JP5641035B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の燃焼に用いられる燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
特許文献1〜3に記載の燃料噴射弁は、燃料を噴射する噴孔を開閉する弁体を、制御室の燃料圧力(背圧)を制御することで開閉作動させる構造である。すなわち、前記背圧は弁体を閉弁側へ付与しており、制御室から燃料を排出して背圧を低下させれば弁体は開弁作動し、制御室へ燃料を供給して背圧を上昇させれば弁体は閉弁作動する。この構造は、図12に示す固定プレート20および可動プレート80を備えて構成されている。
固定プレート20は、制御室71へ燃料を供給する高圧流路22、および制御室71から燃料を排出する低圧流路23を形成するとともに、高圧流路22の出口である高圧口22bおよび低圧流路23の入口である低圧口23aが設けられた当接面25s、26sを有する。可動プレート80は、制御室71からの燃料排出時には当接面25s、26sに当接して高圧口22bを閉鎖し、制御室71への燃料供給時には当接面25s、26sから離れて高圧口22bを開放する。
特開2011−169241号公報 特開2011−169242号公報 特開2011−12670号公報
しかしながら、図12に示す従来構成では、可動プレート80が固定プレート20から離れる時に、両流路22、23から当接面25s、26sへ燃料が流入しにくいことに起因して、両プレート20、80間にリンキング力が生じていることを本発明者は見出した。
そして、前記リンキング力が生じると、可動プレート80が固定プレート20から速やかに離れなくなるので、高圧口22bを開放するタイミングが遅れてしまい、背圧を上昇させて弁体を閉弁作動させる応答性が悪くなる。すると、弁体の開弁期間が想定より長くなり、噴射量が想定より多くなるといった問題が生じる。また、リンキング力は不安定であるため、高圧口22bを開放するタイミングにバラツキが生じてしまい、ひいては噴射量にバラツキが生じるといった問題が生じる。
なお、固定プレート20の当接面25s、26sは、当接時の可動プレート80から押し付けられる状態になるので、単純に当接面25s、26sの面積を小さくしてリンキング力低減を図ろうとすると、当接面25s、26sの摩耗が著しく進行する異常摩耗を招くおそれがある。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、可動プレートが固定プレートから速やかに離れることを図った燃料噴射弁を提供することにある。
開示されたひとつの発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示された発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、燃料を噴射する噴孔(32)を開閉し、制御室(71)の燃料圧力が閉弁側へ付与されるように配置された弁体(50)と、前記弁体を開弁作動させるべく前記制御室へ燃料を供給する高圧流路(22)、および前記弁体を閉弁作動させるべく前記制御室から燃料を排出する低圧流路(23)を形成するとともに、前記高圧流路の出口である高圧口(22b)および前記低圧流路の入口である低圧口(23a)が設けられた当接面(25a、25b、25c、26a、26b、26c)を有する固定プレート(20)と、前記制御室からの燃料排出時には前記当接面に当接して前記高圧口を閉鎖し、前記制御室への燃料供給時には前記当接面から離れて前記高圧口を開放する可動プレート(80)と、を備える。
そして、前記当接面のうち前記高圧口と前記低圧口とを仕切る部分である第1当接面(25a、25b、25c)、および前記可動プレートのうち前記第1当接面に当接してシールする部分である第1シール面(82a)のいずれか一方の面には、前記可動プレートの当接時に他方の面との間で燃料を溜める第1溝(25m、82am)が形成されていることを特徴とする。
上記発明によれば、可動プレートが当接して第1当接面および第1シール面が密着した状態において、可動プレートが離れる時に、これらの面の間には、高圧口および低圧口から燃料が流入する(図6に例示される矢印A、B参照)ことに加え、第1溝からも流入する(図6に例示される矢印C、D参照)ことになる。そのため、両プレート間に生じるリンキング力を低減することができる。
