JP2015140637A - 建設機械 - Google Patents

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Wataru Takagi
渉 高木
沢哉 野村
Takuya Nomura
沢哉 野村
湯上 誠之
Masayuki Yugami
誠之 湯上
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Abstract

【課題】 小型化された上部旋回体でも、走行操作レバー・ペダルの操作状態とフロア部材のチルト状態とを検出できるようにする。
【解決手段】 支持構造体をなす旋回フレーム5と旋回フレーム5の前部にチルトアップ、チルトダウン可能に支持されたフロア部材17との間には、フロア部材17に設けられた左走行操作レバー・ペダル27、右走行操作レバー・ペダル28が操作されているか否かを検出する機能と、フロア部材17がチルトアップされているか否かを検出する機能との2つの検出機能をもった1つの距離センサ37を設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば旋回フレームに対してフロア部材がチルトアップ、チルトダウン可能に構成された油圧ショベル等の建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に油圧アクチュエータを動力源として俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されている。
上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に搭載されたエンジンと、該エンジンによって駆動され作業装置等の油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧ポンプと、前記旋回フレームの前部にチルトアップ、チルトダウン可能に支持され、オペレータが足を乗せる足乗せ部および該足乗せ部の後部から上方に立上がって前記エンジンの上側に向け後側に延びた運転席取付部からなるフロア部材と、該フロア部材の足乗せ部の前部に配置され、中立位置から前側または後側に回動操作されることにより前記下部走行体を前進または後退させる走行操作レバー・ペダルとを備えている。
油圧ショベルには、様々な操作による状況の変化(動作の状態)を検出するための検出手段が多く設けられている。多数の検出手段のうちの1つとしては、例えば、下部走行体が走行状態にあるか否かを検出する手段がある。この走行状態検出手段は、走行操作レバー・ペダルが操作されているか否か(中立位置から回動されているか否か)を検出している。具体的な検出方法としては、走行操作レバー・ペダルを操作したときに出力されるパイロット圧をシャトル弁を介して圧力スイッチで検出したり、ペダルの回動動作を接触型のスイッチ(リミットスイッチ)で直接的に検出することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この他にも、フロア部材がチルトアップされているか否かを検出する手段がある。このチルトアップ検出手段は、フロア部材を旋回フレームの前部にチルトアップ、チルトダウン可能(傾転可能)に支持している傾転支持部材の近傍にロータリスイッチを設け、このロータリスイッチをフロア部材の傾転動作に応じて回転させることにより、フロア部材のチルトアップを検出している(例えば、特許文献2参照)。
特開平3−271433号公報(特許第2725072号公報) 特開2006−45955号公報(特許第4343055号公報)
ところで、上述した特許文献1では、下部走行体の走行状態を検出する手段を備えている。一方、特許文献2では、フロア部材のチルトアップを検出する手段を備えている。油圧ショベルでは、走行状態検出手段とチルトアップ検出手段との両方を備えることが考えられる。
ここで、油圧ショベルには、例えば、運転時の総重量となる運転質量が6トン未満に設定されたミニショベルと呼ばれる小型の油圧ショベルがあり、この小型の油圧ショベルでは、上部旋回体が小型化されている。特に、小型の油圧ショベルの中でも、狭い作業現場で旋回動作できるように、上部旋回体が下部走行体の車幅寸法にほぼ収まる範囲で旋回動作できるように構成された後方超小旋回型、超小旋回型と呼ばれる油圧ショベルは、上部旋回体がより一層小型化されている。
これに対し、走行状態検出手段やチルトアップ検出手段の一部として用いられるセンサ、スイッチ等の電気部品は、振動、塵埃、油水等から保護するために、自動車等に用いられるものよりも大きく形成されている。
さらに、フロア部材をチルトアップ、チルトダウン可能に構成した場合、旋回フレーム側とフロア部材側とに亘って延びる油圧ホース、ハーネス等は、チルト動作時の支点となる旋回フレーム、フロア部材の前部側を経由して配策されている。
従って、小型の油圧ショベルでは、上部旋回体の小型化、電気部品の大型化、設置場所の混雑化等の要因によって、旋回フレームとフロア部材の前側位置にスペースを確保することが困難で、走行状態検出手段、チルトアップ検出手段を構成するセンサ、スイッチ等の電気部品、ハーネスを単にそのまま配置することが難しいという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、小型化された上部旋回体でも、走行操作レバー・ペダルの操作状態とフロア部材のチルト状態とを検出できるようにした建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に油圧アクチュエータを動力源として俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に搭載されたエンジンと、該エンジンによって駆動され前記油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧ポンプと、前記旋回フレームの前部にチルトアップ、チルトダウン可能に支持され、オペレータが足を乗せる足乗せ部および該足乗せ部の後部から上方に立上がって前記エンジンの上側に向け後側に延びた運転席取付部からなるフロア部材と、該フロア部材の足乗せ部の前部に配置され、中立位置から前側または後側に回動操作されることにより前記下部走行体を前進または後退させる走行操作レバー・ペダルとを備えてなる。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記旋回フレームと前記フロア部材との間には、前記走行操作レバー・ペダルの操作を検出する機能と前記フロア部材のチルトアップを検出する機能との2つの検出機能をもった1つの共通検出手段を設ける構成としたことにある。
請求項2の発明は、前記走行操作レバー・ペダルは、該走行操作レバー・ペダルが前記中立位置に配置されたときに前記共通検出手段の検出位置から外れた位置に配置され、前記走行操作レバー・ペダルが前記中立位置から前側または後側に回動操作されたときに前記共通検出手段の検出位置に配置されるレバー・ペダル側検出体を備え、前記フロア部材は、該フロア部材が前記旋回フレーム側にチルトダウンされたときに前記共通検出手段の検出位置から外れた位置に配置され、前記フロア部材がチルトアップされたときに前記共通検出手段の検出位置に配置されるフロア側検出体を備え、前記共通検出手段は、前記レバー・ペダル側検出体との間の距離または前記フロア側検出体との間の距離を検出する非接触型の距離センサにより構成したことにある。
