JP5638782B2 - 棒状油性化粧料及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、棒状油性化粧料及びその製造方法に関する。
油性化粧料を棒状容器に充填した棒状油性化粧料は、口唇用化粧料をはじめとする各種化粧料として汎用されている。最近の消費者は、棒状化粧料として、柔らかく艶があり、伸びのよいものを求めている。
また、棒状油性化粧料は、多くの場合繰り出し容器(特許文献1〜3)に充填されるものである。その際の成形としては、金属性の金型において成形した後に繰り出し容器に充填する方法、棒状容器に直接充填する方法等がある。このような方法のうち、金属性の金型において成形した後に繰り出し容器に充填する方法は、コストが高くなる、冷却水を使用するため、構造が複雑となり水漏れを生じやすいという欠点がある。
しかしながら、油性化粧料を上述したような柔らかい組成とした場合、棒状容器に直接充填する方法による充填方法に充分適用できず、充填成型時にカプセル等の充填容器からの離型性が悪くなってしまうという問題がある。更に、製造において冷却工程の効率が悪い場合には、棒状油性化粧料に歪を発生しやすいという問題もある。更に、使用時に折れの問題を生じたり、容器のスリーブやカプセルに対して離型性が悪くなったりする。容器内のスリーブに強く付着した場合には、繰出し、繰り下げ時にストレスが加わり、棒状油性化粧料が崩れたりちぎれたりするため、使用性が悪くなってしまう。
特公平5−3450号公報 特開2005−306845号公報 特開2006−199644号公報
本発明は上記に鑑み、良好な成形性を有し、使用時に折れの問題がなく、且つ唇等に塗布した際に軟らかく、伸びが良く、艶があり、直接充填容器にも適用することができる棒状油性化粧料を提供することを目的とするものである。
本発明は、ワックスの総量が9〜13質量%、水添ポリイソブテンを10〜30質量%及び無水ケイ酸を4〜10質量%含有し、27mm角の金属型で固化した際の油性化粧料の収縮率が1.5〜2.5である化粧料組成物を調製する工程(1)、並びに、前記工程(1)によって得られた化粧料組成物を直接充填容器に充填する工程(2)を有し、上記充填容器は、樹脂製カプセルを装着し容器中に油性化粧料を充填後にカプセルを離脱させる容器であることを特徴とする棒状油性化粧料の製造方法でもある。
本発明の棒状油性化粧料は、良好な成形性を有し、使用時に折れの問題がなく、且つ唇等に塗布した際に軟らかく、伸びが良く、艶があり、かつ、低コストである直接充填容器に使用することができるという効果を有する。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の棒状油性化粧料は、特定量のワックス成分及び水添ポリイソブテンを含有し、特定の収縮率を有するものである。上述した要件を満たすことによって、離型性や折れの問題を生じず、伸び、艶という使用性において優れた性能を有する棒状油性化粧料とすることができる。
上述したような柔らかい組成の棒状油性化粧料は、直接充填容器に充填する方法によって成形した場合には、離型性や折れといった問題を生じやすかった。このような問題が生じた原因を検討した結果、加熱して液状となった棒状油性化粧料を容器に充填した後、冷却固化する工程における化粧料の収縮特性が重要な問題であることが明らかになった。すなわち、直接充填容器に充填した棒状油性化粧料においては、収縮が小さすぎる化粧料組成であると、離型性が悪くなることから、成形時にカプセルに付着したりしやすくなるし、繰出し、繰り下げ時にストレスが加わることによって崩れ等の原因となる。他方、収縮率が大きすぎると、棒状の形状が細くなりすぎて、使用時に折れやすくなったり使用感が悪くなったりする。
以上の観点から、化粧料の組成を特に柔らかいものとして、収縮率を特定の範囲のものに限定することによって、上述したような問題は解消され、直接充填容器に充填した場合であっても、問題を生じることなく優れた性能の棒状油性化粧料を得ることができる。
本発明の棒状油性化粧料は、ワックスの総量が9〜13質量%である。ワックスの総量をこのような範囲のものとすることによって、軟らかく、伸びがよく、艶がある化粧料となる。本発明の棒状油性化粧料は、このようにワックスが少ない柔らかな化粧料において生じる問題を解消するためのものである。
上記ワックスとしては、化粧料分野において一般的なものを使用することができ、ミツロウ、サラシミツロウ、鯨ロウ、セラックス等の動物性ワックス;キャンデリラロウ、カルナウバロウ、コメヌカロウ、モクロウ等の植物性ワックス;マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、セレシン、合成炭化水素ワックス等の鉱物性ワックスのいずれも使用することができる。
本発明の棒状油性化粧料は、水添ポリイソブテンを10〜30質量%含有するものである。上記範囲内とすることで、伸びが良く、良好な艶を呈する棒状化粧料を得ることができる。
上記水添ポリイソブテンは、化粧品原料として汎用されているものであり、精製ポリブテンHV−100F(SB)(日本ナチュラルプロダクツ社製)、ポリブテン100R、ポリブテン300R、ポリブテン300H、ポリブテン2000H(以上、出光興産社製)、パールリーム18、パールリーム24、パールリーム46(以上、日本油脂社製)等の市販品を使用することができる。
本発明の棒状油性化粧料は、油性化粧料において汎用されるその他の成分を使用することができる。
