JP2007303213A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から手を伸ばすだけで容易に手が届く位置にホース取付ブラケットを配設し、制御弁側ホースをホース取付ブラケットに簡単に接続できるようにする。
【解決手段】 シートベース22内には、左操作レバー装置25の下側で左カバー36を開いたときに外部に露出する左側位置、即ち、シートベース22の収容空間部23内にパイロットホース29のレバー側ホース30と制御弁側ホース31とを接続するホース取付ブラケット28を設ける。従って、シートベース22の左側に取付けられた左カバー36を開くことにより、ホース取付ブラケット28を外部に露出することができ、作業者は上部旋回体4の左側から容易に手を伸ばすことができる。これにより、ホース取付ブラケット28に対して制御弁側ホース31を簡単に、かつ確実に接続できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、操作レバー装置からのパイロット圧により制御弁を制御する構成となった建設機械に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって大略構成されている。
また、上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後側に搭載され油圧ポンプを駆動するエンジンと、該エンジンの前側を覆うように前記旋回フレーム上に設けられたシートベースと、該シートベース上に設けられオペレータが着座する運転席と、該運転席の左,右両側に設けられ作業装置等を操作する油圧パイロット式の操作レバー装置と、旋回フレーム側の制御弁と運転席側の操作レバー装置とを接続して設けられ、該操作レバー装置の油圧パイロット弁から前記制御弁の油圧パイロット部にパイロット圧を供給する複数本のパイロットホースとによって大略構成されている。
ここで、パイロットホース、電気配線等は、本数が多い上に、接続箇所が密集しているから、その接続作業には多大な手間、時間を要してしまう。そこで、油圧ショベルには、パイロットホース、電気配線等のように接続作業に手間を要する運転席周りの部品を集め、これらの部品を別の場所で予め組立てるサブ組立構造を取入れているものがある(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2004−143672号公報 特開2005−220576号公報 特開2003−41621号公報
これらの特許文献による油圧ショベルでは、操作系サブ組立体を、前述したシートベース、運転席、操作レバー装置およびホース取付ブラケットにより大略構成している。これにより、操作系サブ組立体は、メインの組立ラインとは別個の場所で、組立作業性の悪い部品を効率よく組立てることができる。
そして、組立てた操作系サブ組立体は、旋回フレーム上にボルト等を用いて取付け、この状態でパイロットホースのレバー側ホースと制御弁側ホースとをホース取付ブラケットを介して接続する構成となっている。
また、特許文献1、特許文献2による油圧ショベルは、左,右方向の左側に位置してシートベースの前側に敷設された床板の下側にホース取付ブラケットを配設している。一方、特許文献3による油圧ショベルは、左,右方向の右側に位置して床板の下側にホース取付ブラケットを配設している。
ところで、上述した各特許文献による油圧ショベルでは、ホース取付ブラケットを床板の下側に配設している。しかし、小型の油圧ショベルでは、床板の下側に制御弁や旋回モータ等を配設しているから床下にスペースが少ない上に、床下には制御弁等に接続される多くの油圧ホース、パイロットホースが配設されている。このため、床下にホース取付ブラケットを設けた場合には、該ホース取付ブラケットに対する各パイロットホースの取回しが難しくなり、パイロットホースを容易に接続することができないという問題がある。
しかも、油圧ショベルは、左,右方向の左側に運転席を配置し、右側に作動油タンク等を配置するのが一般的なレイアウトである。従って、特許文献3のように、ホース取付ブラケットを右側に配設した場合には、作動油タンク等が邪魔になってホース取付ブラケットまで手が届き難く、組立作業性が悪いという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、外部から容易に手を伸ばすことができる位置にホース取付ブラケットを配設し、このホース取付ブラケットに対してパイロットホースの制御弁側ホースを簡単に接続できるようにした建設機械を提供することにある。
請求項1の発明による建設機械は、支持構造体をなして作業装置が取付けられるフレームと、該フレームに設けられ前記作業装置を制御する油圧パイロット式の制御弁と、前記フレーム上に取付けられるシートベースと、該シートベース上に設けられオペレータが着座する運転席と、該運転席の左,右両側に設けられ手動レバーを操作することによって油圧パイロット弁から前記制御弁にパイロット圧を供給する操作レバー装置と、該各操作レバー装置の油圧パイロット弁と前記制御弁の油圧パイロット部との間を接続する複数本のパイロットホースとにより構成してなる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記シートベース内には、前記左操作レバー装置の下側でカバーを開いたときに外部に露出する左側位置にホース取付ブラケットを設け、前記各パイロットホースは、前記各操作レバー装置の油圧パイロット弁と前記ホース取付ブラケットとの間を接続するレバー側ホースと、前記制御弁の油圧パイロット部と前記ホース取付ブラケットとの間を接続する制御弁側ホースとに分割し、これらのレバー側ホースと制御弁側ホースとは、前記シートベース内で前記ホース取付ブラケットに接続する構成としたことにある。
