では、回転子部6が回転駆動されると、フロントファン8が回転子部6に連動して回転する。これにより、空気が、吸気孔13aを介してフロントブラケット13内に吸入される。フロントブラケット13内に吸入された空気は、軸方向に流れて回転子鉄心6aに至り、フロントファン8により径方向外方に曲げられ、排気孔13bから外部に排出される。このとき、フロントブラケット13は、空気が吸気孔13aを流れることにより冷却される。これにより、フロント軸受11が冷却される。また、固定子鉄心9aのフロント側、および固定子巻線10のフロント側の巻線露出部10aが、フロントファン8により遠心方向に曲げられて排気孔13bから外部に排気される空気の流れに曝され、冷却される。
また、液冷媒としての冷却水が、流路入口27aから発熱部品冷却流路21に供給され、発熱部品冷却流路21および軸受冷却流路22を流通した後、流路出口27bから排出される。冷却水が発熱部品冷却流路21を流れることにより、リアブラケット兼冷却器14に取り付けられている発熱部品15が冷却される。また、冷却水が軸受冷却流路22を流れることにより、リア軸受12が冷却される。リア軸受12が冷却されることにより、リア軸受12の温度が下がり、回転軸5が間接的に冷却される。回転軸5が冷却されることにより、回転軸5の端部に取り付けられたスリップリング29を介してブラシ17が冷却される。さらに、冷却水が発熱部品冷却流路21と軸受冷却流路22とを流れることにより、リアブラケット兼冷却器14が冷却される。これにより、リアブラケット兼冷却器14に嵌合されている固定子鉄心9aが冷却され、固定子巻線10が冷却される。
実施の形態1によれば、リアブラケット兼冷却器14がリア側嵌合部32を介して固定子鉄心9aに接している。そこで、固定子巻線10での発熱は、固定子鉄心9aを介してリアブラケット兼冷却器14に伝達され、発熱部品冷却流路21を流通する冷却水に放熱される。これにより、固定子部9の外径側に流路を設ける必要がなくなり、ブラシ付き回転電機1の径方向寸法の小型化が図られる。また、冷却流路がリアブラケット兼冷却器14に形成される発熱部品冷却流路21と軸受冷却流路22だけとなる。これにより、流路構造を簡単な構造で構成でき、圧力損失を抑制できるので、高効率で発熱部品15を冷却できる。
発熱部品冷却流路21と軸受冷却流路22とが一体構造となっている。これにより、流路が1系統だけとなり、流路構造を簡単な構造で構成でき、圧力損失を抑制できる。また、流路構成が簡易となるので、製造、加工、組み立てに関わる制約を抑制しやすくなる。
なお、上記実施の形態1では、発熱部品冷却流路21と軸受冷却流路22とが一体構造となっているが、発熱部品冷却流路21と軸受冷却流路22とは、それぞれ別々の流路入口および流路出口を持った別体の流路であってもよいし、流路入口および流路出口を共通として並列に構成された流路となっていてもよい。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係るブラシ付き回転電機を示す断面図、図5は、図4のB部における拡大断面図である。なお、図4は、図1におけるA−A矢視断面図に相当する断面図である。
ここで、実施の形態2は、流路の構成のみが上記実施の形態1と異なるため、異なる部分についてのみ説明し、他の部分については説明を省略する。
図4および図5において、発熱部品冷却流路21の回転軸5の軸方向に沿う最大寸法H1よりも、軸受冷却流路22Aの回転軸5の軸方向に沿う最大寸法H2のほうが長くなっている。つまり、発熱部品冷却流路21の内径側に、発熱部品冷却流路21に連なって設けられている軸受冷却流路22Aが、発熱部品冷却流路21より固定子鉄心9aと反対側に延びている。
このように構成されたブラシ付き回転電機1Aでは、リア軸受12に対向する軸受冷却流路22Aの領域の回転軸5の軸方向長さが長くなる。これにより、リア軸受12をより効率よく冷却することができ、さらにその先にあるブラシ17も効率よく冷却することができる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3に係るブラシ付き回転電機を示す分解斜視図、図7は、この発明の実施の形態3に係るブラシ付き回転電機を示す断面図である。なお、図7は、図1におけるA−A矢視断面図に相当する断面図である。
