JP5638842B2 - ヒューズユニット - Google Patents

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本発明は、バッテリーから離れて設置されるヒューズボックスを経由せずとも、バッテリーに対してヒューズを介した電線接続を可能にするヒューズユニットに関する。
図16〜図23は、バッテリーから離れて設置されるヒューズボックスを経由せずとも、バッテリーに対してヒューズを介した電線接続を可能にするヒューズユニットの従来例を示したものである。
図16〜図21に示したヒューズユニット101は、バッテリー端子(不図示)に導通接続される第1の端子板部103と出力側電装回路に導通接続される第2の端子板部105とを備えた金属板製のバスバー107と、過電流により溶断するように第1の端子板部103と第2の端子板部105との間を導通接続する可溶体部108と、バスバー107及び可溶体部108を収容する樹脂製のヒューズハウジング111と、該ヒューズハウジング111に着脱可能に取り付けられる透明樹脂製のカバー113とを備えている。
可溶体部108は、図18に示すように、バスバー107に一体形成される。更に詳しく説明すると、可溶体部108は、図18に示すように、金属板の打ち抜きにより、バスバー107の第1の端子板部103及び第2の端子板部105と一体に形成された導通板部108aと、該導通板部108a上に溶着される金属チップ108bとを備えている。
導通板部108aは、過電流により所定の昇温を示すように断面積が設定されている。金属チップ108bは、バスバー107に使用される金属板よりも融点が低い錫や鉛等の合金製の金属チップで、過電流による導通板部108aの昇温により溶融して導通板部108aを確実に溶断させる。
ヒューズハウジング111は、図19及び図20に示すように、インサート成形により、バスバー107及び可溶体部108を収容した形態に一体成形される。また、ヒューズハウジング111は、可溶体部108を外部から視認可能に収容する可溶体収容空間109を有するが、この可溶体収容空間109は、成形上、可溶体部108の表面側と裏面側の両側が共に開放した構造に形成される。
透明樹脂製のカバー113は、可溶体収容空間109内の可溶体部108が外部の器物との接触により破損しないように、可溶体収容空間109の両側の開放面を覆う。このカバー113は、図21に示すように、可溶体部108の表面側を覆う略平板状の第1カバー部113aと、可溶体部108の裏面側を覆う略平板状の第2カバー部113bと、これらの第1カバー部113aと第2カバー部113bとの一端側を連結する連結板部113cとを備えていて、図21(a)に示すように側面視ではコ字状構造に形成されている。カバー113は、図16に矢印Aで示すように、ヒューズハウジング111の側方からの挿抜操作により、ヒューズハウジング111に着脱される。
このように可溶体部108がバスバー107に一体形成された構成、ヒューズハウジング111がインサート成形によりバスバー107に一体形成される構成、ヒューズハウジング111の可溶体収容空間109の両面が透明樹脂製のカバー113で覆われる構成は、下記特許文献1,特許文献2にも開示されている。
図22に示したヒューズユニット121は、図23に示したバスバー127を収容する樹脂製のヒューズハウジング131と、該ヒューズハウジング131に着脱可能に取り付けられる透明樹脂製のカバー133と、を備えている。
バスバー127は、図23に示すように、バッテリー端子(不図示)に導通接続される第1の端子板部123と、出力側電装回路に導通接続される複数の第2の端子板部125a〜125gとを備える。更に、このバスバー127には、第1の端子板部123と各第2の端子板部125a〜125gとの間を溶断可能に導通接続する複数の可溶体部128a〜128gが、一体形成されている。
各可溶体部128a〜128gは、図18に示した可溶体部108の場合と同様に、金属板の打ち抜きにより第1の端子板部123及び複数の第2の端子板部125a〜125gと一体に形成される各導通板部に、融点が低い錫や鉛等の合金製の金属チップを溶着させた構造である。
