JP5638028B2 - 画像形成装置、及び定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体に転写された現像剤像を熱定着する画像形成装置、及び定着装置に関する。
媒体としての記録紙に未定着の粉体のトナー(現像剤)が飛散し、飛散したトナーが記録紙が通過する搬送路(搬送ルート)上に付着・堆積すると、記録紙の染みや画像汚れの原因になる。その為、従来では、搬送ルート(例えば、定着前ガイド)上に付着するトナーを、静電気力を用いて弾き飛ばすことにより記録紙の染みや画像汚れを抑制していた(特許文献1参照)。
特開2010−085799号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、記録紙の裏面をガイドする定着前ガイドからトナー(現像剤)を弾き飛ばすように構成されているので、定着部材を内包する筐体の上部(例えば、記録紙が挿入する入り口の上部など)にトナーが付着し、これが堆積していくと、あるとき、トナー(現像剤)の塊として、搬送中の記録紙上に落ちてくることがあるという問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、定着部材を内包する筺体に付着した現像剤を排除することができる画像形成装置、及び定着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、媒体上に現像剤を用いて画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置であって、前記画像形成部により媒体上に転写された現像剤像を熱定着させる定着部材、及び前記定着部材を内包すると共に、前記媒体を挿入するための挿入口が形成された筺体を有する定着部と、前記筺体に対して取り替え可能に配設され、搬送ルートの周辺に飛散した前記現像剤を付着する現像剤付着手段と、を備え、前記現像剤付着手段の一部は、前記挿入口の上部を覆い隠す、ことを特徴とする。
本発明によれば、定着部材を内包する筺体に付着した現像剤を排除することができる。
第1実施形態に係るプリンタの外観斜視図である。 第1実施形態に係るプリンタの概略断面図である。 第1実施形態に係る定着部の構成を説明するための図であり、(a)が定着部のA−A縦断面図であり、(b)が定着部の正面図である。 第1実施形態に係る定着部の外観斜視図である。 第2実施形態に係る定着部の構成を説明するための図であり、(a)が定着部のB−B縦断面図であり、(b)が定着部の正面図である。 第2実施形態に係る回転体の外観斜視図である。 第2実施形態に係る回転体の構成を説明するための図であり、(a)が回転体の要部拡大斜視図(1)であり、(b)が回転体の要部拡大斜視図(2)である。 第2実施形態に係るダイヤル番号を説明するための図である。 第1実施形態に係る定着部の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、参照する図面において、本発明を構成する部材の寸法は、説明を明確にするために誇張して表現されている。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
≪第1実施形態に係る画像形成装置の構成≫
図1及び図2を参照して、画像形成装置としてのプリンタ1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1の外観斜視図である。図2は、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1の概略縦断面図である。
画像形成装置としてのプリンタ1は、プリンタ本体1aの正面に設けられ、液晶ディスプレイを有する操作パネル1bと、プリンタ本体1aの側面に設けられ、下辺を回転軸として開閉可能であり、開状態で印刷用の媒体Sを上部に蓄積可能な手差しトレイ2aと、プリンタ1の下部に設けられ、内部に印刷用の媒体Sを収納可能な給紙トレイ2bと、手差しトレイ2aから媒体Sを給紙する給紙ローラ3aと、給紙トレイ2bから媒体Sを給紙する給紙ローラ3bと、給紙ローラ3a,3bを通過した媒体Sをプリンタ本体1aの内部を下流に向かう方向(矢印A方向)に搬送する搬送ローラ4と、現像部6、及び転写部7で構成され、搬送ローラ4を通過した媒体Sにトナー像を形成する画像形成部5と、画像形成部5が媒体S上に形成したトナー像を媒体Sに定着する定着部11と、定着部11の近傍に配設され媒体Sを定着部11から排出する搬送ローラ14と、搬送ローラ14を通過した媒体Sをプリンタ本体1aの内部を下流に向かう方向(矢印C方向)に搬送する搬送ローラ15と、搬送ローラ15を通過した媒体Sをプリンタ本体1aの外部に排出する排出ローラ16と、記憶部80と、制御部90とで構成される。続いて、画像形成部5、定着部11、記憶部80、及び制御部90の構成について詳細に説明する。