請求項3の発明は、前記距離センサは、該距離センサの検出結果に基づいて前記下部走行体が走行しているか否かの判定と、前記フロア部材がチルトアップされているか否かの判定とを行うコントローラに接続され、該コントローラは、前記距離センサが検出した距離が、前記距離センサと前記レバー・ペダル側検出体との間の距離であるときに前記下部走行体が走行していると判定し、前記距離センサと前記フロア側検出体との間の距離であるときに前記フロア部材がチルトアップされていると判定する構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記コントローラには、オペレータの操作により制御弁装置に供給されるパイロット圧を遮断することができるゲートロックレバーの操作位置を検出するロックレバー位置検出手段と、前記エンジンが運転状態にあるか否かを検出するエンジン運転検出手段とを接続し、前記コントローラは、前記下部走行体が走行中であるか否かを、前記距離センサの検出結果に加え、前記ロックレバー位置検出手段の検出結果と、前記エンジン運転検出手段の検出結果とに基づいて判定する構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記フロア側検出体は、前記距離センサと前記レバー・ペダル側検出体との間に設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、旋回フレームとフロア部材との間に設けられた1つの共通検出手段は、走行操作レバー・ペダルの操作を検出することができる上に、フロア部材のチルトアップを検出することができる。従って、2つ必要であった検出手段を1つにすることができる。
この結果、小型の建設機械のように、上部旋回体が小型化し、検出手段を構成する電気部品等が大型化し、さらに、設置場所が油圧ホースやハーネスによって混雑している場合でも、旋回フレームとフロア部材の前側位置に共通検出手段を配設することができる。この場合、検出手段の共通化による小型化、部品点数の削減によるコストの低減、設置作業の容易化を図ることができる。
ここで、共通検出手段が走行操作レバー・ペダルが操作されたことを検出した場合には、この検出結果から下部走行体が走行しているか否かが解るから、例えば、周囲に走行していることを知らせるブザーを鳴らしたり、回転警告灯を点灯させたりすることができる。一方、共通検出手段がフロア部材がチルトアップされたことを検出した場合には、例えば下部走行体、作業装置等を操作するためのパイロット圧を遮断することにより、各種レバー、ペダルの誤操作による誤動作を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、走行操作レバー・ペダルに設けたレバー・ペダル側検出体は、走行操作レバー・ペダルが中立位置に配置されたときに共通検出手段の検出位置から外れた位置に配置することができる。一方、レバー・ペダル側検出体は、走行操作レバー・ペダルが中立位置から前側または後側に回動操作されたときに共通検出手段の検出位置に配置することができる。これにより、レバー・ペダル側検出体を検出することで下部走行体が走行状態であると判定することができる。
フロア部材に設けたフロア側検出体は、フロア部材が旋回フレーム側にチルトダウンされたときに共通検出手段の検出位置から外れた位置に配置することができる。一方、フロア側検出体は、フロア部材がチルトアップされたときに共通検出手段の検出位置に配置することができる。これにより、フロア側検出体を検出することでフロア部材がチルトアップ状態であると判定することができる。
この場合、共通検出手段は、非接触型の距離センサにより構成しているから、1個の距離センサによってレバー・ペダル側検出体との間の距離と、フロア側検出体との間の距離とを検出することで、1つの共通検出手段により下部走行体の走行状態とフロア部材のチルトアップの検出を精度よく行うことができる。しかも、共通検出手段の設置スペースを小さく纏めることができる。
請求項3の発明によれば、コントローラは、距離センサが検出した距離が、距離センサとレバー・ペダル側検出体との間の距離であるときに下部走行体が走行していると判定することができる。一方、コントローラは、距離センサが検出した距離が、距離センサとフロア側検出体との間の距離であるときにフロア部材がチルトアップされていると判定することができる。この場合に、これらの判定を精度よく行うことができる。
請求項4の発明によれば、コントローラには、オペレータの操作により制御弁装置に供給されるパイロット圧を遮断することができるゲートロックレバーの操作位置を検出するロックレバー位置検出手段と、エンジンが運転状態にあるか否かを検出するエンジン運転検出手段とを接続している。これにより、コントローラは、下部走行体が走行中であるか否かを、距離センサの検出結果に加え、前記ロックレバー位置検出手段の検出結果と、前記エンジン運転検出手段の検出結果とに基づいて判定することができ、動作判定の精度を向上することができる。
請求項5の発明によれば、距離センサとレバー・ペダル側検出体との間にフロア側検出体を設ける構成としているから、距離センサは、フロア部材がチルトアップされたか否かを優先的に検出することができる。これにより、フロア部材をチルトアップしたときの検出を確実に行うことができ、誤操作による誤動作を確実に抑制することができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 キャブボックスを省略した上部旋回体を拡大して示す斜視図である。 フロア部材、外装カバー等を省略した上部旋回体を示す平面図である。 旋回フレームに対してキャブをチルトアップした状態を示す背面図である。 旋回フレーム、フロア部材、走行用レバー・ペダル、共通検出装置等を前側から示す左側面図である。 図5中の旋回フレームの一部と、フロア部材の一部、走行用レバー・ペダル、共通検出装置等を前側から拡大して示す左側面図である。 フロア部材を単体で示す斜視図である。 フロア部材をチルトアップした状態を拡大して示す背面図である。 旋回フレームに対してフロア部材をチルトアップした状態における各検出体と共通検出装置との配置関係を示す要部拡大の斜視図である。 走行用レバー・ペダルを前進側に回動操作した状態を旋回フレーム、フロア部材の一部および共通検出装置と一緒に示す動作説明図である。 走行用レバー・ペダルを後退側に回動操作した状態を旋回フレーム、フロア部材の一部および共通検出装置と一緒に示す動作説明図である。 油圧ショベルの走行系の油圧システムと制御システムの構成を示す模式的な回路図である。 図12中のコントローラで行われる処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例による走行系の油圧システムと制御システムの構成を示す模式的な回路図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械として小型の油圧ショベル、所謂ミニショベルを例に挙げ、図1ないし図13に従って詳細に説明する。