ここで、実施の形態3は、流路カバー20と固定子巻線10との間の構成のみが実施の形態2と異なるため、異なる部分についてのみ説明し、他の部分については説明を省略する。
図6および図7において、放熱部材23が、流路カバー20と固定子巻線10におけるリア側の巻線露出部10aとの間に、流路カバー20と巻線露出部10aとに接して配置されている。なお、放熱部材23には、グリース、樹脂材料などの、空気より高熱伝導な材料が用いられるが、液状の材料、シート状の材料、熱硬化性の材料など種々の形態をとり得る。
このように構成されたブラシ付き回転電機1Bでは、放熱部材23が、流路カバー20と固定子巻線10におけるリア側の巻線露出部10aとの間に、流路カバー20と巻線露出部10aとに接して配置されている。そこで、固定子巻線10のリア側にある巻線露出部10aでの発熱が、放熱部材23と流路カバー20を介して発熱部品冷却流路21を流れる冷却水に伝達される。これにより、固定子巻線10が、より効率よく冷却される。
なお、上記実施の形態3では、上記実施の形態2によるブラシ付き回転電機1Aに放熱部材23を配置しているが、上記実施の形態1によるブラシ付き回転電機1に放熱部材23を配置しても、同様の効果が得られる。
実施の形態4
図8は、この発明の実施の形態4に係るブラシ付き回転電機を示す要部拡大断面図である。なお、図8は、図7におけるC部に相当する要部な面図である。
ここで、実施の形態4は、流路カバー20およびリアブラケット兼冷却器14の回転軸5の軸方向寸法のみが上記実施の形態3と異なるため、異なる部分についてのみ説明し、他の部分については説明を省略する。
図8において、リアブラケット兼冷却器14の発熱部品15を取り付ける部分の軸方向寸法T1が、流路カバー20の軸方向寸法T2よりも大きくなっている。
このように構成されたブラシ付き回転電機において、寸法T1を大きし、発熱部品15(発熱体)と発熱部品冷却流路21(放熱器)との間のリアブラケット兼冷却器14における厚肉部分をヒートスプレッダとして作用させる。これにより、発熱部品15から発熱部品冷却流路21までのリアブラケット兼冷却器14の肉厚部における熱密度を小さくすることができ、発熱部品15がより効率よく冷却される。
また、寸法T2を小さくしているので、寸法Lを小さくことができる。これにより、ブラシ付き回転電機を軸方向に小型化することができる。また、流路カバー20を薄い板材で構成できるので、鋳造、ダイカストなどの金型で成型するものよりも簡易に板金などにより製作でき、部品コストを低減することができる。
なお、上記実施の形態4では、上記実施の形態3によるブラシ付き回転電機において、流路カバー20およびリアブラケット兼冷却器14の軸方向寸法を変えているが、上記実施の形態1,2によるブラシ付き回転電機において、流路カバー20およびリアブラケット兼冷却器14の軸方向寸法を同様に変えても、同様の効果が得られる。
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機を示す断面図、図10は、この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第1の実施態様を示す断面図、図11は、この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第2の実施態様を示す断面図、図12は、この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第3の実施態様を示す断面図、図13は、この発明の実施の形態5に係るブラシ付き回転電機の第4の実施態様を示す断面図である。なお、図9から図13は、図7におけるE−E矢視断面図に相当する断面図である。
ここで、実施の形態5では、発熱部品冷却流路21の構成のみが上記実施の形態3と異なるため、異なる部分についてのみ説明し、他の部分については説明を省略する。
