JP5645488B2 - 作業車両のシート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両の運転室に設けるシート装置に関するもので、特に、車両の運転室の後部側に作業機を備えてなる作業車両のシート装置に関するものである。
作業車両には、車両に固定された運転室(運転台を含む)の後部側に作業機を備えてなる形式のものがある。
たとえば、高性能林業機械の一種であるフォワーダは、運転室の後部側に作業機としてのグラップルを備えた構成としてあり、該グラップルを操作することにより、車両後部に設けた荷台(デッキ)への木材の積み降ろしを行うようにしてある。
上記フォワーダのように、運転室の後部側に作業機を備えた形式の作業車両では、車両走行時にはオペレータは前向きで運転操作を行うが、上記運転室の後部側に装備してある作業機を操作する場合、作業性を高めるためには、オペレータが作業機側、すなわち、車両の後部側に向いて操作を行うことが望まれることが多い。
そのため、この種の作業車両では、車両走行時の運転操作を行う際にオペレータが着座する前向きの走行操作用シートとは別に、作業機の操作時にオペレータが着座するための後向きあるいは作業機に取り付けられた作業機操作用シートを備える形式としたものがある。
ところで、たとえば、上記フォワーダにて、分散して配置されている木材の積み込み作業を行う場合のように、作業車両では、車両の走行と、作業機を用いた作業とを交互に切換える必要が生じることがあり、又、作業機での作業時に作業車両自体の位置の調整を行うことが必要とされることもある。
しかし、上記したように走行操作用シートと作業機操作用シートとを別に設けてなる形式の作業車両では、該作業車両の走行(移動)と、作業機での作業とを切換えるときに、オペレータがその都度、上記走行操作用と作業機操作用の2つのシート間を移動する必要が生じるため、オペレータの負担が大きくなると共に、作業時間が嵩むという問題が生じていた。
そのため、上記のような作業車両における車両の走行と、作業機を用いた作業とを切換える際のオペレータの移動の負担を低減できるようにするための対策として、作業車両の運転室に、前向きと後向きに反転(旋回)できるようにした反転式のシートを設けると共に、上記運転室における上記反転式シート設置個所の前側に、ハンドル、レバー、ペダル等の車両走行操作用の走行操作装置を設け、且つ上記運転室における反転式シート設置個所の後側に、操作レバー等の作業機操作装置を設けてなる構成とすることが従来提案されている。
かかる構成によれば、オペレータが上記反転式シートに座ったまま該シートを前後に反転させることで、上記走行操作装置による車両の走行の操作と、上記作業機操作装置による作業機を用いた作業とを切換えることができるようになる(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許第4253284号公報 特許第3808729号公報
ところが、上記特許文献1、特許文献2に示されたものは、運転室における反転式シート設置個所の前側と後側に、車両走行操作用の走行操作装置と、作業機操作装置がそれぞれ設置してあるため、作業車両の走行と、作業機を用いた作業との切換えを行なう場合は、反転式シートを180度反転させる必要が生じてしまう。
ところで、作業車両には、アーティキュレート式(中折れ式)の車体を備えたものがあり、該アーティキュレート式の作業車両では、車体を中折れさせた状態とすると、運転室の後部側に設けてある作業機の向きが、該運転室の後方に向いた配置とはならないことがある。
又、旋回機能を備えた作業機を用いた作業をする場合、作業対象個所が、作業車両の側方になることもある。
そのため、運転室の後部側に作業機を備えた作業車両にて、上記作業機を用いた作業を行う場合、オペレータが運転室の後方に向いて着座する姿勢が、視認性等の点で、必ずしも最適な姿勢とならない場合がある。
しかし、上記従来の作業車両における反転式シートでは、オペレータが作業機の向きや作業対象個所の配置に応じた任意の方向を向いて操作できるようにはなっていないというのが実状である。