請求項2の発明によると、前記シートベース内の左側位置には、前記操作レバー装置の手動レバーの操作パターンと前記制御弁との組合せパターンとを切換えるパターン切換弁を設ける構成としたことにある。
請求項3の発明によると、前記ホース取付ブラケットは、前記シートベースに取付けられ前記レバー側ホースと制御弁側ホースとを連結する継手が取付けられる取付孔を有する板体により構成したことにある。
請求項4の発明によると、前記シートベース、運転席、左,右の操作レバー装置、各パイロットホースのレバー側ホースおよびホース取付ブラケットを予め組立て、この組立てた運転席ユニットを前記フレーム上に取付け、前記制御弁側ホースを前記シートベース内で前記ホース取付ブラケットに接続する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、シートベース内には、左操作レバー装置の下側でカバーを開いたときに外部に露出する左側位置にホース取付ブラケットを設け、該ホース取付ブラケットには、レバー側ホースと制御弁側ホースとを接続する構成としている。従って、シートベースに設けられたカバーを開くことにより、シートベース内のホース取付ブラケットを外部に露出することができるから、作業者は、例えば作動油タンク等の障害物に邪魔されることなく、ホース取付ブラケットに対して左側から容易に手を伸ばすことができる。
この結果、ホース取付ブラケットにパイロットホースの制御弁側ホースを接続するときには、簡単に、かつ確実に接続することができ、誤組付けも防止できるから、組立作業性等を向上することができる。
しかも、ホース取付ブラケットをシートベース内に収容することにより、床板の下側に設けられる他の油圧ホース、パイロットホース等に邪魔されることなく、レバー側ホースをホース取付ブラケットに向けて取回すことができ、この点でも組立作業性等を向上することができる。
また、ホース取付ブラケットを左操作レバー装置の下側に配置しているから、左操作レバー装置とホース取付ブラケットとを近傍に配置することができる。これにより、左操作レバー装置とホース取付ブラケットとを接続するレバー側ホースを短く形成でき、また簡単な取回しで接続することができる。
また、シートベースの左側にカバーを設けているから、該カバーを閉じた状態ではホース取付ブラケット、レバー側ホース等を覆い隠すことができ、見栄えを良好にすることができる。一方、カバーを開いた状態にすることにより、ホース取付ブラケットに対してパイロットホースを取付け、取外しすることができる。
さらに、例えば顧客の要望によって操作レバー装置の手動レバーの操作パターンと制御弁との組合せパターンとを変更する場合には、ホース取付ブラケットに対するレバー側ホースの接続位置を変えて接続することによりパターン変更に対応することができる。これにより、運転席周りを組立てる段階で予め仕様変更することができるから、ホース取付ブラケットに対する制御弁側ホースの接続位置を常に同じ位置にすることができ、組立作業性の向上、誤組付けの防止等を図ることができる。
請求項2の発明によれば、シートベース内の左側位置に操作パターン切換弁を設けることにより、操作パターン切換弁にレバー側ホースを容易に接続でき、またパターンの切換操作を簡単に行うことができる。しかも、操作パターン切換弁とホース取付ブラケットとを近傍に配置することができるから、操作系である操作パターン切換弁とホース取付ブラケットとをレバー側ホースを用いて簡単に接続することができる。
請求項3の発明によれば、板体からなるホース取付ブラケットをシートベースに取付けることにより、取付孔に取付けられた継手を用いてレバー側ホースと制御弁側ホースとを連結することができる。これにより、ホース取付ブラケットは、シンプルな構造で設置スペースを小さくできる。また、簡単な構成で安価に製造することができる。
請求項4の発明によれば、シートベース、運転席、左,右の操作レバー装置、各パイロットホースのレバー側ホースおよびホース取付ブラケットにより運転席ユニットを予め組立てることができ、組立作業性を向上することができる。また、組立てた運転席ユニットをフレーム上に取付け、制御弁側ホースをシートベース内のホース取付ブラケットに接続することにより、操作レバー装置の油圧パイロット弁と制御弁の油圧パイロット部との間をパイロットホースにより接続することができる。
以下、本発明の実施の形態に適用される建設機械として、キャノピ仕様の油圧ショベルを例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
まず、図1ないし図10は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、1は本実施の形態に適用される建設機械としてのキャノピ仕様の油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置5とにより大略構成されている。