よって、可動プレートの離れるタイミングがリンキング力により遅れて高圧口の開放タイミングが遅れることを抑制でき、ひいては、制御室の圧力(背圧)を上昇させて弁体を閉弁作動させる応答性が悪くなることを抑制できる。
また、上述の如くリンキング力を低減できるので、高圧口の開放タイミングにバラツキが生じることを抑制できる。よって、背圧を上昇させて弁体を閉弁させるタイミングのバラツキを抑制でき、ひいては、噴射量のバラツキを抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射弁の断面図。 図1の拡大図。 図2の拡大図。 図3の固定プレートを噴孔側から見た底面図。 図3の拡大図。 図4の拡大図。 第1実施形態に係る燃料噴射弁の作動を説明するタイムチャート。 本発明の第2実施形態に係る固定プレートの底面図。 本発明の第3実施形態に係る固定プレートの底面図。 本発明の第4実施形態に係る固定プレートの底面図。 本発明の第5実施形態に係る、固定プレートおよび可動プレートの断面図。 従来の燃料噴射弁を示す断面図。
以下、本発明にかかる燃料噴射弁を、車両に搭載された内燃機関に適用した各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の各実施形態相互において、図中の同一符号を付した部分の構成は、互いに同一もしくは均等であり、その説明を援用する。なお、前記内燃機関には、圧縮時着火式のエンジン(ディーゼルエンジン)を想定している。
(第1実施形態)
図1に示す燃料噴射弁1は、電子制御装置(ECU2)から出力される駆動電流により作動する。ECU2は、エンジン負荷やエンジン回転速度等に基づき目標噴射量を算出し、燃料噴射弁1へ供給する高圧燃料の圧力に応じて、目標噴射量に相当する噴射期間を算出する。そして、算出した噴射期間に対し、噴射開始遅れ時間および噴射終了遅れ時間を加味して通電期間を算出し、その通電期間に、先述した駆動電流を燃料噴射弁1へ出力する。
燃料噴射弁1は、金属製のホルダ10、固定プレート20およびノズルボディ30を、リテーリングナット40で組み付けて構成されている。以下、これらの部材10、20、30を纏めてボディと呼ぶ。ノズルボディ30の内部には、ニードル50(弁体)が摺動可能な状態で収容されている。ノズルボディ30の先端には、高圧燃料を噴射する噴孔32が形成されている。ノズルボディ30に形成されたシート面33から、ニードル50に形成されたシート面52が離れることにより、噴孔32が開弁されて燃料が噴射され、シート面33にニードル50が着座することにより、噴孔32が閉弁されて燃料噴射が停止される。
ボディには、外部のコモンレール(蓄圧容器)から供給される高圧燃料を、噴孔32へ導く高圧通路11、21、31、51が形成されている。この高圧通路は、ホルダ10、固定プレート20、ノズルボディ30の各々に形成されている。なお、符号51に示す高圧通路は、ノズルボディ30とニードル50との間に形成された通路である。
ホルダ10の内部には、ソレノイドコイル61やピエゾ素子等の電気アクチュエータ60が収容されている。図1に示す電気アクチュエータ60は、ソレノイドコイル61、ピストン62、制御弁63およびスプリングSP1を有している。先述した駆動電流をソレノイドコイル61へ流して電磁力を生じさせると、その電磁力によりピストン62が吸引され、制御弁63が開弁作動する(図7(a)(b)参照)。一方、ソレノイドコイル61への通電を停止すると、ピストン62はスプリングSP1の弾性力により押し下げられ、制御弁63は閉弁作動する。
図2に示す如く、固定プレート20の下端面には、円筒形状のシリンダ70が取り付けられている。そして、ニードル50の上端部は、シリンダ70の内部にて摺動可能な状態で挿入されている。なお、本実施形態における「上」とは、燃料噴射弁1が延びる方向(図1の上下方向)において噴孔32の反対側(図1の下側)を意味し、「下」とは噴孔32側(図1の上側)を意味する。
シリンダ70の内周面、固定プレート20の下端面およびニードル50の上端面で囲まれた部屋は制御室71に相当する。固定プレート20には、制御室71へ高圧燃料を供給する高圧流路22と、制御室71から燃料を排出する低圧流路23とが形成されている。低圧流路23の下流部分にはオリフィス23aが形成されており、低圧流路23の出口は制御弁63により開閉される。高圧流路22は高圧通路11、21から分岐しており、高圧流路22の下流部分にはオリフィス22aが形成されている。