そこで、本発明は、運転席の後部側に作業機を備えた作業車両にて、オペレータが車両前方を向いて着座した状態で車両走行時の運転操作を行うことができると共に、上記作業機を用いた作業を行うときには、該作業機の向きや作業対象個所の配置に応じてオペレータが着座したまま任意の角度方向に向くことができ、作業機や作業対象個所の視認性を高めることができて、オペレータの負担を軽減することが可能な作業車両のシート装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、運転室の後部側に作業機を備えた作業車両における運転室の床面に、シート用のサスペンションユニットを設け、該サスペンションユニットの上側に、シート本体と、該シート本体に取り付けた上記作業機操作用の操作レバーを備えたレバーボックスとからなるシートユニットを、任意の角度で旋回をロックすることが可能なターンテーブルを介して取り付け、該ターンテーブルの内側に、半円弧状プレートと、該半円弧状プレートと同一円周上における該半円弧状プレートの両端部から離れた位置に配置してあるセンサとを有して上記シート本体の向きを検出するシート角度検出手段を備え、該シート角度検出手段によって検出されるシート本体の向きに応じて、シートユニットに設けた操作レバーの機能オン状態と機能オフ状態とを切換えるようにした構成を有する作業車両のシート装置とする。
又、上記構成において、シートユニットのレバーボックスに備えた操作レバーに、作業車両の走行操作を行う機能を備えるようにした構成とする。
更に、上記各構成において、ターンテーブルを、中央部に開口部を備えたベースプレートの上側に、中央部に開口部を備えた旋回プレートを配置すると共に、上記各プレートにおける開口部の周囲となる個所同士を回転支持機構により相対回転可能に連結してなる構成とし、シート角度検出手段の半円弧状プレートを、上記サスペンションユニットの頂部における上記ベースプレートの開口部の内側となる箇所に取り付けると共に、上記シート角度検出手段のセンサを、近接センサとして、上記旋回プレートの開口部の内側となる箇所に取り付け、更に、操作レバーを電気制御式として、該操作レバーに接続したワイヤーハーネスを、上記ターンテーブルの各プレートの開口部を通して車体側へ導くようにした構成とする。
本発明の作業車両のシート装置によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)運転室の後部側に作業機を備えた作業車両における運転室の床面に、シート用のサスペンションユニットを設け、該サスペンションユニットの上側に、シート本体と、該シート本体に取り付けた上記作業機操作用の操作レバーを備えたレバーボックスとからなるシートユニットを、任意の角度で旋回をロックすることが可能なターンテーブルを介して取り付け、該ターンテーブルの内側に、半円弧状プレートと、該半円弧状プレートと同一円周上における該半円弧状プレートの両端部から離れた位置に配置してあるセンサとを有して上記シート本体の向きを検出するシート角度検出手段を備え、該シート角度検出手段によって検出されるシート本体の向きに応じて、シートユニットに設けた操作レバーの機能オン状態と機能オフ状態とを切換えるようにした構成としてあるので、シート本体に着座したオペレータは、車両の走行操作時の運転室の前方に向いた状態から、着座したままの状態で、作業機の操作を行うときには任意の方向に向きを変えることができ、その状態で、シート本体と一緒に旋回するレバーボックスに設けてある操作レバーを用いて作業機の操作による作業を実施することができる。このため、上記オペレータは、作業機の向きや作業対象個所の配置に応じた向きで作業機の操作を行うことができることから、上記作業機や作業対象個所の視認性を高めることができて、作業効率の向上化を図ることができる。
(2)又、上記オペレータは、作業機による作業を行う際に無理な姿勢をとる必要がなくなるため、該オペレータの負担を軽減する効果が期待できる。