<画像形成部>
画像形成部5は、搬送方向に一列に並べられ、各構成がシアン(C)/イエロ(Y)/マゼンタ(M)/ホワイト(W)の各色のトナー像(現像剤像)を形成する現像部6と、各色のトナー像の元となる静電潜像を感光ドラム6aに形成する光ヘッド1dと、現像部6の下部に配設され、現像部6が形成したトナー像を媒体Sに転写する転写部7とで構成される。以下では、各構成を詳細に説明する。
(現像部、光ヘッド)
現像部6は、感光ドラム6aと、帯電ローラ6bと、トナーカートリッジ6cと、供給ローラ6dと、現像ローラ6eとで構成される。
感光ドラム6aは、所定の回転速度で回転可能であり、表面に電荷を蓄える感光層が形成され、光ヘッド1dによる露光によって表面の電荷を除去することができる。帯電ローラ6bは、一定の圧力で感光ドラム6aの表面に接触し、所定電圧を印加することで感光ドラム6aを帯電する。光ヘッド1dは、感光ドラム6aの上部に配設され、露光によって感光ドラム6aの表面の電荷を除去することで、表面に静電潜像を形成する。
トナーカートリッジ6cは、各色の現像剤(トナー)が収納される。供給ローラ6dは、現像ローラ6eと一定の圧力で接触し、トナーカートリッジ6cから供給されたトナーを現像ローラ6eに供給する。現像ローラ6eは、所定のバイアス電圧が印加され、現像ローラ6eと感光ドラム6aに形成される静電潜像との間の電位差(電界)により、供給ローラ6dを介して供給されたトナーを静電潜像に移動させる。これにより、感光ドラム6aに形成される静電潜像が現像され、トナー像が感光ドラム6a上に形成される。
(転写部)
転写部7は、各々の現像部6の下部に配設される転写ローラ8と、転写ベルト9と、駆動ローラ10aと、従動ローラ10bとで構成される。
転写ローラ8は、感光ドラム6aに形成されるトナー像と逆の極性のバイアス電圧が印加される。転写ベルト9は、導電材料にて形成され、転写ローラ8のバイアス電圧が伝達される。これにより、転写ベルト9上を搬送される媒体S上に、感光ドラム6a上に形成されるトナー像がクーロン力により転写される。駆動ローラ10aは、転写ベルト9の一方を懸架し、回転することで転写ベルト9上の媒体Sを矢印B方向に搬送する。従動ローラ10bは、転写ベルト9の他方を懸架し、転写ベルト9を介することで、駆動ローラ10aに従動して回転する。
<定着部>
図3ないし図4を参照し、第1実施形態に係る定着部11の構成を説明する。図3の(a)は、第1実施形態に係る定着部11のA−A縦断面図であり、(b)は第1実施形態に係る定着部11の正面図である。図4は、第1実施形態に係る定着部11の外観斜視図である。
定着部11は、内部の定着熱発生器(例えば、ハロゲンランプ)によって熱せられ、転写部7により転写された媒体S上のトナー像を熱定着する加熱ローラ12と、媒体Sを挟んで加熱ローラ12と対向する位置に配設され、加熱ローラ12に押圧する加圧ローラ13と、加熱ローラ12及び加圧ローラ13を内包し、媒体Sを挿入する挿入口11b、挿入口11bが形成される面と対向する面に形成され、媒体Sが排出する排出口11c、及びプリンタ1(図1参照)のユーザが定着部11をプリンタ1から取り出す際に把持するコの字状(U字状)の把持部11dが形成される筺体11aと、飛散するトナーが付着し、正方形状の粘着シート18(図3(b)では3枚)を用いて挿入口11bの上部に接着されることで、取り替え可能なトナー付着シート17と、を備える。以降では、現像部6に対向する面(本実施形態では、挿入口11bが形成される面とも言える)を、定着部11の正面と呼ぶこととする。また、加熱ローラ12及び加圧ローラ13を、定着部材と呼ぶ場合がある。以下では、トナー付着シート17の詳細を説明する。
(トナー付着シート)
現像剤付着手段としてのトナー付着シート17は、媒体Sに定着される前のトナー像を形成する一部のトナーや、搬送ルート上に付着したトナーが飛散した場合に、この飛散したトナー(以下「飛散トナー」と呼ぶ場合がある)が付着する付着部17aを表面に有する。付着部17aは、定着部11が温度上昇した場合に、熱変形しない程度の耐熱性を備えると共にトナーが付着しやすい材料(例えば、耐熱性のPVC(塩化ビニル))で形成される。なお、トナー付着シート17の表面に限らず、トナー付着シート17の全体を付着部17aで構成してもよい。
また、トナー付着シート17は、両端が上方に延在する延在部17bを有し、延在部17bが定着部11の上方に突出する。そのため、プリンタ1(図1参照)のユーザは、延在部17bを掴むことで定着部11に接触することなくトナー付着シート17を新しいものに取り替えることが可能になる。これにより、定着部11が高温である場合でも、ユーザが火傷をする虞がない。
なお、定着部11の正面に、トナー付着シート17を取り替える際に位置決めとなるマーク19を刻印等の手段を用いて形成するのが好適である。これにより、プリンタ1(図1参照)のユーザは、トナー付着シート17の取り替えを容易に行うことができる。
(記憶部)
記憶部80は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。
記憶部80には、プリンタ1に接続される図示せぬ上位装置(例えば、PC)から送信される印刷画像データや、プリンタ1が稼働するために必要な情報を格納している。また、記憶部80は、トナー付着シート17の取替時期に関する取替時期情報が格納される。本実施形態では、取替時期は、画像形成部5が印刷する枚数に対応付けて、印刷枚数が所定値を超えた場合(例えば、2万5千枚を超えた場合)とする。
(制御部)
制御部90は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。
制御部90は、プリンタ1内の装置(画像形成部5など)を制御し、プリンタ1に接続される図示せぬ上位装置から送信される印刷画像データに基づく印刷画像を媒体S上に形成する。また、制御部90は、画像形成部5が印刷画像を形成する回数をカウントし、カウントが記憶部80に格納される取替時期情報を超えた場合に、トナー付着シート17の取替指示を出力部としての操作パネル1bに出力する。ここで、取替指示は、例えば「トナー付着シートを新品と取り替えて下さい」の画像とする。なお、以下では、制御部90を「取替指示部」と呼ぶ場合がある。
以上で、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1の説明を終了する。
≪第1実施形態に係る画像形成装置の動作≫
<画像形成動作>
図2(適宜図3参照)を参照して、画像形成装置としてのプリンタ1の画像形成動作について説明する。
プリンタ1に接続される図示せぬ上位装置(例えば、PC)から印刷命令を受信すると、プリンタ1の制御部90は、手差しトレイ2aに蓄積される媒体Sに当接する給紙ローラ3aや給紙トレイ2bに収納される媒体Sに当接する給紙ローラ3bを駆動する。これにより、媒体Sは、搬送ローラ4を経由して図1の矢印A方向に搬送され、画像形成部5に到達する。
続いて、制御部90は、駆動ローラ10aを駆動して、媒体Sを図1の矢印B方向に搬送する。その過程で、制御部90は、光ヘッド1d、現像部6、転写部7などを制御し、印刷命令と共に受信した印刷画像データに基づくトナー像を媒体Sに形成する。続いて、制御部90は、定着部11を駆動して、加熱ローラ12や加圧ローラ13により加えられる熱と圧力により、トナー像を媒体Sの表面に定着させる。そして、制御部90は、搬送ローラ14、搬送ローラ15や排出ローラ16を駆動し、媒体Sをプリンタ本体1aの外部に排出させる。
以上で、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1の画像形成動作の説明を終了する。
<トナー付着シートの取り替えに関する動作>
続いて、図3及び図4を参照して、画像形成装置としてのプリンタ1のトナー付着シート17の取り替えに関する動作について説明する。
前記した画像形成動作において、定着部11は、加熱ローラ12に熱源(例えば、ハロゲンランプ)を有する為に絶えず熱を放出する。このため、プリンタ1内部の定着部11と現像部6との間には、常に上向きの空気の対流が発生している。また、媒体Sが定着部11に挿入する際に加わる振動により、媒体Sの表面でトナー像を形成しているトナーの一部は、媒体Sから飛散する。そして、飛散した飛散トナーは、上向きの空気の対流に乗ることで定着部11の前面に配設されるトナー付着シート17まで上昇し、トナー付着シート17の付着部17aに熱で融着し、固着する。
一方、制御部(取替指示部)90は、画像形成部5がトナー像を形成する回数をカウントし、カウントが記憶部80に格納される取替時期情報を超えた場合に、トナー付着シート17の取替指示(「トナー付着シートを新品と取り替えて下さい」の画像)を出力部としての操作パネル1bに出力する。そして、トナー付着シート17の取替指示の表示を見たユーザは、定着部11の把持部11dを把持して定着部11をプリンタ1から取り出し、トナー付着シート17を新品のものに取り替える。
以上で、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1のトナー付着シート17の取り替えに関する動作の説明を終了する。
以上のように、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1は、定着部11の前面にトナーのトナー付着シート17を備えることで、プリンタ1内を飛散した飛散トナーがトナー付着シート17に付着する。そして、このトナー付着シート17は取り替え可能な部材なので、付着した飛散トナーが積み重なってトナーの塊となる前に、取り替えることができる。すなわち、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1は、定着部11と現像部6との間に舞った飛散トナーを排除することができる。
特に、白色のトナーは、他の色のトナーに比べて粒子が細かく、鉄の成分を多めに含んでいるのでトナーの塊となりやすいと考えられるので、白色のトナーを用いる場合、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1は特に有効である。
また、トナー付着シート17を取替可能(着脱可能)にする事により、トナー固着により本来備えている定着部11の寿命より早期に取り替える必要性が無くなる為、定着部11の寿命を延命することが可能になるという効果も奏する。
[第2実施形態]
≪第2実施形態に係る画像形成装置の構成≫
以下、第2実施形態に係る画像形成装置の構成について説明する。第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1と、第2実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1A(図示せず)との違いは、定着部11が定着部11Aに変更された点である。以下では、第2実施形態に係るプリンタ1A(図示せず)の構成の内、第1実施形態から変更されている構成のみを説明する。
<定着部>
図5ないし図8を参照し、第2実施形態に係る定着部11Aの構成を説明する。図5の(a)は、第2実施形態に係る定着部11AのB−B縦断面図であり、(b)は第2実施形態に係る定着部11Aの正面図である。図6は、第2実施形態に係る回転体30の外観斜視図である。図7の(a)は、第2実施形態に係る回転体30の要部拡大斜視図(1)であり、(b)は第2実施形態に係る回転体30の要部拡大斜視図(2)である。図8は、第2実施形態に係るダイヤル番号32aを説明するための図である。
定着部11Aは、トナー付着シート17に代えて、筺体11a内部の挿入口に近接する位置の上方に回転体30を配設する。また、回転体30のダイヤル32が筺体11aの外部から視認できるようにするための切り欠き部11eや、回転体30のシャフト31を回動自在に端部(又は端部付近)で支えるサイドフレーム11fが形成される。なお、定着部11Aのその他の構成については、第1実施形態に係る定着部11と同様であるため説明を省略する。以下では、回転体30の詳細を説明する。
(回転体)
回転体30は、シャフト31と、ダイヤル32と、位置決めギヤ33と、板バネ34と、トナー付着体36とを備える。
トナー付着体36は、シャフト31と一体的に形成され、飛散トナーが付着する付着領域としての付着領域36aを複数有し、断面視多角形(図6では断面視四角形)の多角柱状体である。
ダイヤル32は、シャフト31が軸通し、円柱形状に形成され、付着領域36aを識別する付着領域識別情報としてのダイヤル番号32aが周面に記載される。ダイヤル番号32aは、例えば、トナー付着体36に4つの付着領域36aが形成される場合に、図8に示すように「No.1」、「No.2」、「No.3」、「No.4」のように記載する。ダイヤル番号32aは、筺体11aの切り欠き部11eを介して外部から視認できる。そのため、プリンタ1A(図示せず)のユーザは、定着部11Aの正面に来ている付着領域36aが何れなのかを筺体11aの切り欠き部11eを介してダイヤル番号32aで確認することができる。
位置決めギヤ33は、シャフト31が軸通し、付着領域36aの数と同数の矩形状の凹部33a(図6では4つ)と円弧状の凸部33b(図6では4つ)をその周面に等角度間隔で有する。そして、位置決めギヤ33は、板バネ34の突起部34aが何れかの凹部33aに係合することで、ダイヤル32の回転位置(定着部11Aの前面に来る付着領域36a)を決めている。すなわち、ダイヤル32を回転させると、位置決めギヤ33も回転し、凹部33aに板バネ34の突起部34aが係合する毎に位置決めされる。
板バネ34は、先端の位置決めギヤに対向する面に突起部34aを有し、板バネ34の本体部34bで発生する付勢力(図7の矢印E方向)を用いて、突起部34aを位置決めギヤ33に押圧する。
以上で、第2実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1Aの説明を終了する。
≪第2実施形態に係る画像形成装置の動作≫
<画像形成動作>
第2実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1A(図示せず)の画像形成動作は、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1(図1参照)と同様であるので説明を省略する。
<付着領域の取り替えに関する動作>
図5ないし図7を参照して、画像形成装置としてのプリンタ1の付着領域の取り替えに関する動作について説明する。
前記した画像形成動作において、定着部11Aは、加熱ローラ12に熱源(例えば、ハロゲンランプ)を有する為に絶えず熱を放出する。このため、プリンタ1A(図示せず)内部の定着部11Aと現像部6との間には、常に上向きの空気の対流が発生している。また、媒体Sが定着部11Aに挿入する際に加わる振動により、媒体Sの表面でトナー像を形成しているトナーの一部は、媒体Sから飛散する。そして、飛散した飛散トナーは、上向きの空気の対流に乗ることで定着部11Aの挿入口11b付近に配設される回転体30まで上昇し、前面にきている付着領域36aに熱で融着し、固着する。
一方、制御部(取替指示部)90は、画像形成部5がトナー像を形成する回数をカウントし、カウントが記憶部80に格納される取替時期情報を超えた場合に、付着領域36aの取り替え指示(回転体30の回転指示)を出力部としての操作パネル1bに出力する。付着領域36aの取り替え指示(回転体30の回転指示)は、例えば「No.2にダイヤルを設定してください」とする。そして、付着領域36aの取り替え指示(回転体30の回転指示)の表示を見たユーザは、定着部11の把持部11dを把持して定着部11をプリンタ1から取り出し、定着部11Aの切り欠き部11eから露出するダイヤル32を指で回転させ、ダイヤル番号32aを付着領域36aの取り替え指示(回転体30の回転指示)のもの(ここでは、「No.2」)に合わせる。これにより、回転体30が回転し、切り欠き部11eを介して視認できるダイヤル番号32aに対応する新たな付着領域36aが前面に配設される。
以上で、第2実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1Aの動作の説明を終了する。
以上のように、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1Aは、定着部11Aの挿入口11b付近に回転体30を備えることで、プリンタ1A内を飛散した飛散トナーが回転体30の現像剤付着手段としての付着領域36aに付着する。そして、この付着領域36aは、回転体30が回転することにより取り替え可能なので、付着した飛散トナーが積み重なってトナーの塊となる前に、取り替えることができる。すなわち、第2実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1Aは、第1実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1と同様に、定着部11Aと現像部6との間に舞った飛散トナーを排除することができる。
また、回転体30を断面視多角形(図6では断面視四角形)の多角柱状体にする事により、回転体30自体の取り替えをせずに、回転体30を回転させることで付着領域36aが取り替えられるので、取り替え作業が第1実施形態よりも容易であるという効果も奏する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
<画像形成装置>
第1実施形態及び第2実施形態では、画像形成装置の一例としてプリンタ1,1Aを説明したが、電子写真方式の複写機、複合機、ファクシミリ等の画像形成装置にも同様に利用可能である。
<トナー付着シートの固定手段>
第1実施形態では、トナー付着シート17が、粘着シート18(図3では3枚)を用いて挿入口11bの上部に接着されていたが、図9に示すように、定着部11の前面の挿入口11bの上部にトナー付着シート17を取り付ける取り付け具18Bを形成するようにしてもよい。ここで、取り付け具18Bの形態は、特に限定されず、種々の形態を適用することが可能である。
<出力部>
第1実施形態及び第2実施形態では、出力部の一例として液晶ディスプレイを有する操作パネル1bを説明したが、出力部として警告ランプやスピーカを用いることも可能である。そして、警告ランプの点滅やスピーカからの音声等により、トナー付着シート17の取替指示や付着領域36aの取り替え指示(回転体30の回転指示)を行うようにしてもよい。
1,1A プリンタ(画像形成装置)
1a プリンタ本体
1b 操作パネル(出力部)
1d 光ヘッド
5 画像形成部
6 現像部
7 転写部
11,11A,11B 定着部(定着装置)
11a 筺体
11d 把持部
11e 切り欠き部
12 加熱ローラ(定着部材)
13 加圧ローラ(定着部材)
17 トナー付着シート(現像剤付着手段)
17a 付着部
17b 延在部
18 粘着シート
19 マーク
30 回転体
31 シャフト
32 ダイヤル
32a ダイヤル番号
33 位置決めギヤ
34 板バネ
36 トナー付着体
36a 付着領域(現像剤付着手段)
80 記憶部
90 制御部(取替指示部)
S 媒体

Claims (13)

  1. 媒体上に現像剤を用いて画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成部により媒体上に転写された現像剤像を熱定着させる定着部材、及び前記定着部材を内包すると共に、前記媒体を挿入するための挿入口が形成された筺体を有する定着部と、
    前記筺体に対して取り替え可能に配設され、搬送ルートの周辺に飛散した前記現像剤を付着する現像剤付着手段と、を備え、
    前記現像剤付着手段の一部は、前記挿入口の上部を覆い隠す、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤付着手段は、前記筺体の、前記画像形成部と対面する面に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記現像剤付着手段は、
    前記筺体の表面を覆うトナー付着シートとして構成され、
    前記トナー付着シートを、前記筺体から取り外すことで取り替え可能である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された画像形成装置。
  4. 前記トナー付着シートは、耐熱性の塩化ビニルを材料とする、
    ことを特徴とする請求項3に記載された画像形成装置。
  5. 前記トナー付着シートは、粘着シート又は、取り付け具を用いて配設される、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載された画像形成装置。
  6. 前記画像形成部が前記現像剤像を形成する回数をカウントし、前記カウントが所定値を超えた場合に前記トナー付着シートの取り替え指示を出力部に出力させる取替指示部を、
    さらに備えることを特徴とする請求項3ないし請求項5の何れか1項に記載された画像形成装置。
  7. 前記トナー付着シートは、前記媒体の搬送面より上方に特定して配設される、
    ことを特徴とする請求項3ないし請求項6の何れか1項に記載された画像形成装置。
  8. 前記現像剤付着手段の両端は、前記定着部の筺体の上方まで延在する延在部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記定着部の筺体は、前記現像剤付着手段を取り付けるための位置決め部が形成されている、ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 媒体上に現像剤を用いて画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成部により媒体上に転写された現像剤像を熱定着させる定着部材、及び前記定着部材を内包する筺体を有する定着部と、
    搬送ルートの周辺に飛散した前記現像剤を付着する現像剤付着手段と、を備え、
    前記現像剤付着手段は、
    前記定着部材に近接する前記筺体の表面付近に回動自在に配設され、断面視多角形のトナー付着体の周面に形成される複数の付着領域の1つとして構成され、
    前記複数の付着領域は、前記トナー付着体の回動状態により、前記筺体の外部に露出する付着領域が異なることで他の付着領域と取り替え可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 転写部により媒体上に転写された現像剤像を熱定着させる定着部材と、
    前記定着部材を内包すると共に、前記媒体を挿入するための挿入口が形成された筺体と、
    前記筺体に対して取り替え可能に配設され、搬送ルートの周辺に飛散した前記現像剤を付着する現像剤付着手段と、を備え、
    前記現像剤付着手段の一部は、前記挿入口の上部を覆い隠す、
    ことを特徴とする定着装置。
  12. 前記現像剤付着手段の両端は、前記筺体の上方まで延在する延在部を有する、ことを特徴とする請求項11に記載の定着装置。
  13. 前記筺体は、前記現像剤付着手段を取り付けるための位置決め部が形成されている、ことを特徴とする請求項12に記載の定着装置。
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