図3に示す如く、制御室71には、円板形状の可動プレート80が上下方向に移動可能な状態で配置されている。また、可動プレート80の上端には、上側に突出する円板形状の突出部82が形成されている。そして、突出部82の上端面が固定プレート20の下端面に当接すると、高圧流路22の出口である高圧口22bが突出部82により閉鎖される。なお、図3は、固定プレート20の下端面から突出部82が離れて、高圧口22bが開放された状態を示す。
可動プレート80には、低圧流路23の入口である低圧口23aと制御室71とを連通させる貫通穴81が形成されている。貫通穴81の下流部分にはオリフィス81aが形成されている。これにより、可動プレート80が固定プレート20に当接して高圧口22bが閉鎖された状態であっても、制御室71と低圧流路23との連通状態は維持される。
図4に示す如く、低圧口23aは、固定プレート20の下端面の中央部分にて円形に形成されている。高圧口22bは、オリフィス22aの下流側に接続され、固定プレート20の下端面において、低圧口23aを囲う環状に形成されている。また、図3および図4に示す如く、固定プレート20の下端面には、高圧口22bを囲う環状に形成された凹部24が形成されている。可動プレート80の外周面と70シリンダ70の内周面との隙間72は、高圧流路22内の高圧燃料を制御室71へ流通させる通路として機能する。したがって、可動プレート80が下側に移動して高圧口22bが開放されると、高圧流路22内の高圧燃料が、凹部24および隙間72を通じて制御室71へ流れ込む(図3中の矢印Y参照)。
図5に示す如く、固定プレート20の下端面(当接面)のうち、高圧口22bと低圧口23aとを仕切る部分を第1壁部25と呼び、高圧口22bと凹部24とを仕切る部分を第2壁部26と呼ぶ。これらの壁部25、26は高圧口22bに沿って環状に延びる形状となる(図4参照)。第1壁部25の下端面が第1当接面25a、25bに相当し、第2壁部26の下端面が第2当接面26a、26bに相当する。固定プレート20の下端面のうち、これらの当接面25a、25b、26a、26bの部分が、可動プレート80の上端面と当接することとなる。換言すれば、可動プレート80が固定プレート20に押し付ける押付力は、当接面25a、25b、26a、26bで受けることとなる。
なお、突出部82の外径寸法D1は、第2壁部26の外径寸法よりも大きく設定されている。そして、可動プレート80が隙間72内にて径方向(図5の左右方向)に位置ずれしても、燃料噴射弁1の径方向において、突出部82の外周面が凹部24内に位置するように設定されている。
図6および図5に示すように、第1壁部25の下端面には、可動プレート80から遠ざかる向きに凹む第1溝25mが形成され、第2壁部26の下端面には、可動プレート80から遠ざかる向きに凹む第2溝26mが形成されている。これらの溝25m、26mは、壁部25、26に沿って環状に延びる形状である(図4参照)。したがって、第1当接面25a、25bは、第1溝25mにより高圧口22b側の当接面25aと低圧口23a側の当接面25bとに分断され、第2当接面26a、26bは、第2溝26mにより高圧口22b側の当接面26aと凹部24側の当接面26bとに分断されている。なお、可動プレート80のうち、第1当接面25a、25bに当接してシールする部分を第1シール面82aと呼び、第2当接面26a、26bに当接してシールする部分を第2シール面82bと呼ぶ。
さらに、第1壁部25の下端面には、第1溝25mと低圧口23aとを連通させる第1連通溝25nが形成され、第2壁部26の下端面には、第2溝26mと凹部24とを連通させる第2連通溝26nが形成されている。そのため、高圧口22b側の第1当接面25aおよび第2当接面26aは、高圧口22bに沿って環状に延びる形状であるのに対し、高圧口22bとは反対側の第1当接面25bおよび第2当接面26bは、連通溝25n、26nにより分断されている(図6参照)。
したがって、第1壁部25の下端面のうち、実質的にシール機能を発揮しているのは、第1連通溝25nが形成されていない第1当接面25aであり、高圧口22bとは反対側の第1当接面25bはシール機能を発揮していない。また、第2壁部26の下端面のうち、実質的にシール機能を発揮しているのは、第2連通溝26nが形成されていない第2当接面26aであり、高圧口22bとは反対側の第2当接面26bはシール機能を発揮していない。