(3)しかも、サスペンションユニットの上側に、ターンテーブルを設けるようにしてあるため、該ターンテーブルの上側にサスペンションユニットを取り付ける場合に比して、ターンテーブルで回転自在に支持すべき重量を軽減できることから、該ターンテーブルの構造を簡略化して、ターンテーブル自体の重量、更には、本発明の作業車両のシート装置の装置重量の軽減化を図る効果が期待できる。
(4)シートユニットのレバーボックスに備えた操作レバーに、作業車両の走行操作を行う機能を備えるようにした構成とすることにより、シート本体に着座したオペレータは、任意の方向に向いた状態で、作業機の操作に加えて作業車両の走行操作も行うことができ、よって、上記作業機を用いた作業を行う際に、作業車両の位置を作業位置に対応させて走行させることができる。
(5)更に、オペレータが運転室の後方を向いた状態で、作業車両の後進操作を行うことができるようになるため、作業車両の進行方向の視認性を高めた状態で後進操作を行うことができる。
(6)ターンテーブルを、中央部に開口部を備えたベースプレートの上側に、中央部に開口部を備えた旋回プレートを配置すると共に、上記各プレートにおける開口部の周囲となる個所同士を回転支持機構により相対回転可能に連結してなる構成とし、シート角度検出手段の半円弧状プレートを、上記サスペンションユニットの頂部における上記ベースプレートの開口部の内側となる箇所に取り付けると共に、上記シート角度検出手段のセンサを、近接センサとして、上記旋回プレートの開口部の内側となる箇所に取り付け、更に、操作レバーを電気制御式として、該操作レバーに接続したワイヤーハーネスを、上記ターンテーブルの各プレートの開口部を通して車体側へ導くようにした構成とすることにより、上記ワイヤーハーネスを、その柔軟性を利用してシート本体と一体のレバーボックス及び操作レバーの旋回に容易に追従させることができる。又、上記ワイヤーハーネスを上記ターンテーブルの各プレートの開口部に通すことで、ターンテーブルの外側には、シートユニットの旋回に追従させるために弛みを持たせたワイヤーハーネスが配線されることがないため、弛んだワイヤーハーネスに物やオペレータが引っ掛かる虞を防止できると共に、運転室内におけるシート周りの構成をシンプルなものとすることができる。
(7)前記(1)のように、ターンテーブルの内側に、半円弧状プレートと、該半円弧状プレートと同一円周上における該半円弧状プレートの両端部から離れた位置に配置してあるセンサとを有してシート本体の向きを検出するシート角度検出手段を備え、該シート角度検出手段によって検出されるシート本体の向きに応じて、シートユニットに設けた操作レバーの機能オン状態と機能オフ状態とを切換えるようにした構成としてあるので、作業車両の前進走行操作時のようなシートユニットに設けてある操作レバーの不使用時には、該操作レバーを機能させなくし、シートユニットを所定量旋回させた必要時にのみ機能させるようにすることができる。

本発明の作業車両のシート装置の実施の一形態を示す概略側面図である。 図1のシート装置の概略平面図である。 図1のA−A方向矢視拡大図である。 図1のシート装置におけるシートユニットを平面視反時計周り方向へ90度旋回させた状態を示す図である。 図1のシート装置におけるシートユニットを平面視反時計周り方向へ180度旋回させた状態を示す図である。 図1のシート装置におけるシートユニットを平面視反時計周り方向へ270度旋回させた状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は本発明の作業車両のシート装置の実施の一形態を示すもので、以下のような構成としてある。
すなわち、運転室(運転台を含む)1の後部側に作業機(図示せず)を備えてなる形式の作業車両における上記運転室1の床面上の所定個所に、シート取付台2を設け、該シート取付台2の上側に、シート用のサスペンションユニット3を設置する。
更に、シート本体5の左右両側に、作業車両の走行操作と上記図示しない作業機の操作を行うための操作レバーとして、たとえば、ジョイスティック式操作レバー7を備えたレバーボックス6を設けてなるシートユニット4を形成し、該シートユニット4を、上記サスペンションユニット3の上側に、ターンテーブル8を介して旋回可能に取り付けた構成とする。