また、作業装置5は、後述する旋回フレーム6の前側に揺動可能かつ俯仰動可能に取付けられたブーム5Aと、該ブーム5Aの先端部に俯仰動可能に取付けられたアーム5Bと、該アーム5Bの先端部に回動可能に取付けられたバケット5Cと、前記ブーム5Aを俯仰動するブームシリンダ5Dと、前記アーム5Bを俯仰動するアームシリンダ5Eと、前記バケット5Cを回動するバケットシリンダ5Fとによって大略構成されている。
また、上部旋回体4は、図2ないし図4に示す如く、後述の旋回フレーム6、エンジン7、作動油タンク10、燃料タンク11、制御弁13、運転席ユニット21、パイロットホース29、外装カバー33等により大略構成されている。
6は上部旋回体4の支持構造体をなす旋回フレームを示している。この旋回フレーム6は、図4に示す如く、厚肉な鋼板等を用いて形成された底板6Aと、該底板6A上に前,後方向に延びるように立設された左,右の縦板6Bと、該各縦板6Bの左,右両側に前,後方向に延びて設けられた左,右のサイドフレーム6Cと、前記縦板6Bとサイドフレーム6Cとを接続する複数本の張出しビーム6Dと、前記各縦板6Bの前端部に設けられ、スイング式の作業装置5を支持する支持ブラケット6Eとにより大略構成されている。
7は旋回フレーム6の後側に搭載されたエンジンで、該エンジン7は、左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。ここで、エンジン7は、前側と上側が後述のシートベース22によって覆われている。また、エンジン7の左側には、該エンジン7によって駆動される油圧ポンプ8が設けられ、エンジン7の右側にはラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器9が配設されている。
さらに、10は熱交換器9の前側に位置して旋回フレーム6の右側に設けられた作動油タンク、11は該作動油タンク10の前側に設けられ、エンジン7に供給する燃料を貯える燃料タンクを示している。
12は旋回フレーム6の後部に取付けられたカウンタウエイトである。このカウンタウエイト12は、作業装置5との重量バランスをとるもので、左,右方向の中央部が後方に突出する円弧状の重量物として形成されている。また、カウンタウエイト12は、後述するシートベース22の後側を取付けるものである。
13は油圧ポンプ8の前側に位置して旋回フレーム6の左側に搭載された制御弁を示している。この制御弁13は、後述する走行レバー・ペダル16、操作レバー装置25,26等の操作に応じて駆動する油圧パイロット部を備えた複数個の油圧パイロット式スプール弁により形成されている。
ここで、制御弁13は、図10に示す如く、旋回装置3の旋回モータ3Aを制御する旋回制御弁13Aと、作業装置5のアームシリンダ5Eを制御するアーム制御弁13Bと、ブームシリンダ5Dを制御するブーム制御弁13Cと、バケットシリンダ5Fを制御するバケット制御弁13Dとを含んで構成されている。そして、制御弁13は、主管路14を介して油圧ポンプ8に接続され、それぞれの油圧パイロット部には、後述するパイロットホース29の制御弁側ホース31が接続されている。
15は旋回フレーム6の前側に設けられた床板で、該床板15は、後述の運転席24に着座したオペレータの足乗せ場となるもので、その前側部分には、下部走行体2を走行操作する走行レバー・ペダル16が取付けられている。
次に、21は旋回フレーム6に取付けられる運転席ユニットを示している。この運転席ユニット21は、下部走行体2を組立てたり、該下部走行体2上に旋回フレーム6を取付けたり、該旋回フレーム6上にエンジン7、タンク10,11等を搭載するメインの組立ラインとは異なる別の場所で組立てられるものである。これにより、後述するパイロットホース29のレバー側ホース30を接続する作業を効率よく行うことができる。そして、運転席ユニット21は、図5、図6に示すように、後述のシートベース22、運転席24、操作レバー装置25,26、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28等により大略構成されている。
22は運転席ユニット21の台座となるシートベースで、該シートベース22は、エンジン7の前側から上側を覆うカバーとしても機能している。また、シートベース22は、図3、図7に示す如く、エンジン7の前側を覆うように床板15の後部から立上がった左,右方向に広幅な前板22Aと、該前板22Aの上端から後側に延びてエンジン7の上側を覆う上板22Bとにより大略構成されている。
ここで、シートベース22は、その中央から右側の部分で大きなエンジン7、熱交換器9を収容している。一方、シートベース22の左側は、エンジン7等に比較して小さな油圧ポンプ8を覆うだけであるから、該シートベース22内には、エンジン7の左側で油圧ポンプ8の上側に位置して空間を形成することができる。そこで、シートベース22は、その内部の左,右方向の左側寄りでエンジン7の左側となる位置に仕切板22Cを設け、該仕切板22Cの下端縁と後端縁から左側に延びる下板22Dと後板22Eを設ける構成としている。これにより、シートベース22内の左側には、エンジン7の左側で油圧ポンプ8の上側の空間を利用して後述の収容空間部23を画成することができる。