要するに、可動プレート80を固定プレートに当接させた状態、つまりシール面82a、82bを当接面25a、25b、26a、26bに当接させた状態において、当接面25a、26aにより高圧口22bは閉塞される。その一方で、前記当接の状態において、第1溝25mおよび第1連通溝25nには低圧口23a内の低圧燃料が溜まっており、第2溝26mおよび第2連通溝26nには凹部24内の制御圧燃料が溜まっている。
なお、図3中の符号P1は高圧流路22内の圧力、符号P2は制御室71内の圧力、符号P3は低圧流路23内の圧力を示し、P1>P2>P3といった大小関係になっている。また、図3中の符号F1は、当接状態において可動プレート80の上端面が低圧口23aの低圧P3を受ける力を示し、符号F2は高圧口22bの高圧P1を受ける力を示す。そして、符号F3は、可動プレート80の上端面のうち第2壁部26よりも外周側部分の面が制御圧P2を受ける力を示し、符号F4は、可動プレート80の下端面が制御圧P2を受ける力を示す。
したがって、当接状態において、F1、F2およびF3の合力がF4よりも小さければ、可動プレート80には上向きの力が作用し、当接状態が維持される。一方、当接状態において(F1+F2+F3)>(F4+FLINK)になった時点で、可動プレート80は固定プレート20から離れることとなる。なお、前記FLINKは、当接状態において、当接面25a、25bとシール面82aとの間、および当接面26a、26bとシール面82bとの間に作用するリンキング力である。
要するに、ニードル50が閉弁して可動プレート80が当接している状態において、制御弁63を閉弁して制御圧P2および低圧P3を上昇させると、(F1+F2+F3)が(F4+FLINK)よりも大きくなり、可動プレート80は固定プレート20から離れる。すると、開放された高圧口22bから隙間72を通じて、高圧P1の燃料が制御室71へ流入し、制御圧P2が急上昇する。その結果、制御圧P2によりニードル50はシート面33に押し付けられ、ニードル50の閉弁状態が保持されるようになる。
次に、図7を参照しつつ、燃料噴射弁1がECU2からの駆動電流に応じて燃料噴射を行う動作について説明する。
ECU2からの駆動電流をソレノイドコイル61へ流して、制御弁63の開弁を開始させると(t1参照)、低圧流路23は低圧通路12(図2参照)と連通状態となり、制御室71内の燃料は、低圧流路23および低圧通路12を通じて燃料噴射弁1の外部へ排出され始める。この燃料の排出は、まず可動プレート80の上端面と固定プレート20の下端面との隙間部分(つまり低圧口23a)を減圧させる。この減圧によって、可動プレート80は、上側への変位を開始し、固定プレート20に当接する(t2参照)。つまり、可動プレート80が高圧口22bを閉鎖して、高圧流路22と制御室71との連通を遮断する。
すると、制御室71内では急速な減圧が生じ、ニードル50は直ちに制御室71側に高速で押し上げられて、変位を開始する(t3参照)。尚、ニードル50の変位している間は、制御室71の容積が縮小することに伴い、制御室71内の圧力はほぼ一定で推移する。
その後、ECU2からの駆動電流を停止させることにより、制御弁63の閉弁を開始させると(t4参照)、低圧流路23からの燃料排出が停止される。この燃料排出の停止は、まず可動プレート80の上端面と固定プレート20の下端面との隙間部分(つまり低圧口23a)を昇圧させる。すると、F1が大きくなるため、可動プレート80を押し下げる力(F1+F2+F3)が増大する。その結果、(F1+F2+F3)>(F4+FLINK)となり、当接状態にあった可動プレート80は固定プレート20から離れる(t5参照)。つまり、可動プレート80が高圧口22bを開放して、高圧流路22と制御室71とを連通状態にする。すると、制御室71内の圧力は直ちに上昇し、ニードル50は高速で押し下げられてシート面33に着座し、閉弁状態となる(t6参照)。
以上に説明した構造の本実施形態によれば、固定プレート20のうち、高圧口22bと低圧口23aとを仕切る第1壁部25の下端面に、当接する可動プレート80との間で燃料を溜める第1溝25mが形成されている。そのため、可動プレート80の第1シール面82aが第1壁部25の下端面(第1当接面25a、25b)から離れる時のリンキング力を低減できる。すなわち、第1当接面25a、25bと第1シール面82aとの間には、高圧口22bおよび低圧口23aから燃料が流入する(図6の矢印A、B参照)ことに加え、第1溝25mからも流入する(図6の矢印C、D参照)ことになる。よって、両プレート20、80間に生じるリンキング力を低減することができる。
