JP5639679B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシンなどの遊技機に関する。
スロットマシンでは、メダルの投入またはベットボタンの操作によるメダルのベット後に、スタートレバーが操作されると、左リール、中リールおよび右リールが回転し始める。また、スタートレバーの操作を契機として、複数の役を抽選対象とする内部抽選が行われる。左ストップボタン、中ストップボタンおよび右ストップボタンが操作されると、それぞれ左リール、中リールおよび右リールが停止する。左リール、中リールおよび右リールのすべてが停止した時点で、内部抽選で当選した役に対応づけられた図柄の並びが入賞ライン上に停止すれば、その役の入賞となる。
役には、たとえば、入賞に対して所定枚数のメダルが払い出される小役およびBBゲームを実行する権利が付与されるBB開始役が含まれる。BB開始役に入賞すると、BBゲームが開始される。BBゲームが開始されると、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行し、各ゲームにおける小役の当選確率が高くなる。BBゲームは、BBゲームの開始からのメダルの合計払出枚数が所定の上限数を超えると終了する。
また、現在主流のスロットマシンでは、小役に、左ストップボタン、中ストップボタンおよび右ストップボタンの押し順が予め定められた正解であった場合に入賞する押し順小役が含まれる。そして、その現在主流のスロットマシンは、AT(アシストタイム)機能を有している。AT機能が作動しているAT状態では、内部抽選で押し順小役が当選した場合に、左ストップボタン、中ストップボタンおよび右ストップボタンの正解押し順が報知される。そのため、遊技者は、押し順小役を入賞させて、その入賞によるメダルを獲得することができる。
特許第4767529号公報
しかしながら、現在主流のスロットマシンは、特別遊技状態およびAT状態を利用した画一的なゲーム性を有するものであり、新たなゲーム性を有する機種の登場が市場から望まれている。
本発明の目的は、新規なゲーム性により、興趣の増大を図ることができる、遊技機を提供することである。
以下、本発明について説明する。なお、発明の理解を容易にするため、添付図面の参照符号等を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が表示の形態に限定されるものではない。
前記の目的を達成するため、本発明に係る遊技機(1)は、遊技媒体の消費によって1回のゲームが開始され、始動操作手段(15)の操作に応答して、複数の図柄表示手段(4L,4C,4R)における図柄の変動表示が開始され、前記図柄表示手段(4L,4C,4R)の個々に対応して設けられた停止操作手段(16L,16C,16R)の操作に応答して、当該操作された前記停止操作手段(16L,16C,16R)に対応する前記図柄表示手段(4L,4C,4R)から順に図柄の変動表示が停止され、前記複数の図柄表示手段(4L,4C,4R)に停止表示された図柄が予め設定された複数の入賞態様のいずれかをなす場合には、当該入賞態様に対応づけられた役に入賞となり、遊技価値が付与されて、1回のゲームが終了となる遊技機(1)において、前記始動操作手段(15)の操作に応答して、通常遊技状態では、所定の第1配当数の遊技媒体の払出しが前記遊技価値として設定された役である小役、前記第1配当数よりも多い第2配当数の遊技媒体の払出しが前記遊技価値として設定され、前記停止操作手段(16L,16C,16R)が正解となる操作順で操作された場合に入賞となる役である押し順小役および通常遊技状態から一種BBゲーム状態への移行が前記遊技価値として設定された役である特別遊技開始役を抽選対象に含む抽選を実行し、一種BBゲーム状態では、前記通常遊技状態での抽選対象に含まれるすべての前記小役および前記押し順小役を抽選対象に含む抽選を実行する抽選手段(41,45)と、前記押し順小役を入賞させるための前記停止操作手段(16L,16C,16R)の正解となる操作順に関する情報が報知されるアシストタイムを実行するアシストタイム実行手段(32)と、前記通常遊技状態において、前記抽選で前記特別遊技開始役が当選した後、前記複数の図柄表示手段(4L,4C,4R)に停止表示された図柄が前記特別遊技開始役を入賞させる入賞態様をなした場合に、前記通常遊技状態から前記一種BBゲーム状態に移行させる状態移行手段(41)と、前記押し順小役の入賞率を調整することにより、前記通常遊技状態かつ前記アシストタイムが実行されていない状態である非AT状態、前記通常遊技状態かつ前記アシストタイムが実行されている状態であるAT状態および前記一種BBゲーム状態の各状態での出玉率を制御する出玉率制御手段(41,42,47)とを含み、前記小役には、前記抽選で前記押し順小役と同時当選し、前記停止操作手段が不正解となる操作順で操作された場合に入賞となる役が含まれており、前記一種BBゲーム状態では、前記抽選での前記小役および前記押し順小役の当選確率が前記通常遊技状態における前記抽選での前記小役および前記押し順小役の当選確率以上であり、前記出玉率制御手段(41,42,47)は、前記一種BBゲーム状態での出玉率が100%未満であり、前記一種BBゲーム状態での出玉率が前記非AT状態での出玉率よりも大きく、前記一種BBゲーム状態での出玉率が前記AT状態での出玉率よりも小さいように、前記非AT状態、前記AT状態および前記一種BBゲーム状態の各状態での出玉率を制御するため、複数の抽選区分が設定され、前記抽選区分ごとに一又は複数の前記役と一の抽選値とを対応づけることによって作成され、前記通常遊技状態における前記抽選に用いられる通常抽選テーブルを記憶する通常抽選テーブル記憶手段と、複数の抽選区分が設定され、前記抽選区分ごとに一又は複数の前記役と一の抽選値とを対応づけることによって作成され、前記一種BBゲーム状態における前記抽選に用いられる特別抽選テーブルを記憶する特別抽選テーブル記憶手段とを含み、前記特別抽選テーブルの前記抽選区分の少なくとも1つである特別抽選区分は、複数の前記押し順小役と一の抽選値とを対応づけることによって作成され、前記通常抽選テーブルでは、当該複数の前記押し順小役が2以上の前記抽選区分である通常抽選区分に分かれて、当該通常抽選区分ごとに一の抽選値と対応づけられ、前記特別抽選テーブルで当該複数の前記押し順小役と対応づけられた抽選値は、前記通常抽選テーブルで当該複数の前記押し順小役と対応づけられた各抽選値以上に設定され、前記特別抽選区分の当該複数の押し順小役に一括して対応づけられた抽選値は、前記通常抽選区分の個々の押し順小役に対応づけられた抽選値の合計値未満であることを特徴とする。
一種BBゲーム状態での抽選での小役および押し順小役の当選確率は、通常遊技状態(非AT状態およびAT状態)における抽選での小役および押し順小役の当選確率以上に設定されている。そのため、通常(従来の遊技機)では、一種BBゲーム状態での出玉率が最も大きく、AT状態での出玉率が一種BBゲーム状態での出玉率の次に大きく、非AT状態での出玉率が最も小さくなる。それゆえ、従来、一種BBゲーム状態が設けられた遊技機では、演出に相違があっても、遊技者に通常遊技状態から一種BBゲーム状態への移行を狙って遊技をさせるというゲーム性は画一的なものであった。
本発明に係る遊技機(1)では、出玉率制御手段(41,42,47)により、非AT状態、AT状態および一種BBゲーム状態の各状態での出玉率が制御される。この制御により、一種BBゲーム状態での出玉率は、100%未満であって、非AT状態での出玉率よりも大きく、かつ、AT状態での出玉率よりも小さくされる。そのため、従来の遊技機が有していない、全く新規なゲーム性を実現することができる。その結果、その新規なゲーム性により、興趣の大幅な増大を図ることができる。
出玉率は、押し順小役の入賞率に応じて変化する。すなわち、押し順小役の入賞率が上がると、出玉率が上がり、押し順小役の入賞率が下がると、出玉率が下がる。
押し順小役は、停止操作手段(16L,16C,16R)が正解となる操作順で操作された場合に入賞となる役であるので、その正解となる操作順を報知するか否か、つまりAT状態であるか非AT状態であるかにより、押し順小役の入賞率を調整することができる。
また、たとえば、通常遊技状態における抽選に用いられる通常抽選テーブルにおいて、第1の抽選区分および第2の抽選区分にそれぞれ押し順小役Aおよび押し順小役Bを抽選値Vと対応づけ、一種BBゲーム状態における抽選に用いられる特別抽選テーブルにおいて、1つの抽選区分に押し順小役Aおよび押し順小役Bを抽選値Vと対応づけることにより、一種BBゲーム状態での押し順小役Aおよび押し順小役Bの入賞率をそれぞれ通常遊技状態での押し順小役Aおよび押し順小役Bの入賞率の1/2に調整することができる。
また、特別抽選テーブルは、すべての小役および押し順小役の個々に対応づけられた抽選値が通常抽選テーブルで小役および押し順小役の個々に対応づけられた抽選値以上であり、少なくとも1つの小役に対応づけられた抽選値が通常抽選テーブルで当該小役に対応づけられた抽選値よりも大きいように作成されていてもよい。
これにより、一種BBゲーム状態での小役および押し順小役の当選確率を通常遊技状態での小役および押し順小役の当選確率以上にすることができる。
通常抽選テーブルには、押し順小役と小役とが重複して当選するように作成された抽選区分と、当該押し順小役と別の小役とが重複して当選するように作成された抽選区分とが設定されていてもよい。
これにより、押し順小役と小役とが重複して当選した場合と当該押し順小役と別の小役とが重複して当選した場合とで、複数の図柄表示手段(4L,4C,4R)に停止表示される図柄が押し順小役を入賞させる入賞態様をなすための制御に用いられる停止テーブルを異ならせることができる。そのため、押し順小役と小役とが重複して当選した場合と当該押し順小役と別の小役とが重複して当選した場合とで、押し順小役を入賞させるための停止操作手段(16L,16C,16R)の正解となる操作順を異ならせることができる。その結果、押し順小役の入賞態様を構成する図柄の1つが図柄表示手段(4L,4C,4R)に停止表示された場合に、残りの停止操作手段(16L,16C,16R)を一定の順序で操作すれば常に押し順小役を入賞させることができるという攻略要素をなくすことができる。
図柄表示手段(4L,4C,4R)は、左右に並べて3つ設けられ、それぞれ3つの図柄を上下に並べて停止表示し、3つの図柄表示手段(4L,4C,4R)の各中段の図柄停止位置(PL2,PC2,PR2)に跨がって設定される直線状のライン(L1)が有効ラインに設定されており、入賞態様は、有効ライン上に停止表示される図柄の並びで構成され、3つの図柄表示手段(4L,4C,4R)に跨がって設定される直線状のライン(L1〜L5)のうち、有効ラインを除いて、少なくとも1つのライン(L2〜L5)は、押し順小役に対応づけて設定された図柄の並びが擬似的に停止表示可能な疑似ラインに設定されていてもよい。
3つの図柄表示手段(4L,4C,4R)が左右に並べて設けられ、各図柄表示手段(4L,4C,4R)が3つの図柄を上下に並べて停止表示可能な構成では、3つの図柄表示手段(4L,4C,4R)の各1個の図柄停止位置に跨がる直線状のラインとして、5本のラインを設定することが可能である。
この構成において、押し順小役に対応づけて設定された図柄の並び、たとえば、「ベル」図柄の並びが疑似ラインに停止表示されると、有効ライン上に停止表示される図柄の並びが入賞態様をなし、押し順小役に入賞となる場合に、各図柄表示手段(4L,4C,4R)の上段の図柄停止位置(PL1,PC1,PR1)に跨がって設定されるライン(L2)を有効ラインに設定し、残りの4本のライン(L1,L3〜L5)を疑似ラインに設定すると、左の図柄表示手段(4L)の上段の図柄停止位置(PL1)に「ベル」図柄が停止表示され、中および右の図柄表示手段(4C,4R)の図柄の変動表示が継続している時点では、遊技者の立場からは、抽選の結果がはずれであることが確定しない。したがって、左の図柄表示手段(4L)の上段の図柄停止位置(PL1)に「ベル」図柄が停止表示された時点で、遊技者の立場から抽選の結果がはずれであることを確定させるためには、左の図柄表示手段(4L)の上段の図柄停止位置(PL1)、中の図柄表示手段(4C)の中段の図柄停止位置(PC2)および右の図柄表示手段(4R)の下段の図柄停止位置(PR3)に跨がって設定される右下がりのライン(L4)を疑似ラインに設定することができず、疑似ラインとして設定できるのは、有効ライン(L2)および右下がりのライン(L4)を除く、3ライン(L1,L3,L5)である。
これに対し、各図柄表示手段(4L,4C,4R)の中段の図柄停止位置(PL2,PC2,PR2)に跨がって設定されるライン(L1)が有効ラインに設定される場合、左の図柄表示手段の中段の図柄停止位置(PL2)に「ベル」図柄が停止表示され、中および右の図柄表示手段(4L,4C,4R)の図柄の変動表示が継続している時点で、遊技者の立場から抽選の結果がはずれであることが確定される。したがって、有効ライン(L1)を除く、残りの4ライン(L2〜L5)のすべてを疑似ラインとして設定することができる。
疑似ラインとして設定可能なラインの数が多いほど、疑似ライン上に停止表示される図柄の並びと対応づけられる押し順小役の数を増やすことができる。
本発明によれば、従来の遊技機が有していない、全く新規なゲーム性を実現することができる。その結果、その新規なゲーム性により、興趣の大幅な増大を図ることができる。
本発明の実施形態に係るスロットマシンの斜視図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 左リール、中リールおよび右リールの図柄の配列を示す図である。 図柄停止位置を示す図である。 第1実施形態に係るスロットマシンにおける役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図(その1)である。 第1実施形態に係るスロットマシンにおける役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図(その2)である。 第1実施形態に係るスロットマシンにおける役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図(その3)である。 第1実施形態に係るスロットマシンにおける役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図(その4)である。 第1実施形態に係るスロットマシンの通常中抽選テーブルの内容を示す図である。 第1実施形態に係るスロットマシンの一種BB内部中抽選テーブルの内容を示す図である。 第1実施形態に係るスロットマシンの一種BB中抽選テーブルの内容を示す図である。 第1実施形態に係るスロットマシンのメイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 第1実施形態に係るスロットマシンのメイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 第1実施形態に係るスロットマシンのメイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れを示すフローチャート(その3)である。 遊技状態の状態遷移図である。 第2実施形態に係るスロットマシンにおける役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図である。 第2実施形態に係るスロットマシンの通常中抽選テーブルの内容を説明するための図である。 第2実施形態に係るスロットマシンの一種BB内部中抽選テーブルの内容を説明するための図である。 第2実施形態に係るスロットマシンの一種BB中抽選テーブルの内容を説明するための図である。 第2実施形態に係るスロットマシンの停止テーブルの内容を示す図である。 第2実施形態に係るスロットマシンの停止リンクテーブルの内容を示す図であり、「ベル」および「スイカ」に同時当選したときに使用される停止リンクテーブルを示す。 第2実施形態に係るスロットマシンの停止リンクテーブルの内容を示す図であり、「ベル」および「チェリ」に同時当選したときに使用される停止リンクテーブルを示す。 第2実施形態に係るスロットマシンの停止リンクテーブルの内容を示す図であり、「ベル」および「特殊役」に同時当選したときに使用される停止リンクテーブルを示す。 第2実施形態に係るスロットマシンのメイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 第2実施形態に係るスロットマシンのメイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 第2実施形態に係るスロットマシンのメイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れを示すフローチャート(その3)である。 第1実施形態の変形例に係るテーブル構成を示す図であり、押し順小役が2個である場合の一例を示す。 第1実施形態の変形例に係るテーブル構成を示す図であり、押し順小役の一部が特別遊技状態で同時当選可能である場合の一例を示す。 第1実施形態の変形例に係るテーブル構成を示す図であり、内部抽選の対象に含まれない小役が特別遊技状態での内部抽選の対象となる役に含まれる場合の一例を示す。 第1実施形態の構成における疑似ラインを示す図である。 第1実施形態の有効ラインおよび疑似ラインの変形例について説明するための図である。 第1実施形態の有効ラインおよび疑似ラインの他の変形例について説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<共通構成>
まず、本発明の第1実施形態および第2実施形態に共通の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの斜視図である。
スロットマシン1は、前面が開放された箱型の本体2と、本体2の前面を開閉可能に設けられた前扉3とを備えている。
本体2内には、上下方向の中央部より少し上方の位置に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが左右に並べて配置されている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rは、ドラム状のリール枠の周面にリール帯を巻着した構成を有しており、リール枠の中心で左右方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。リール帯には、21個の図柄が周方向に並べて配列されている。
前扉3には、表示部5、操作部6および演出表示部7が設けられている。
表示部5は、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rと対向する位置に設けられている。表示部5の中央部には、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの周面の一部を視認可能にするためのリール窓8が設けられている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転中は、リール窓8内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの図柄が次々に現れる(図柄の変動表示)。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが停止すると、リール窓8内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのそれぞれ3個の図柄、合計9個の図柄が表示される(図柄の停止表示)。
リール窓8の下方には、クレジット数表示器9および払出枚数表示器10が左右に並べて配置されている。クレジット数表示器9および払出枚数表示器10は、たとえば、2桁の数字を表示可能な7セグメント表示器からなる。
操作部6は、表示部5の下側に配置されている。操作部6には、メダル投入口11、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13、2枚ベットボタン14、スタートレバー15、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16Rおよび精算ボタン17が設けられている。
メダル投入口11からメダルが投入されると、その投入されたメダルがゲームにベット(BET)される。1ゲームに対して、最大で3枚のメダルをベットすることができる。3枚のメダルがゲームにベットされている状態で、メダル投入口11からメダルが投入された場合、その投入されたメダルは、50枚を上限として、スロットマシン1にクレジットされる。スロットマシン1にクレジットされているメダルの枚数(クレジット数)は、クレジット数表示器9に表示される。
3枚以上のメダルがスロットマシン1にクレジットされている状態で、MAXベットボタン12が押操作されると、そのクレジットされているメダルから3枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が3だけ減る。そして、クレジット数表示器9に表示されているクレジット数が3だけ減算された数に更新される。
1枚ベットボタン13が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルから1枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が1だけ減る。そして、クレジット数表示器9に表示されているクレジット数が1だけ減算された数に更新される。
また、2枚ベットボタン14が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルから2枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が2だけ減る。クレジット数表示器9に表示されているクレジット数が2だけ減算された数に更新される。
1枚以上のメダルがベットされた後、スタートレバー15が操作されると、1回のゲーム(1ゲーム)の開始であり、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが回転し始める。左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16Rは、それぞれ左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rに対応して設けられている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが回転し始めた後、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されると、それぞれ左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が停止する。
すべての左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが停止した時点で、リール窓8内に停止表示された9個の図柄が所定の入賞態様のいずれかをなす場合、その入賞態様に対応づけられた役に入賞となる。役によっては、配当として、メダルが払い出される。この入賞に対して払い出されるメダルの枚数は、払出枚数表示器10に表示される。また、入賞に対して払い出されるメダルは、スロットマシン1に50枚を上限としてクレジットされ、50枚を超える分については、前扉3の最下部に設けられたメダル排出口18からメダルトレイ19に排出される。以上で、1ゲームが終了である。
精算ボタン17が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルがメダル排出口18からメダルトレイ19に排出される。
演出表示部7は、表示部5の上側に配置されている。演出表示部7には、ゲームの進行に合わせた演出画像などを表示するための液晶表示器20が設けられている。また、演出表示部7には、液晶表示器20の左側および右側に、ゲーム中の雰囲気を盛り上げるための効果音などを出力するスピーカ21が配置されている。
前扉3には、操作部6とメダルトレイ19との間に、スロットマシン1の機種名などを表示する表示パネル22が装着されている。
メダル排出口18の左側および右側には、スピーカ21とともに効果音などを出力するスピーカ23が配置されている。
図2は、スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。
スロットマシン1は、ゲームの中枢的な制御を実行するメイン基板31と、ゲームに付随する演出のための制御を行う演出サブ基板32と、光と音による電飾のための制御を行う電飾サブ基板33とを備えている。
メイン基板31には、CPU41、ROM42、RAM43、入出力ポート44、乱数生成回路45および信号送出回路46が備えられている。
CPU41は、ROM42、RAM43、入出力ポート44、乱数生成回路45および信号送出回路46と接続されている。
ROM42には、各種のプログラムが格納されている。各種のプログラムは、CPU41によって実行される。また、ROM42には、抽選テーブル群47および停止制御テーブル48が格納されている。
RAM43は、CPU41によるプログラムの実行時に、ワークエリアとして使用される。
入出力ポート44には、クレジット数表示器9、払出枚数表示器10、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rをそれぞれ回転させるためのステッピングモータ51L,51C,51Rと、メダル投入口11から投入されるメダルの排出先を本体2内のメダル貯留部(図示せず)とメダルトレイ19とに切り替えるためのメダルブロックソレノイド52と、メダル貯留部からメダル排出口18を通してメダルトレイ19にメダルを排出するメダル排出モータ53とが制御対象として接続されている。
ステッピングモータ51L,51C,51R、メダルブロックソレノイド52およびメダル排出モータ53は、本体2(図1参照)内に設けられている。
また、入出力ポート44には、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13、2枚ベットボタン14、スタートレバー15、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16R、精算ボタン17、リール位置検出センサ54L,54C,54R、メダル投入センサ55およびメダル排出センサ56が接続されている。
MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13、2枚ベットボタン14、スタートレバー15、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16Rおよび精算ボタン17が押操作されると、それらに内蔵されたスイッチ(図示せず)から操作信号が出力され、その操作信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが1回転する度に、それぞれリール位置検出センサ54L,54C,54Rから検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
スタートレバー15が操作されると、CPU41は、ステッピングモータ51L,51C,51Rに駆動パルス信号を入力し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転を開始させる。CPU41は、ステッピングモータ51L,51C,51Rのステップ数およびリール位置検出センサ54L,54C,54Rの検出信号に基づいて、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転位置を常に把握している。
左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されると、CPU41は、停止制御テーブル48を参照し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転位置に基づいて、ステッピングモータ51L,51C,51Rへの駆動パルス信号の出力を停止し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止を制御する(リール停止制御)。
リール停止制御では、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されてから、それぞれ左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rを所定の最大引込コマ数(たとえば、4コマ)以下の範囲で回転させた後に、その回転を停止させることができる。
メダル投入口11から投入されたメダルがメダル貯留部に1枚入る度に、メダル投入センサ55から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
メダル排出モータ53によってメダルがメダルトレイ19に1枚排出される度に、メダル排出センサ56から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
スロットマシン1に預けられているメダルの枚数(クレジット数)は、RAM43に設けられたカウンタによって計数されている。CPU41は、クレジット数表示器9を制御し、RAM43で計数されているクレジット数をクレジット数表示器9に表示させる。CPU41は、メダルブロックソレノイド52を制御して、クレジット数が50に達するまでは、メダル投入口11から投入されるメダルの排出先をメダル貯留部にし、クレジット数が50に達すると、その排出先をメダルトレイ19にする。また、クレジット数が50に達した後、配当(メダルの払出)がある役に入賞した場合、CPU41は、メダル排出モータ53を制御して、メダルをメダルトレイ19に排出させる。
乱数生成回路45は、発振器(図示せず)からのクロックパルスの出力に応答してカウントアップするインクリメントカウンタを含む構成であり、16ビットの乱数を発生させる。
スタートレバー15が操作されると、CPU41は、複数の役が抽選対象に含まれる内部抽選を実行する。内部抽選では、乱数生成回路45から乱数が取得される。また、ROM42から抽選テーブル群47から1つの抽選テーブルが読み出される。そして、乱数生成回路45から取得した乱数および抽選テーブルに基づいて、内部抽選の当選役またははずれが決定される。抽選テーブル群47については、後に詳述する。
内部抽選でいずれかの役に当選していなければ、リール停止制御により、リール窓8内に停止表示される9個の図柄(左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのそれぞれ3個の図柄)が入賞態様をなすことはなく、役に入賞することはない。配当がある役に入賞すると、CPU41は、払出枚数表示器10を制御して、その配当として払い出されるメダルの枚数を払出枚数表示器10に表示させる。
また、CPU41は、信号送出回路46を介して、演出サブ基板32および電飾サブ基板33にコマンドおよび制御に必要な信号を送出する。
演出サブ基板32には、CPU61、ROM62、RAM63、信号入力回路64および駆動回路65が備えられている。
CPU61は、ROM62、RAM63、信号入力回路64および駆動回路65と接続されている。
ROM62には、各種のプログラムが格納されている。各種のプログラムは、CPU61によって実行される。
RAM63は、CPU61によるプログラムの実行時に、ワークエリアとして使用される。
信号入力回路64には、メイン基板31の信号送出回路46からの信号が入力される。
CPU61は、ROM62に格納されているプログラムを実行し、信号入力回路64から入力される信号に基づき、駆動回路65を介して、液晶表示器20の表示を制御する。
電飾サブ基板33は、メイン基板31から送信されるコマンドに基づいて、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16Rなどに内蔵されたLED71の点灯を制御する。また、スピーカ21,23からの効果音の出力を制御する。
図3は、左リール、中リールおよび右リールの図柄の配列を示す図である。
左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのリール帯に配列された21個(21コマ)の図柄には、それぞれ「1」〜「21」の図柄番号が対応づけられている。
左リール4Lのリール帯には、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「スイカ」、「白バー」、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「スイカ」、「青7」、「赤7」、「ベルA」、「リプA」、「スイカ」、「チェリ」、「黒バー」、「ベルA」および「リプA」の図柄がこの順に配列されており、これらの図柄に、それぞれ図柄番号「1」〜「21」が対応づけられている。
中リール4Cのリール帯には、「チェリ」、「リプA」、「ベルB」、「チェリ」、「リプA」、「ベルB」、「チェリ」、「白バー」、「スイカ」、「リプA」、「ベルB」、「赤7」、「青7」、「スイカ」、「リプA」、「ベルB」、「チェリ」、「黒バー」、「チェリ」、「リプA」および「ベルB」の図柄がこの順に配列されており、これらの図柄に、それぞれ図柄番号「1」〜「21」が対応づけられている。
右リール4Rのリール帯には、「スイカ」、「ベルA」、「リプB」、「スイカ」、「ベルA」、「リプB」、「チェリ」、「白バー」、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「赤7」、「青7」、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「チェリ」、「黒バー」、「スイカ」、「ベルA」および「リプB」の図柄がこの順に配列されており、これらの図柄に、それぞれ図柄番号「1」〜「21」が対応づけられている。
なお、「ベルA」と「ベルB」とは、同一の意匠であって、厳密に一致するものでなくてもよい。たとえば、「ベルA」は、外表面に模様が付けられたベルを描いた図柄であり、「ベルB」は、外表面に模様が付けられていないベルを描いた図柄であってもよい。また、「リプA」と「リプB」についても同様であり、たとえば、「リプA」と「リプB」とは、外形が同一であって、色彩が互いに異なるものであってもよい。
図4は、図柄停止位置を示す図である。
左リール4Lが停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PL1,PL2,PL3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
中リール4Cが停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PC1,PC2,PC3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
右リール4Rが停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PR1,PR2,PR3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
この構成では、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの各1個の図柄停止位置に跨がる直線状のラインとして、5本のラインL1,L2,L3,L4,L5を設定することが可能である。
ラインL1は、リール窓8内の中段に横一列に整列する3個の図柄停止位置PL2,PC2,PR2を通るラインである。
ラインL2は、リール窓8内の上段に横一列に整列する3個の図柄停止位置PL1,PC1,PR1を通るラインである。
ラインL3は、リール窓8内の下段に横一列に整列する3個の図柄停止位置PL3,PC3,PR3を通るラインである。
ラインL4は、リール窓8内で右下がりに一列に整列する3個の図柄停止位置PL1,PC2,PR3を通るラインである。
ラインL5は、リール窓8内で右上がりに一列に整列する3個の図柄停止位置PL3,PC2,PR1を通るラインである。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について説明する。
図5A、図5B、図5Cおよび図5Dは、役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図である。
内部抽選の対象である役には、「再遊技1」、「再遊技2」、「ベル1」、「ベル2」、「ベル3」、「ベル4」、「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」、「ベル8」、「3枚ベル1」、「3枚ベル2」、「3枚ベル3」、「3枚ベル4」、「3枚ベル5」、「3枚ベル6」、「特殊3枚役1」、「特殊3枚役2」、「特殊3枚役3」、「特殊3枚役4」、「特殊3枚役5」、「特殊3枚役6」、「特殊3枚役7」、「特殊3枚役8」、「特殊3枚役9」、「特殊3枚役10」、「特殊3枚役11」、「特殊3枚役12」、「スイカ1」、「スイカ2」、「スイカ3」、「スイカ4」、「スイカ5」、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役3」、「特殊1枚役4」、「特殊1枚役5」、「特殊1枚役6」、「特殊1枚役7」、「特殊1枚役8」、「特殊1枚役9」、「特殊1枚役10」、「特殊1枚役11」、「特殊1枚役12」、「特殊1枚役13」、「特殊1枚役14」、「特殊1枚役15」、「特殊1枚役16」、「特殊1枚役17」、「特殊1枚役18」、「特殊1枚役19」、「特殊1枚役20」、「特殊1枚役21」、「特殊1枚役22」、「特殊1枚役23」、「特殊1枚役24」、「特殊1枚役25」、「特殊1枚役26」、「特殊1枚役27」、「特殊1枚役28」、「特殊1枚役29」、「特殊1枚役30」、「特殊1枚役31」、「特殊1枚役32」、「特殊1枚役33」、「特殊1枚役34」、「特殊1枚役35」、「特殊1枚役36」、「特殊1枚役37」、「特殊1枚役38」、「特殊1枚役39」、「特殊1枚役40」、「特殊1枚役41」、「特殊1枚役42」、「特殊1枚役43」、「特殊1枚役44」、「特殊1枚役45」、「特殊1枚役46」、「特殊1枚役47」、「特殊1枚役48」、「特殊1枚役49」、「特殊1枚役50」、「特殊1枚役51」、「特殊1枚役52」、「特殊1枚役53」、「特殊1枚役54」、「特殊1枚役55」、「特殊1枚役56」、「特殊1枚役57」、「特殊1枚役58」、「特殊1枚役59」、「特殊1枚役60」、「特殊1枚役61」、「特殊1枚役62」、「特殊1枚役63」、「特殊1枚役64」、「特殊1枚役65」、「特殊1枚役66」、「特殊1枚役67」、「特殊1枚役68」、「特殊1枚役69」、「特殊1枚役70」、「特殊1枚役71」、「特殊1枚役72」、「特殊1枚役73」、「特殊1枚役74」、「特殊1枚役75」、「特殊1枚役76」、「特殊1枚役77」、「特殊1枚役78」、「特殊1枚役79」、「特殊1枚役80」、「特殊1枚役81」、「特殊1枚役82」、「特殊1枚役83」、「特殊1枚役84」、「特殊1枚役85」および「BB」が含まれる。不当選がある場合は、不当選も抽選対象となる。
スロットマシン1は、いわゆる中段1ライン機であり、スロットマシン1では、メダルのベット枚数にかかわらず、中段のラインL1(図4参照)のみが有効ラインである。
「再遊技1」は、リプレイ役である。内部抽選で「再遊技1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「リプA」が並ぶと、「再遊技1」に入賞となる。「再遊技1」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
「再遊技2」は、リプレイ役である。内部抽選で「再遊技2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「再遊技2」に入賞となる。「再遊技2」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
「ベル1」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「ベル1」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL2に並んだことで「ベル1」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL2に、「ベル1」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル1」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル2」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「ベル2」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL2に並んだことで「ベル2」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL2に、「ベル1」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル2」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル3」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「ベル3」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL2に並んだことで「ベル3」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL2に、「ベル3」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル3」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル4」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「ベルB」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「ベルB」−「スイカ」が並ぶと、「ベル4」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL5に並んだことで「ベル4」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL5に、「ベル4」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル4」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル5」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「チェリ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「チェリ」−「リプA」が並ぶと、「ベル5」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL3に並んだことで「ベル5」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL3に、「ベル5」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル5」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル6」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル6」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「赤7」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「赤7」−「リプA」が並ぶと、「ベル6」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL3に並んだことで「ベル6」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL3に、「ベル6」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル6」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル7」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル7」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「チェリ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「チェリ」−「リプB」が並ぶと、「ベル7」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL3に並んだことで「ベル7」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL3に、「ベル7」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル7」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「ベル8」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル8」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「赤7」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「赤7」−「リプB」が並ぶと、「ベル8」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL3に並んだことで「ベル8」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL3に、「ベル8」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル8」の入賞に対しては、配当としての9枚のメダルの払出しがある。
「3枚ベル1」は、小役である。内部抽選で「3枚ベル1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「3枚ベル1」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「3枚ベル1」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「3枚ベル1」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと。「3枚ベル1」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「3枚ベル2」は、小役である。内部抽選で「3枚ベル2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「リプB」が並ぶと、「3枚ベル2」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「3枚ベル2」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「3枚ベル2」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「3枚ベル2」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「3枚ベル3」は、小役である。内部抽選で「3枚ベル3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「3枚ベル3」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「3枚ベル3」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「3枚ベル3」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「3枚ベル3」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「3枚ベル4」は、小役である。内部抽選で「3枚ベル4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルB」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルB」−「リプB」が並ぶと、「3枚ベル4」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「3枚ベル4」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「3枚ベル4」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「3枚ベル4」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「3枚ベル5」は、小役である。内部抽選で「3枚ベル5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「3枚ベル5」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「3枚ベル5」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「3枚ベル5」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「3枚ベル5」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「3枚ベル6」は、小役である。内部抽選で「3枚ベル6」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「ベルB」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「ベルB」−「リプB」が並ぶと、「3枚ベル6」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「3枚ベル6」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「3枚ベル6」に対応する「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「3枚ベル6」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役1」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「赤7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「赤7」−「赤7」が並ぶと、「特殊3枚役1」に入賞となる。「特殊3枚役1」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役2」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「赤7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「赤7」−「赤7」が並ぶと、「特殊3枚役2」に入賞となる。「特殊3枚役2」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役3」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「ベルB」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「ベルB」−「赤7」が並ぶと、「特殊3枚役3」に入賞となる。「特殊3枚役3」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役4」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルB」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルB」−「赤7」が並ぶと、「特殊3枚役4」に入賞となる。「特殊3枚役4」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役5」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「赤7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「赤7」−「青7」が並ぶと、「特殊3枚役5」に入賞となる。「特殊3枚役5」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役6」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役6」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「赤7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「赤7」−「青7」が並ぶと、「特殊3枚役6」に入賞となる。「特殊3枚役6」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役7」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役7」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「ベルB」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「ベルB」−「青7」が並ぶと、「特殊3枚役7」に入賞となる。「特殊3枚役7」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役8」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役8」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「ベルB」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「ベルB」−「青7」が並ぶと、「特殊3枚役8」に入賞となる。「特殊3枚役8」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役9」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役9」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「赤7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「赤7」−「赤7」が並ぶと、「特殊3枚役9」に入賞となる。「特殊3枚役9」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役10」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役10」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「青7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「青7」−「赤7」が並ぶと、「特殊3枚役10」に入賞となる。「特殊3枚役10」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役11」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役11」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「青7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「青7」−「青7」が並ぶと、「特殊3枚役11」に入賞となる。「特殊3枚役11」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「特殊3枚役12」は、小役である。内部抽選で「特殊3枚役12」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「青7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「青7」−「青7」が並ぶと、「特殊3枚役12」に入賞となる。「特殊3枚役12」の入賞に対しては、配当としての3枚のメダルの払出しがある。