また、前板22Aの左,右方向の中央部には、エンジン7の点検作業、修理作業を行うための大きな作業用ドア22Fが開,閉可能に設けられている。また、前板22Aの左側には、収容空間部23に収容される後述の操作パターン切換弁27を切換操作するための小さな切換用ドア22Gが開,閉可能に設けられている。
23はシートベース22内の左側に設けられた収容空間部を示している。この収容空間部23は、オペレータが乗降する左側に位置し、その左側に向けて開放可能な空間として形成されている。また、収容空間部23は、上側位置に後述の操作パターン切換弁27を収容し、下側位置に後述のホース取付ブラケット28を収容するものである。
ここで、収容空間部23は、図6に示す如く、後述する左操作レバー装置25の下側に設けているから、該左操作レバー装置25の油圧パイロット弁25Bから延びるレバー側ホース30の左レバー側ホース30Aを容易に引き込むことができる。また、収容空間部23は、制御弁13と同じ左側に設けているから、後述のホース取付ブラケット28に対して制御弁13から延びる制御弁側ホース31を接続する作業も簡単に、かつ正確に行うことができる。
さらに、収容空間部23は、後述の左カバー36を開いたときには、外部に露出することができる。このときに、収容空間部23は、シートベース22の左端で上部旋回体4の外側に配置しているから、上部旋回体4の右側のように熱交換器9、作動油タンク10、燃料タンク11等の障害物が無く、作業者は収容空間部23内に容易に手を伸ばすことができる。
24はシートベース22の上板22B上に設けられた運転席である。この運転席24は、油圧ショベル1を操縦するオペレータが着座するものである。また、運転席24の左,右両側には、作業装置5等を操作する後述の操作レバー装置25,26が配設されている。
25は運転席24の左側に配設された左操作レバー装置で、該左操作レバー装置25は、コンソール25A内に減圧弁型の油圧パイロット弁25Bを収容し、コンソール25Aの前側に油圧パイロット弁25Bを操作する手動レバー25Cを備えている。そして、左操作レバー装置25は、手動レバー25Cを前,後方向、左,右方向に傾転操作することにより、油圧パイロット弁25Bから制御弁13の油圧パイロット部にパイロット圧を供給し、旋回装置3の旋回モータ3A、作業装置5の各シリンダ5D,5E,5Fのうち、いずれか2つを制御するものである。
また、26は運転席24の右側に配設された右操作レバー装置で、該右操作レバー装置26は、左操作レバー装置25とほぼ同様に、コンソール26A、減圧弁型の油圧パイロット弁26B、手動レバー26Cにより大略構成されている。そして、右操作レバー装置26は、旋回装置3の旋回モータ3A、作業装置5の各シリンダ5D,5E,5Fのうち、残りの2つを制御するものである。
27はシートベース22内の左側位置となる収容空間部23に設けられた操作パターン切換弁を示している。この操作パターン切換弁27は、左,右の操作レバー装置25,26の手動レバー25C,26Cが前,後方向と左,右方向に傾転操作されたときの操作パターンと制御弁13A〜13Dとの組合せパターンを、複数パターンに切換えるものである。
また、操作パターン切換弁27は、方向切換弁(図示せず)を内蔵した弁本体27Aと、該弁本体27A内の方向切換弁を操作する切換レバー27Bとによって大略構成されている。また、操作パターン切換弁27は、シートベース22の前板22Aに設けられた切換用ドア22Gを開いたときにパターンの切換操作を行なうことができるように、切換レバー27Bが前側となるように、収容空間部23内の上側位置に固定している。また、操作パターン切換弁27は、図10に示す油圧回路において、左,右の操作レバー装置25,26と制御弁13との間、即ち、レバー側ホース30の左レバー側ホース30A、右レバー側ホース30Bと中間ホース30Cとの間に配設されている。
ここで、油圧ショベル1は、運転席24を上部旋回体4の左側寄りに配置し、この運転席24の右側には、作動油タンク10、燃料タンク11等を配設し、或は機種によっては作業装置のブーム等を配設している。このため、運転席24に乗り降りする場合には、該運転席24の左側を乗降口として乗り降りするようになっている。そして、操作パターン切換弁27は、運転席24を挟んだ左,右両側位置のうち、該運転席24に乗り降りする乗降側、即ちシートベース22の左側に設けた収容空間部23内に収容している。
これにより、作業者は、上部旋回体4上に乗込むことなく、その周囲から操作パターン切換弁27の取付作業、レバー側ホース30の接続作業等を簡単に行うことができる。また、操作パターン切換弁27の切換レバー27Bの切換位置を確認する場合には、乗り降りするときに切換用ドア22Gを開くだけで容易に確認することができる。また、操作パターン切換弁27の切換レバー27Bを切換える場合にも、運転席24に乗り込むときに、その場所で容易に切換えることができる。
28はホース取付ブラケットを示している。このホース取付ブラケット28は、左操作レバー装置25の下側で後述する左カバー36を開いたときに外部に露出するシートベース22の左側位置、即ち、シートベース22の左側に設けられた収容空間部23内に収容されている。また、ホース取付ブラケット28は、後述するパイロットホース29の途中に設けられ、該パイロットホース29のレバー側ホース30と制御弁側ホース31とを分離可能に接続するものである。
