JP5645593B2 - ウエーハの分割方法 - Google Patents

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Description

本発明は、裏面にダイアタッチフィルム(DAF)等のダイボンディング用フィルムが貼着された半導体ウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハの分割方法に関する。
IC,LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画されて表面に形成された半導体ウエーハは、裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、ダイシング装置(切削装置)によって個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の電気機器に利用広くされている。
近年、携帯電話やパソコン等の電気機器はより軽量化、小型化が求められており、より薄いデバイスが要求されている。ウエーハをより薄いデバイスに分割する技術として、所謂先ダイシング法と称する分割技術が開発され、実用化されている(特開平11−40520号公報参照)。
この先ダイシング法は、半導体ウエーハの表面から分割予定ラインに沿って所定の深さ(デバイスの仕上がり厚さに相当する深さ)の分割溝を形成し、その後、表面に分割溝が形成された半導体ウエーハの裏面を研削して該裏面に分割溝を表出させ、ウエーハを個々のデバイスに分割する技術であり、デバイスの厚さを50μm以下に加工することが可能である。
しかし、先ダイシング法によって個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面にダイアタッチフィルム(DAF)と称するダイボンディング用フィルムを配設する場合、個々のデバイスに対応してDAFを分割することが比較的困難であり生産性が悪いという問題がある(例えば、特開2002−118081号公報参照)。
一方、ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームをその集光点を分割予定ラインに対応する内部に位置づけて照射してウエーハ内部に改質層を形成し、この改質層に外力を付与して個々のデバイスに分割するステルスダイシングと称する技術が提案され実用に供されている(特許第3408805号公報参照)。
この技術によれば、分割されたデバイスとデバイスの間の間隔は殆どないため、個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面にDAFを配設してダイシングテープに貼着し、ダイシングテープを半径方向に拡張すると個々のデバイスに対応してDAFを容易に分割することができる(例えば、特開2005−223285号公報参照)。
特開平11−40520号公報 特開2002−118081号公報 特許第3408805号公報 特開2005−223285号公報
しかし、ウエーハの内部に改質層を形成した後、ウエーハの裏面にDAFを配設してダイシングテープに貼着し、ダイシングテープを半径方向に拡張することによりDAF付きデバイスを製造する技術によれば、デバイスの外周に残存した改質層によってデバイスの抗折強度が低下するという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、デバイスの抗折強度を低下させることなく個々のデバイスに対応してDAFを容易に分割することのできるウエーハの分割方法を提供することである。
本発明によると、複数のデバイスが分割予定ラインによって区画されて表面に形成されたウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハの分割方法であって、ウエーハの表面に保護部材を配設する保護部材配設工程と、該保護部材配設工程を実施した後、ウエーハの裏面を研削して所定の厚みに加工する裏面研削工程と、該裏面研削工程を実施した後、ウエーハの裏面からウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームをその集光点を分割予定ラインに対応する内部に位置付けて照射し、デバイスの仕上がり厚さに至らない深さの位置に改質層を形成する改質層形成工程と、該改質層形成工程を実施した後、ウエーハを該改質層に沿って個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程と、該ウエーハ分割工程を実施した後、個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面を研削して該改質層を除去し、該デバイスを仕上がり厚さに形成する改質層除去工程と、該改質層除去工程を実施した後、ウエーハを収容する開口部を有する環状フレームの該開口部にウエーハを位置づけてダイボンディング用フィルムを介在してウエーハの裏面をダイシングテープに貼着するとともに、該ダイシングテープの外周部を該環状フレームに貼着するフレーム配設工程と、該フレーム配設工程を実施した後、ウエーハの表面から該保護部材を除去する保護部材除去工程と、該保護部材除去工程を実施した後、該ダイシングテープを拡張してデバイスとデバイスの間隔を拡張し、該ダイボンディング用フィルムを個々のデバイスに対応して分割するダイボンディング用フィルム分割工程と、を具備したことを特徴とするウエーハの分割方法が提供される。
