JP2012135149A - 制御回路 - Google Patents
制御回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012135149A JP2012135149A JP2010286297A JP2010286297A JP2012135149A JP 2012135149 A JP2012135149 A JP 2012135149A JP 2010286297 A JP2010286297 A JP 2010286297A JP 2010286297 A JP2010286297 A JP 2010286297A JP 2012135149 A JP2012135149 A JP 2012135149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- switch element
- time
- output
- overcurrent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【解決手段】制御回路2は、過電流検出部24、制御巻線電圧検出部22、過電流モード判定部21、リスタート部23、およびフリップフロップFF2を備える。過電流検出部24は、スイッチ素子Q1を流れる電流が過電流であるか否かを判別する。制御巻線電圧検出部22は、トランスTの制御巻線T2の他端の電圧が閾値電圧未満であるか否かを判別する。過電流モード判定部21は、過電流ではない場合には、リスタート時間として第1時間を設定し、過電流である場合には、リスタート時間として第1時間より長い第2時間を設定する。リスタート部23およびフリップフロップFF2は、スイッチ素子がオフ状態で、かつ、トランスTの制御巻線T2の他端の電圧が閾値電圧未満である状態が、リスタート時間に亘って継続すると、スイッチ素子をオン状態にする。
【選択図】図2
Description
図7は、従来例に係る絶縁型スイッチング電源100の回路図である。絶縁型スイッチング電源100は、トランスTと、制御回路102と、出力電圧検出部103と、NチャネルMOSFETで構成されるスイッチ素子Q1と、抵抗R1と、キャパシタC1と、ダイオードD1と、フォトトランジスタPTと、を備える。
以上の構成を備える絶縁型スイッチング電源100は、制御回路102により、スイッチ素子Q1をスイッチング制御し、直流電源VINから入力される入力電圧を必要な出力電圧VOUTに変換して、この出力電圧VOUTを出力端子OUTから出力する。
図8は、定常動作状態において負荷急変が発生した場合における、絶縁型スイッチング電源100のタイミングチャートである。図8において、IOUTは、出力端子OUTから出力される出力電流を示し、VGSQ1は、スイッチ素子Q1のゲート−ソース間電圧を示し、IDQ1は、スイッチ素子Q1のドレイン電流を示す。VP4は、端子P4の電圧を示し、Vrestartは、リスタート信号restartの電圧を示す。また、VHは、Hレベル電圧を示し、VLは、Lレベル電圧を示す。また、Vthについては、制御巻線T2の他端の電圧が上述の閾値電圧に等しい場合に電圧VP4が取る電圧値を示し、以降では所定電圧と呼ぶものとする。
図9は、定常動作状態において負荷短絡が発生した場合における、絶縁型スイッチング電源100のタイミングチャートである。なお、便宜上、図9におけるリスタート時間は、図8におけるリスタート時間とは、時間が異なるものとする。
(1) 本発明は、トランス(例えば、図1のトランスTに相当)を有する絶縁型スイッチング電源(例えば、図1の絶縁型スイッチング電源1や、後述の絶縁型スイッチング電源1Aに相当)に設けられたスイッチ素子(例えば、図1のスイッチ素子Q1に相当)をスイッチング制御し、入力電圧から必要な出力電圧に変換制御して当該絶縁型スイッチング電源から出力させる制御回路(例えば、図2の制御回路2や、図6の制御回路2Aに相当)であって、前記スイッチ素子を流れる電流が過電流であるか否かを判別する過電流判別手段(例えば、図2や図6の過電流検出部24に相当)と、前記トランスの制御巻線(例えば、図1の制御巻線T2に相当)の電圧が閾値電圧未満であるか否かを判別する電圧判別手段(例えば、図2や図6の制御巻線電圧検出部22に相当)と、前記過電流判別手段により過電流ではないと判別された場合には、リスタート時間として第1時間(例えば、図4の第1時間に相当)を設定し、前記過電流判別手段により過電流であると判別された場合には、当該リスタート時間として当該第1時間より長い第2時間(例えば、図5の第2時間に相当)を設定するリスタート時間設定手段(例えば、図2や図6の過電流モード判定部21に相当)と、前記スイッチ素子がオフ状態で、かつ、前記電圧判別手段により前記閾値電圧未満であると判別されている状態が、前記リスタート時間に亘って継続すると、当該スイッチ素子をオン状態にするスイッチング制御手段(例えば、図2リスタート部23や図6のリスタート部23Aと、フリップフロップFF2と、に相当)と、を備えることを特徴とする制御回路を提案している。