図9において、発熱部品取り付け部15aが、リアブラケット兼冷却器14の発熱部品冷却流路21と反対側の面に、互いに離間して、周方向に配列されている。発熱部品取り付け部15aは、リアブラケット兼冷却器14の発熱部品冷却流路21と反対側の面の、発熱部品15が取り付けられている領域である。直線状の放熱フィン24が、リアブラケット兼冷却器14の発熱部品冷却流路21側の面の、少なくとも発熱部品取り付け部15aに対向する領域に、互いに径方向に離間して、平行に複数本設けられている。
このように構成されたブラシ付き回転電機では、放熱フィン24を設けることにより、発熱部品冷却流路21内における放熱面積が増大される。これにより、発熱部品15での発熱の放熱が促進され、発熱部品15をより効率よく冷却することができる。
なお、実施の形態5では、図9に示されるように、直線状の放熱フィン24が、リアブラケット兼冷却器14の発熱部品冷却流路21側の面の発熱部品取り付け部15aに対向する領域のそれぞれに、互いに径方向に離間して平行に複数本設けられているが、放熱フィンの形状、配置は、これに限定されない。例えば、図10に示されるように、円弧状の放熱フィン24aが、リアブラケット兼冷却器14の発熱部品冷却流路21側の面に、発熱部品取り付け部15aに対向する領域を含めて、流路入口27aから流路出口27bに至るように、同心状に複数本設けられてもよい。複数本の放熱フィン24aは、発熱部品冷却流路21内を流れる冷却水の流れ方向に沿うように設けられている。これにより、冷却水は、複数の放熱フィン24aに沿って発熱部品冷却流路21を流路入口27aから流路出口27bに向かって円滑に流通する。
また、図11に示されるように、放熱フィンは、同心状に複数本設けられた円弧状の放熱フィン24aを、分離部30で、周方向に複数に分離して構成された放熱フィン24bでもよい。この場合、流路入口27aから流路出口27bに至る放熱フィン24bは、分離部30で周方向に複数に分離されているので、流路の圧力損失を低減することができる。また、前縁効果により、より効率よく発熱部品15を冷却することができる。
さらに、放熱フィンの形状は、直線状、円弧状に限定されず、図12に示されるように、丸ピン形状の放熱フィン24cでもよく、図13に示されるように、四角柱形状の放熱フィン24dでもよい。また、図示されていないが、放熱フィンの形状は、五角柱、六角柱などの多角形断面の柱形状でもよい。このような断面円形、断面多角形の柱状の放熱フィンを複数設けた場合、前縁効果により、冷却水の流れ方向に沿うストレート形状又は円弧形状の放熱フィンを複数設ける場合に比べ、より効率よく発熱部品15を冷却することができる。
なお、上記実施の形態5では、上記実施の形態3によるブラシ付き回転電機において、放熱フィンの形状、配置を変えているが、上記実施の形態1,2,4によるブラシ付き回転電機において、放熱フィンの形状、配置を同様に変えても、同様の効果が得られる。
実施の形態6.
図14は、この発明の実施の形態6に係るブラシ付き回転電機を示す断面図である。なお、図14は、図7におけるE−E矢視断面に相当する断面図である。
ここで、実施の形態6では、軸受冷却流路22の構成のみが実施の形態3と異なるため、異なる部分についてのみ説明し、他の部分については説明を省略する。
図14において、円弧状の軸受放熱フィン25が、軸受冷却流路22内に冷却水の流れ方向に沿うように設けられている。軸受冷却流路22が、軸受放熱フィン25により、径方向に2分されている。
このように構成されたブラシ付き回転電機では、軸受冷却流路22が、軸受放熱フィン25により、径方向に2分されているので、軸受冷却流路22の径方向寸法が小さくなり、主要長さ(代表長さとも言う)が小さくなる。これにより、軸受冷却流路22における冷却水の流速が速くなり、より効率よく発熱部品15を冷却することができる。
なお、上記実施の形態6では、上記実施の形態3によるブラシ付き回転電機において、軸受冷却流路内に軸受放熱フィンを配置しているが、上記実施の形態2,4,5によるブラシ付き回転電機において、軸受冷却流路内に軸受放熱フィンを配置しても、同様の効果が得られる。
実施の形態7.