ヒューズハウジング131は、バスバー127を収容すると共に、バスバー127上の複数の可溶体部128a〜128gを外部から視認可能に収容する可溶体収容空間129を備えている。
透明樹脂製のカバー133は、可溶体収容空間129内の可溶体部128a〜128gを視認可能に、可溶体収容空間129を覆う。
特開2005−135791号公報 特開2002−329457号公報
ところが、可溶体部108が一体形成されたバスバー107をインサート成形することによってヒューズハウジング111を形成する従来のヒューズユニット101では、図19及び図20にも示したように、可溶体収容空間109が可溶体部108の表面側と裏面側の両側を開放した構造になる。
そして、このような可溶体収容空間109の両側の開放部を覆う透明樹脂製のカバー113は、図21に示したように、側面視コ字状の構造となり、成形型を開く際に、図21(a)にX1で示した長さの型開きストロークが必要となり、型開き工程の所要時間(成形タクト)の長大化により、生産性の低下を招くという問題が生じた。
また、カバー113に使用される透明樹脂材料は、ヒューズハウジング111に使用される樹脂材料と比較して材料単価が高価であるため、カバー113の大型化がヒューズユニット101のコストアップを招く。従って、ヒューズユニットを開発する際には、透明樹脂材料製のカバー113を小型化して、低コスト化を図ることが望まれている。
また、図22に示したヒューズユニット121の場合も、多数の可溶体部128a〜128gの上を単一のカバー133で覆うため、透明樹脂製のカバー133の大型化によって、コストアップが発生し易い。
更に、図18や図23に示した可溶体部が一体のバスバー107,127を製造する場合、金属板の打ち抜きにより各可溶体部となる導通板部を各端子板部と一体に形成した後、導通板部上に金属チップを加締め付ける工程、更に、加締め付けた金属チップを導通板部に溶着させる工程、などが必要になる。
これらの工程を実施する際、これらの工程を実施する製造ラインでは、寸法の大きなバスバー全体を搬送しなければならず、可溶体部の製造ラインの大型化を招くという問題が生じた。
また、通常、バスバーに一体に形成される可溶体部の配備数や配置等は、搭載する車種等に応じて変化し、多種に及ぶ。そして、バスバーの種類毎に、例えば、製造ライン上で金属チップの加締め処理を実施する間隔や、溶着処理を実施する間隔等を、調整しなければならない。そのため、製造ラインの調整が頻繁に必要になり、生産性の低下を招くという問題も生じていた。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、可溶体部を覆う透明樹脂製のカバーの小型化と、前記カバーの型開きストロークの短縮とにより、低コスト化と生産性の向上とを図ることのできるヒューズユニットを提供すること、更には、可溶体部の製造ラインの小型化や、可溶体部の生産性の向上を図ることのできる可溶体部の製造方法を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)バッテリー端子に導通接続される第1の端子板部と出力側電装回路に導通接続される第2の端子板部とを備える金属板製のバスバーと、
前記バスバーとは別体に形成されて過電流により溶断するように前記第1の端子板部と前記第2の端子板部との間を導通接続する、可溶体母材上の導通板部に金属チップを溶着された可溶体部と、
前記バスバーを収容すると共に、前記可溶体部を収容する可溶体収容空間を有する樹脂製のヒューズハウジングと、を備えたヒューズユニットであって、
前記可溶体部が前記可溶体収容空間に着脱可能に収容され、
前記ヒューズハウジングが前記可溶体部の裏面側を覆う壁部を有した有底構造に形成されたヒューズユニットにおいて、
前記可溶体部が、前記可溶体母材上の各導通板部に金属チップを溶着した複数の可溶体原形部の1つ1つに、前記可溶体原形部の金属チップ溶着側だけの上を覆う透明樹脂製の保護カバーを組み付け、前記保護カバーの表面に定格を印字したものであることを特徴とするヒューズユニット。