使用することができる油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源や液体油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤等を利用することができる。具体的には、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン等の炭化水素類;オリーブ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソステアリル、トリオクタン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油等のエステル類;ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類;ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール類;高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサン、部分架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤;ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体が挙げられ、油性ゲル化剤として、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミチン酸デキストリン、パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸/ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル類;ステアリン酸スクロース、酢酸ステアリン酸スクロース等のショ糖脂肪酸エステル;イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム及びジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト等の有機変性粘土鉱物;リンゴ酸ジイソステアリル;水添パーム油、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、モノステアリン酸硬化ヒマシ油、ヒマシ油、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリルラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリン/ベヘニル)ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル等、ワセリン、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルテトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエチスリチルのペースト状油剤等を挙げることができる。
更に、赤色202号、黄色4号等の有機色素及びそのレーキ化物、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄等の無機着色顔料、雲母チタン、ベンガラ被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラスフレーク等の光輝性着色顔料、マイカ、タルク、カオリン、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機粒子、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン、メチルシロキサン網状重合体、セルロースパウダー等の有機粒子、防腐剤、香料、植物抽出物、抗酸化剤等を配合することができる。
本発明の棒状油性化粧料は、27mm角の金属型で固化した際の収縮率が1.5〜2.5である油性化粧料を直接充填容器に充填してなるものである。油性化粧料は、収縮率が上記範囲内であることによって、成形性が良好なものとなる。すなわち、本発明はワックス量が少なく、高粘度油剤が多い上述したような組成を有する柔らかい油性化粧料であっても、離型性,崩れやちぎれという問題を生じにくくしたものである。上記油性化粧料の収縮率が1.5未満であると、容器内のスリーブやカプセルに化粧料が付着し、離型性が悪いという問題を生じる。収縮率が2.5を超えると棒状の形状が細くなりすぎるため使用時に折れやすくなってしまう。
収縮率を上述した範囲内のものとする方法は特に限定されないが、例えば、以下に記載する無水ケイ酸の添加量を調整することによって、所定の収縮率を有する棒状油性化粧料とすることができる。
本発明の油性化粧料は、無水ケイ酸を含有することが好ましい。上記無水ケイ酸を含有することによって、化粧料の収縮率をコントロールできる。上記無水ケイ酸の含有量は、化粧料全量に対して4〜10質量%であることがより好ましい。上述した範囲内のものとすることで、本発明の所定の収縮率を有するものとすることが容易となる。上記無水ケイ酸を添加することによって、化粧料のにじみを抑制し滑らかでありながら安定した強度を得ることができる点で好ましい。
上記無水ケイ酸は、粒子径が10〜30μmであることが好ましい。上記無水ケイ酸の粒子径が10μ未満であると、強度が不充分となるおそれがある。上記無水ケイ酸の粒子径が30μmを超えると、充填成型性が充分に改善されない場合がある。
本発明の棒状油性化粧料は、直接充填容器に充填するものである。直接充填容器とは、化粧料を容器中に直接充填することで成形する容器を指すものである。更に好ましくは、油性化粧料を直接充填する棒状容器、樹脂製カプセルを装着し容器中に油性化粧料を充填後にカプセルを離脱させる容器、棒状バック充填容器を使用することが特に好ましい。これらの容器を使用した場合は、従来の化粧料においては、製造時に容器内のスリーブやカプセルに化粧料が付着しやすいという問題を生じていた。しかし、本発明の化粧料は収縮率が1.5〜2.5であることから、製造上の問題を生じることがなく、柔らかい組成の化粧料を得ることができる。更に、使用時においても、折れや繰り下げ時における棒状油性化粧料の崩れやちぎれを生じることもない。また、金属性の金型によって成形した棒状化粧料を使用した化粧料の場合は、口紅金型の寸法と容器の寸法には挿し易いようにクリアランスを取っている。このため、収縮した場合にはクリアランスが更に広がることによって、容器から抜け落ちるという問題を生じてしまう。よって、本発明は直接充填容器に使用する油性化粧料においてのみ、好適に使用することができるものである。