[絶縁型スイッチング電源1の構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る絶縁型スイッチング電源1の回路図である。絶縁型スイッチング電源1は、図7に示した従来例に係る絶縁型スイッチング電源100とは、制御回路102の代わりに制御回路2を備える点と、抵抗R2を備える点と、が異なる。なお、絶縁型スイッチング電源1において、絶縁型スイッチング電源100と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
以上の構成を備える絶縁型スイッチング電源1は、制御回路2により、スイッチ素子Q1をスイッチング制御し、直流電源VINから入力される入力電圧を必要な出力電圧VOUTに変換して、この出力電圧VOUTを出力端子OUTから出力する。
図2は、制御回路2の回路図である。制御回路2は、過電流モード判定部21と、制御巻線電圧検出部22と、リスタート部23と、過電流検出部24と、オン幅タイマ部201と、制御電圧源VDD1と、電流源S1と、比較器CMP1と、NANDゲートで構成されるフリップフロップFF1と、バッファBUFと、を備える。
以上の構成を備える制御回路2は、フリップフロップFF1により、スイッチ素子Q1のオンタイミングを、比較器CMP3から供給されるリスタート信号restartと、ネガエッジ検出部221から供給されるトリガパルスtrg1と、に応じて決定し、スイッチ素子Q1のオフタイミングを、比較器CMP1から出力される電圧と、比較器CMP4から出力される電圧と、に応じて決定する。
ネガエッジ検出部221から供給されるトリガパルスtrg1は、電圧VP4に応じて変化する。具体的には、電圧VP4は、比較器CMP2により、リファレンス電圧源Vref1の正極の電圧である所定電圧と比較される。そして、電圧VP4が所定電圧未満である場合、すなわち制御巻線T2の他端の電圧が閾値電圧未満である場合には、比較器CMP2からLレベル電圧が出力される。一方、電圧VP4が所定電圧Vth以上である場合、すなわち制御巻線T2の他端の電圧が閾値電圧以上である場合には、比較器CMP2からHレベル電圧が出力される。
一方、比較器CMP1から出力される電圧は、端子P3の電圧、すなわち出力電圧VOUTに応じて変化する。具体的には、端子P3は、制御電圧源VDD1および電流源S1によりプルアップされており、出力電圧VOUTに応じて活性的にオンオフするフォトトランジスタPTにより、変化する。そして、端子P3の電圧は、出力電圧VOUTが出力設定電圧V1より高い場合には、出力電圧VOUTが高くなるに従って低くなる電圧となる。一方、端子P3の電圧は、出力電圧VOUTが出力設定電圧V1以下である場合には、プルアップ電圧に等しくなる。この端子P3の電圧は、比較器CMP1により、オン幅タイマ部201から出力される電圧と比較される。
また、比較器CMP4から出力される電圧は、端子P5の電圧、すなわちスイッチ素子Q1のドレイン電流IDQ1に応じて変化する。具体的には、端子P5の電圧は、ドレイン電流IDQ1が増加するに従って上昇する。この端子P5の電圧は、比較器CMP4により、リファレンス電圧源Vref3の正極の電圧と比較される。そして、端子P5の電圧がリファレンス電圧源Vref3の正極の電圧より高ければ、すなわちドレイン電流IDQ1がリファレンス電圧源Vref3の正極の電圧に応じた電流Ith(後述の図3参照)より大きければ、比較器CMP4からLレベル電圧が出力され、フリップフロップFF1からLレベル電圧が出力されて、スイッチ素子Q1がオフ状態になる。
また、リスタート信号restartの電圧Vrestartは、スイッチ素子Q1の状態と、スイッチ素子Q1のドレイン電流IDQ1と、制御巻線T2の他端の電圧と、に応じて変化する。具体的には、電圧Vrestartは、キャパシタC2の端子間電圧がリファレンス電圧源Vref2の正極の電圧より高ければ、Lレベル電圧となり、フリップフロップFF1からHレベル電圧が出力されて、スイッチ素子Q1がオン状態になる。
図3は、定常動作状態における絶縁型スイッチング電源1のタイミングチャートである。VGSQ1は、スイッチ素子Q1のゲート−ソース間電圧を示し、Vtrg2は、トリガパルスtrg2の電圧を示す。VDSQ1は、スイッチ素子Q1のドレイン−ソース間電圧を示す。VP4は、端子P4の電圧を示し、Vtrg1は、トリガパルスtrg1の電圧を示す。ID1は、図1のダイオードD1の順方向電流を示す。
図4は、定常動作状態において負荷急変が発生した場合における、絶縁型スイッチング電源1のタイミングチャートである。
図5は、定常動作状態において負荷短絡が発生した場合における、絶縁型スイッチング電源1のタイミングチャートである。
[絶縁型スイッチング電源1Aの構成]