「スイカ1」は、小役である。内部抽選で「スイカ1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「ベルA」が並ぶと、「スイカ1」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」がラインL4に並んだことで「スイカ1」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL4に、「スイカ1」に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「スイカ1」に入賞となる。「スイカ1」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「スイカ2」は、小役である。内部抽選で「スイカ2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「スイカ」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「スイカ」−「青7」が並ぶと、「スイカ2」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」がラインL5に並んだことで「スイカ2」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL5に、「スイカ2」に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「スイカ2」に入賞となる。「スイカ2」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「スイカ3」は、小役である。内部抽選で「スイカ3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「スイカ」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「スイカ」−「黒バー」が並ぶと、「スイカ3」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」がラインL5に並んだことで「スイカ3」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL5に、「スイカ3」に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「スイカ3」に入賞となる。「スイカ3」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「スイカ4」は、小役である。内部抽選で「スイカ4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「スイカ」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「スイカ」−「白バー」が並ぶと、「スイカ4」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」がラインL5に並んだことで「スイカ4」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL5に、「スイカ2」に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「スイカ4」に入賞となる。「スイカ4」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「スイカ5」は、小役である。内部抽選で「スイカ5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「スイカ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「スイカ」−「リプB」が並ぶと、「スイカ5」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶ。そのため、遊技者は、その「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」がラインL5に並んだことで「スイカ5」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、この疑似ラインL5に、「スイカ5」に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「スイカ5」に入賞となる。「スイカ5」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役1」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役1」に入賞となる。「特殊1枚役1」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役2」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「赤7」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「赤7」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役2」に入賞となる。「特殊1枚役2」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役3」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「スイカ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「スイカ」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役3」に入賞となる。「特殊1枚役3」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役4」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役4に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「チェリ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「チェリ」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役4」に入賞となる。「特殊1枚役4」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役5」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「チェリ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「チェリ」が並ぶと、「特殊1枚役5」に入賞となる。「特殊1枚役5」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役6」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役6」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役6」に入賞となる。「特殊1枚役6」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役7」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役7」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「リプA」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「リプA」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役7」に入賞となる。「特殊1枚役7」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役8」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役8」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「チェリ」−「リプA」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「チェリ」−「リプA」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役8」に入賞となる。「特殊1枚役8」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役9」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役9」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「白バー」−「リプA」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「白バー」−「リプA」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役9」に入賞となる。「特殊1枚役9」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役10」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役10」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「ベルB」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「ベルB」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役10」に入賞となる。「特殊1枚役10」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役11」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役11」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「赤7」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「赤7」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役11」に入賞となる。「特殊1枚役11」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役12」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役12」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「スイカ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「スイカ」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役12」に入賞となる。「特殊1枚役12」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役13」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役13」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「チェリ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「チェリ」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役13」に入賞となる。「特殊1枚役13」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役14」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役14」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役14」に入賞となる。「特殊1枚役14」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役15」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役15」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルB」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役15」に入賞となる。「特殊1枚役15」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役16」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役16」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「ベルB」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役16」に入賞となる。「特殊1枚役16」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役17」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役17」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「ベルB」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役17」に入賞となる。「特殊1枚役17」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役18」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役18」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役18」に入賞となる。「特殊1枚役18」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役19」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役19」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリ」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役19」に入賞となる。「特殊1枚役19」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役20」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役20」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「赤7」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「赤7」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役20」に入賞となる。「特殊1枚役20」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役21」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役21」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「青7」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「青7」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役21」に入賞となる。「特殊1枚役21」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役22」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役22」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「ベルB」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「ベルB」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役22」に入賞となる。「特殊1枚役22」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役23」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役23」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役23」に入賞となる。「特殊1枚役23」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役24」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役24」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「チェリ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「チェリ」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役24」に入賞となる。「特殊1枚役24」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役25」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役25」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「白バー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「白バー」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役25」に入賞となる。「特殊1枚役25」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役26」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役26」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役26」に入賞となる。「特殊1枚役26」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役27」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役27」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役27」に入賞となる。「特殊1枚役27」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役28」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役28」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役28」に入賞となる。「特殊1枚役28」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役29」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役29」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「チェリ」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「チェリ」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役29」に入賞となる。「特殊1枚役29」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役30」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役30」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役30」に入賞となる。「特殊1枚役30」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役31」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役31」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「白バー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「白バー」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役31」に入賞となる。「特殊1枚役31」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役32」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役32」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役32」に入賞となる。「特殊1枚役32」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役33」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役33」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役33」に入賞となる。