JP6225622B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
感光体上のトナー像を転写紙に転写する転写処理部を搭載した架台を装置本体部に引き出し可能に設け、この架台に引っ張り軸を回動可能でかつ軸方向の移動が規制されるように設けるとともに、この引っ張り軸に位置決めカムを設け、前記引っ張り軸の回動で前記位置決めカムを前記装置本体部に係脱可能とした画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開平6−35252号公報
本発明は、像保持体及び/又はベルト部材の損傷を抑制することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、
筐体と、
トナー像が形成される像保持体を支持し、前記筐体に対して引き出し可能に収容された像形成ユニットと、
前記像保持体に当接した状態で画像形成が行われるベルト部材を一対の支持部材で支持し、ハンドル操作部を操作することにより前記ベルト部材を前記像保持体に対して接離するとともに、前記筐体に対して引き出し可能に収容されたベルトユニットと、
一方の前記支持部材に配置され前記ベルトユニットの引き出し方向に第1の停止位置と第2の停止位置の間で移動可能なロック部材であって、前記像形成ユニットと前記ベルト部材とが共に前記筐体の定められた位置に収容されたときに前記第1の停止位置に位置するロック部材と、
前記像形成ユニットと前記ベルト部材とが共に前記筐体の定められた位置に収容されたときに前記像形成ユニットに接触する第1の接触部、および、前記ロック部材に接触する第2の接触部、を有する機構と、を備え、
前記機構は、前記像形成ユニットが前記第1の接触部から離間すると、前記第2の接触部の移動に応じて前記ロック部材を前記第2の停止位置に移動させ、
前記ハンドル操作部は、前記ロック部材が前記第1の停止位置にあるときにハンドル操作が可能とされ、前記前記ロック部材が前記第2の停止位置にあるときにハンドル操作が不可能とされる
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記ハンドル操作部が、前記一対の支持部材を貫通して配置された回転軸と、一方の前記支持部材の外側で前記回転軸の一端に固定されたカム部材と、を備え、前記ロック部材が第1の停止位置に移動したときに前記カム部材が回転可能とされ、前記ロック部材が第2の停止位置に移動したときに前記カム部材が回転不能とされる、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記機構は、揺動部材を有し、前記第1の接触部は前記揺動部材の一端側であり、前記第2の接触部は前記前記揺動部材の他端側である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、像保持体及び/又はベルト部材の損傷を防止することができる。
画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。 画像形成装置1のユニット構成を説明するための模式図である。 (a)は筐体100に対して像形成ユニット130を引き出した状態の模式図、(b)は筐体100に対してベルトユニット150を引き出した状態の模式図である。 筐体100からベルトユニット150を引き出す操作手順を説明するための模式図である。 (a)は像形成ユニット130が筐体100に収容された状態のハンドル操作部200の構造及び作用を説明する断面模式図、(b)は像形成ユニット130が引き出された状態のハンドル操作部200の構造及び作用を説明する断面模式図、(c)はカム部材203とロック部材204との位置関係を示す筐体100側に視点を置いた模式図である。 筐体100から像形成ユニット130を引き出すときのロック部材204の作用を説明するための模式図である。 筐体100からベルトユニット150を引き出すときのロック部材204の作用を説明するための模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
(1.1)画像形成装置の全体構成
図1は本実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す断面模式図である。
画像形成装置1は、画像形成部10、画像形成部10の一端に装着された用紙送り装置20、画像形成部10の他の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部30、操作情報部40、上位機器から送信された印刷情報から画像イメージを生成する画像処理部50、を備えて構成されている。
