JP5641908B2 - 制御回路 - Google Patents
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Description
(1) 本発明は、スイッチング電源(例えば、図1の絶縁型スイッチング電源1や後述の絶縁型スイッチング電源1Aに相当)に設けられたスイッチ素子(例えば、図1のスイッチ素子Q1に相当)をスイッチング制御し、入力電圧(例えば、後述の図1の入力端子INから入力される入力電圧に相当)から必要な出力電圧(例えば、図1の出力端子OUTから出力される出力電圧VOUTに相当)に変換制御して当該スイッチング電源から出力させる制御回路(例えば、図2の制御回路2や図6の制御回路2Aに相当)であって、前記スイッチング電源の動作モードを切り替える際に、時間が経過するに従って前記スイッチ素子のオン幅の上限値を大きくするソフトスタート制御を行うソフトスタート手段(例えば、図2の発振制御部16や図6の発振制御部16Aに相当)を備えることを特徴とする制御回路を提案している。
[絶縁型スイッチング電源1の構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る絶縁型スイッチング電源1の回路図である。絶縁型スイッチング電源1は、トランスTと、制御回路2と、出力電圧検出部3と、モード切替信号生成部4と、NチャネルMOSFETで構成されるスイッチ素子Q1と、キャパシタC1〜C4と、ダイオードD1、D2と、フォトトランジスタPT1、PT2と、抵抗R1、R2と、を備える。
以上の構成を備える絶縁型スイッチング電源1は、制御回路2により、スイッチ素子Q1をスイッチング制御し、入力端子INから入力される入力電圧を必要な出力電圧VOUTに変換制御して、この出力電圧VOUTを出力端子OUTから出力する。
図2は、制御回路2の回路図である。制御回路2は、起動回路部11、低電圧誤動作防止回路部12、定電流供給部13、端子電圧検出部14、ソフトスタート期間制御部15、発振制御部16、発振停止制御部17、制御電圧生成部18、およびラッチ保護回路部19を備える。
起動回路部11は、NチャネルMOSFETで構成されるスイッチ素子Q11、Q12と、抵抗R11、R12と、を備える。
低電圧誤動作防止回路部12は、比較器CMP21と、NチャネルMOSFETで構成されるスイッチ素子Q21と、抵抗R21〜R23と、を備える。
定電流供給部13は、電流源S31を備える。
端子電圧検出部14は、インバータINV41、INV42を備える。
発振制御部16は、オントリガ発生部161と、オン幅制御部162と、第1の制御部163と、NANDゲートで構成されるフリップフロップFF61と、インバータINV61と、否定論理積NAND61、NAND62と、電流源S61と、比較器CMP61と、閾値電圧源Vrefと、を備える。
発振停止制御部17は、スタンバイ制御部171と、スタンバイ時電流制限部172と、否定論理積NAND71、NAND72と、論理積AND71と、を備える。
図3は、ソフトスタート期間制御部15の回路図である。ソフトスタート期間制御部15は、クロック生成部151と、分周器152〜157と、NANDゲートで構成されるフリップフロップFF51、FF52と、論理積AND51〜AND54と、否定論理積NAND51〜NAND55と、インバータINV51〜INV53と、を備える。
図4は、起動時における絶縁型スイッチング電源1のタイミングチャートである。VP4は、端子P4の電圧を示し、VVCC_UVLOは、図2の制御信号VCC_UVLOの電圧を示す。Vstandbyは、図2の制御信号standbyの電圧を示し、Vresetは、図3の制御信号resetの電圧を示す。VGSQ1は、図1のスイッチ素子Q1のゲート−ソース間電圧を示し、IDQ1は、スイッチ素子Q1のドレイン電流を示す。また、VHは、Hレベル電圧を示し、VLは、Lレベル電圧を示す。
図5は、バーストモードからノーマルモードに切り替える際における絶縁型スイッチング電源1のタイミングチャートである。
[絶縁型スイッチング電源1Aの構成]
本発明の第2実施形態に係る絶縁型スイッチング電源1Aについて、以下に説明する。絶縁型スイッチング電源1Aは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る絶縁型スイッチング電源1とは、制御回路2の代わりに制御回路2Aを備える点が異なる。なお、絶縁型スイッチング電源1Aにおいて、絶縁型スイッチング電源1と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図6は、制御回路2Aの回路図である。制御回路2Aは、図2に示した本発明の第1実施形態に係る制御回路2とは、発振制御部16の代わりに発振制御部16Aを備える点が異なる。
発振制御部16Aは、発振制御部16とは、第1の制御部163の代わりに第2の制御部164を備える点が異なる。第2の制御部164は、接点F5に接続され、電流源S61に制御信号を供給する。
制御回路2Aによれば、絶縁型スイッチング電源1Aの起動時においては、端子P4の電圧VP4と、電圧VVCC_UVLOと、電圧Vstandbyと、電圧Vresetと、電圧VGSQ1と、電流IDQ1と、出力電圧VOUTとは、制御回路2による場合と同様に、図4に示したように変化する。ただし、図4の時刻t2以降の期間において、基準クロック信号CLKを16分周した信号に応じて変化する制御信号SS1〜SS4に基づいて、制御回路2では、第1の制御部163によりスイッチ素子Q1のオン幅の上限値を設定したのに対して、制御回路2Aでは、第2の制御部164によりスイッチ素子Q1のオン幅の上限値を設定する。
制御回路2Aによれば、バーストモードからノーマルモードに切り替える際においては、端子P4の電圧VP4と、電圧VVCC_UVLOと、電圧Vstandbyと、電圧Vresetと、電圧VGSQ1と、電流IDQ1と、出力電圧VOUTとは、制御回路2による場合と同様に、図5に示したように変化する。ただし、図5の時刻t11以降の期間において、基準クロック信号CLKに応じて変化する制御信号SS1〜SS4に基づいて、制御回路2では、第1の制御部163によりスイッチ素子Q1のオン幅の上限値を設定したのに対して、制御回路2Aでは、上述のように、第2の制御部164によりスイッチ素子Q1のオン幅の上限値を設定する。
2、2A;制御回路
3;出力電圧検出部
4;モード切替信号生成部
15;ソフトスタート期間制御部
16、16A;発振制御部