「特殊1枚役33」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役34」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役34」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役34」に入賞となる。「特殊1枚役34」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役35」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役35」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役35」に入賞となる。「特殊1枚役35」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役36」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役36」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「白バー」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「白バー」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役36」に入賞となる。「特殊1枚役36」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役37」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役37」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリ」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役37」に入賞となる。「特殊1枚役37」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役38」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役38」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「青7」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「青7」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役38」に入賞となる。「特殊1枚役38」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役39」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役39」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役39」に入賞となる。「特殊1枚役39」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役40」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役40」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役40」に入賞となる。「特殊1枚役40」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役41」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役41」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役41」に入賞となる。「特殊1枚役41」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役42」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役42」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役42」に入賞となる。「特殊1枚役42」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役43」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役43」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「赤7」が並ぶと、「特殊1枚役43」に入賞となる。「特殊1枚役43」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役44」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役44」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役44」に入賞となる。「特殊1枚役44」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役45」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役45」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役45」に入賞となる。「特殊1枚役45」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役46」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役46」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役46」に入賞となる。「特殊1枚役46」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役47」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役47」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「「黒バー」−「赤7」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役47」に入賞となる。「特殊1枚役47」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役48」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役48」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリ」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリ」−「赤7」が並ぶと、「特殊1枚役48」に入賞となる。「特殊1枚役48」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役49」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役49」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリ」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリ」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役49」に入賞となる。「特殊1枚役49」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役50」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役50」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリ」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリ」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役50」に入賞となる。「特殊1枚役50」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役51」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役51」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリ」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリ」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役51」に入賞となる。「特殊1枚役51」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役52」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役52」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「白バー」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「白バー」−「赤7」が並ぶと、「特殊1枚役52」に入賞となる。「特殊1枚役52」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役53」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役53」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「白バー」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「白バー」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役53」に入賞となる。「特殊1枚役53」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役54」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役54」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「白バー」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「白バー」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役54」に入賞となる。「特殊1枚役54」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役55」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役55」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「白バー」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「白バー」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役55」に入賞となる。「特殊1枚役55」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役56」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役56」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「青7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「青7」−「赤7」が並ぶと、「特殊1枚役56」に入賞となる。「特殊1枚役56」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役57」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役57」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「青7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「青7」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役57」に入賞となる。「特殊1枚役57」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役58」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役58」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「青7」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「青7」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役58」に入賞となる。「特殊1枚役58」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役59」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役59」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「スイカ」−「青7」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「青7」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役59」に入賞となる。「特殊1枚役59」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役60」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役60」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「チェリ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「チェリ」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役60」に入賞となる。「特殊1枚役60」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役61」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役61」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「赤7」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「赤7」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役61」に入賞となる。「特殊1枚役61」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役62」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役62」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「青7」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「青7」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役62」に入賞となる。「特殊1枚役62」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役63」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役63」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「チェリ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「チェリ」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役63」に入賞となる。「特殊1枚役63」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役64」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役64」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「白バー」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「白バー」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役64」に入賞となる。「特殊1枚役64」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役65」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役65」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役65」に入賞となる。「特殊1枚役65」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役66」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役66」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「青7」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「青7」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役66」に入賞となる。「特殊1枚役66」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役67」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役67」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「黒バー」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「黒バー」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役67」に入賞となる。「特殊1枚役67」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役68」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役68」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「赤7」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「赤7」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役68」に入賞となる。「特殊1枚役68」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役69」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役69」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役69」に入賞となる。「特殊1枚役69」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役70」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役70」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役70」に入賞となる。「特殊1枚役70」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役71」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役71」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役71」に入賞となる。「特殊1枚役71」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役72」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役72」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役72」に入賞となる。「特殊1枚役72」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役73」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役73」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「青7」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「青7」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役73」に入賞となる。「特殊1枚役73」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役74」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役74」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「リプA」−「白バー」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「白バー」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役74」に入賞となる。「特殊1枚役74」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役75」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役75」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「スイカ」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「スイカ」−「ベルA」が並ぶと、「特殊1枚役75」に入賞となる。「特殊1枚役75」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役76」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役76」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「リプA」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「リプA」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役76」に入賞となる。「特殊1枚役76」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役77」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役77」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「リプA」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「リプA」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役77」に入賞となる。「特殊1枚役77」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役78」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役78」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「リプA」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「リプA」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役78」に入賞となる。「特殊1枚役78」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役79」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役79」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「青7」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「青7」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「特殊1枚役79」に入賞となる。「特殊1枚役79」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役80」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役80」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「ベルA」−「ベルB」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「ベルB」−「赤7」が並ぶと、「特殊1枚役80」に入賞となる。「特殊1枚役80」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役81」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役81」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「赤7」−「リプA」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「リプA」−「リプA」が並ぶと、「特殊1枚役81」に入賞となる。「特殊1枚役81」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役82」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役82」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「青7」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「青7」−「青7」が並ぶと、「特殊1枚役82」に入賞となる。「特殊1枚役82」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役83」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役83」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「青7」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「青7」−「黒バー」が並ぶと、「特殊1枚役83」に入賞となる。「特殊1枚役83」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役84」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役84」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「青7」−「白バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「青7」−「白バー」が並ぶと、「特殊1枚役84」に入賞となる。「特殊1枚役84」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