(2)前記ヒューズハウジングがインサート成形により前記バスバーを収容した形態に一体成形されると共に、前記可溶体収容空間には、前記可溶体部の一端が前記第1の端子板部に導通接触し他端が前記第2の端子板部に導通接触するように、装着される前記可溶体部を位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする上記(1)に記載のヒューズユニット。
(3)バッテリー端子に導通接続される第1の端子板部と出力側電装回路に導通接続される第2の端子板部とを備える金属板製のバスバーとは別体の、可溶体母材上の導通板部に金属チップを溶着された可溶体部の製造方法であって、
前記第1の端子板部に接続される第1接触部と、前記第2の端子板部に接続される第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部との間を連結する導通板部と、を備えた複数の可溶体原形部が、キャリア部を介して連結した可溶体母材を、金属板の打ち抜きで形成する母材形成工程と、
溶断させる定格に対応した金属チップを、前記可溶体母材上の各導通板部に溶着するチップ固定工程と、
前記チップ固定工程を終えた前記可溶体原形部の1つ1つに、前記可溶体原形部の金属チップ溶着側だけの上を覆う透明樹脂製の保護カバーを組み付けるカバー装着工程と、
前記保護カバーの表面に前記定格を印字する印字工程と、
前記印字工程を終えた前記可溶体原形部を前記キャリア部から切り離して、単品の前記可溶体部とする切り離し工程とを備えることを特徴とする可溶体部の製造方法。
上記(1)の構成によれば、可溶体部がバスバーとは別体になっているため、例えば、インサート成形によりバスバーを収容した形態にヒューズハウジングを一体成形した後、ヒューズハウジングの可溶体収容空間に可溶体部を組み付けるという製造方法を採用することができる。
そして、この製造方法による場合は、インサート成形によりヒューズハウジングを形成する場合でも、ヒューズハウジングに形成する可溶体収容空間は、両側を開放した構造ではなく、可溶体部の裏面側を覆う壁部を有した有底構造に形成することができる。
そのため、可溶体収容空間の開放部を覆う透明樹脂製のカバーは、可溶体収容空間の片
側を覆う単純な板状構造にすることができる。従って、可溶体収容空間の両側を覆う側面
視コ字状構造をした従来のカバーと比較すると、可溶体部を覆う透明樹脂製のカバーの小
型化と、該カバーの型開きストロークの短縮とを実現することができる。従って、ヒュー
ズユニットの低コスト化と生産性の向上とを図ることができる。
また、上記(1)の構成によれば、ヒューズハウジングの可溶体収容空間に配列される各可溶体部は、既に、透明樹脂製のカバーの装着や該カバーへの定格の印字等が可溶体部単体で完了しているため、搭載車種毎に、ヒューズハウジングが設計変更されて可溶体部の配置等が変わる場合でも、可溶体部を覆う透明樹脂製のカバーや該カバーへの定格の印字等は設計し直す必要がなく、ヒューズハウジングの設計変更等を容易にすることができる。
上記(2)の構成によれば、ヒューズハウジングをインサート成形した際に、可溶体収容空間には、可溶体部の一端が第1の端子板部に導通接触し、且つ可溶体部3の他端が前記第2の端子板部に導通接触するように、装着される可溶体部を位置決めする位置決め部が備えられる。
そして、可溶体収容空間に位置決め部を備えることによって、可溶体収容空間に可溶体部を装着する際に、別途に位置決め治具等が必要とならず、可溶体部の組み付け性が向上し、ヒューズユニットの生産性を向上させることができる。
上記(3)の構成によれば、車種等に応じて形状が変わるバスバーとは別に、可溶体部のみを製造するため、可溶体部の製造ラインでは寸法の大きなバスバーの搬送が必要なく、可溶体部の製造ラインの小型化を図ることができる。
また、バスバー上での配置や向き等に関係なく、複数の可溶体部を一定の間隔、向きで連続的に製造することができる。そのため、製造ライン上で金属チップの加締め処理を実施する間隔や、溶着処理を実施する間隔等の調整作業の頻度を大幅に低減させて、生産性の向上を図ることができる。
また、透明樹脂製のカバーが、可溶体部単位で設けられるため、複数の可溶体部の上を一括して覆うようにヒューズハウジングに取り付けられるタイプの透明樹脂製のカバーと比較して、材料コストの高いカバーを小型化することができ、低コスト化を図ることができる。