好ましくは、ウエーハの分割予定ライン上には膜が積層されており、本発明のウエーハの分割方法は、裏面研削工程を実施する前に、アブレーション加工を施すレーザビームを分割予定ラインに照射して膜を切断する膜切断工程を更に具備している。この膜は、TEGを含む金属膜、Low−k膜を含む絶縁膜、ポリイミド膜を含む樹脂膜の何れかから構成される。
本発明は、ステルスダイシングによってウエーハを個々のデバイスに分割した後、ウエーハの裏面を研削して改質層を除去し、ウエーハの裏面にダイボンディング用フィルムを介在してダイシングテープに貼着してダイシングテープを半径方向に拡張することで、ダイボンディング用フィルムをデバイスに対応して分割するようにしたので、デバイスの抗折強度を低下させることなく個々のデバイスに対応してダイボンディング用フィルムを容易に分割することができるとともに、薄いデバイスを提供することができる。
半導体ウエーハの表面側斜視図である。 表面に保護テープが貼着された状態の半導体ウエーハの裏面側斜視図である。 裏面研削工程を示す斜視図である。 改質層形成工程を示す斜視図である。 ウエーハ内部に改質層が形成された半導体ウエーハの断面図である。 ウエーハ分割工程により個々のデバイスに分割された状態の半導体ウエーハの斜視図である。 改質層除去工程を示す斜視図である。 フレーム配設工程を示す斜視図である。 保護テープ除去工程を示す斜視図である。 ダイボンディング用フィルム分割工程を示す縦断面図である。 膜切断工程を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は所定の厚さに加工される前の半導体ウエーハの斜視図である。図1に示す半導体ウエーハ11は、例えば厚さが700μmのシリコンウエーハから成っており、表面11aに複数のストリート(分割予定ライン)13が格子状に形成されているとともに、該複数のストリート13によって区画された各領域にIC、LSI等のデバイス15が形成されている。
このように構成された半導体ウエーハ11は、デバイス15が形成されているデバイス領域17と、デバイス領域17を囲繞する外周余剰領域19を備えている。また、半導体ウエーハ11の外周には、シリコンウエーハの結晶方位を示すマークとしてのノッチ21が形成されている。
半導体ウエーハ11の表面11aには、デバイス15を保護するために保護テープ貼着工程により保護テープ23が貼着される。従って、半導体ウエーハ11の表面11aは保護テープ23によって保護され、図2に示すように裏面11bが露出する形態となる。
本発明のウエーハの分割方法では、まず半導体ウエーハ11の裏面11bを研削してウエーハ11を所定厚さに加工する裏面研削工程を実施する。この裏面研削工程は、図3に示すように、研削装置のチャックテーブル10でウエーハ11の保護テープ23側を吸引保持し、研削ユニット12で遂行する。
研削ユニット12は、モータにより回転駆動されるスピンドル14と、スピンドル14の先端に固定されたホイールマウント16と、ホイールマウント16にねじ25により着脱可能に装着された研削ホイール18とを含んでいる。研削ホイール18は、環状基台20と、環状基台20の自由端部に固着された複数の研削砥石22から構成されている。
裏面研削工程では、チャックテーブル10を矢印a方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削ホイール18をチャックテーブル10と同一方向に、即ち矢印b方向に6000rpmで回転させるとともに、研削ユニット送り機構を作動して研削砥石22をウエーハ11の裏面11bに接触させる。
そして、研削ホイール18を所定の研削送り速度(例えば3〜5μm/秒)で下方に所定量研削送りしてウエーハ11の研削を実施する。図示しない接触式又は非接触式の厚み測定ゲージによってウエーハ11の厚みを測定しながらウエーハ11を所望の厚み(例えば100μm)に仕上げる。
裏面研削工程実施後、改質層形成工程を実施する。この改質層形成工程では、図4に示すように、レーザ加工装置24のチャックテーブル26で裏面研削されたウエーハ11の保護テープ23側を吸引保持する。