また、本実施形態によれば、固定プレート20のうち、高圧口22bと凹部24とを仕切る第2壁部26の下端面に、当接する可動プレート80との間で燃料を溜める第2溝26mが形成されている。そのため、可動プレート80の第2シール面82bが第2壁部26の下端面(第2当接面26a、26b)から離れる時のリンキング力を低減できる。すなわち、第2当接面26a、26bと第2シール面82bとの間には、高圧口22bおよび凹部24から燃料が流入する(図6の矢印E、F参照)ことに加え、第2溝26mからも流入する(図6の矢印G、H参照)ことになる。よって、両プレート20、80間に生じるリンキング力を低減することができる。
以上により、可動プレート80が固定プレート20から離れて高圧口22bを開放するタイミング(図7のt5参照)が、リンキング力により遅れることを抑制できる。よって、制御室71の圧力(背圧)を上昇させてニードル50を閉弁作動させる応答性が悪くなることを抑制できる。したがって、先述した通電期間に対する噴射期間が長くなることを抑制でき、実噴射量が目標噴射量よりも多くなることを抑制できる。
また、上述の如くリンキング力を低減できるので、高圧口22bの開放タイミングにバラツキが生じることを抑制できる。よって、背圧を上昇させてニードル50を閉弁させるタイミングのバラツキを抑制でき、ひいては、噴射量のバラツキを抑制できる。
さらに、以下に列挙する特徴を備えた本実施形態によれば、各々の特徴により以下に説明する作用効果が発揮される。
<特徴1>
第1当接面25bには、可動プレート80の当接時に低圧口23aと第1溝25mとを連通させる第1連通溝25nが形成されていることを特徴とする。これによれば、可動プレート80が固定プレート20から離れる時に、第1当接面25a、25bと第1シール面82aとの間へ第1溝25mから燃料が流入することに伴い、第1連通溝25nを通じて低圧口23aから第1溝25mへ燃料が流入することになる。そのため、可動プレート80が離れる瞬間に第1連通溝25n内に負圧が生じることを回避できるので、第1当接面25a、25bと第1シール面82aとの間への燃料流入を促進できる。よって、前記リンキング力をより一層低減できる。
また、第2当接面26bには、可動プレート80の当接時に凹部24と第2溝26mとを連通させる第2連通溝26nが形成されていることを特徴とする。これによれば、可動プレート80が固定プレート20から離れる時に、第2当接面26a、26bと第2シール面82bとの間へ第2溝26mから燃料が流入することに伴い、第2連通溝26nを通じて凹部24から第2溝26mへ燃料が流入することになる。そのため、可動プレート80が離れる瞬間に第2連通溝26n内に負圧が生じることを回避できるので、第2当接面26a、26bと第2シール面82bとの間への燃料流入を促進できる。よって、前記リンキング力をより一層低減できる。
<特徴2>
第1連通溝25nは、低圧口23aおよび高圧口22bのうち低圧口23aの側に第1溝25mを連通させることを特徴とする。また、第2連通溝26nは、凹部24および高圧口22bのうち凹部24の側に第2溝26mを連通させることを特徴とする。
ここで、これらの特徴に反して溝25m、26mを高圧口22bの側に連通させると、高圧口22bの閉鎖時における可動プレート80の高圧P1受圧面積に、溝2m、26mの面積も含まれることとなる。すると、図3中のF2が大きくなるので、可動プレート80を固定プレート20へ押し付ける力Fが小さくなり、高圧口22bを閉鎖状態にすることの確実性低下が懸念されるようになる。
この点を鑑みた上記特徴によれば、高圧口22bの反対側(低圧口23aの側および凹部24の側)に溝25m、26mを連通させるので、高圧P1受圧面積の増大を抑制して可動プレート80の押付力Fの十分な確保を図ることができるようになり、前記懸念を解消できる。
<特徴3>
第1溝25mは、第1当接面25a、25bおよび第1シール面82aに沿って延びる環状に形成されていることを特徴とする。また、第2溝26mは、第2当接面26a、26bおよび第2シール面82bに沿って延びる環状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、溝25m、26mの長さを、非環状にした場合に比べて長くできるので、当接面25a、25b、26a、26bとシール面82a、82bとの間へ溝25m、26mから燃料が流入する範囲を大きくできる。よって、当接面とシール面の間への燃料流入を促進でき、前記リンキング力をより一層低減できる。
<特徴4>