また、ホース取付ブラケット28は、図6ないし図9に示すように、板体をほぼL字状に折曲げることにより、シートベース22の下板22Dにボルト止めされる下側の取付板28Aと、該取付板28Aから立上がった立上がり板28Bとを有している。さらに、立上がり板28Bには、レバー側ホース30の中間ホース30Cの他端部に形成された継手30C1を取付けるための取付孔28Cが複数個(実施の形態の場合10個)列設されている。
ここで、ホース取付ブラケット28は、乗降側となるシートベース22の収容空間部23内に配設しているから、該ホース取付ブラケット28は、シートベース22内にエンジン7の左側、油圧ポンプ8の上側に僅かに形成されるスペースを利用して設けることができる。また、左側の収容空間部23に収容したホース取付ブラケット28は、例えば作動油タンク10等の障害物が無い上部旋回体4の左側から容易に手を伸ばすことができる。
また、ホース取付ブラケット28は、床板15よりも上側位置に配置しているから、床板15の下側に設けられる他の油圧ホース、パイロットホース等に邪魔されることなく、制御弁側ホース31を取回すことができ、レバー側ホース30、制御弁側ホース31をホース取付ブラケット28に接続することができる。
一方、ホース取付ブラケット28は、制御弁13と同じ左側に配置しているから、制御弁13とホース取付ブラケット28との間の制御弁側ホース31を短くすることができる。しかも、ホース取付ブラケット28には、制御弁側ホース31を前側から接続する構成としているから、該制御弁側ホース31を曲げる回数を少なくでき、また曲がりを緩やかにすることができ、制御弁側ホース31の取回し作業、ホース取付ブラケット28に対する接続作業を容易にすることができる。
さらに、ホース取付ブラケット28は、操作パターン切換弁27と一緒に収容空間部23内に収容しているから、ホース取付ブラケット28を操作パターン切換弁27の近傍に配置することができ、中間ホース30Cを短くして接続作業を容易にすることができる。また、ホース取付ブラケット28と操作パターン切換弁27とは、運転席ユニット21を組立てるときに予め接続することもできる。
29は複数個の制御弁13と操作レバー装置25,26とを接続する2本を一対として複数組設けられたパイロットホースを示している。ここで、各パイロットホース29は、図6、図10等に示す如く、左,右の操作レバー装置25,26とホース取付ブラケット28とを接続するレバー側ホース30と、ホース取付ブラケット28と制御弁13とを接続する制御弁側ホース31とに分割することができる。
また、レバー側ホース30は、左操作レバー装置25と操作パターン切換弁27とを接続する左レバー側ホース30Aと、右操作レバー装置26と操作パターン切換弁27とを接続する右レバー側ホース30Bと、操作パターン切換弁27とホース取付ブラケット28とを接続する中間ホース30Cとによって構成されている。
ここで、中間ホース30Cは、一端が操作パターン切換弁27の弁本体27Aに接続されている。一方、中間ホース30Cの他端は、図9に示すように、先端側に雄ねじが刻設された継手30C1となり、該継手30C1は、ホース取付ブラケット28の取付孔28Cにナット32を用いて固定されている。そして、中間ホース30Cの継手30C1は、ホース取付ブラケット28の立上がり板28Bに雄ねじを前向きに突出して設けられ、前側から制御弁側ホース31を接続することができる。
33は上部旋回体4の外装カバーである(図1、図2参照)。この外装カバー33は、右側に設けられ熱交換器9、作動油タンク10、燃料タンク11等を覆う右カバー34と、カウンタウエイト12に設けられエンジン7を後側から覆うエンジンカバー35と、左側に設けられ油圧ポンプ8、制御弁13、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28等を覆う左カバー36とにより大略構成されている。
また、左カバー36は、旋回フレーム6の前側部分と床板15との間に設けられ、制御弁13等を覆う左スカートカバー36Aと、該左スカートカバー36Aとカウンタウエイト12との間に設けられ油圧ポンプ8等を覆うポンプカバー36Bと、該ポンプカバー36Bの上側に位置してシートベース22の左側に設けられ、収容空間部23内の操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28等を覆う台座カバー36Cとの3部材により構成されている。
ここで、左カバー36は、例えばボルト等を用いて簡単に取付け、取外しすることができる構成となっている。これにより、左カバー36を構成する左スカートカバー36A、ポンプカバー36Bおよび台座カバー36Cを取外した状態では、図3に示す如く、制御弁13、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28等を外部に完全に露出させることができる。これにより、ホース取付ブラケット28を用いたレバー側ホース30と制御弁側ホース31との接続作業を、シートベース22内の収容空間部23で簡単に、かつ正確に行うことができる。