「特殊1枚役85」は、小役である。内部抽選で「特殊1枚役85」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「黒バー」−「青7」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「黒バー」−「青7」−「スイカ」が並ぶと、「特殊1枚役85」に入賞となる。「特殊1枚役85」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
内部抽選で「BB」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ラインL1上に左から「白バー」−「青7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「白バー」−「青7」−「赤7」が並ぶと、「BB」に入賞となる。「BB」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行されて、次ゲームから一種BBゲームが開始される。
図6は、通常中抽選テーブルの内容を示す図である。図7は、一種BB内部中抽選テーブルの内容を示す図である。図8は、一種BB中抽選テーブルの内容を示す図である。
抽選テーブル群47には、通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルの3つの抽選テーブルが含まれる。各抽選テーブルには、複数の抽選区分が設けられている。そして、抽選区分ごとに、当選役(内部抽選役)またははずれが設定されるとともに、抽選値が割り当てられ、それらが対応づけられて記憶されている。
通常中抽選テーブルは、遊技状態が通常遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。通常中抽選テーブルには、図6に示されるように、抽選区分「一種BB」、抽選区分「再遊技G1」、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」、抽選区分「ベルG8」、抽選区分「スイカG」、抽選区分「チェリG1」および抽選区分「不当選」が設けられている。
一種BB内部中抽選テーブルは、遊技状態が通常遊技状態であって、後述の一種BB当選フラグがオンされている状態(以下「BB内部中状態」という。)であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。一種BB内部中抽選テーブルには、図7に示されるように、抽選区分「再遊技G1」、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」、抽選区分「ベルG8」、抽選区分「スイカG」、抽選区分「チェリG1」および抽選区分「不当選」が設けられている。
通常中抽選テーブルにおける抽選区分「一種BB」には、図6に示されるように、「BB」が当選役として設定され、抽選値「18204」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「18204」に含まれていれば、「BB」に当選となる。したがって、通常遊技状態における内部抽選では、18204/65536の確率(当選確率)で「BB」に当選する。
通常中抽選テーブルにおける抽選区分「再遊技G1」には、「再遊技1」および「再遊技2」が当選役として設定され、抽選値「8978」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「8978」に含まれていれば、「再遊技1」および「再遊技2」に同時当選(重複して当選)となる。したがって、通常遊技状態における内部抽選では、8978/65536の確率で「再遊技1」および「再遊技2」に当選する。
一種BB内部中抽選テーブルには、図7に示されるように、抽選区分「一種BB」が含まれないので、一種BB内部中抽選テーブルにおける抽選区分「再遊技G1」には、通常中抽選テーブルにおける抽選区分「一種BB」の抽選値「18204」と抽選区分「再遊技G1」の抽選値「8978」とを合わせた抽選値「27182」が当選役である「再遊技1」および「再遊技2」と対応づけられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「27182」に含まれていれば、「再遊技1」および「再遊技2」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態における内部抽選では、27182/65536の確率で「再遊技1」および「再遊技2」に当選する。
抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」、抽選区分「ベルG8」、抽選区分「スイカG」、抽選区分「チェリG1」および抽選区分「不当選」は、図6および図7に示されるように、通常中抽選テーブルと一種BB内部中抽選テーブルとで同一の内容である。
抽選区分「ベルG1」には、「ベル1」、「ベル2」、「ベル3」、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役3」、「特殊1枚役4」、「特殊1枚役5」、「特殊1枚役6」、「特殊1枚役7」、「特殊1枚役8」、「特殊1枚役9」および「特殊1枚役80」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,80」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,80」に当選する。押し順小役である「ベル1」、「ベル2」および「ベル3」を入賞させるための正解となる左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rの押し順(正解押し順)は、中ストップボタン16C→右ストップボタン16R→左ストップボタン16Lの順である。
抽選区分「ベルG2」には、「ベル1」、「ベル2」、「ベル3」、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役3」、「特殊1枚役4」、「特殊1枚役5」、「特殊1枚役6」、「特殊1枚役7」、「特殊1枚役8」、「特殊1枚役9」、「特殊1枚役39」および「特殊1枚役80」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,39,80」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,39,80」に当選する。押し順小役である「ベル1」、「ベル2」および「ベル3」を入賞させるための正解押し順は、中ストップボタン16C→左ストップボタン16L→右ストップボタン16Rの順である。
抽選区分「ベルG3」には、「ベル4」、「特殊1枚役10」、「特殊1枚役11」、「特殊1枚役12」、「特殊1枚役13」、「特殊1枚役14」、「特殊1枚役15」、「特殊1枚役16」、「特殊1枚役17」および「特殊1枚役18」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル4」および「特殊1枚役10〜18」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル4」および「特殊1枚役10〜18」に当選する。押し順小役である「ベル4」を入賞させるための正解押し順は、中ストップボタン16C→右ストップボタン16R→左ストップボタン16Lの順である。
抽選区分「ベルG4」には、「ベル4」、「特殊1枚役10」、「特殊1枚役11」、「特殊1枚役12」、「特殊1枚役13」、「特殊1枚役14」、「特殊1枚役15」、「特殊1枚役16」、「特殊1枚役17」、「特殊1枚役18」および「特殊1枚役39」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル4」および「特殊1枚役10〜18,39」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル4」および「特殊1枚役10〜18,39」に当選する。押し順小役である「ベル4」を入賞させるための正解押し順は、中ストップボタン16C→左ストップボタン16L→右ストップボタン16Rの順である。
抽選区分「ベルG5」には、「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」、「ベル8」、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役3」、「特殊1枚役4」、「特殊1枚役14」、「特殊1枚役15」、「特殊1枚役16」、「特殊1枚役17」、「特殊1枚役25」、「特殊1枚役26」、「特殊1枚役27」、「特殊1枚役29」、「特殊1枚役30」および「特殊1枚役80」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル5〜8」および「特殊1枚役1〜4,14〜17,25〜27,29,30,80」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル5〜8」および「特殊1枚役1〜4,14〜17,25〜27,29,30,80」に当選する。押し順小役である「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」および「ベル8」を入賞させるための正解押し順は、中ストップボタン16C→左ストップボタン16L→右ストップボタン16Rの順である。
抽選区分「ベルG6」には、「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」、「ベル8」、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役3」、「特殊1枚役4」、「特殊1枚役14」、「特殊1枚役15」、「特殊1枚役16」、「特殊1枚役17」、「特殊1枚役19」、「特殊1枚役20」、「特殊1枚役21」および「特殊1枚役31」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル5〜8」および「特殊1枚役1〜4,14〜17,19〜21,31」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル5〜8」および「特殊1枚役1〜4,14〜17,19〜21,31」に当選する。押し順小役である「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」および「ベル8」を入賞させるための正解押し順は、右ストップボタン16R→中ストップボタン16C→左ストップボタン16Lの順である。
抽選区分「ベルG7」には、「ベル4」、「特殊1枚役10」、「特殊1枚役11」、「特殊1枚役12」、「特殊1枚役13」、「特殊1枚役14」、「特殊1枚役15」、「特殊1枚役16」、「特殊1枚役17」、「特殊1枚役23」、「特殊1枚役28」および「特殊1枚役31」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル4」および「特殊1枚役10〜17,23,28,31」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル4」および「特殊1枚役10〜17,23,28,31」に当選する。押し順小役である「ベル4」を入賞させるための正解押し順は、右ストップボタン16R→左ストップボタン16L→中ストップボタン16Cの順である。
抽選区分「ベルG8」には、「ベル1」、「ベル2」、「ベル3」、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役3」、「特殊1枚役4」、「特殊1枚役5」、「特殊1枚役6」、「特殊1枚役7」、「特殊1枚役8」、「特殊1枚役9」、「特殊1枚役23」、「特殊1枚役24」、「特殊1枚役25」および「特殊1枚役80」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,23〜25,80」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率で「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,23〜25,80」に当選する。押し順小役である「ベル1」、「ベル2」および「ベル3」を入賞させるための正解となる左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rの押し順(正解押し順)は、右ストップボタン16R→中ストップボタン16C→左ストップボタン16Lの順である。
このように、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」および抽選区分「ベルG8」には、押し順小役(左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが正解押し順で押操作されると入賞する小役である押し順正解小役)として、「ベル1〜3」が設定されている。抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」および抽選区分「ベルG7」には、押し順小役として、「ベル4」が設定されている。抽選区分「ベルG5」および抽選区分「ベルG6」には、押し順小役として、「ベル5〜8」が設定されている。
一般的に、押し順小役として設定される小役は、1種類の「ベル」役である。その場合、複数の押し順用の抽選区分があれば、第1停止で、どの抽選区分に当選したかを遊技者が予想することはできない。具体的には、中段1ラインの「ベル」役が押し順小役に設定されている場合、中ストップボタン16C→右ストップボタン16Rの押し順が正解の抽選区分が内部抽選で選択された場合であっても、中ストップボタン16C→左ストップボタン16Lの押し順が正解の抽選区分が内部抽選で選択された場合であっても、中ストップボタン16Cが第1押操作されたときに、リール窓8内の中段の図柄停止位置PC2(図4参照)に「ベル」の図柄が止まるので、遊技者は、次に右ストップボタン16Rを押せばよいのか、左ストップボタン16Lを押せばよいのかを決定することができない。そのため、特に対策がなくても、入賞率を下げることができる。
しかしながら、スロットマシン1のように、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ疑似ラインが異なる「ベル1〜8」を設けた構成では、たとえば、1つの抽選区分に「ベル1」が当選役として設定され、その抽選区分の当選役に「ベル2〜7」のいずれも含まれない場合、中ストップボタン16Cが押操作されたときに、「ベルB」が上段に停止すると、遊技者に、その後の左ストップボタン16Lおよび右ストップボタン16Rの操作順が想定されてしまう。そのため、抽選区分「ベルG1」には、「ベル1〜3」が当選役として設定されている。その他の抽選区分「ベルG2〜G8」についても同様である。
抽選区分「スイカG」には、「スイカ1」、「スイカ2」、「スイカ3」、「スイカ4」、「スイカ5」および「特殊1枚役75」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「2000」に含まれていれば、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役75」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「スイカ1〜5」および「特殊1枚役75」に当選する。
抽選区分「チェリG1」には、「特殊1枚役1」、「特殊1枚役2」、「特殊1枚役22」、「特殊1枚役29」、「特殊1枚役32」、「特殊1枚役33」、「特殊1枚役34」、「特殊1枚役35」、「特殊1枚役36」、「特殊1枚役37」および「特殊1枚役38」が当選役として設定され、抽選値「3074」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「3074」に含まれていれば、「特殊1枚役1,2,22,29,32〜38」に同時当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、3074/65536の確率で「特殊1枚役1,2,22,29,32〜38」に当選する。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず(言い換えれば、はずれが設定されており)、抽選値「1」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「1」であれば、内部抽選の結果がはずれ(不当選)となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、1/65536の確率ではずれが出る。
一種BB中抽選テーブルは、遊技状態が特別遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。一種BB中抽選テーブルには、図8に示されるように、抽選区分「全入賞役G」、抽選区分「3枚役G」および抽選区分「1枚役G」が設けられている。
抽選区分「全入賞役G」には、すべての押し順小役および小役、つまり「ベル1〜8」、「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」が当選役として設定され、抽選値「4160」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「4160」に含まれていれば、すべての押し順小役「ベル1〜8」および小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に同時当選となる。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、4160/65536の確率ですべての押し順小役「ベル1〜8」および小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に当選する。
このように、一種BB中抽選テーブルの抽選区分「全入賞役G」は、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルに共通の抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」および抽選区分「ベルG8」に設定された押し順小役「ベル1〜3」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」および抽選区分「ベルG7」に設定された押し順小役「ベル4」ならびに抽選区分「ベルG5」および抽選区分「ベルG6」に設定された押し順小役「ベル5〜8」に同時当選するように作成されている。そして、抽選区分「全入賞役G」に記憶されている抽選値「4160」は、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」、抽選区分「ベルG8」の個々に記憶されている抽選値「4160」と同じである。
これにより、特別遊技状態では、BB内部中状態を含む通常遊技状態と比較して、内部抽選で押し順小役「ベル1〜8」に当選する確率が同じである。そして、押し順小役「ベル1〜8」に同時当選しても、入賞率調整手段によって、その押し順小役「ベル1〜8」のいずれか1つに入賞するかいずれにも入賞しないかのどちらかであるので、特別遊技状態では、BB内部中状態を含む通常遊技状態と比較して、内部抽選で各押し順小役「ベル1〜8」に入賞する確率(入賞率)が低い。
なお、入賞率調整手段の概念には、押し順小役「ベル1〜8」に同時当選しても、その同時当選した押し順小役「ベル1〜8」のいずれか1つにしか入賞させないように、停止制御テーブル48を作成することのほかに、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rにおける図柄の配置および停止制御テーブル48の工夫により、2つ以上の押し順小役「ベル1〜8」に同時に入賞できないようにすることも含まれる。
抽選区分「3枚役G」には、入賞に対するメダルの払出枚数が3枚であるすべての役(3枚役)および入賞に対するメダルの払出枚数が1枚であるすべての役(1枚役)、つまり小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」が当選役として設定され、抽選値「51376」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「51376」に含まれていれば、すべての小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に同時当選となる。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、51376/65536の確率ですべての小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に当選する。
これに対し、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」、抽選区分「ベルG8」、抽選区分「スイカG」および抽選区分「チェリG1」の当選役には、3枚役である小役「3枚ベル1〜6」および「特殊3枚役1〜12」が含まれない。したがって、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルでは、3枚役「3枚ベル1〜6」および「特殊3枚役1〜12」に対応づけられた抽選値が「0」である。
よって、一種BB中抽選テーブルは、3枚役「3枚ベル1〜6」および「特殊3枚役1〜12」に対応づけられた抽選値が通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルで3枚役「3枚ベル1〜6」および「特殊3枚役1〜12」に対応づけられた抽選値よりも大きいように作成されているといえる。
抽選区分「1枚役G」には、すべて1枚役、つまり小役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「10000」に含まれていれば、すべての1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に同時当選となる。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、10000/65536の確率ですべての1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に当選する。
これに対し、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルでは、1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役75」に対応づけられた抽選値が「2000」で最も小さい。
よって、一種BB中抽選テーブルは、1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に対応づけられた抽選値が通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルで1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に対応づけられた抽選値よりも大きいように作成されているといえる。
図9A、図9Bおよび図9Cは、メイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れ(ゲームフロー)を示すフローチャートである。
メイン基板31では、CPU41により、図9A、図9Bおよび図9Cに示される処理が1ゲームごとに実行される。