詳述すると、上記ターンテーブル8は、中央部に上下に貫通する所要径の開口部9aを備えたベースプレート9の上側に、中央部に上記ベースプレート9の開口部9aと連通させるための上下に貫通する所要の開口部10aを備えた旋回プレート10を配置して、該各プレート9と10の双方の開口部9a,10aの外周となる個所同士を、円環状の回転支持機構(図示せず)を介して相対的に旋回(回転)可能な状態で連結した構成としてある。
更に、上記ターンテーブル8には、ベースプレート9に対して旋回プレート10を自由に旋回させることができるようにした旋回許容状態と、旋回プレート10の旋回をロックして該旋回プレート10のベースプレート9上での向き(旋回角度)を固定する旋回ロック状態とを切換えるための図示しない旋回ロック手段を備えると共に、該旋回ロック手段による上記旋回許容状態と旋回ロック状態との双方向の切換え操作を手動で行うための旋回ロック手段操作レバー11を、上記旋回プレート10の外周部に備えた構成としてある。
上記構成としてあるターンテーブル8は、ベースプレート9を、上記サスペンションユニット3の頂部に取り付け、又、上記旋回プレート10の上側に、上記シートユニット4におけるシート本体5の底面に設けた取付ブラケット12を取り付ける。なお、上記旋回プレート10に上記シート本体5の底面の取付ブラケット12を取り付けるときには、該旋回プレート10に設けてある上記ターンテーブル8における旋回ロック手段操作レバー11が、上記シート本体5の座面の前寄り下側位置に配置されるようにしてある。
これにより、上記シート本体5に着座する作業車両のオペレータ(図示せず)が、着座したままの状態で、該シート本体5の座面の前寄り下側位置に配置してある上記旋回ロック手段操作レバー11に容易に手が届くようにしてある。更に、上記シート本体5に着座したオペレータが、上記旋回ロック手段操作レバー11を手動操作して、上記ターンテーブル8の図示しない旋回ロック手段を旋回許容状態に切換えると、上記オペレータが、シート本体5に着座した状態のまま、上記シートユニット4、すなわち、上記シート本体5及びジョイスティック式操作レバー7を備えた左右のレバーボックス6を一体に左右方向へ旋回させて、該シート本体5の向きを任意に変更することができるようにしてある。一方、上記シート本体5が所要の向きに配置された状態のときに、上記旋回ロック手段操作レバー11を手動操作して、上記ターンテーブル8の図示しない旋回ロック手段を旋回ロック状態に切換えると、上記シート本体5及びジョイスティック式操作レバー7を備えた左右のレバーボックス6を、そのとき向いている方向に固定できるようにしてある。
上記シート本体5の左右両側に設けた各レバーボックス6に設けてある作業車両の走行操作と作業機の操作を行うための各ジョイスティック式操作レバー7は、上記シート本体5と一緒に旋回させるようにしてあることから、該各ジョイスティック式操作レバー7は電気制御方式としてある。更に、該電気制御方式の各ジョイスティック式操作レバー7に接続してある制御信号伝達用のワイヤーハーネス13を、上記各レバーボックス6とシート本体5の下側を通して取付ブラケット12の内側へ配線させると共に、上記ターンテーブル8の旋回プレート10とベースプレート9の中央部の開口部10a,9aを順次挿通させてから、上記サスペンションユニット3における図示しないシートサスペンション機構と干渉しない個所と、シート取付台2の内側を通して運転室1の床側へ導いて、図示しない作業車両の走行装置の制御系統や作業機の制御系統に接続するようにしてある。なお、上記ワイヤーハーネス13は、後述するように設定されるシートユニット4の旋回角度範囲に応じた弛みを予め持たせることで、上記シートユニット4の旋回時に負担がかからないようにしてあるものとする。