図15は、この発明の実施の形態7に係るブラシ付き回転電機の要部を示す拡大断面図である。なお、図15は、図7の領域Fにおける拡大断面図に相当する拡大断面図である。
ここで、実施の形態7は、リアブラケット兼冷却器14と電力変換装置カバー19とにより構成される空間に樹脂部材28が充填されている構成のみが実施の形態3と異なるため、異なる部分についてのみ説明し、他の部分については説明を省略する。
図15において、樹脂部材28が、リアブラケット兼冷却器14と電力変換装置カバー19とにより構成される空間内に、当該空間の全領域を満たすように充填されている。樹脂部材28は、熱伝導率が空気より大きい絶縁性樹脂材料により構成されている。
このように構成されたブラシ付き回転電機では、ブラシホルダ18とリアブラケット兼冷却器14とが、空気より熱伝導率が大きい樹脂部材28を介して連結されている。そこで、ブラシ17がスリップリング29上を摺動することにより発生する熱、およびブラシ17に通電されることにより発生する熱が、ブラシホルダ18および樹脂部材28を介してリアブラケット兼冷却器14に速やかに伝達され、発熱部品冷却流路21内を流れる冷却水に放熱される。これにより、ブラシ17が効率よく冷却される。
また、発熱部品15とリアブラケット兼冷却器14とが、樹脂部材28を介して連結されている。そこで、発熱部品15から発熱部材取り付け部15aを介してリアブラケット兼冷却器14に至る放熱経路に加えて、発熱部品15から樹脂部材28を介してリアブラケット兼冷却器14に至る放熱経路が構成される。これにより、発熱部品15もより効率よく冷却される。
なお、上記実施の形態7では、樹脂部材28が、リアブラケット兼冷却器14と電力変換装置カバー19との間の空間に、空間の全領域を満たすように充填されているが、樹脂部材28は、少なくともブラシホルダ18とリアブラケット兼冷却器14とを連結していれば、当該空間の一部だけに充填されてもよい。
また、上記実施の形態7では、上記実施の形態3によるブラシ付き回転電機において、電力変換装置カバー19内に樹脂部材を充填しているが、上記実施の形態1,2,4,5,6によるブラシ付き回転電機において、電力変換装置カバー19内に樹脂部材を充填しても、同様の効果が得られる。
以上、この発明の形態について説明したが、上記の各図は一例を示したものであり、この発明は以下に説明するように種々の形態を採り得る。
発熱部品の数は、各図で示した数に限るものではなく、1個以上あれば、いくつ取り付けられていてもよい。
また、各図では、冷却水が円周方向に流れる冷却流路を示したが、例えば、冷却流路は、直線流路と直角曲げ流路の組み合わせや、直線流路とUターン流路の組み合わせなど、種々の形態を採り得る。そして、それらの形態にあわせて放熱フィンあるいは軸受放熱フィンの形態を変えてもよい。
また、放熱フィンおよび軸受放熱フィンの数は、図示した数に限定するものではなく、1個以上あれば何個付けてもよい。
また、発熱部品冷却流路と軸受冷却流路に流れる液冷媒は、水に限定されるものではなく、不凍液や油などでもよい。
また、図9から図14に示した流路入口27aおよび流路出口27bは、周方向の外側を向いているが、これに限定されるものではなく、軸方向に向くように取り付け構造を適宜変更してもよく、取り付け位置関係も直近で隣接していなくてもよい。
また、上記各実施の形態1〜7において、それぞれ別の実施の形態として説明したが、各実施の形態の特徴的な構成を適宜組み合わせてブラシ付き回転電機を構成してもよい。
1 ブラシ付き回転電機、2 回転機部、3 電力変換装置、4 冷却部、5 回転軸、6 回転子部、6a 回転子鉄心、7 界磁巻線、8 フロントファン、9 固定子部、9a 固定子鉄心、10 固定子巻線、10a 巻線露出部、11 フロント軸受、12 リア軸受、13 フロントブラケット、13a 吸気孔、13b 排気孔、14 リアブラケット兼冷却器、15 発熱部品、15a 発熱部品取り付け部、17 ブラシ、18 ブラシホルダ、19 電力変換装置カバー、20 流路カバー、21 発熱部品冷却流路、22,22A 軸受冷却流路、23 放熱部材、24,24a,24b,24c,24d 放熱フィン、25 軸受放熱フィン、27a 流路入口、27b 流路出口、28 樹脂部材、29 スリップリング。

Claims (11)

  1. 回転機部と、前記回転機部のリア側に配置された電力変換装置と、前記回転機部および前記電力変換装置の間に配置された冷却部と、を備え、
    前記回転機部は、
    椀状に形成され、フロント側嵌合部が開口縁部に形成され、フロント軸受が軸心位置に装着されたフロントブラケットと、
    椀状に形成され、リア側嵌合部が開口縁部に形成され、リア軸受が軸心位置に装着されたリアブラケット兼冷却器と、