まず、ベット操作が行われたか否かが判定される(ステップS1)。メダル投入口11からメダルが投入されるか、または、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13もしくは2枚ベットボタン14が押操作されると、ベット操作が行われたと判定される。また、前のゲームで「再遊技1」もしくは「再遊技2」に入賞した場合にも、ベット操作が行われたと判定される。
ベット操作が行われるまでは、以降の処理が実行されない(ステップS1のNO)。
ベット操作が行われると(ステップS1のYES)、次に、一種BBゲーム中であるか否か、つまり遊技状態が特別遊技状態であるか否かが判定される(ステップS2)。
一種BBゲーム中であれば(ステップS2のYES)、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル群47(通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブル)の中から一種BB中抽選テーブルが選択される(ステップS3)。
一種BBゲーム中でない場合、つまり遊技状態が特別遊技状態でない場合には(ステップS2のNO)、一種BB当選フラグがオンであるか否かが調べられる(ステップS4)。一種BB当選フラグは、たとえば、メイン基板31のRAM43に設けられており、内部抽選で「BB」に当選してから「BB」に入賞するまでの期間、オンにされ、それ以外の期間、オフにされる。
一種BB当選フラグがオンである場合(ステップS4のYES)、つまりBB内部中状態である場合には、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル群47の中から一種BB内部中抽選テーブルが選択される(ステップS5)。
一方、一種BB当選フラグがオフである場合(ステップS4のNO)、つまりBB内部中状態ではない通常遊技状態である場合には、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル群47の中から通常中抽選テーブルが選択される(ステップS6)。
その後、スタートレバー15が操作されたか否かが判定される(ステップS7)。
スタートレバー15が操作されるまでは、以降の処理が実行されない(ステップS7のNO)。
スタートレバー15が操作されると(ステップS7のYES)、ベット操作が禁止される(ステップS8)。具体的には、メダルブロックソレノイド52が制御されて、メダル投入口11から投入されるメダルの排出先がメダルトレイ18とされる。また、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13および2枚ベットボタン14からの操作信号の入力が無効とされる。
また、スタートレバー15が操作されたタイミングで、乱数生成回路45から乱数が取得される(ステップS9)。
そして、その乱数および抽選テーブル群47の中から選択された抽選テーブルを用いた内部抽選が実行される(ステップS10)。内部抽選では、乱数生成回路45から取得した乱数が抽選テーブルに設けられた抽選区分のいずれに属するかが判定され、それに基づいて、当選役またははずれが決定される。
つづいて、内部抽選で「BB」に当選したか否かが判定される(ステップS11)。
内部抽選で「BB」に当選した場合には(ステップS11のYES)、一種BB当選フラグがオンにされる(ステップS12)。
内部抽選で「BB」に当選していない場合には(ステップS11のNO)、一種BB当選フラグの状態がそのままにされる。
その後、前のゲームでの左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転の開始から4.1秒間が経過しているか否かが判定される(ステップS13)。
前のゲームでの左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転の開始から4.1秒間が経過していれば(ステップS13のYES)、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が開始される(ステップS14)。
前のゲームでの左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転の開始から4.1秒間が経過するまでは、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が開始されない(ステップS13のNO)。これにより、1ゲームにかかる時間が4.1秒間以上に保たれる。
その一方で、たとえば、内部抽選で特定役(たとえば、「スイカ1〜5」)に当選し、その旨の通知がメイン基板31から演出サブ基板32に入力されると、演出サブ基板32において、AT抽選が実行される。スロットマシン1は、AT(アシストタイム)機能を有している。AT抽選に当選すると、AT機能が作動される。AT機能が非作動の状態で所定のゲーム数が消化されると、AT機能が作動されてもよい。
AT機能が作動している状態では、内部抽選で押し順小役「ベル1〜8」が当選すると、液晶表示器20における表示やスピーカ21,23から出力される音声により、その当選した押し順小役「ベル1〜8」の正解押し順が報知される。そのため、AT機能が作動している状態では、たとえば、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」に属し、「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,80」に同時当選した場合、押し順小役「ベル1〜3」の正解押し順が報知されるので、押し順小役「ベル1〜3」を取りこぼすことなく入賞させて、その入賞に対する配当である9枚のメダルを獲得することができる。
これに対し、AT機能が作動していない状態では、押し順小役「ベル1〜8」の正解押し順が報知されない。そのため、AT機能が作動していない状態では、たとえば、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」に属し、「ベル1〜3」および「特殊1枚役1〜9,80」に同時当選した場合、押し順小役「ベル1〜3」をほぼ取りこぼし、小役「特殊1枚役1〜9,80」が入賞して、その入賞に対する配当である1枚のメダルを獲得できるに過ぎない。
その後、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転を停止させるためのリール停止制御が実行される(ステップS15)。
リール停止制御により、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が停止されると、有効ラインL1上に内部抽選での当選役に対応した図柄が並んでいるか否かが判定される。すなわち、内部抽選での当選役が入賞したか否かの入賞判定が行われる(ステップS16)。
そして、内部抽選での当選役が入賞した場合に、その当選役が「BB」であるか否かが判定される(ステップS17)。
「BB」に当選した場合には(ステップS17のYES)、一種BB当選フラグがオフにされる(ステップS18)。そして、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行されて、次ゲームから一種BBゲームが開始される。
「BB」に当選しなかった場合には(ステップS17のNO)、ステップS18の処理がスキップされる。
その後は、ベット操作の禁止が解除されて(ステップS19)、1ゲームにおける処理が終了される。
以上のように、抽選テーブル群47には、通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルが含まれる。
遊技状態がBB内部中状態ではない通常遊技状態である場合には、内部抽選に通常中抽選テーブルが用いられる。この場合において、AT機能が作動している状態では、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」または抽選区分「ベルG8」に属する場合に、押し順小役「ベル1〜8」のいずれかを取りこぼすことなく入賞させることができ、その入賞に対する配当である9枚のメダルを獲得することができる。したがって、この場合の出玉率は、次のように求められる。
出玉率={(9/3)×100×(4160/65536)/(1−8978/65536)}×8+(1/3)×100×(2000/65536)/(1−8978/65536)+(1/3)×100×(3074/65536)/(1−8978/65536)≒180%
遊技状態がBB内部中状態ではない通常遊技状態であり、AT機能が作動していない状態では、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」または抽選区分「ベルG8」に属する場合に、押し順小役「ベル1〜8」をほぼ取りこぼし、入賞に対するメダルの払出枚数が1枚である小役に入賞する。したがって、この場合の出玉率は、次のように求められる。
出玉率={(1/3)×100×(4160/65536)/(1−8978/65536)}×8+(1/3)×100×(2000/65536)/(1−8978/65536)+(1/3)×100×(3074/65536)/(1−8978/65536)≒23%
遊技状態がBB内部中状態である場合には、内部抽選に一種BB内部中抽選テーブルが用いられる。この場合において、AT機能が作動している状態では、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」または抽選区分「ベルG8」に属する場合に、押し順小役「ベル1〜8」のいずれかを取りこぼすことなく入賞させることができ、その入賞に対する配当である9枚のメダルを獲得することができる。したがって、この場合の出玉率は、次のように求められる。
出玉率={(9/3)×100×(4160/65536)/(1−27182/65536)}×8+(1/3)×100×(2000/65536)/(1−27182/65536)+(1/3)×100×(3074/65536)/(1−27182/65536)≒265%
遊技状態がBB内部中状態であり、AT機能が作動していない状態では、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」、抽選区分「ベルG5」、抽選区分「ベルG6」、抽選区分「ベルG7」または抽選区分「ベルG8」に属する場合に、押し順小役「ベル1〜8」をほぼ取りこぼし、入賞に対するメダルの払出枚数が1枚である小役に入賞する。したがって、この場合の出玉率は、次のように求められる。
出玉率={(1/3)×100×(4160/65536)/(1−27182/65536)}×8+(1/3)×100×(2000/65536)/(1−27182/65536)+(1/3)×100×(3074/65536)/(1−27182/65536)≒33%
遊技状態が特別遊技状態である場合には、内部抽選に一種BB中抽選テーブルが用いられる。この場合において、乱数生成回路45から取得した乱数が一種BB中抽選テーブルの抽選区分「全入賞役G」に属する場合に、押し順小役「ベル1〜8」をほぼ取りこぼし、入賞に対するメダルの払出枚数が1枚または3枚である小役に入賞する。したがって、この場合の出玉率の最大値は、乱数生成回路45から取得した乱数が抽選区分「全入賞役G」または抽選区分「3枚役G」に属する場合に、3枚役に必ず入賞すると仮定して、次のように求められる。
出玉率=(3/3)×100×(4160/65536)+(3/3)×100×(51376/65536)+(1/3)×100×(10000/65536)≒90%
このように、スロットマシン1では、遊技状態がBB内部中状態ではない通常遊技状態である場合と、遊技状態がBB内部中状態である場合と、遊技状態が特別遊技状態である場合とで、内部抽選に用いられる抽選テーブルが変更され、AT機能の作動/非作動が切り替えられることにより、通常遊技状態かつAT機能が作動していない非AT状態、通常遊技状態かつAT機能が作動しているAT状態および特別遊技状態の各状態での押し順小役「ベル1〜8」の入賞率が調整され、これにより、各状態での出玉率が制御される。この制御により、特別遊技状態での出玉率は、100%よりも小さい約90%であって、非AT状態での出玉率である約23%および約33%よりも大きく、かつ、AT状態での出玉率である約180%および約265%よりも低くされる。これにより、スロットマシン1では、従来のスロットマシンが有していない、全く新規なゲーム性を実現することができる。その結果、その新規なゲーム性により、興趣の大幅な増大を図ることができる。
一種BB中抽選テーブルは、押し順小役「ベル1〜8」に対応づけられた抽選値が通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルで押し順小役「ベル1〜8」に対応づけられた抽選値と同じであるように作成されている。また、一種BB中抽選テーブルは、3枚役「3枚ベル1〜6」および「特殊3枚役1〜12」に対応づけられた抽選値が通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルで3枚役「3枚ベル1〜6」および「特殊3枚役1〜12」に対応づけられた抽選値よりも大きいように作成されている。さらに、一種BB中抽選テーブルは、1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に対応づけられた抽選値が通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルで1枚役「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」に対応づけられた抽選値よりも大きいように作成されている。
これにより、特別遊技状態での押し順小役「ベル1〜8」ならびに小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」の当選確率をそれぞれ通常遊技状態での押し順小役「ベル1〜8」ならびに小役「3枚ベル1〜6」、「特殊3枚役1〜12」、「スイカ1〜5」および「特殊1枚役1〜85」の当選確率以上にすることができる。
また、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルには、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,80」とが同時当選するように作成された抽選区分「ベルG1」と、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,39,80」とが同時当選するように作成された抽選区分「ベルG2」と、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,23〜25,80」とが同時当選するように作成された抽選区分「ベルG8」とが設けられている。
これにより、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,80」とが同時当選した場合と、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,39,80」とが同時当選した場合と、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,23〜25,80」とが同時当選した場合とで、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転を停止させるためのリール停止制御に用いられる停止制御テーブル48を異ならせることができる。そのため、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,80」とが同時当選した場合と、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,39,80」とが同時当選した場合と、押し順小役「ベル1〜3」と小役「特殊1枚役1〜9,23〜25,80」とが同時当選した場合とで、押し順小役「ベル1〜3」の正解押し順を異ならせることができる。その結果、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rのうちの1つが押操作されて、これに応答して停止した左リール4L、中リール4Cまたは右リール4Rに押し順小役「ベル1〜3」の入賞態様を構成する図柄の1つが停止表示された場合に、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rのうちの残りの2つを一定の順序で操作すれば常に押し順小役「ベル1〜3」を入賞させることができるという攻略要素をなくすことができる。
また、スロットマシン1は、いわゆる中段1ライン機であり、スロットマシン1では、メダルのベット枚数にかかわらず、中段のラインL1のみが有効ラインに設定されている。そして、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの各1個の図柄停止位置に跨がる5本の直線状のラインL1,L2,L3,L4,L5のうち、有効ラインL1を除いた4本のラインL2,L3,L4,L5が疑似ラインに設定されている。
これにより、左リール4Lの中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示された時点で、中リール4Cおよび右リール4Rの回転(図柄の変動表示)が継続していても、遊技者の立場から内部抽選の結果が押し順小役「ベル1〜8」に当選していないことが確定される。
また、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルには、抽選区分「再遊技」が含まれるのに対し、一種BB中抽選テーブルには、抽選区分「再遊技」が含まれず、入賞に対する配当としてのメダルの払出しが1枚である1枚役が当選役として設定された抽選区分「1枚役G」が設けられ、その抽選区分「1枚役G」に比較的大きい抽選値「10000」が設定されている。そのため、特別遊技状態では、リプレイ役「再遊技1」および「再遊技2」に入賞することはなく、その代わりに、比較的高い確率で1枚役に入賞する。通常、1ゲームに3枚のメダルがベットされるので、特別遊技状態での1枚役の入賞は、通常遊技状態でのリプレイ役の入賞よりも、実質的なメダルの払出枚数が少ないことになる。このように、スロットマシン1では、通常遊技状態でのリプレイ役の当選確率と特別遊技状態でのリプレイ役の当選確率とが調整されることによっても、非AT状態、AT状態および特別遊技状態の各状態での出玉率が制御される。
図10は、遊技状態の状態遷移図である。
スロットマシン1では、前述のように、遊技状態として、BB内部中状態ではない通常遊技状態(通常中)、BB内部中状態(BB内部中)および特別遊技状態(BB中)が含まれる。
スロットマシン1の管理者などによるスロットマシン1の設定変更(いわゆる設定値1〜6の切替え)および所定のリセット操作が行われると、遊技状態が通常遊技状態に設定される。スロットマシン1の電源投入時には、遊技状態が電断前の遊技状態に設定される。
通常遊技状態における内部抽選で「BB」に当選した後、リール窓8内に停止表示された9個の図柄が「BB」に対応づけられた入賞態様をなすと、「BB」に入賞となり、遊技状態がBB内部中状態から特別遊技状態に移行する。通常遊技状態における内部抽選で「BB」に当選した後、「BB」に入賞しない場合には、遊技状態が通常遊技状態からBB内部中状態に移行する。BB内部中状態で、「BB」に入賞すると、遊技状態がBB内部中状態から特別遊技状態に移行する。
スロットマシン1では、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rにおける図柄の配列ならびに抽選区分の設定により、内部抽選の結果がはずれ(不当選)であった場合に、遊技者により、リール窓8内に停止表示された9個の図柄が「BB」に対応づけられた入賞態様をなすように狙って、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されないと、リール窓8内に停止表示された9個の図柄が「BB」に対応づけられた入賞態様をなさないように設計されている。このことは、以上で説明した第1実施形態および次に説明する第2実施形態に共通している。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
図11は、役、役を入賞させる図柄の並びおよび払出枚数の対応関係を示す図である。
内部抽選の対象である役には、「ベル」、「スイカ」、「チェリ」、「特殊役」および「BB」が含まれる。
「ベル」は、押し順小役である。内部抽選で「ベル」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「ベルA」−「ANY」−「ANY」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。「ANY」は、いずれの図柄であってもよいことを表す。すなわち、有効ライン上の左端に「ベルA」の図柄が停止表示されることが許容される。有効ライン上の左端に「ベルA」の図柄が停止表示されると、「ベル」に入賞となる。「ベル」の入賞に対しては、配当としての2枚のメダルの払出しがある。
「スイカ」は、小役である。内部抽選で「スイカ」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「スイカ」−「ANY」−「ANY」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。「ANY」は、いずれの図柄であってもよいことを表す。すなわち、有効ライン上の左端に「スイカ」の図柄が停止表示されることが許容される。有効ライン上の左端に「スイカ」の図柄が停止表示されると、「スイカ」に入賞となる。「スイカ」の入賞に対しては、配当としての2枚のメダルの払出しがある。
「チェリ」は、小役である。内部抽選で「チェリ」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「チェリ」−「ANY」−「ANY」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。「ANY」は、いずれの図柄であってもよいことを表す。すなわち、有効ライン上の左端に「チェリ」の図柄が停止表示されることが許容される。有効ライン上の左端に「チェリ」の図柄が停止表示されると、「チェリ」に入賞となる。「チェリ」の入賞に対しては、配当としての2枚のメダルの払出しがある。
「特殊役」は、小役である。内部抽選で「特殊役」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「白バー」−「ANY」−「ANY」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。「ANY」は、いずれの図柄であってもよいことを表す。すなわち、有効ライン上の左端に「白バー」の図柄が停止表示されることが許容される。有効ライン上の左端に「白バー」の図柄が停止表示されると、「特殊役」に入賞となる。「特殊役」の入賞に対しては、配当としての2枚のメダルの払出しがある。
「1枚役1」は、小役である。内部抽選で「1枚役」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「スイカ」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインに「スイカ」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「1枚役」に入賞となる。「1枚役」の入賞に対しては、配当としての1枚のメダルの払出しがある。
内部抽選で「リプレイ役」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「リプA」−「リプA」−「リプA」または「リプA」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインに「リプA」−「リプA」−「リプA」または「リプA」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「再遊技1」に入賞となる。「再遊技1」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
内部抽選で「BB」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄が有効ライン上に左から「赤7」−「赤7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインに「赤7」−「赤7」−「赤7」が並ぶと、「BB」に入賞となる。「BB」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行されて、次ゲームから一種BBゲームが開始される。
図12は、通常中抽選テーブルの内容を説明するための図である。図13は、一種BB内部中抽選テーブルの内容を説明するための図である。図14は、一種BB中抽選テーブルの内容を説明するための図である。
抽選テーブル47には、通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルの3つの抽選テーブルが含まれる。各抽選テーブルは、複数の抽選区分が設けられている。そして、抽選区分ごとに、当選役(内部抽選役)またははずれが設定されるとともに、抽選値が割り当てられ、それらが対応づけられて記憶されている。
通常中抽選テーブルは、遊技状態が通常遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。通常中抽選テーブルには、図12に示されるように、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「一種BB」、抽選区分「再遊技」および抽選区分「不当選」が設けられている。
抽選区分「ベルG1」には、「ベル」および「スイカ」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「10000」に含まれていれば、「ベル」および「スイカ」に同時当選となる。押し順小役である「ベル」を入賞させるための正解押し順は、左ストップボタン16Lの第1押操作であり、左ストップボタン16Lが押操作された後、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rのどちらが先に押されても、「ベル」に入賞する。
抽選区分「ベルG2」には、「ベル」および「チェリ」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「10000」に含まれていれば、「ベル」および「チェリ」に同時当選となる。押し順小役である「ベル」を入賞させるための正解押し順は、中ストップボタン16Cの第1押操作であり、中ストップボタン16Cが押操作された後、左ストップボタン16Lおよび中ストップボタン16Cのどちらが先に押されても、「ベル」に入賞する。