上記のように各ジョイスティック式操作レバー7を電気制御方式としたのは、油圧制御方式とする場合に必要とされる油圧ホースの束に比して柔軟なワイヤーハーネス13を介して制御信号の伝達を行うことができるようにして、該ワイヤーハーネス13を、その柔軟性を利用してシート本体5と一体の各レバーボックス6及び各ジョイスティック式操作レバー7の旋回に容易に追従させることができるようにするという効果と、ワイヤーハーネス13が油圧ホースの束に比して細いことを利用して、上記ターンテーブル8の旋回プレート10とベースプレート9の中央部の開口部10a,9aに挿通させる引き回しを容易に行うことができるようにするという効果を得るためである。
更に、上記のようにワイヤーハーネス13を上記ターンテーブル8の旋回プレート10とベースプレート9の中央部の開口部10a,9aに挿通させて配置するようにしたのは、上記ターンテーブル8の外側にシートユニット4の旋回に追従させるために弛みを持たせたワイヤーケーブルが配線されることをなくして、弛んだワイヤーケーブルに物やオペレータが引っ掛かる虞を防止できるようにすると共に、運転室内におけるシート周りの構成をシンプルなものとすることができるという効果が期待されるためである。
ところで、上記シート本体5の旋回は、該シート本体5に着座するオペレータが作業車両の走行操作と、作業機の操作を行うときで、それぞれの操作に所望される方向に向きを変更するために行うものであるため、シート本体5の旋回角度は360度未満の角度範囲で十分である。又、上記シート本体5と一緒に各レバーボックス6のジョイスティック式操作レバー7を同方向に複数回周回させると、たとえワイヤーハーネス13に弛みを持たせてあっても、該ワイヤーハーネス13に過度の捻れが生じて、該ワイヤーハーネス13の損傷に繋がる虞が懸念される。
これらの点に鑑みて、本発明の作業車両のシート装置では、上記運転室1に対して角度配置が固定された固定側となる上記サスペンションユニット3の頂部やターンテーブル8のベースプレート9と、旋回側となる上記ターンテーブル8の旋回プレート10やシートユニット4の底部との互いに対応する個所に、シートユニット4の旋回可能な角度範囲を、360度未満に制限するための図示しないストッパーを備えた構成としてある。
具体的には、たとえば、作業車両にて作業機を用いた作業を行うときに、オペレータが運転室1の左右の真横よりも後側に向いた姿勢で上記作業機を操作することが望まれる場合は、上記シートユニット4の旋回可能な角度範囲を、図2に矢印xで示すように、シート本体5が運転室1の前方を向いた配置を基準(0度)として平面視反時計周り方向の旋回角度を0度以上、270度以下の範囲に制限できるように図示しないストッパーを設けるようにすればよい。
上記したように作業車両にて作業機を用いた作業を行うときに、オペレータが運転室1の左右の真横よりも後側に向いた姿勢で上記作業機を操作することが望まれる場合は、オペレータが運席室1の前方に向いて着座して作業車両の走行操作を行う場合や、オペレータが運転室1の左右の真横よりも前寄りに向いて着座している状態のときには、上記各ジョイスティック式操作レバー7による作業車両の走行操作と作業機の操作は必要ない。
そこで、本発明の作業車両のシート装置では、上記シート本体5の向き(シート角度)を検出するためのシート角度検出手段14を備えてなる構成として、該シート角度検出手段14によって検出されるシート本体5の向きに応じて、上記各ジョイスティック式操作レバー7が上記した如き作業車両の走行操作と作業機の操作の機能を備えている状態(以下、操作機能オン状態と云う)と、該各操作機能を切った(禁止した)状態(以下、操作機能オフ状態と云う)とを切換えることができるようにしてある。
上記シート角度検出手段14の一例としては、たとえば、図3に示す如き構成とすればよい。
すなわち、上記固定側となるサスペンションユニット3の頂部における上記ターンテーブル8のベースプレート9の開口部9aの内側となる個所に、上記ターンテーブル8の旋回プレート10の旋回軸を中心とする所要半径の円周上で中心角180度の角度範囲に延びる上面が平坦な半円弧状プレート15を取り付ける。