画像形成部10は、システム制御装置11(図1において不図示)、露光装置12、感光体ユニット13、現像装置14、転写ユニット15、用紙搬送装置16a、16b、16c、定着装置17、を備えて構成され、画像処理部50から受け取った画像情報を、用紙送り装置20から送り込まれた用紙P上にトナー画像として形成する。
用紙送り装置20は、画像形成部10に対する用紙供給を行う。すなわち、種類(例えば、材質や厚さ、用紙サイズ、紙目)の異なる用紙Pを収容する複数のトレイを備えており、これら複数のトレイのいずれか一つから繰り出した用紙Pを画像形成部10に対して供給するように構成されている。
排紙部30は、画像形成部10にて画像出力が行われた用紙Pの排出を行う。そのために、排紙部30は、画像出力後の用紙Pが排出される排紙トレイを備えている。なお、排紙部30は、画像形成部10から出力される用紙束に対して、裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有したものであってもよい。
画像形成部10には、操作情報部40が設けられている。操作情報部40は、各種の設定や指示の入力及び情報表示に用いられるものである。すなわち、いわゆるユーザインタフェースに相当するもので、具体的には液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成されている。
(1.2)画像形成部の構成及び動作
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて用紙送り装置20のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定されたトレイから繰り出された用紙が画像形成部10へ送り込まれる。
感光体ユニット13は、露光装置12の下方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム131を備えている。感光体ドラム131の回転方向にそって、帯電器132、露光装置12、現像装置14、一次転写ローラ152、クリーニングブレード134が配置されている。
現像装置14は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング141を有する。現像ハウジング141内には、感光体ドラム131に対向して配置された現像ローラ142が配設され、現像ローラ142には、現像剤の層厚を規制する層規制部材(不図示)が近接配置されている。
現像装置14各々は、現像ハウジング141に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム131の表面は、帯電器132により帯電され、露光装置12から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム131上に形成された静電潜像は現像ローラ142によりトナー像として現像される。
転写ユニット15は、各感光体ユニット13の感光体ドラム131にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト151、各感光体ユニット13にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト151に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ152、中間転写ベルト151上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体である用紙に一括転写(二次転写)する二次転写ローラ153、二次転写ローラ153に対向して配置され転写電圧が印加されるバックアップローラ165、から構成されている。
各感光体ユニット13の感光体ドラム131に形成された各色トナー像は、システム制御装置11により制御される電源装置等(不図示)から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ152により中間転写ベルト151上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト151上の重畳トナー像は、中間転写ベルト151の移動に伴って二次転写ローラ153が配置された領域(二次転写部TR)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて用紙送り装置20から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、バックアップローラ165には、システム制御装置11により制御される電源装置等から所定の転写電圧が印加され、用紙Pに中間転写ベルト151上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム131表面の残留トナーは、クリーニングブレード134により除去され、廃トナー収容部(不図示)に回収される。感光体ドラム131の表面は、帯電器132により再帯電される。