162;オン幅制御部
163;第1の制御部
164;第2の制御部
CMP61;比較器
Q1;スイッチ素子
S61;電流源
Vref;閾値電圧源
Claims (3)
- スイッチング電源に設けられたスイッチ素子をスイッチング制御し、入力電圧から必要な出力電圧に変換制御して当該スイッチング電源から出力させる制御回路であって、
前記スイッチング電源の動作モードをバーストモードからノーマルモードに切り替える際と、前記スイッチング電源を起動する際とに、時間が経過するに従って前記スイッチ素子のオン幅の上限値を大きくするソフトスタート制御を行うソフトスタート手段と、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替える際に、前記スイッチング電源を起動する際と比べて、前記ソフトスタート手段により前記ソフトスタート制御を行う時間を短くするソフトスタート時間短縮手段と、を備え、
前記ソフトスタート手段は、
前記スイッチ素子を流れる電流と、予め定められた閾値電流と、を比較し、比較結果に応じて前記スイッチ素子のオン幅の上限値を設定する第1のオン幅上限値設定手段を備え、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替えた時点と、前記スイッチング電源を起動した時点とでは、前記閾値電流として第1の閾値電流を設定し、
前記スイッチング電源の定常動作状態では、前記閾値電流として第2の閾値電流を設定し、
前記ソフトスタート時間短縮手段は、前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替える際には、前記スイッチング電源を起動する際と比べて、前記閾値電流として前記第1の閾値電流を設定してから前記第2の閾値電流を設定するまでの時間を短くすることを特徴とする制御回路。 - スイッチング電源に設けられたスイッチ素子をスイッチング制御し、入力電圧から必要な出力電圧に変換制御して当該スイッチング電源から出力させる制御回路であって、
前記スイッチング電源の動作モードをバーストモードからノーマルモードに切り替える際と、前記スイッチング電源を起動する際とに、時間が経過するに従って前記スイッチ素子のオン幅の上限値を大きくするソフトスタート制御を行うソフトスタート手段と、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替える際に、前記スイッチング電源を起動する際と比べて、前記ソフトスタート手段により前記ソフトスタート制御を行う時間を短くするソフトスタート時間短縮手段と、
前記スイッチング電源の出力電圧に応じて、予め定められた特定点の電圧を変化させる第1の電圧制御手段と、を備え、
前記ソフトスタート手段は、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替えた時点と、前記スイッチング電源を起動した時点とでは、前記特定点の電圧について第1の電圧を上限として制限し、前記スイッチング電源の定常動作状態では、前記特定点の電圧について第2の電圧を上限として制限する第2の電圧制御手段と、
前記特定点の電圧に応じて前記スイッチ素子のオン幅の上限値を設定する第2のオン幅上限値設定手段と、を備え、
前記ソフトスタート時間短縮手段は、前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替える際には、前記スイッチング電源を起動する際と比べて、前記第2の電圧制御手段により前記特定点の電圧について前記第1の電圧を上限として制限してから前記第2の電圧を上限として制限するまでの時間を短くすることを特徴とする制御回路。 - スイッチング電源に設けられたスイッチ素子をスイッチング制御し、入力電圧から必要な出力電圧に変換制御して当該スイッチング電源から出力させる制御回路であって、
前記スイッチング電源の動作モードをバーストモードからノーマルモードに切り替える際と、前記スイッチング電源を起動する際とに、時間が経過するに従って前記スイッチ素子のオン幅の上限値を大きくするソフトスタート制御を行うソフトスタート手段と、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替える際に、前記スイッチング電源を起動する際と比べて、前記ソフトスタート手段により前記ソフトスタート制御を行う時間を短くするソフトスタート時間短縮手段と、
前記スイッチング電源の出力電圧に応じて、予め定められた特定点の電圧を変化させる第1の電圧制御手段と、を備え、
前記ソフトスタート手段は、
前記スイッチ素子を流れる電流と、予め定められた閾値電流と、を比較し、比較結果に応じて前記スイッチ素子のオン幅の上限値を設定する第1のオン幅上限値設定手段と、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替えた時点と、前記スイッチング電源を起動した時点とでは、前記特定点の電圧について第1の電圧を上限として制限し、前記スイッチング電源の定常動作状態では、前記特定点の電圧について第2の電圧を上限として制限する第2の電圧制御手段と、
前記特定点の電圧に応じて前記スイッチ素子のオン幅の上限値を設定する第2のオン幅上限値設定手段と、を備え、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替えた時点と、前記スイッチング電源を起動した時点とでは、前記閾値電流として第1の閾値電流を設定し、
前記スイッチング電源の定常動作状態では、前記閾値電流として第2の閾値電流を設定し、
前記ソフトスタート時間短縮手段は、
前記スイッチング電源の動作モードを前記バーストモードから前記ノーマルモードに切り替える際には、前記スイッチング電源を起動する際と比べて、前記閾値電流として前記第1の閾値電流を設定してから前記第2の閾値電流を設定するまでの時間を短くするとともに、前記第2の電圧制御手段により前記特定点の電圧について前記第1の電圧を上限として制限してから前記第2の電圧を上限として制限するまでの時間を短くすることを特徴とする制御回路。
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JP2010272767A Active JP5641908B2 (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 制御回路 |
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