    回転子鉄心、前記回転子鉄心の軸心位置に挿入されて前記回転子鉄心と一体に構成された回転軸、および前記回転子鉄心に装着された界磁巻線を備え、前記回転軸が前記フロント軸受および前記リア軸受に支持されて、回転可能に配置された回転子部と、
    固定子鉄心、および前記固定子鉄心に装着された固定子巻線を備え、前記固定子鉄心の両端部の外周縁部が前記フロント側嵌合部および前記リア側嵌合部に嵌合された状態で、前記回転軸の軸方向の両側から、前記フロントブラケットおよび前記リアブラケット兼冷却器により加圧挟持されて、前記回転子部を取り囲むように前記回転子部と同軸に配置された固定子部と、を備え、
    前記電力変換装置は、
    前記リアブラケット兼冷却器の前記回転子部と反対側の面に取り付けられる1つ以上の発熱部品、前記回転軸の前記リア軸受からの突出部に装着されたスリップリング、前記スリップリングの外周側に設置されたブラシホルダ、前記スリップリングに接するように前記ブラシホルダに保持されたブラシ、および前記リアブラケット兼冷却器に取り付けられて、前記発熱部品、前記ブラシおよび前記ブラシホルダを覆う電力変換装置カバーを備え、
    前記冷却部は、
    流路カバーを前記リアブラケット兼冷却器の前記回転子部側に取り付けて構成される発熱部品冷却流路および軸受冷却流路を備える、ブラシ付き回転電機において、
    前記流路カバーは、前記リア側嵌合部の内径以下、かつ前記回転軸の外径より大きい寸法を有し、
    前記軸受冷却流路は、前記回転軸の周方向に沿った円弧状の流路であり、前記回転軸の軸方向における前記軸受冷却流路の配置領域が、前記回転軸の軸方向における前記リア軸受の配置領域の少なくとも一部と重なるように配置され、
    前記発熱部品冷却流路は、前記回転軸の軸方向から見て、前記発熱部品の配置領域の少なくとも一部と重なるように配置されているブラシ付き回転電機。
  2. 前記発熱部品冷却流路と前記軸受冷却流路とは、一体構造である請求項1記載のブラシ付き回転電機。
  3. 前記軸受冷却流路の前記回転軸の軸方向に沿う流路最大寸法が、前記発熱部品冷却流路の前記回転軸の軸方向に沿う流路最大寸法より長い請求項1又は請求項2記載のブラシ付き回転電機。
  4. 前記固定子巻線の前記固定子鉄心から露出している巻線露出部が、放熱部材を介して前記流路カバーに接している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のブラシ付き回転電機。
  5. 前記リアブラケット兼冷却器の前記発熱部品が取り付けられている発熱部品取り付け部の前記回転軸の軸方向の寸法は、前記流路カバーの前記回転軸の軸方向の寸法よりも大きい請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のブラシ付き回転電機。
  6. 放熱フィンが、前記回転軸の軸方向から見て、前記リアブラケット兼冷却器の前記発熱部品冷却流路を構成する面の、少なくとも前記発熱部品と重なる領域に、液冷媒の流れ方向に沿うように形成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のブラシ付き回転電機。
  7. 前記放熱フィンは、液冷媒が流れる方向において1箇所以上で途切れている請求項6記載のブラシ付き回転電機。
  8. 前記放熱フィンは、柱状のピンフィンである請求項6記載のブラシ付き回転電機。
  9. 軸受放熱フィンが、前記リアブラケット兼冷却器の前記軸受冷却流路を構成する面に、液冷媒の流れ方向に沿うように形成されている請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のブラシ付き回転電機。
  10. 樹脂部材が、前記リアブラケット兼冷却器と前記電力変換装置カバーとにより構成される空間に、前記ブラシホルダと前記リアブラケット兼冷却器とを連結するように充填されている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のブラシ付き回転電機。
  11. 前記回転子鉄心のフロント側端面に固着されたフロントファンと、
    前記フロントブラケットの前記回転子部に対向する部位に形成された吸気孔と、
    前記フロントブラケットの前記フロントファンの径方向外方の部位に形成された排気孔と、をさらに備える請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のブラシ付き回転電機。
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