抽選区分「ベルG3」には、「ベル」および「特殊役」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「10000」に含まれていれば、「ベル」および「特殊役」に同時当選となる。押し順小役である「ベル」を入賞させるための正解押し順は、右ストップボタン16Rの第1押操作であり、右ストップボタン16Rが押操作された後、左ストップボタン16Lおよび中ストップボタン16Cのどちらが先に押されても、「ベル」に入賞する。
抽選区分「再遊技」には、「リプレイ役」が当選役として設定され、抽選値「8975」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「8975」に含まれていれば、「リプレイ役」に当選となる。
抽選区分「一種BB」には、「BB」が当選役として設定され、抽選値「26560」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「26560」に含まれていれば、「BB」に当選となる。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず(言い換えれば、はずれが設定されており)、抽選値「1」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「1」であれば、内部抽選の結果がはずれ(不当選)となる。
一種BB内部中抽選テーブルは、遊技状態が通常遊技状態であって、一種BB当選フラグがオンされている状態であるBB内部中状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。一種BB内部中抽選テーブルには、図13に示されるように、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「再遊技」および抽選区分「不当選」が設けられている。
通常中抽選テーブルと一種BB内部中抽選テーブルとの相違点は、一種BB内部中抽選テーブルには、抽選区分「一種BB」が含まれず、一種BB内部中抽選テーブルでは、通常中抽選テーブルにおける抽選区分「一種BB」の抽選値「26560」と抽選区分「再遊技」の抽選値「8975」を合わせた抽選値「35535」が抽選区分「再遊技」に割り当てられている点である。この相違点以外、通常中抽選テーブルと一種BB内部中抽選テーブルとの内容は同一であるので、その説明を省略する。
一種BB中抽選テーブルは、遊技状態が特別遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。一種BB中抽選テーブルには、図14に示されるように、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「増加役」および抽選区分「不当選」が設けられている。
抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」および抽選区分「ベルG3」は、一種BB内部中抽選テーブルと一種BB中抽選テーブルとで同一の内容である。
抽選区分「増加役」には、「1枚役」が当選役として設定され、抽選値「8975」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「8975」に含まれていれば、「1枚役」に当選となる。なお、抽選区分「増加役」には、「1枚役」に代えて、「ベル」、「スイカ」、「チェリ」または「特殊役」が対応づけられていてもよい。
抽選区分「不当選」には、当選役が記憶されておらず、抽選値「26561」が割り当てられている。内部抽選において、CPU41が乱数生成回路45から取得した乱数がその抽選値「26561」に含まれていれば、内部抽選の結果がはずれ(不当選)となる。
一種BB中抽選テーブルでは、通常中抽選テーブルの抽選区分「再遊技」が抽選区分「増加役」に置換されている。
図15は、停止テーブルの内容を示す図である。図16、図17および図18は、停止リンクテーブルの内容を示す図である。
メイン基板31のROM42に格納されている停止制御テーブル48には、図15に示される停止テーブルと、図16〜図18に示される停止リンクテーブルとが含まれる。
図15に示される停止テーブルには、左リール4Lのリール停止制御に用いられる停止テーブルとして、「左停止テーブル1」および「左停止テーブル2」が用意されている。「左停止テーブル1」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(図4参照)に「ベル」の図柄を停止させるための停止テーブルである。「左停止テーブル2」は、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1(図4参照)に「ベル」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
また、停止テーブルには、中リール4Cおよび右リール4Rのリール停止制御に用いられる停止テーブルとして、それぞれ「中停止テーブル」および「右停止テーブル」が用意されている。
図16に示される停止リンクテーブルは、「ベル」および「スイカ」に同時当選したときに使用される停止リンクテーブルである。
図17に示される停止リンクテーブルは、「ベル」および「チェリ」に同時当選したときに使用される停止リンクテーブルである。
図18に示される停止リンクテーブルは、「ベル」および「特殊役」に同時当選したときに使用される停止リンクテーブルである。
停止リンクテーブルの内容については、後述する。
図19A、図19Bおよび図19Cは、メイン基板において1ゲームごとに実行される処理の流れ(ゲームフロー)を示すフローチャートである。
メイン基板31では、CPU41により、図19A、図19Bおよび図19Cに示される処理が1ゲームごとに実行される。
まず、ベット操作が行われたか否かが判定される(ステップS21)。メダル投入口11からメダルが投入されるか、または、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13もしくは2枚ベットボタン14が押操作されると、ベット操作が行われたと判定される。
ベット操作が行われるまでは、以降の処理が実行されない(ステップS21のNO)。
ベット操作が行われると(ステップS21のYES)、次に、一種BBゲーム中であるか否か、つまり遊技状態が特別遊技状態であるか否かが判定される(ステップS22)。
一種BBゲーム中である場合、つまり遊技状態が特別遊技状態である場合には(ステップS22のYES)、1本のラインL1(図4参照)が有効ラインに設定される(ステップS23)。
また、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル47(通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブル)の中から一種BB中抽選テーブルが選択される(ステップS24)。
一方、一種BBゲーム中でない場合、つまり遊技状態が特別遊技状態でない場合には(ステップS22のNO)、3本のラインL1,L2,L4(図4参照)が有効ラインに設定される(ステップS25)。
その後、一種BB当選フラグがオンであるか否かが調べられる(ステップS26)。一種BB当選フラグは、たとえば、メイン基板31のRAM43に設けられており、内部抽選で「BB」に当選してから「BB」に入賞するまでの期間、オンにされ、それ以外の期間、オフにされる。
一種BB当選フラグがオンである場合(ステップS26のYES)、つまりBB内部中状態である場合には、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル47の中から一種BB内部中抽選テーブルが選択される(ステップS27)。
一種BB当選フラグがオフである場合(ステップS26のNO)、つまりBB内部中状態ではない通常遊技状態である場合には、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル47の中から通常中抽選テーブルが選択される(ステップS28)。
その後、スタートレバー15が操作されたか否かが判定される(ステップS29)。
スタートレバー15が操作されるまでは、以降の処理が実行されない(ステップS29のNO)。
スタートレバー15が操作されると(ステップS29のYES)、ベット操作が禁止される(ステップS30)。具体的には、メダルブロックソレノイド52が制御されて、メダル投入口11から投入されるメダルの排出先がメダルトレイ18とされる。また、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13および2枚ベットボタン14からの操作信号の入力が無効とされる。
また、スタートレバー15が操作されたタイミングで、乱数生成回路45から乱数が取得される(ステップS31)。
そして、その乱数および抽選テーブル47の中から選択された抽選テーブルを用いた内部抽選が実行される(ステップS32)。内部抽選では、乱数生成回路45から取得した乱数が抽選テーブルに設けられた抽選区分のいずれに属するかが判定され、それに基づいて、当選役またははずれが決定される。
つづいて、内部抽選で「BB」に当選したか否かが判定される(ステップS33)。
内部抽選で「BB」に当選した場合には(ステップS33のYES)、一種BB当選フラグがオンにされる(ステップS34)。
内部抽選で「BB」に当選していない場合には(ステップS33のNO)、一種BB当選フラグの状態がそのままにされる。
その後、前のゲームでの左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転の開始から4.1秒間が経過しているか否かが判定される(ステップS35)。
前のゲームでの左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転の開始から4.1秒間が経過していれば(ステップS35のYES)、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が開始される(ステップS36)。
前のゲームでの左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転の開始から4.1秒間が経過するまでは、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が開始されない(ステップS35のNO)。これにより、1ゲームにかかる時間が4.1秒間以上に保たれる。
スロットマシン1は、AT(アシストタイム)機能を有している。AT機能が非作動の状態で所定のゲーム数が消化されると、AT機能が作動される。AT機能が作動している状態では、内部抽選で押し順小役「ベル」が当選すると、液晶表示器20における表示やスピーカ21,23から出力される音声により、その当選した押し順小役「ベル」の正解押し順が報知される。一方、AT機能が作動していない状態では、押し順小役「ベル」の正解押し順が報知されない。
その後、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転を停止させるためのリール停止制御が実行される(ステップS37)。
リール停止制御には、停止制御テーブル48が用いられる。
具体的には、内部抽選で「ベル」および「スイカ」に同時当選した場合、リール停止制御に、図16に示される停止リンクテーブルが用いられる(入賞率制御手段)。
このとき、遊技状態が通常遊技状態(BB内部中状態を含む。)であり、かつ、AT機能が作動している状態であるAT状態では、「ベル」を入賞させるための正解押し順が左ストップボタン16Lの第1押操作である旨が報知される。この報知に従って、左ストップボタン16Lが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択される。そして、「左停止テーブル2」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1(図4参照)に「ベルA」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン16Cが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。そして、右ストップボタン16Rが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。また、左ストップボタン16Lの押操作につづいて、右ストップボタン16Rが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。そして、中ストップボタン16Cが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。
AT状態では、ラインL1,L2,L4が有効ラインに設定されているので、図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示されると、有効ラインL2,L4に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並ぶ。その結果、有効ラインL2,L4が入賞ラインであると判定され(ステップS38)、その重複入賞に対する配当として、2枚×2=4枚のメダルが払い出される。
一方、AT機能が作動していない状態では、「ベル」を入賞させるための正解押し順が報知されない。そのため、中ストップボタン16Cまたは右ストップボタン16Rが最初に押操作されることが想定される。
中ストップボタン16Cが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。その後、左ストップボタン16Lが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2(図4参照)に「ベルA」の図柄が停止表示される。そして、右ストップボタン16Rが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。また、中ストップボタン16Cの押操作につづいて、右ストップボタン16Rが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。そして、左ストップボタン16Lが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。
右ストップボタン16Rが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。その後、中ストップボタン16Cが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。そして、左ストップボタン16Lが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。また、右ストップボタン16Rの押操作につづいて、左ストップボタン16Lが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。そして、中ストップボタン16Cが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。
このように、AT機能が作動していない状態では、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される場合がほとんどである。そのため、通常遊技状態(通常遊技状態かつAT機能が作動していない状態である非AT状態)および特別遊技状態のどちらの状態であっても、有効ラインL1に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並ぶ。その結果、有効ラインL1が入賞ラインであると判定され(ステップS38)、その重複入賞に対する配当として、2枚のメダルが払い出される。
内部抽選で「ベル」および「チェリ」に同時当選した場合、リール停止制御に、図17に示される停止リンクテーブルが用いられる。
このとき、AT状態では、「ベル」を入賞させるための正解押し順が中ストップボタン16Cの第1押操作である旨が報知される。この報知に従って、中ストップボタン16Cが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択される。そして、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。その後、左ストップボタン16Lが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示される。右ストップボタン16Rが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。また、中ストップボタン16Lの押操作につづいて、右ストップボタン16Rが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。そして、左ストップボタン16Lが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示される。
AT状態では、ラインL1,L2,L4が有効ラインに設定されているので、図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示されると、有効ラインL2,L4に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並ぶ。その結果、有効ラインL2,L4が入賞ラインであると判定され(ステップS38)、その重複入賞に対する配当として、2枚×2=4枚のメダルが払い出される。
一方、AT機能が作動していない状態では、「ベル」を入賞させるための正解押し順が報知されない。そのため、左ストップボタン16Lまたは右ストップボタン16Rが最初に押操作されることが想定される。
左ストップボタン16Lが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン16Cが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。そして、右ストップボタン16Rが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。また、左ストップボタン16Lの押操作につづいて、右ストップボタン16Rが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。そして、中ストップボタン16Cが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。
右ストップボタン16Rが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。その後、中ストップボタン16Cが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。そして、左ストップボタン16Lが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。また、右ストップボタン16Rの押操作につづいて、左ストップボタン16Lが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。中ストップボタン16Cが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。
このように、AT機能が作動していない状態では、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される場合がほとんどである。そのため、通常遊技状態(通常遊技状態かつAT機能が作動していない状態である非AT状態)および特別遊技状態のどちらの状態であっても、有効ラインL1に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並ぶ。その結果、有効ラインL1が入賞ラインであると判定され(ステップS38)、その入賞に対する配当として、2枚のメダルが払い出される。
内部抽選で「ベル」および「特殊役」に同時当選した場合、リール停止制御に、図18に示される停止リンクテーブルが用いられる。
このとき、AT状態では、「ベル」を入賞させるための正解押し順が右ストップボタン16Rの第1押操作である旨が報知される。この報知に従って、右ストップボタン16Rが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択される。そして、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。その後、中ストップボタン16Cが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。そして、左ストップボタン16Lが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示される。また、右ストップボタン16Rの押操作につづいて、左ストップボタン16Lが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示される。中ストップボタン16Cが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。
AT状態では、ラインL1,L2,L4が有効ラインに設定されているので、図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示されると、有効ラインL2,L4に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並ぶ。その結果、有効ラインL2,L4が入賞ラインであると判定され(ステップS38)、その重複入賞に対する配当として、2枚×2=4枚のメダルが払い出される。
一方、AT機能が作動していない状態では、「ベル」を入賞させるための正解押し順が報知されない。そのため、左ストップボタン16Lまたは中ストップボタン16Cが最初に押操作されることが想定される。
左ストップボタン16Lが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン16Cが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。そして、右ストップボタン16Rが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。また、左ストップボタン16Lの押操作につづいて、右ストップボタン16Rが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。そして、中ストップボタン16Cが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。
中ストップボタン16Cが最初に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル」が選択され、「中停止テーブル」に基づいて、中リール4Cの停止が制御される。その後、左ストップボタン16Lが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。右ストップボタン16Rが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。また、中ストップボタン16Cの押操作につづいて、右ストップボタン16Rが押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル」が選択され、「右停止テーブル」に基づいて、右リール4Rの停止が制御される。そして、左ストップボタン16Lが最後に押操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リール4Lの停止が制御されることにより、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される。
このように、AT機能が作動していない状態では、リール窓8内の中段の図柄停止位置PL2に「ベルA」の図柄が停止表示される場合がほとんどである。そのため、通常遊技状態(通常遊技状態かつAT機能が作動していない状態である非AT状態)および特別遊技状態のどちらの状態であっても、有効ラインL1に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並ぶ。その結果、有効ラインL1が入賞ラインであると判定され(ステップS38)、その入賞に対する配当として、2枚のメダルが払い出される。
ステップS38での入賞判定後、当選役が「BB」であるか否かが判定される(ステップS39)。
「BB」に当選した場合には(ステップS39のYES)、一種BB当選フラグがオフにされる(ステップS40)。そして、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行されて、次ゲームから一種BBゲームが開始される。
「BB」に当選しなかった場合には(ステップS39のNO)、ステップS40の処理がスキップされる。
その後は、ベット操作の禁止が解除されて(ステップS41)、1ゲームにおける処理が終了される。
以上のように、遊技状態が特別遊技状態でない場合、つまり遊技状態が通常遊技状態である場合には、3本のラインL1,L2,L4が有効ラインに設定され、遊技状態が特別遊技状態である場合には、1本のラインL1が有効ラインに設定される。
そして、遊技状態が通常遊技状態であって、AT機能が作動している状態であるAT状態では、押し順小役「ベル」の正解押し順が報知されるので、その正解押し順に従って、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されると、有効ラインL2,L4に「ベルA」−「ANY」−「ANY」の図柄が並び、有効ラインL2,L4が入賞ラインとなって、4枚のメダルが払い出される。通常、1ゲームに3枚のメダルがベットされるので、押し順小役「ベル」に入賞すると、3枚のメダルのベットに対して4枚のメダルが払い出されることになる。したがって、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルの各抽選値が押し順小役「ベル」の当選確率が(3/4)×100=75%以上となるように設定されていれば、AT状態での出玉率が100%以上となる。