定着装置17は一方向へ回転する無端状の定着ベルト17aと、定着ベルト17aの周面に接し、一方向へ回転する加圧ローラ17bと、を有し、定着ベルト17aと加圧ローラ17bの圧接領域によってニップ部(定着領域)が形成される。
転写ユニット15においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置16aを経由して定着装置17に搬送される。定着装置17に搬送された用紙Pは、一対の定着ベルト17aと加圧ローラ17bにより、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着の終了した用紙Pは、用紙搬送装置16bを通過して、排紙部30に送り込まれる。
用紙Pの両面に画像出力を行う場合には、用紙搬送装置16cにより当該用紙Pの表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部30に送り込まれることになる。排紙部30へ送り込まれた用紙Pは、必要に応じて裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を経た後に、排紙トレイ上へ排出される。
(2)画像形成装置のユニット構成と操作
図2は画像形成装置1におけるユニット構成を説明するための模式図、図3(a)は筐体100に対して像形成ユニット130を引き出した状態の模式図、図3(b)は筐体100に対してベルトユニット150を引き出した状態の模式図、図4は像形成ユニット130及びベルトユニット150の交換操作手順を説明するための模式図、図5(a)は像形成ユニット130が筐体100に収容された状態のハンドル操作部200の構造及び作用を説明する背面及び断面模式図、図5(b)は像形成ユニット130が引き出された状態のハンドル操作部200の構造及び作用を説明する断面模式図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、複数の感光体ユニット13(図1参照)を収容する像形成ユニット130と、転写ユニット15を収容するベルトユニット150とを備え、筐体100内に引き出し可能に収容されて配置されている。
(2.1)像形成ユニット
図3(a)に示すように、像形成ユニット130は、用紙Pの搬送方向と直交する方向に(Y方向)に像形成ユニット130を引き出すためのハンドル135を有し、ハンドル135の操作によって、それぞれの感光体ユニット13を一体的に手前側(Y方向:図中矢印A)に引き出すことを可能にしている。
それぞれの感光体ユニット13の交換作業は、像形成ユニット130として、4つの感光体ユニット13をまとめて手前側(Y方向:図中矢印A)に引き出した後、上方からそれぞれの感光体ユニット13に対して着脱操作することができる(Z方向:図中矢印B)。
(2.2)ベルトユニット
図3(b)に示すように、ベルトユニット150は、用紙Pの搬送方向と直交する方向に(Y方向)にベルトユニット150を引き出すためのハンドル202を有し、ハンドル202の回転操作によって、中間転写ベルト151をそれぞれの感光体ユニット13から離間させた後、一体的に手前側(Y方向:図中矢印A)に引き出すことを可能にしている。
転写ユニット15の交換作業は、ベルトユニット150として、手前側(Y方向:図中矢印A)に引き出した後、上方から着脱操作することができる(Z方向:図中矢印B)。
(2.3)像形成ユニット及びベルトユニットの交換操作手順
このようなユニット構成の画像形成装置1における像形成ユニット130及びベルトユニット150の交換操作の手順について、図4を参照しながら説明する。
図4(a−1)は、画像形成装置1の筐体100内に像形成ユニット130とベルトユニット150が収容されて中間転写ベルト151がそれぞれの感光体ドラム131に当接した状態の正面模式図、図4(a−2)は同様の状態の側面模式図である。係る状態から、ベルトユニット150を引き出す場合には、まず、ハンドル202を回転操作して、それぞれの感光体ドラム131から中間転写ベルト151を離間させる(図4(b−1)、(b−2))。
次に、像形成ユニット130のハンドル135を上方に回転させる(図中矢印A)と、ハンドル135の両側に設けられた固定用レバーの爪(不図示)が外れて、像形成ユニット130は筐体100から開放状態となり、一旦、筐体100から操作者側(Y方向)へ移動する(図4(c−1)、(c−2))。
このような状態において、像形成ユニット130を操作者側(Y方向)へ引き出して、感光体ユニット13の交換を行う。