図1において、1は建設機械としてのキャブ仕様の小型の油圧ショベル(ミニショベル)である。この油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業等を行う作業装置4とにより構成されている。
下部走行体2は、トラックフレーム2Aと、該トラックフレーム2Aの左,右両側に設けられた駆動輪2Bと、該駆動輪2Bと前,後方向の反対側に位置して前記トラックフレーム2Aの左,右両側に設けられた遊動輪2Cと、前記駆動輪2Bと遊動輪2Cとに亘って巻回された履帯2D(いずれも左側のみ図示)とを含んで構成されている。左,右の駆動輪2Bは、油圧モータからなる左,右の走行用モータ2E(図12参照)によって回転駆動され、これにより、下部走行体2は自走可能となっている。
作業装置4は、後述する旋回フレーム5の支持ブラケット5Fに揺動可能かつ俯仰動可能に取付けられたブーム4Aと、該ブーム4Aの先端部に俯仰動可能に取付けられたアーム4Bと、該アーム4Bの先端部に回動可能に取付けられたバケット4Cと、前記ブーム4Aを俯仰動するブームシリンダ4Dと、前記アーム4Bを俯仰動するアームシリンダ4Eと、前記バケット4Cを回動するバケットシリンダ4Fとを含んで構成されている。油圧アクチュエータをなす各シリンダ4D,4E,4Fを伸長、縮小させることにより、作業装置4を作動させることができる。
ここで、上部旋回体3は、下部走行体2の車幅とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有し、かつ旋回中心を中心とした旋回半径の仮想円(図示せず)内に収まるように、平面視でほぼ円形状に形成されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回中心を中心として旋回したときに、後述するカウンタウエイト6の後面がほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方超小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。
そして、上部旋回体3は、図1ないし図3に示すように、後述の旋回フレーム5、カウンタウエイト6、エンジン7、油圧ポンプ8、パイロットポンプ9、オルタネータ10、フロア部材17、運転席23、作業操作レバー24、ゲートロックレバー25、走行操作レバー・ペダル27,28、レバー・ペダル側検出体35、フロア側検出体36、距離センサ37を含んで構成されている。
5は上部旋回体3の支持構造体を構成する旋回フレームである。この旋回フレーム5は、図3に示すように、厚肉な鋼板等によって形成された底板5Aと、該底板5A上に左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びて立設された左縦板5B,右縦板5Cと、前記底板5Aの前端部位から左,右方向の左側に延びつつ屈曲して後方に延びた左サイドフレーム5Dと、前記底板5Aの前端部位から左,右方向の右側に延びつつ屈曲して後方に延びた右サイドフレーム5Eと、前記各縦板5B,5Cの前側に設けられた支持ブラケット5Fと、前記左サイドフレーム5Dの前側部位の上方を左,右方向に延びて設けられた上横板5Gとにより構成されている。
ここで、上横板5Gは、後述するフロア部材17の足乗せ部18を支持するもので、左サイドフレーム5Dの左前角部から右縦板5Cの近傍まで延びている。上横板5Gの左,右方向の両側には、後述するフロア支持機構21が取付けられる。さらに、上横板5Gには、長さ方向の中間部のうち左寄り位置にセンサブラケット5Hが取付けられている。このセンサブラケット5Hは、上横板5Gの上面を後側に延びて設けられ、後述の距離センサ37を左,右方向の一方、例えば右側に向けて支持するものである。
6は旋回フレーム5の後端部に取付けられたカウンタウエイトを示している。このカウンタウエイト6は、作業装置4との重量バランスをとるもので、後向きに突出した凸湾曲形状をなしている。
7はカウンタウエイト6の前側に位置して旋回フレーム5の後側に搭載されたエンジンを示している。このエンジン7は、後述の油圧ポンプ8、パイロットポンプ9、オルタネータ10等を駆動するものであり、旋回フレーム5上に左,右方向に延在する横置き状態で配置されている。
8はエンジン7の左側に設けられた油圧ポンプで、該油圧ポンプ8は、エンジン7によって駆動されるものである。油圧ポンプ8は、下部走行体2の各走行用モータ2Eと作業装置4の各シリンダ4D,4E,4Fを駆動するための動力源として、作動油を昇圧して吐出するものである。また、9は油圧ポンプ8に連なって設けられたパイロットポンプである。このパイロットポンプ9は、後述する作業操作レバー24、走行操作レバー・ペダル27,28を操作したときに油圧信号として制御弁装置16に供給されるパイロット用の圧油(パイロット圧)を吐出するものである。
10はエンジン7に設けられたオルタネータである(図3、図12参照)。このオルタネータ10は、エンジン7によって駆動されることにより電力を発生し、電装品に給電すると共に電力をバッテリ11(図12参照)に蓄えるものである。また、オルタネータ10は、エンジン7が運転状態にあるときには常に駆動されるものであり、後述のコントローラ31にそのL端子が接続されることにより、エンジン7が運転状態にあるか否かを検出するエンジン運転検出手段としても機能している。
12はエンジン7を跨ぐように旋回フレーム5の後側に設けられた支持部材で、該支持部材12は旋回フレーム5の一部を構成している。支持部材12は、エンジン7の上方に位置して左,右方向に延び、後述する運転席取付部19の取付板19Dが取付けられる支持ベース12Aと、該支持ベース12Aをエンジン7の上方に支持する複数本、例えば4本の支柱12B,12C,12D,12Eとにより構成されている。
左前支柱12B、左後支柱12C、右前支柱12D、右後支柱12Eは、エンジン7と熱交換器13を跨ぐように形成され、それぞれの下端部は、旋回フレーム5に取付けられている。熱交換器13の前側に位置する右前支柱12Dには、後述するチルト動作機構22のガイドレール22Aが回動可能に取付けられている。
13はエンジン7(支持部材12)の右側に設けられたラジエータ、オイルクーラ等を含む熱交換器である。また、14は熱交換器13の前側に位置して旋回フレーム5の右側に設けられた作動油タンク、15は該作動油タンク14の前側に設けられた燃料タンクを示している。
16は旋回フレーム5の左側に設けられた制御弁装置である。この制御弁装置16は、複数個の方向切換弁を連結することにより構成されている。制御弁装置16を構成する1個の方向切換弁を例示すると、走行用モータ2Eを動作させるための走行用方向切換弁16Aは、図12に示すように、中立位置を挟んで正転位置と逆転位置とが配置された3位置の切換弁として構成されている。走行用方向切換弁16Aは、2つの油圧パイロット部16A1,16A2を有し、これらの油圧パイロット部16A1,16A2は、後述の走行切換装置26に接続されている。なお、図12では、他の走行モータ、作業装置4の各シリンダ4D,4E,4F、スイングシリンダ、これらを制御する方向切換弁等を省略している。