また、遊技状態が通常遊技状態であって、AT機能が作動していない状態である非AT状態では、押し順小役「ベル」の正解押し順が報知されないので、押し順小役「ベル」をほとんど入賞させることができない。そのため、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルの各抽選値が押し順小役「ベル」の当選確率が(3/4)×100=75%以上となるように設定されていても、非AT状態での出玉率が100%未満となる。
一種BB中抽選テーブルでは、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」および抽選区分「ベルG3」に割り当てられている抽選値がそれぞれ一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」および抽選区分「ベルG3」に割り当てられている抽選値よりも大きく、抽選区分「不当選」に割り当てられている抽選値が通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「不当選」に割り当てられている抽選値よりも小さい。そのため、特別遊技状態では、通常遊技状態と比較して、「ベル」および「スイカ」に同時当選する確率、「ベル」および「チェリ」に同時当選する確率ならびに「ベル」および「特殊役」に同時当選する確率が高い。したがって、遊技状態が特別遊技状態である場合、AT機能が作動しなければ、出玉率は、100%未満であって、非AT状態での出玉率よりも大きくなる。
このように、スロットマシン1では、遊技状態が通常遊技状態であるか特別遊技状態であるかにより、有効ラインの本数が切り替えられ、また、AT機能の作動/非作動が切り替えられることにより、非AT状態、AT状態および特別遊技状態の各状態での出玉率が制御される。この制御により、特別遊技状態での出玉率は、100%未満であって、非AT状態での出玉率よりも大きく、かつ、AT状態での出玉率よりも低くされる。これにより、スロットマシン1では、従来のスロットマシンが有していない、全く新規なゲーム性を実現することができる。その結果、その新規なゲーム性により、興趣の大幅な増大を図ることができる。
以上、本発明の2つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施されてもよい。
たとえば、第1実施形態において、一種BB中抽選テーブルにリプレイ役が当選役として設定された抽選区分が含まれていてもよい。この場合、一種BB中抽選テーブルにおいて、リプレイ役が当選役として設定された抽選区分に割り当てられる抽選値は、通常中抽選テーブルの抽選区分「再遊技G1」に割り当てられている抽選値「8978」よりも小さいことが好ましい。
また、第1実施形態では、通常抽選テーブルとしての通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルに、押し順小役「ベル1〜8」のいずれか少なくとも1つを当選役とする抽選区分「ベルG1〜G8」が設けられ、各抽選区分「ベルG1〜G8」に抽選値「4160」が割り当てられている。一方、特別抽選テーブルとしての一種BB中抽選テーブルには、抽選区分「全入賞役G」が設けられ、この抽選区分「全入賞役G」には、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1〜G8」に設定された押し順小役「ベル1〜8」のすべてが当選役として設定され、また、抽選区分「ベルG1〜G8」に割り当てられた抽選値「4160」と同じ抽選値「4160」が割り当てられている。
これにより、たとえば、通常遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルG4」が選択され、押し順小役「ベル4」に必ず入賞すると仮定した場合、その入賞率は、当選確率と同じである1/4160となる。一方、特別遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「全入賞役G」が選択され、押し順小役「ベル1〜8」のいずれか1つに無作為で必ず入賞すると仮定した場合、押し順小役「ベル4」の入賞率は、当選確率である1/4160の1/8となる。
このように、第1実施形態では、入賞率調整手段の機能により、特別遊技状態での押し順小役「ベル1〜8」の入賞率が通常遊技状態(BB内部中状態を含む。)での押し順小役「ベル1〜8」の入賞率よりも低くなるように調整されている。
これに限らず、一種BB内部中抽選テーブルと一種BB中抽選テーブルとが図20に示されるように作成されることによっても、入賞率調整手段の機能が発揮される。
図20に示される一種BB内部中抽選テーブルには、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」および抽選区分「不当選」が設けられている。
なお、自明なことではあるが、通常中抽選テーブルでは、入賞すると特別遊技状態に移行する一種BB開始役である「BB」が当選役として設定された抽選区分「一種BB」が設けられ、一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「不当選」の少なくとも一部の抽選値がその抽選区分「一種BB」に割り当てられる。図21および図22についても同様である。
抽選区分「ベルG1」には、押し順小役「ベル役1」および1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「ベル役1」および「1枚役A」に同時当選する。「ベル役1」の入賞に対しては、配当として、15枚のメダルが払い出される。「1枚役A」の入賞に対しては、配当として、1枚のメダルが払い出される。
抽選区分「ベルG2」には、押し順小役「ベル役2」および1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「ベル役2」および「1枚役A」に同時当選する。「ベル役2」の入賞に対しては、配当として、15枚のメダルが払い出される。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず、抽選値「61536」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、61536/65536の確率ではずれが出る。
一方、図20に示される一種BB中抽選テーブルには、抽選区分「ベルPG」、抽選区分「1枚役」および抽選区分「不当選」が設けられている。
抽選区分「ベルPG」には、押し順小役「ベル役1」および押し順小役「ベル役2」が当選役として設定され、抽選値「2001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、2001/65536の確率で「ベル役1」および「ベル役2」に同時当選する。
抽選区分「1枚役」には、1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「4001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、4001/65536の確率で「1枚役A」に当選する。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず、抽選値「59534」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、59534/65536の確率ではずれが出る。
これにより、たとえば、通常遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルG1」が選択され、押し順小役である「ベル役1」に必ず入賞すると仮定した場合、その入賞率は、当選確率と同じである2000/65536となる。一方、特別遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルPG」が選択され、押し順小役である「ベル役1」または「ベル役2」に無作為で必ず入賞すると仮定した場合、「ベル役1」および「ベル役2」の入賞率は、当選確率である2001/65536の1/2となる。
図20に示されるように、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルが作成され、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rにおける図柄の配置および停止制御テーブル48の工夫により、「ベル役1」および「ベル役2」に重複して入賞しないようにされていれば、特別遊技状態における「ベル役1,2」の当選確率(「ベル役1,2」に対応づけられた抽選値)を通常遊技状態(BB内部中状態を含む。)における「ベル役1,2」の当選確率(「ベル役1,2」に対応づけられた抽選値)以上としつつ、特別遊技状態での「ベル役1,2」の入賞率を通常遊技状態での「ベル役1,2」の入賞率よりも低くすることができる。
また、一種BB内部中抽選テーブルと一種BB中抽選テーブルとが図21に示されるように作成されることによっても、入賞率調整手段の機能が発揮される。
図21に示される一種BB内部中抽選テーブルには、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」および抽選区分「不当選」が設けられている。
抽選区分「ベルG1」には、押し順小役「ベル役1」および1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「ベル役1」および「1枚役A」に同時当選する。「ベル役1」の入賞に対しては、配当として、15枚のメダルが払い出される。「1枚役A」の入賞に対しては、配当として、1枚のメダルが払い出される。
抽選区分「ベルG2」には、押し順小役「ベル役2」および1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「ベル役2」および「1枚役A」に同時当選する。「ベル役2」の入賞に対しては、配当として、15枚のメダルが払い出される。
抽選区分「ベルG3」には、押し順小役「ベル役3」および1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「ベル役3」および「1枚役A」に同時当選する。「ベル役3」の入賞に対しては、配当として、15枚のメダルが払い出される。
抽選区分「ベルG4」には、押し順小役「ベル役4」および1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「2000」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、2000/65536の確率で「ベル役4」および「1枚役A」に同時当選する。「ベル役4」の入賞に対しては、配当として、15枚のメダルが払い出される。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず、抽選値「61536」が割り当てられている。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、57536/65536の確率ではずれが出る。
一方、図21に示される一種BB中抽選テーブルには、抽選区分「ベルPG」、抽選区分「ベル」、抽選区分「1枚役」および抽選区分「不当選」が設けられている。
抽選区分「ベルPG」には、押し順小役「ベル役1」、押し順小役「ベル役2」および押し順小役「ベル役3」が当選役として設定され、抽選値「2001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、2001/65536の確率で「ベル役1」、「ベル役2」および「ベル役3」に同時当選する。
抽選区分「ベル」には、押し順小役「ベル役4」が当選役として設定され、抽選値「2001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、2001/65536の確率で「ベル役4」に当選する。
抽選区分「1枚役」には、1枚役「1枚役A」が当選役として設定され、抽選値「8001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、8001/65536の確率で「1枚役A」に当選する。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず、抽選値「53533」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、53533/65536の確率ではずれが出る。
これにより、たとえば、通常遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルG1」が選択され、押し順小役である「ベル役1」に必ず入賞すると仮定した場合、その入賞率は、当選確率と同じである2000/65536となる。一方、特別遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルPG」が選択され、押し順小役である「ベル役1」、「ベル役2」または「ベル役3」に無作為で必ず入賞すると仮定した場合、「ベル役1」および「ベル役2」の入賞率は、当選確率である2001/65536の1/3となる。
図21に示されるように、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルが作成され、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rにおける図柄の配置および停止制御テーブル48の工夫により、「ベル役1」、「ベル役2」および「ベル役3」に重複して入賞しないようにされていれば、特別遊技状態における「ベル役1,2,3」の当選確率を通常遊技状態(BB内部中状態を含む。)における「ベル役1,2,3」の当選確率以上としつつ、特別遊技状態での「ベル役1,2,3」の入賞率を通常遊技状態での「ベル役1,2,3」の入賞率よりも低くすることができる。
すなわち、図21に示されるように、一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「ベルG4」に設定されているすべての押し順小役「ベル役1〜4」が一種BB中抽選テーブルの1つの抽選区分の当選役として設定される必要はなく、2以上の押し順小役「ベル役1〜4」が一種BB中抽選テーブルの1つの抽選区分の当選役として設定されるとよい。
また、一種BB内部中抽選テーブルと一種BB中抽選テーブルとが図22に示されるように作成されることによっても、入賞率調整手段の機能が発揮される。
図22に示される一種BB内部中抽選テーブルの内容は、図21に示される一種BB内部中抽選テーブルの内容と同一であるから、その説明を省略する。
図22に示される一種BB中抽選テーブルには、抽選区分「ベルPG」、抽選区分「1枚役G」、抽選区分「増加役」および抽選区分「不当選」が設けられている。
抽選区分「ベルPG」には、押し順小役「ベル役1」、押し順小役「ベル役2」、押し順小役「ベル役3」および押し順小役「ベル役4」が当選役として設定され、抽選値「2001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、2001/65536の確率で「ベル役1」、「ベル役2」、「ベル役3」および「ベル役4」に同時当選する。
抽選区分「1枚役G」には、1枚役「1枚役A」、1枚役「1枚役B」、1枚役「1枚役C」および1枚役「1枚役D」が当選役として設定され、抽選値「2001」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、2001/65536の確率で「1枚役A」、「1枚役B」、「1枚役C」および「1枚役D」に同時当選する。
抽選区分「増加役」には、1枚役「1枚役E」が当選役として設定され、抽選値「4000」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、4000/65536の確率で「1枚役E」に当選する。
抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず、抽選値「57534」が割り当てられている。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、57534/65536の確率ではずれが出る。
これにより、たとえば、通常遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルG1」が選択され、押し順小役である「ベル役1」に必ず入賞すると仮定した場合、その入賞率は、当選確率と同じである2000/65536となる。一方、特別遊技状態での内部抽選の結果、抽選区分「ベルPG」が選択され、押し順小役である「ベル役1」、「ベル役2」または「ベル役3」に無作為で必ず入賞すると仮定した場合、「ベル役1」および「ベル役2」の入賞率は、当選確率である2001/65536の1/3となる。
図21および図22に示されるテーブル構成では、特別遊技状態での「1枚役A」の当選確率が通常遊技状態での「1枚役A」の当選確率よりも上げられることにより、特別遊技状態での小役の当選確率が通常遊技状態での小役の当選確率よりも上げられているが、図22に示されるテーブル構成のように、特別遊技状態での「1枚役A」、「1枚役B」、「1枚役C」および「1枚役D」が通常遊技状態での「1枚役A」、「1枚役B」、「1枚役C」および「1枚役D」と同じまたはそれ以上とされて、特別遊技状態における内部抽選の対象となる役に「1枚役E」が追加されることにより、特別遊技状態での小役の当選確率が通常遊技状態での小役の当選確率よりも上げられてもよい。
また、第1実施形態では、図23に示されるように、中段のラインL1のみが有効ラインに設定される構成を取り上げた。この構成では、上段のラインL2、下段のラインL3、右下がりのラインL4および右上がりのラインL5が疑似ラインに設定され、この疑似ラインに「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ小役が内部抽選の対象である役に含まれている。
これに限らず、図24に示されるように、上段のラインL2のみが有効ラインに設定されてもよい。この場合、中段のラインL1、下段のラインL3および右上がりのラインL5が疑似ラインに設定され、この疑似ラインに「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ小役が内部抽選の対象である役に含まれるとよい。これにより、左リール4Lの上段の図柄停止位置PL1に「ベルA」の図柄が停止表示された時点で、中リール4Cおよび右リール4Rの回転(図柄の変動表示)が継続していても、遊技者の立場から内部抽選の結果が押し順小役「ベル1〜8」に当選していないことを確定させることができる。
また、図25に示されるように、下段のラインL3のみが有効ラインに設定されてもよい。この場合、中段のラインL1、上段のラインL2および右下がりのラインL4が疑似ラインに設定され、この疑似ラインに「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ小役が内部抽選の対象である役に含まれるとよい。これにより、左リール4Lの下段の図柄停止位置PL3に「ベルA」の図柄が停止表示された時点で、中リール4Cおよび右リール4Rの回転(図柄の変動表示)が継続していても、遊技者の立場から内部抽選の結果が押し順小役「ベル1〜8」に当選していないことを確定させることができる。
なお、有効ラインおよび疑似ラインは、直線状のラインに限らず、直線状ではない、いわゆる変則ラインであってもよい。疑似ラインは、有効ライン以外のラインで構成されるとよい。疑似ラインとは、慣習的に、遊技者が左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rに跨がる形で図柄が揃ったと認識できるようなラインのことをいう。
また、第2実施形態において、内部抽選の抽選対象である役に、「ベル」、「スイカ」、「チェリ」、「特殊役」および「BB」以外に、リプレイ役などの他の役が含まれていてもよいのはもちろんである。内部抽選の抽選対象である役にリプレイ役が含まれる場合、一種BB中抽選テーブルには、抽選区分のいずれにもリプレイ役が当選役として設定されていないか、または、一種BB中抽選テーブルにリプレイ役が当選役として設定された抽選区分が含まれていても、その抽選区分に割り当てられる抽選値は、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルでリプレイ役が当選役として設定された抽選区分に割り当てられる抽選値よりも小さいことが好ましい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 スロットマシン(遊技機)
4L 左リール(図柄表示手段)
4C 中リール(図柄表示手段)
4R 右リール(図柄表示手段)
15 スタートレバー(始動操作手段)
16L 左ストップボタン(停止操作手段)
16C 中ストップボタン(停止操作手段)
16R 右ストップボタン(停止操作手段)
32 演出サブ基板(アシストタイム実行手段)
41 CPU(抽選手段、状態移行手段、出玉率制御手段、入賞率調整手段)
42 ROM(出玉率制御手段、入賞率調整手段、通常抽選テーブル記憶手段、特別抽選テーブル記憶手段)
45 乱数生成回路(抽選手段)
47 抽選テーブル群(出玉率制御手段、入賞率調整手段)
L1 ライン
L2 ライン
L3 ライン
L4 ライン
L5 ライン

Claims (4)

  1. 遊技媒体の消費によって1回のゲームが開始され、始動操作手段の操作に応答して、複数の図柄表示手段における図柄の変動表示が開始され、前記図柄表示手段の個々に対応して設けられた停止操作手段の操作に応答して、当該操作された前記停止操作手段に対応する前記図柄表示手段から順に図柄の変動表示が停止され、前記複数の図柄表示手段に停止表示された図柄が予め設定された複数の入賞態様のいずれかをなす場合には、当該入賞態様に対応づけられた役に入賞となり、遊技価値が付与されて、1回のゲームが終了となる遊技機において、
    前記始動操作手段の操作に応答して、通常遊技状態では、所定の第1配当数の遊技媒体の払出しが前記遊技価値として設定された役である小役、前記第1配当数よりも多い第2配当数の遊技媒体の払出しが前記遊技価値として設定され、前記停止操作手段が正解となる操作順で操作された場合に入賞となる役である押し順小役および通常遊技状態から一種BBゲーム状態への移行が前記遊技価値として設定された役である特別遊技開始役を抽選対象に含む抽選を実行し、一種BBゲーム状態では、前記通常遊技状態での抽選対象に含まれるすべての前記小役および前記押し順小役を抽選対象に含む抽選を実行する抽選手段と、
    前記押し順小役を入賞させるための前記停止操作手段の正解となる操作順に関する情報が報知されるアシストタイムを実行するアシストタイム実行手段と、
    前記通常遊技状態において、前記抽選で前記特別遊技開始役が当選した後、前記複数の図柄表示手段に停止表示された図柄が前記特別遊技開始役を入賞させる入賞態様をなした場合に、前記通常遊技状態から前記一種BBゲーム状態に移行させる状態移行手段と、
    前記押し順小役の入賞率を調整することにより、前記通常遊技状態かつ前記アシストタイムが実行されていない状態である非AT状態、前記通常遊技状態かつ前記アシストタイムが実行されている状態であるAT状態および前記一種BBゲーム状態の各状態での出玉率を制御する出玉率制御手段とを含み、
    前記小役には、前記抽選で前記押し順小役と同時当選し、前記停止操作手段が不正解となる操作順で操作された場合に入賞となる役が含まれており、
    前記一種BBゲーム状態では、前記抽選での前記小役および前記押し順小役の当選確率が前記通常遊技状態における前記抽選での前記小役および前記押し順小役の当選確率以上であり、
    前記出玉率制御手段は、
    前記一種BBゲーム状態での出玉率が100%未満であり、前記一種BBゲーム状態での出玉率が前記非AT状態での出玉率よりも大きく、前記一種BBゲーム状態での出玉率が前記AT状態での出玉率よりも小さいように、前記非AT状態、前記AT状態および前記一種BBゲーム状態の各状態での出玉率を制御するため、
    複数の抽選区分が設定され、前記抽選区分ごとに一又は複数の前記役と一の抽選値とを対応づけることによって作成され、前記通常遊技状態における前記抽選に用いられる通常抽選テーブルを記憶する通常抽選テーブル記憶手段と、
    複数の抽選区分が設定され、前記抽選区分ごとに一又は複数の前記役と一の抽選値とを対応づけることによって作成され、前記一種BBゲーム状態における前記抽選に用いられる特別抽選テーブルを記憶する特別抽選テーブル記憶手段とを含み、
    前記特別抽選テーブルの前記抽選区分の少なくとも1つである特別抽選区分は、複数の前記押し順小役と一の抽選値とを対応づけることによって作成され、
    前記通常抽選テーブルでは、当該複数の前記押し順小役が2以上の前記抽選区分である通常抽選区分に分かれて、当該通常抽選区分ごとに一の抽選値と対応づけられ、
    前記特別抽選テーブルで当該複数の前記押し順小役と対応づけられた抽選値は、前記通常抽選テーブルで当該複数の前記押し順小役と対応づけられた各抽選値以上に設定され
    前記特別抽選区分の当該複数の押し順小役に一括して対応づけられた抽選値は、前記通常抽選区分の個々の押し順小役に対応づけられた抽選値の合計値未満であることを特徴とする、遊技機。
  2. 前記特別抽選テーブルは、すべての前記小役および前記押し順小役の個々に対応づけられた抽選値が前記通常抽選テーブルで前記小役および前記押し順小役の個々に対応づけられた抽選値以上であり、少なくとも1つの前記小役に対応づけられた抽選値が前記通常抽選テーブルで当該小役に対応づけられた抽選値よりも大きいように作成されていることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記通常抽選テーブルには、前記押し順小役と前記小役とが重複して当選するように作成された前記抽選区分と、当該押し順小役と別の前記小役とが重複して当選するように作成された前記抽選区分とが設定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記図柄表示手段は、左右に並べて3つ設けられ、それぞれ3つの図柄を上下に並べて停止表示し、
    3つの前記図柄表示手段の各中段の図柄停止位置に跨がって設定される直線状のラインが有効ラインに設定されており、
    前記入賞態様は、前記有効ライン上に停止表示される図柄の並びで構成され、
    3つの前記図柄表示手段に跨がって設定される直線状のラインのうち、前記有効ラインを除いて、少なくとも1つのラインは、前記押し順小役に対応づけて設定された図柄の並びが擬似的に停止表示可能な疑似ラインに設定されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
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