本発明によるヒューズユニットによれば、例えば、インサート成形によりバスバーを収容した形態にヒューズハウジングを一体成形した後、ヒューズハウジングの可溶体収容空間に可溶体部を組み付けるという製造方法を採用することができる。
そして、この製造方法による場合は、インサート成形によりヒューズハウジングを形成する場合でも、ヒューズハウジングに形成する可溶体収容空間は、両側を開放した構造ではなく、可溶体部の裏面側を覆う壁部を有した有底構造に形成することができる。
そのため、可溶体収容空間の開放部を覆う透明樹脂製のカバーは、可溶体収容空間の片側を覆う単純な板状構造にすることができ、側面視コ字状構造をした従来のカバーと比較すると、可溶体部を覆う透明樹脂製のカバーの小型化と、該カバーの型開きストロークの短縮とを実現することができる。従って、ヒューズユニットの低コスト化と生産性の向上とを図ることができる。
本発明に係るヒューズユニットの第1実施形態の平面図である。 図1に示したヒューズユニットの裏面図である。 図1に示したヒューズハウジングにインサート成形により収容されるバスバーの平面図(板取り図)である。 図3に示したバスバーとは別体に形成される可溶体部の平面図である。 図3に示したバスバーにインサート成形により一体成形されたヒューズハウジングの平面図である。 図5に示したヒューズハウジングの裏面図である。 図5の可溶体収容空間の拡大図である。 図5のヒューズハウジングの可溶体収容空間に可溶体部が組み付けられた状態の平面図である。 図8に示した可溶体収容空間の開放部を覆う透明樹脂製カバーの説明図で、(a)は側面図、(b)は裏面図、(c)は斜視図である。 本発明に係るヒューズユニットの第2実施形態の平面図である。 図10に示したヒューズユニットに組み付けられる可溶体部の単体の拡大斜視図である。 図11に示した可溶体部の製造方法の手順を示す 図11に示した可溶体部の製造方法の説明図である。 本発明に係るヒューズユニットの第3実施形態の斜視図である。 図14に示したヒューズユニットの正面図である。 従来のヒューズユニットの平面図である。 図16のヒューズユニットの裏面図である。 図16のヒューズユニットに使用されるバスバーの平面図(板取り図)である。 図18に示したバスバーに一体成形されたヒューズハウジングの平面図である。 図19のヒューズハウジングの裏面図である。 図19のヒューズハウジングに組み付けられる透明樹脂製のカバーの説明図で、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は斜視図である。 従来の別のヒューズユニットの斜視図である。 図22のヒューズユニットに収容されるバスバーの平面図である。
以下、本発明に係るヒューズユニットの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1〜図9は本発明に係るヒューズユニットの第1実施形態を示したもので、図1は第1実施形態のヒューズユニットの平面図、図2は図1に示したヒューズユニットの裏面図、図3は図1に示したヒューズハウジングにインサート成形により収容されるバスバーの平面図(板取り図)、図4は図3に示したバスバーとは別体に形成される可溶体部の平面図、図5は図3に示したバスバーにインサート成形により一体成形されたヒューズハウジングの平面図、図6は図5に示したヒューズハウジングの裏面図、図7は図5の可溶体収容空間の拡大図、図8は図5のヒューズハウジングの可溶体収容空間に可溶体部が組み付けられた状態の平面図である。また、図9は、図8に示した可溶体収容空間の開放部を覆う透明樹脂製カバーの説明図で、図9(a)は側面図、図9(b)は裏面図、図9(c)は斜視図である。
この第1実施形態のヒューズユニット1は、バッテリー端子に直付けされるタイプのもので、金属板製のバスバー2と、該バスバー2とは別体に形成された複数の可溶体部3と、これらのバスバー2及び可溶体部3を収容する樹脂製のヒューズハウジング6と、該ヒューズハウジング6に着脱可能に取り付けられる透明樹脂製のカバー7と、を備えている。
バスバー2は、金属板の打ち抜きにより、一体形成される。バスバー2は、図3に示すように、不図示のバッテリー端子に導通接続される第1の端子板部21と、不図示の出力側電装回路に導通接続される第2の端子板部23とを備えている。