28はレーザビーム照射ユニットであり、そのハウジング30中には従来よく知られたレーザ発振器、繰り返し周波数設定手段等が収容されている。レーザビーム照射ユニット28のレーザ発振器から発振されたウエーハ11に対して透過性を有する波長のレーザビームは、集光器(レーザ照射ヘッド)32により集光点を分割予定ライン13に対応する内部に位置づけて照射され、図5に示すように、デバイスの仕上がり厚さに至らない深さの位置に改質層27を形成する。
例えば、この改質層27はウエーハ11の裏面11bから50μm程度の位置に形成する。図5でtはデバイスの仕上がり厚さを示しており、例えば20〜30μmに設定される。
改質層形成工程における加工条件は、例えば以下の通りである。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザ
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :100kHz
パルス幅 :40ns
平均出力 :1W
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
入射面 :研削面(裏面)
全ての分割予定ライン13に沿って改質層27を形成したならば、ウエーハ11を改質層27に沿って個々のデバイス15に分割するウエーハ分割工程を実施する。このウエーハ分割工程は、ウエーハ11に外力を付与することにより、改質層27を分割起点として全ての分割予定ライン13に沿ってウエーハ11を破断して分割溝29を形成することにより実施する。
このウエーハ分割方法は、例えば特許第3408805号公報に開示されているような切断方法で実施するか、或いは特許第4361506号公報に開示されている分割治具を使用して実施することができる。
図6に示す如く、分割後のデバイス15は保護テープ23に貼着されているため、ウエーハ形状が保持される。また、デバイス間の分割溝29はその幅が非常に狭く形成されている。尚、改質層を形成し、その改質層に沿って分割する技術をステルスダイシングと称する。
ウエーハ分割工程実施後、ウエーハ11の裏面11bをデバイスの仕上がり厚さに至るまで研削して改質層27を除去する改質層除去工程を実施する。この改質層除去工程では、図3に示した裏面研削工程と同様に、図7に示すように、研削装置のチャックテーブル10で保護テープ23側を吸引保持し、チャックテーブル10を矢印a方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削ホイール18をチャックテーブル10と同一方向に、即ち矢印b方向に例えば6000rpmで回転させるとともに、研削ユニット送り機構を作動して研削砥石22をウエーハ11の裏面11bに接触させる。
そして、研削ホイール18を所定の研削送り速度(例えば3〜5μm/秒)で下方に所定量研削送りしてウエーハ11の研削を実施する。図示しない接触式又は非接触式の厚み測定ゲージによってウエーハ11の厚みを測定しながら、ウエーハ11をデバイスの仕上がり厚さ(例えば20μm)に仕上げる。この研削により、改質層27は裏面研削工程で研削されたウエーハ11の裏面11bから約50μmの位置に形成されているので、改質層27は完全に除去される。
改質層除去工程実施後、図8に示すように、ウエーハ11を収容する開口部を有する環状フレームFの開口部にウエーハ11を位置づけて、ダイシングテープTに貼着されたダイアタッチフィルム(DAF)36にウエーハ11の裏面を貼着するとともに、ダイシングテープTの外周部を環状フレームFに貼着するフレーム配設工程を実施する。
このフレーム配設工程により、ウエーハ11はDAF36及びダイシングテープTを介して環状フレームFに支持されたことになる。次いで、図9に示すように、ウエーハ11の表面から保護テープ23を剥離する。
次いで、DAF36等のダイボンディング用フィルムを個々のデバイス毎に分割するダイボンディング用フィルム分割工程を実施する。このダイボンディング用フィルム分割工程は、例えば図10に示すような分割装置40を用いて実施する。
図10(A)に示すように、裏面にDAF36が貼着された半導体ウエーハ11をダイシングテープTを介して支持した環状フレームFを、フレーム保持手段42のフレーム保持部材46の載置面46a上に載置し、クランプ48によってフレーム保持部材46を固定する。この時、フレーム保持部材46はその載置面46aがテープ拡張手段44の拡張ドラム50の上端と略同一高さとなる基準位置に位置づけられる。
次いで、駆動手段54の図示しないエアシリンダを駆動してフレーム保持部材46を下方に約15mm程度移動して、図10(B)に示す拡張位置に下降させる。それにより、フレーム保持部材46の載置面46a上に固定されている環状フレームFを下降するため、環状フレームFに装着されたダイシングテープTは拡張ドラム50の上端縁に当接して主に半径方向に拡張される。