なお、37は運転席24の上側を覆うように上部旋回体4に設けられたキャノピである。このキャノピ37は、前,後に2本ずつ、合計4本の支柱を有する4柱式のキャノピとして形成されている。ここで、キャノピには、3本の支柱を有する3柱式のキャノピ、2本の支柱を有する2柱式のキャノピ等があり、4柱式のキャノピ37に代えてこれらを上部旋回体4に設ける構成としてもよい。また、上部旋回体4に運転席24の周囲と上部を覆うキャブを設ける構成としてもよい。
第1の実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、運転席ユニット21を組立てるときの作業手順について説明する。
まず、メインの組立ラインとは異なり、例えば周囲に障害物等のない広い作業場所にシートベース22を配置する。そして、シートベース22上に運転席24を取付け、その左,右両側に操作レバー装置25,26を取付ける。また、シートベース22の左側に設けた収容空間部23内に、操作パターン切換弁27とホース取付ブラケット28を取付ける。
次に、シートベース22に対する運転席24、操作レバー装置25,26、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28等の組付け作業が完了したら、パイロットホース29のレバー側ホース30を接続する。この接続作業の一部について説明すると、レバー側ホース30の左レバー側ホース30Aの一端を左操作レバー装置25の油圧パイロット弁25Bに接続し、他端を操作パターン切換弁27に接続する。また、右レバー側ホース30Bの一端を右操作レバー装置26の油圧パイロット弁26Bに接続し、他端を操作パターン切換弁27に接続する。さらに、中間ホース30Cの一端を操作パターン切換弁27に接続し、他端の継手30C1をホース取付ブラケット28の各取付孔28Cにナット32を用いて取付ける。
次に、上述のように組立てられた運転席ユニット21を旋回フレーム6側に組付ける作業について説明する。
まず、シートベース22でエンジン7の前側、上側を覆うように、運転席ユニット21を旋回フレーム6の後側に載置し、シートベース22を旋回フレーム6とカウンタウエイト12に対してボルト止めする。このように運転席ユニット21を旋回フレーム6に取付けたら、一端が制御弁13に接続されたパイロットホース29の制御弁側ホース31の他端をホース取付ブラケット28に取付けられた中間ホース30Cの継手30C1に接続し、該制御弁側ホース31をレバー側ホース30に連通させる。
そして、運転席ユニット21を旋回フレーム6側に組付けたら、外装カバー33の右カバー34でタンク11,12等を覆い、エンジンカバー35でエンジン7の後側を覆い隠す。また、左カバー36により油圧ポンプ8、制御弁13、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28、レバー側ホース30を左側から覆い隠す。
次に、油圧ショベル1の操作について説明すると、運転席24に着座したオペレータは、走行レバー・ペダル16を操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。また、左,右の操作レバー装置25,26の手動レバー25C,26Cを操作することにより、作業装置5を駆動して土砂の掘削作業等を行なうことができる。
また、オペレータは、運転席24に乗り込むときに、シートベース22の切換用ドア22Gを開いて操作パターン切換弁27の切換レバー27Bの位置を確認することにより、左,右の操作レバー装置25,26の操作パターンが自分の好みに合っているか否かを簡単に知ることができる。このときに、左,右の操作レバー装置25,26の操作パターンが自分の好みに合っていない場合には、操作パターン切換弁27の切換レバー27Bを回動操作することにより、操作パターンを自分の好みのものに合わせることができる。
このように構成した第1の実施の形態によれば、シートベース22内には、左操作レバー装置25の下側で左カバー36を開いたときに外部に露出する左側位置、即ち、シートベース22の収容空間部23内にパイロットホース29のレバー側ホース30と制御弁側ホース31とを接続するホース取付ブラケット28を設ける構成としている。従って、シートベース22の左側に取付けられた左カバー36を開くことにより、作動油タンク10、燃料タンク11等の障害物に邪魔されることなく、収容空間部23内のホース取付ブラケット28を外部に露出することができる。これにより、上部旋回体4の周囲に立っている作業者は、ホース取付ブラケット28に容易に手を伸ばすことができ、配管作業等の細かい作業を効率よく簡単に行うことができる。
この結果、ホース取付ブラケット28にパイロットホース29の制御弁側ホース31を接続するときには、簡単に、かつ確実に接続することができ、誤組付けも防止できるから、油圧ショベル1の組立作業性、生産性等を向上することができる。
また、ホース取付ブラケット28は、左操作レバー装置25の真下に設けているから、該左操作レバー装置25の油圧パイロット弁25Bから延びるレバー側ホース30の左レバー側ホース30Aを該ホース取付ブラケット28側に容易に引き込むことができる。