17は旋回フレーム5上の左,右方向の左側寄りに設けられたフロア部材を示している。このフロア部材17は、図2、図5に示すように、その前端位置が後述のフロア支持機構21を介して旋回フレーム5の前部、即ち、上横板5Gにチルトアップ、チルトダウン可能(傾転可能)に支持されている。一方、フロア部材17の後側位置は、支持部材12の支持ベース12Aに支持されている。フロア部材17は、図7に示すように、足乗せ部18、運転席取付部19、レバー・ペダル取付部20を含んで構成されている。
足乗せ部18は、フロア部材17の前側の低所に配置されている。この足乗せ部18は、後述する運転席23に着座したオペレータが足を乗せるものである。足乗せ部18は、運転席23の前側の広い範囲に平坦な板体として形成されている。
19は運転席23を取付けるためにフロア部材17の後側部分を構成する運転席取付部である。この運転席取付部19は、足乗せ部18の後部から上方に立上がってエンジン7の上側に向け後側に延びるステップ状に形成されている。運転席取付部19は、足乗せ部18の後部から上方に立上がった立上がり部19Aと、該立上がり部19Aの上部から後側に延びた平坦板19Bと、該平坦板19Bの後部から斜め上側に向けて延びた背板19Cと、該背板19Cの上部から後側に延びた取付板19Dと、前記立上がり部19A、平坦板19Bの右側に前,後方向に延びて立設された壁板19Eとにより構成されている。前記平坦板19B上には、運転席23が取付けられている。
20は足乗せ部18の前側に設けられたレバー・ペダル取付部である。このレバー・ペダル取付部20は、足乗せ部18の前端に沿って左,右方向に延び、後述のフロア支持機構21を介して旋回フレーム5の上横板5Gにチルトアップ、チルトダウン可能に取付けられている。さらに、レバー・ペダル取付部20には、左,右方向の中央に位置して後述する走行切換装置26(走行操作レバー・ペダル27,28)を取付けるための中央開口20Aと、該中央開口20Aの左側に位置する左開口20Bと、前記中央開口20Aの右側に位置する右開口20Cとが設けられている。この左,右の開口20B,20Cには、オプションの油圧機器(図示せず)を駆動したり、作業装置4を揺動するための後述の操作ペダル38,39が取付けられている。
さらに、レバー・ペダル取付部20の下面側には、図9に示す如く、中央開口20Aを覆うようにカバー部材20Dが取付けられている。このカバー部材20Dには、中央に位置して後述する走行切換装置26を挿通させるための開口部20D1と、該開口部20D1を挟む両側に位置して前,後方向に延びたスリット部20D2,20D3とが設けられている。各スリット部20D2,20D3には、後述のレバー・ペダル側検出体34,35が前,後方向に回動可能に挿通されている。
ここで、カバー部材20Dに設けられた各スリット部20D2,20D3の位置について述べる。左側に位置するスリット部20D2は、後述のフロア側検出体36よりも右側に配置され、フロア側検出体36は、旋回フレーム5のセンサブラケット5Hに取付けられる後述の距離センサ37よりも右側に配置されている。
21は旋回フレーム5の前部とフロア部材17のレバー・ペダル取付部20との間に設けられたフロア支持機構である(図4、図5参照)。このフロア支持機構21は、旋回フレーム5の前側位置に設けられた上横板5Gの両側に取付けられる2個の取付ブラケット21Aと、該各取付ブラケット21Aを挟むようにレバー・ペダル取付部20に設けられた左,右2枚ずつの取付片21Bと、前記取付ブラケット21Aと各取付片21Bとの間に設けられた防振ゴム(図示せず)と、該防振ゴムを介して前記取付ブラケット21Aと取付片21Bとを回動可能に連結する連結ピン21Cとにより構成されている。
これにより、フロア支持機構21は、旋回フレーム5の前部に対し、フロア部材17の前部を連結ピン21Cを中心にしてチルトアップ、チルトダウン可能(傾転可能)に取付けることができる。
22は支持部材12とフロア部材17との間に設けられたチルト動作機構である(図4参照)。このチルト動作機構22は、フロア部材17の後側を上,下方向に移動させることにより、旋回フレーム5に対してフロア部材17をチルトアップ、チルトダウンさせる動力部を構成している。チルト動作機構22は、直線状に延びる長尺な枠状体からなり基端側が支持部材12の右前支柱12Dに回動可能に取付けられたガイドレール22Aと、該ガイドレール22Aに沿って延びると共に、該ガイドレール22Aの先端側に回転可能に取付けられたねじ軸22Bと、該ねじ軸22Bに螺合しつつ前記ガイドレール22Aに対し長さ方向に移動可能に取付けられた移動部材22Cとにより構成されている。前記移動部材22Cは、フロア部材17を構成する運転席取付部19の壁板19Eに回動可能に取付けられている。
これにより、チルト動作機構22は、ねじ軸22Bを回転させて移動部材22Cをガイドレール22Aの先端側に移動させることにより、前側のフロア支持機構21を支点としてフロア部材17をチルトアップさせることができる(図4、図8、図9の状態)。一方、チルト動作機構22は、ねじ軸22Bを逆回転させて移動部材22Cをガイドレール22Aの基端側に移動させることにより、前側のフロア支持機構21を支点としてフロア部材17をチルトダウンさせることができる(図1、図2、図5の状態)。
23はフロア部材17を構成する運転席取付部19の平坦板19B上に設けられた運転席で、該運転席23は、オペレータが着座するものである。運転席23の左,右両側には、作業装置4等を操作するための作業操作レバー24が配設されている。
25は左側の作業操作レバー24の下側に位置して設けられたゲートロックレバーを示している。このゲートロックレバー25は、バッテリ11と後述のコントローラ31との間で電気的に開閉されるロックレバー位置検出手段としてのロックスイッチ25Aと、該ロックスイッチ25Aの開閉を切換えるレバー本体25Bとにより構成されている。
この場合、ゲートロックレバー25のレバー本体25Bを乗降を妨げる下側(前側に延びた位置)に回動すると、バッテリ11からロックスイッチ25Aを介してコントローラ31に電気信号が出力され、該コントローラ31のリレー30への通電により後述のパイロット圧遮断弁29が連通位置に切換えられる。一方、レバー本体25Bを乗降が可能となる上側(立ち上がった位置)に回動すると、ロックスイッチ25Aを介したコントローラ31への電気信号が遮断され、該コントローラ31のリレー30への通電が断たれることによりパイロット圧遮断弁29が遮断位置に切換えられる。
26は運転席23の前方となるレバー・ペダル取付部20の中央開口20Aに設けられた走行切換装置である。この走行切換装置26は、図12に示すように、パイロットポンプ9と走行用方向切換弁16Aの各油圧パイロット部16A1,16A2との間に設けられている。走行切換装置26の上側には、左,右方向の外側に向けて突出する2本の回動軸26Aを有し、左側の回動軸26Aには、後述する左走行操作レバー・ペダル27の接続ブラケット27Aが一体的に取付けられている。一方、右側の回動軸26Aには、後述する右走行操作レバー・ペダル28の接続ブラケット28Aが一体的に取付けられている。