その結果、ダイシングテープTに貼着されているDAF36には放射状に引張力が作用する。このようにDAF36に放射状に引張力が作用すると、DAF36は分割予定ライン13に沿って個々のデバイス毎に破断され、裏面にDAF36が貼着されたデバイス15を得ることができる。
このダイボンディング用フィルム分割工程では、ウエーハ11に形成された分割溝29の幅が非常に狭くデバイス15とデバイス15の間隙が殆どないため、ダイシングテープTは半径方向に一様に伸びやすく、DAF36をデバイス15に対応して容易に分割することができる。
半導体ウエーハ11の種類によっては、図11に示すように、ウエーハ11の表面にLow−k膜等の絶縁膜31、ポリイミド膜等の樹脂膜が積層されている場合がある。更に、ウエーハ11の分割予定ライン13にTEG等の金属膜が形成されている場合がある。
このようにウエーハ11の少なくとも分割予定ライン13に膜が形成されている場合には、上述した裏面研削工程を実施する前に、この膜を切断する膜切断工程を実施するのが好ましい。
この膜切断工程では、図11に示すように、レーザ加工装置の集光器32からアブレーション加工を施すレーザビームを分割予定ライン13に沿って照射して絶縁膜31等の膜を切断する。矢印X1は加工送り方向であり、33は切断溝である。
この膜切断工程の加工条件は、例えば以下ように設定される。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザ
波長 :355nm(YVO4の第3高調波)
繰り返し周波数 :50kHz
パルス幅 :40ns
平均出力 :1W
集光スポット径 :φ5μm
加工送り速度 :100mm/秒
入射面 :パターン面(表面)
上述した本発明の実施形態によれば、ステルスダイシングによってウエーハ11を個々のデバイス15に分割した後、ウエーハ11の裏面11bをデバイスの仕上がり厚さまで研削して改質層27を除去し、ウエーハ11の裏面にDAF36を介してダイシングテープTを貼着し、分割装置でダイシングテープTを拡張することでDAF36をデバイス15に対応して破断するようにしたので、デバイス15の抗折強度を低下することなく個々のデバイス15に対応してDAF36を容易に分割することができるとともに、薄いDAF付デバイス15を提供することができる。
11 半導体ウエーハ
12 研削ユニット
13 ストリート(分割予定ライン)
15 デバイス
18 研削ホイール
23 保護テープ
24 レーザ加工装置
27 改質層
28 レーザビーム照射ユニット
29 分割溝
32 集光器
36 DAF
40 分割装置

Claims (3)

  1. 複数のデバイスが分割予定ラインによって区画されて表面に形成されたウエーハを個々のデバイスに分割するウエーハの分割方法であって、
    ウエーハの表面に保護部材を配設する保護部材配設工程と、
    該保護部材配設工程を実施した後、ウエーハの裏面を研削して所定の厚みに加工する裏面研削工程と、
    該裏面研削工程を実施した後、ウエーハの裏面からウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームをその集光点を分割予定ラインに対応する内部に位置付けて照射し、デバイスの仕上がり厚さに至らない深さの位置に改質層を形成する改質層形成工程と、
    該改質層形成工程を実施した後、ウエーハを該改質層に沿って個々のデバイスに分割するウエーハ分割工程と、
    該ウエーハ分割工程を実施した後、個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面を研削して該改質層を除去し、該デバイスを仕上がり厚さに形成する改質層除去工程と、
    該改質層除去工程を実施した後、ウエーハを収容する開口部を有する環状フレームの該開口部にウエーハを位置づけてダイボンディング用フィルムを介在してウエーハの裏面をダイシングテープに貼着するとともに、該ダイシングテープの外周部を該環状フレームに貼着するフレーム配設工程と、
    該フレーム配設工程を実施した後、ウエーハの表面から該保護部材を除去する保護部材除去工程と、
    該保護部材除去工程を実施した後、該ダイシングテープを拡張してデバイスとデバイスの間隔を拡張し、該ダイボンディング用フィルムを個々のデバイスに対応して分割するダイボンディング用フィルム分割工程と、
    を具備したことを特徴とするウエーハの分割方法。
  2. 該分割予定ライン上には膜が積層されており、該裏面研削工程を実施する前に、アブレーション加工を施すレーザビームを該分割予定ラインに沿って照射して該膜を切断する膜切断工程を更に具備した請求項1記載のウエーハの分割方法。
  3. 該膜は、TEGを含む金属膜、Low−k膜を含む絶縁膜、ポリイミド膜を含む樹脂膜の何れかから構成される請求項2記載のウエーハの分割方法。
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