一方、ホース取付ブラケット28は、折り曲げた板体に複数個の取付孔28Cを列設し、これらの取付孔28Cにレバー側ホース30の中間ホース30Cの継手30C1を取付ける構成としている。これにより、ホース取付ブラケット28は、シンプルな構造にすることができるから、設置スペースを小さくでき、また、安価に製造することができる。
また、図9に示す如く、レバー側ホース30の中間ホース30Cの他端を継手30C1とし、この継手30C1に制御弁側ホース31を直接的に接続する構成としている。これにより、油漏れの虞がある部位を少なくすることができ、信頼性を向上することができる。
また、ホース取付ブラケット28は、床板15よりも高い位置に配設しているから、レバー側ホース30は、床板15の下側に設けられる他の油圧ホース、パイロットホース等に邪魔されることなく、ホース取付ブラケット28に向けて取回すことができ、この点でも組立作業性等を向上することができる。
また、上部旋回体4の左側には、制御弁13等を覆う左スカートカバー36A、油圧ポンプ8等を覆うポンプカバー36B、収容空間部23等を覆う台座カバー36Cからなる左カバー36を設ける構成としている。これにより、左カバー36を取外した状態では、制御弁13、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28等を外部に完全に露出させることができ、ホース取付ブラケット28に対して制御弁側ホース31を簡単に取付け、取外しすることができる。また、左カバー36を3個のカバー36A,36B,36Cにより形成しているから、点検作業、整備作業を行う場所のみを露出させることができ、作業効率を高めることができる。
また、制御弁13とホース取付ブラケット28は、上部旋回体4の左側に配置しているから、制御弁13とホース取付ブラケット28とを近傍に配置することができる。これにより、パイロットホース29の制御弁側ホース31は、短く形成することができ、制御弁13、ホース取付ブラケット28に対して簡単に接続することができる。
さらに、シートベース22内の左側、即ち、収容空間部23内には、ホース取付ブラケット28と一緒に操作パターン切換弁27を収容しているから、操作関連の左操作レバー装置25、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28を集中して配設することができる。これにより、左操作レバー装置25、操作パターン切換弁27、ホース取付ブラケット28をレバー側ホース30により容易に接続することができる。また、運転席ユニット21を組立てるときに、操作パターン切換弁27の取付作業、配管作業等を予め行うことができる。
次に、図11は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、運転席ユニットから操作パターン切換弁を廃止する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図11において、41は第1の実施の形態による運転席ユニット21に代えて用いられる第2の実施の形態による運転席ユニットを示している。この運転席ユニット41は、第1の実施の形態による運転席ユニット21とほぼ同様に、シートベース22、収容空間部23、運転席24、操作レバー装置25,26、ホース取付ブラケット28等により大略構成されている。しかし、第2の実施の形態による運転席ユニット41は、操作パターン切換弁27が廃止されている点で、第1の実施の形態による運転席ユニット21と相違している。
42は第2の実施の形態によるレバー側ホースである。このレバー側ホース42は、操作パターン切換弁27が廃止されたことにより、左操作レバー装置25とホース取付ブラケット28とを接続する左レバー側ホース42Aと、右操作レバー装置26とホース取付ブラケット28とを接続する右レバー側ホース42Bとによって構成されている。
かくして、このように構成された第2の実施の形態でも、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第2の実施の形態は、操作パターン切換弁27を廃止したことにより、安価な油圧ショベルに適している。また、機種に応じて操作パターン切換弁27を設ける場合と操作パターン切換弁27を設けない場合があるとしても、組立効率が良好な運転席ユニット41側での接続位置の変更だけで対応することができる。この結果、制御弁側ホース31の取回し、制御弁13の取付位置等を一定にすることができるから、組立作業性の向上、誤組付けの防止等を図ることができる。さらに、操作パターン切換弁27を用いることなく、運転席ユニット41を組立てる段階で予め仕様変更することができる。
なお、第1の実施の形態では、中間ホース30Cの他端を継手30C1として形成し、ホース取付ブラケット28の取付孔28Cには、中間ホース30Cの継手30C1をナット32を用いて固定し、継手30C1に制御弁側ホース31を接続する構成とした場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図12に示す変形例のように、両端側が雄ねじとなった継手51をホース取付ブラケット28の取付孔28Cに取付け、該継手51に中間ホース30C′と制御弁側ホース31を接続する構成としてもよい。この変形例では、中間ホース30C′として制御弁側ホース31等と同様に市販されている安価な油圧ホースを用いることができる。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができるものである。