図3において、第2の端子板部23側に位置する第1の端子板部21の端縁21aと、第1の端子板部21側に位置する第2の端子板部23の端縁23aは、前記可溶体部3により導通接続される部位となる。
なお、図3の状態では、バスバー2は、第1の端子板部21と第2の端子板部23とが、仮連結部24により連結された一体構造になっている。この仮連結部24は、バスバー2をヒューズハウジング6にインサート成形する際に、第1の端子板部21と第2の端子板部23とを一定の位置関係に維持するためのもので、ヒューズハウジング6の成形後は、分断される。従って、ヒューズハウジング6にインサート成形されたバスバー2は、可溶体部3が組み込まれない状態では、第1の端子板部21と第2の端子板部23とが非導通状態になる。
本実施形態の場合、第1の端子板部21と第2の端子板部23との間は、2本の可溶体部3により導通接続される。
それぞれの可溶体部3は、図4に示すように、第1の端子板部21の端縁21aに接触して第1の端子板部21に導通状態にされる第1接触部31と、第2の端子板部23の端縁23aに接触して第2の端子板部23に導通状態にされる第2接触部33と、これらの第1接触部31と第2接触部33との間を連結した導通板部34と、この導通板部34の上に溶着される金属チップ35とを備えている。
導通板部34は、過電流により所定の昇温を示すように断面積が設定されている。金属チップ35は、バスバー2に使用される金属板よりも融点が低い錫や鉛等の合金製の金属チップで、過電流による導通板部34の昇温により溶融して導通板部34を確実に溶断させる。
即ち、可溶体部3は、第1の端子板部21と第2の端子板部23との間を、過電流により溶断可能に導通接続する。
ヒューズハウジング6は、図5及び図6に示すように、インサート成形により、図3に示したバスバー2を収容した形態に一体成形される。ヒューズハウジング6をインサート成形するときには、可溶体部3は組み込まれていない。インサート成形されるヒューズハウジング6には、可溶体部3を着脱可能に収容する可溶体収容空間61が、有底構造に形成される。
可溶体収容空間61は、可溶体部3の裏面側を覆う底壁部63を有した有底構造である。本実施形態の場合、可溶体収容空間61には、図7に示すように、可溶体収容空間61に組み付けられる可溶体部3を、バスバー2に導通接触状態に位置決めする位置決め部65,66を備えている。
位置決め部65は、可溶体部3の一端の第1接触部31を第1の端子板部21に導通接触した状態に位置決めする窪み(段差部)である。位置決め部66は、可溶体部3の他端の第2接触部33を第2の端子板部23に導通接触した状態に位置決めする窪み(段差部)である。
バスバー2の第1の端子板部21と第2の端子板部23との間を導通接続する2本の可溶体部3は、図8に示すように、両端を可溶体収容空間61の位置決め部65,66に位置決めした後、透明樹脂製のカバー7がヒューズハウジング6に装着される。
カバー7は、可溶体収容空間61の開放部に着脱可能に取り付けられて、可溶体収容空間61の開放部を覆う。本実施形態のカバー7は、図9に示すように、可溶体部3の表面側を覆う平板部71と、平板部71に突設された弾性係止片73,74とを備えている。
ヒューズハウジング6の可溶体収容空間61には、図5に示すように、カバー7の弾性係止片73,74を係止する係止突起67,68が設けられている。
カバー7は、可溶体収容空間61の上方から可溶体収容空間61に組み付けたときに、上記の弾性係止片73,74が係止突起67,68に係止されることで、ヒューズハウジング6に固定される。
なお、カバー7には、図1に示したように、可溶体収容空間61内に収容される各可溶体部3の位置に対応して、各可溶体部3の定格等の情報8が印字される。
以上に説明した第1実施形態のヒューズユニット1では、可溶体部3がバスバー2とは別体になっているため、図5及び図6に示すようにインサート成形によりバスバー2を収容した形態にヒューズハウジング6をバスバー2に一体成形した後、ヒューズハウジング6の可溶体収容空間61に可溶体部3を組み付けるという製造方法を採用することができる。