更に、上記半円弧状プレート15と同一の円周上における該半円弧状プレート15の両端部よりそれぞれ中心角90度ずつ離れた位置で、且つ上記半円弧状プレート15の上面よりもやや高い位置に、近接センサ16を下向きに配置し、該近接センサ16を、上記シート本体5を運転室1の前方に向けて配置した状態のときの上記旋回側の所要個所、たとえば、上記ターンテーブル8の旋回プレート10(図1、図2参照)における上記近接センサ16の近傍となる個所に、図示しない連結部材を介して取り付けた構成とする。
これにより、上記シート本体5が、運転室1の前方を向いた配置を基準(0度)として平面視反時計周り方向に0度以上、90度未満の旋回角度範囲の状態のときには、上記近接センサ16による上記半円弧状プレート15の検出が行われず、一方、シート本体5の旋回角度が、90度以上、270度以下の範囲になると、上記近接センサ16により上記半円弧状プレート15が検出されるようになる。
よって、上記近接センサ16より上記半円弧状プレート15の検出信号が出力されないときは、上記各ジョイスティック式操作レバー7を操作機能オフ状態とし、一方、上記近接センサ16より上記半円弧状プレート15の検出信号が出力されるときにのみ、上記各ジョイスティック式操作レバー7が操作機能オン状態となるように切換え制御することで、上記シート本体5に着座した作業車両のオペレータが、上述したシートユニット4の旋回操作によってシート本体5の向きを変更して、運転室1の左右の真横よりも後側に向いたシート角度になるときにのみ、上記各ジョイスティック式操作レバー7により、作業車両の走行操作と作業機の操作を行うことができるようにしてある。
17は作業車両の走行操作用のハンドルであり、該ハンドル17は、図1に二点鎖線で示すように、上記シートユニット4を旋回させるときに干渉しないよう、必要に応じて上方へはね上げて運転室内への突出量を減じることができるようにしてある。18は作業車両の走行操作用のペダルである。
以上の構成としてある本発明の作業車両のシート装置を装備した作業車両を使用する場合、該作業車両の走行を行うときには、シート本体5に着座したオペレータは、該シート本体5を運転室1の前方に向けて配置させるようにする。これにより、上記オペレータは、運転室1の前方、すなわち、車両前方に向いた状態で、上記ハンドル17及びペダル18を用いて走行操作を行うことができるようになる。
一方、上記作業車両の運転室1の後部側に設けてある作業機を用いた作業を行う場合は、オペレータは、シート本体5に着座したまま旋回ロック手段操作レバー11を操作してターンテーブル8の図示しない旋回ロック手段を旋回許容状態に切換えてから、シート本体5ごとシートユニット4の向きを、平面視反時計周り方向へ90度以上、270度以下の旋回角度範囲内の任意の方向へ向けた後、上記旋回ロック手段操作レバー11により、上記ターンテーブル8の図示しない旋回ロック手段を旋回ロック状態に切換え操作する。
これにより、たとえば、図4に示す如く、シートユニット4の旋回角度を90度としてシート本体5の向きを運転室1の左側の真横方向とする配置から、図5に示す如く、シートユニット4の旋回角度を180度として、シート本体5の向きを運転室1の後方に向けた配置を経て、図6に示す如く、シートユニット4の旋回角度を270度としてシート本体5の向きを運転室1の右側の真横方向とする配置までの間は、上記近接センサ16による半円弧状プレート15の検出が行われることに起因して、上記シートユニット4におけるシート本体5の左右両側に設けてあるレバーボックス6の各ジョイスティック式操作レバー7が、操作機能オン状態となる。
よって、上記オペレータはシート本体5に着座したままで、シートユニット4を、運転室1の前方を向いた配置を基準(0度)として平面視反時計周り方向に90度以上、270度以下の任意の方向に向けて固定した状態で、上記各ジョイスティック式操作レバー7により作業機を操作して、該作業機を用いた作業を行うことができるようになる。この際、上記各ジョイスティック式操作レバー7では、作業車両の走行操作も行うことができるようにしてあるため、上記作業機を用いた作業を行う際に、作業車両の位置を作業位置に対応させるために該作業車両の走行も行うことができるようになる。