ここで、上記特徴に反して図11の如く溝82am、82bmが可動プレート80の側に形成されていると、可動プレート80が隙間72内にて径方向(図5の左右方向)に位置ずれした場合、溝82am、82bmが壁部25、26の下端面からずれることが懸念される。
この点を鑑み、本実施形態では、第1溝25mおよび第2溝26mは、固定プレート20および可動プレート80のうち固定プレート20の側に形成されていることを特徴とする。そのため、溝25m、26mが壁部25、26の下端面からずれることを回避でき、上記懸念を解消できる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、可動プレート80の当接時において、第1連通溝25nは第1溝25mを低圧口23aと連通させ、第2連通溝26nは第2溝26mを凹部24と連通させる(図6参照)。これに対し、図8に示す本実施形態では、可動プレート80の当接時において、第1連通溝25nは第1溝25mを高圧口22bと連通させ、第2連通溝26nは第2溝26mを凹部24と連通させる。
なお、図8に示す本実施形態と図6に示す上記第1実施形態とを適宜組み合わせても良い。すなわち、第1連通溝25nは低圧口23aと、第2連通溝26nは高圧口22bと連通させる組み合わせでもよい。或いは、第1連通溝25nは高圧口22bと、第2連通溝26nは凹部24と連通させる組み合わせでもよい。
(第3実施形態)
上記第1、第2実施形態では連通溝25n、26nを形成しており、これに伴い、第1連通溝25nが形成されている第1当接面25b、および第2連通溝26nが形成されている第2当接面26bはシール機能を発揮していない。
これに対し、図9に示す本実施形態では連通溝25n、26nを廃止している。そのため、第1溝25mの両側に位置する2本の第1当接面25a、25bは、いずれもシール機能を発揮するようになる。また、第2溝26mの両側に位置する2本の第2当接面26a、26bは、いずれもシール機能を発揮するようになる。
(第4実施形態)
上記各実施形態では、溝25m、26mを環状に形成している。これに対し、図10に示す本実施形態は、非環状の第1溝25mを、第1壁部25の下端面である第1当接面25cに形成している。また、非環状の第2溝26mを、第2壁部26の下端面である第2当接面26cに形成している。また、これらの溝25m、26mを複数形成している。なお、本実施形態についても上記第3実施形態と同様にして、連通溝25n、26nを廃止している。
(第5実施形態)
上記各実施形態では、第1溝25mおよび第2溝26mを固定プレート20の側に形成しているのに対し、図11に示す本実施形態では、第1溝82amおよび第2溝82bmを可動プレート80の側に形成している。
具体的には、可動プレート80の突出部82の上端面のうち、第1壁部25の下端面である第1当接面25cと対向する部分が第1シール面82aに相当し、該第1シール面82aに第1溝82amを形成している。また、突出部82の上端面のうち、第2壁部26の下端面である第2当接面26cと対向する部分が第2シール面82bに相当し、該第2シール面82bに第2溝82bmを形成している。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、固定プレート20に第2壁部26を形成し、高圧口22bと凹部24とを両プレート20、80間で仕切るように構成されているが、該第2壁部26を廃止した燃料噴射弁に本発明を適用させてもよい。換言すれば、第2当接面26a、26b、26cおよび第2シール面82bが廃止された燃料噴射弁に本発明を適用させてもよい。また、これら第2当接面および第2シール面を備えた場合であっても、第2溝26m、82bmを廃止した構成であってもよい。
・上記第4実施形態において、当接面25c、26cに複数の溝25m、26mを形成するにあたり、固定プレート20の下端面を表面仕上げする際に、該下端面の一部の領域を他の領域よりも粗くして、その荒くした部分を溝25m、26mとしてもよい。
・上記第1〜第3実施形態では、環状の第1溝25mおよび第2溝26mを1本ずつ形成しているが、環状の第1溝25mおよび第2溝26mの各々を複数本形成してもよい。
・上記各実施形態では、可動プレート80の上下変位を、燃料の圧力による力F1、F2、F3、F4に依存させているが、弾性力を可動プレート80に付与するスプリングを設けてもよい。例えば、可動プレート80を固定プレート20に押し付ける側へ弾性力を付与させてもよい。