そして、この製造方法による場合は、ヒューズハウジング6に形成する可溶体収容空間61は、両側を開放した構造ではなく、図5及び図6に示したように、可溶体部3の裏面側を覆う底壁部63を有した有底構造にすることができる。
そのため、可溶体収容空間61の開放部を覆う透明樹脂製のカバー7は、図9に示すように、可溶体収容空間61の片側を覆う単純な板状構造にすることができる。従って、可溶体収容空間の両側を覆う側面視コ字状構造をした従来のカバー(図21参照)と比較すると、カバー7の片開きストロークが図9(a)のY1で済み、可溶体部3を覆う透明樹脂製のカバー7の小型化と、該カバー7の型開きストロークの短縮とを実現することができる。
従って、ヒューズユニット1の低コスト化と生産性の向上とを図ることができる。
更に、以上に説明した第1実施形態のヒューズユニット1では、ヒューズハウジング6をインサート成形した際に、可溶体収容空間61には、可溶体部3の一端が第1の端子板部21に導通接触し、且つ可溶体部3の他端が第2の端子板部23に導通接触するように、装着される可溶体部3を位置決めする位置決め部65,66が備えられる。
そして、可溶体収容空間61に位置決め部65,66を備えることによって、可溶体収容空間61に可溶体部3を装着する際に、別途に位置決め治具等が必要とならず、可溶体部3の組み付け性が向上し、ヒューズユニット1の生産性を向上させることができる。
[第2実施形態]
図10及び図11は、本発明に係るヒューズユニットの第2実施形態を示したもので、図10は第2実施形態のヒューズユニットの平面図、図11は図10に示したヒューズユニットに組み付けられる可溶体部の単体の拡大斜視図である。
この第2実施形態のヒューズユニット1Aは、第1実施形態のヒューズユニット1の一部を改良したものである。このヒューズユニット1Aは、第1実施形態のバスバー2をインサート成形したヒューズハウジング6の可溶体収容空間61に、透明カバー付きの複数の可溶体部3Aが着脱可能に装着される。
このヒューズユニット1Aでは、第1実施形態に示したカバー7や可溶体部3は使用していない。
ヒューズユニット1Aを構成するバスバー2やヒューズハウジング6は、第1実施形態と同様の構成であり、同様の構成に付いては、同番号を付して説明を省略する。
可溶体部3Aは、図11に示すように、金属板の打ち抜きにより製造される可溶体本体30と、該可溶体本体30の表面を覆うように可溶体本体30に固定される透明樹脂製の保護カバー37とを備えている。
可溶体本体30は、第1実施形態の可溶体部3と同一の構成で、図10及び図11に示すように、第1の端子板部21の端縁21aに接触して第1の端子板部21に導通状態にされる第1接触部31と、第2の端子板部23の端縁23aに接触して第2の端子板部23に導通状態にされる第2接触部33と、これらの第1接触部31と第2接触部33との間を連結した導通板部34と、この導通板部34の上に溶着される金属チップ35とを備えている。導通板部34や金属チップ35は、第1実施形態と同様のため、説明は省略する。
保護カバー37は、可溶体本体30の上に固定可能に、透明樹脂材料の射出成形等により形成されて、金属板の打ち抜きにより形成された可溶体本体30に熱融着等により固定される。
また、保護カバー37は、可溶体本体30に固定される前に、予め、組み付ける可溶体本体30に対応する定格等の情報8が印字される。
以上に説明した可溶体部3Aは、図12に示す製造方法で、バスバー2とは別体に、製造される。
この製造方法は、図12に示すように、母材形成工程K1と、チップ固定工程K2と、カバー装着工程K3と、印字工程K4と、切り離し工程K5と、を順に実施する。
母材形成工程K1は、金属板の打ち抜き加工(プレス加工)により、図13に示す可溶体母材41を形成する工程である。
可溶体母材41は、複数の可溶体原形部42がキャリア部43を介して連結した構造である。可溶体原形部42は、可溶体部3Aの可溶体本体30の展開形状で、第1の端子板部21に接続される第1接触部31と、第2の端子板部23に接続される第2接触部33と、第1接触部31と第2接触部33との間を連結する導通板部34と、を備えている。