更には、オペレータが運転室1の後方を向いた状態で、作業車両の後進操作を行わせることもできるようになるため、作業車両の後進時における進行方向の視認性を高めた状態で後進操作を行うことができるようになる。
このように、本発明の作業車両のシート装置によれば、シート本体5に着座したオペレータは、着座したままの状態で、運転室1の前方を基準(0度)として平面視反時計周り方向に90度以上、270度以下の任意の方向、すなわち、運転室1の左右の真横よりも後側の任意の方向に向きを変え、その状態で、シート本体5の両側に設けてあるジョイスティック式操作レバー7を用いて作業機の操作による作業を実施することができる。このため、上記オペレータは、作業機の向きや作業対象個所の配置に応じた向きで作業機の操作を行うことができることから、上記作業機や作業対象個所の視認性を高めることができて、作業効率の向上化を図ることができる。
又、上記オペレータは、作業車両の走行操作と、作業機による作業を行うときのいずれの場合であっても、無理な姿勢をとる必要がなくなるため、該オペレータの負担を軽減する効果が期待できる。
しかも、本発明の作業車両のシート装置では、サスペンションユニット3の上側に、ターンテーブル8を設けるようにしてあるため、該ターンテーブル8の上側にサスペンションユニットを取り付ける場合に比して、ターンテーブル8で回転自在に支持すべき重量を軽減できる。すなわち、上記ターンテーブル8は、シート本体5と左右のジョイスティック式操作レバー7を備えたレバーボックス6とからなるシートユニット4の重量と、シート本体5に着座するオペレータの体重を支持した状態で回転できればよく、大きな荷重を支持する必要はないため、該ターンテーブル8の構造を簡略化して、ターンテーブル8自体の重量、更には、本発明の作業車両のシート装置の装置重量の軽減化を図る効果も期待できる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、ターンテーブル8は、シートユニット4の旋回と、シート角度を任意の方向に設定した状態で図示しない旋回ロック手段による旋回のロックを行うことができるようにした構成を備えていれば、上記図示しない旋回ロック手段による旋回許容状態と旋回ロック状態との切換えをレバー方式以外の機構により操作する形式としてもよい。
運転室1におけるシート本体5に求められる高さ位置が、サスペンションユニット3及びターンテーブル8の高さ寸法の和で得られる場合は、シート取付台2は省略した構成としてもよい。
シート本体5の左右のレバーボックス6に設ける操作レバーは、作業車両の走行も制御できるようにすることが好ましいが、作業機による作業時に作業車両の移動を行う必要がないか、あるいは、作業車両の移動を行ってはいけない形式の作業車両に適用する場合は、作業機の操作機能を備えている操作レバーのみを、シート本体5に付設してシートユニット4を構成するようにしてもよい。更に、必要とされる制御機能が、シート本体5の左右いずれか一方の側の操作レバーで操作可能な場合は、他方の操作レバー及び対応するレバーボックスは省略した構成としてもよい。
レバーボックスに設ける操作レバーは、レバーボックスの構造を簡略化してシートユニット4の重量の軽減化を図るという観点から考えると、ジョイスティック式操作レバー7とすることが望ましいが、ジョイスティック式以外のいかなる形式の操作レバーを採用してもよい。
シート角度検出手段14における近接センサ16は、半円弧状プレート15の内側面や外側面等、上面以外の個所を検出する構成としてもよい。
シート角度検出手段14は、シートユニット4の或る基準位置からの旋回角度、あるいは、向きを検出することができるようにしてあれば、半円弧状プレート15の検出を近接センサ16に代えて接触式センサで行う形式や、半円弧状プレート15に代えて、光学式のセンサ等で検出可能なマークを用いる形式等、図示した以外のいかなる形式のシート角度検出手段14を採用してもよい。