走行切換装置26は、左,右の回動軸26Aによって独立して操作される左,右の切換弁(図示せず)を内蔵しており、左切換弁は、下部走行体2に設けられた左走行用モータ2Eの回転を制御するための走行用方向切換弁16Aに接続され、右切換弁は、右走行用モータ2Eの回転を制御するための走行用方向切換弁16Aに接続されている。
27はレバー・ペダル取付部20の上側に位置して走行切換装置26の左側に設けられた左走行操作レバー・ペダルである。この左走行操作レバー・ペダル27は、上部が左,右方向の外側から内側に向けて逆L字状に折り曲げられた接続ブラケット27Aと、該接続ブラケット27Aの前部位置に取付けられて上側に延びたレバー27Bと、該レバー27Bよりも左,右方向の外側に位置して前記接続ブラケット27Aに取付けられたペダル27Cとにより構成されている。
28は左走行操作レバー・ペダル27の右側に該左走行操作レバー・ペダル27と左,右方向で対称となるように走行切換装置26の右側に設けられた右走行操作レバー・ペダルである。この右走行操作レバー・ペダル28は、左走行操作レバー・ペダル27と同様に、接続ブラケット28A、レバー28Bおよびペダル28Cにより構成されている。
ここで、左,右の走行操作レバー・ペダル27,28は、下部走行体2を走行させるときに手動操作または足踏み操作によって操作されるものである。また、各接続ブラケット27A,28Aには、後述するレバー・ペダル側検出体34,35が取付けられている。
なお、左走行操作レバー・ペダル27と右走行操作レバー・ペダル28とは、対称的に配置されている以外は同様の形状、機能を有していることから、右走行操作レバー・ペダル28の動作について説明し、左走行操作レバー・ペダル27の説明は省略するものとする。
右走行操作レバー・ペダル28は、図10に二点鎖線で示す位置が中立位置となり、この中立位置からレバー28Bを前側に倒す(またはペダル28Cの前側を踏込む)ことにより、走行切換装置26から走行用方向切換弁16Aの油圧パイロット部16A1にパイロット圧が供給される。一方、右走行操作レバー・ペダル28は、図11に示すように、中立位置からレバー28Bを後側に倒す(またはペダル28Cの後側を踏込む)ことにより、走行切換装置26から走行用方向切換弁16Aの油圧パイロット部16A2にパイロット圧が供給される。
29はパイロットポンプ9と走行切換装置26との間に設けられたパイロット圧遮断弁である(図12参照)。このパイロット圧遮断弁29は、ゲートロックレバー25のレバー本体25Bの操作とフロア部材17のチルトアップ、チルドダウン動作に応じ、パイロットポンプ9から走行切換装置26へのパイロット圧の流れを連通、または遮断する電磁ソレノイド式の切換弁として構成されている。
具体的には、パイロット圧遮断弁29のソレノイド部29Aは、リレー30を介してバッテリ11に接続されている。そして、パイロット圧遮断弁29は、ゲートロックレバー25のレバー本体25Bを操作したときに後述のコントローラ31から出力される電気信号によってリレー30が開閉することにより、ソレノイド部29Aによって連通位置と遮断位置とに切換えるものである。また、後述するように、フロア部材17がチルトアップされると、コントローラ31から出力された電気信号によってリレー30が開かれ、パイロット圧遮断弁29は、遮断位置に切換えられる。
31は上部旋回体3に設けられたコントローラで(図12参照)、該コントローラ31は、様々な検出結果(データ)を受信し、これらの検出結果に基づいて適正な判定を行い、各種動作部、表示部等に電気信号を出力するものである。このコントローラ31には、オルタネータ10のL端子、ゲートロックレバー25のロックスイッチ25A、リレー30、後述のブザー33、距離センサ37等が電気的に接続されている。
ここで、コントローラ31の機能の一部について述べる。コントローラ31は、距離センサ37の検出結果に基づいて、下部走行体2が走行しているか否かの判定と、フロア部材17がチルトアップされているか否かの判定とを行う。即ち、コントローラ31は、距離センサ37が検出した距離が、距離センサ37とレバー・ペダル側検出体34,35との間の距離(寸法D1,D2)であるときに、走行操作レバー・ペダル27,28が操作されて下部走行体2が走行していると判定する。また、コントローラ31は、距離センサ37が検出した距離が、距離センサ37とフロア側検出体36との間の距離(寸法D3)であるときに、フロア部材17がチルトアップされていると判定する。
さらに、コントローラ31は、距離センサ37の検出結果と、ゲートロックレバー25のロックスイッチ25Aの検出結果と、オルタネータ10の検出結果とに基づいて下部走行体2が走行中であるか否かを判定する。
32は運転席23の近傍に設けられたキースイッチを示している(図12参照)。このキースイッチ32は、例えば、差し込まれたキー(図示せず)の回動位置に応じて、主電源を遮断するOFF位置、各種電気機器を起動させるACC(アクセサリ)位置、エンジン7を運転状態にすることができるON位置およびエンジン7を始動させる始動位置に切換えることができる。
33は例えば上部旋回体3に設けられたブザーで、該ブザー33は、下部走行体2が走行しているときにコントローラ31からの電気信号によって吹鳴することにより、周囲の作業者に注意を促すものである。
次に、本発明の特徴部分であるレバー・ペダル側検出体34,35、フロア側検出体36および距離センサ37の構成について説明する。
34は左走行操作レバー・ペダル27に設けられた左レバー・ペダル側検出体である。この左レバー・ペダル側検出体34は、左走行操作レバー・ペダル27が中立位置に配置されたときに距離センサ37の検出位置から外れた位置に配置され、左走行操作レバー・ペダル27が中立位置から前側または後側に回動操作されたときに距離センサ37の検出位置に配置されるものである。
左レバー・ペダル側検出体34は、図9に示すように、下側が前側に向けて屈曲した板体からなり、上側が左走行操作レバー・ペダル27の接続ブラケット27Aに一体的に取付けられている。左レバー・ペダル側検出体34の下側部位は、カバー部材20Dに設けられた左側のスリット部20D2を通ってレバー・ペダル取付部20の下側に突出している。これにより、左レバー・ペダル側検出体34の下側部位は、フロア部材17をチルトダウンさせた状態で、後述の距離センサ37によって検出可能な位置に配置することができる。このときに、左レバー・ペダル側検出体34は、図6に示すように、距離センサ37から寸法D1の距離に配置されている。
左レバー・ペダル側検出体34の下側部位には、左走行操作レバー・ペダル27が中立位置に配置されたときに、距離センサ37が発する光源、超音波等を避ける(通過させる)切欠部34Aと、該切欠部34Aの上側に位置して左走行操作レバー・ペダル27が中立位置から前側に回動操作(左レバー・ペダル側検出体34が後側に回動)されたときに、距離センサ37が発する光源、超音波等を受けて反射する(距離センサ37と対面する)前進側反射部34Bと、前記切欠部34Aの下側に位置して左走行操作レバー・ペダル27が中立位置から後側に回動操作(左レバー・ペダル側検出体34が前側に回動)されたときに、距離センサ37が発する光源、超音波等を受けて反射する(距離センサ37と対面する)後退側反射部34Cとが設けられている。