チップ固定工程K2は、可溶体母材41上の各導通板部34に、溶断させる定格に対応した金属チップ35を溶着させる工程である。このチップ固定工程K2は、具体的には、金属チップ35を導通板部34上の加締め爪34aにより加締め付ける加締め工程と、加締め付けた金属チップ35を加熱して溶着させる加熱工程とから構成される。図13において、領域L1の可溶体原形部42は、加締め工程により導通板部34への金属チップ35の加締め付けが完了した状態を示している。また、図13において、領域L2の可溶体原形部42は、加熱工程により導通板部34への金属チップ35の溶着が完了した状態を示している。
カバー装着工程K3は、チップ固定工程K2を終えた可溶体母材41上の可溶体原形部42の1つ1つに、可溶体原形部42の上を覆う透明樹脂製の保護カバー37を組み付ける工程である。図13において、領域L3の可溶体原形部42は、当該カバー装着工程K3により、可溶体原形部42上に保護カバー37が固定された状態を示している。
印字工程K4は、可溶体原形部42に固定された保護カバー37の表面に、定格(溶断する電流値など)等の情報8を印字する工程である。
図13において、領域L4の可溶体原形部42に固定された保護カバー37は、当該印字工程K4により情報8の印字が完了した状態を示している。
切り離し工程K5は、印字工程を終えた可溶体原形部42をキャリア部43から切り離して、図11に示した単品の可溶体部3Aとする工程である。図13において、隣接する可溶体原形部42間を横断する破線Hは、切り離し位置を示している。
図12に示した各製造工程は、通常、一連の製造ライン上で可溶体母材41を図13の矢印X方向に搬送して、順に実施される。
図12及び図13に示した可溶体部3Aの製造方法では、車種等に応じて形状が変わるバスバー2とは別に、可溶体部3Aのみを製造するため、可溶体部3Aの製造ラインでは寸法の大きなバスバーの搬送が必要なく、可溶体部3Aの製造ラインの小型化を図ることができる。
また、バスバー2上での配置や向き等に関係なく、複数の可溶体部3Aを一定の間隔、向きで連続的に製造することができる。そのため、製造ライン上で金属チップ35の加締め処理を実施する間隔や、溶着処理を実施する間隔等の調整作業の頻度を大幅に低減させて、生産性の向上を図ることができる。
また、透明樹脂製の保護カバー37が、可溶体部単位で設けられるため、複数の可溶体部の上を一括して覆うようにヒューズハウジング6に取り付けられるタイプの透明樹脂製のカバー(例えば、図9のカバー7)と比較して、材料コストの高いカバーを更に小型化することができ、更に低コスト化を図ることができる。
そして、上記第2実施形態のヒューズユニット1Aでは、可溶体収容空間61に配列される各可溶体部3Aは、既に、透明樹脂製のカバーの装着や該カバーへの定格の印字等が可溶体部単体で完了しているため、搭載車種毎に、ヒューズハウジングが設計変更されて可溶体部の配置等が変わる場合でも、可溶体部を覆う透明樹脂製のカバーや該カバーへの定格の印字等は設計し直す必要がなく、ヒューズハウジングの設計変更等を容易にすることができる。
[第3実施形態]
図14及び図15は本発明に係るヒューズユニットの第3実施形態を示したもので、図14は第2実施形態のヒューズユニットの斜視図、図15は図14に示したヒューズユニットの正面図である。
この第3実施形態のヒューズユニット1Bは、図22に示したヒューズユニット121を改良したもので、金属板製のバスバーを収容した樹脂製のヒューズハウジング131Bと、該ヒューズハウジング131Bに着脱可能に装着される複数の可溶体部3Aとで構成されている。
ヒューズハウジング131Bは、図22に示したヒューズハウジング131を改良したもので、可溶体収容空間として、図12及び図13に示した製造方法で形成した複数の可溶体部3Aが着脱可能に装着される可溶体収容部129Bを備えている。可溶体収容部129Bは、可溶体部3Aの裏面側を覆う壁部141を有した有底構造に形成されている。
この第3実施形態のヒューズユニット1Bは、可溶体収容部129Bに収容される各可溶体部3A自体にその表面を覆う保護カバー37が設けられているため、可溶体収容部129Bの上を一括して覆う透明樹脂製のカバー(図22のカバー133)は、不要である。