本発明の第2実施形態に係る絶縁型スイッチング電源1Aについて、以下に説明する。絶縁型スイッチング電源1Aは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る絶縁型スイッチング電源1とは、制御回路2の代わりに制御回路2Aを備える点が異なる。なお、絶縁型スイッチング電源1Aにおいて、絶縁型スイッチング電源1と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図6は、制御回路2Aの回路図である。制御回路2Aは、図2に示した本発明の第1実施形態に係る制御回路2とは、リスタート部23の代わりにリスタート部23Aを備える点が異なる。
2、2A、102;制御回路
21;過電流モード判定部
22;制御巻線電圧検出部
23,23A;リスタート部
24;過電流検出部
Claims (3)
- トランスを有する絶縁型スイッチング電源に設けられたスイッチ素子をスイッチング制御し、入力電圧から必要な出力電圧に変換制御して当該絶縁型スイッチング電源から出力させる制御回路であって、
前記スイッチ素子を流れる電流が過電流であるか否かを判別する過電流判別手段と、
前記トランスの制御巻線の電圧が閾値電圧未満であるか否かを判別する電圧判別手段と、
前記過電流判別手段により過電流ではないと判別された場合には、リスタート時間として第1時間を設定し、前記過電流判別手段により過電流であると判別された場合には、当該リスタート時間として当該第1時間より長い第2時間を設定するリスタート時間設定手段と、
前記スイッチ素子がオフ状態で、かつ、前記電圧判別手段により前記閾値電圧未満であると判別されている状態が、前記リスタート時間に亘って継続すると、当該スイッチ素子をオン状態にするスイッチング制御手段と、を備えることを特徴とする制御回路。 - 前記スイッチング制御手段は、
前記スイッチ素子がオフ状態で、かつ、前記電圧判別手段により前記閾値電圧未満であると判別されている状態において、時間が経過するに従って高くなる電圧を出力する電圧出力手段と、
前記電圧出力手段から出力される電圧が比較電圧より高ければ、前記スイッチ素子をオン状態にするスイッチ素子制御手段と、
前記過電流判別手段により過電流ではないと判別された場合には、前記比較電圧を第1電圧に設定し、前記過電流判別手段により過電流であると判別された場合には、当該比較電圧を当該第1電圧より高い第2電圧に設定する比較電圧設定手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。 - 前記スイッチング制御手段は、
前記スイッチ素子がオフ状態で、かつ、前記電圧判別手段により前記閾値電圧未満であると判別されている状態において、時間が経過するに従って高くなる電圧を出力する電圧出力手段と、
前記電圧出力手段から出力される電圧が比較電圧より高ければ、前記スイッチ素子をオン状態にするスイッチ素子制御手段と、を備え、
前記電圧出力手段は、
前記過電流判別手段により過電流ではないと判別された場合には、前記スイッチ素子がオフ状態で、かつ、前記電圧判別手段により前記閾値電圧未満であると判別されている状態が開始されてから、前記第1時間が経過すると、前記出力する電圧を前記比較電圧に等しくし、
前記過電流判別手段により過電流であると判別された場合には、前記スイッチ素子がオフ状態で、かつ、前記電圧判別手段により前記閾値電圧未満であると判別されている状態が開始されてから、前記第2時間が経過すると、前記出力する電圧を前記比較電圧に等しくすることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010286297A JP5503520B2 (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010286297A JP5503520B2 (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012135149A true JP2012135149A (ja) | 2012-07-12 |
JP5503520B2 JP5503520B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=46650054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010286297A Active JP5503520B2 (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5503520B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013130A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | Smk株式会社 | Dc-dcコンバータ |
WO2019030958A1 (ja) * | 2017-08-07 | 2019-02-14 | オムロン株式会社 | 発電システム及び昇圧ユニット |
-
2010
- 2010-12-22 JP JP2010286297A patent/JP5503520B2/ja active Active