繰り出し容器としては、充填部材内の棒状油性固形化粧料を繰り出したり引き戻したりすることができるものであることが好ましく、例えば、容器前部と当該容器前部に相対回転可能とされた容器後部とが一方向に相対回転されると、充填部材内に配設された移動体が前進し棒状油性固形化粧料を容器先端の開口部から出現させ、容器前部と容器後部とが一方向とは反対方向の他方向に相対回転されると、前進した移動体が後退し充填部材内の減圧作用(密閉状態を保つ作用)により棒状油性固形化粧料を引き戻す機構を有しているものが利用できる。
本発明の棒状油性化粧料は、特に製造方法を限定するものでなく、通常の化粧料の製造方法によって製造することができる。より具体的には、以下の製造方法によって製造することができる。以下に詳述する棒状油性化粧料の製造方法も本発明の一つである。
まず、上述した各成分を所定の量で含有し、特定の収縮率を有する化粧料組成物を調製する(工程(1))。上記工程(1)において化粧料の製造方法は特に限定されず、通常の方法によって製造することができる。
化粧料の充填方法としても特に限定されず、棒状容器に油性化粧料を直接充填し、冷却後棒状油性化粧料を得る方法、樹脂製カプセルを装着した容器に油性化粧料を直接充填し、冷却後、カプセルを離脱させ棒状化粧料を得る方法、棒状バック充填容器を冷却する方法等によって充填することができる。本発明の棒状油性化粧料においては、これらの他の方法によって製造する場合に生じていた離型性の悪さ等の問題を生じることがなく、得られた棒状油性化粧料も折れや繰り下げ時における崩れやちぎれという問題を生じることもない。
上記成形工程における充填後の冷却は、冷却空気によるものであっても、水によるものであってもよい。冷却空気による冷却は、一般的には、空気の温度コントロールが容易で、設備が簡易的であるという利点を有する一方、冷却効率が悪く、棒状化粧料に歪が生じやすい、という問題を有する。しかし、本発明の棒状油性化粧料は、上述したような成形性が良好なものであることから、冷却空気によって冷却した場合でも、良好な性質を有する化粧料を、成形性に問題を生じることなく得ることができる。
本発明の棒状油性化粧料は、口紅、リップクリーム、ファンデーション、アイカラー、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、コンシーラー、サンスクリーン剤、化粧下地料、頭髪化粧料(チークカラー、ポマード等)、制汗剤、脱毛剤等の種々の化粧料として使用することができる。なかでも特に口紅、リップクリーム等の口唇用化粧料として好適に使用することができる。
以下、実施例及び比較例を挙げ本発明を詳説するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。尚、実施例及び比較例に示す%とは質量%である。
<実施例1〜6、比較例1〜6(口紅)>
<調製方法>
成分1〜9を均一に溶解混合した後、成分10〜14を加え混練し、半製品を得る。その半製品を脱気した後容器に充填して目的の口紅を得る。なお、充填は樹脂製カプセルを装着した容器に油性化粧料を直接充填し、冷却後、カプセルを離脱させ棒状化粧料を得る方法によって行った。得られた棒状口紅を以下に示した評価方法によって評価した。結果を表1に示す。なお、表1中で使用したシリカは粒子径10μmのものである。
<評価方法>
(充填成形性)
成形中のカプセルの離型性を目視観察した。更に、繰り出し、繰り下げを行った場合の口紅に崩れ、ちぎれが生じないかを目視観察し、以下の基準によって判定した。
◎:カプセルから完全に離型でき、成形中の離型性,繰り出し繰り下げ時の崩れ、ちぎれが生じない。
○:カプセルへの付着が少しあるが、成形中の離型性,繰り出し繰り下げ時の崩れ、ちぎれが生じない。
×:成形中の離型性が悪く、繰り出し繰り下げ時に崩れ、ちぎれが生じた。
(使用テスト)
女性パネラー20名に、実施例、比較例を塗布してもらい、以下の項目について4点から1点までの4段階評価をしてもらい、点数が高いほうがより良い評価とした。
・使用時の折れ
・塗布時の柔らかさ
・塗布時の伸び
・艶
そして20名のつけた点数の平均において、
◎:4.0〜3.5以上
○:3.5未満〜2.5以上
△:2.5未満〜1.5以上
×:1.5未満
の基準によって判定した。
(収縮率)
27mm角、深さ5mmの金型に油性化粧料を流し込み、室温(25℃)に約2分放置後、冷凍庫(−15℃)にて15分冷却固化させる。取り出した際の縦横寸法を測定し、以下の式により面積比率を計算する。
収縮率=[(金型の面積−冷却後の化粧料の面積)/(金型の面積)]×100(%)
表1の結果から、本発明の棒状油性化粧料は、化粧料の使用感及び成形性の両方に優れた性能を有するものであることは明らかである。一方、ワックスの総量、水添ポリイソブテンの含有量、油性化粧料の収縮率のいずれかが本発明の範囲外のものである比較例の棒状油性化粧料は、使用感又は成形性のいずれかに劣っており、好適な化粧料は得られない。
本発明の化粧料は、口紅、リップクリーム、ファンデーション、アイカラー、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、コンシーラー、サンスクリーン剤、化粧下地料、頭髪化粧料(チークカラー、ポマード等)、制汗剤、脱毛剤等の種々の化粧料として使用することができる。

Claims (1)

  1. ワックスの総量が9〜13質量%、水添ポリイソブテンを10〜30質量%及び無水ケイ酸を4〜10質量%含有し、
    27mm角の金属型で固化した際の油性化粧料の収縮率が1.5〜2.5である化粧料組成物を調製する工程(1)、並びに、
    前記工程(1)によって得られた化粧料組成物を直接充填容器に充填する工程(2)
    を有し、
    上記充填容器は、樹脂製カプセルを装着し容器中に油性化粧料を充填後にカプセルを離脱させる容器であることを特徴とする棒状油性化粧料の製造方法。
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