図14及び図15に示した第3実施形態のヒューズユニット1Bでは、可溶体収容部129Bに配列される各可溶体部3Aは、既に、透明樹脂製のカバーの装着や該カバーへの定格の印字等が可溶体部単体で完了しているため、搭載車種毎に、ヒューズハウジングが設計変更されて可溶体部の配置等が変わる場合でも、可溶体部を覆う透明樹脂製のカバーや該カバーへの定格の印字等は設計し直す必要がなく、ヒューズハウジングの設計変更等を容易にすることができる。
なお、本発明のヒューズユニットは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。また、前述した各実施形態において例示したバスバーや可溶体部やカバーの具体的構造等は、本発明の目的を達成できるものであれば、任意であり、前述した実施形態に限定されない。
1,1A,1B ヒューズユニット
2 バスバー
3 可溶体部
3A 可溶体部
6 ヒューズハウジング
7 カバー
8 定格等の情報
21 第1の端子板部
23 第2の端子板部
30 可溶体本体
31 第1接触部
33 第2接触部
34 導通板部
34a 加締め爪
35 金属チップ
37 保護カバー(カバー)
41 可溶体母材
42 可溶体原形部
43 キャリア部
61 可溶体収容空間
63 底壁部(壁部)
65,66 位置決め部
71 平板部
129B 可溶体収容部(可溶体収容空間)

Claims (3)

  1. バッテリー端子に導通接続される第1の端子板部と出力側電装回路に導通接続される第2の端子板部とを備える金属板製のバスバーと、
    前記バスバーとは別体に形成されて過電流により溶断するように前記第1の端子板部と前記第2の端子板部との間を導通接続する、可溶体母材上の導通板部に金属チップを溶着された可溶体部と、
    前記バスバーを収容すると共に、前記可溶体部を収容する可溶体収容空間を有する樹脂製のヒューズハウジングと、を備えたヒューズユニットであって、
    前記可溶体部が前記可溶体収容空間に着脱可能に収容され、
    前記ヒューズハウジングが前記可溶体部の裏面側を覆う壁部を有した有底構造に形成されたヒューズユニットにおいて、
    前記可溶体部が、前記可溶体母材上の各導通板部に金属チップを溶着した複数の可溶体原形部の1つ1つに、前記可溶体原形部の金属チップ溶着側だけの上を覆う透明樹脂製の保護カバーを組み付け、前記保護カバーの表面に定格を印字したものであることを特徴とするヒューズユニット。
  2. 前記ヒューズハウジングがインサート成形により前記バスバーを収容した形態に一体成形されると共に、前記可溶体収容空間には、前記可溶体部の一端が前記第1の端子板部に導通接触し他端が前記第2の端子板部に導通接触するように、装着される前記可溶体部を位置決めする位置決め部を備えることを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット。
  3. バッテリー端子に導通接続される第1の端子板部と出力側電装回路に導通接続される第2の端子板部とを備える金属板製のバスバーとは別体の、可溶体母材上の導通板部に金属チップを溶着された可溶体部の製造方法であって、
    前記第1の端子板部に接続される第1接触部と、前記第2の端子板部に接続される第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部との間を連結する導通板部と、を備えた複数の可溶体原形部が、キャリア部を介して連結した可溶体母材を、金属板の打ち抜きで形成する母材形成工程と、
    溶断させる定格に対応した金属チップを、前記可溶体母材上の各導通板部に溶着するチップ固定工程と、
    前記チップ固定工程を終えた前記可溶体原形部の1つ1つに、前記可溶体原形部の金属チップ溶着側だけの上を覆う透明樹脂製の保護カバーを組み付けるカバー装着工程と、
    前記保護カバーの表面に前記定格を印字する印字工程と、
    前記印字工程を終えた前記可溶体原形部を前記キャリア部から切り離して、単品の前記可溶体部とする切り離し工程とを備えることを特徴とする可溶体部の製造方法。
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