35は右走行操作レバー・ペダル28に設けられた右レバー・ペダル側検出体である(図10、図11参照)。この右レバー・ペダル側検出体35は、右走行操作レバー・ペダル28が中立位置に配置されたときに距離センサ37の検出位置から外れた位置に配置され、右走行操作レバー・ペダル28が中立位置から前側または後側に回動操作されたときに距離センサ37の検出位置に配置されるものである。このときに、右レバー・ペダル側検出体35は、距離センサ37から寸法D2の距離に配置されている。
右レバー・ペダル側検出体35は、左レバー・ペダル側検出体34と同様に、下側が前側に向けて屈曲した板体からなり、上側が右走行操作レバー・ペダル28の接続ブラケット28Aに一体的に取付けられている。右レバー・ペダル側検出体35の下側部位は、カバー部材20Dに設けられた右側のスリット部20D3を通ってレバー・ペダル取付部20の下側に突出している。これにより、右レバー・ペダル側検出体35の下側部位は、フロア部材17をチルトダウンさせた状態で、距離センサ37によって検出可能な位置に配置することができる。右レバー・ペダル側検出体35の下側部位には、左レバー・ペダル側検出体34と同様に、切欠部35A、前進側反射部35Bおよび後退側反射部35Cとが設けられている。
36はレバー・ペダル取付部20の下側に設けられたフロア側検出体を示している。このフロア側検出体36は、フロア部材17が旋回フレーム5側にチルトダウンされたときに距離センサ37の検出位置から外れた位置に配置され、フロア部材17がチルトアップされたときに距離センサ37の検出位置に配置されるものである。このときに、フロア側検出体36は、距離センサ37から寸法D3の距離に配置されている。
フロア側検出体36は、図9に示すように、レバー・ペダル取付部20から下側に延びた下部が前側に屈曲したL字状の板体として形成され、この屈曲部位が反射部36Aとなっている。反射部36Aは、図10、図11に示すように、フロア部材17がチルトダウンされたときに距離センサ37が発する光源、超音波等を避ける(通過させる)ことができ、図8に示すように、フロア部材17がチルトアップされたときに距離センサ37が発する光源、超音波等を受けて反射する(距離センサ37と対面する)ことができる形状(長さ寸法)となっている。
さらに、フロア側検出体36は、距離センサ37と左レバー・ペダル側検出体34との間(左,右のレバー・ペダル側検出体34,35よりも距離センサ37に近い側)に設けられている。これにより、距離センサ37には、各走行操作レバー・ペダル27,28の操作検出よりもフロア部材17のチルトアップを優先的に検出させることができる。
37は旋回フレーム5とフロア部材17との間、即ち、旋回フレーム5のセンサブラケット5Hに設けられた共通検出手段としての距離センサを示している。この距離センサ37は、コントローラ31に電気的に接続されている。そして、距離センサ37は、例えば、レーザ、赤外線、LED光を含む光源、超音波等を発射し、射線軸上に配置された対象部材に反射して戻るまでの時間を計測することにより、対象部材までの距離を測るものである。
この場合、距離センサ37は、各レバー・ペダル側検出体34,35、フロア側検出体36までの距離(寸法D1,D2,D3)を測るために、これらが配置されている左,右方向の右側に射線軸が向くようにセンサブラケット5Hに取付けられている。このように距離センサ37を用いることにより、1つの距離センサ37は、各走行操作レバー・ペダル27,28が操作されたか否かを検出する機能と、フロア部材17がチルトアップされたか否かを検出する機能との2つの検出機能を有することができる。
なお、38は左走行操作レバー・ペダル27の左側に位置してレバー・ペダル取付部20の左開口20Bに設けられた予備用操作ペダルで(図2参照)、該予備用操作ペダル38は、追加して設けられる油圧機器、例えばブレーカ、グラップル等(いずれも図示せず)を駆動するときに操作するものである。一方、39は右走行操作レバー・ペダル28の右側に位置してレバー・ペダル取付部20の右開口20Cに設けられたスイング用操作ペダルで、該スイング用操作ペダル39は、作業装置4を左,右方向に揺動操作(スイング操作)するものである。
さらに、40はフロア部材17上に設けられたキャブボックスで、該キャブボックス40は、上,下方向に長尺な有蓋のボックス体として形成されている。このキャブボックス40に代え、支柱上にルーフ部が設けられたキャノピを適用することもできる。さらにまた、41は油圧ポンプ8、パイロットポンプ9の吐出側にそれぞれ設けられたリリーフ弁を示している。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、油圧ショベル1の動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブボックス40内に乗込んで運転席23に着座し、この状態で、左,右の走行操作レバー・ペダル装置27,28を操作することにより、油圧ショベル1を作業現場まで自走させることができる。一方、作業現場で、オペレータは、左,右の作業操作レバー24を操作することにより、作業装置4等を動作させて土砂の掘削作業を行うことができる。
ここで、油圧ショベル1は、周囲の作業者等に注意を促すために走行中はブザー33を吹鳴している。さらに、油圧ショベル1の操縦ができない状態、例えばフロア部材17をチルトアップした状態では、各操作レバー24、レバー・ペダル27,28等の操作を無効にして誤動作を防止している。そこで、これらの機能を行うときの各検出体34,35,36、距離センサ37の動作、距離センサ37等の検出結果に基づくコントローラ31の処理について、図13に示すフローチャートを参照しつつ述べる。
フロア部材17上に搭乗したオペレータがキースイッチ32にエンジンキーを差込み、ACC位置またはON位置まで回動することにより図13の処理がスタートする。まず、ステップ1では、距離センサ37によって検出体34,35,36を検出する。この距離センサ37による検出動作は、距離センサ37から光源、超音波等を発し、検出体34,35,36のいずれかに反射して戻ってきたときの時間から距離を求めている。そして、距離センサ37が検出した距離が、寸法D1である場合には左レバー・ペダル側検出体34を検出し、寸法D2である場合には右レバー・ペダル側検出体35を検出し、寸法D3である場合にはフロア側検出体36を検出したことになる。
そこで、コントローラ31では、ステップ2に移って、距離センサ37が検出した距離Dが寸法D1,D2,D3のいずれかであるか否かを判定する。このステップ2で、距離センサ37が検出した距離Dが寸法D1,D2,D3のいずれかであると判定した場合には、ステップ3に移る。ステップ3では、検出した距離Dが寸法D1,D2であるか寸法D3であるかを判定する。ステップ3で、距離センサ37が検出した距離Dが寸法D1または寸法D2であると判定した場合には、ステップ4に移って、オルタネータ10(L端子)からの電気信号を基にエンジン7が運転状態か否かを判定する。このステップ4でエンジン7が運転状態にあると判定したら、ステップ5に移り、ゲートロックレバー25のレバー本体25Bがロック位置に配置されているか否か、即ち、ロックスイッチ25AがON状態か否かを判定する。