また、この状態で、ベルトユニット150を操作者側(Y方向)へ引き出すこともできる(図4(d−1)、(d−2))。
このような交換操作において、操作者が誤って像形成ユニット130を引き出した状態でハンドル202を回転操作して、中間転写ベルト151を感光体ドラム131に接触させた状態でベルトユニット150又は像形成ユニット130を引き出す虞があった。
その結果、当接した中間転写ベルト151と感光体ドラム131同士の擦れによって、感光体ドラム131表面及び中間転写ベルト151表面に損傷が発生してしまう虞がある。
本実施形態に係る画像形成装置1は、ハンドル202が、像形成ユニット130とベルトユニット150とが共に筐体100の定められた位置に収容されたときにのみ、ハンドル155の回転操作が可能とされるハンドル操作部200を備えて構成されている。
(2.4)ハンドル操作部の構成
図5に示すように、ハンドル操作部200は、回転軸201、ハンドル202、カム部材203、ロック部材204、揺動部材220、から構成されている。
回転軸201は、転写ユニット15における一対の支持部材としての前側板211、後側板212を貫通して配置されている。回転軸201の前側板211側の一端にはハンドル202が固定され、後側板212側の一端にはカム部材203が固定され、ハンドル202の回転操作によって、後側板212側の外側でカム部材203が回転する。
ロック部材204は、全体が円筒形状の段付きシャフトとして形成され、一端側が小径のピン部204a、中央部が大径のシャフト部204b、他端側が小径のシャフト部204cからなる。
ロック部材204は、大径のシャフト部204bが後側板212に設けられた貫通孔212aに挿通され、小径のシャフト部204cにはバネ部材205が挿通され、後側板212に設けられたホルダ206で支持されている。
揺動部材220は、ベルトユニット150の収容側の筐体100に突設された支持部101にピン102を介して、一端側220aが像形成ユニット130に接触し、他端側220bがロック部材204のピン部204aに接触して揺動可能に支持されている。
揺動部材220は、像形成ユニット130及びベルトユニット150の双方が筐体100内に収容された状態では、上下方向(Z方向)に倒立した状態となり、ロック部材204は第1の停止位置へ移動する(図5(a)参照)。
そして、一端側220aに接触した像形成ユニット130が引き出されると、ロック部材204に接触している他端側220bが筐体100側へ揺動し、ロック部材204はバネ部材205に付勢されて第2の停止位置へ移動する(図5(b)参照)。
図5(c)は、カム部材203とロック部材204との位置関係を示す筐体100側に視点を置いた模式図である。
カム部材203は、回転軸201の軸心c1を回転中心として、ハンドル202と一体として回転し、回転軌跡は回転軸201の軸心c1からカム部材203の先端部203aまでの距離R0で表される。
ロック部材204は、小径のピン部204aと大径のシャフト部204bからなる段付きシャフトで、回転軸201の軸心c1から小径のピン部204aの外周面までの距離をR1、回転軸201の軸心c1から大径のシャフト部204bの外周面までの距離をR2としたときに、R1<R0<R2の関係を有して配置されている。
その結果、像形成ユニット130が筐体100内に収容された状態では、ロック部材204は第1の停止位置へ移動して、カム部材203の先端部203aとロック部材204とはR0<R2、すなわちカム部材203の先端部203aとロック部材204のピン部204aの外周面とは干渉することなく、ハンドル202は回転操作可能状態となる(図5(a)参照)。
像形成ユニット130が引き出されると、ロック部材204はバネ部材205に付勢されて第2の停止位置へ移動して、カム部材203の先端部203aとロック部材204とはR1<R0、すなわちカム部材203の先端部203aとロック部材204の大径のシャフト部204bの外周面とが干渉して、ハンドル202は回転操不能状態となる(図5(b)参照)。
(3)像形成ユニット及びベルトユニットの交換操作とハンドル操作部の作用
図6は筐体100から像形成ユニット130を引き出すときのロック部材204の作用を説明するための模式図、図7は筐体100からベルトユニット150を引き出すときのロック部材204の作用を説明するための模式図である。
(3.1)像形成ユニットの交換操作
図6(a−1)は、画像形成装置1の筐体100内に像形成ユニット130とベルトユニット150が収容されて中間転写ベルト151がそれぞれの感光体ドラム131に当接した状態のハンドル操作部200の正面図、図6(a−2)は同様の状態の側面模式図である。