22…高圧流路、22b…高圧口、23…低圧流路、23a…低圧口、20…固定プレート、25a、25b、25c…第1当接面、25m、82am…第1溝、25n…第1連通溝、26a、26b、26c…第2当接面、26m、82bm…第2溝、26n…第2連通溝、32…噴孔、50…ニードル(弁体)、71…制御室、80…可動プレート、82a…第1シール面、82b…第2シール面。

Claims (10)

  1. 燃料を噴射する噴孔(32)を開閉し、制御室(71)の燃料圧力が閉弁側へ付与されるように配置された弁体(50)と、
    前記弁体を開弁作動させるべく前記制御室へ燃料を供給する高圧流路(22)、および前記弁体を閉弁作動させるべく前記制御室から燃料を排出する低圧流路(23)を形成するとともに、前記高圧流路の出口である高圧口(22b)および前記低圧流路の入口である低圧口(23a)が設けられた当接面(25a、25b、25c、26a、26b、26c)を有する固定プレート(20)と、
    前記制御室からの燃料排出時には前記当接面に当接して前記高圧口を閉鎖し、前記制御室への燃料供給時には前記当接面から離れて前記高圧口を開放する可動プレート(80)と、
    を備え、
    前記当接面のうち前記高圧口と前記低圧口とを仕切る部分である第1当接面(25a、25b、25c)、および前記可動プレートのうち前記第1当接面に当接してシールする部分である第1シール面(82a)のいずれか一方の面には、前記可動プレートの当接時に他方の面との間で燃料を溜める第1溝(25m、82am)が形成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記第1当接面および前記第1シール面のいずれか一方の面には、前記可動プレートの当接時に、前記高圧口または前記低圧口と前記第1溝とを連通させる第1連通溝(25n)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記第1連通溝は、前記可動プレートの当接時に前記第1溝を前記低圧口に連通させることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記高圧口は、前記低圧口を囲う環状に形成されており、
    前記第1当接面および前記第1シール面は、前記高圧口と前記低圧口の間に沿って環状に延びており、
    前記第1溝は、前記第1当接面および前記第1シール面に沿って延びる環状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  5. 前記第1溝は前記第1当接面に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  6. 前記当接面のうち前記高圧口に対して前記低圧口の反対側部分には、前記制御室と連通する凹部が形成されており、
    前記当接面のうち前記高圧口と前記凹部とを仕切る部分である第2当接面(26a、26b、26c)、および前記可動プレートのうち前記第2当接面に当接してシールする部分である第2シール面(82b)のいずれか一方の面には、前記可動プレートの当接時に他方の面との間で燃料を溜める第2溝(26m、82bm)が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  7. 前記第2当接面および前記第2シール面のいずれか一方の面には、前記可動プレートの当接時に、前記高圧口または前記凹部と前記第2溝とを連通させる第2連通溝(26n)が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記第2連通溝は、前記可動プレートの当接時に前記第2溝を前記凹部に連通させることを特徴とする請求項6または7に記載の燃料噴射弁。
  9. 前記高圧口は前記低圧口を囲う環状に形成され、前記凹部は前記高圧口を囲う環状に形成されており、
    前記第2当接面および前記第2シール面は、前記高圧口と前記凹部の間に沿って環状に延びており、
    前記第2溝は、前記第2当接面および前記第2シール面に沿って延びる環状に形成されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  10. 前記第2溝は前記第2当接面に形成されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
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