シート角度検出手段14によるシートユニット4の向きに応じて、ジョイスティック式操作レバー7の操作機能オン状態と操作機能オフ状態とを切換える角度は、作業車両における作業機で作業可能となる範囲と、運転室1との配置や、作業機での作業時にオペレータが無理なく作業機や作業対象個所に対する良好な視認性を得るために望まれる該オペレータの向く方向等に応じて適宜変更してもよい。
シート角度検出手段14の検出したシート本体5の向きに応じて実施する制御としては、ジョイスティック式操作レバー7の操作機能オン状態と操作機能オフ状態との切換えの制御のみを示したが、たとえば、シート本体5の旋回と一緒に向きが変わるジョイスティック式操作レバー7を操作する方向と、作業機や作業車両の移動する方向を対応させることができるように、上記ジョイスティック式操作レバー7より出力される制御信号を切換えて、車両の走行装置の制御系統や作業機の制御系統に伝達させるようにしてもよい。
又、上記シート角度検出手段14で検出される独立した複数の角度範囲、あるいは、部分的に重複した複数の角度範囲に応じて、複数の処理を行わせるようにしてもよい。この場合、複数のシート角度検出手段14を備えるようにしてもよい。
シート本体5の底面と、ターンテーブル8に取り付けた取付ブラケット12との間に、シート本体5を取付ブラケット12に対し該シート本体5の前後方向へスライドさせるためのスライド機構を備えてなる構成としてもよい。
本発明の作業車両のシート装置は、走行操作時にオペレータが前方を向いて着座するようにしてある運転室1の後部側に作業機を備えて、該作業機の操作による作業実施時に、オペレータに該作業機や作業対象個所の目視(視認)が求められる形式の作業車両であれば、アーティキュレート式やそれ以外のいかなる操舵形式、いかなる種類の作業機を備えた作業車両に適用してもよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 運転室
3 サスペンションユニット
4 シートユニット
5 シート本体
6 レバーボックス
7 ジョイスティック式操作レバー(操作レバー)
8 ターンテーブル
9 ベースプレート
9a 開口部
10 旋回プレート
10a 開口部
13 ワイヤーハーネス
14 シート角度検出手段

Claims (3)

  1. 運転室の後部側に作業機を備えた作業車両における運転室の床面に、シート用のサスペンションユニットを設け、該サスペンションユニットの上側に、シート本体と、該シート本体に取り付けた上記作業機操作用の操作レバーを備えたレバーボックスとからなるシートユニットを、任意の角度で旋回をロックすることが可能なターンテーブルを介して取り付け、該ターンテーブルの内側に、半円弧状プレートと、該半円弧状プレートと同一円周上における該半円弧状プレートの両端部から離れた位置に配置してあるセンサとを有して上記シート本体の向きを検出するシート角度検出手段を備え、該シート角度検出手段によって検出されるシート本体の向きに応じて、シートユニットに設けた操作レバーの機能オン状態と機能オフ状態とを切換えるようにした構成を有することを特徴とする作業車両のシート装置。
  2. シートユニットのレバーボックスに備えた操作レバーに、作業車両の走行操作を行う機能を備えるようにした請求項1記載の作業車両のシート装置。
  3. ターンテーブルを、中央部に開口部を備えたベースプレートの上側に、中央部に開口部を備えた旋回プレートを配置すると共に、上記各プレートにおける開口部の周囲となる個所同士を回転支持機構により相対回転可能に連結してなる構成とし、シート角度検出手段の半円弧状プレートを、上記サスペンションユニットの頂部における上記ベースプレートの開口部の内側となる箇所に取り付けると共に、上記シート角度検出手段のセンサを、近接センサとして、上記旋回プレートの開口部の内側となる箇所に取り付け、更に、操作レバーを電気制御式として、該操作レバーに接続したワイヤーハーネスを、上記ターンテーブルの各プレートの開口部を通して車体側へ導くようにした
    請求項1又は2記載の作業車両のシート装置。
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