係る状態では、揺動部材220は、上下方向(Z方向)に倒立した状態で、ロック部材204は第1の停止位置に位置している。そのために、カム部材203の先端部203aとロック部材204のピン部204aの外周面とは干渉することなく、ハンドル202は回転操作可能状態となり、像形成ユニット130の引き出しに先立ち、ハンドル202を図6中の矢印Aの方向に回転操作して、それぞれの感光体ドラム131から中間転写ベルト151を離間させることができる(図6(b−1)、(b−2)参照)。
次に、ハンドル202を図6中の矢印Aの方向に回転操作すると、中間転写ベルト151がそれぞれの感光体ドラム131から離間し、像形成ユニット130は、一旦、筐体100から操作者側(Y方向)へ移動する。その結果、揺動部材220の一端側220aは像形成ユニット130との接触が解除され、ロック部材204に接触している他端側220bが筐体100側へ揺動し、ロック部材204はバネ部材205に付勢されて第2の停止位置へ移動する。
そして、カム部材203の先端部203aと大径のシャフト部204bの外周面とが干渉して、ハンドル202は回転操作不能状態となり、離間した感光体ドラム131と中間転写ベルト151との接触が防止される(図6(c−1)、(c−2)参照)。
そして、像形成ユニット130を筐体100から操作者側(Y方向)へ引き出して、感光体ユニット13の交換が行われる状態となる。
この状態では、カム部材203の先端部203aと大径のシャフト部204bの外周面とが干渉して、ハンドル202は回転操作不能状態となり、離間した感光体ドラム131と中間転写ベルト151との接触が防止される(図6(d−1)、(d−2)参照)。
すなわち、ベルトユニット150が筐体100に収容された状態で、像形成ユニット130を筐体100から引き出して行う像形成ユニット130の交換操作においては、像形成ユニット130が筐体100から引き出された状態では、ハンドル202の回転操作を行うことができず、操作者の誤操作を防止して感光体ドラム131及び中間転写ベルト151の損傷を抑制することができる。
(3.2)ベルトユニットの交換操作
図7(a−1)は、画像形成装置1の筐体100内に像形成ユニット130とベルトユニット150が収容されて中間転写ベルト151がそれぞれの感光体ドラム131に当接した状態のハンドル操作部200の正面図、図7(a−2)は同様の状態の側面模式図である。
係る状態では、揺動部材220は、上下方向(Z方向)に倒立した状態で、ロック部材204は第1の停止位置に位置している。そのために、カム部材203の先端部203aとロック部材204のピン部204aの外周面とは干渉することなく、ハンドル202は回転操作可能状態となり、像形成ユニット130の引き出しに先立ち、ハンドル202を回転操作して、それぞれの感光体ドラム131から中間転写ベルト151を離間させることができる。
次に、ハンドル202を図7中の矢印Aの方向に回転操作すると、中間転写ベルト151がそれぞれの感光体ドラム131から離間し、ベルトユニット150は、筐体100から操作者側(Y方向)へ引き出し可能な状態となる(図7(b−1)、(b−2)参照)。
次に、筐体100に対して、ベルトユニット150を引き出し操作すると、揺動部材220の他端側220bはロック部材204のピン部204aとの接触が解除され、ロック部材204はバネ部材205に付勢されて第2の停止位置へ移動する。
そして、カム部材203の先端部203aと大径のシャフト部204bの外周面とが干渉して、ハンドル202は回転操作不能状態となり、離間した感光体ドラム131と中間転写ベルト151との接触が防止される(図7(c−1)、(c−2)参照)。
そして、ベルトユニット150を筐体100から操作者側(Y方向)へ引き出して、転写ユニット15の交換が行われる状態となる(図7(d−1)、(d−2)参照)。
(3.3)像形成ユニット及びベルトユニットの装着操作
以上の説明では、像形成ユニット130とベルトユニット150を画像形成装置1の筐体100内に収容した状態から、それぞれのユニットを引き出して行う交換操作について説明した。しかるに、ハンドル操作部200による回転操作の制限は、像形成ユニット130やベルトユニット150を画像形成装置1の筐体100内に収容する押し込み操作を行う場合にも同様に有効である。
例えば、像形成ユニット130が筐体100に対して引き出されて、揺動部材220の一端側220aと像形成ユニット130が接触していない状態では、ロック部材204は第2の停止位置に位置して、カム部材203の先端部203aと大径のシャフト部204bの外周面とが干渉して、ハンドル202は回転操作不能状態となり、感光体ドラム131と中間転写ベルト151とは離間した状態が保持される。従って、像形成ユニット130の押し込み操作を自由に行っても、感光体ドラム131と中間転写ベルト151との接触が防止され感光体ドラム131及び中間転写ベルト151の損傷を抑制することができる。