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013130A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | Smk株式会社 | Dc-dcコンバータ |
CN105874699A (zh) * | 2014-07-25 | 2016-08-17 | Smk株式会社 | 直流-直流转换器 |
US9906141B2 (en) | 2014-07-25 | 2018-02-27 | Smk Corporation | DC-DC converter |
CN105874699B (zh) * | 2014-07-25 | 2019-06-04 | Smk株式会社 | 直流-直流转换器 |
TWI669889B (zh) * | 2014-07-25 | 2019-08-21 | 日商Smk股份有限公司 | DC-DC converter |
WO2019030958A1 (ja) * | 2017-08-07 | 2019-02-14 | オムロン株式会社 | 発電システム及び昇圧ユニット |
JP2019033572A (ja) * | 2017-08-07 | 2019-02-28 | オムロン株式会社 | 発電システム及び昇圧ユニット |
JP7073647B2 (ja) | 2017-08-07 | 2022-05-24 | オムロン株式会社 | 発電システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5503520B2 (ja) | 2014-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI624141B (zh) | 隔離式變換器的控制方法、控制電路及開關電源 | |
US9515561B2 (en) | Switching power supply device | |
US11165355B2 (en) | Clamping switch abnormality detection method, clamping switch abnormality detection circuit and switch circuit | |
US7639516B2 (en) | Switching power source device | |
US8766670B2 (en) | Sample-and-hold circuit for generating a variable sample delay time of a transformer and method thereof | |
JP6321533B2 (ja) | Dc/dcコンバータ | |
JP2010093922A (ja) | スイッチング電源装置 | |
KR20170123275A (ko) | Dcdc 컨버터 | |
JP2009290932A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2010022077A (ja) | 電源装置 | |
JP2010213559A (ja) | 直流電源装置およびdc−dcコンバータ | |
JP5503520B2 (ja) | 制御回路 | |
JP5748276B2 (ja) | スイッチング電源の制御回路 | |
TWI624146B (zh) | 應用於電源轉換器的多模控制器及其操作方法 | |
JP2008072830A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2003033021A (ja) | 高圧電源装置 | |
TWI497894B (zh) | 可使電源供應器在電壓波谷之谷底切換之電源控制器以及相關之控制方法 | |
JP2008236873A (ja) | 電源制御装置、電源制御方法及び画像処理装置 | |
US10756639B2 (en) | Secondary controller applied to a secondary side of a power converter and operation method thereof | |
JP5641908B2 (ja) | 制御回路 | |
JPH11353038A (ja) | 電源装置の突入電流防止回路 | |
KR20150112838A (ko) | 전력 공급 장치 | |
JP6129056B2 (ja) | 電源供給装置及び映像表示装置 | |
JP5265235B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2012115090A (ja) | 絶縁型スイッチング電源 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140311 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5503520 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |