JP2010085799A - 画像形成装置及び定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子写真方式を採用した画像形成装置において、給紙装置から画像プロセス装置を経て定着装置に至るまでの搬送経路中に配置され且つ導電性を呈するガイド部材に、トナーや紙粉が付着していたために生ずる画像汚れや裏面汚れ等の問題を解消する。
【解決手段】記録材を1枚ずつ取り出す給紙装置と、像坦持体上に形成されたトナー像を前記記録材に転写する画像プロセス装置と、転写されたトナー像を記録材に定着させる定着装置と、給紙装置から画像プロセス装置を経て定着装置にて定着されるに至るまでの搬送経路中に配置され且つ導電性を呈するガイド部材と、記録材がガイド部材に接触していない状態において、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧をガイド部材に印加するバイアス印加機構とを備える。
【選択図】図2

Description

本願発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を複合的に備えた複合機等の画像形成装置、並びに、これに用いられる定着装置に関するものである。
従来から、電子写真方式を採用した画像形成装置においては、定着部材(例えば定着ローラ等)とこれに当接する加圧部材(例えば加圧ローラ等)との間の定着ニップ部に、未定着トナー像が静電転写された記録材を搬送することにより、未定着トナー像を記録材に定着させることが広く行われている(いわゆる熱ローラ方式の定着装置を備えている)。
この種の画像形成装置では、定着ニップ部より搬送上流側に、記録材を安定した姿勢で定着ニップ部に向けて案内するための定着前ガイドが配置されている。定着前ガイドが絶縁性を呈するものである場合は、例えば記録材を連続搬送したときに、記録材との摩擦にて定着前ガイドに電荷が溜まる。そうすると、定着前ガイドの帯電に起因して記録材上にある未定着のトナーが飛散して、トナー像が乱れることになる。
この点を解消する方策としては、特許文献1に、カーボンブラック等の導電材を含有して導電性を呈する定着前ガイドを、例えば画像形成装置の筺体等に接地させることにより、記録材との摩擦による定着前ガイドの帯電を抑制するという技術が開示されている。
特許第4026952号公報
ところで、カーボンブラック等の導電材を含有した定着前ガイドは一般に、例えばフッ素樹脂コートにて絶縁性を呈するものに比べて、トナーとの離型性の点で劣っている。そして、このように離型性に劣る定着前ガイドには、筺体内を浮遊又は飛散しているトナーや紙粉が付着して堆積(固着)し易い。このため、特許文献1の構成では、定着前ガイドの堆積(付着)物が記録材に付着して、画像汚れや裏面汚れを起こしたり、堆積物が記録材搬送の障害になって、紙詰まり(ジャム)を起こしたりするおそれがあった。
上記のような問題は、定着装置が熱ローラ方式ではなく、フィルム方式といった他の方式のものでも、同様に生ずるおそれがあった。また、定着前ガイドに限らず、給紙装置から転写装置を経て定着装置にて定着されるに至るまでの搬送経路中に配置されたガイド部材であれば、共通する問題でもあった。
そこで、本願発明は上記の問題を解消することを技術的課題とするものである。
請求項1の発明は、画像形成装置に係るものであり、記録材を1枚ずつ取り出す給紙装置と、像坦持体上に形成されたトナー像を前記記録材に転写する画像プロセス装置と、前記転写されたトナー像を前記記録材に定着させる定着装置と、前記給紙装置から前記転写装置を経て前記定着装置にて定着されるに至るまでの搬送経路中に配置され且つ導電性を呈するガイド部材と、前記記録材が前記ガイド部材に接触していない状態において、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を前記ガイド部材に印加するバイアス印加機構とを備えているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載した画像形成装置において、前記バイアス電圧の絶対値が300V〜3000Vの範囲に設定されているというものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載した画像形成装置において、前記バイアス印加機構は、前記記録材のサイズ、前記記録材への印刷率、前記記録材の連続搬送枚数、及び環境の相対湿度のうち少なくとも1つのデータに応じて、前記バイアス電圧を変更するというものである。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載した画像形成装置において、前記バイアス電圧の印加タイミング、印加時間及び印加回数の少なくとも1つは、前記記録材が前記ガイド部材に接触していない時間帯において任意に変更可能であるというものである。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載した画像形成装置において、前記バイアス印加機構は、前記記録材の搬送状態を検出する搬送検出手段と、前記ガイド部材への前記バイアス電圧の給電路を導通状態と遮断状態とに選択的に切り換えるスイッチング手段と、前記搬送検出手段からの信号に対応して前記スイッチング手段を切り換え作動させる制御手段とを有しているというものである。
請求項6の発明は、互いに当接した状態で回転可能な一対の回転部材にて、トナー像が転写された記録材を挟持搬送することにより、前記記録材に前記トナー像を定着させる定着装置に関するものである。この場合、前記記録材を挟持する前記両回転部材間の定着ニップ部より搬送上流側に配置され且つ導電性を呈するガイド部材と、前記記録材が前記ガイド部材に接触していない状態において、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を前記ガイド部材に印加するバイアス印加機構とを備えている。
請求項7の発明は、請求項6に記載した定着装置において、前記バイアス電圧の絶対値が300V〜3000Vの範囲に設定されているというものである。
本願の請求項に記載された発明によると、給紙装置から転写装置を経て定着装置にて定着されるに至るまでの搬送経路中に配置され且つ導電性を呈するガイド部材に記録材が接触していない状態において、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を、前記ガイド部材に印加するから、前記バイアス電圧の作用にて前記ガイド部材に付着していたトナー等の付着物を弾き飛ばして除去できる。このため、前記ガイド部材へのトナー付着を抑制して、前記記録材の画像汚れや裏汚れの発生を低減できる。
また、前記ガイド部材にトナーが堆積し難くなるので、記録材搬送の障害になるものがほとんどなくなり、前記ガイド部材の堆積(付着)物に起因した紙詰まり(ジャム)も起こり難くなる。
更に、前記ガイド部材から前記記録材が離れている時間帯に、トナーの帯電極性と同じ極性のバイアス電圧を印加するので、当該バイアス電圧がその後搬送されてくる記録材上の未定着トナーに悪影響を及ぼしてトナー像を乱すおそれはほとんどない。
以下に、本願発明を画像形成装置の一例であるタンデム型カラーデジタルプリンタ(以下、プリンタと称する)に適用した実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明で必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交した方向を正面視とし、この方向を基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1).プリンタの概要
まず始めに、図1を参照しながら、プリンタ1の概要を説明する。図1に示すように、実施形態のプリンタ1は、その筺体2内に、大別して画像プロセス装置3、給紙装置4、及び定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、プリンタ1は、例えばLANといったネットワークに接続されていて、外部端末(図示省略)からの印刷指令を受け付けると、当該指令に基づいて印刷を実行するように構成されている。
筺体2内の中央部に位置する画像プロセス装置3は、像坦持体の一例である感光体13上に形成されたトナー像を記録材Pに転写する役割を担うものであり、中間転写ベルト6、及びイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。なお、図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。
中間転写ベルト6は、導電性を有する素材からなる無端状のものであり、筺体2内の中央部右側に位置する駆動ローラ8と、同じく中央部左側に位置する従動ローラ9とに巻き掛けられている。この場合、駆動モータ(図示省略)からの動力伝達にて、駆動ローラ8を図1の反時計方向に回転駆動させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に回転する。
中間転写ベルト6のうち駆動ローラ8に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラ10が配置されている。二次転写ローラ10は、中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラ10との間(当接部分)が二次転写領域である二次転写ニップ部11になっている。二次転写ローラ10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部11に挟持搬送される記録材Pの移動に伴って図1の時計方向に回転する。
中間転写ベルト6のうち従動ローラ9に巻き掛けられた部分の外周側には、転写ベルトクリーナ12が配置されている。転写ベルトクリーナ12は、中間転写ベルト6上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。各作像部7は、図1の時計方向に回転駆動する像坦持体の一例としての感光体13を備えている。感光体13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電器14、現像部15、一次転写ローラ16、及び感光体クリーナ17が配置されている。
感光体13は負帯電性のものであり、感光体モータ(図示省略)からの動力伝達にて、図1の時計方向に回転駆動するように構成されている。帯電器14はローラ帯電式のものであり、当該帯電器14には、帯電用電源(図示省略)から所定のタイミングにて感光体帯電のための電圧が印加される。現像部15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラ16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体13に対峙している。一次転写ローラ16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラ16との間(当接部分)は、一次転写領域である一次転写ニップ部18になっている。感光体クリーナ17は、感光体13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体13に当接している。
4つの作像部7の下方には露光部19が配置されている。露光部19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザービームにて各感光体13に静電潜像を形成するものである。
中間転写ベルト6の上方には、各現像部15に供給されるトナーを収容するホッパー20が配置されている。なお、図1では説明の便宜上、各ホッパー20にも、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。
画像プロセス装置3の下方に位置する給紙装置4は、記録材Pを収容する複数段(実施形態では2段)の給紙カセット21,22、給紙カセット21,22内の記録材Pを1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ23,24、及び繰り出された記録材Pを所定のタイミングにて二次転写ニップ部11(二次転写領域)に搬送する一対のレジストローラ25等を備えている。
各給紙カセット21(22)は筺体2の下部に着脱可能に配置されている。各給紙カセット21(22)内の記録材Pは、対応する繰り出しローラ23(24)の回転にて、最上部のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。
搬送経路30は、給紙装置4の各給紙カセット21(22)から、両レジストローラ25間のニップ部、及び画像プロセス装置3における二次転写ニップ部11(二次転写領域)を経て、定着装置5における定着ニップ部35(詳細は後述する)に至る。そして、搬送経路30は、定着ニップ部35から一対の排出ローラ26を介して筺体2上面の排紙トレイ27にまで延びている。
詳細は後述するが、画像プロセス装置3における二次転写ローラ10の上方に位置する定着装置5は、定着ローラ31及び加熱ローラ32と、これら両ローラ31,32に巻き掛けられた定着ベルト33とを備えている。定着ベルト33のうち定着ローラ31に巻き掛けられた部分の外周側には、加圧ローラ34が配置されている。加圧ローラ34は、定着ベルト33に当接していて、定着ベルト33と加圧ローラ34との間(当接部分)が定着領域である定着ニップ部35になっている。
この場合、加圧ローラ34が図1の時計方向に回転駆動することにより、定着ローラ31が定着ベルト33と共に図1の反時計方向に回転する。定着ローラ31、加熱ローラ32及び定着ベルト33の組合せと、加圧ローラ34とにより一対の回転部材が構成されている。
(2).プリンタの画像形成動作
次に、プリンタ1における画像形成動作の一例について簡単に説明する。プリンタ1は、1色のトナー(例えばブラック)を用いてモノクロ画像を形成するモノクロモードと、4色のトナーを用いてカラー画像を形成するカラーモードとの間で切り換え可能に構成されている。
例えばカラーモードの場合はまず、画像プロセス装置3の各作像部7において、所定の速度で回転駆動する感光体13の外周面が帯電器14にて帯電される。次いで、帯電された感光体13の外周面に、外部端末からの画像情報に応じたレーザービームが露光部19から投射され、静電潜像が形成される。そして、静電潜像は、現像部15から供給されるトナーにて反転現像されて顕在化し、各色のトナー像となる。
各感光体13の外周面に形成された各色のトナー像は、感光体13の回転にて一次転写ニップ部18に到達すると、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体13から中間転写ベルト6の外周面に転写(一次転写)されて重ねられる。中間転写ベルト6に転写されず感光体13の外周面に残った未転写トナーは、感光体13の回転を利用して感光体クリーナ17にて掻き取られ、感光体13上から取り除かれる。
重ね合わされた4色のトナー像は、中間転写ベルト6の回転にて二次転写ニップ部11に移動する。このとき、重ね合わされた4色のトナー像の移動タイミングに合わせて、外部端末等の印刷指令に基づき選択された給紙カセット21(22)から、記録材Pが二次転写ニップ部11に搬送される。そして、記録材Pが二次転写ニップ部11を通過することにより、重ね合された4色のトナー像が記録材Pに一括して転写(二次転写)される。なお、二次転写後に中間転写ベルト6の外周面に残った未転写トナーは、転写ベルトクリーナ12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。その後、各感光体13及び中間転写ベルト6の回転駆動が停止する。
4色のトナー像が二次転写された記録材P(未定着トナー像を乗せた記録材P)は、搬送経路30を通って定着装置5の定着ニップ部35に搬送される。そして、記録材Pが定着ニップ部35を通過することにより、未定着トナー像が記録材Pに定着する。その後、記録材Pは一対の排出ローラ26の回転にて排紙トレイ27上に排出されることになる。
(3).定着装置及びその周辺の詳細構造
次に、図2を参照しながら、定着装置5及びその周辺の詳細構造について説明する。前述の通り、定着装置5は、定着ローラ31及び加熱ローラ32と、両ローラ31,32に巻き掛けられた定着ベルト33と、定着ベルト33を介して定着ローラ31に対峙する加圧ローラ34とを備えている。
定着ローラ31のローラ本体は金属製であり、その表面にはシリコーンゴム等の弾性層が形成されている。加熱ローラ32のローラ本体はアルミニウム製であり、その表面はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)にてコーティングされている。加熱ローラ32の内部には、定着ベルト33を加熱するヒータの一例として、第1ハロゲンランプ36が配置されている。加熱ローラ32と定着ローラ31との間には、加熱ローラ32の温度を検出する接触型の第1温度センサ37が配置されている。
定着ベルト33は無端状に形成された耐熱樹脂製のものであり、その表面は、シリコーンゴム等の弾性層を介して、離型層としてのPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブにて被覆されている。離型層の存在により、記録材Pが定着ベルト33から円滑に分離することになる(記録材Pの定着ベルト33に対する離型性が担保されている)。
定着ベルト33のうち加熱ローラ32に巻き掛けられた部分の外周側には、第1サーモスタット38が配置されている。第1温度センサ37にて検出された加熱ローラ32の温度が所定の温度より高くなると、第1サーモスタット38は第1ハロゲンランプ36への通電を遮断する。加熱ローラ32の温度が所定の温度より低くなると、第1サーモスタット38は第1ハロゲンランプ36への通電を再開する。このようにして、加熱ローラ32ひいては定着ベルト33の温度制御が行われる。
上記の説明から明らかなように、記録材Pは、定着ベルト33と加圧ローラ34との間の定着ニップ部35を通過する際に加熱・加圧される。このため、記録材P上に未定着トナー像が定着することになる。
加圧ローラ34のローラ本体は金属製であり、その表面は、シリコーンゴム等の弾性層を介してPFAチューブにて被覆されている。加圧ローラ34の内部にも、加圧ローラ34の急激な温度低下を防止するヒータの一例として第2ハロゲンランプ39が配置されている。加圧ローラ34の上方には、加圧ローラ34の温度を検出する非接触型の第2温度センサ40が配置されている。加圧ローラ34の下方には、第2温度センサ40の検出結果に基づいて第2ハロゲンランプ39への導通・遮断を制御する第2サーモスタット41が配置されている。
なお、定着装置における一対の回転部材は、定着ローラ31、加熱ローラ32及び定着ベルト33の組合せと、加圧ローラ34とに限るものではなく、ローラ本体の表面に弾性層・離型層又は離型層のみを有する加熱ローラと加圧ローラという一般的な組合せであっても差し支えない。また、加圧ローラを駆動するのではなく定着ローラ側を駆動し、加圧ローラがこれに追動するものでもよく、駆動の方式を問うものではない。
搬送経路30のうち定着ニップ部35より搬送下流側には、定着ニップ部35を通過した記録材Pを定着ベルト33から分離させつつ一対の排出ローラ26に向けて案内するための分離爪42が配置されている。一方、搬送経路30のうち定着ニップ部35より搬送上流側には、記録材Pを安定した姿勢で定着ニップ部35に向けて案内するガイド部材の一例として、定着前ガイド45が配置されている。
定着前ガイド45は、導電性を有するステンレス等の金属材製であり、記録材Pと接触する接触面側が、導電性フッ素樹脂にてコーティングされている。実施形態では、定着前ガイド45における接触面の表面抵抗は107Ω/sq.以下に設定されている。
実施形態の定着前ガイド45は、搬送上流側の基端部から搬送下流側の先端部に行くに従って、定着ニップ部35に近付くように傾斜している。すなわち、定着前ガイド45の接触面は、搬送下流側の端部に行くに従って定着ニップ部35に近接するように傾斜した傾斜面になっている。また、定着前ガイド45の先端部は、定着ニップ部35から下ろした延長線Lと交差している。
図2に示すように、実施形態のプリンタ1は、記録材Pが定着前ガイド45に接触していない状態において、トナーの帯電極性(実施形態では負極性)と同極性のバイアス電圧を定着前ガイド45に印加するバイアス印加機構50を備えている。バイアス印加機構50は、記録材Pの搬送状態を検出する搬送検出手段の一例としてのフォトセンサ51と、定着前ガイド45へのバイアス電圧の給電路54を導通状態と遮断状態とに選択的に切り換えるスイッチング手段の一例としてのバイアスリレー52と、フォトセンサ51からの検出信号に対応してバイアスリレー52を切り換え作動させる制御手段の一例としてのコントローラ53とを有している。
この場合、定着前ガイド45は給電路54を介してガイド用電源55に接続されており、給電路54中にバイアスリレー52が設けられている。バイアスリレー52はコントローラ53に接続されている。コントローラ53にはフォトセンサ51が接続されている。
実施形態のフォトセンサ51は、搬送経路30のうち定着前ガイド45より搬送上流側に配置されていて、搬送経路30を通過する記録材Pの先端及び末端を検出する。そして、フォトセンサ51の検出結果から、コントローラ53は、記録材Pのサイズ(実施形態では搬送(通紙)方向の長さ)、記録材Pと定着前ガイド45との接触時間、並びに給紙間時間を算出する。ここで、給紙間時間とは、連続搬送時における先の記録材Pの末端通過時から次の記録材Pの先端通過時までの時間を意味している。
一方、プリンタ1の筐体2は、導電性接触子57の移動に応じて抵抗値を変化させる可変抵抗器56を介して接地されている。導電性接触子57は、フォトセンサ51及びバイアスリレー52と同様に、コントローラ53に接続されている。この場合、導電性接触子57の移動にて可変抵抗器56の抵抗値を変化させることにより、定着前ガイド45に印加するバイアス電圧の大きさが変更されることになる。
コントローラ53は、フォトセンサ51からの検出信号に対応してバイアスリレー52を切り換え作動させることによって、記録材Pが定着前ガイド45に接触していない状態で、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を定着前ガイド45に印加させ、定着前ガイド45の付着物を取り除くというバイアス印加制御を実行するものである。詳細は図示していないが、コントローラ53は、各種演算処理を実行するCPUの他、制御プログラムやデータを記憶させるためのROM、制御プログラムやデータを一時的に記憶させるためのRAM、記録材Pの印刷枚数を計測するカウンタ、及びセンサやアクチュエータ等との間でデータのやり取りをするための入出力インターフェイス等を備えている。
コントローラ53の入力インターフェイスには、フォトセンサ51以外に、1回の印刷毎のトナー量を検出するトナー検出センサ58と、筺体2内外環境の相対湿度を検出する湿度センサ59とが接続されている。トナー検出センサ58の検出結果から、コントローラ53は印刷率(1枚の記録材Pに対する総画素面積の割合)を算出する。また、実施形態では、筺体2の内外に3つの湿度センサ59が配置されている。1つは、搬送経路30のうち両レジストローラ25間のニップ部と二次転写ニップ部11との間に配置され、他の1つは、上段の給紙カセット21の上方に配置され、残る1つは、筺体2の外側面に配置されている(図1参照)。コントローラ53の出力インターフェイスには、前述した可変抵抗器56の導電性接触子57が接続されている。
コントローラ53によるバイアス印加制御では、記録材Pが定着前ガイド45に接触していない状態でバイアスリレー52を導通状態にすることにより、ガイド用電源55から定着前ガイド45に、トナーの帯電極性と同じ負極性のバイアス電圧が印加される。実施形態では、バイアス電圧を決定するパラメータとして、記録材Pのサイズ、記録材Pへの印刷率、記録材Pの連続搬送枚数、及び筺体2内外環境の相対湿度が採用されており、これらパラメータのデータに応じてバイアス電圧がコントローラ53にて決定される。パラメータ群をすべて用いる必要はなく、1つだけでも構わないし、複数を組み合わせてもよい。もちろん、バイアス電圧を固定値にすることも可能である。
また、実施形態では、バイアス電圧の印加タイミング、印加時間及び印加回数の少なくとも1つは、記録材Pが定着前ガイド45に接触していない時間帯において任意に変更可能になっている。この場合、前述したパラメータ(記録材Pのサイズ、記録材Pへの印刷率、記録材Pの連続搬送枚数、及び筺体2内外環境の相対湿度)に応じて、印加タイミング、印加時間及び印加回数を調整するようにしてもよい。
図3〜図6に示すグラフは、記録材Pのサイズ、記録材Pへの印刷率、記録材Pの連続搬送枚数、及び筺体2内外環境の相対湿度が、定着前ガイド45から付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の大きさに与える影響を評価した結果である。なお、当該評価結果は、普通紙モードのシステム速度が165mm/秒で、且つA3ワイド(長さ457mm)なら16.7枚/分、A3(長さ420mm)なら17.5枚/分、A4以下なら35枚/分の出力枚数という条件下のものであり、前述したパラメータのうちの1つを変化させている。
図3は、記録材Pのサイズとバイアス電圧との関係を示している。図3に示すように、記録材Pのサイズが大きくなる(長くなる)ほど、定着前ガイド45の付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の絶対値が大きくなることが分かった。換言すると、記録材Pのサイズが小さくなる(短くなる)ほど、定着前ガイド45の付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の絶対値が小さくて済む。
未定着トナー像を乗せた記録材Pが定着前ガイド45に接触すると、その衝撃にてトナーが僅かに飛散することがあるが、当該飛散トナーの量は、記録材Pのサイズが大きくなるほど未定着トナーの量自体が多いために増加する傾向を呈する。従って、記録材Pのサイズが大きくなるほど、定着前ガイド45の付着物が増加し易くなるから、付着物を取り除くのに大きなバイアス電圧が必要になると考えられる。
また、搬送連続枚数が同じでもサイズが小さくなれば、給紙間時間(連続搬送時における先の記録材Pの末端通過時から次の記録材Pの先端通過時までの時間)が長くなる。すなわち、給紙間時間が長くなると、定着前ガイド45へのバイアス電圧の印加時間を長くできるから、バイアス電圧を小さくしても印加時間を長めにとることによって、定着前ガイド45の付着物をスムーズに除去することが可能になる。
図4は、記録材Pへの印刷率とバイアス電圧との関係を示している。図4に示すように、記録材Pへの印刷率が高くなるほど、定着前ガイド45の付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の絶対値が大きくなることが分かった。この場合も、定着前ガイド45に接触した記録材Pからの飛散トナーの量は、記録材Pへの印刷率が高くなるほど未定着トナーの量自体が多いために増加する傾向を呈する。従って、記録材Pへの印刷率が高くなるほど、付着物を取り除くのに大きなバイアス電圧が必要になると考えられる。
図5は、記録材Pの連続搬送枚数とバイアス電圧との関係を示している。図5に示すように、記録材Pの連続搬送枚数が増えるほど、定着前ガイド45の付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の絶対値が大きくなることが分かった。この場合も、定着前ガイド45に接触した記録材Pからの飛散トナーの量は、記録材Pの連続搬送枚数が増えるほど増加する傾向を呈する。従って、記録材Pの連続搬送枚数が増えるほど、付着物を取り除くのに大きなバイアス電圧が必要になると考えられる。
図6は、筺体2内外環境の相対湿度とバイアス電圧との関係を示している。図6に示すように、筺体2内外環境の相対湿度が高くなるほど、定着前ガイド45の付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の絶対値が小さくて済むことが分かった。換言すると、筺体2内外環境の相対湿度が低くなるほど、定着前ガイド45の付着物を取り除くのに必要なバイアス電圧の絶対値が大きくなるのである。
この場合、定着前ガイド45に接触した記録材Pからの飛散トナーの量は、筺体2内外環境の相対湿度が高いと少なく、相対湿度が低いと多くなる。これは、低湿環境下では二次転写効率が低下して、記録材Pへのトナー像の転写力が下がるため、飛散トナーの量が多くなるものと推察される。その結果、筺体2内外環境の相対湿度が低くなるほど、付着物を取り除くのに大きなバイアス電圧が必要になると考えられる。
また、これらの評価結果(図3〜図6)から分かるように、バイアス電圧の絶対値は300V〜3000Vの範囲に設定するのが好ましい。実施形態では、トナーの帯電極性が負の極性を呈するため、バイアス電圧が−300V〜−3000Vの範囲に設定されることになる。バイアス電圧の絶対値が3000Vを超えると、漏電や消費電力の問題への考慮がより高く求められる。バイアス電圧の絶対値が300Vを下回ると、記録材Pのサイズが例えばはがき大の場合であっても、バイアス電圧が小さ過ぎて、付着物を十分に除去できないおそれがある。これらのバランスを考慮した結果、バイアス電圧の絶対値を300V〜3000Vの範囲に設定したものである。
なお、実施形態では前述の通り、トナーの帯電極性が負の極性を呈するため、バイアス電圧が−300V〜−3000Vの範囲に設定されるが、これに限らず、アナログタイプの画像形成装置のようにトナーの帯電極性が正の極性を呈する場合は、バイアス電圧を+300V〜+3000Vの範囲に設定すれば足りる。
以上の構成において、フォトセンサ51が搬送経路30のうち定着ニップ部35より搬送上流側を通過中の記録材Pの先端及び末端を検出すると、コントローラ53は、フォトセンサ51の検出結果から記録材Pのサイズ、及び、記録材Pと定着前ガイド45との接触時間及び給紙間時間(連続搬送時における先の記録材Pの末端通過時から次の記録材Pの先端通過時までの時間)を算出する。
そして、コントローラ53は、給紙間時間に定着前ガイド45への給電路54中に設けられたバイアスリレー52を導通状態にし、トナーの帯電極性と同じ負の極性を呈する所定の大きさのバイアス電圧を定着前ガイド45に印加する。その結果、定着前ガイド45から記録材Pが離れているときに、定着前ガイド45に付着していたトナー等の付着物が定着前ガイド45から弾き飛ばされる(除去される)ことになる。なお、詳細は省略するが、定着前ガイド54から弾き飛ばされたトナーは、筺体2内にあるトナー排出ファンの駆動にて、フィルタに捕捉される。
従って、プリンタ1(定着装置5)によると、定着前ガイド45から記録材Pが離れている給紙間時間等の時間帯に、トナーと同じ負極性のバイアス電圧の印加によって、定着前ガイド45に付着していたトナー等の付着物を弾き飛ばして除去するので、定着前ガイド45へのトナー付着を抑制できる。このため、記録材Pの画像汚れや裏汚れの発生を低減できる。
また、定着前ガイド45にトナーが堆積し難くなるので、記録材P搬送の障害になるものがほとんどなくなり、定着前ガイド45の堆積(付着)物に起因した紙詰まり(ジャム)も起こり難くなる。
更に、定着前ガイド45から記録材Pが離れている給紙間時間等の時間帯に、トナーと同じ負極性のバイアス電圧を印加するので、当該バイアス電圧がその後搬送されてくる記録材P上の未定着トナーに悪影響を及ぼしてトナー像を乱すおそれはほとんどない。
しかも、実施形態では、記録材Pのサイズ、記録材Pへの印刷率、記録材Pの連続搬送枚数、及び筺体2内外環境の相対湿度のうち少なくとも1つのデータに応じて、バイアス電圧を変更したり、バイアス電圧の印加タイミング、印加時間及び印加回数の少なくとも1つを、記録材Pが定着前ガイド45に接触していない時間帯において任意に変更したりすることが可能であるから、漏電及び消費電力への考慮とのバランスに配慮した上で、定着前ガイド45から付着物を効率よく除去できるのである。
(4).その他
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。前述の実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例にして説明したが、これに限らず、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの機能を複合的に備えた複合機等であってもよい。導電性のガイド部材は、定着前ガイド45に限らず、給紙装置4から画像プロセス装置3を経て定着装置5に至るまでの搬送経路30中に配置されるものであればよい。搬送検出手段は、フォトセンサ51に限らず、接触式のリミットスイッチでもよい。
また、給紙間時間の算出は、前述の例に限らず、例えば記録材Pが給紙カセット21(22)から繰り出すタイミングと、外部端末等の印刷指令に含まれる記録材Pのサイズ情報とから求めるようにしてもよい。記録材Pが定着前ガイド45に接触していない時間帯は、給紙間時間に限るものではなく、例えばプリンタ1の起動時(主電源を入りにしたとき)や、プリンタ1が消費電力を抑制するスリープモードを実行する直前、又は連続して適宜枚数印刷したあと等でも差し支えない。要は記録材Pが定着前ガイド45に接触していなければよい。
また、前述の実施形態では、環境の相対湿度として筺体内外環境を測定する3つの湿度センサ59を備えていたが、3つに限るものではなく、いずれか1つ又は2つでも構わない。こすうはにんいであり、適切な数を適切な位置に設置すればよい。
その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
実施形態におけるプリンタの概略説明図である。 定着装置の概略説明図である。 記録材のサイズとバイアス電圧との関係を示すグラフである。 記録材への印刷率とバイアス電圧との関係を示すグラフである。 記録材の連続搬送枚数とバイアス電圧との関係を示すグラフである。 筺体内外環境の相対湿度とバイアス電圧との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 筺体
3 画像プロセス装置
4 給紙装置
5 定着装置
30 搬送経路
31 定着ローラ
32 加熱ローラ
33 定着ベルト
34 加圧ローラ
35 定着ニップ部
45 定着前ガイド(ガイド部材)
50 バイアス印加機構
51 フォトセンサ(搬送検出手段)
52 バイアスリレー(スイッチング手段)
53 コントローラ(制御手段)

Claims (7)

  1. 記録材を1枚ずつ取り出す給紙装置と、像坦持体上に形成されたトナー像を前記記録材に転写する画像プロセス装置と、前記転写されたトナー像を前記記録材に定着させる定着装置と、前記給紙装置から前記画像プロセス装置を経て前記定着装置にて定着されるに至るまでの搬送経路中に配置され且つ導電性を呈するガイド部材と、前記記録材が前記ガイド部材に接触していない状態において、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を前記ガイド部材に印加するバイアス印加機構とを備えている、
    画像形成装置。
  2. 前記バイアス電圧の絶対値が300V〜3000Vの範囲に設定されている、
    請求項1に記載した画像形成装置。
  3. 前記バイアス印加機構は、前記記録材のサイズ、前記記録材への印刷率、前記記録材の連続搬送枚数、及び環境の相対湿度のうち少なくとも1つのデータに応じて、前記バイアス電圧を変更する、
    請求項1又は2に記載した画像形成装置。
  4. 前記バイアス電圧の印加タイミング、印加時間及び印加回数の少なくとも1つは、前記記録材が前記ガイド部材に接触していない時間帯において任意に変更可能である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載した画像形成装置。
  5. 前記バイアス印加機構は、前記記録材の搬送状態を検出する搬送検出手段と、前記ガイド部材への前記バイアス電圧の給電路を導通状態と遮断状態とに選択的に切り換えるスイッチング手段と、前記搬送検出手段からの検出信号に対応して前記スイッチング手段を切り換え作動させる制御手段とを有している、
    請求項1ないし4のいずれかに記載した画像形成装置。
  6. 互いに当接した状態で回転可能な一対の回転部材にて、トナー像が転写された記録材を挟持搬送することにより、前記記録材に前記トナー像を定着させる定着装置であって、
    前記記録材を挟持する前記両回転部材間の定着ニップ部より搬送上流側に配置され且つ導電性を呈するガイド部材と、前記記録材が前記ガイド部材に接触していない状態において、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を前記ガイド部材に印加するバイアス印加機構とを備えている、
    定着装置。
  7. 前記バイアス電圧の絶対値が300V〜3000Vの範囲に設定されている、
    請求項6に記載した定着装置。
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