また、各実施の形態では、運転席24の上方を覆う4柱キャノピ37を用いたキャノピ仕様の油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、2柱、3柱、5柱のキャノピを備えた油圧ショベル、運転席24の前,後、左,右、上方を覆うキャブボックスを用いたキャブ仕様の油圧ショベル等に適用してもよい。
さらに、各実施の形態では、建設機械として旋回装置3により上部旋回体4が旋回可能な油圧ショベル1を例示した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば旋回装置を備えていない油圧ショベル、ホイールローダ、ジラフ等の他の建設機械にも広く適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。 上部旋回体を拡大して示す外観斜視図である。 旋回フレームにエンジン、制御弁、運転席ユニット等を取付けた上部旋回体を示す正面図である。 旋回フレームにエンジン、制御弁、タンク等を取付けた上部旋回体を示す平面図である。 第1の実施の形態による運転席ユニットを拡大して示す正面図である。 第1の実施の形態による運転席ユニットを拡大して示す外観斜視図である。 運転席ユニットのシートベースとホース取付ブラケットとを組立てた状態で示す外観斜視図である。 ホース取付ブラケットを単体で拡大して示す外観斜視図である。 ホース取付ブラケットと中間ホースと制御弁側ホースとを分解した状態で拡大して示す分解断面図である。 左,右の操作レバー装置によって操作される油圧系統を示す油圧回路図である。 第2の実施の形態による運転席ユニットを拡大して示す正面図である。 変形例によるホース取付ブラケットと継手と中間ホースと制御弁側ホースとを分解した状態で拡大して示す分解断面図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 旋回装置
4 上部旋回体
5 作業装置
6 旋回フレーム
7 エンジン
13 制御弁
15 床板
21,41 運転席ユニット
22 シートベース
23 収容空間部
24 運転席
25,26 操作レバー装置
27 操作パターン切換弁
28 ホース取付ブラケット
28A 取付板
28B 立上がり板
28C 取付孔
29 パイロットホース
30,42 レバー側ホース
30A 左レバー側ホース
30B 右レバー側ホース
30C,30C′ 中間ホース
30C1,51 継手
31 制御弁側ホース
33 外装カバー
34 右カバー
35 エンジンカバー
36 左カバー
36A 左スカートカバー
36B ポンプカバー
36C 台座カバー

Claims (4)

  1. 支持構造体をなして作業装置が取付けられるフレームと、該フレームに設けられ前記作業装置を制御する油圧パイロット式の制御弁と、前記フレーム上に取付けられるシートベースと、該シートベース上に設けられオペレータが着座する運転席と、該運転席の左,右両側に設けられ手動レバーを操作することによって油圧パイロット弁から前記制御弁にパイロット圧を供給する操作レバー装置と、該各操作レバー装置の油圧パイロット弁と前記制御弁の油圧パイロット部との間を接続する複数本のパイロットホースとにより構成してなる建設機械において、
    前記シートベース内には、前記左操作レバー装置の下側でカバーを開いたときに外部に露出する左側位置にホース取付ブラケットを設け、
    前記各パイロットホースは、前記各操作レバー装置の油圧パイロット弁と前記ホース取付ブラケットとの間を接続するレバー側ホースと、前記制御弁の油圧パイロット部と前記ホース取付ブラケットとの間を接続する制御弁側ホースとに分割し、
    これらのレバー側ホースと制御弁側ホースとは、前記シートベース内で前記ホース取付ブラケットに接続する構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記シートベース内の左側位置には、前記操作レバー装置の手動レバーの操作パターンと前記制御弁との組合せパターンとを切換えるパターン切換弁を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記ホース取付ブラケットは、前記シートベースに取付けられ前記レバー側ホースと制御弁側ホースとを連結する継手が取付けられる取付孔を有する板体により構成してなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記シートベース、運転席、左,右の操作レバー装置、各パイロットホースのレバー側ホースおよびホース取付ブラケットを予め組立て、この組立てた運転席ユニットを前記フレーム上に取付け、前記制御弁側ホースを前記シートベース内で前記ホース取付ブラケットに接続する構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
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