そして、ステップ5でロックスイッチ25AがON状態であると判定された場合、走行操作レバー・ペダル27,28が操作され、エンジン7が運転状態にあり、さらに、ゲートロックレバー25が下げられた状態では、パイロットポンプ9からのパイロット圧が油圧関係の制御部に供給されている。従って、コントローラ31は、下部走行体2が走行中であると判定できる。この場合、距離センサ37の検出結果に加え、オルタネータ10の検出結果とゲートロックレバー25のロックスイッチ25Aの検出結果とに基づいて判定することができる。これにより、下部走行体2は、走行状態にあるから、ステップ6では、ブザー33を吹鳴し、周囲の作業者等に注意を促す。
一方、ステップ3で、検出した距離Dが寸法D3であると判定した場合には、ステップ7に移る。このステップ7では、距離センサ37が検出した距離寸法D3からフロア部材17がチルトアップ状態にあると判定できるから、ゲートロックレバー25のロックスイッチ25Aが閉じていても、パイロット圧遮断弁29のソレノイド部29Aへの通電が断たれ、パイロット圧遮断弁29によってパイロット圧の供給が遮断される。これにより、作業操作レバー24、走行操作レバー・ペダル27,28等の誤操作に伴う誤動作を防止することができる。
かくして、本実施の形態によれば、支持構造体をなす旋回フレーム5と旋回フレーム5の前部にチルトアップ、チルトダウン可能に支持されたフロア部材17との間には、フロア部材17に設けられた走行操作レバー・ペダル27,28が操作されたか否かを検出する機能と、フロア部材17がチルトアップされたか否かを検出する機能との2つの検出機能をもった1つの距離センサ37を設ける構成としている。
従って、1つの距離センサ37は、走行操作レバー・ペダル27,28が操作されたか否か、即ち、下部走行体2が走行状態にあるか否かを検出することができる上に、フロア部材17がチルトアップされているか否かを検出することができる。従って、1つの検出対象に対してそれぞれ1つずつ必要であったセンサを、2つ以上の検出対象に対して1つの距離センサ37で賄うことができる。
この結果、超小旋回型の油圧ショベル1のように、上部旋回体3が小型化し、振動、塵埃、油水等から保護するために距離センサ37が大型化し、さらに、設置場所が油圧ホースやハーネス(いずれも図示せず)によって混雑している場合でも、距離センサ37を1個取付けるだけでよいから、旋回フレーム5前側位置に距離センサ37を容易に配設することができる。また、組付け作業、配線作業等を容易に行うことができる。
ここで、距離センサ37の検出結果からコントローラ31が走行操作レバー・ペダル27,28が操作されたと判定した場合には、周囲に走行していることを知らせるブザー33を鳴らすことにより、走行時の安全性を高めることができる。一方、フロア部材17がチルトアップしていると判定した場合には、各操作レバー24,27,28によって制御弁装置16を操作するときに必要なパイロット圧を遮断することにより、各操作レバー24,27,28の誤操作に伴う誤動作を防止することができる。
走行操作レバー・ペダル27,28に設けたレバー・ペダル側検出体34,35は、走行操作レバー・ペダル27,28が中立位置に配置されたときに、距離センサ37の検出位置から外れた位置に配置することができる。一方、レバー・ペダル側検出体34,35は、走行操作レバー・ペダル27,28が中立位置から前側または後側に回動操作されたときに距離センサ37の検出位置に配置することができる。これにより、レバー・ペダル側検出体34,35を検出することで下部走行体2が走行状態であると簡単かつ正確に判定することができる。
しかも、フロア部材17に設けたフロア側検出体36は、フロア部材17が旋回フレーム5側にチルトダウンされたときに距離センサ37の検出位置から外れた位置に配置することができる。一方、フロア側検出体36は、フロア部材17がチルトアップされたときに距離センサ37の検出位置に配置することができる。これにより、フロア側検出体36を検出することでフロア部材17がチルトアップ状態であると簡単かつ正確に判定することができる。
この場合、非接触型の距離センサ37は、1個設けるだけでレバー・ペダル側検出体34,35との間の距離寸法D1,D2と、フロア側検出体36との間の距離寸法D3との両方を検出することができ、距離センサ37の設置スペースを小さく纏めることができる。
また、コントローラ31は、距離センサ37が検出した距離が、距離センサ37とレバー・ペダル側検出体34,35との間の距離寸法D1,D2であるときに下部走行体2が走行していると判定することができる。一方、コントローラ31は、距離センサ37が検出した距離が、距離センサ37とフロア側検出体36との間の距離寸法D3であるときにフロア部材17がチルトアップされていると判定することができる。この場合、判定を精度よく行うことができる。
一方、コントローラ31には、オペレータの操作により制御弁装置16に供給されるパイロット圧を遮断することができるゲートロックレバー25の操作位置を検出するロックスイッチ25Aと、エンジン7が運転状態にあるか否かを検出する機能をもったオルタネータ10とを接続している。これにより、コントローラ31は、下部走行体2が走行中であるか否かを、距離センサ37の検出結果に加え、ロックスイッチ25Aの検出結果と、オルタネータ10の検出結果とに基づいて判定することができ、動作判定の精度を向上することができる。
さらに、距離センサ37とレバー・ペダル側検出体34,35との間にフロア側検出体36を設ける構成としているから、距離センサ37は、フロア部材17がチルトアップされたか否かを優先的に検出することができる。これにより、フロア部材17をチルトアップしたときの検出を確実に行うことができ、レバー等の誤操作による誤動作を確実に防ぐことができる。
なお、実施の形態では、ゲートロックレバー25を、パイロット圧遮断弁29のソレノイド部29Aに給電するためのラインと異なるライン(キースイッチ32とコントローラ31との間)に設け、このゲートロックレバー25の開閉をコントローラ31で直接的に検出する構成とした場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、図14に示す変形例のように構成してもよい。
即ち、図14の変形例では、パイロット圧遮断弁29のソレノイド部29Aに給電するためのライン(キースイッチ32とパイロット圧遮断弁29のソレノイド部29Aとの間)に、ゲートロックレバー25と、例えば電流の流れから該ゲートロックレバー25の開閉を検出する電流センサ51とを設け、該電流センサ51からの検出信号に基いてコントローラ31によりリレー52を開,閉する構成としている。
これにより、コントローラ31は、距離センサ37の検出結果に基づいてフロア部材17がチルトアップされたと判定された場合は、リレー52に通電を行い、該リレー52を閉状態にし、パイロット圧遮断弁29のソレノイド部29Aへの通電を断ち、パイロット圧を遮断する。この場合、ゲートロックレバー25の開閉を検出する手段としては、電流センサ51以外にも、レバー本体25Bの回動角度を検出するセンサ等を用いることもできる。