また、像形成ユニット130が筐体100に収容された状態で、ベルトユニット150を筐体100内に収容する押し込み操作を行っても、揺動部材220の他端側220bとロック部材204のピン部204aとが接触していないために、ロック部材204はバネ部材205に付勢されて第2の停止位置に位置している。
そのために、カム部材203の先端部203aと大径のシャフト部204bの外周面とが干渉して、ハンドル202は回転操作不能状態となり、感光体ドラム131と中間転写ベルト151とは離間した状態が保持される。従って、ベルトユニット150の押し込み操作を自由に行っても、感光体ドラム131と中間転写ベルト151との接触が防止され感光体ドラム131及び中間転写ベルト151の損傷を抑制することができる。
以上、本発明に係る実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことが可能である。
例えば、本実施形態ではベルトユニットとして、中間転写ベルトを備えた中間転写方式の画像形成装置1について説明したが、搬送ベルト上に保持された記録媒体を介して感光体ドラムと接触して、感光体ドラム上のトナー像を転写・搬送する直接転写方式の画像形成装置であっても適用することができる。
また、タンデム方式の画像形成装置のみならず、1個の感光体ドラムを備えた画像形成装置であっても適用することができる。
1・・・画像形成装置
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50・・・転写ユニット
60・・・定着装置
100・・・筐体
101・・・支持部
102・・・ピン
130・・・像形成ユニット
131・・・感光体ドラム
135・・・ハンドル(像形成ユニット)
150・・・ベルトユニット
151・・・中間転写ベルト
200・・・ハンドル操作部
201・・・回転軸
202・・・ハンドル(ベルトユニット)
203・・・カム部材
203a・・・先端部
204・・・ロック部材
204a・・・ピン部
204b・・・シャフト部(大径)
204c・・・シャフト部(小径)
205・・・バネ部材
206・・・ホルダ
211・・・前側板
212・・・後側板
212a・・・貫通孔
220・・・揺動部材
220a・・・一端側(揺動部材)
220b・・・他端側(揺動部材)

Claims (3)

  1. 筐体と、
    トナー像が形成される像保持体を支持し、前記筐体に対して引き出し可能に収容された像形成ユニットと、
    前記像保持体に当接した状態で画像形成が行われるベルト部材を一対の支持部材で支持し、ハンドル操作部を操作することにより前記ベルト部材を前記像保持体に対して接離するとともに、前記筐体に対して引き出し可能に収容されたベルトユニットと、
    一方の前記支持部材に配置され前記ベルトユニットの引き出し方向に第1の停止位置と第2の停止位置の間で移動可能なロック部材であって、前記像形成ユニットと前記ベルト部材とが共に前記筐体の定められた位置に収容されたときに前記第1の停止位置に位置するロック部材と、
    前記像形成ユニットと前記ベルト部材とが共に前記筐体の定められた位置に収容されたときに前記像形成ユニットに接触する第1の接触部、および、前記ロック部材に接触する第2の接触部、を有する機構と、を備え、
    前記機構は、前記像形成ユニットが前記第1の接触部から離間すると、前記第2の接触部の移動に応じて前記ロック部材を前記第2の停止位置に移動させ、
    前記ハンドル操作部は、前記ロック部材が前記第1の停止位置にあるときにハンドル操作が可能とされ、前記前記ロック部材が前記第2の停止位置にあるときにハンドル操作が不可能とされる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ハンドル操作部、前記一対の支持部材を貫通して配置された回転軸と、一方の前記支持部材の外側で前記回転軸の一端に固定されたカム部材と、を備え、前記ロック部材が第1の停止位置にあるときに前記カム部材が回転可能とされ、前記ロック部材が第2の停止位置にあるときに前記カム部材が回転不能とされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記機構は、揺動部材を有し、
    前記第1の接触部は前記揺動部材の一端側であり、前記第2の接触部は前記前記揺動部材の他端側である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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