実施の形態では、左レバー・ペダル側検出体34よりも左側にフロア側検出体36を配置し、該フロア側検出体36よりも左側に距離センサ37を配置した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、フロア側検出体36、距離センサ37のうち、いずれか一方、または両方を右レバー・ペダル側検出体35の右側に配置する構成としてもよい。
実施の形態では、距離センサ37を旋回フレーム5側に設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、距離センサ37をフロア部材17側に設ける構成としてもよい。この場合には、フロア側検出体36に代えて、フレーム側検出体を設ける構成とすればよい。
実施の形態では、共通検出手段として距離センサ37を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、共通検出手段として、フロア部材17のチルトアップと走行操作レバー・ペダル27,28の操作を検出できるものであれば、各種センサを用いることができる。また、距離センサ37に関しても、検出対象に対する反射時間を用いるものに限らず、検出対象との距離を測ることができるものであれば、他の各種センサを用いることができる。
実施の形態では、上部旋回体3にブザー33を設け、このブザー33を走行時に吹鳴する構成としている。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、周囲に注意を促す手段として、回転警告灯等の他の手段を用いる構成としてもよい。
一方、実施の形態では、旋回フレーム5に対してフロア部材17をチルトアップ、チルトダウンするときの動力源として、ねじ式のチルト動作機構22を設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、ガスばね、パンタグラフ状のジャッキ等を用いて旋回フレーム5をチルトアップ、チルトダウンさせる構成としてもよい。
実施の形態では、スイング式の作業装置4を備えた油圧ショベル1に適用した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばオフセット式の作業装置を備えた油圧ショベル、あるいはスイング動作やオフセット動作を行わないモノブーム式の作業装置を備えた油圧ショベルにも適用することができる。
さらに、実施の形態では、建設機械として小型の油圧ショベル1、所謂ミニショベルを例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 旋回フレーム
5G 上横板
5H センサブラケット
7 エンジン
8 油圧ポンプ
9 パイロットポンプ
10 オルタネータ(エンジン運転検出手段)
16 制御弁装置
17 フロア部材
18 足乗せ部
19 運転席取付部
20 レバー・ペダル取付部
21 フロア支持機構
23 運転席
24 作業操作レバー
25 ゲートロックレバー
25A ロックスイッチ(ロックレバー位置検出手段)
25B レバー本体
26 走行切換装置
27 左走行操作レバー・ペダル
28 右走行操作レバー・ペダル
29 パイロット圧遮断弁
31 コントローラ
33 ブザー
34 左レバー・ペダル側検出体
35 右レバー・ペダル側検出体
36 フロア側検出体
37 距離センサ(共通検出手段)
D1 距離センサと左レバー・ペダル側検出体との距離寸法
D2 距離センサと右レバー・ペダル側検出体との距離寸法
D3 距離センサとフロア側検出体との距離寸法

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に油圧アクチュエータを動力源として俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、
    前記上部旋回体は、
    支持構造体をなす旋回フレームと、
    該旋回フレームの後部側に搭載されたエンジンと、
    該エンジンによって駆動され前記油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧ポンプと、
    前記旋回フレームの前部にチルトアップ、チルトダウン可能に支持され、オペレータが足を乗せる足乗せ部および該足乗せ部の後部から上方に立上がって前記エンジンの上側に向け後側に延びた運転席取付部からなるフロア部材と、
    該フロア部材の足乗せ部の前部に配置され、中立位置から前側または後側に回動操作されることにより前記下部走行体を前進または後退させる走行操作レバー・ペダルとを備えてなる建設機械において、
    前記旋回フレームと前記フロア部材との間には、前記走行操作レバー・ペダルの操作を検出する機能と前記フロア部材のチルトアップを検出する機能との2つの検出機能をもった1つの共通検出手段を設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記走行操作レバー・ペダルは、該走行操作レバー・ペダルが前記中立位置に配置されたときに前記共通検出手段の検出位置から外れた位置に配置され、前記走行操作レバー・ペダルが前記中立位置から前側または後側に回動操作されたときに前記共通検出手段の検出位置に配置されるレバー・ペダル側検出体を備え、
    前記フロア部材は、該フロア部材が前記旋回フレーム側にチルトダウンされたときに前記共通検出手段の検出位置から外れた位置に配置され、前記フロア部材がチルトアップされたときに前記共通検出手段の検出位置に配置されるフロア側検出体を備え、
    前記共通検出手段は、前記レバー・ペダル側検出体との間の距離または前記フロア側検出体との間の距離を検出する非接触型の距離センサにより構成してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記距離センサは、該距離センサの検出結果に基づいて前記下部走行体が走行しているか否かの判定と、前記フロア部材がチルトアップされているか否かの判定とを行うコントローラに接続され、
    該コントローラは、前記距離センサが検出した距離が、前記距離センサと前記レバー・ペダル側検出体との間の距離であるときに前記下部走行体が走行していると判定し、前記距離センサと前記フロア側検出体との間の距離であるときに前記フロア部材がチルトアップされていると判定する構成としてなる請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記コントローラには、オペレータの操作により制御弁装置に供給されるパイロット圧を遮断することができるゲートロックレバーの操作位置を検出するロックレバー位置検出手段と、前記エンジンが運転状態にあるか否かを検出するエンジン運転検出手段とを接続し、
    前記コントローラは、前記下部走行体が走行中であるか否かを、前記距離センサの検出結果に加え、前記ロックレバー位置検出手段の検出結果と、前記エンジン運転検出手段の検出結果とに基づいて判定する構成としてなる請求項3に記載の建設機械。
  5. 前記フロア側検出体は、前記距離センサと前記レバー・ペダル側検出体との間に設ける構成としてなる請求項2,3または4に記載の建設機械。
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